JPH0792316A - ホログラムを用いたカラーフィルターの製造方法、及び、そのためのホログラム、ホログラム撮影に用いられる感光板、ホログラム撮影後の露光済み感光板 - Google Patents

ホログラムを用いたカラーフィルターの製造方法、及び、そのためのホログラム、ホログラム撮影に用いられる感光板、ホログラム撮影後の露光済み感光板

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JPH0792316A
JPH0792316A JP23941193A JP23941193A JPH0792316A JP H0792316 A JPH0792316 A JP H0792316A JP 23941193 A JP23941193 A JP 23941193A JP 23941193 A JP23941193 A JP 23941193A JP H0792316 A JPH0792316 A JP H0792316A
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JP
Japan
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hologram
color filter
liquid crystal
photographing
light
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JP23941193A
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Nobuhiko Ichikawa
市川信彦
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回折効率がより高く、不要干渉縞等のない高
品質なホログラムを利用したカラーフィルターの製造方
法、そのためのホログラム、感光板等。 【構成】 背後からバックライトを照射してカラー表示
を行う液晶表示装置のバックライト入射側に配置され、
入射するバックライトを分光して、対応する液晶セル又
は対応する色のカラーフィルターセルに入射させる単数
又は重畳された複数のホログラム、又は、多重記録され
たホログラムからなるホログラムを用いたカラーフィル
ターの製造方法において、ホログラムの撮影時に、ホロ
グラム感材層8の撮影光入射側に反射防止板20を配置
して撮影すると、撮影光10、11の多重反射による不
要干渉縞等のない高品質で回折効率の高いホログラムを
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホログラムを用いたカ
ラーフィルターの製造方法、及び、そのためのホログラ
ム、ホログラム撮影に用いられる感光板、ホログラム撮
影後の露光済み感光板に係わり、特に、ホログラムを用
いてバックライトの利用効率向上を図った液晶表示装置
用カラーフィルターの製造方法等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カラーフィルターを用いたカ
ラー液晶表示装置においては、表示のためにバックライ
トは必要不可欠なものである。しかしながら、カラー液
晶表示装置の背後から白色光をそのまま照射しただけで
は、その利用効率は非常に低い。その原因として、主に
下記に示す理由が挙げられる。
【0003】各色のセル以外のブラック・マトリック
スが占める面積が広く、そこに当たった光は無駄にな
る。 各画素へ入射する白色光の中、R(赤)、G(緑)、
B(青)のカラーフィルターを透過する色成分が制限さ
れてしまうので、その他の補色成分は無駄となってしま
う。 カラーフィルターでの吸収による損失が伴う。
【0004】このような問題を解決すべく、図6に示す
ように、例えばマイクロレンズアレー2をカラーフィル
ター1の前面に設置し、白色光のバックライト3をそれ
ぞれカラーフィルターセルR、G、Bへ集光させるよう
にすることにより、バックライト3の利用効率を上げる
方法が従来より知られている。なお、図6において、符
号4はカラーフィルターセルR、G、B間に設けられた
ブラック・マトリックスを示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法でも、白色光3を各カラーフィルターセルR、G、B
へ分光して照射することはできないために、上記に示
す問題の解決はできない。
【0006】このような状況に鑑み、本発明者は、特願
平5−12170〜1号、同5−14573号、同5−
97517号、同5−149211号において、液晶表
示用バックライト等の利用効率を大幅に向上させるため
に、従来のカラーフィルターと共に用いるホログラムを
利用したカラーフィルター、及び、従来のカラーフィル
ターの代わりに用いるホログラムを利用したカラーフィ
ルター、それらの製造方法を提案した。
【0007】ところで、本発明者の提案に係る上記のホ
ログラムを用いたカラーフィルターをより効率が高く、
不要干渉縞等のない高品質なものにすることが望まれ
る。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、上記の本発明者の提案に係わ
るカラーフィルター用のホログラム撮影時に工夫を施し
て、回折効率がより高く、不要干渉縞等のない高品質な
ホログラムを利用したカラーフィルターの製造方法、及
び、そのためのホログラム、ホログラム撮影に用いられ
る感光板、ホログラム撮影後の露光済み感光板を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のホログラムを用いたカラーフィルターの製造方法
は、背後からバックライトを照射してカラー表示を行う
液晶表示装置のバックライト入射側に配置され、入射す
るバックライトを分光して、対応する液晶セル又は対応
する色のカラーフィルターセルに入射させる単数又は重
畳された複数のホログラム、又は、多重記録されたホロ
グラムからなるホログラムを用いたカラーフィルターの
製造方法において、前記ホログラムの撮影時に、ホログ
ラム感材層の撮影光入射側に反射防止板を配置して撮影
することを特徴とする方法である。
【0010】この場合、反射防止板をインデックスマッ
チング液を介してホログラム感材層と密着させることが
望ましい。さらに、ホログラムの撮影時に、ホログラム
感材層の撮影光入射側と反対側に少なくとも撮影光を吸
収するハレーション防止層を設けて撮影することが望ま
しい。このハレーション防止層としては、溶媒中に撮影
光の波長を吸収する顔料あるいは染料と樹脂とを溶かし
た液を撮影光入射側と反射側に塗布、乾燥して形成する
ことができる。
【0011】また、ホログラム感材層としてフォトポリ
マーを用いる場合、少なくともホログラムの撮影時に、
ホログラム感材層の表面に酸素遮断用の層を設けること
が望ましい。また、撮影後の後処理として加熱処理を必
要とするフォトポリマーを用いる場合、撮影後にホログ
ラム感材層をそれを支持するための基板から剥がし、ホ
ログラム感材層のみを加熱処理することが望ましい。後
者の場合、加熱処理時に一旦剥がしたホログラム感材層
を加熱処理終了後、再び基板上に貼り付けて使用するこ
とが望ましく、その場合、基板上に加熱処理したホログ
ラム感材層を貼り付けるために光学接着剤を用いること
が望ましい。
【0012】また、本発明のカラーフィルター用のホロ
グラムは、背後からバックライトを照射してカラー表示
を行う液晶表示装置のバックライト入射側に配置され、
入射するバックライトを分光して、対応する液晶セル又
は対応する色のカラーフィルターセルに入射させるホロ
グラムからなるカラーフィルター用のホログラムにおい
て、保護フィルム、ホログラム層、光学接着剤層、透明
基板から構成されていることを特徴とするものである。
【0013】さらに、本発明のカラーフィルター用のホ
ログラム撮影に用いられる感光板は、背後からバックラ
イトを照射してカラー表示を行う液晶表示装置のバック
ライト入射側に配置され、入射するバックライトを分光
して、対応する液晶セル又は対応する色のカラーフィル
ターセルに入射させるホログラムからなるカラーフィル
ター用のホログラム撮影に用いられる感光板において、
撮影光入射側から順に、保護フィルム、ホログラム感材
層、透明基板、撮影光を吸収するハレーション防止層か
ら構成されていることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明のカラーフィルター用のホロ
グラムホログラム撮影後の露光済み感光板は、背後から
バックライトを照射してカラー表示を行う液晶表示装置
のバックライト入射側に配置され、入射するバックライ
トを分光して、対応する液晶セル又は対応する色のカラ
ーフィルターセルに入射させるホログラムからなるカラ
ーフィルター用のホログラム撮影後の露光済み感光板に
おいて、保護フィルム、ホログラム層、透明基板から構
成されていることを特徴とするものである。
【0015】
【作用】本発明においては、ホログラムの撮影時に、ホ
ログラム感材層の撮影光入射側に反射防止板を配置して
撮影するので、撮影光の多重反射による不要干渉縞等の
ない高品質で回折効率の高いホログラムを利用したカラ
ーフィルターを得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、まず、本発明の製造方法の対象である
ホログラムを用いたカラーフィルターの代表的なものの
原理について図面を参照にして説明する。まず、図1の
液晶表示装置の断面図を参照にして本発明の第1の形態
のカラーフィルターの原理と作用について説明する。同
図において、規則的に液晶セル6′に区切られた液晶表
示素子6のバックライト3入射側に本発明の対象のカラ
ーフィルターを構成するホログラムアレー5が離間して
配置される。液晶表示素子6背面には、各液晶セル6′
と整列した図6と同様なR、G、Bの着色セル1′及び
その間に設けられたブラック・マトリックス4からなる
カラーフィルター1が配置されるか、又は、着色セル
1′を省き、ブラック・マトリックス4のみが配置され
る。以上の他、図示しない偏光板が液晶表示素子6の両
側に配置される。
【0017】ホログラムアレー5は、液晶表示素子6の
1画素を構成する隣接する3つの液晶セル6′の組各々
に対応して、その画素ピッチと同じピッチでアレー状に
配置された微小ホログラム5′からなり、微小ホログラ
ム5′は液晶表示素子6の各画素に整列して各々1個ず
つ配置されており、各微小ホログラム5′は、ホログラ
ムアレー5の法線に対して角度θをなして入射するバッ
クライト3の中の緑色の成分の光を、その微小ホログラ
ム5′に対応する画素の中心の着色セル1′又は液晶セ
ル6′上に集光するようにフレネルゾーンプレート状に
形成されているものである。そして、微小ホログラム
5′は、回折効率の波長依存性がないかもしくは少な
い、レリーフ型、位相型、振幅型等の透過型ホログラム
からなる。ここで、回折効率の波長依存性がないかもし
くは少ないとは、リップマンホログラムのように、特定
の波長だけを回折し、他の波長は回折しないタイプのも
のではなく、1つの回折格子で何れの波長も回折するも
のを意味し、この回折効率の波長依存性がない回折格子
は、波長に応じて異なる回折角で回折する。
【0018】このような構成であるので、ホログラムア
レー5の液晶表示素子6と反対側の面からその法線に対
して角度θをなして入射する白色のバックライト3を入
射させると、波長に依存して微小ホログラム5′による
回折角は異なり、各波長に対する集光位置はホログラム
アレー5面に平行な方向に分散される。その中の、赤の
波長成分はカラーフィルターセルR又は赤を表示する液
晶セル6′の位置に、緑の成分はカラーフィルターセル
G又は緑を表示する液晶セル6′の位置に、青の成分は
カラーフィルターセルB又は青を表示する液晶セル6′
の位置にそれぞれ回折集光するように、ホログラムアレ
ー5を構成配置することにより、それぞれの色成分は各
カラーフィルターセルR、G、B及びブラック・マトリ
ックス4でほとんど減衰されずに各液晶セル6′を通過
し、対応する位置の液晶セル6′の状態に応じた色表示
を行うことができる。なお、ホログラムアレー5へのバ
ックライト3の入射角度θは、ホログラム記録条件、ホ
ログラムアレー5の厚み、ホログラムアレー5と液晶表
示素子6との距離等の種々の条件により定まるものであ
る。
【0019】このように、ホログラムアレー5をカラー
フィルターとして用いることにより、従来のカラーフィ
ルター用バックライトの各波長成分を無駄なく各色セル
へ入射させることができるため、その利用効率を大幅に
向上させることができる。
【0020】また、上記の第1の形態を変形したものも
考えられる。これを図2を参照にして説明する。図2の
同様の断面図を参照にして本発明の第2の形態のカラー
フィルターの原理と作用について説明する。同図におい
て、規則的に液晶セル6′に区切られた液晶表示素子6
のバックライト3入射側に本発明によるホログラムを用
いたカラーフィルター30が離間して配置される。液晶
表示素子6背面には、各液晶セル6′と整列した図6と
同様なR、G、Bの着色セル1′及びその間に設けられ
たブラック・マトリックス4からなるカラーフィルター
1が配置されるか、又は、着色セル1′を省き、ブラッ
ク・マトリックス4のみが配置される。以上の他、図示
しない偏光板が液晶表示素子6の両側に配置される。
【0021】本発明による第1の形態の変形のカラーフ
ィルター30は、ホログラム27とマイクロレンズアレ
ー28とからなり、マイクロレンズアレー28を構成す
るマイクロレンズ28′は、液晶表示素子6の1画素を
構成する隣接する3つの液晶セル6′の組各々に対応し
て、その画素ピッチと同じピッチでアレー状に配置され
ている。また、ホログラム27は、回折格子の作用をす
る一様な干渉縞からなり、回折効率の波長依存性がない
かもしくは少ない、レリーフ型、位相型、振幅型等の透
過型ホログラムからなる。
【0022】このような構成であるので、ホログラム2
7の液晶表示素子6と反対側の面からその法線に対して
角度θをなしてバックライト3を入射させると、波長に
依存して異なる角度で回折され、ホログラム27の射出
側に分散される。ホログラム27の入射側又は出射側に
配置されたマイクロレンズ28′により、この分散され
た光は、その焦点面に波長毎に分離されて集光する。そ
の中の、赤の波長成分はカラーフィルターセルR又は赤
を表示する液晶セル6′の位置に、緑の成分はカラーフ
ィルターセルG又は緑を表示する液晶セル6′の位置
に、青の成分はカラーフィルターセルB又は青を表示す
る液晶セル6′の位置にそれぞれ回折集光するように、
カラーフィルター30を構成配置することにより、それ
ぞれの色成分は各カラーフィルターセルR、G、B及び
ブラック・マトリックス4でほとんど減衰されずに各液
晶セル6′を通過し、対応する位置の液晶セル6′の状
態に応じた色表示を行うことができる。なお、ホログラ
ム27へのバックライト3の入射角度θは、ホログラム
記録条件、ホログラム27の厚み、ホログラム27と液
晶表示素子6との距離等の種々の条件により定まるもの
である。
【0023】このような配置において、ホログラム27
として、集光性でなく一様な干渉縞からなる回折効率の
波長依存性がないかもしくは少ない透過型ホログラムを
用いることができるため、ホログラム27をマイクロレ
ンズアレー28の各マイクロレンズ28′と位置合わせ
する必要がない点、及び、マイクロレンズアレー28の
ピッチが図6の従来の場合の3倍になり、作りやすくか
つ整列しやすい点に特長がある。
【0024】次に、図3の同様の断面図を参照にして本
発明の対象の第2の形態のカラーフィルターの原理と作
用について説明する。同図において、規則的に液晶セル
6′に区切られた液晶表示素子6のバックライト3入射
側に本発明の対象のカラーフィルターを構成するホログ
ラムアレー15が離間して配置される。液晶表示素子6
背面には、各液晶セル6′と整列した図6と同様なR、
G、Bの着色セル1′及びその間に設けられたブラック
・マトリックス4からなるカラーフィルター1が配置さ
れるか、又は、着色セル1′を省き、ブラック・マトリ
ックス4のみが配置される。以上の他、図示しない偏光
板が液晶表示素子6の両側に配置される。
【0025】ホログラムアレー15は、2枚のホログラ
ム16、17を重畳したものか、又は、1枚の感光材料
中に2つのホログラム16、17を二重に重ねて多重記
録されてなるものであり、液晶表示素子6の1画素を構
成する隣接する3つの液晶セル6′の組各々に対応し
て、その画素ピッチと同じピッチでアレー状に配置され
た微小ホログラム15′からなっている。微小ホログラ
ム15′は液晶表示素子6の各画素に整列して各々1個
ずつ配置されており、各微小ホログラム15′の中のホ
ログラム16に属する部分は、ホログラムアレー15に
ほぼ垂直に入射する白色のバックライト3の中の赤の波
長成分を選択的に回折して、その微小ホログラム15′
に対応する画素のカラーフィルターセルR又は赤を表示
する液晶セル6′の位置に集光するように波長選択性の
あるフレネルゾーンプレート状に形成されており、ま
た、各微小ホログラム15′の中のホログラム17に属
する部分は、ホログラムアレー15にほぼ垂直に入射す
る白色のバックライト3の中の青の波長成分を選択的に
回折して、その微小ホログラム15′に対応する画素の
カラーフィルターセルB又は青を表示する液晶セル6′
の位置に集光するように波長選択性のあるフレネルゾー
ンプレート状に形成されている。ここで、波長選択性が
あるホログラムとは、リップマンホログラムのように、
特定の波長だけを回折し、他の波長は回折しないで透過
させるタイプのものである。したがって、液晶表示装置
の背後からカラーフィルター15に垂直に入射する白色
のバックライト3の中の青の波長成分の大部分は青色用
ホログラム17により回折集光されてカラーフィルター
セルB又は青を表示する液晶セル6′の位置に入射し、
赤の波長成分の大部分は赤色用ホログラム16により回
折集光されてカラーフィルターセルR又は赤を表示する
液晶セル6′の位置に入射する。ホログラム17、16
により回折集光されない緑の成分は、ホログラムアレー
15を通過して直進し、カラーフィルターセルR、G、
B又はそれらの色を表示する液晶セル6′に3分の1ず
つ入射するが、カラーフィルターセルR、Bに入射した
分はその位置のフィルターにより遮断され(カラーフィ
ルターの着色セル1′を省く場合は、緑成分が青及び赤
を表示する液晶セル6′の位置に入射してしまうので、
以下に述べるホログラム3枚重ね又は三重に多重記録す
る方がより彩度が上がる。)、カラーフィルターセルG
又は緑を表示する液晶セル6′の位置にのみに実効的に
入射する。それぞれの波長成分はほとんど減衰されずに
各液晶セル6′を通過し、対応する位置の液晶セル6′
の状態に応じた色表示を行うことができる。なお、この
代わりに、同様に波長選択性のあるフレネルゾーンプレ
ート状の緑色用ホログラムをさらに加えるか三重に多重
記録して、3枚のホログラムそれぞれにより対応するカ
ラーフィルターセル又は液晶セル6′へ対応する波長成
分を回折集光させて入射させるようにしてもよい、この
場合は、ホログラムの枚数又は多重記録の回数は増える
が、バックライト3の各波長成分を無駄なく各色セル
R、G、B又は液晶セル6′へ入射させることができる
ため、その利用効率はさらに向上する。
【0026】ところで、上記の図1、図3のものにおい
ては、1画素を構成するカラーフィルターセルR、G、
B又は3つの液晶セル6′の組各々に対応して、フレネ
ルゾーンプレート状の微小ホログラム5′、15′を整
列して配置するものであったが、回折効率の波長依存性
がないかもしくは少ない一様な回折格子状のホログラム
と画素ピッチに相当するピッチを有するマイクロレンズ
アレーとを組み合わせて、又は、波長選択性がある一様
な回折格子状のホログラムを2ないし3枚重ねるか多重
記録したものに同様のマイクロレンズアレーを組み合わ
せて、同様に、ホログラムの分光性又は回折の波長選択
性を利用して、液晶表示用バックライトの利用効率を大
幅に向上させることができる。
【0027】さて、以上のようなカラーフィルターを構
成するホログラムを製造するには、回折効率の波長依存
性がない場合も、波長選択性がある場合も、何れも、二
光束干渉撮影により作製する。図4は、その1例として
図1のようにバックライト3をホログラムアレー5の法
線に対して所定の角度をなして入射させるものの撮影光
学系を示すものであり、基板ガラス7上に配置されたホ
ログラム感材8に対してほぼ垂直に収束レンズ9からの
集光光束10を、また、感材8の法線に対して所定の角
度θにほぼ等しい角度で平行光束11を入射させて感材
8中で両者を干渉させて1つの微小ホログラムを撮影
し、次いで1画素ピッチL分だけ感材8を相対的に移動
させて隣接する微小ホログラムを同様に撮影し、これと
同様にステップ・アンド・リピートしてホログラム感材
8面全体にホログラムアレーを撮影し、感材8を現像し
てホログラムアレー5を作製することができる。ここ
で、ホログラム感材8としては、回折効率の波長依存性
がないかもしくは少ないものを得るには比較的薄く、ま
た、波長選択性のあるものにするには比較的厚くすれば
よい。なお、集光光束10と平行光束11とは、同一光
源からの光をビームスプリッター等により2分割したも
ので、相互に可干渉な光である。
【0028】ところで、本発明で対象とするカラーフィ
ルター用のホログラムを以上のような二光束干渉撮影に
より作製する場合、撮影光の一部がホログラム感材層8
表面で反射して入射できないと共に、感材層8及び基板
ガラス7中で繰り返し反射を起こし、不要な干渉縞が形
成されてしまい、カラーフィルター用ホログラムとして
使用した場合、その性能に悪影響を及ぼすことがある。
【0029】このような問題を解消するために、本発明
においては、撮影光の入射側に表面反射防止層を、入射
側と反射側にハレーション防止層を設けるようにする。
すなわち、図5に示すように、表面反射防止層として、
透明基板18の撮影光10、11入射側に反射防止膜1
9を設けて構成した反射防止板20を用い、これをイン
デックスマッチング液21を介してホログラム感材層8
上に張り付ける。また、基板ガラス7の裏面にハレーシ
ョン防止層22を設ける。
【0030】ここで、反射防止板20は、プラスチック
やガラス等の透明基板18の表面上に真空蒸着法等によ
り所望の屈折率を有する単層あるいは積層薄膜からなる
反射防止膜19を形成して構成されるもので、例えば、
上記基板18上に単層として反射防止膜を形成する場合
には、MgF2 やSiO2 等の低屈折率材料の薄膜を、
この屈折率nとの関係において、光学的膜厚dをnd=
λ/4(ただし、λは設計波長で、500〜580n
m)と設定して、単層反射防止膜を形成する。また、2
層膜として形成する場合には、上記基板18上にまずT
lO2 やZrO2あるいはIn2 3 等の高屈折率材料
の薄膜を、この屈折率n1 との関係において、光学的膜
厚d1 をn1 1 =λ/2(ただし、λは設計波長で、
500〜580nm)と設定して形成し、次に、この高
屈折率薄膜上に前記単層の場合と同様の低屈折率薄膜を
積層させることにより、2層膜の形成が行われる。な
お、3層以上の場合でも、まず基板18側に屈折率の高
い薄膜を形成し、順次中屈折率層、例えばAl2 3
MgO、Y2 3 等の薄膜を形成後、上記低屈折率薄膜
を積層する。つまり、上記何れの場合でも、最上層は低
屈折率薄膜を形成することによって反射防止板20が構
成される。
【0031】次に、ハレーション防止層22としては、
溶媒(例えば、アセトン、メチルエチルケトン、イソプ
ロピルアルコール、キシレン)等に、撮影光10、11
(例えば、ホログラム5の場合、450〜600nm程
度の青〜緑色域の波長)を吸収するような染料(例え
ば、メロシアニン、芳香族ケトン、チオキサンテン、チ
オピリリウム塩、キノリン、スチリルキノリン系色素)
及び使用する溶剤に可溶であるバインダー(例えば、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂)を混ぜたものを
基板ガラス7の裏面の空気との界面に塗布し、乾燥す
る。
【0032】なお、ホログラム感材8として重合タイプ
のフォトポリマーを使用する場合、空気中の酸素はその
中のモノマー等の重合を阻止する作用があるので、ホロ
グラム感材8表面を酸素遮断用の層、例えばポリエチレ
ンテレフタレート、ポリビニルアルコール、トリアセテ
ート等からなる層で覆うことが望ましい。
【0033】このような配置で撮影して製造した液晶表
示装置のカラーフィルター用のホログラムは、回折効率
が高く、不要干渉縞等がない高品質なものとなった。
【0034】ところで、ホログラム感材8としてドライ
処理タイプのフォトポリマーであって露光後に加熱処理
を必要とするもの(例えば、米国デュポン社製 オムニ
デックス352)を用いる場合、図5のような配置で露
光後、基板ガラス7にこのフォトポリマーからなるホロ
グラム感材8を貼り付けたまま加熱処理すると、基板ガ
ラス7とホログラム感材8の熱膨張係数の違いから、ホ
ログラム感材8中に歪みが残って干渉縞が乱れてしまう
ため、フィルターの品質が劣ることになる。そこで、加
熱処理の前にホログラム感材8を基板ガラス7から剥が
し、ホログラム感材8のみを加熱処理する。この処理
後、同じ基板ガラス又は別の基板ガラスに現像処理済み
のホログラム8を貼り付けてホログラム5、15等とし
て用いる。なお、この貼り付けの際、屈折率が基板ガラ
ス及びホログラム8に近い光学接着剤を用いることが望
ましい。
【0035】以下、具体的な例について説明する。図5
のような配置において、ハレーション防止層22とし
て、染料に、保土谷化学(株)のSPILON RE
D BEHを用い、バインダーに、THE INCT
EC INK(諸星インク(株))のMR−Hを用い、
溶媒に、純正化学(株)のMEK(メチルエチルケト
ン)を用い、これらを混合させた後、ホログラム感材8
の基板ガラス7の入射と反射側上に刷毛塗りし、その
後、溶媒を蒸発させて乾燥させ、ハレーション防止層2
2とした。このようなハレーション防止層22を用い
て、後記の条件でホログラムを撮影したところ、この層
22が存在することによって、裏面でのハレーション、
繰り返し反射等を防止でき、高品質ホログラムが作成で
きた。
【0036】そして、図5における反射防止板20に
は、誘電体多層膜減反射コーティング19を施したBK
−7光学ガラス18を用いた。この反射防止ガラス20
は、使用するアルゴンレーザー(波長514.5nm)
において、最大反射率0.25%まで反射を抑えてい
る。この反射防止ガラス20としては、キノ・メレスグ
リオ(株)製のものを用いた。
【0037】図5において、上記反射防止ガラス20
を、インデックスマッチング液21としてキレシンを介
して、ホログラム感材8のカバーフィルム(図示なし)
上へ貼り付けた。
【0038】ホログラム感材8上に配置されるカバーフ
ィルムには、酸素遮断性と耐溶剤(この場合、キシレ
ン)性を有するポリエチレンテレフタレート(PET)
フィルムを用いた。具体的に、商品名として、デュポン
社製のMylarフィルムを用いた。
【0039】以上のような層構成を用いて、ホログラム
を撮影した。図5において、ホログラム感材8の感光材
料としてフォトポリマー(デュポン社 オムニデックス
352)の膜厚6μm、屈折率差Δn0.03のものを
用い、光源として波長514.5nm、アルゴン5Wレ
ーザー(スペクトラフィジック社製 モデルSP202
0−055)を電流30A、出力0.1Wの514.5
nmシングルモード状態で用い、集光光束10として、
焦点距離106mmの収束レンズ9であって、その光軸
が感材8に対し垂直な角度をなし、感材8を通しその背
後の厚さ1.1mmの基板ガラス7の背面上に焦点が位
置する収束レンズ9によって集光される光を用い、平行
光束11として、感材8の法線に対して68.0°の角
度をなす平行光を用いて、以下の記録条件で撮影及び後
処理条件で後処理して作製した。
【0040】 記録条件:物体光強度(乾板面上):0.5mW/cm2 参照光強度(乾板面上):0.5mW/cm2 計 :1.0mW/cm2 撮影時間 :40秒 露光量 :40mJ/cm2 後処理条件:紫外線照射 :10分、100mJ/cm2 加熱 :120℃、2時間 ホログラム寸法 :縦48mm×横300μm(ストライプ 状) 上記おいて、ホログラム撮影後、まず反射防止ガラス2
0を取り除き、また、基板ガラス7の裏面からハレーシ
ョン防止層22を剥離し、続いて、紫外線照射して、こ
のままの形態で加熱処理して最終製品にすることも可能
であるが、紫外線照射後、基材ガラス7からホログラム
層8とカバーフィルムを一体に剥離し、加熱処理を行っ
た。ガラス基板7から剥離し、感材8とカバーフィルム
のみの状態で加熱する理由は、ガラスとフィルム部との
熱膨張係数が異なることにより、ホログラム記録層8に
歪みが生じ、製品の最終的な光学特性を著しく損なうこ
とを防止するためである。
【0041】加熱条件として、120℃、2時間、フィ
ルムを恒温槽内にクリップで吊るして行った。この方法
で加熱したフィルムは、前述のような歪みによる不良を
生じない良好な性能を有するホログラムとなった。
【0042】この加熱後のフィルムの形態のままで最終
製品にすることも可能であるし、下記のガラス等の基板
への再貼付した形態で最終製品とすることも可能であ
る。
【0043】次に、加熱処理後のフィルムのガラス等基
板への再貼付についての例を示す。再ラミネートするた
めの基板としてガラス板を用い、その上にホログラムフ
ィルムをラミネートするために光学接着剤を使用した。
使用した光学接着剤は、ノーランド社製NOA61(品
番)であり、これをガラス板表面に塗り付け、ホログラ
ムフィルムを感材8側を向けてラミネートした後、カバ
ーフィルム側から紫外線を照射して光学接着剤を硬化さ
せた。紫外線照射条件は、100W水銀ランプによる1
0分間の露光であった。この光学接着材は収縮率が小さ
いために、光学特性を乱すことなくホログラムを再ラミ
ネートできた。
【0044】以上、本発明のホログラムを用いたカラー
フィルターの製造方法、及び、そのためのホログラム、
ホログラム撮影に用いられる感光板、ホログラム撮影後
の露光済み感光板を実施例に基づいて説明してきたが、
本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能で
ある。なお、複数枚のホログラムを重畳してカラーフィ
ルターを構成する場合、各ホログラムの撮影において、
上記の方法を適用することが望ましい。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のホログラムを用いたカラーフィルターの製造方法、及
び、そのためのホログラム、ホログラム撮影に用いられ
る感光板、ホログラム撮影後の露光済み感光板による
と、ホログラムの撮影時に、ホログラム感材層の撮影光
入射側に反射防止板を配置して撮影するので、撮影光の
多重反射による不要干渉縞等のない高品質で回折効率の
高いホログラムを利用したカラーフィルターを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の形態のホログラムを用いたカラーフィル
ターを組み込んだ液晶表示装置の断面図である。
【図2】第1の形態の変形のホログラムを用いたカラー
フィルターを組み込んだ液晶表示装置の断面図である。
【図3】第2の形態のホログラムを用いたカラーフィル
ターを組み込んだ液晶表示装置の断面図である。
【図4】カラーフィルター用ホログラムの1つの撮影光
学系の配置を示す図である。
【図5】本発明による1実施例のホログラム撮影光学系
の配置を示す図である。
【図6】従来の液晶表示装置の照明方法を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1…カラーフィルター(従来型) 1′…着色セル 3…バックライト 4…ブラック・マトリックス 5…ホログラムアレー 5′…微小ホログラム 6…液晶表示素子 6′…液晶セル 7…基板ガラス 8…ホログラム感材 9…収束レンズ 10…集光光束 11…平行光束 15…ホログラムアレー 15…微小ホログラム 16、17…ホログラム 18…透明基板 19…反射防止膜 20…反射防止板 21…インデックスマッチング液 22…ハレーション防止層 27…ホログラム 28…マイクロレンズアレー 28′…マイクロレンズ 30…カラーフィルター

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背後からバックライトを照射してカラー
    表示を行う液晶表示装置のバックライト入射側に配置さ
    れ、入射するバックライトを分光して、対応する液晶セ
    ル又は対応する色のカラーフィルターセルに入射させる
    単数又は重畳された複数のホログラム、又は、多重記録
    されたホログラムからなるホログラムを用いたカラーフ
    ィルターの製造方法において、前記ホログラムの撮影時
    に、ホログラム感材層の撮影光入射側に反射防止板を配
    置して撮影することを特徴とするホログラムを用いたカ
    ラーフィルターの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記反射防止板をインデックスマッチン
    グ液を介してホログラム感材層と密着させることを特徴
    とする請求項1記載のホログラムを用いたカラーフィル
    ターの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ホログラムの撮影時に、ホログラム
    感材層の撮影光入射側と反対側に少なくとも撮影光を吸
    収するハレーション防止層を設けて撮影することを特徴
    とする請求項1又は2記載のホログラムを用いたカラー
    フィルターの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ハレーション防止層が、溶媒中に撮
    影光の波長を吸収する顔料あるいは染料と樹脂とを溶か
    した液を撮影光入射側と反射側に塗布、乾燥して形成す
    ることを特徴とする請求項3記載のホログラムを用いた
    カラーフィルターの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ホログラム感材層としてフォトポリ
    マーを用い、少なくとも前記ホログラムの撮影時に、ホ
    ログラム感材層の表面に酸素遮断用の層を設けることを
    特徴とする請求項1から4の何れか1項記載のホログラ
    ムを用いたカラーフィルターの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ホログラム感材層として、撮影後の
    後処理として加熱処理を必要とするフォトポリマーを用
    い、撮影後に前記ホログラム感材層をそれを支持するた
    めの基板から剥がし、ホログラム感材層のみを加熱処理
    することを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載
    のホログラムを用いたカラーフィルターの製造方法。
  7. 【請求項7】 加熱処理時に一旦剥がしたホログラム感
    材層を加熱処理終了後、再び基板上に貼り付けることを
    特徴とする請求項6記載のホログラムを用いたカラーフ
    ィルターの製造方法。
  8. 【請求項8】 基板上に加熱処理したホログラム感材層
    を貼り付けるために光学接着剤を用いることを特徴とす
    る請求項7記載のホログラムを用いたカラーフィルター
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 背後からバックライトを照射してカラー
    表示を行う液晶表示装置のバックライト入射側に配置さ
    れ、入射するバックライトを分光して、対応する液晶セ
    ル又は対応する色のカラーフィルターセルに入射させる
    ホログラムからなるカラーフィルター用のホログラムに
    おいて、保護フィルム、ホログラム層、光学接着剤層、
    透明基板から構成されていることを特徴とするカラーフ
    ィルター用のホログラム。
  10. 【請求項10】 背後からバックライトを照射してカラ
    ー表示を行う液晶表示装置のバックライト入射側に配置
    され、入射するバックライトを分光して、対応する液晶
    セル又は対応する色のカラーフィルターセルに入射させ
    るホログラムからなるカラーフィルター用のホログラム
    撮影に用いられる感光板において、撮影光入射側から順
    に、保護フィルム、ホログラム感材層、透明基板、撮影
    光を吸収するハレーション防止層から構成されているこ
    とを特徴とするカラーフィルター用のホログラム撮影に
    用いられる感光板。
  11. 【請求項11】 背後からバックライトを照射してカラ
    ー表示を行う液晶表示装置のバックライト入射側に配置
    され、入射するバックライトを分光して、対応する液晶
    セル又は対応する色のカラーフィルターセルに入射させ
    るホログラムからなるカラーフィルター用のホログラム
    撮影後の露光済み感光板において、保護フィルム、ホロ
    グラム層、透明基板から構成されていることを特徴とす
    るカラーフィルター用のホログラムホログラム撮影後の
    露光済み感光板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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