JPH0788075A - 玄関マット - Google Patents

玄関マット

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JPH0788075A
JPH0788075A JP23849793A JP23849793A JPH0788075A JP H0788075 A JPH0788075 A JP H0788075A JP 23849793 A JP23849793 A JP 23849793A JP 23849793 A JP23849793 A JP 23849793A JP H0788075 A JPH0788075 A JP H0788075A
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JP
Japan
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mat
plate member
entrance
perforated portion
plate
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JP23849793A
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English (en)
Inventor
Toshiro Mima
俊郎 美馬
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MIWATSUKUSU KK
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MIWATSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の玄関マットのメッセージ表示を変更可
能とし、玄関マットにおける情報伝達の機能性を高める
とともに、その生産性の向上を図る。 【構成】 マット受け皿12上に、案内メッセージ20
をその表面に記載したプレート部材16を載置するとと
もに、マット本体14に、プレート部材16に対応した
穿孔部分22を形成してマット受け皿12上に載置し、
この穿孔部分22を介して上記プレート部材16の案内
メッセージ20を表示するようにした。この際、プレー
ト部材16を、マジックテープ26によりマット受け皿
14に対して着脱自在に固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホテル、デパート、あ
るいはレストラン等の入口等に敷設され、靴底に付着し
た水分や土砂を除去吸収するための玄関マットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ホテル、デパート、あるいは
レストラン等の入口等に玄関マットを敷設することが行
われており、これによって入室者等の靴に付着した土砂
や水分の室内への浸入を防止するようになっている。特
に、自動ドア等を備えた建設物が増えた今日では、土砂
や水分が自動ドアの作動部分へ浸入して正常な開閉動作
を阻害するといった不都合が多々発生しており、このよ
うな不都合を回避する意味からもその役割は重要なもの
となっている。
【0003】最近では、玄関マットの表面に、例えば、
「いらっしゃいませ」,「ありがとうございました」,
「準備中」、あるいは「本日休業」といった案内メッセ
ージを表示することが行われており、玄関マットは、上
述のように土砂、水分の除去吸収部材であるとともに、
情報伝達部材としても機能するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、玄関マット
にメッセージを表示する方法としては、一般には、玄関
マットの表面を直接着色して文字を表示したり、あるい
は文字部分だけ異なった色の繊維を植毛すること等によ
り表示するようにされている。
【0005】しかしながら、上記の玄関マットは、いず
れも単一の玄関マットに単一のメッセージを表示するも
のであるから、使用者側として、同一個所に敷設する玄
関マットで、時間帯、あるいは日毎に、メッセージを変
更したい場合(例えば、日付や曜日を表示したい場合
等)には、複数の玄関マットを用意する必要があり、玄
関マットの管理や取替え作業が大変で、なによりも玄関
マットに係るコストが嵩むことになり不都合であった。
【0006】一方、玄関マットの製造者側では、上記の
ようなメッセージ表示を施した玄関マットの生産にあた
り、数種類のメッセージを表示した玄関マットを定型商
品として準備し、それ以外は、使用者の要望に応じて受
注生産を行うようにしていた。しかし、最近では、玄関
マットの多様化が要求され、受注生産の頻度も高くなっ
ているので、このようなニーズに応じた玄関マットをよ
り容易に生産することが課題となっている。
【0007】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、単一の玄関マットのメッセージ表示を
変更可能とし、玄関マットにおける情報伝達の機能性を
高めるとともに、その生産性の向上を図ることができる
玄関マットを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、靴底に付着し
た水分や土砂を除去吸収する玄関マットにおいて、案内
メッセージをその表面に記載したプレート部材を設ける
とともに、上記玄関マットに、上記プレート部材の案内
メッセージに対応した穿孔部分を形成し、上記プレート
部材を上記玄関マットに対して着脱自在に固定すること
で、上記穿孔部分を介して上記案内メッセージを表示す
るようにしたものである(請求項1)。
【0009】この際、上記玄関マットは、上記プレート
部材に対する取付部分を有し、この取付部分に対してプ
レート部材が着脱自在に固定されるものである(請求項
2)。
【0010】また、上記玄関マットは、靴底に付着した
水分や土砂を除去吸収するマット本体と、このマット本
体が載置保持されるマット受け皿とを有し、上記穿孔部
分は上記マット本体に形成され、上記プレート部材は、
上記マット受け皿上に載置され、上記マット本体の穿孔
部分を介して上記案内メッセージが表示されるととも
に、上記マット本体及び受け皿本体の少なくとも一方に
対して着脱自在に固定されたものである(請求項3)。
【0011】この際、上記プレート部材と上記穿孔部分
とが、相互に嵌装可能な同一形状に形成されているもの
である(請求項4)。
【0012】また、上記プレート部材が、上記穿孔部分
よりも大きく形成されているものである(請求項5)。
【0013】さらに、上記プレート部材の表面には、光
が乱反射した状態で透過するように、表面に多数の凹凸
が形成された光透過板が取付けられたものである(請求
項6)。
【0014】この際、上記光透過板と上記穿孔部分と
が、相互に嵌装可能な同一形状に形成されているもので
ある(請求項7)。
【0015】また、上記マット受け皿には、上記プレー
ト部材を嵌合位置決めするための突部が形成され、上記
マット本体の穿孔部分が、上記突部に外嵌するように形
成されているものである(請求項8)。
【0016】
【作用】本発明によれば、玄関マットの穿孔部分を介し
てプレート部材に記載された案内メッセージが外部、す
なわち入退出者等に表示される。
【0017】この際、本発明の玄関マットでは、プレー
ト部材が玄関マットに着脱自在に固定されているので、
異なる案内メッセージを表示したプレート部材を準備
し、これを適宜交換するだけで、単一の玄関マットで、
異なる案内メッセージを表示することができる。特に、
製造時には、プレート部材を別途製作し、玄関マットに
穿孔部分を設けるだけで生産できるので、玄関マットの
種類を問わずメッセージ表示を施した玄関マットを生産
でき、また複雑な作業が不用となる等、生産性がよく、
しかも、プレート部材に案内メッセージを表示するの
で、表示される文字の形状や色彩の多様化が図れ、玄関
マットにおける情報伝達の機能性を高めることが可能と
なる。
【0018】この際、プレート部材及び上記穿孔部分
を、相互に嵌装可能な同一形状に形成すれば、マット本
体を取外すことなくプレート部材のみを交換することが
可能となり、プレート部材の交換作業が容易になる。一
方、上記プレート部材を、上記穿孔部分よりも大きく形
成した場合には、穿孔部分に対するプレート部材のずれ
を効果的に抑止することができる。
【0019】また、上記プレート部材の表面に、光が乱
反射した状態で透過するように、表面に多数の凹凸が形
成された光透過板を取付ければ、光の加減で、プレート
部材に記載された案内メッセージが浮き上がって見える
等、より効果的に案内メッセージの表示を行うことが可
能となる。この際、光透過板及び上記穿孔部分を、相互
に嵌装可能な同一形状に形成すれば、穿孔部分と、光透
過板の表面との段差が目立たなくなりデザイン的にも好
ましく、また、穿孔部分の縁部で通行者がつまずくよう
な不都合を防止できる。
【0020】一方、マット本体とマット受け皿からなる
玄関マットでは、上記マット本体に、上記プレート部材
を嵌合位置決めするための突部を形成するようにすれ
ば、通行量が多いような場所にマット本体を敷設した場
合等の、プレート部材のずれを確実に防止することがで
きる。
【0021】
【実施例】本発明に係る玄関マットの第1実施例につい
て図1及び図2を用いて説明する。なお、図1は、第1
実施例の玄関マットを示す斜視図で、図2は、図1にお
けるA−A断面図である。
【0022】同図に示すように、玄関マット10は、マ
ット本体14と、これが載置されるマット受け皿12
と、案内メッセージが表示されたプレート部材16とを
備えた構成を有している。
【0023】上記マット本体14は、合成繊維からなる
ループ状の連続体が方形状(図1で方形状)に形成され
たもので、その適所には、後述のプレート部材16が嵌
装される穿孔部分22が形成されている。
【0024】上記マット受け皿12は、敷設面に対して
滑ることがないようにゴム材料から形成されており、そ
の縁部の全周に亘って突部12aが設けられている。
【0025】この突部12aは、上記マット本体14が
マット受け皿12上に載置された際に、マット本体14
がマット受け皿12からずれるのを防止する機能と、マ
ット本体14により除去された土砂をマット受け皿12
上に保持する機能とを併せて果たすようになっている。
【0026】上記マット受け皿12上へのマット本体1
4の載置に際しては、図1に示すように、マジックテー
プ24により、マット本体14をマット受け皿12に対
して着脱自在に固定するようにしてあり、マット本体1
4の汚れがひどいときなどには、マット本体14をマッ
ト受け皿12から取外して、清掃するとともに、併せて
マット受け皿12上に溜った土砂を廃棄することができ
るようになっている。
【0027】一方、上記プレート部材16は、例えば、
樹脂材料から形成された方形状(実施例で方形状)の板
部材で、その表面には、入退室者に対する案内メッセー
ジ20(実施例では「準備中」)が記載されている。ま
た、このプレート部材16の表面、すなわち案内メッセ
ージ20が記載された面には、光が乱反射した状態で透
過するように、アクリル板の表面に多数の凹凸が形成さ
れた光透過板18が、両面テープ等の貼着手段により取
付けられている。
【0028】上記プレート部材16は、図1に示すよう
に、マット本体14の穿孔部分22に嵌装されてマット
受け皿12上に載置されるとともに、図2に示すよう
に、マジックテープ26によりマット本体14に対して
着脱自在に固定されるようになっている。
【0029】そして、このように構成された玄関マット
10においては、玄関マット10をホテル、デパート、
あるいはレストラン等の入口等に敷設して使用すること
で、マット本体14により靴底の土砂や水分を除去吸収
する部材として機能するとともに、プレート部材16に
記載された案内メッセージ20により情報伝達部材とし
ての機能を発揮することになる。
【0030】ところで、上記玄関マット10において
は、上述のように、プレート部材16がマット受け皿1
2に対して着脱自在にされているので、異なる案内メッ
セージを記載したプレート部材を準備し、適宜交換する
ことで、単一の玄関マット10で多種類の案内メッセー
ジを表示することができるという特徴がある。つまり、
単一の玄関マットに単一の案内メッセージを表示してい
た従来の玄関マットでは、必要な案内メッセージの数に
応じた玄関マットを準備し、これらの玄関マットを適宜
取替える必要があり、その保管や取替え作業が大変であ
ったが、上記玄関マット10では、プレート部材16を
適宜交換するだけの簡単な作業で、単一の玄関マット1
0に多数の案内メッセージを表示でき、しかもプレート
部材16の保管が容易なので、上記従来品のような不都
合を招くことがない。この際、上記実施例では、プレー
ト部材16がマジックテープ26により着脱自在とされ
ているので、プレート部材16の取替え作業は極めて容
易なものとなっている。さらに、玄関マット10を収納
する際には、プレート部材16を取外すことで、従来同
様、マット受け皿12とマット本体14とを一体的に折
り曲げて収納することが可能である。
【0031】また、玄関マット10の製造時には、プレ
ート部材16を別途生産する一方、マット本体14に
は、プレート部材16に応じた穿孔部分22を形成する
だけなので、マット本体14に施す加工量が少なく、し
かも複雑な加工が不用となるので、文字部分だけ異なっ
た色の繊維を植毛するといった複雑な作業を要していた
従来の玄関マットと比較すると極めて生産性がよい。ま
た、マット本体14の主な加工は上記のように穿孔部分
22を設けることだけなので、マット本体14の種類を
問わず容易に玄関マットに案内メッセージを表示するこ
とができる。
【0032】しかも、着色、あるいは植毛等を施すこと
で案内メッセージを表示する従来の玄関マットでは、そ
の文字の形状等が自ずと制限されがちで、複雑なデザイ
ン等を表示することは困難であったが、上記玄関マット
10のようにプレート部材16に案内メッセージを記載
するものでは、文字の形状や色彩等にとらわれることな
く複雑なデザイン等も容易に表示できるので、玄関マッ
トにおける情報伝達の機能性をより高めることが可能と
なる。
【0033】さらに、上記玄関マット10では、プレー
ト部材16の表面に、光が乱反射した状態で透過するよ
うに、表面に多数の凹凸が形成されたアクリル製の光透
過板18が取付けられているので、光の加減に応じて、
案内メッセージ20が浮かび上って見え、より効果的に
案内メッセージ20の表示を行うことができ、これによ
って玄関マットにおける情報伝達の機能性を高めるとと
も、玄関マットの多様化を図ることができる。
【0034】次に、本発明に係る玄関マットの第2実施
例について図3及び図4を用いて説明する。これらの図
において、図3は、第2実施例の玄関マットを示す斜視
図で、図4は、図3におけるB−B断面図である。な
お、第1実施例と同一機能を果たすものについては同一
符号を付し、以下に第1実施例との相違点について簡単
に説明する。
【0035】すなわち、第2実施例に係る玄関マット3
0は、マット受け皿12、マット本体14、プレート部
材16を備えた点で上記第1実施例の玄関マット10と
同一であるが、図3に示すように、プレート部材16が
マット本体14の穿孔部分22よりも大きく形成され、
光透過板18のみが穿孔部分22に嵌装されるようにな
っている点及びプレート部材16が、図2に示すよう
に、マジックテープ32を介してマット本体14の裏面
に着脱自在に固定されている点で異なる。
【0036】このような構成の第2実施例の玄関マット
30によれば、マット本体14とプレート部材16との
ずれを効果的に抑止することができる。つまり、通行量
が多い場所に玄関マット10を敷設すると、プレート部
材16とマット本体14の穿孔部分22とがずれる等
し、これによって案内メッセージ20を好適に表示する
ことがきなくなる場合がある。従って、プレート部材1
6をマット本体14の穿孔部分22よりも大きく形成し
て、その縁部をマット本体14下に介装するとともに、
プレート部材16とマット本体14とを固定すること
で、マット本体14に対するプレート部材16のずれが
効果的に防止されて上記のような不都合が生じないよう
になっている。
【0037】また、玄関マット30では、上記のように
光透過板18がマット受け皿12の穿孔部分22に嵌装
されるようになっているので、これによって穿孔部分2
2の縁部とプレート部材16表面との段差が目立たなく
なるとともに、通行者が穿孔部分22の縁部につまずく
ような不都合が防止されるようになっている。
【0038】次に、本発明に係る玄関マットの第3実施
例について図5を用いて説明する。図5は、第3実施例
の玄関マットを示す分解斜視図である。なお、上記第2
実施例同様、第1実施例と同一機能を果たすものについ
ては同一符号を付し、以下に第1実施例との相違点につ
いて簡単に説明する。
【0039】すなわち、第3実施例に係る玄関マット4
0は、マット受け皿12、マット本体14、プレート部
材16を備えた点で上記第1実施例の玄関マット10と
同一であるが、マット受け皿12に、プレート部材16
を位置決めするための位置決め突部42が立設されてい
る点で異なる。つまり、玄関マット40においては、プ
レート部材16に対応して方形、かつ環状に立設された
位置決め突部42内にプレート部材16が嵌合取付けら
れるとともに、マット本体14の穿孔部分22が位置決
め突部42に外嵌するようにされている。この際、プレ
ート部材16及びマット本体14は、図示を省略してい
るが、マジックテープによりマット受け皿12に対して
それぞれ着脱自在に固定されるようになってる。
【0040】このような構成の第3実施例の玄関マット
40では、位置決め突部42によりプレート部材16や
マット本体14のずれが完全に防止されるので、上記第
2実施例の玄関マット30にも増して、マット本体14
とプレート部材16とのずれを防止することが可能とな
っている。しかも、玄関マット40においては、プレー
ト部材16がマット本体14の穿孔部分22よりも小さ
くされているので、プレート部材16の着脱について
は、上記第1実施例と同様の着脱容易性を確保すること
ができる。
【0041】次に、本発明に係る玄関マットの第4実施
例について図6及び図7を用いて説明する。これらの図
において、図6は、第4実施例の玄関マットを示す分解
斜視図で、図7は、図6のC−C断面図ある。なお、第
4実施例の玄関マットは、その構成が第2実施例と基本
的に一致するので、同一機能を果たすものについては同
一符号を付し、以下に第2実施例との相違点について簡
単に説明する。
【0042】すなわち、第4実施例の玄関マット50
は、同図に示すように、マット本体14とプレート部材
16を備え、プレート部材16がマット本体14の裏面
側にマジックテープ32を介して着脱自在に固定される
点で上記第2実施例の玄関マット30と同一であるが、
マット受け皿12を備えていない点で相違している。
【0043】このような第4実施例の玄関マット50の
構成を採用すれば、マット受け皿12を備えていない玄
関マット50であっても、異なる案内メッセージを記載
したプレート部材を複数用意して適宜交換することで、
上記第1乃至第3実施例同様、単一の玄関マット50で
多種類の案内メッセージを表示することができる。
【0044】以上説明したように、上記構成の第1乃至
第4実施例の玄関マット10,30,40,50によれ
ば、単一の玄関マットの案内メッセージを変更可能と
し、玄関マットにおける情報伝達の機能性を高めるとと
もに、その生産性の向上を図ることが可能となる。
【0045】なお、上記第1乃至第4実施例において、
玄関マット10,30,40,50は、いずれも方形状
に形成され、プレート部材16も方形状に形成されてい
るが、勿論その形状は実施例に限られるものではなく、
楕円形や円形のものであっても構わない。例えば、「営
業中」,「準備中」という案内メッセージを表示する場
合、図8に示すように、3個の円形のプレート部材16
に「営」、「業」、「中」という文字をそれぞれ記載し
て、これらをマット本体14に形成された円形の穿孔部
分22を介して取付し、これらのプレート部材16を、
「準」、「備」、「中」と記載された円形のプレート部
材と適宜交換するようにしても構わない。このように、
単に一枚のプレート部材に案内メッセージを記載する以
外に、文字毎にプレート部材を設けて案内メッセージを
記載することで、玄関マットの多様化を図るようにして
も構わない。
【0046】また、上記第1乃至第4実施例の玄関マッ
ト10,30,40,50において、マット本体14
は、合成繊維等からなるループ状の連続体が方形状に形
成されたものであるが、これはマット本体の一適用例で
あり、例えば、ループ状の連続体にバッキングが施され
たマット本体、あるいは植毛タイプのマット本体等であ
っても勿論適用可能である。
【0047】さらに、上記第1乃至第4実施例の玄関マ
ット10,30,40,50においては、いずれのプレ
ート部材16もその表面に光透過板18が取付けられて
いるが、必ずしもこの光透過板18を取付ける必要はな
い。
【0048】また、プレート部材16に記載される案内
メッセージは勿論実施例以外のものであってもよく、さ
らにその記載方法も、単にプレート部材16上に案内メ
ッセージ2を記載する以外に、例えばプレート部材16
上に文字を刻設して墨入れするような記載であってもよ
く、案内メッセージの内容、記載方法については、適宜
使用者等が選定するようにすればよい。
【0049】なお、本発明において、マット本体14に
形成される穿孔部分22とは、必ずしも貫通孔である必
要はなく、ループ状の連続体にバッキングが施されたマ
ット本体や、クッションに植毛が施されたタイプのマッ
ト本体の場合には、ループ状の連続体、あるいは植毛部
にのみ穿孔部分を形成し、ここにプレート部材を嵌装す
るようにしても構わない。具体的には、図9に示すよう
に、クッション部材14aに植毛(植毛部14b)が施
されたマット本体14の場合に、植毛部14bにのみ穿
孔部分22を設け、この穿孔部分22にプレート部材1
6を嵌装するとともに、マジックテープ32を用いてク
ッション14aに対して着脱自在に固定するようにして
も構わない。これによれば、マット本体14のクッショ
ン14aがプレート部材16に対する取付部分として機
能するので、マット受け皿を備えない玄関マットにプレ
ート部材16を設けるにあたり極めて有効となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、靴底に
付着した水分や土砂を除去吸収する玄関マットにおい
て、案内メッセージをその表面に記載したプレート部材
を設けるとともに、上記玄関マットに、上記プレート部
材の案内メッセージに対応した穿孔部分を形成し、上記
プレート部材を上記玄関マットに対して着脱自在に固定
することで、上記穿孔部分を介して上記案内メッセージ
を表示するようにしたので、単一の玄関マットのメッセ
ージ表示を変更可能とし、玄関マットにおける情報伝達
の機能性を高めるとともに、その生産性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の玄関マットを示す斜視図
である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の玄関マットを示す斜視図
である。
【図4】図3におけるB−B断面図である。
【図5】本発明の第3実施例の玄関マットを示す分解斜
視図である。
【図6】本発明の第4実施例の玄関マットを示す斜視図
である。
【図7】図6におけるC−C断面図である。
【図8】本発明の玄関マットの別の一例を示す斜視図で
ある。
【図9】本発明の玄関マットの別の一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 玄関マット 12 マット受け皿 14 マット本体 16 プレート部材 18 光透過板 20 案内メッセージ 22 穿孔部分 24,26 マジックテープ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】靴底に付着した水分や土砂を除去吸収する
    玄関マットにおいて、案内メッセージをその表面に記載
    したプレート部材を設けるとともに、上記玄関マット
    に、上記プレート部材の案内メッセージに対応した穿孔
    部分を形成し、上記プレート部材を上記玄関マットに対
    して着脱自在に固定することで、上記穿孔部分を介して
    上記案内メッセージを表示するようにしたことを特徴と
    する玄関マット。
  2. 【請求項2】上記玄関マットは、上記プレート部材に対
    する取付部分を有し、この取付部分に対してプレート部
    材が着脱自在に固定されることを特徴とする上記請求項
    1記載の玄関マット。
  3. 【請求項3】上記玄関マットは、靴底に付着した水分や
    土砂を除去吸収するマット本体と、このマット本体が載
    置保持されるマット受け皿とを有し、上記穿孔部分は上
    記マット本体に形成され、上記プレート部材は、上記マ
    ット受け皿上に載置され、上記マット本体の穿孔部分を
    介して上記案内メッセージが表示されるとともに、上記
    マット本体及び受け皿本体の少なくとも一方に対して着
    脱自在に固定されたことを特徴とする上記請求項1記載
    の玄関マット。
  4. 【請求項4】 上記プレート部材と上記穿孔部分とが、
    相互に嵌装可能な同一形状に形成されていることを特徴
    とする上記請求項1乃至3のいずれか記載の玄関マッ
    ト。
  5. 【請求項5】 上記プレート部材が、上記穿孔部分より
    も大きく形成されていることを特徴とする上記請求項1
    乃至3のいずれか記載の玄関マット。
  6. 【請求項6】 上記プレート部材の表面には、光が乱反
    射した状態で透過するように、表面に多数の凹凸が形成
    された光透過板が取付けられたことを特徴とする上記請
    求項1乃至5のいずれか記載の玄関マット。
  7. 【請求項7】 上記光透過板と上記穿孔部分とが、相互
    に嵌装可能な同一形状に形成されていることを特徴とす
    る上記請求項6記載の玄関マット。
  8. 【請求項8】 上記マット受け皿には、上記プレート部
    材を嵌合位置決めするための突部が形成され、上記マッ
    ト本体の穿孔部分が、上記突部に外嵌するように形成さ
    れていることを特徴とする上記請求項3乃至7のいずれ
    か記載の玄関マット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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