JPH0784537A - 発光装置 - Google Patents
発光装置Info
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- JPH0784537A JPH0784537A JP14254194A JP14254194A JPH0784537A JP H0784537 A JPH0784537 A JP H0784537A JP 14254194 A JP14254194 A JP 14254194A JP 14254194 A JP14254194 A JP 14254194A JP H0784537 A JPH0784537 A JP H0784537A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light source
- emitting device
- power source
- inertial switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F13/00—Illuminated signs; Luminous advertising
- G09F13/20—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
- G09F13/22—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent
Landscapes
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クリスマスツリーなどに飾り付けとして取り
付けられる多数の光源を風などの自然の動きに合わせて
点滅させる。 【構成】 電源10と光源20との間に、傾斜や振動も
しくは揺れなどの機械的運動を受けてオンオフする慣性
スイッチ30を介在させて、その機械的運動に応じて光
源を点滅させる。
付けられる多数の光源を風などの自然の動きに合わせて
点滅させる。 【構成】 電源10と光源20との間に、傾斜や振動も
しくは揺れなどの機械的運動を受けてオンオフする慣性
スイッチ30を介在させて、その機械的運動に応じて光
源を点滅させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発光装置に関し、さらに
詳しく言えば、例えば風雨などの自然現象による影響を
受けて点滅するようにした装飾用のイルミネーションと
して好適な発光装置に関するものである。
詳しく言えば、例えば風雨などの自然現象による影響を
受けて点滅するようにした装飾用のイルミネーションと
して好適な発光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】身近なものとして、クリスマスツリーを
例にして説明する。一般に、家庭内でクリスマスツリー
に飾り付けを行なう場合、赤や青などの多くの色をした
ランプが取り付けられる。
例にして説明する。一般に、家庭内でクリスマスツリー
に飾り付けを行なう場合、赤や青などの多くの色をした
ランプが取り付けられる。
【0003】従来、この種のランプはある規則性にした
がって点滅するようになっており、これには大別して、
タイマーにより所定の時間間隔で点滅するものと、バイ
メタルによるものとがある。後者は、ランプの発熱を利
用したもので、その熱にてバイメタルをオンオフさせて
ランプを点滅させるようにしている。
がって点滅するようになっており、これには大別して、
タイマーにより所定の時間間隔で点滅するものと、バイ
メタルによるものとがある。後者は、ランプの発熱を利
用したもので、その熱にてバイメタルをオンオフさせて
ランプを点滅させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
にしてもその点滅は規則的であるため、面白みにかける
きらいがあった。また、その点滅に何等かの趣向を凝ら
そうとすると、ソフト的にはそれを実現するためのプロ
グラムが必要であり、また、ハード的にもそれに見合っ
た切替え回路などが必要とされ、簡単には済まされない
という問題があった。
にしてもその点滅は規則的であるため、面白みにかける
きらいがあった。また、その点滅に何等かの趣向を凝ら
そうとすると、ソフト的にはそれを実現するためのプロ
グラムが必要であり、また、ハード的にもそれに見合っ
た切替え回路などが必要とされ、簡単には済まされない
という問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の事情に鑑みな
されたもので、その目的は、周囲の風や振動もしくは装
着者自身の動きなどの機械的運動を受けて点滅し得るよ
うにした発光装置を提供することにある。
されたもので、その目的は、周囲の風や振動もしくは装
着者自身の動きなどの機械的運動を受けて点滅し得るよ
うにした発光装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、電源と、同電源に接続されて発光する光
源とを備えてなる発光装置において、その電源と光源と
の間に、傾斜や振動もしくは揺れなどの機械的運動を受
けてオンオフする慣性スイッチを介在させて、その機械
的運動に応じて光源を点滅させるようにしたことを特徴
としている。
め、本発明は、電源と、同電源に接続されて発光する光
源とを備えてなる発光装置において、その電源と光源と
の間に、傾斜や振動もしくは揺れなどの機械的運動を受
けてオンオフする慣性スイッチを介在させて、その機械
的運動に応じて光源を点滅させるようにしたことを特徴
としている。
【0007】この場合、慣性スイッチは光源とともに、
草木の枝や葉片もしくはその模擬物などの揺動体に取り
付けられることが好ましいが、水面に浮遊する舟もしく
はその模型などの浮遊体に取り付けられても良い。
草木の枝や葉片もしくはその模擬物などの揺動体に取り
付けられることが好ましいが、水面に浮遊する舟もしく
はその模型などの浮遊体に取り付けられても良い。
【0008】また、ネックレス、ブレスレッドもしくは
ペンダントなどの身回装飾品にも適用可能であるが、電
源、光源および慣性スイッチを少なくとも一部が透明と
されたケース内に収納してブローチやイヤリング風に仕
上げることもできる。
ペンダントなどの身回装飾品にも適用可能であるが、電
源、光源および慣性スイッチを少なくとも一部が透明と
されたケース内に収納してブローチやイヤリング風に仕
上げることもできる。
【0009】さらに、慣性スイッチ、光源および電源
を、少なくとも同光源が位置する部位が透明にされたケ
ース内に収納してなる発光体を樹木などに模して作られ
た支柱メンバーに飾り付け、この支柱メンバーを人体検
出センサーを有する加振器にて振動させるようにしても
よい。
を、少なくとも同光源が位置する部位が透明にされたケ
ース内に収納してなる発光体を樹木などに模して作られ
た支柱メンバーに飾り付け、この支柱メンバーを人体検
出センサーを有する加振器にて振動させるようにしても
よい。
【0010】一方、慣性スイッチ、光源および電源を、
少なくとも同光源が位置する部位が透明にされたケース
内に収納するにあたって、光源の少なくとも一方のリー
ド端子をコイルバネ状とし、同リード端子を電源もしく
は慣性スイッチの対応する電極部位に弾性的に接触させ
るようにすることが好ましい。
少なくとも同光源が位置する部位が透明にされたケース
内に収納するにあたって、光源の少なくとも一方のリー
ド端子をコイルバネ状とし、同リード端子を電源もしく
は慣性スイッチの対応する電極部位に弾性的に接触させ
るようにすることが好ましい。
【0011】
【作用】例えば、観賞用として人工的に作られた草木の
枝や葉に多数の光源をその慣性スイッチとともにを取り
付けて風などをあてると、その草木の揺らぎに応じて慣
性スイッチがオンオフするため、あたかも多数の光源が
風の流れに乗るようにして点滅する。また、身回装飾品
に適用した場合には、その着用者の動きに合わせて光源
が点滅することになる。
枝や葉に多数の光源をその慣性スイッチとともにを取り
付けて風などをあてると、その草木の揺らぎに応じて慣
性スイッチがオンオフするため、あたかも多数の光源が
風の流れに乗るようにして点滅する。また、身回装飾品
に適用した場合には、その着用者の動きに合わせて光源
が点滅することになる。
【0012】さらには、人体検出センサーを有する加振
器にて、人体が検出されたときのみに振動を加えて発光
体を点滅させるようにすれば、例えば店頭展示品として
効果的なデモンストレーションを行なうことができる。
器にて、人体が検出されたときのみに振動を加えて発光
体を点滅させるようにすれば、例えば店頭展示品として
効果的なデモンストレーションを行なうことができる。
【0013】一方、光源の少なくとも一方のリード端子
をコイルバネ状に形成することにより、同光源を慣性ス
イッチおよび電源とともにケース内に組み込む際、多少
の寸法誤差があっても、それを吸収して良好な電気的接
触状態が得られる。
をコイルバネ状に形成することにより、同光源を慣性ス
イッチおよび電源とともにケース内に組み込む際、多少
の寸法誤差があっても、それを吸収して良好な電気的接
触状態が得られる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら説明する。図1には、本発明のもっとも簡素化され
た実施例が例示されている。これによると、同発光装置
は電源10と、同電源10に接続されて発光する光源2
0と、それらの間に介装された慣性スイッチ30とを備
えている。
がら説明する。図1には、本発明のもっとも簡素化され
た実施例が例示されている。これによると、同発光装置
は電源10と、同電源10に接続されて発光する光源2
0と、それらの間に介装された慣性スイッチ30とを備
えている。
【0015】通常、電源10には一次もしくは二次電池
が用いられるが、これに太陽電池を併用させても良い
し、太陽電池を単独で用いても良い。光源20には発光
ダイオード(LED)が一般的ではあるが、電球などを
用いても良い。
が用いられるが、これに太陽電池を併用させても良い
し、太陽電池を単独で用いても良い。光源20には発光
ダイオード(LED)が一般的ではあるが、電球などを
用いても良い。
【0016】慣性スイッチ30は傾斜や振動もしくは揺
れなどの機械的運動を受けてオンオフするスイッチであ
り、図2にその構成の一例が示されている。すなわち、
同慣性スイッチ30は例えば表面に金メッキが施された
導電性を有するスイッチ素子としてのボール31と、同
ボール31が載置される台座32aを有する第1の電極
体32と、内部にボール31を収納し得る空間を有し、
オーリング34を介して第1の電極体32に対して電気
的に絶縁した状態で取り付けられる第2の電極体33と
を備えている。
れなどの機械的運動を受けてオンオフするスイッチであ
り、図2にその構成の一例が示されている。すなわち、
同慣性スイッチ30は例えば表面に金メッキが施された
導電性を有するスイッチ素子としてのボール31と、同
ボール31が載置される台座32aを有する第1の電極
体32と、内部にボール31を収納し得る空間を有し、
オーリング34を介して第1の電極体32に対して電気
的に絶縁した状態で取り付けられる第2の電極体33と
を備えている。
【0017】台座32aはボール31に対する受け面が
小さく形成されている。したがって、ボール31は振動
や傾斜によりその受け面から外れて第2の電極体33の
内面に接触する。これにより、第1の電極体32と第2
の電極体33とがボール31を介して導通し、スイッチ
オンの状態となる。振動や傾斜がおさまると、ボール3
1は台座32a上に復帰し、第1の電極体32と第2の
電極体33は非導通、すなわちスイッチオフの状態とな
る。
小さく形成されている。したがって、ボール31は振動
や傾斜によりその受け面から外れて第2の電極体33の
内面に接触する。これにより、第1の電極体32と第2
の電極体33とがボール31を介して導通し、スイッチ
オンの状態となる。振動や傾斜がおさまると、ボール3
1は台座32a上に復帰し、第1の電極体32と第2の
電極体33は非導通、すなわちスイッチオフの状態とな
る。
【0018】図3には、しなやかなワイヤーWを草の一
種と見做して人工的な草原を作り、それにこの発光装置
を適用した場合が図解されており、図4にはその配線図
が示されている。なお、この例では光源(LED)およ
び慣性スイッチがそれぞれ複数個用いられている関係
上、それらを識別するために参照符号にサフィックス
a,b,c…を付けて説明する。
種と見做して人工的な草原を作り、それにこの発光装置
を適用した場合が図解されており、図4にはその配線図
が示されている。なお、この例では光源(LED)およ
び慣性スイッチがそれぞれ複数個用いられている関係
上、それらを識別するために参照符号にサフィックス
a,b,c…を付けて説明する。
【0019】各ワイヤーWの各々にLED20を取り付
けるにあたって、この実施例においては、図3における
左の2つのLED20a,20bにはそれぞれ慣性スイ
ッチ30a,30bを割り当て、これに対して同図右の
2つのLED20c,20dには1つの慣性スイッチ3
0cを共用させて、慣性スイッチの使用個数の削減を図
っている。
けるにあたって、この実施例においては、図3における
左の2つのLED20a,20bにはそれぞれ慣性スイ
ッチ30a,30bを割り当て、これに対して同図右の
2つのLED20c,20dには1つの慣性スイッチ3
0cを共用させて、慣性スイッチの使用個数の削減を図
っている。
【0020】これによれば、LED20a,20bはそ
のワイヤーWの揺れ具合によって、独立的に点滅する
が、LED20c,20dは同時に点滅することにな
る。なお、この例では慣性スイッチ30cをLED20
c,20dが取り付けられるワイヤーWとは別のワイヤ
ーWに取り付けているが、同慣性スイッチ30cをその
いずれかのワイヤーWに取り付けても良いことはもちろ
んである。また、配線も任意に変更可能である。
のワイヤーWの揺れ具合によって、独立的に点滅する
が、LED20c,20dは同時に点滅することにな
る。なお、この例では慣性スイッチ30cをLED20
c,20dが取り付けられるワイヤーWとは別のワイヤ
ーWに取り付けているが、同慣性スイッチ30cをその
いずれかのワイヤーWに取り付けても良いことはもちろ
んである。また、配線も任意に変更可能である。
【0021】図5には、上記の4つのLED20a〜2
0dと、3つの慣性スイッチ30a〜30cを樹木Tの
各枝に取り付けた実施例が示されている。この場合、各
慣性スイッチ30a〜30cは、例えば風などによって
揺られるように適当な線材によって枝に吊り下げられる
ようにすると良い。
0dと、3つの慣性スイッチ30a〜30cを樹木Tの
各枝に取り付けた実施例が示されている。この場合、各
慣性スイッチ30a〜30cは、例えば風などによって
揺られるように適当な線材によって枝に吊り下げられる
ようにすると良い。
【0022】これらの実施例によれば、例えば街路樹や
庭の草木が風や雨などにより揺られると、その揺れの強
さや速さに応じて多数のLED20が点滅し、いままで
にない自然現象を反映したイルミネーション効果が奏さ
れる。
庭の草木が風や雨などにより揺られると、その揺れの強
さや速さに応じて多数のLED20が点滅し、いままで
にない自然現象を反映したイルミネーション効果が奏さ
れる。
【0023】もっとも、家庭内に飾られる例えばクリス
マスツリーなどにも適用することができ、その場合に
は、振動や空気調和機による風の流れなどの影響を受け
て点滅することになる。
マスツリーなどにも適用することができ、その場合に
は、振動や空気調和機による風の流れなどの影響を受け
て点滅することになる。
【0024】図6には水面に浮遊する舟の模型に適用し
た別の実施例が示されている。すなわち、各模型舟Sに
それぞれLED20と慣性スイッチ30とを設け、これ
によってその模型舟Sの揺れ(水面の自然な揺れ)に応
じてLED20が点滅するようにしている。
た別の実施例が示されている。すなわち、各模型舟Sに
それぞれLED20と慣性スイッチ30とを設け、これ
によってその模型舟Sの揺れ(水面の自然な揺れ)に応
じてLED20が点滅するようにしている。
【0025】なお、この場合も配線は任意であって、例
えば図3のLED20a,20bのように独立的に点滅
するようにしても良いし、同図のLED20c,20d
のように1つの慣性スイッチ30を共用として同時に点
滅するようにしても良い。
えば図3のLED20a,20bのように独立的に点滅
するようにしても良いし、同図のLED20c,20d
のように1つの慣性スイッチ30を共用として同時に点
滅するようにしても良い。
【0026】また、図示されていないが、ネックレス、
ブレスレッドもしくはペンダントなどの鎖類に配線を施
して、それにLEDと慣性スイッチを接続することによ
り、趣向の変わった身回装飾品が得られる。
ブレスレッドもしくはペンダントなどの鎖類に配線を施
して、それにLEDと慣性スイッチを接続することによ
り、趣向の変わった身回装飾品が得られる。
【0027】図7には、同じ身回装飾品としても適用可
能であるが、上記とは異なった実施例が示されている。
これによると、この発光装置は例えばアクリル樹脂など
からなる透明な円筒状のケース40を有し、同ケース4
0内に電源としてのボタン型電池10、LED20およ
び慣性スイッチ30を収納している。
能であるが、上記とは異なった実施例が示されている。
これによると、この発光装置は例えばアクリル樹脂など
からなる透明な円筒状のケース40を有し、同ケース4
0内に電源としてのボタン型電池10、LED20およ
び慣性スイッチ30を収納している。
【0028】この実施例において、ケース40は直径約
8mm、軸長25mm程度であるため、例えばペンダン
トやブローチ、また、場合によってはイヤリングなどの
身回装飾品としても用いることができる。なお、ケース
40の底部側には、さらに縮径されたLED収納部40
aが形成されている。
8mm、軸長25mm程度であるため、例えばペンダン
トやブローチ、また、場合によってはイヤリングなどの
身回装飾品としても用いることができる。なお、ケース
40の底部側には、さらに縮径されたLED収納部40
aが形成されている。
【0029】この発光装置は、LED20、慣性スイッ
チ30、電源10(この例ではボタン型電池2個を用い
ている)の順にケース40内に収納することにより組み
立てられるが、それに先だってLED20のリード端子
の加工が行なわれる。
チ30、電源10(この例ではボタン型電池2個を用い
ている)の順にケース40内に収納することにより組み
立てられるが、それに先だってLED20のリード端子
の加工が行なわれる。
【0030】すなわち、同LED20の例えばマイナス
側のリード端子20aを慣性スイッチ30の第1の電極
32に接触し得る長さに切断し、接触面積を確保するた
めその先端部をL字状に折り曲げる。
側のリード端子20aを慣性スイッチ30の第1の電極
32に接触し得る長さに切断し、接触面積を確保するた
めその先端部をL字状に折り曲げる。
【0031】これに対して、例えばプラス側のリード端
子20bはケース40の上部にまで延びる長さとされ、
少なくとも慣性スイッチ30との対向面には電気的な絶
縁体41が設けられる。この絶縁体41は樹脂シートも
しくはリード端子20bに被せられる樹脂パイプ、さら
には同リード端子20bに塗布された樹脂皮膜であって
もよい。
子20bはケース40の上部にまで延びる長さとされ、
少なくとも慣性スイッチ30との対向面には電気的な絶
縁体41が設けられる。この絶縁体41は樹脂シートも
しくはリード端子20bに被せられる樹脂パイプ、さら
には同リード端子20bに塗布された樹脂皮膜であって
もよい。
【0032】上記のようにリード端子を加工したLED
20をケース40の底部に形成されているLED収納部
40aに収納した後、慣性スイッチ30を同ケース40
内に入れる。
20をケース40の底部に形成されているLED収納部
40aに収納した後、慣性スイッチ30を同ケース40
内に入れる。
【0033】次に、電源として2個のボタン型電池10
を慣性スイッチ30の第2の電極33上に重ね、上方の
電池10のプラス電極面にLED20のリード端子20
bを接触させる。この例ではその接触をより確実にする
ため、銅もしくはリン青銅からなる端子板42を電池1
0の上部に配置している。
を慣性スイッチ30の第2の電極33上に重ね、上方の
電池10のプラス電極面にLED20のリード端子20
bを接触させる。この例ではその接触をより確実にする
ため、銅もしくはリン青銅からなる端子板42を電池1
0の上部に配置している。
【0034】しかる後、ケース40の上方開口部にゴム
封口体43を圧入する。このゴム封口体43は電池10
を押圧するとともに、防水性を得るために取り付けられ
るのであるが、この例ではケース40の開口部内に雌メ
ジ44を形成し、ゴム封口体43の食い付き性を高めて
いる。
封口体43を圧入する。このゴム封口体43は電池10
を押圧するとともに、防水性を得るために取り付けられ
るのであるが、この例ではケース40の開口部内に雌メ
ジ44を形成し、ゴム封口体43の食い付き性を高めて
いる。
【0035】このようにして組み立てられるのである
が、この実施例では装飾を兼ねたホルダ用のケースカバ
ー45をケース40の上部に圧入にて取り付けるように
している。したがって、電池交換時にはケースカバー4
5、ゴム封口体43および端子板42を外すことにな
る。
が、この実施例では装飾を兼ねたホルダ用のケースカバ
ー45をケース40の上部に圧入にて取り付けるように
している。したがって、電池交換時にはケースカバー4
5、ゴム封口体43および端子板42を外すことにな
る。
【0036】なお、上記実施例ではケース40全体を透
明としているが、必ずしもそうである必要はなく、少な
くともLED収納部40aが透明であれば良い。
明としているが、必ずしもそうである必要はなく、少な
くともLED収納部40aが透明であれば良い。
【0037】図8には、電源としてのボタン型電池1
0、光源としてのLED20および慣性スイッチ30を
図7とは異なる形状のケース50内に収納して発光体6
0を構成した実施例が示されている。なお、この図8の
実施例において、慣性スイッチ30は図2のものと異な
るように描かれているが、その機能は実質的に同一であ
る。また、ボタン型電池10にしても図7の電池10と
はその極性を逆にしてケース50内に収納されている
が、これは重要なことではない。
0、光源としてのLED20および慣性スイッチ30を
図7とは異なる形状のケース50内に収納して発光体6
0を構成した実施例が示されている。なお、この図8の
実施例において、慣性スイッチ30は図2のものと異な
るように描かれているが、その機能は実質的に同一であ
る。また、ボタン型電池10にしても図7の電池10と
はその極性を逆にしてケース50内に収納されている
が、これは重要なことではない。
【0038】ケース50はケース本体51と、同ケース
本体51に被せられるカバー52とを備えているが、こ
の場合、ケース本体51内にLED20と2つの電池1
0とが収納され、慣性スイッチ30はカバー52側に保
持されるようになっている。この実施例において、ケー
ス本体51とカバー52とは、その周囲に形成されたネ
ジにより互いに螺着する構成とされている。
本体51に被せられるカバー52とを備えているが、こ
の場合、ケース本体51内にLED20と2つの電池1
0とが収納され、慣性スイッチ30はカバー52側に保
持されるようになっている。この実施例において、ケー
ス本体51とカバー52とは、その周囲に形成されたネ
ジにより互いに螺着する構成とされている。
【0039】少なくともケース本体51側は、透明な材
料、例えばアクリル樹脂からなり、同ケース本体51内
には、その底部側にLED20を収納する凹部51aが
形成され、その上部には拡径された電池収納部51bが
連設されている。
料、例えばアクリル樹脂からなり、同ケース本体51内
には、その底部側にLED20を収納する凹部51aが
形成され、その上部には拡径された電池収納部51bが
連設されている。
【0040】このケース本体51内にLED20を収納
するにあたって、その一方のリード端子、この例ではプ
ラス側のリード端子20bは、電池10の対応する電極
に対して弾性的に接触し得るようにコイルバネ状に形成
され、他方のマイナス側のリード端子20aは、ケース
本体51の開口部にまで延び、そしてその端部が開口端
縁に係止されるようにL字状に折り曲げられている。
するにあたって、その一方のリード端子、この例ではプ
ラス側のリード端子20bは、電池10の対応する電極
に対して弾性的に接触し得るようにコイルバネ状に形成
され、他方のマイナス側のリード端子20aは、ケース
本体51の開口部にまで延び、そしてその端部が開口端
縁に係止されるようにL字状に折り曲げられている。
【0041】このように、リード端子20a,20bが
形成されたLED20を凹部51aに収納した後、その
上部の電池収納部51bに2つの電池10をそのプラス
側電極を下向きとして直列的に収納する。これにより、
コイルバネ状に形成されたリード端子20bと下側の電
池10のプラス側電極とが弾性的に接触することにな
る。なお、各電池10とマイナス側のリード端子20a
との間には、絶縁体41が介装される。
形成されたLED20を凹部51aに収納した後、その
上部の電池収納部51bに2つの電池10をそのプラス
側電極を下向きとして直列的に収納する。これにより、
コイルバネ状に形成されたリード端子20bと下側の電
池10のプラス側電極とが弾性的に接触することにな
る。なお、各電池10とマイナス側のリード端子20a
との間には、絶縁体41が介装される。
【0042】慣性スイッチ30は、その第1の電極体3
2が上側の電池10のマイナス電極側に接触し得るよう
にカバー52側に保持されており、同カバー52の開口
部周縁には、マイナス側のリード端子20aの端部に接
触する接触リング52aが設けられている。なお、この
接触リング52aは、適当なリード部材52bを介して
慣性スイッチ32の第2の電極体33に接続されてい
る。
2が上側の電池10のマイナス電極側に接触し得るよう
にカバー52側に保持されており、同カバー52の開口
部周縁には、マイナス側のリード端子20aの端部に接
触する接触リング52aが設けられている。なお、この
接触リング52aは、適当なリード部材52bを介して
慣性スイッチ32の第2の電極体33に接続されてい
る。
【0043】したがって、カバー52をネジ嵌合にてケ
ース本体51に被せることにより、第1の電極体32と
電池10のマイナス側電極が接触し、また、マイナス側
のリード端子20aと第2の電極体33とが接触リング
52aを介して接触するとともに、その際カバー52側
から受ける押圧力により、電池10のプラス側電極とコ
イルバネ状に形成されたプラス側のリード端子20bと
が弾性的に接触することになるため、各部に多少の寸法
誤差があっても、その誤差はリード端子20bのコイル
バネ部にて吸収され、良好な電気的接触状態が得られ
る。
ース本体51に被せることにより、第1の電極体32と
電池10のマイナス側電極が接触し、また、マイナス側
のリード端子20aと第2の電極体33とが接触リング
52aを介して接触するとともに、その際カバー52側
から受ける押圧力により、電池10のプラス側電極とコ
イルバネ状に形成されたプラス側のリード端子20bと
が弾性的に接触することになるため、各部に多少の寸法
誤差があっても、その誤差はリード端子20bのコイル
バネ部にて吸収され、良好な電気的接触状態が得られ
る。
【0044】図9には、例えば店頭のショーウィンドゥ
などの電気的な装飾品として好適な発光装置の実施例が
示されている。これによると、人体検出センサ71を有
する加振器70と、同加振器70上に立設された支柱メ
ンバー80とを備えている。この場合、人体検出センサ
71は超音波センサや赤外線センサなど公知のものであ
ってよい。
などの電気的な装飾品として好適な発光装置の実施例が
示されている。これによると、人体検出センサ71を有
する加振器70と、同加振器70上に立設された支柱メ
ンバー80とを備えている。この場合、人体検出センサ
71は超音波センサや赤外線センサなど公知のものであ
ってよい。
【0045】この実施例において、支柱メンバー80は
樹木を模して作られており、その各枝には図8のように
構成された多数の発光体60が飾り付けられている。こ
の構成によれば、店頭に人が現れそれが人体検出センサ
71にて検出されると、加振器70が作動し、支柱メン
バー80に振動が加えられる。これにより、各発光体6
0がそれぞれ独立的に点滅し、今迄にないディスプレー
効果が奏される。
樹木を模して作られており、その各枝には図8のように
構成された多数の発光体60が飾り付けられている。こ
の構成によれば、店頭に人が現れそれが人体検出センサ
71にて検出されると、加振器70が作動し、支柱メン
バー80に振動が加えられる。これにより、各発光体6
0がそれぞれ独立的に点滅し、今迄にないディスプレー
効果が奏される。
【0046】なお、発光体60としては、図7に示され
ているように、電池10、LED20および慣性スイッ
チ30をケース40内に組み込んだものを用いてもよい
ことはもちろんである。さらには、図3の実施例や図5
の実施例のものを加振器70上に設置しても同様な効果
が得られる。
ているように、電池10、LED20および慣性スイッ
チ30をケース40内に組み込んだものを用いてもよい
ことはもちろんである。さらには、図3の実施例や図5
の実施例のものを加振器70上に設置しても同様な効果
が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
風、雨、波などによる自然の揺らぎやその速さに応じて
光源が点滅するため、複雑な回路構成を用いることな
く、いままでに無い趣向の変わったイルミネーション効
果が奏される。また、身回装飾品に適用した場合には、
その着用者の動きに合わせて光源が点滅するという、斬
新なイルミネーション効果が奏される。
風、雨、波などによる自然の揺らぎやその速さに応じて
光源が点滅するため、複雑な回路構成を用いることな
く、いままでに無い趣向の変わったイルミネーション効
果が奏される。また、身回装飾品に適用した場合には、
その着用者の動きに合わせて光源が点滅するという、斬
新なイルミネーション効果が奏される。
【0048】さらには、人体検出センサーを有する加振
器にて、人体が検出されたときのみに振動を加えて発光
体を点滅させるようにすれば、例えば店頭展示品として
効果的なデモンストレーションを行なうことができる。
器にて、人体が検出されたときのみに振動を加えて発光
体を点滅させるようにすれば、例えば店頭展示品として
効果的なデモンストレーションを行なうことができる。
【0049】一方、光源(LED)の少なくとも一方の
リード端子をコイルバネ状に形成することにより、同光
源を慣性スイッチおよび電源とともにケース内に組み込
む際、多少の寸法誤差があっても、それを吸収して良好
な電気的接触状態が得られる、などの効果が奏される。
リード端子をコイルバネ状に形成することにより、同光
源を慣性スイッチおよび電源とともにケース内に組み込
む際、多少の寸法誤差があっても、それを吸収して良好
な電気的接触状態が得られる、などの効果が奏される。
【図1】本発明の一実施例をもっとも簡素化して示した
回路図。
回路図。
【図2】同実施例に用いられている慣性スイッチの内部
構造を示した断面図。
構造を示した断面図。
【図3】本発明を人工的な草原に適用した状態を示した
模式図。
模式図。
【図4】図3の実施例に対応する配線図。
【図5】本発明を樹木に適用した状態を示した模式図。
【図6】本発明を模型舟に適用した状態を示した模式
図。
図。
【図7】本発明を身回装飾品に適用した実施例を示した
断面図。
断面図。
【図8】本発明による発光体の別の実施例を示した断面
図。
図。
【図9】本発明を店頭展示用の電気的ディスプレーに適
用した実施例を説明するための模式図。
用した実施例を説明するための模式図。
10 電源 20 光源(LED) 20a,20b リード端子 30 慣性スイッチ 40,50 ケース 41 絶縁体 42 端子板 43 ゴム封口体 45 ケースカバー 60 発光体 70 加振器 71 人体検出センサ 80 支柱メンバー
Claims (7)
- 【請求項1】 電源と、同電源に接続されて発光する光
源とを備えてなる発光装置において、 上記電源と上記光源との間に、傾斜や振動もしくは揺れ
などの機械的運動を受けてオンオフする慣性スイッチを
介在させて、その機械的運動に応じて上記光源を点滅さ
せるようにしたことを特徴とする発光装置。 - 【請求項2】 上記慣性スイッチは上記光源とともに、
草木の枝や葉片もしくはその模擬物などの揺動体に取り
付けられることを特徴とする請求項1に記載の発光装
置。 - 【請求項3】 上記慣性スイッチは上記光源とともに、
水面に浮遊する舟もしくはその模型などの浮遊体に取り
付けられることを特徴とする請求項1に記載の発光装
置。 - 【請求項4】 上記慣性スイッチは上記光源とともに、
ネックレス、ブレスレッドもしくはペンダントなどの身
回装飾品に取り付けられることを特徴とする請求項1に
記載の発光装置。 - 【請求項5】 上記慣性スイッチは上記光源および上記
電源とともに、少なくとも同光源が位置する部位が透明
にされたケース内に収納されることを特徴とする請求項
1に記載の発光装置。 - 【請求項6】 上記慣性スイッチ、上記光源および上記
電源を、少なくとも同光源が位置する部位が透明にされ
たケース内に収納してなる発光体が飾り付けられた樹木
状の支柱メンバーと、人体検出センサーを備え、同人体
検出センサーにて人体が検出されたときに上記支柱メン
バーに振動を加える加振器とを備えていることを特徴と
する請求項1に記載の発光装置。 - 【請求項7】 上記慣性スイッチ、上記光源および上記
電源を、少なくとも同光源が位置する部位が透明にされ
たケース内に収納してなる発光体を備え、上記光源の少
なくとも一方のリード端子をコイルバネ状とし、同リー
ド端子を上記電源もしくは上記慣性スイッチの対応する
電極部位に弾性的に接触させるようにしたことを特徴と
する請求項1または6に記載の発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14254194A JPH0784537A (ja) | 1993-05-31 | 1994-05-31 | 発光装置 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3411193 | 1993-05-31 | ||
JP5-34111 | 1993-07-19 | ||
JP5-44114 | 1993-07-19 | ||
JP4411493 | 1993-07-19 | ||
JP14254194A JPH0784537A (ja) | 1993-05-31 | 1994-05-31 | 発光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0784537A true JPH0784537A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=27288324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14254194A Pending JPH0784537A (ja) | 1993-05-31 | 1994-05-31 | 発光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0784537A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015050157A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | コニカミノルタ株式会社 | 有機エレクトロルミネッセンス照明装置 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP14254194A patent/JPH0784537A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015050157A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | コニカミノルタ株式会社 | 有機エレクトロルミネッセンス照明装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030910 |