JPH0781235A - 書き換え可能な簡易型カラー表示体 - Google Patents
書き換え可能な簡易型カラー表示体Info
- Publication number
- JPH0781235A JPH0781235A JP5227578A JP22757893A JPH0781235A JP H0781235 A JPH0781235 A JP H0781235A JP 5227578 A JP5227578 A JP 5227578A JP 22757893 A JP22757893 A JP 22757893A JP H0781235 A JPH0781235 A JP H0781235A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- display
- rewritable
- display element
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- Pending
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- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複雑な電気回路等を設ける必要がなくカラー
表示の維持にエネルギーを必要としないためランニング
コストが低廉であり、かつ安価な製造コストで製作可能
な書き換え可能な簡易型カラー表示体を提供する。 【構成】 外部刺激により透明状態２ａと不透明状態２
ｂとに透明度を可逆的に変化する遮蔽層２を、２色以上
に着色されたカラー記録層１０の上に積層配置した表示
体１であって、該カラー記録層１０が相互に隣接してい
る主表示要素１１と、該主表示要素１１の間に補助表示
要素１２として配置したホワイト表示要素とからなる。
表示の維持にエネルギーを必要としないためランニング
コストが低廉であり、かつ安価な製造コストで製作可能
な書き換え可能な簡易型カラー表示体を提供する。 【構成】 外部刺激により透明状態２ａと不透明状態２
ｂとに透明度を可逆的に変化する遮蔽層２を、２色以上
に着色されたカラー記録層１０の上に積層配置した表示
体１であって、該カラー記録層１０が相互に隣接してい
る主表示要素１１と、該主表示要素１１の間に補助表示
要素１２として配置したホワイト表示要素とからなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー記録層と遮蔽層
とからなる書き換え可能な簡易型カラー表示体に関す
る。
とからなる書き換え可能な簡易型カラー表示体に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、書き換え可能なカラー表示体とし
て、ＣＲＴ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ
等が知られている。これらのカラー表示体はカラーを細
密に表示することができ、しかも、書き換え速度が早く
動画の表示も可能である。しかし、これらカラー表示体
は、いずれも表示画素を制御するために非常に複雑な回
路を必要としている。例えば、液晶ディスプレイでは、
表示画素を制御し、カラー表示を維持するのに、表示画
素のマトリックス配列に対応して多数の複雑な電極回路
を必要としている。そのため、エネルギー（電力）を消
費し、しかも、製造コストが高く、特に大型画面の場合
には著しく高くなるという欠点があった。
て、ＣＲＴ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ
等が知られている。これらのカラー表示体はカラーを細
密に表示することができ、しかも、書き換え速度が早く
動画の表示も可能である。しかし、これらカラー表示体
は、いずれも表示画素を制御するために非常に複雑な回
路を必要としている。例えば、液晶ディスプレイでは、
表示画素を制御し、カラー表示を維持するのに、表示画
素のマトリックス配列に対応して多数の複雑な電極回路
を必要としている。そのため、エネルギー（電力）を消
費し、しかも、製造コストが高く、特に大型画面の場合
には著しく高くなるという欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した複雑な電気回路等を設ける必要がなくカラー表示の
維持にエネルギーを必要としないためランニングコスト
が低廉であり、かつ安価な製造コストで製作可能な書き
換え可能な簡易型カラー表示体を提供することにある。
した複雑な電気回路等を設ける必要がなくカラー表示の
維持にエネルギーを必要としないためランニングコスト
が低廉であり、かつ安価な製造コストで製作可能な書き
換え可能な簡易型カラー表示体を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明のカラー表示体は、外部刺激により透明状態と
不透明状態とに透明度が可逆的に変化する遮蔽層を、２
色以上に着色されたカラー記録層の上に積層配置した表
示体であって、該カラー記録層が相互に隣接している主
表示要素と、該主表示要素の間に補助表示要素として配
置したホワイト表示要素とからなることを特徴とするも
のである。
る本発明のカラー表示体は、外部刺激により透明状態と
不透明状態とに透明度が可逆的に変化する遮蔽層を、２
色以上に着色されたカラー記録層の上に積層配置した表
示体であって、該カラー記録層が相互に隣接している主
表示要素と、該主表示要素の間に補助表示要素として配
置したホワイト表示要素とからなることを特徴とするも
のである。
【０００５】このように外部刺激により透明度が可逆的
に変化する遮蔽層をカラー記録層の上に配置したため、
この遮蔽層の透明状態と不透明状態をカラー記録層のカ
ラーパターンに応じて、外部刺激によって選択的に振り
分けることにより簡易にカラー表示を行うことができ、
複雑な電気回路等を設ける必要がないため、製造コスト
が安価であり、かつカラー表示の状態保持にエネルギー
を必要としないため、ランニングコストを著しく低廉に
することができる。
に変化する遮蔽層をカラー記録層の上に配置したため、
この遮蔽層の透明状態と不透明状態をカラー記録層のカ
ラーパターンに応じて、外部刺激によって選択的に振り
分けることにより簡易にカラー表示を行うことができ、
複雑な電気回路等を設ける必要がないため、製造コスト
が安価であり、かつカラー表示の状態保持にエネルギー
を必要としないため、ランニングコストを著しく低廉に
することができる。
【０００６】以下、図面を参照して本発明を具体的に説
明する。図２は本発明のカラー表示体の基本原理を説明
する。カラー表示体１はカラー記録層１０の上に遮蔽層
２を積層して構成されている。カラー記録層１０はイエ
ロー１１ａ、マゼンタ１１ｂ、シアン１１ｃの３原色の
多数の微小ブロックからなる主表示要素１１が平面上に
集積されて構成されている。この実施例では、各主表示
要素１１は、図３に示すように、イエロー１１ａ、シア
ン１１ｃ、マゼンタ１１ｂが配列されている。
明する。図２は本発明のカラー表示体の基本原理を説明
する。カラー表示体１はカラー記録層１０の上に遮蔽層
２を積層して構成されている。カラー記録層１０はイエ
ロー１１ａ、マゼンタ１１ｂ、シアン１１ｃの３原色の
多数の微小ブロックからなる主表示要素１１が平面上に
集積されて構成されている。この実施例では、各主表示
要素１１は、図３に示すように、イエロー１１ａ、シア
ン１１ｃ、マゼンタ１１ｂが配列されている。
【０００７】一方、遮蔽層２は透明状態の部分２ａと不
透明状態の部分２ｂとを有し、これらの部分２ａ，２ｂ
は熱（温度）等の外部刺激によって、交互に変化する特
性を有している。図示の例では、カラー記録層１０の上
には、シアン１１ｃ部分に対応して遮蔽層２の不透明状
態の部分２ｂが配置され、イエロー１１ａとマゼンタ１
１ｂの部分に対応して透明状態の部分２ａが配置されて
いる。不透明状態の部分２ｂではカラー記録層１０は見
えないが、透明状態の部分２ａではカラー記録層１０を
透視することができるので、混色の原理によりイエロー
＋マゼンタでレッドに表示される。このように遮断層２
の透明状態の部分２ａと不透明状態の部分２ｂとをカラ
ー記録層１０の主表示要素１１に対して選択的に配置す
ることにより、多色のカラーを表示することが可能にな
る。しかも、外部刺激により遮蔽層２の両部分２ａ，２
ｂの透明度を変化させれば、カラー記録層１０の表示を
簡単に書き換えることが可能になり、しかも、その状態
を外部からエネルギーを全く加えることなく維持するこ
とができる。
透明状態の部分２ｂとを有し、これらの部分２ａ，２ｂ
は熱（温度）等の外部刺激によって、交互に変化する特
性を有している。図示の例では、カラー記録層１０の上
には、シアン１１ｃ部分に対応して遮蔽層２の不透明状
態の部分２ｂが配置され、イエロー１１ａとマゼンタ１
１ｂの部分に対応して透明状態の部分２ａが配置されて
いる。不透明状態の部分２ｂではカラー記録層１０は見
えないが、透明状態の部分２ａではカラー記録層１０を
透視することができるので、混色の原理によりイエロー
＋マゼンタでレッドに表示される。このように遮断層２
の透明状態の部分２ａと不透明状態の部分２ｂとをカラ
ー記録層１０の主表示要素１１に対して選択的に配置す
ることにより、多色のカラーを表示することが可能にな
る。しかも、外部刺激により遮蔽層２の両部分２ａ，２
ｂの透明度を変化させれば、カラー記録層１０の表示を
簡単に書き換えることが可能になり、しかも、その状態
を外部からエネルギーを全く加えることなく維持するこ
とができる。
【０００８】本発明において、カラー表示体としては３
原色のカラー記録層がイエロー、マゼンタ、シアンであ
る反射型と、３原色カラー記録層がレッド、グリーン、
ブルーである透過型のいずれも使用することができる。
望ましくはバックライトが不要であり、視力が疲れ難く
長時間にわたって見ることができる反射型を使用するの
がよい。
原色のカラー記録層がイエロー、マゼンタ、シアンであ
る反射型と、３原色カラー記録層がレッド、グリーン、
ブルーである透過型のいずれも使用することができる。
望ましくはバックライトが不要であり、視力が疲れ難く
長時間にわたって見ることができる反射型を使用するの
がよい。
【０００９】また、混色原理による多色のカラー表示
は、例えば反射型の場合にはイエローとマゼンタとの混
色によりレッドとなるが、透過型の場合にはレッド、グ
リーンとの混色によりイエローとなる。このカラー記録
層における主表示要素の形状は、図示した正方形のほか
に三角形、六角形等任意の多角形や円形にし、マトリッ
クス状に規則的に分布するように配置するのがよい。こ
のような規則的配置により、遮蔽層の透明状態部分と不
透明状態部分との振り分けが制御し易くなる。また、主
表示要素の最小寸法は、上記遮蔽層の透明状態部分と不
透明状態部分とを振り分けるときの制御と、カラー表示
の美観の点から０．１〜３ｍｍ、好ましくは０．３〜
０．７ｍｍにするのがよい。
は、例えば反射型の場合にはイエローとマゼンタとの混
色によりレッドとなるが、透過型の場合にはレッド、グ
リーンとの混色によりイエローとなる。このカラー記録
層における主表示要素の形状は、図示した正方形のほか
に三角形、六角形等任意の多角形や円形にし、マトリッ
クス状に規則的に分布するように配置するのがよい。こ
のような規則的配置により、遮蔽層の透明状態部分と不
透明状態部分との振り分けが制御し易くなる。また、主
表示要素の最小寸法は、上記遮蔽層の透明状態部分と不
透明状態部分とを振り分けるときの制御と、カラー表示
の美観の点から０．１〜３ｍｍ、好ましくは０．３〜
０．７ｍｍにするのがよい。
【００１０】本発明の簡易型カラー表示体は、上記相互
に隣接する主表示要素１１の間には、補助表示要素１２
としてホワイトが配置されている。図１はその１例であ
る。補助表示要素１２であるホワイト表示要素は主表示
要素１１のバッファー領域として有用である。例えば、
カラー記録層１０のカラーパターンに応じて遮蔽層２の
透明状態の部分２ａと不透明状態の部分２ｂを振り分け
るとき、カラーパターンの境界と遮蔽層２の透明状態の
部分２ａと不透明状態の部分２ｂとの境界とを正確に合
致させることが困難になる。しかし、不透明状態（白濁
状態）と同色のホワイトのバッファー領域を設けること
により、正確に合致させる必要がなくなり、安価な製造
コストで製作することができる。
に隣接する主表示要素１１の間には、補助表示要素１２
としてホワイトが配置されている。図１はその１例であ
る。補助表示要素１２であるホワイト表示要素は主表示
要素１１のバッファー領域として有用である。例えば、
カラー記録層１０のカラーパターンに応じて遮蔽層２の
透明状態の部分２ａと不透明状態の部分２ｂを振り分け
るとき、カラーパターンの境界と遮蔽層２の透明状態の
部分２ａと不透明状態の部分２ｂとの境界とを正確に合
致させることが困難になる。しかし、不透明状態（白濁
状態）と同色のホワイトのバッファー領域を設けること
により、正確に合致させる必要がなくなり、安価な製造
コストで製作することができる。
【００１１】この補助表示要素の主表示要素に対する面
積比率は２０〜７５％にすることが望ましい。本発明に
おいて、外部刺激により透明状態と不透明状態とに可逆
的に変化する遮蔽層としては、例えば熱、圧力、光、電
圧、湿度等の外部刺激により、透明状態（又は不透明状
態）から不透明状態（又は透明状態）に透明度が可逆的
に変化し、変化した後はエネルギーを加えなくても、そ
の状態を安定に維持し得るものであればよく、特に限定
されるものではない。
積比率は２０〜７５％にすることが望ましい。本発明に
おいて、外部刺激により透明状態と不透明状態とに可逆
的に変化する遮蔽層としては、例えば熱、圧力、光、電
圧、湿度等の外部刺激により、透明状態（又は不透明状
態）から不透明状態（又は透明状態）に透明度が可逆的
に変化し、変化した後はエネルギーを加えなくても、そ
の状態を安定に維持し得るものであればよく、特に限定
されるものではない。
【００１２】このような遮蔽層を構成する素材として
は、例えば特開昭５５−１５４１９８号公報、特開昭５
８−４５９９８号公報に記載されている組成物がある。
好ましくは熱により透明状態と不透明状態（白濁状態も
含む）とに透明度を可逆的に変化するポリ塩化ビニル、
塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン共重合体、酢酸ビ
ニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の樹
脂をマトリックスとし、これにステアリン酸のような飽
和又は不飽和モノカルボン酸等の有機低分子物質を分散
させた組成物を挙げることができる。
は、例えば特開昭５５−１５４１９８号公報、特開昭５
８−４５９９８号公報に記載されている組成物がある。
好ましくは熱により透明状態と不透明状態（白濁状態も
含む）とに透明度を可逆的に変化するポリ塩化ビニル、
塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン共重合体、酢酸ビ
ニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の樹
脂をマトリックスとし、これにステアリン酸のような飽
和又は不飽和モノカルボン酸等の有機低分子物質を分散
させた組成物を挙げることができる。
【００１３】この組成物は、図４に示すように、不透明
状態にあるときに加熱し、温度Ｔ0から昇温して行く
と、温度Ｔ1 を含むΔＴの温度領域で透明状態となる。
そして温度をΔＴの温度領域から降温するときは、温度
Ｔ0 より低くなっても透明状態を保持することができる
（実線）。しかし、ΔＴの温度領域より高い温度Ｔ3 か
ら降温するときは、透明状態は保持されず加熱前の不透
明状態に戻り（点線）、所謂ヒステリシス現象を示すの
である。
状態にあるときに加熱し、温度Ｔ0から昇温して行く
と、温度Ｔ1 を含むΔＴの温度領域で透明状態となる。
そして温度をΔＴの温度領域から降温するときは、温度
Ｔ0 より低くなっても透明状態を保持することができる
（実線）。しかし、ΔＴの温度領域より高い温度Ｔ3 か
ら降温するときは、透明状態は保持されず加熱前の不透
明状態に戻り（点線）、所謂ヒステリシス現象を示すの
である。
【００１４】上記温度変化を与える加熱手段は特に限定
されるものではなく、例えば熱転写プリンター等で使用
されているサーマルヘッド等も使用することもできる。
本発明のカラー表示体には、遮蔽層とカラー記録層を支
持する支持基材層を設けたり、外部からの損傷を防止す
るための保護フィルム層等を設けることができる。
されるものではなく、例えば熱転写プリンター等で使用
されているサーマルヘッド等も使用することもできる。
本発明のカラー表示体には、遮蔽層とカラー記録層を支
持する支持基材層を設けたり、外部からの損傷を防止す
るための保護フィルム層等を設けることができる。
【００１５】
【実施例】カラー記録層１０を、図１に示すように、イ
エロー１１ａ、シアン１１ｃ、マゼンタ１１ｂからなる
主表示要素とホワイトである補助表示要素から構成した
カラー記録層２を用意すると共に、ポリ塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体をマトリックスとし、ステアリン酸を
分散させた組成物を用いて遮蔽層２を作製した。
エロー１１ａ、シアン１１ｃ、マゼンタ１１ｂからなる
主表示要素とホワイトである補助表示要素から構成した
カラー記録層２を用意すると共に、ポリ塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体をマトリックスとし、ステアリン酸を
分散させた組成物を用いて遮蔽層２を作製した。
【００１６】この遮蔽層２を熱転写プリンター用サーマ
ルヘッドにより１２０℃に部分的に加熱して白濁させ、
不透明状態の部分を形成し、この不透明状態の部分が前
記カラー記録層１０の主表示要素のシアン１１ｃ部分に
対応するように配置してカラー表示体を製作した。この
カラー表示体を構成する遮蔽層の透明状態の部分は、カ
ラー記録層のイエロー１１ａとマゼンタ１１ｂとが混色
し、レッドを表示していた。
ルヘッドにより１２０℃に部分的に加熱して白濁させ、
不透明状態の部分を形成し、この不透明状態の部分が前
記カラー記録層１０の主表示要素のシアン１１ｃ部分に
対応するように配置してカラー表示体を製作した。この
カラー表示体を構成する遮蔽層の透明状態の部分は、カ
ラー記録層のイエロー１１ａとマゼンタ１１ｂとが混色
し、レッドを表示していた。
【００１７】次いでこのカラー表示体の遮蔽層を８０℃
に加熱し、遮蔽層全体を透明状態にした後１２０℃に加
熱し、マゼンタ１１ｂ部分を選択的に不透明状態の部分
にしたところ、遮蔽層の透明状態の部分はカラー記録層
のイエロー１１ａとシアン１１ｃとの混色によりグリー
ンを表示し、簡単に書き換えることができた。
に加熱し、遮蔽層全体を透明状態にした後１２０℃に加
熱し、マゼンタ１１ｂ部分を選択的に不透明状態の部分
にしたところ、遮蔽層の透明状態の部分はカラー記録層
のイエロー１１ａとシアン１１ｃとの混色によりグリー
ンを表示し、簡単に書き換えることができた。
【００１８】
【発明の効果】本発明の書き換え可能な簡易型カラー表
示体は、外部刺激により不透明状態と透明状態とに透明
度が可逆的に変化する遮蔽層を、主表示要素と補助表示
要素からなるカラー記録層の上に積層配置しただけであ
るので、複雑な電気回路等を必要とすることなく安価に
製造することができる。
示体は、外部刺激により不透明状態と透明状態とに透明
度が可逆的に変化する遮蔽層を、主表示要素と補助表示
要素からなるカラー記録層の上に積層配置しただけであ
るので、複雑な電気回路等を必要とすることなく安価に
製造することができる。
【００１９】しかも、上記遮蔽層の不透明状態と透明状
態との部分をカラー記録層のカラーパターンに応じて選
択的に振り分けるだけで簡単に多色のカラーを表示し、
外部刺激を与えるだけで簡単に書き換えが可能であり、
その表示の保持にエネルギーを必要としないため、ラン
ニングコストを著しく低減することができる。
態との部分をカラー記録層のカラーパターンに応じて選
択的に振り分けるだけで簡単に多色のカラーを表示し、
外部刺激を与えるだけで簡単に書き換えが可能であり、
その表示の保持にエネルギーを必要としないため、ラン
ニングコストを著しく低減することができる。
【図１】本発明のカラー表示体を構成するカラー記録層
の平面図である。
の平面図である。
【図２】本発明のカラー表示体の基本原理を説明する図
である。
である。
【図３】本発明のカラー表示体を構成する他のカラー記
録層の平面図である。
録層の平面図である。
【図４】本発明の遮蔽層の温度変化に対する透明度の変
化を示すヒステリシス図である。
化を示すヒステリシス図である。
１ カラー表示体 ２ 遮蔽層 ２ａ 透明状態部分 ２ｂ 不透明
状態部分 １０ カラー記録層 １１ 主表示
要素 １２ 補助表示要素
状態部分 １０ カラー記録層 １１ 主表示
要素 １２ 補助表示要素
Claims (4)
- 【請求項１】 外部刺激により透明状態と不透明状態と
に透明度を可逆的に変化する遮蔽層を、２色以上に着色
されたカラー記録層の上に積層配置した表示体であっ
て、該カラー記録層が相互に隣接している主表示要素
と、該主表示要素の間に補助表示要素として配置したホ
ワイト表示要素とからなる書き換え可能な簡易型カラー
表示体。 - 【請求項２】 前記外部刺激が熱である請求項１に記載
の書き換え可能な簡易型カラー表示体。 - 【請求項３】 前記主表示要素が実質的に３原色からな
る請求項１に記載の書き換え可能な簡易型カラー表示
体。 - 【請求項４】 前記主表示要素がイエロー，マゼンタ，
シアンの３色である請求項３に記載の書き換え可能な簡
易型カラー表示体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5227578A JPH0781235A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 書き換え可能な簡易型カラー表示体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5227578A JPH0781235A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 書き換え可能な簡易型カラー表示体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0781235A true JPH0781235A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16863117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5227578A Pending JPH0781235A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 書き換え可能な簡易型カラー表示体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0781235A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016136163A1 (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | エレクトロクロミック素子 |
| EP3463921A4 (en) * | 2016-05-26 | 2020-01-15 | Virtual Graphics, LLC | EXPOSURE SUBSTRATE AND METHOD FOR USE THEREOF |
| US11760117B2 (en) | 2019-09-19 | 2023-09-19 | Virtual Graphics, Llc | Revealable substrates and methods of producing and using said substrates |
-
1993
- 1993-09-13 JP JP5227578A patent/JPH0781235A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016136163A1 (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | エレクトロクロミック素子 |
| EP3463921A4 (en) * | 2016-05-26 | 2020-01-15 | Virtual Graphics, LLC | EXPOSURE SUBSTRATE AND METHOD FOR USE THEREOF |
| US11760117B2 (en) | 2019-09-19 | 2023-09-19 | Virtual Graphics, Llc | Revealable substrates and methods of producing and using said substrates |
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