JPH078018U - 自動車用空気調和装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置

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JPH078018U
JPH078018U JP3936493U JP3936493U JPH078018U JP H078018 U JPH078018 U JP H078018U JP 3936493 U JP3936493 U JP 3936493U JP 3936493 U JP3936493 U JP 3936493U JP H078018 U JPH078018 U JP H078018U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暖房時でも極めて安定した運転が行えるヒー
トポンプ式の自動車用空気調和装置を提供すること。 【構成】 車室外に熱交換器10が設置されるととも
に、車室内への空調風を形成するユニット15内に熱交
換器17が設置され、熱交換器10と熱交換器17とを
接続する循環経路内に流通させる冷媒の循環方向を切り
換えることによって車室内の冷暖房を行うヒートポンプ
式の自動車用空気調和装置において、ユニット15内に
熱交換器30を設置する一方、この熱交換器30を熱交
換器30が前記冷媒の循環方向に拘らずエバポレータと
して機能するように前記循環経路に接続し、熱交換器3
0に流入する冷媒の量は、前記車室内に設けた結露セン
サ50に接続する経路途中に設けたバルブ40と熱交換
器30のみに至る経路途中に設けたバルブ42の開度を
調整するコントローラ45によって調整する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ヒートポンプ式の自動車用空気調和装置において、暖房時の除湿機 能を持ち、かつ安定した運転が行える自動車用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、電気自動車の開発が盛んになりつつあるが、電気自動車は当然のことな がら従来の自動車とは異なりエンジンやその冷却水を有しないために、その車室 内の空調装置には従来とは異なったタイプのものを搭載する必要がある。
【0003】 現在ではこの種の自動車に搭載する空調装置としてはヒートポンプ式の自動車 用空気調和装置が有望視されている。この種の自動車用空気調和装置は概略図4 に示すように構成されている。
【0004】 エンジンルーム内には冷媒の流れる方向に応じて放熱あるいは吸熱を行う室外 熱交換器10が配設されている。一方、空調風を生成する空調ユニット15内に は冷媒の流れる方向に応じてエバポレータあるいはコンデンサとして機能する室 内熱交換器17が設けられている。これらの熱交換器10,17はコンプレッサ 18及び4方弁19を介して配管20によって相互に接続されている。
【0005】 この空調装置を暖房装置として機能させる場合には、4方弁19を図示のよう に切り換えて冷媒を図示実線で示されている方向に流す。このように冷媒を流す と、室内熱交換器17はコンデンサとして機能するようになり、ファン22によ って送風される空気を温風に変えて車室内に吹き出すようになる。室内熱交換器 17によって気体から液体に変わった冷媒は、逆止弁23及び膨張弁24を通っ て室外熱交換器10に導入され、ここで吸熱されて再び気体に戻される。このと き室外熱交換器10はエバポレータとして機能することになるが、この際の熱交 換はファン25によって促進される。室外熱交換器10によって気体に戻された 冷媒は4方弁19によってコンプレッサ18の吸入口に導かれ、ここで圧縮され て室内熱交換器17に供給される。以上のようなサイクルを繰り返すことによっ て車室内の暖房が行われることになる。
【0006】 一方、この空調装置を冷房装置として機能させる場合には、4方弁19を切り 換えて、冷媒が図示実線方向とは逆の方向に流れるようにする。このようにした 場合には、室外熱交換器10がコンデンサとして、また室内熱交換器17がエバ ポレータとしてそれぞれ機能するようになる。尚、膨張弁24と膨張弁26とは 冷暖房が効率良く行えるように調整されている。
【0007】 ところが、このようなタイプのヒートポンプ式の自動車用空気調和装置にあっ ては、冷暖房を行える反面、暖房時には除湿をすることができないという問題が あることから、窓曇りの発生による走行安全上の問題及び空調フィーリング上の 問題がある。考案者らはこの問題を解消するために図5に示すような除湿機能を 有する自動車用空気調和装置を先に提案している。
【0008】 図5に示したものは、図4に示した自動車用空気調和装置に空調ユニット15 内に設けた第3の熱交換器を常時エバポレータとして機能するように循環経路に 接続した構成となっている点で大きく相違する。
【0009】 室外熱交換器10は、エンジンルーム内に配設されている。一方、空調風を生 成する空調ユニット15内には、冷媒の流れる方向に応じてエバポレータあるい はコンデンサとして機能する室内熱交換器17と、常時エバポレータとして機能 させる室内熱交換器30とが設けられている。これらの熱交換器10,17はコ ンプレッサ18及び4方弁19を介して配管20によって相互に接続されている 。また、コンプレッサ18の吸入側と室内熱交換器17に接続されている逆止弁 23には、絞り弁35及び膨張弁26を介して室内熱交換器30が接続され、こ の熱交換器30には冷媒を図示矢印方向にのみ流れるようにしてある。
【0010】 この空調装置を暖房装置として機能させる場合には、4方弁19を図示のよう に切り換えて冷媒を図示実線で示されている方向に流す。このように冷媒を流す と、室内熱交換器17はコンデンサとして機能するようになり、ファン22によ って送風される空気を温風に変えて車室内に吹き出すようになる。一方、配管2 0を通って室外熱交換器10に戻る冷媒の一部は配管32に導入され、膨張弁2 6を介して絞り弁35の作用によって所定の圧力に調整されている室内熱交換器 30で再び気化されてコンプレッッサ18に吸入される。このときには室内熱交 換器30はエバポレータとして機能することになるが、これによってファン22 によって送風される空気中に含まれている水分が凝縮水として取り出されて車室 内の除湿が行われることになる。したがって、ファン22によって送風される空 気は室内熱交換器30を通過するときに一旦冷やされて除湿され、その後室内熱 交換器17を通過するときに所望の温度の温風にされて車室内に吹き出されるこ とになる。
【0011】 室内熱交換器17によって気体から液体に変わった冷媒は、逆止弁23及び膨 張弁24を通って室外熱交換器10に導入され、ここで吸熱されて再び気体に戻 される。このとき室外熱交換器10はエバポレータとして機能することになるが 、この際の熱交換はファン25によって促進される。室外熱交換器10によって 気体に戻された冷媒は4方弁19によってコンプレッサ18の吸入口に導かれ、 ここで圧縮されて室内熱交換器17に供給される。以上のようなサイクルを繰り 返すことによって車室内の暖房が行われることになる。この場合の暖房能力の調 整は膨張弁24によって行われ、一方、除湿能力の調整は膨張弁26によって行 われる。
【0012】 一方、この空調装置を冷房装置として機能させる場合には、4方弁19を切り 換えて、冷媒が図示点線方向に流れるようにする。このようにした場合には、室 外熱交換器10がコンデンサとして、また室内熱交換器30がエバポレータとし てそれぞれ機能するようになる。このときには逆止弁23の作用によって室内熱 交換器17には冷媒は流れなくなる。この場合の冷房能力の調整は膨張弁26の 動作によって決定される。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように構成されている従来のヒートポンプ式の自動車用空 気調和装置にあっては、室内熱交換器30の容量を要求される冷房能力以上に設 定する必要があるために、暖房時に除湿をさせるには必要以上に除湿をしてしま う場合があり、暖房時のサイクルに不安定な現象を引き起こす恐れが内在してい る。この不安定な現象は室内熱交換器17にその容量に見合った冷媒量が流れな くなることによってもさらに助長される恐れがある。
【0014】 本考案はこのような従来の問題点を解消するためになされたものであり、暖房 時でも極めて安定した運転が行える自動車用空気調和装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案は、車室外に第1の熱交換器が設置されると ともに、車室内への空調風を形成するユニット内に第2の熱交換器が設置され、 当該第1の熱交換器と当該第2の熱交換器とを接続する循環経路内に流通させる 冷媒の循環方向を切り換えることによって車室内の冷暖房を行うヒートポンプ式 の自動車用空気調和装置において、前記ユニット内に第3の熱交換器を設置する 一方、当該第3の熱交換器は、前記第3の熱交換器が前記冷媒の循環方向に拘ら ずエバポレータとして機能するように前記循環経路に接続され、前記第3の熱交 換器に流入する冷媒の量は、前記車室内に設けた結露センサからの検出信号に基 づいて、前記第1の熱交換器と前記第2の熱交換器とを接続する経路途中に設け た第1のバルブと前記第3の熱交換器のみに至る経路途中に設けた第2のバルブ の開度を調整する制御手段によって調整することを特徴とする
【0016】
【作用】
このように構成した本考案にあっては、ユニット内に第3の熱交換器を設置す る一方、当該第3の熱交換器を、前記第3の熱交換器が前記冷媒の循環方向に拘 らずエバポレータとして機能するように、前記循環経路に接続している。そして この第3の熱交換器に流入する冷媒の量は、制御手段によって、車室内に設けた 結露センサからの検出信号に基づいて、前記第1の熱交換器と前記第2の熱交換 器とを接続する経路途中に設けた第1のバルブと前記第3の熱交換器のみに至る 経路途中に設けた第2のバルブの開度を調整する。したがって、暖房として機能 させる場合と、除湿機能を付加させる場合とを明確に分けて制御することができ るようになる。このために結果としてサイクル運転の安定性が向上することにな る。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明にかかる 自動車用空気調和装置の概略構成を示す図である。図1に示したものは、図5に 示した従来の自動車用空気調和装置の室外熱交換器10と室内熱交換器17とを 接続する配管20と、この配管20から分岐して室内熱交換器30に至る配管3 2とに、循環する冷媒の流れを制御するバルブ40とバルブ42とを設けたもの である。これらのバルブの開閉は結露センサ50の検出値にしたがって後述する コントローラ45によって制御される。
【0018】 図中、第1の熱交換器である室外熱交換器10は、エンジンルーム内に配設さ れている。一方、空調風を生成する空調ユニット15内には、冷媒の流れる方向 に応じてエバポレータあるいはコンデンサとして機能する第2の熱交換器である 室内熱交換器17と、常時エバポレータとして機能させる第3の熱交換器である 室内熱交換器30とが設けられている。これらの熱交換器10,17はコンプレ ッサ18及び4方弁19を介して配管20によって相互に接続されている。また 、コンプレッサ18の吸入側と室内熱交換器17に接続されている逆止弁23に は、膨張弁26を介して室内熱交換器30が接続され、この熱交換器30には冷 媒を図示矢印方向にのみ流れるようにしてある。前記したようにこの循環経路に は、室外熱交換器10と室内熱交換器17とを接続する配管20にバルブ40が 、この配管20から分岐して室内熱交換器30に至る配管32にバルブ42が設 けてある。
【0019】 この空調装置を暖房装置として機能させる場合には、4方弁19を図示のよう に切り換え、同時にバルブ40を閉めると共にバルブ42を開けて冷媒を図示実 線で示されている方向に流す。このように冷媒を流すと、室内熱交換器17はコ ンデンサとして機能するようになり、ファン22によって送風される空気を温風 に変えて車室内に吹き出すようになる。つまり、図4に示した従来の自動車用空 気調和装置と全く同様に機能することになる。ただしこの場合は結露センサ50 からの検出信号に基づいて制御手段たるコントローラ45が車室内に結露を生じ る恐れがないと判断している場合である。したがって、ウインドガラスが曇る恐 れのない場合には、室内熱交換器17によって最大の暖房能力が得られることに なる。また、同時に安定したサイクル運転が可能となる。
【0020】 このサイクルにおいて、室内熱交換器17によって気体から液体に変わった冷 媒は、逆止弁23及び膨張弁24を通って室外熱交換器10に導入され、ここで 吸熱されて再び気体に戻される。このとき室外熱交換器10はエバポレータとし て機能することになるが、この際の熱交換はファン25によって促進される。室 外熱交換器10によって気体に戻された冷媒は4方弁19によってコンプレッサ 18の吸入口に導かれ、ここで圧縮されて液体にされ、室内熱交換器17に供給 される。以上のようなサイクルを繰り返すことによって車室内の暖房が行われる ことになる。この場合の暖房能力の調整は膨張弁24によって行われる。
【0021】 この状態が続いて、結露センサ50からの検出信号によりコントローラ45が そろそろウインドガラスが曇りそうであると判断した場合には、上記のバルブの 開閉状態を全く反転させ、つまりバルブ40を閉じてバルブ42を開き、室内熱 交換器17からの冷媒を全て配管32に導入させ、膨張弁26を介して室内熱交 換器30でふたたび気化させてコンプレッッサ18に吸入させる。このときには 室内熱交換器30はエバポレータとして機能することになるが、これによってフ ァン22によって送風される空気中に含まれている水分が凝縮水として取り出さ れて車室内の除湿が行われることになる。したがって、ファン22によって送風 される空気は室内熱交換器30を通過するときに一旦冷やされて除湿され、その 後室内熱交換器17を通過するときに所望の温度の温風にされて車室内に吹き出 されることになる。
【0022】 このサイクルにおいて、室内熱交換器17によって気体から液体に変わった冷 媒は、逆止弁23,バルブ42及び膨張弁26を通って室内熱交換器30に導入 され、ここで吸熱されて再び気体に戻される。このとき室内熱交換器30はエバ ポレータとして機能する。室内熱交換器30によって気体に戻された冷媒はコン プレッサ18の吸入口に導かれ、ここで圧縮されて液体にされ、室内熱交換器1 7に供給される。以上のようなサイクルを繰り返すことによって車室内の除湿暖 房が行われることになる。この場合の除湿能力及び暖房能力の調整は膨張弁26 によって行われる。
【0023】 一方、この空調装置を冷房装置として機能させる場合には、4方弁19を切り 換えるとともに、バルブ40とバルブ42とを開き、冷媒が図示点線方向に流れ るようにする。このようにした場合には、室外熱交換器10がコンデンサとして 、また室内熱交換器30がエバポレータとしてそれぞれ機能するようになる。こ のときには逆止弁23の作用によって室内熱交換器17には冷媒は流れなくなる 。この場合の冷房能力の調整は膨張弁26の動作によって決定される。
【0024】 以上が本発明装置の概略の動作であるが、次に、制御系の動作を図2及び図3 に基づいて説明する。図2は、本発明にかかる自動車用空気調和装置のバルブ制 御系のブロック図である。
【0025】 結露センサ50はフロントウインドウ等の最も結露の生じやすい部分に取り付 けられており、結露するか否かを電気信号として出力するものである。このセン サ50は、結露の発生を検出するものでも良く、相対湿度を検出するものであっ ても良い。この結露センサ50からの検出信号はコントローラ45に出力される 。コントローラ45は、この結露センサ50からの信号及び図示されてはいない が、自動車用空気調和装置の動作モード、つまり暖房装置として機能しているの か冷房装置として機能しているのかの信号に基づいてバルブ40と42との開閉 を制御する機能を有している。
【0026】 コントローラ45は図3に示すフローチャートのように動作する。コントロー ラ45は、現在の空調モードが暖房モードであるか冷房モードであるかを判断し (S1)、冷房モードであれば、バルブ40とバルブ42を両方とも開き、空調 装置を冷房装置として機能させる(S2,S3)。一方、暖房モードであれば、 バルブ40を開く一方バルブ42を閉じ、空調装置を暖房装置として機能させる (S4,S5)。そして、常時結露センサ50からの検出信号を入力し(S6) 、この検出値に基づいてウインドガラスが曇りそうか否か、すなわち露点に近い かいなかを判断する(S7)。露点に近くなければ暖房を優先してこのままの状 態で車室内の暖房を行う。また、露点に近ければ、暖房に優先して車室内の除湿 を行う必要が有るので、バルブ40を閉じると共にバルブ42を開き、除湿暖房 の状態を実現する(S8,S9)。
【0027】 以上のように本実施例によれば、このヒートポンプ式の自動車用空気調和装置 を暖房装置として機能させる場合に、車室内の結露の状態に基づいて暖房装置と してのみ機能させるようにするか、除湿を併用させるように機能させるかを選択 的に切り換えることができ、不安定な運転状態を極力回避できるようになる。ま た、各熱交換器には、冷房時あるいは暖房時の設計値通りの冷媒量を流通させる ことができるようになり、空調装置としての全体の効率向上が図れることになる 。またこの作用によって除湿能力が必要最小限となるように調整されることから 、暖房能力の低下を最小限に抑えることができることになる。
【0028】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、車室外に第1の熱交換器が設置されるとと もに、車室内への空調風を形成するユニット内に第2の熱交換器が設置され、当 該第1の熱交換器と当該第2の熱交換器とを接続する循環経路内に流通させる冷 媒の循環方向を切り換えることによって車室内の冷暖房を行うヒートポンプ式の 自動車用空気調和装置において、前記ユニット内に第3の熱交換器を設置する一 方、当該第3の熱交換器を、前記第3の熱交換器が前記冷媒の循環方向に拘らず エバポレータとして機能するように、前記循環経路に接続し、前記第3の熱交換 器に流入する冷媒の量は、前記車室内に設けた結露センサからの検出信号に基づ いて、前記第1の熱交換器と前記第2の熱交換器とを接続する経路途中に設けた 第1のバルブと前記第3の熱交換器のみに至る経路途中に設けた第2のバルブの 開度を調整する制御手段によって調整するようにしたので、安定した運転が行え るようになると共に、冷暖房時の効率を向上させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動車用空気調和装置の概略構成図で
ある。
【図2】本考案の自動車用空気調和装置の制御系の概略
構成ブロック図である。
【図3】図2に示した装置の動作を示すフローチャート
である。
【図4】従来の自動車用空気調和装置の概略構成図であ
る。
【図5】従来の自動車用空気調和装置の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
10…室外熱交換器(第1の熱交換器) 17…室内熱交換器(第2の熱交換器) 20…配管 23、27…逆止弁 24、26…膨張弁 30…室内熱交換器(第3の熱交換器) 40、42…バルブ 45…コントローラ(制御手段) 50…結露センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室外に第1の熱交換器が設置されるとと
    もに、車室内への空調風を形成するユニット内に第2の
    熱交換器が設置され、当該第1の熱交換器と当該第2の
    熱交換器とを接続する循環経路内に流通させる冷媒の循
    環方向を切り換えることによって車室内の冷暖房を行う
    ヒートポンプ式の自動車用空気調和装置において、 前記ユニット内に第3の熱交換器を設置する一方、当該
    第3の熱交換器は、前記第3の熱交換器が前記冷媒の循
    環方向に拘らずエバポレータとして機能するように前記
    循環経路に接続され、 前記第3の熱交換器に流入する冷媒の量は、前記車室内
    に設けた結露センサからの検出信号に基づいて、前記第
    1の熱交換器と前記第2の熱交換器とを接続する経路途
    中に設けた第1のバルブと前記第3の熱交換器のみに至
    る経路途中に設けた第2のバルブの開度を調整する制御
    手段によって調整することを特徴とする自動車用空気調
    和装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113490819A (zh) * 2019-02-28 2021-10-08 株式会社电装 制冷循环装置

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