JPH0787143A - 符号化変調装置 - Google Patents

符号化変調装置

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JPH0787143A
JPH0787143A JP22481193A JP22481193A JPH0787143A JP H0787143 A JPH0787143 A JP H0787143A JP 22481193 A JP22481193 A JP 22481193A JP 22481193 A JP22481193 A JP 22481193A JP H0787143 A JPH0787143 A JP H0787143A
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JP22481193A
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Tomoko Matsushima
智子 松嶋
Makoto Nakamura
誠 中村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変調波の包絡線の振幅変動が小さく、かつ復
調後の情報の信頼性が高い変調方式を提供する。 【構成】 4以外の0以上7以下の7値を出力するr=2/
log 2 7トレリス符号化部3と、前回の変換値と次にr=
2/ log 2 7トレリス符号化部3によって出力される値の
8を法とした和を変換値とする8値差動符号化器5と、
(0,0,0)〜(1,1,1)までの各数値に対応さ
せた8個の位相を搬送波として持ち、この位相の中から
搬送波となる位相を8値差動符号化器5で変換された値
に対応させて選択し変調を行う8PSK変調器7とから
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信情報を誤り訂正符
号化した後に変調を行う符号化変調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、QPSK変調方式(以下
QPSKと記す)は、1変調信号で2ビットの情報を送
ることができる変調方式で、各種の通信システムで用い
られている。QPSKでは、位相がπ/2ずつ異なる4
つの搬送波のうち、変調器に入力される2ビットの情報
により1つが選ばれる。
【0003】図9に、QPSKで許されている変調信号
点の遷移の例を示す。図9において、現在の変調信号点
をAであるとすると、次の変調信号点としては、A,
B,C,Dのすべての変調信号点を取り得ることが示さ
れている。図9からわかるように、QPSKでは、18
0度の位相変化のとき原点を通過するような遷移が生じ
る。このような位相遷移があると、フィルタ出力時にQ
PSK波の包絡線変動が大きくなるため、送信パワーア
ンプの非線形性の影響を大きく受けることになる。
【0004】また、QPSKと同様に1変調信号で2ビ
ットの情報を送ることができる変調方式としてπ/4シ
フトQPSKがある。このπ/4シフトQPSKは、包
絡線の変動が小さいためQPSKよりパワーアンプの非
線形性の影響を受けにくい(Y.Akaiwa and Y.Nagata ,
“Highly efficient digital mobile communicationswi
th a linear modulation methods ”,IEEE Journal on
selected areas incommunications, Vol.SAC-5,No.5,
pp.890-895,June 1987 )。
【0005】π/4シフトQPSKでは、変調信号点と
して位相がπ/4ずつ異なる8個の変調信号点を持つ。
図10にπ/4シフトQPSKで許される変調信号点の
遷移の例を示す。図10において、現在の変調信号点を
Aとすると、次の変調信号点はA’,B’,C’,D’
の4つの中から選ばれる。
【0006】このように、1シンボルおきに2つの信号
点の集合{A,B,C,D}と{A’,B’,C’,
D’}とから変調信号点を選ぶことにより、180度の
位相変化がなくなり、原点を通過するような遷移が生じ
ない。この結果、包絡線の振幅の変動が小さくなるた
め、フィルタ出力時の占有帯域が狭くなり、パワーアン
プの非線形性の影響を受けにくくなる。
【0007】また、1変調信号で2ビットの情報を送る
ことのできる変調方式としては、QPSKやπ/4シフ
トQPSKの他に、トレリス符号化8相PSKがある
(G.Ungerboeck :“Trellis-coded modulation with re
dundant signal sets,Part I&II”,IEEE Communicati
ons Magazine,Vol.25,No.2,pp.5-21,February 198
7)。
【0008】この方式の送信側のブロック図を図11に
示す。図11において、2ビットの情報信号は、トレリ
ス符号化器101に入力される。トレリス符号化器10
1では情報信号に冗長度が付加されて、3ビットのデー
タa1 ,a2 ,a3 が出力される。これらのデータ
1 ,a2 ,a3 は、8PSK変調器103に入力さ
れ、位相がπ/4ずつ異なる8個の変調信号点の中の一
つが選ばれ、その位相の搬送波が出力される。8PSK
変調器103の入力データ(a1 ,a2 ,a3 )と、出
力変調信号の位相との対応は図2に示される。トレリス
符号化8相PSKでは、180度の位相変化があるた
め、QPSKと同様にパワーアンプの非線形の影響を受
け易いという問題を持つ。しかし、送信情報は、トレリ
ス符号化器101であらかじめ符号化されて伝送するた
め、QPSKやπ/4シフトQPSKより、復調された
データの信頼性が高くなるという長所を持っている。
【0009】ところで、移動通信システム等では、送信
器の消費電力を低減するために非線形パワーアンプを用
いることが多く、π/4シフトQPSKのように包絡線
の振幅変動の小さい変調方式が望まれている。さらに、
このようなシステムでは、伝送情報の信頼性を高めるた
め、トレリス符号化8PSKのような符号化変調方式の
適用が検討されている。しかしながら、包絡線の振幅変
動の小さく、かつ信頼性の高い変調方式は、これまで適
用されていなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の変調方式は、包
絡線の変動は小さいが復調信号の信頼性は低い、また
は、復調信号の信頼性は高いが包絡線の変動は大きいか
のどちらかになるという問題があった。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みて成されたもの
であり、その目的は、包絡線の変動が小さく、かつ、復
調信号の信頼性も高い符号化変調装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、入力される送信情報の少なくても一部を
誤り訂正符号化し、連続して与えられるM個の値の中か
ら所定の値を除いたL個の値を生成する誤り訂正符号化
手段と、前記誤り訂正符号化手段によって生成された値
の少なくても一部に対し、前回の変換値と次に誤り訂正
符号化手段によって生成される値のMを法とした和を変
換値として生成する差動論理符号化手段と、前記連続し
て与えられるM個の値を順番に対応させたM個の位相の
中から搬送波となる位相を前記変換値に基づき選択して
変調を行う変調手段とを備え、前記連続して与えられる
M個の値の中から除かれる値は、前記変調手段によって
前回選択された位相に対し、180度または0度に近い
遷移となる位相に対応する値としたことを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】上記構成によれば、誤り訂正符号化手段は、入
力される送信情報の少なくても一部を誤り訂正符号化
し、連続して与えられるM個の値の中から所定の値を除
いたL個の値を生成し、差動論理符号化手段は、前記誤
り訂正符号化手段によって生成された情報の少なくても
一部に対し、前回の変換値と次に誤り訂正符号化手段に
よって生成される値のMを法とした和を変換値として生
成する。そして、変調手段は、前記連続して与えられる
M個の値を順番に対応させたM個の位相の中から搬送波
となる位相を前記変換値に基づき選択して変調を行う。
このとき前記連続して与えられるM個の値の中から除か
れる所定の数値は、前記変調手段によって前回選択され
た位相に対し、180度または0度に近い遷移となる位
相に対応する値とする。このため、高信頼度でかつ包絡
線の変動の小さい変調装置を実現することができる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明による符号化変調装置の第1
実施例を示す構成図である。
【0015】図1に示すように、第1実施例の符号化変
調装置1は、2ビット(1ビット;2値)の送信情報を
トレリス符号化して“0”以上“7”以下の8値を3ビ
ット(a1 ,a2 ,a3 )で出力する符号化率r=2/
3のトレリス符号化器3aと、トレリス符号化器3aに
よって符号化された値の内、(1,0,0)のときの
み、その値を(0,0,0)に変換する変換器3bから
成るr=2/ log 2 7トレリス符号化部3(入力2ビットに
対し出力7値)と、以下の式(1)に示すように前回の
変換値と次にr=2/ log 2 7トレリス符号化部3によって
出力される値の8を法とした和を変換値とする8値差動
符号化器5と、 Yn =(Yn-1 +Xn )mod8 …(1) (Yn ;変換値、Yn-1 ;前回の変換値、Xn ;r=2/ l
og 2 7トレリス符号化部3によって出力される値)図2
に示すように(0,0,0)〜(1,1,1)までの各
数値に対応させた8個の位相を搬送波として持ち、この
位相の中から搬送波となる位相を8値差動符号化器5で
変換された値に対応させて選択し変調を行う8PSK変
調器7とを備えている。なお、トレリス符号化器3a
は、3つの遅延回路3cと、2つの排他的論理和回路3
dを備えている。
【0016】次に、第1実施例の符号化変調装置1の作
用を図1を用いて説明する。
【0017】図1において送信情報2ビットは、r=2/ l
og 2 7トレリス符号化部3に供給される。r=2/ log 2 7
トレリス符号化部3は、送信情報に冗長度を付加して、
7値(3ビット)を8値差動符号化器5に供給する。こ
のとき、8値差動符号化器5に供給されるデータは、
“4”以外の“0”以上“7”以下の7値、すなわち
{0,1,2,3,5,6,7}のどれかとなる。
【0018】そして、8値差動符号化器5では、前回変
換値として出力したデータと次にr=2/ log 2 7トレリス
符号化部3から供給されるデータの8を法とする和を計
算し、8PSK変調器7に供給する。
【0019】8PSK変調器7では、8値差動符号化器
5から供給されるデータに対応して図2の8個の位相の
内の一つの位相が選択され、その位相で変調された変調
信号が出力される。
【0020】例えば、8PSK変調器7で(a1
2 ,a3 )=(1,1,1)に対応する搬送波が選択
された後、r=2/ log 2 7トレリス符号化部3から(0,
1,1)(左端の0をMost Significant Bit,以下MS
B、右端の1をLeast Significant Bit ,以下LSB、
とする)が供給されたとすると8値差動符号化器5で
は、前記式(1)より (3+7)mod8=2 が計算され、その結果(a1 ,a2 ,a3 )=(0,
1,0)を8PSK変調器7に供給する。そして、8P
SK変調器7では、(a1 ,a2 ,a3 )=(0,1,
0)に対応する搬送波が選択される。
【0021】このように、第1実施例の符号化変調装置
1では、r=2/ log 2 7トレリス符号化部3から8値差動
符号化器5に出力されるデータは、“4”以外の“0”
以上“7”以下の7値であるため、前回選択された搬送
波の位相と次に選択される搬送波の位相との間で180
度変化することはない。この結果、包絡線の振幅変動が
小さくなり、パワーアンプの非線形性による劣化を小さ
く抑えることができる。さらに復調の際に、トレリス符
号化に対応したビタビ復号を行うことができるため、送
信情報の信頼性を高めることができる。
【0022】図3は、本発明による符号化変調装置の第
2実施例を示す構成図である。なお、図1に示す第1実
施例の符号化変調装置1と同一部材には、同一番号を付
して説明は省略する。
【0023】図3に示すように、第2実施例の符号化変
調装置11は、図1に示す第1実施例の符号化変調装置
1のr=2/ log 2 7トレリス符号化部3を、r=1/ log 2 3
トレリス符号化部13(入力1ビットに対し出力3値)
に変更したものである。
【0024】r=1/ log 2 3トレリス符号化部13は、1
ビットの送信情報をトレリス符号化して“0”以上
“3”以下の4値を2ビットで出力する符号化率r=1
/2のトレリス符号化器13aと、トレリス符号化器1
3aによって符号化された値の内、(0,0)のときの
み、その値を(1,0)に変換する変換器13bから成
る。このトレリス符号化器13aと変換器13bによっ
てr=1/ log 2 3トレリス符号化部13は、符号化率がr
=1/ log2 3(入力1ビットに対し出力3値)とな
る。
【0025】なお、トレリス符号化器13aは、2つの
遅延回路13cと、1つの排他的論理和回路13dを備
えている。
【0026】次に、第2実施例の符号化変調装置11の
作用を図3を用いて説明する。
【0027】図3において送信信号2ビットのうち1ビ
ットがr=1/ log 2 3トレリス符号化部13で符号化され
る。r=1/ log 2 3トレリス符号化部13は、3値のデー
タを出力する。このとき、出力されるデータは、(0,
0)以外の2ビットの組、すなわち{(0,1),
(1,0),(1,1)}のどれかをとるものとする。
この3値のデータと無符号の1ビットのデータは、8値
差動符号化器5に供給される。無符号の1ビットをMS
Bとすると、8値差動符号化器5に供給される値は、
“0”と“4”以外の“0”以上“7”以下の6値であ
る。
【0028】そして、8値差動符号化器5では、図1に
示す第1実施例の8値差動符号化器5と同様に前回の変
換値と次にr=1/ log 2 3トレリス符号化部13によって
出力される値の8を法とした和を変換値として8PSK
変調器7に供給する。8PSK変調器7では、8値差動
符号化器5から供給される変換値に対応して図2の8個
の位相の内の一つの位相が選択され、その位相に変調さ
れた変調信号が出力される。
【0029】このように、第2実施例の符号化変調装置
11では、r=1/ log 2 3トレリス符号化部13から8値
差動符号化器5に供給されるデータは、“0”と“4”
以外の“0”以上“7”以下の6値であるため、前回選
択された搬送波の位相と次に選択される搬送波の位相と
の間で0度あるいは180度変化することはない。この
結果、包絡線の振幅変動が小さくなる。また、ビタビ復
号により、送信情報の信頼性を高めることができる。
【0030】図4は、本発明による符号化変装装置の第
3実施例を示す構成図である。なお、図1に示す第1実
施例の符号化変調装置1、図3に示す第2実施例の符号
化変調装置11と同一部材には、同一番号を付して説明
は省略する。
【0031】図4に示すように、第3実施例の符号化変
調装置21は、r=2/ log 2 7トレリス符号化部3によっ
て2ビットの送信情報をトレリス符号化して“4”以外
の“0”以上“7”以下の7値を3ビットで出力し、1
ビットの送信情報を無符号で出力するr=3/ log 214トレ
リス符号化部23と、前回の変換値と次に供給される無
符号の値の2を法とした和を変換値とする2値差動符号
化器25と、図1に示す第1実施例の符号化変調装置1
および図3に示す第2実施例の符号化変調装置11と同
じ8値差動符号化器5と、図5に示すようにA〜Hの8
個の位相を搬送波として持ち、この位相の中から搬送波
となる位相を8値差動符号化器5で変換された値に対応
させて選択し、かつ、搬送波の振幅を2値差動符号化器
25で変換された値に対応させて選択し変調を行う16
APSK変調器27とを備えている。
【0032】次に、第3実施例の符号化変調装置21の
作用を図4を用いて説明する。
【0033】図4において送信情報3ビットがr=3/ log
214トレリス符号化部23で符号化される。r=3/ log 2
14トレリス符号化部23は14値のデータを4ビットで
出力し、このうち1ビットは2値差動符号化器25に供
給され、残りの3ビットのデータは、8値差動符号化器
5に供給される。8値差動符号化器5に供給される3ビ
ットのデータは、第1実施例の符号化変調装置1の8値
差動符号化器5と同様に“4”以外の“0”以上“7”
以下の7値をとるものとする。2値差動符号化器25と
8値差動符号化器5の出力は、16APSK変調器27
に入力される。16APSK変調器27では、2値差動
符号化器25と8値差動符号化器5から供給される値に
対応して図5に示す16個の信号点の内の一つが選択さ
れ、その振幅および位相に変調された変調信号が出力さ
れる。ここで、8値差動符号化器5から供給される値に
より位相A〜Hが選択され、2値差動符号化器25から
供給される値により振幅が選択される。
【0034】このように、第3実施例の符号化変調装置
21でも、r=3/ log 214トレリス符号化部23から8値
差動符号化器5に出力されるデータは、“4”以外の
“0”以上“7”以下の7値であるため、前回選択され
た搬送波の位相と次に選択される搬送波の位相との間で
180度変化することはないため、包絡線の振幅変動が
小さくなる。
【0035】なお、第3実施例の符号化変調装置21の
r=3/ log 214トレリス符号化部23は、r=2/ log 2 7ト
レリス符号化部3によって2ビットの送信情報をトレリ
ス符号化して“4”以外の“0”以上“7”以下の7値
を3ビットで出力し、1ビットの送信情報を無符号で出
力することによってトレリス符号化を行っているが、こ
れに限らず、符号化率r=3/4のトレリス符号化器
と、この符号化率r=3/4のトレリス符号化器の出力
3ビットの値のうち(1,0,0)のときのみ、その値
を(0,0,0)に変換する変換器を設けてr=3/ log 2
14トレリス符号化部23を構成するようにしても良い。
【0036】図6は本発明による符号化変装装置の第4
実施例を示す構成図である。なお、図1に示す第1実施
例の符号化変調装置1、図3に示す第2実施例の符号化
変調装置11、図4に示す第3実施例の符号化変調装置
21と同一部材には、同一番号を付して説明は省略す
る。
【0037】図6に示すように、第4実施例の符号化変
調装置31は、送信情報3ビットのうち1ビットを符号
化率r=1/ log 23でトレリス符号化する図3に示す
第2実施例の符号化変調装置11と同じr=1/ log 2 3ト
レリス符号化部13と、送信情報3ビットのうち2ビッ
トの無符号の送信情報とr=1/ log 2 3トレリス符号化部
13によってトレリス符号化された2ビットとを予め設
定されている図7に示す符号変換図に基づいて符号変換
して4ビットのデータを生成する符号変換部33と、符
号変換部33によって符号変換された4ビットのデータ
のうち2ビットのデータをそれぞれのビットに対応して
設けられた図4に示す第3実施例の2値差動符号化器2
5と同じ2つの2値差動符号化器25によって変換し、
搬送波の象限を選択する差動符号化部35と、差動符号
化部35から出力される2ビットのデータと、符号変換
部33から出力される2ビットのデータに基づいて図8
に示す16個の信号点の中から1個を選択して変調を行
う16QAM変調器37とを備えている。
【0038】次に、第4実施例の符号化変調装置31の
作用を図6を用いて説明する。
【0039】図6において送信情報3ビットのうち1ビ
ットがr=1/ log 2 3トレリス符号化部13で符号化され
る。r=1/ log 2 3トレリス符号化部13の出力は、第2
の実施例と同様の3値((0,0)以外の2ビットの
組)のデータb3 ,b4 である。この出力は、無符号の
送信情報b1 ,b2 とともに符号変換部33に供給さ
れ、図7に示す符号変換図に基づいて符号変換される。
【0040】ここで符号変換部33から出力される4ビ
ットのうち、データc1 ,c2 は、(1,1)以外の2
ビットの組となるように図7に示す符号変換図に予め設
定されている。
【0041】符号変換部33の出力のうちデータc1
2 は、差動符号化部35に供給され、差動符号化部3
5から出力されるデータd1 ,d2 は16QAM変調器
37に供給される。また、符号変換部33の残りのデー
タc3 ,c4 は、そのまま16QAM変調器37に供給
される。
【0042】そして、16QAM変調器37では、図8
に示す16個の信号点の中から差動符号化部35から供
給されるデータd1 ,d2 と、符号変換部33とから供
給されるデータc3 ,c4 に基づいて1つの信号点を選
択する。ここで、データd1,d2 は、信号点の象限を
決定し、データc3 ,c4 は、前記決定された象限の中
の信号点を決定する。
【0043】このように、第4の実施例では符号変換部
33から出力されるc1 ,c2 は、(1,1)をとらな
いように予め設定しているため、前回選択された搬送波
の象限と次に選択される搬送波の象限との間で180度
変化することがなく、包絡線の振幅変動が小さくなる。
【0044】
【発明の効果】本発明の符号化変調装置は、変調時に送
信情報を付加される冗長度を、誤り訂正符号化と信号点
遷移の制限の両方に割り当て、前回選択された搬送波の
位相と次に選択される搬送波の位相との間で180度ま
たは0度遷移することがないため、包絡線の変動が小さ
く、かつ、復調時の信頼性が高い符号化変調装置を実現
するこどができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る符号化変調装置の第1実施例を示
す構成図である。
【図2】8相PSKの信号点配置を示す説明図である。
【図3】本発明に係る符号化変調装置の第2実施例を示
す構成図である。
【図4】本発明に係る符号化変調装置の第3実施例を示
す構成図である。
【図5】16値APSKの信号点配置を示す説明図であ
る。
【図6】本発明に係る符号化変調装置の第3実施例を示
す構成図である。
【図7】図6に示す符号化変調装置の符号変換部の符号
変換図である。
【図8】16値QAMの信号点配置を示す説明図であ
る。
【図9】従来のQPSKの信号点配置と信号点遷移を示
す説明図である。
【図10】従来のπ/4シフトQPSKの信号点配置と
信号点遷移を示す説明図である。
【図11】従来のトレリス符号化8PSK変調装置の構
成図である。
【符号の説明】
1,11,21,31 符号化変調装置 3 r=2/ log 2 7トレリス符号化部 5 8値差動符号化器 7 8PSK変調器 13 r=1/ log 2 3トレリス符号化部 23 r=3/ log 214トレリス符号化部 25 2値差動符号化器 27 16APSK変調器 33 符号変換部 35 差動符号化部 37 16QAM変調器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される送信情報の少なくても一部を
    誤り訂正符号化し、連続して与えられるM個の値の中か
    ら所定の値を除いたL個の値を生成する誤り訂正符号化
    手段と、 前記誤り訂正符号化手段によって生成された値の少なく
    ても一部に対し、前回の変換値と次に誤り訂正符号化手
    段によって生成される値のMを法とした和を変換値とし
    て生成する差動論理符号化手段と、 前記連続して与えられるM個の値を順番に対応させたM
    個の位相の中から搬送波となる位相を前記変換値に基づ
    き選択して変調を行う変調手段と、 を備えたことを特徴とする符号化変調装置。
  2. 【請求項2】 前記誤り訂正符号化手段によって生成さ
    れた値を、予め設定されたテーブルに基づいて符号変換
    して前記差動論理符号化手段に供給する符号変換手段を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の符号可変調装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2380103A (en) * 2001-06-29 2003-03-26 Sepura Ltd TETRA communications system using a differential 8PSK (or D8PSK) modulation method

Cited By (2)

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GB2380103A (en) * 2001-06-29 2003-03-26 Sepura Ltd TETRA communications system using a differential 8PSK (or D8PSK) modulation method
GB2380103B (en) * 2001-06-29 2004-05-19 Sepura Ltd Communications systems

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