JPH0786384A - 試料台、該試料台のモニタリングシステム及び半導体製造装置 - Google Patents

試料台、該試料台のモニタリングシステム及び半導体製造装置

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JPH0786384A
JPH0786384A JP23176993A JP23176993A JPH0786384A JP H0786384 A JPH0786384 A JP H0786384A JP 23176993 A JP23176993 A JP 23176993A JP 23176993 A JP23176993 A JP 23176993A JP H0786384 A JPH0786384 A JP H0786384A
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electrode
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Tomohiko Sakaguchi
智彦 坂口
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 半導体製造装置に装備される静電チャック方
式の試料台3において、試料台3に埋設された試料吸着
用の電極3aに印加電圧測定用端子4が接続されている
試料台。 【効果】 ケ−ブル7a、印加電圧導入端子8に異常が
ある場合も含めて試料吸着用の電極3aに所定の電圧が
印加されているかどうかをモニタリングすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は試料台、該試料台のモニ
タリングシステム及び半導体製造装置に関し、より詳細
には静電チャック方式の試料台、該試料台に載置された
試料の吸着状況をモニタするモニタリングシステム及び
前記試料台に載置された試料にプラズマ処理を施すため
の半導体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭62−54637号公報で試料台
に載置された試料の着脱状態検出機能を備えた静電チャ
ック装置に関する発明が開示されている。該発明は、印
加電圧電源の出力側端子において該印加電圧電源から静
電チャック電極(=試料吸着用の電極)に印加される電
圧あるいは前記電極に流れる電流をモニタすることで前
記試料台に載置された試料の着脱状態を検出しようとす
るものである。
【0003】図4は前記発明に係る静電チャック装置を
用いたプラズマ処理装置を示した概略構成図である。図
4において、43は電極を示しており、電極43には高
周波電源50および開閉器49を介して直流高圧電源4
8が接続されている。42は電極43の表面に被着され
た誘電体薄膜を示しており、45は誘電体薄膜42を介
して電極43に吸着された被処理物(試料)を示してい
る。なお、47は被処理物45を保持するための保持台
を示し、46は保持台47を上昇させて被処理物45を
電極43に吸着させるための昇降機構を示している。
【0004】図5は直流高圧電源回路48を概略的に示
した回路構成図である。直流高圧電源回路48は商用電
力55を電源とし、該商用電力55を高圧トランス56
で昇圧した後、ダイオ−ドブリッジ57で整流したもの
を端子62から電極43に供給している。その場合、直
流高圧電源回路48の出力電圧は電圧計58で検出さ
れ、出力電流は電流計59で検出されるようになってい
る。なお、60は電圧計58の検出電圧と基準電圧とを
比較する比較回路を示し、61は電流計59の検出電流
と基準電流とを比較する比較回路を示している。
【0005】上記のように構成されたプラズマ処理装置
において、被処理物45の着脱状態は、電圧計58の検
出電圧と基準電圧とを比較回路60で比較し、電流計5
9の検出電流と基準電流とを比較回路61で比較するこ
とで判断される。直流高圧電源回路48の出力電圧およ
び出力電流は、被処理物45の着脱状態に応じて以下の
ように変化する。
【0006】被処理物45が電極43に吸着されていな
い場合は、被処理物45が電極43に吸着されている場
合に比べて、電圧計58の検出電圧は低くなり、電流計
59の検出電流は大きくなる。特に、電極43に吸着さ
れている被処理物45が何らかの理由で電極43に吸着
されなくなって落下すると、直流高圧電源回路48の出
力電圧および出力電流が急激に変化する。これらの場
合、比較回路60および比較回路61から警報装置(図
示せず)に異常信号が出力され、警報が発せられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記発明にお
ける静電チャック装置では、直流高圧電源(=印加電圧
電源)48と電極43とを接続するケ−ブルで漏電して
いたり、あるいは前記ケ−ブルと電極43とを接続する
端子に接続不良があったりしてもこれらの故障を検出す
ることができない。前記故障がある場合、電極43に被
処理物(=試料)45を吸着するのに必要な所定の電圧
は印加されない。したがって、漏電していたり、あるい
は前記端子に接続不良がある場合、前記静電チャック装
置では、電極43に所定の電圧が印加されないまま試料
45にプラズマ処理が施されてしまう可能性がある。そ
うすると、試料45を破損したり、また、誘電体薄膜4
2と電極43とからなる試料台自体がエッチングされた
りスパッタされたり、あるいは前記試料台に薄膜が形成
されたりしてしまう。
【0008】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、印加電圧電源と試料吸着用の電極とを接続するケ−
ブル、および該ケ−ブルと前記電極とを接続する端子に
異常がある場合も含めて前記電極に所定の電圧が印加さ
れているかどうかをモニタリングすることができる試料
台、該試料台のモニタリングシステムおよび半導体製造
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る試料台は、半導体製造装置に装備される
静電チャック方式の試料台において、該試料台に埋設さ
れた試料吸着用の電極に印加電圧測定用端子が接続され
ていることを特徴としている。
【0010】また、本発明に係る試料台のモニタリング
システム(1)は、上記記載の印加電圧測定用端子の一
端が電圧測定手段に接続されると共に印加電圧電源の一
端が電圧測定手段に接続され、これら電圧測定手段にお
ける各値を比較することにより上記記載の試料台におけ
る試料の吸着状況をモニタリングすることを特徴として
いる。
【0011】また、本発明に係る試料台のモニタリング
システム(2)は、上記記載の印加電圧測定用端子の一
端が比較器の入力側に接続されると共に、前記試料吸着
用の印加電圧電源の一端が前記比較器の入力側に接続さ
れ、該比較器の出力側が警報装置に接続されていること
を特徴としている。
【0012】また、本発明に係る半導体製造装置は、試
料を載置する試料台を備え、前記試料にプラズマ処理を
施すための半導体製造装置において、上記記載の印加電
圧測定用端子の一端が比較器の入力側に接続されると共
に、前記試料吸着用の印加電圧電源の一端が前記比較器
の入力側に接続され、該比較器の出力側が半導体製造装
置の駆動機構に接続されていることを特徴としている。
【0013】
【作用】上記構成に係る試料台においては、該試料台に
試料吸着用の電極が埋設され、該電極に印加電圧測定用
端子が接続されているので、該印加電圧測定用端子を介
して前記試料台に載置された試料を吸着するための所定
の電圧が前記電極に印加されているかどうかをモニタリ
ングすることが可能になる。
【0014】上記構成の試料台のモニタリングシステム
(1)では、前記印加電圧測定用端子の一端が電圧測定
手段に接続されると共に印加電圧電源の一端が電圧測定
手段に接続され、これら電圧測定手段における各値を比
較することにより上記試料台における試料の吸着状況を
モニタリングするので、前記電圧測定手段における各値
を比較することで、前記試料台に載置された試料の吸着
状況が検出されると共に、前記印加電圧電源の異常、お
よび該印加電圧電源と前記電極とを接続するケ−ブル・
端子における断線・漏電等の異常がそれぞれ検出され
る。
【0015】また、上記構成の試料台のモニタリングシ
ステム(2)では、上記記載の印加電圧測定用端子の一
端が比較器の入力側に接続されると共に、前記試料吸着
用の印加電圧電源の一端が前記比較器の入力側に接続さ
れ、該比較器の出力側が警報装置に接続されているの
で、前記比較器において前記印加電圧電源の異常、およ
び該印加電圧電源と前記電極とを接続するケ−ブル・端
子における断線・漏電等の異常が検出されると共に、前
記比較器から前記警報装置に警報信号が伝達され、前記
異常のレベルに応じた警報が発せられる。
【0016】上記構成に係る半導体製造装置において
は、試料を載置する試料台を備え、前記試料にプラズマ
処理を施すための半導体製造装置において、上記記載の
印加電圧測定用端子の一端が比較器の入力側に接続され
ると共に、前記試料吸着用の印加電圧電源の一端が前記
比較器の入力側に接続され、該比較器の出力側が半導体
製造装置の駆動機構に接続されており、前記比較器にお
いて前記印加電圧電源の異常、および該印加電圧電源と
前記電極とを接続するケ−ブル・端子における断線・漏
電等の異常が検出されると共に、前記比較器から前記半
導体製造装置の駆動機構に対してフィ−ドバック信号が
伝達され、前記異常のレベルが高いときには前記半導体
製造装置の駆動が停止される。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る試料台、該試料台のモニ
タリングシステムおよび半導体製造装置の実施例を図面
に基づいて説明する。図1は実施例1に係る平行平板型
エッチング装置100を示した概略図であり、平行平板
型エッチング装置100は試料台3およびモニタリング
システム70等を含んで構成されている。
【0018】図中1は底面の中央部に円形の開口部1c
が形成され、開口部1cに開口部1cを塞ぐように外径
6インチの試料台3が配設された断面視略長方形形状の
真空チャンバ−を示しており、真空チャンバ−1の両側
面には真空チャンバ−1内部のプラズマ室2に試料11
を搬入・搬出するためのゲ−トバルブ1bが形成され、
底面にはプラズマ室2を所定の真空圧に保つための排気
口1aが形成されている。試料台3は絶縁質のアルミナ
ベ−スセラミックスで形成されており、試料台3上には
試料11が載置され、試料台3には試料11吸着用のタ
ングステン電極3aが埋設されている。タングステン電
極3aは所定の異なる2点で印加電圧導入端子8および
印加電圧測定用端子4と接続されている。
【0019】7は印加電圧電源を示しており、印加電圧
電源7は比較器6に接続されると共にケ−ブル7aを介
して印加電圧導入端子8に接続されている。比較器6に
は印加電圧測定用端子4が接続されており、比較器6は
警報装置10に接続されると共に、フィ−ドバック信号
線6aを介して介して駆動機構9に接続され、駆動機構
9は印加電圧電源7および平行平板型エッチング装置1
00を構成するその他の各種装置に接続されている。
【0020】上記の如く構成された平行平板型エッチン
グ装置100におけるモニタリングシステム70は以下
のように動作する。印加電圧電源7からは例えば500
Vの印加電圧Viが比較器6に出力されると共に、ケ−
ブル7aおよび印加電圧導入端子8を介して試料11吸
着用の電極3aに印加される。試料11吸着用の電極3
aに印加されている電圧は印加電圧測定用端子4を介し
て比較器6に入力される。そして、比較器6において最
初に、印加電圧電源7から直接出力されてくる電圧値が
正常値Viであるかどうかが判定される。前記電圧値が
正常値Viであれば、前記電圧値(=正常値Vi)と印
加電圧測定用端子4を介して測定される試料11吸着用
の電極3aに印加されている電圧値Voとが比較され、
試料11吸着用の電極3aに所定の電圧が印加されてい
るかどうかが判定される。この判定により、印加電圧電
源7、ケ−ブル7aおよび印加電圧導入端子8で構成さ
れる印加電圧供給系統に漏電あるいは断線等の異常が生
じていないかどうかを判定することができる。
【0021】例えば、印加電圧電源7に異常がある場合
には、印加電圧電源7から比較器6に正常な電圧値Vi
が入力されなくなるので、異常を判定することができ
る。その場合、比較器6から警報装置10に警報信号が
発せられると共に、駆動機構9にも印加電圧電源7の異
常を示す異常信号が発せられる。そして、警報装置10
により印加電圧電源7の異常を示す警報が発せられ、駆
動機構9により印加電圧電源7がオフされると共に、平
行平板型エッチング装置100が停止される。
【0022】一方、印加電圧電源7は正常でケ−ブル7
aまたは印加電圧導入端子8に異常がある場合には、試
料11吸着用の電極3aには所定の電圧が印加されない
ので、前記電圧値Viと前記電圧値Voとを比較するこ
とで異常を判定することができる。
【0023】その場合の判定は、以下のように行なわれ
る。電圧値Viと電圧値Voとの電圧差をΔVとする
と、試料台3の試料11に対する吸着力の許容範囲から
(印加電圧Viと吸着力との関係を概略的に示したグラ
フである図3を参照)ΔVが50Vを超えると異常と判
定される。すなわち、ΔV<50Vであれば、正常と判
定され、50V≦ΔV<0.5×Viであれば、漏電し
ていると判定され、ΔV≦0.5×Viであれば、断線
していると判定される。
【0024】漏電していると判定された場合には、比較
器6から警報装置10に対して前記印加電圧供給系統に
漏電が生じていることを示す信号が伝達され、漏電警報
が発せられる。この場合、平行平板型エッチング装置1
00を停止させるかどうかは操作側の判断に委ねられ
る。一方、断線していると判定された場合には、同様に
比較器6から警報装置10に対して前記印加電圧供給系
統が断線していることを示す信号が伝達されて断線警報
が発せられると共に、フィ−ドバック信号線6aを介し
て駆動機構9にフィ−ドバック信号が伝達される。そし
て、該フィ−ドバック信号を受信した駆動機構9により
印加電圧電源7がオフされると共に、プラズマ室2にプ
ラズマを発生させるための高周波電源(図示せず)、プ
ラズマ室2を所定の真空圧に保つための排気装置(図示
せず)等の各種装置がオフされ、平行平板型エッチング
装置100が自動的に停止される。
【0025】次に、図2に基づいて実施例2に係る平行
平板型エッチング装置200を説明する。平行平板型エ
ッチング装置200が図1で示した平行平板型エッチン
グ装置100と異なるところは、実施例1におけるモニ
タリングシステム70が実施例2ではモニタリングシス
テム80となっている点であり、その他の点は同一であ
る。モニタリングシステム70は比較器6、警報装置1
0および駆動機構9を含んで構成されていたが、モニタ
リングシステム80は試料11吸着用の電極3aに印加
されている電圧を測定するための電圧計24および印加
電圧電源7の出力電圧を測定するための電圧計27を含
んで構成されている。
【0026】平行平板型エッチング装置200の場合、
電圧計27の測定値を読み取ることで印加電圧電源7の
正常・異常を判定することができ、また、電圧計24お
よび電圧計27で測定される電圧値を比較することで、
試料11吸着用の電極3aに所定の電圧が印加されてい
るかどうか、すなわち前記印加電圧供給系統の正常・異
常を判定することができる。その場合、正常・異常の判
定は操作側によって行なわれ、判定結果に応じてフェイ
ルセ−フ処理が実行されることになる。
【0027】以上説明したように実施例1に係る試料台
3、モニタリングシステム70および半導体製造装置で
ある平行平板型エッチング装置100を用いれば、印加
電圧電源7、ケ−ブル7aおよび印加電圧導入端子8で
構成される印加電圧供給系統に漏電・断線等の異常があ
る場合も含めて試料11吸着用の電極3aに所定の電圧
が印加されているかどうかを自動的に判定することがで
きる。加えて、前記異常がある場合には、漏電警報およ
び断線警報を発することができる。また、前記印加電圧
供給系統が断線した場合には、断線警報を発すると共
に、平行平板型エッチング装置100を自動的に停止さ
せることができる。以上から分かるように、平行平板型
エッチング装置100を用いれば、試料11の吸着トラ
ブルにより歩留りが悪化したり、装置が故障したりする
ことを防止することができる。
【0028】また、実施例2に係る試料台3、モニタリ
ングシステム80および半導体製造装置である平行平板
型エッチング装置200においても、電圧計24および
電圧計27における測定値をモニタリングすることによ
り前記印加電圧供給系統の正常・異常を判定することが
でき、試料11の吸着トラブルにより歩留りが悪化した
り、装置が故障したりすることを防止することができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る試料台
は、半導体製造装置に装備される静電チャック方式の試
料台において、該試料台に埋設された試料吸着用の電極
に印加電圧測定用端子が接続されているので、該印加電
圧測定用端子を介して前記電極に印加されている電圧を
測定することができる。
【0030】本発明に係る試料台のモニタリングシステ
ムは、上記記載の印加電圧測定用端子の一端が電圧測定
手段に接続されると共に印加電圧電源の一端が電圧測定
手段に接続され、これら電圧測定手段における各値を比
較することにより上記記載の試料台における試料の吸着
状況をモニタリングするシステムであるので、前記電圧
測定手段における各値を比較することで、前記試料台に
載置された試料の吸着状況を検出することができると共
に、前記印加電圧電源の故障、および該印加電圧電源と
前記電極とを接続するケ−ブル・端子における漏電・断
線等の異常を検出することができる。
【0031】また、本発明に係る試料台のモニタリング
システムは、試料を載置する試料台を備え、前記試料に
プラズマ処理を施すための半導体製造装置において、上
記記載の印加電圧測定用端子の一端が比較器の入力側に
接続されると共に、前記試料吸着用の印加電圧電源の一
端が前記比較器の入力側に接続され、該比較器の出力側
が警報装置に接続されているので、前記印加電圧電源や
上記記載のケ−ブル・端子に異常がある場合には、前記
比較器から前記警報装置に対して警報信号を伝達して漏
電警報・断線警報等の警報を発することができる。
【0032】本発明に係る半導体製造装置は、試料を載
置する試料台を備え、前記試料にプラズマ処理を施すた
めの半導体製造装置において、上記記載の印加電圧測定
用端子の一端が比較器の入力側に接続されると共に、前
記試料吸着用の印加電圧電源の一端が前記比較器の入力
側に接続され、該比較器の出力側が半導体製造装置の駆
動機構に接続されているので、前記印加電圧電源や上記
記載のケ−ブル・端子に断線異常がある場合には、前記
比較器から前記駆動機構に対してフィ−ドバック信号が
伝達され、前記半導体製造装置を自動的に停止させるこ
とができる。
【0033】以上から分かるように本発明に係る試料
台、該試料台のモニタリングシステムおよび半導体製造
装置を用いれば、試料の吸着トラブルにより歩留りが悪
化したり、装置が故障したりすることを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る試料台、該試料台のモ
ニタリングシステムおよび半導体製造装置である平行平
板型エッチング装置を示した概略図である。
【図2】本発明の実施例2に係る試料台、該試料台のモ
ニタリングシステムおよび半導体製造装置である平行平
板型エッチング装置を示した概略図である。
【図3】電極に印加される印加電圧と電極の試料吸着量
との関係を概略的に示したグラフである。
【図4】従来の試料台および該試料台のモニタリングシ
ステムを備えたプラズマ処理装置を概略的に示した構成
図である。
【図5】直流高圧電源を概略的に示した回路構成図であ
る。
【符号の説明】
2 プラズマ室 3 試料台 3a 試料吸着用の電極 4 印加電圧測定用端子 6 比較器 7 印加電圧電源 9 駆動機構 10 警報装置 11 試料 24、27 電圧計 70、80 モニタリングシステム 100、200 平行平板型エッチング装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造装置に装備される静電チャッ
    ク方式の試料台において、該試料台に埋設された試料吸
    着用の電極に印加電圧測定用端子が接続されていること
    を特徴とする試料台。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印加電圧測定用端子の一
    端が電圧測定手段に接続されると共に印加電圧電源の一
    端が電圧測定手段に接続され、これら電圧測定手段にお
    ける各値を比較することにより請求項1記載の試料台に
    おける試料の吸着状況をモニタリングすることを特徴と
    する試料台のモニタリングシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の印加電圧測定用端子の一
    端が比較器の入力側に接続されると共に、前記試料吸着
    用の印加電圧電源の一端が前記比較器の入力側に接続さ
    れ、該比較器の出力側が警報装置に接続されていること
    を特徴とする試料台のモニタリングシステム。
  4. 【請求項4】 試料を載置する試料台を備え、前記試料
    にプラズマ処理を施すための半導体製造装置において、
    請求項1記載の印加電圧測定用端子の一端が比較器の入
    力側に接続されると共に、前記試料吸着用の印加電圧電
    源の一端が前記比較器の入力側に接続され、該比較器の
    出力側が半導体製造装置の駆動機構に接続されているこ
    とを特徴とする半導体製造装置。
JP23176993A 1993-09-17 1993-09-17 試料台、該試料台のモニタリングシステム及び半導体製造装置 Pending JPH0786384A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105810608A (zh) * 2016-04-29 2016-07-27 刘友富 一种测试治具
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