JPH0781664A - ヨット様の水上遊戯具 - Google Patents

ヨット様の水上遊戯具

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JPH0781664A
JPH0781664A JP5254742A JP25474293A JPH0781664A JP H0781664 A JPH0781664 A JP H0781664A JP 5254742 A JP5254742 A JP 5254742A JP 25474293 A JP25474293 A JP 25474293A JP H0781664 A JPH0781664 A JP H0781664A
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JP
Japan
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float body
bottom plate
sail
water
hole
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JP5254742A
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English (en)
Inventor
Takashi Hayashizaki
尚 林▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水上に浮かべて遊ぶ水上遊戯具であり、水中
に身体を沈めながら安定良く帆で進めるようにする。 【構成】 フロート体1の前方上面に帆3を張る帆柱2
を立てる。フロート体1の後部に舵4を設ける。フロー
ト体1に人が入る貫通孔19を設ける。フロート体1の
下方にセンターボード5を下向きに突出するよう備えて
いる。フロート体1には貫通孔19の下方に人が乗る底
板21を設ける。フロート体1に対して底板21を上下
の任意の高さに変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヨットやサーフボード
に類した水上遊戯具に関し、人が乗って単に水上に浮か
ぶだけでなく、帆に風を受けて進むこともできるように
したものである。
【0002】
【従来の技術】水上に人を浮かべる遊び的な乗物には各
種のものがある。このうち浮き輪の類は身体が水中に沈
むので風を受けて転倒することもなく、子供達には安全
ではある。しかし、風力で進めず興趣に劣る。単に人が
乗るフロート体に帆を掛けただけでは、風に流されるだ
けで目的の方向に進めないし、何よりも転倒しやすくて
子供達には危険である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かと言って帆を掛けて
進むヨットや帆付きサーフボードの類は、これを操るの
にかなりの熟練を要するし、子供の遊び用には適しな
い。
【0004】そこで本発明の目的は、身体を水中に預け
ながら子供でも容易かつ安全に帆走する感覚を楽しめる
ヨット様の水上遊戯具を提供するにある。本発明の他の
目的は、嵩張らずに分解して持ち運びするのにも便利な
水上遊戯具を得るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るヨット様の
水上遊戯具は、図1に示すごとく水上に人を浮かべるフ
ロート体1を有する。フロート体1の前方上面に帆3を
張る帆柱2が立っている。フロート体1の後部に舵4を
備えている。フロート体1のほぼ中央部に、人が嵌まり
込む貫通孔19を有する。フロート体1には、貫通孔1
9の下方を避けて下向きに突出するセンターボード5を
有する。フロート体1には、貫通孔19の下方に底板2
1を有する。フロート体1に対して、底板21が上下位
置を変更できるよう支持されている。そして、フロート
体1に対し、帆3を含む帆柱2、センターボード5、舵
4および底板21がそれぞれ着脱可能に取り付けられる
ようにしたものである。
【0006】
【作用】フロート体1は、これに乗る使用者を水上に浮
かばせる働きをする。使用者はフロート体1の貫通孔1
9に入り込み、底板21の上に乗ることになる。底板2
1はフロート体1の下方にあって水中に没しており、使
用者はフロート体1に対して身の一部を水中に沈める状
態で乗ることになる。これで全体の重心が低くなり転倒
の防止を図れる。使用者の体重や風の強さなどによっ
て、フロート体1に対する底板21の上下高さを調整す
る。場合によっては底板21を最上位置に設定すること
により、身体の全体が水中に入らずにフロート体1上に
あるようにすることもできる。使用者は帆3と舵4とを
操ることにより、目的の方向に進むことができる。その
際にセンターボード5は横揺れを防いで安定性を図りな
がらフロート体1が目的の方向に進めるよう働く。
【0007】
【発明の効果】使用者はフロート体1の貫通孔19内に
身体を入れて底板21に乗り、身体の一部を水中に沈め
た状態で水上に浮かぶことになる。その際に、底板21
を水面下に沈ませておくことにより、フロート体1の貫
通孔19内に転倒することなく安定的に身体を預けてお
くことができる。そのうえで、帆3と舵4を操作するこ
とにより、水中のセンターボード5の案内で目的の方向
に進むことができる。従って、子供達でも安全に帆走す
る喜びを楽しむことができる。
【0008】
【実施例】
(実施例1)図2ないし図5は本発明に係る水上遊戯具
の第1実施例を示しており、中央部が平面視で実質的に
円形で前後に長いフロート体1と、フロート体1の前方
上面に立てられる1本の帆柱2と、帆柱2に張られる帆
3と、フロート体1の後部に配置される舵4と、フロー
ト体1に装着されてこれの下方に突出する前後一対のセ
ンターボード5・5とを備えている。
【0009】フロート体1は、ガラス繊維などを含む強
化プラスチック製であり、軽量化を図り特に浮力を得る
ために内部は中空である。フロート体1の上面における
前部には、図4に示すように周縁に沿って複数の取付孔
6を有し、この取付孔6に手すり7の下端を差し込み固
定してある。
【0010】フロート体1の前端部には、中空内部と隔
離した柱孔9を設けてあり、この柱孔9に帆柱2の下端
を上方から挿嵌して着脱自在に固定してある。柱孔9
は、フロート体1の上面に臨む補強ボス部10を介して
上方にのみ開口している。帆柱2の下端を柱孔9に上方
から差し込み、補強ボス部10に帆柱2をピンを介して
抜け止め状に固定している。帆柱2には、図4の仮想線
で示すようにこれの先端側へ折り曲げ自在なブーム11
を枢着してあり、該ブーム11と帆柱2との間に帆3を
張る。風向きに対応するために、帆3は帆柱2に対して
ブーム11と共に旋回できる。
【0011】図2ないし図4において、フロート体1の
後端にブラケット12を固定してあり、このブラケット
12に舵4が着脱自在に取り付ける。すなわちブラケッ
ト12の縦孔に舵4の上端軸部13を下方から差し込
み、上端軸部13の貫通孔に舵柄15を着脱自在に差し
込み装着してある。舵4は合成樹脂板で形成してあり、
その本体部4aに剛性を持たせ、この部分が文字通り舵
の役目をする。舵4の先端部4bは薄肉にして容易に弾
性変形するようにし、舵4を左右に揺動させると、先端
部4bが櫓として作用する。
【0012】図2ないし図4において、前後のセンター
ボード5・5は、合成樹脂製の板で左右の厚みに対して
前後幅が大きい縦長に形成してあり、フロート体1に対
してそれぞれ着脱自在である。フロート体1の前後に、
中空内部と隔離した上下方向の挿通孔16をそれぞれ貫
通状に設ける。各挿通孔16はフロート体1の上面およ
び下面でのみ開口している。各センターボード5を挿通
孔16にそれぞれ上方から差し込み、フロート体1の底
に突出した部位にピン17を差し込んで各センターボー
ド5の上方への抜け外れを防止している。各センターボ
ード5は上端に鍔5aを有し、この鍔5aで下方への抜
け落ちを規制する。
【0013】フロート体1の円形中央部には、中空内部
と隔離する状態で大きな貫通孔19を上下方向に貫通状
に設け、その真下に左右一対の支持ロッド20を介して
底板21を配置する。使用者はフロート体1に対し、貫
通孔19に上方から嵌まり込む状態で乗ることになる。
フロート体1の貫通孔19まわりには、フロート体1を
上下に貫通する4つの挿通孔22を中空内部と隔離する
状態で形成してあり、各挿通孔22に支持ロッド20が
上方から差し込まれる。フロート体1の上面には各挿通
孔22の上端につながる補強ボス部23を固定してあ
り、各補強ボス部23に横向きのピン挿通孔をそれぞれ
水平方向に穿設してある。
【0014】各支持ロッド20はパイプ材を門形に折り
曲げ形成してなり、前後の脚部20a・20aと、両脚
部20a・20aの上端どうしをつなぐ水平部20bと
からなる。脚部20aには上下方向に一定間隔をあけて
複数のピン挿入孔25を穿設してある。かくして、図5
に示すごとく脚部20aを挿通孔22に上方から差し込
んで、各脚部20aの下部をフロート体1の底から下方
(水中)に突出させてある。挿通孔22の補強ボス部2
3に支持ロッド20は、その脚部20aをピン挿入孔2
5を介してフロート体1の上面側でピン止めし、これで
各支持ロッド20をフロート体1に下方へ抜け落ちない
ように固定する。
【0015】図4において、底板21は軽量の合成樹脂
などで貫通孔19より大きな円形に形成してある。底板
21には支持ロッド20の各脚部20aに対応する部位
にそれぞれ4個の挿入孔27・27を上下貫通状に形成
してあり、前後のセンターボード5と対応する部位には
それぞれガイド溝29・29を切り欠き状に設けてあ
る。底板21の挿入孔27に各支持ロッド20の脚部2
0aを差し込むとともに、各脚部20aのピン挿入孔2
5にピン26を差し込んで、底板21を脚部20aに水
平姿勢で支持する。両センターボード5・5は貫通孔1
9の下方を避けた前後に位置しており、底板21の各ガ
イド溝29に沿って各センターボード5の内方端が上下
方向にスライド嵌合する。
【0016】これが使用に際しては、使用者はフロート
体1の貫通孔19内に入り、底板21上に乗る状態で乗
り込む。フロート体1に対する底板21の上下高さは、
使用者の身長、体重それに風の強さなどによって調整す
る。使用者は図2に示すごとく底板21上に立った状態
にもなれるし、底板21上に座った状態になってもよ
い。この状態で使用者は図5に示すごとく支持ロッド2
0の水平部20bを手にしてフロート体1に身体を支え
ることができる。いずれにせよ、使用者はフロート体1
の浮力で水上に浮かぶ。フロート体1の下方は水中に没
しているので、使用者は水につかった状態を楽しみなが
ら、全体の重心が低くなる分だけ転倒し難く、安定性が
向上する。後述する帆走性は水の抵抗で犠牲になるが,
特に使用者が子供の場合にはそれに勝る安全性が確保さ
れる。
【0017】かくして使用者は、風向きに対応して帆3
のブーム11を直接に手でつかむなり、紐の類で間接的
に操作することにより、舵4を操って水上を進めること
になる。このとき、前後のセンターボード5・5は帆3
に受ける風力や波の力でフロート体1が横揺れするのを
防止するとともに、舵4と共働してフロート体1が目的
の方向に進むように作用する。底板21が水平姿勢で支
持されていると、これもフロート体1の安定性に寄与す
る。風が無いときは舵柄15を介して舵4のとくに先端
部4bを左右に振り動かし、これでフロート体1の推進
力を助ける。
【0018】なお、底板21はこれを図5の仮想線で示
す最上位置にまで持ち上げると、フロート体1の貫通孔
19の下面を塞ぐ状態になり、この状態で底板21上に
座るなり立つなりして乗ることができる。フロート体1
に対して帆柱2、センターボード5、底板21、支持ロ
ッド20などは着脱自在であるから、相互に分解してコ
ンパクトな状態の下で持ち運びを行え、使用時にも簡単
に組み立てられて使い勝手が良い。
【0019】(実施例2)図6ないし図8は本発明に係
る水上遊戯具の第2実施例を示す。これでは底板21を
中空に形成して浮力を稼ぎ、左右の各支持ロッド20の
脚部20aの下端を底板21にそれぞれ固定し、フロー
ト体1の上面において図8に示す止め具30で底板21
が使用者の身体の体重を受けて下方へ抜け落ちないよう
に止め付けている。また、底板21の前後に抜き孔31
・31を設け、センターボード5・5と一体に成形した
ガイド棒32・32を該抜き孔31・31にそれぞれ上
下動自在に挿嵌してある。その他の構成は第1実施例と
実質的に同様である。
【0020】この第2実施例では底板21を最上位置に
まで持ち上げて止め具30でフロート体1に固定した状
態を示しているが、これにおいても基本的には底板21
をフロート体1の下方に位置させて使用するものである
ことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内容を概略的に説明する側面図であ
る。
【図2】第1実施例の縦断側面図である。
【図3】第1実施例の平面図である。
【図4】第1実施例の構成部材の分解斜視図である。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】第2実施例の縦断側面図である。
【図7】第2実施例の底板の平面図である。
【図8】第2実施例の支持ロッドの止め具を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 フロート体 2 帆柱 3 帆 4 舵 5 センターボード 19 貫通孔 20 支持ロッド 21 底板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の〜の要件からなるヨット様の
    水上遊戯具。 水上に人を浮かべるフロート体1を有する。 フロート体1の前方上面に帆3を張る帆柱2が立っ
    ている。 フロート体1の後部に舵4を備えている。 フロート体1のほぼ中央部に、人が嵌まり込む貫通
    孔19を有する。 フロート体1には、貫通孔19の下方を避けて下向
    きに突出するセンターボード5を有する。 フロート体1には、貫通孔19の下方に底板21を
    有する。 フロート体1に対して、底板21が上下位置を変更
    できるよう支持されている。
  2. 【請求項2】 フロート体1に対して、帆3を含む帆柱
    2、センターボード5、舵4および底板21がそれぞれ
    着脱可能に取り付けられている請求項1記載のヨット様
    の水上遊戯具。
JP5254742A 1993-09-17 1993-09-17 ヨット様の水上遊戯具 Pending JPH0781664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5254742A JPH0781664A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 ヨット様の水上遊戯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5254742A JPH0781664A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 ヨット様の水上遊戯具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0781664A true JPH0781664A (ja) 1995-03-28

Family

ID=17269242

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5254742A Pending JPH0781664A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 ヨット様の水上遊戯具

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JP (1) JPH0781664A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012513322A (ja) * 2008-12-23 2012-06-14 スネクマ 3d製織によって異形部品を製作する方法、および得られる異形部品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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