JPH078963U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH078963U
JPH078963U JP3649393U JP3649393U JPH078963U JP H078963 U JPH078963 U JP H078963U JP 3649393 U JP3649393 U JP 3649393U JP 3649393 U JP3649393 U JP 3649393U JP H078963 U JPH078963 U JP H078963U
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JP3649393U
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徹 橋口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無半田結線が可能で、しかも、高周波特性に
優れたコネクタを提供すること。 【構成】 プレスフィット部20,30、接触部21,
31、及びプレスフィット部20,30と接触部21,
31とを接続する接続部22,32を有している略平板
状のコンタクト2,3と、複数のコンタクト2,3がコ
ネクタピッチ方向Pで複数列に植設されているインシュ
レータ4とを含むコネクタ1において、プレスフィット
部20,30及び接続部22,32の板厚方向がコネク
タピッチPと平行であり、プレスフィット部20,30
の圧入方向上端に、接続部22,32の厚さよりも厚い
押圧部23,33が設けられていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コネクタに関し、特に、コンタクトにプレスフィット部を設けるこ とにより、無半田結線を可能としたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のコネクタは、図4及び図5に示すように、基板7のスルーホー ル70内に圧入されるプレスフィット部20、基板7の面71と平行な方向で相 手側コネクタ(図示せず)のコンタクトと嵌脱自在に接触する接触部21、及び プレスフィット部20と接触部21とを接続する接続部22を有している略平板 状のコンタクト2と、複数のコンタクト2がコネクタピッチ方向Pで複数列に植 設されているインシュレータ4とを含んでいる。
【0003】 従来のこの種のコネクタの場合、コンタクト2の板厚方向は、コネクタピッチ 方向P、即ち、導体パターンが形成されている基板7の面71と平行でかつ相手 側コネクタとの嵌合方向に対して直交する方向に対して、直交する方向である。 また、コンタクト2には、プレスフィット部20の圧入方向上端部に接続部22 よりも幅の広い肩部25が設けられている。そして、治具6のスリット60に接 続部21を差し込む様にして、治具6の下面で肩部25を押すことにより、コン タクト2のプレスフィット部20が基板7のスルーホール70内に圧入され、無 半田結線が行われていた。
【0004】 上述の従来のコネクタの構成では、コンタクトの板厚方向が、コネクタピッチ 方向と直交する方向のものに限定され、コンタクトの板厚方向がコネクタピッチ 方向と平行になるものには適用できなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
最近のコネクタに対する要求事項として、特性インピーダンスを低く設定した り、コンタクト間のクロストークを低くしたいと言う高周波特性に関するものが ある。
【0006】 しかしながら、上述の従来のコネクタでは、コンタクトの板厚方向がコネクタ ピッチ方向と直交するため、即ち、コンタクトの幅方向が、コネクタピッチ方向 と平行なため、コネクタピッチ方向においてコンタクト間の間隔が狭くなる傾向 があり、この為、コンタクト間のクロストークが多く、上述の要求事項に反して いた。また、特性インピーダンスを低く設定するためにコンタクトの幅を広げよ うとしても、コンタクト間の間隔が狭いので、余り広げられず、目標の値にはな かなか達しなかった。因みに、基板の特性インピーダンスは、50Ω程度であり 、コネクタもこれに合わせる要求があるが、従来のコネクタの構成であると、一 般に、50Ωと比較して高くなってしまう。
【0007】 それ故に本考案の課題は、無半田結線が可能で、しかも、特性インピーダンス を低く設定したり、コンタクト間のクロストークを低くすることが可能なコネク タを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、基板のスルーホール内に圧入されるプレスフィット部、上記 基板の面と平行な方向で相手側コネクタのコンタクトと嵌脱自在に接触する接触 部、及び上記プレスフィット部と上記接触部とを接続する接続部を有している略 平板状のコンタクトと、複数の上記コンタクトがコネクタピッチ方向で複数列に 植設されているインシュレータとを含むコネクタにおいて、上記プレスフィット 部及び上記接続部の板厚方向が上記コネクタピッチと平行であり、上記プレスフ ィット部の圧入方向上端に、上記接続部の厚さよりも厚い押圧部が設けられてい ることを特徴とするコネクタが得られる。
【0009】
【作用】
本考案のコネクタの場合、コンタクトのプレスフィット部及び接続部の板厚方 向は、コネクタピッチ方向と平行であるが、プレスフィット部の圧入方向上端に 押圧部が設けられており、この押圧部の厚さは接続部の厚さよりも厚いので、従 来と同様の治具でこの押圧部を押圧することができ、従来と同様に無半田結線を 行える。
【0010】 また、本考案のコネクタの場合、プレスフィット部及び接続部の板厚方向は、 コネクタピッチ方向と平行であるので、プレスフィット部及び接続部の幅の自由 度が従来よりも大きく、コンタクトの幅を調整することにより、特性インピーダ ンスを低くすることが容易である。
【0011】 更に、本考案のコネクタの場合、プレスフィット部及び接続部の板厚方向が、 コネクタピッチ方向と平行であるので、コネクタピッチ方向におけるコンタクト の間隔が広く、コンタクト間のクロストークが少ない。
【0012】
【実施例】
図1は本考案の一実施例に係るコネクタの要部の斜視図、図2は図1に示すコ ネクタの要部を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線での断面図、 (c)は(a)のc−c線での断面図、図3は図1に示すコネクタを示し、(a )は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【0013】 図1乃至図3を参照して、本実施例のコネクタ1は、コンタクト2,3、イン シュレータ4とから成る。
【0014】 コンタクトは、高周波用に適したものとして、信号用コンタクト2と、グラン ド用コンタクト3の2種類あるが、勿論、1種類でも構わない。コンタクト2, 3は、略平板状であり、その平面形状は、略L字状に成っている。これらのコン タクト2,3は、コンタクト素材板を打ち抜くことにより形成されている。信号 用コンタクト2は、プレスフィット部20、接触部21、接続部22、及び押圧 部23を有している。同様に、グランド用コンタクト3も、プレスフィット部3 0、接触部31、接続部32、及び押圧部33を有している。プレスフィット部 20,30は、基板7のスルーホール70内に圧入され、これにより基板7に無 半田結線される。プレスフィット部20,30の板厚方向は、コネクタピッチ方 向P、即ち、導体パターンが形成されている基板7の面71と平行でかつ相手側 コネクタ(図示せず)との嵌合方向に対して直交する方向と平行である。接触部 21,31は、基板7の面71と平行な方向で相手側コネクタのコンタクトと嵌 脱自在に接触する。これらの接触部21,31は、ソケット形状のものあるが、 ピン形状のものやその他の形状のものでも良い。接続部22は、プレスフィット 部20と接触部21とを接続し、同様に、接続部32は、プレスフィット部30 と接触部31とを接続している。接続部22,32の板厚方向は、コネクタピッ チ方向Pと平行である。グランド側コンタクト3の接続部32は、信号用コンタ クト2の接続部22よりも幅広と成っており、信号用コンタクト2の遮蔽効果を 高め、クロストークを下げている。押圧部23は、プレスフィット部20の圧入 方向において、プレスフィット部20の上端に連設され、同様に、押圧部33は 、プレスフィット部30の圧入方向において、プレスフィット部30の上端に連 設されている。押圧部23は、二片23a,23bに別れ、コネクタピッチ方向 Pに沿って互いに逆向きに折曲されている。押圧部33も、二片33a,33b に別れ、コネクタピッチ方向Pに沿って互いに逆向きに折曲されている。これに より、押圧部23,33の上端部の厚さが、接続部22,33の厚さよりも厚く なっている。従って、従来と同様の治具(図示せず)を用いることができ、この 治具のスリットに接続部22,32を差し込み、そして治具の下端面で押圧部2 3,33を押圧すれば、プレスフィット部20,30をそれぞれスルーホール5 1に圧入することができるように成っている。
【0015】 インシュレータ4には、信号用コンタクト2とグランド用コンタクト3とが、 基板7の面71と直交する方向で交互に一列に並べられ、このコンタクト2,3 の列は、コネクタピッチ方向Pで多数並べられている。インシュレータ4は、ロ ケータ40を有している。このロケータ40は、コンタクト2,3の押圧部23 ,33の近傍部分を保持し、プレスフィット部20,30のスルーホール70に 対する挿入性を高めている。このロケータ40は無くても良いが、ロケータを設 ける場合は、コンタクトの基板への打ち込み時に治具と干渉しない様に、ロケー タの厚さをコンタクトの押圧部の打込み面と基板の面の範囲とする。
【0016】 治具は図示しないが、図4及び図5に示すものと同様で、治具のスリットの幅 を、コンタクトの接続部の板厚よりも少し大きい寸法とすれば良い。
【0017】
【考案の効果】
本考案のコネクタは、無半田結線が可能で、しかも、特性インピーダンスを低 く設定することができ、また、コンタクト間のクロストークを低くすることがで きる。従って、本考案によれば、高周波特性に優れたコネクタを提供することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例に係るコネクタの要部
の斜視図である。
【図2】図2は図1に示すコネクタの要部を示し、
(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線での断面
図、(c)は(a)のc−c線での断面図である。
【図3】図3は図1に示すコネクタを示し、(a)は平
面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図4】図4は従来のコネクタの要部の分解斜視図であ
る。
【図5】図5は図4に示すコネクタの縦断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 信号用コンタクト 3 グランド用コンタクト 20 プレスフィット部 21 接触部 22 接続部 23 押圧部 30 プレスフィット部 31 接触部 32 接続部 33 押圧部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板のスルーホール内に圧入されるプレ
    スフィット部、上記基板の面と平行な方向で相手側コネ
    クタのコンタクトと嵌脱自在に接触する接触部、及び上
    記プレスフィット部と上記接触部とを接続する接続部を
    有している略平板状のコンタクトと、複数の上記コンタ
    クトがコネクタピッチ方向で複数列に植設されているイ
    ンシュレータとを含むコネクタにおいて、上記プレスフ
    ィット部及び上記接続部の板厚方向が上記コネクタピッ
    チと平行であり、上記プレスフィット部の圧入方向上端
    に、上記接続部の厚さよりも厚い押圧部が設けられてい
    ることを特徴とするコネクタ。
JP1993036493U 1993-07-02 1993-07-02 コネクタ Expired - Fee Related JP2557612Y2 (ja)

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JPH078963U true JPH078963U (ja) 1995-02-07
JP2557612Y2 JP2557612Y2 (ja) 1997-12-10

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01286274A (ja) * 1988-03-26 1989-11-17 Harting Elektron Gmbh 導体板の孔内に押込むための屈曲した接触柱体を備えた差込み結合部材
JPH0433273A (ja) * 1990-05-28 1992-02-04 Fujitsu Ltd 圧入装着型コンタクト及びそれを用いたコネクタの組立方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01286274A (ja) * 1988-03-26 1989-11-17 Harting Elektron Gmbh 導体板の孔内に押込むための屈曲した接触柱体を備えた差込み結合部材
JPH0433273A (ja) * 1990-05-28 1992-02-04 Fujitsu Ltd 圧入装着型コンタクト及びそれを用いたコネクタの組立方法

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Publication number Publication date
JP2557612Y2 (ja) 1997-12-10

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