JPH079174Y2 - 暗記用具 - Google Patents

暗記用具

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JPH079174Y2
JPH079174Y2 JP8762490U JP8762490U JPH079174Y2 JP H079174 Y2 JPH079174 Y2 JP H079174Y2 JP 8762490 U JP8762490 U JP 8762490U JP 8762490 U JP8762490 U JP 8762490U JP H079174 Y2 JPH079174 Y2 JP H079174Y2
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美佐子 中村
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美佐子 中村
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は暗記用具に関するものである。
【従来の技術】
学生や児童の学習には暗記しなくては成らない事項が多
くある。 そして、多くの事項を暗記する場合、例えば特公昭57-3
7871号に示されているように、印刷されている文章中の
暗記しようとする領域を着色しても読めるような有る特
定の色に着色し、その上方に当該特定の色と補色関係に
ある色に着色された透視可能なシートを被せることによ
り、特定の色の部分を読めないようにして当該部分を暗
記するようにした暗記用具が一般的に知られている。
【考案が解決しようとする問題点】
上記公報の従来の暗記用具では、先ず、暗記しようとす
る部分に特定に色で塗り潰さなくては成らず面倒で有る
うえ、特定の色で塗り潰された文章はそのままでも見苦
しく読みにくいと言う問題があった。 加えて、この特定の色と補色を成す色に着色されたカバ
ーで覆われるために特定の色で塗り潰されていない部分
の文章も読みにくく成ると言う問題がある。 更に、一旦特定の色で塗り潰して着色された文章は元の
白紙の状態に戻り難く、異なる場所を更に特定の色で塗
り潰すと文章として読むことが出来なくなるために再使
用することが出来ないと言う問題もあった。 本考案は上記問題点に鑑み提案されたもので、暗記しよ
うとする部分を塗り潰すことなく、且つ異なる場所でも
同じ暗記用原稿を何度も繰り返して使用することが出来
る暗記用具を提供できるようにすることを目的とするも
のである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本考案にかかる暗記用具は、
板状磁性体と、板状磁性体の上方に配設される透視可能
なシートと、該透視用シートの上面から板状磁性体に吸
着する磁性吸着体とからなり、板状磁性体とその上面に
配設される透視用シートとの間に暗記用原稿を介在さ
せ、該透視用シートの上面から暗記用原稿の暗記部分に
載せた磁性吸着体を板状磁性体に吸着支持させて該暗記
部分を遮蔽するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【作用】
先ず、暗記用原稿を板状磁性体の上面に載せ置き、次に
透視用シートを暗記用原稿の上面を覆う状態に載せる。 然る後、暗記用原稿の暗記部分に磁性吸着体を置き、こ
の磁性吸着体を板状磁性体に吸着させると、暗記用原稿
の暗記部分が磁性吸着体で隠された状態で、透視用シー
ト及び暗記用原稿が磁性吸着体と板状磁性体との吸着力
により確りと保持されるのである。 尚、暗記用原稿の暗記部分を変更する場合には磁性吸着
体の位置を変更することになる。 また、暗記用原稿を収納したり取り替えるために板状磁
性体と透視用シートの間から暗記用原稿を取り出す場合
には上記の手順とは逆に、先ず磁性吸着体を取除き、次
に透視用シートを持ち上げれば暗記用原稿は簡単に取り
出すことが出来るのである。
【実施例】
以下本考案にかかる暗記用具の実施例を図面に基づいて
説明する。 第1図は暗記用具の分解斜視図であって、図中符号1は
暗記用具を全体的に示す。 この暗記用具1は、板状磁性体2と、この板状磁性体2
の一側辺2aに連結された部分を回動中心として開閉可能
に設けられた透視用シート3と、透視用シート3の自由
端部に設けられた固定用磁石4と、板状磁性体2の上面
に載置される暗記用原稿5と、暗記用原稿5の暗記部分
を遮蔽する磁性吸着体6とを備えて構成されている。 上記板状磁性体2は、薄い鋼板で身7と蓋8とからなる
厚みの比較的薄い箱状に形成されており、蓋8の上面8a
が暗記用原稿5の載置面に形成されている。 透視用シート3は、上面部分を艶消し処理された半透明
に形成され、艶消し処理された上面には鉛筆9やシャー
プペンシル等で文字を書いたり、これを消しゴム10で消
したりすることが出来るようになっている。 透視用シート3の自由端部に設けられた固定用磁石4及
び暗記用原稿5の暗記部分を遮蔽する磁性吸着体6は、
磁性粉をゴムに混練し板状に成形した所謂“ゴム磁石”
で矩形に形成されており、なかでも磁性吸着体6は幅及
び長さを種々異ならせた複数のもので構成されている。 また、暗記用原稿5及び鉛筆9、消しゴム10や磁性吸着
体6は搬送時や暗記用具1の不使用時には板状磁性体2
内に収納されるようになっている。 上記のように構成された暗記用具1の使用方法について
次に説明する。 先ず、箱状に形成されている板状磁性体2の蓋8を開
き、中に収納されている暗記用原稿5を取り出す。 次に、透視用シート3を板状磁性体2の一側片2aに連結
された部分を回動中心として開き、蓋8の上面8aの載置
面に暗記用原稿5を載せた後、暗記用原稿5を覆うよう
に透視用シート3を閉じ、固定用磁石4を板状磁性体2
の蓋8の上面に吸着させると、透視用シート3は蓋8の
上面との間に暗記用原稿5を介在させた状態で確りと固
定されるのである。 この時、透視用シート3はその上面部分が艶消し処理さ
れているが、透視用シート3が暗記用原稿5に密着され
た状態では暗記用原稿5の文章は明瞭に読める状態にな
る。 そして、例えば第1図及び第2図に示すように、暗記用
原稿5が演習問題で有るような場合、暗記用原稿5の答
(暗記部分)Aに板状磁性体2の身7に収納されている
磁性吸着体6を取り出して載せ蓋8に吸着させると、暗
記用原稿5の答が磁性吸着体6で隠された状態で、暗記
用原稿5が透視用シート3と蓋8との間に磁性吸着体6
の吸着力で確りと保持されるのである(第3図参照)。 答が隠された状態にした後、問題Qに従い、透視用シー
ト3の余白部分を利用して鉛筆9等で実際に演習問題を
解いて行くと、この問題の解法が自然に暗記できるので
ある。 尚、暗記用原稿5を変更する場合は、上記の手順とに逆
に、先ず磁性吸着体6を取り除いてから固定用磁石4の
吸着を解除し、次に透視用シート3を持ち上げれば暗記
用原稿5は簡単に差し替えることが出来るのである。 尚、上記実施例では板状磁性体2を薄い鋼板で身7と蓋
8とからなる厚みの比較的厚さの薄い箱状に形成するよ
うにしてあるが、これを1枚の鋼板で形成するようにし
ても良いことは勿論であり、箱状に形成したり、1枚の
鋼板で板状磁性体2を形成した場合にその裏面に補強を
施すようにしてもよいことは言うまでもないことであ
る。 また、上記実施例では板状磁性体2を薄い鋼板で形成
し、磁性吸着体6及び固定用磁石4を“ゴム磁石”で形
成するようにしてあるが、これを逆に板状磁性体2を薄
い鋼板に“ゴム磁石”を貼着し、磁性吸着体6及び固定
用磁石4を薄い鋼板で形成することも出来るし、双方と
も“ゴム磁石”乃至は磁石で形成するようにしても良い
ことは勿論である。 此処で、暗記部分を覆う磁性吸着体の面積が小さく、暗
記部分が磁性吸着体からはみ出るような場合には、この
はみ出た部分を拭き取り可能なマーキングペンで塗り潰
すようにすることもできるし、拭き取り可能なマーキン
グペンを使用する時は、その板状磁性体2の上面を所謂
“ホワイトボード”として使用することも出来る。 加えて、透視用シート3を固定用磁石4で固定するよう
にしてあるが、この機能を磁性吸着体6で兼ねさせて固
定用磁石4を省略することもできる。 更に、透視用シート3は必ずしも板状磁性体2にその一
辺が連結される必要は無く、独立した1枚のシートであ
ってもよいし、表面の艶消し処理を無くして透明にした
り、目に優しい薄いグリーンやブルーに着色することも
出来るのは勿論である。
【考案の効果】
本考案の暗記用具は以上に説明したように、暗記用原稿
を板状磁性体の上面に載せた後、透視用シートを暗記用
原稿の上面を覆う状態に載せ、暗記用原稿の暗記部分に
磁性吸着体を置いて、磁性吸着体を板状磁性体に吸着さ
せるようにしてあるので、従来の暗記用具のように暗記
用原稿の暗記しようとする部分に特定の色で塗り潰すと
言う面倒な作業を無くすことが出来、その取り扱いを簡
便なものにすることが出来ると言う利点がある。 然も、暗記用原稿の上方を覆う透視用シートは着色しな
くても済み、透視用シートを殆ど無色に近い透明または
半透明にして暗記用原稿を読み易くすることが出来、そ
の分暗記の効率をあげることもできると言う利点もあ
る。 加えて、暗記用原稿には従来例のような比較的濃い色の
着色をしないので、暗記用原稿は綺麗なままに保つこと
が出来るという利点もある。 また、暗記用原稿の暗記部分を変更する場合には磁性吸
着体の位置を変更するだけで済み、異なる場所を暗記す
るのにも同じ原稿を繰り返して使用することができると
言う利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案にかかる暗記用具の一実施例を示し、第1
図は暗記用具の分解斜視図、第2図は使用状態の正面
図、第3図はその縦断側面図である。 1……暗記用具、2……板状磁性体、3……透明シー
ト、5……暗記用原稿、6……磁性吸着体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状磁性体と、板状磁性体の上方に配設さ
    れる透視可能なシートと、該透視用シートの上面から板
    状磁性体に吸着する磁性吸着体とからなり、板状磁性体
    とその上面に配設される透視用シートとの間に暗記用原
    稿を介在させ、該透視用シートの上面から暗記用原稿の
    暗記部分に載せた磁性吸着体を板状磁性体に吸着支持さ
    せて該暗記部分を遮蔽するようにしたことを特徴とする
    暗記用具。
JP8762490U 1990-08-21 1990-08-21 暗記用具 Expired - Lifetime JPH079174Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8762490U JPH079174Y2 (ja) 1990-08-21 1990-08-21 暗記用具

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JP8762490U JPH079174Y2 (ja) 1990-08-21 1990-08-21 暗記用具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0444668U JPH0444668U (ja) 1992-04-15
JPH079174Y2 true JPH079174Y2 (ja) 1995-03-06

Family

ID=31820127

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8762490U Expired - Lifetime JPH079174Y2 (ja) 1990-08-21 1990-08-21 暗記用具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101042596B1 (ko) * 2010-10-19 2011-06-20 윤창요 한글교습도구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101042596B1 (ko) * 2010-10-19 2011-06-20 윤창요 한글교습도구

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JPH0444668U (ja) 1992-04-15

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