JPH0779126A - 減衰器 - Google Patents
減衰器Info
- Publication number
- JPH0779126A JPH0779126A JP24754293A JP24754293A JPH0779126A JP H0779126 A JPH0779126 A JP H0779126A JP 24754293 A JP24754293 A JP 24754293A JP 24754293 A JP24754293 A JP 24754293A JP H0779126 A JPH0779126 A JP H0779126A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attenuator
- resistor
- signal
- contacts
- output
- Prior art date
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- Pending
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- Attenuators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 第1双投スイッチの可動接点は入力端子に接
続され、第2双投スイッチの可動接点は出力端子に接続
される。第1及び第2双投スイッチの可動接点間には第
1抵抗器が接続され、第1及び第2双投スイッチの上記
第1固定接点間には導線が接続され、第2双投スイッチ
の第2固定接点及び基準電位源間には第2抵抗器が接続
される。 【効果】 第2抵抗器と減衰器の入力端子及び出力端子
間には常に抵抗器が接続されているので、無減衰状態か
ら減衰状態に切り替えるときに信号路が切断されること
がない。
続され、第2双投スイッチの可動接点は出力端子に接続
される。第1及び第2双投スイッチの可動接点間には第
1抵抗器が接続され、第1及び第2双投スイッチの上記
第1固定接点間には導線が接続され、第2双投スイッチ
の第2固定接点及び基準電位源間には第2抵抗器が接続
される。 【効果】 第2抵抗器と減衰器の入力端子及び出力端子
間には常に抵抗器が接続されているので、無減衰状態か
ら減衰状態に切り替えるときに信号路が切断されること
がない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器に使用する減
衰器に関する。
衰器に関する。
【0002】
【従来の技術】減衰器は、オシロスコープ等の電子測定
器の入力部、信号発生器の出力部などに使用されてい
る。図2は、減衰器を挿入した信号発生器の出力部を示
す回路図である。信号発生部で発生された信号は、出力
増幅器10及び例えば50オームのインピーダンス整合
用抵抗器12を介して減衰器14に入力される。減衰器
14は機械的リレー・スイッチである双投スイッチ16
及び18を有し、減衰器14の入力信号は双投スイッチ
16の可動接点に入力され、減衰器14の出力信号は双
投スイッチ18の可動接点から出力される。双投スイッ
チ16及び18は連動して切替動作を行い、各々のスイ
ッチの可動接点が一方の固定接点に接続されるときに、
入力信号は直接に出力信号として出力される。また、各
々のスイッチの可動接点が他方の固定接点に接続される
ときは、入力信号は抵抗器20、22及び24から成る
抵抗回路により減衰即ち分圧されて出力される。減衰器
14の出力信号には、可変電流源26からの直流電流が
重畳されて、出力信号の直流レベルがシフトされた後、
抵抗器12と抵抗値が等しい出力抵抗器28に供給され
る。出力抵抗器28の両端電圧が出力信号として出力さ
れる。
器の入力部、信号発生器の出力部などに使用されてい
る。図2は、減衰器を挿入した信号発生器の出力部を示
す回路図である。信号発生部で発生された信号は、出力
増幅器10及び例えば50オームのインピーダンス整合
用抵抗器12を介して減衰器14に入力される。減衰器
14は機械的リレー・スイッチである双投スイッチ16
及び18を有し、減衰器14の入力信号は双投スイッチ
16の可動接点に入力され、減衰器14の出力信号は双
投スイッチ18の可動接点から出力される。双投スイッ
チ16及び18は連動して切替動作を行い、各々のスイ
ッチの可動接点が一方の固定接点に接続されるときに、
入力信号は直接に出力信号として出力される。また、各
々のスイッチの可動接点が他方の固定接点に接続される
ときは、入力信号は抵抗器20、22及び24から成る
抵抗回路により減衰即ち分圧されて出力される。減衰器
14の出力信号には、可変電流源26からの直流電流が
重畳されて、出力信号の直流レベルがシフトされた後、
抵抗器12と抵抗値が等しい出力抵抗器28に供給され
る。出力抵抗器28の両端電圧が出力信号として出力さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図2に示す状態、即ち
双投スイッチ16及び18の各々の可動接点が一方の固
定接点に接続された状態では、可変電流源26から見た
インピーダンスは、抵抗器12及び28の各々の抵抗値
50オームの半分の値の25オームである。したがっ
て、出力信号の直流電圧レベルは、可変電流源26の出
力電流値及び25オームの積で決まる。ここで、入力信
号を減衰させるために、双投スイッチ16及び18の可
動スイッチを他方の固定接点に切り替えるとする。この
場合、可動接点が一方の固定接点から他方の固定接点に
切り替わる動作中に、可動接点が何れの固定接点にも接
続されない数100μsの期間が生じる。この期間に、
可変電流源26から見たインピーダンスは抵抗器28の
抵抗値50オームとなり、出力信号の直流レベルは瞬間
的に増加する。したがって、減衰器を切り替える際に、
不要なパルス状信号が生じることになる。これは、減衰
器の切替時に、信号路が切断されることに起因する。
双投スイッチ16及び18の各々の可動接点が一方の固
定接点に接続された状態では、可変電流源26から見た
インピーダンスは、抵抗器12及び28の各々の抵抗値
50オームの半分の値の25オームである。したがっ
て、出力信号の直流電圧レベルは、可変電流源26の出
力電流値及び25オームの積で決まる。ここで、入力信
号を減衰させるために、双投スイッチ16及び18の可
動スイッチを他方の固定接点に切り替えるとする。この
場合、可動接点が一方の固定接点から他方の固定接点に
切り替わる動作中に、可動接点が何れの固定接点にも接
続されない数100μsの期間が生じる。この期間に、
可変電流源26から見たインピーダンスは抵抗器28の
抵抗値50オームとなり、出力信号の直流レベルは瞬間
的に増加する。したがって、減衰器を切り替える際に、
不要なパルス状信号が生じることになる。これは、減衰
器の切替時に、信号路が切断されることに起因する。
【0004】したがって、本発明の目的は、減衰比の切
替時に、信号路が切断されることのない減衰器の提供に
ある。
替時に、信号路が切断されることのない減衰器の提供に
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の減衰器
では、第1双投スイッチの可動接点は入力端子に接続さ
れ、第2双投スイッチの可動接点は出力端子に接続され
る。第1及び第2双投スイッチの可動接点間には第1抵
抗器が接続され、第1及び第2双投スイッチの上記第1
固定接点間には導線が接続され、第2双投スイッチの第
2固定接点及び基準電位源間には第2抵抗器が接続され
る。この減衰器では、第2抵抗器と減衰器の入力端子及
び出力端子間には常に抵抗器が接続されているので、無
減衰状態から減衰状態に切り替えるときに信号路が切断
されることがない。
では、第1双投スイッチの可動接点は入力端子に接続さ
れ、第2双投スイッチの可動接点は出力端子に接続され
る。第1及び第2双投スイッチの可動接点間には第1抵
抗器が接続され、第1及び第2双投スイッチの上記第1
固定接点間には導線が接続され、第2双投スイッチの第
2固定接点及び基準電位源間には第2抵抗器が接続され
る。この減衰器では、第2抵抗器と減衰器の入力端子及
び出力端子間には常に抵抗器が接続されているので、無
減衰状態から減衰状態に切り替えるときに信号路が切断
されることがない。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の減衰器の一実施例を示す回
路図である。この減衰器の入力信号は双投スイッチ30
の可動接点30aに供給され、その出力信号は双投スイ
ッチ32の可動接点32aから出力される。双投スイッ
チ30の第1固定接点30b及び双投スイッチ32の第
1固定接点32bは、導線34により直接に接続され
る。双投スイッチ30の第2固定接点30c及び基準電
位である接地電位間には、抵抗値R1の抵抗器36が接
続される。同様に、双投スイッチ32の第2固定接点3
2c及び接地電位間にも、抵抗値R1の抵抗器38が接
続される。双投スイッチ30の可動接点30a及び双投
スイッチ32の可動接点32c間には、抵抗値R2の抵
抗器40が接続される。
路図である。この減衰器の入力信号は双投スイッチ30
の可動接点30aに供給され、その出力信号は双投スイ
ッチ32の可動接点32aから出力される。双投スイッ
チ30の第1固定接点30b及び双投スイッチ32の第
1固定接点32bは、導線34により直接に接続され
る。双投スイッチ30の第2固定接点30c及び基準電
位である接地電位間には、抵抗値R1の抵抗器36が接
続される。同様に、双投スイッチ32の第2固定接点3
2c及び接地電位間にも、抵抗値R1の抵抗器38が接
続される。双投スイッチ30の可動接点30a及び双投
スイッチ32の可動接点32c間には、抵抗値R2の抵
抗器40が接続される。
【0007】図1の減衰器では、双投スイッチ30及び
32の可動接点30a及び32aを夫々第1固定接点3
0b及び32bに接続すると、可動接点30a及び32
a間には抵抗器40及び導線34の2つの信号経路が並
列して存在するが、入力信号は抵抗値が約0オームであ
る導線を介して減衰されることなく出力される。
32の可動接点30a及び32aを夫々第1固定接点3
0b及び32bに接続すると、可動接点30a及び32
a間には抵抗器40及び導線34の2つの信号経路が並
列して存在するが、入力信号は抵抗値が約0オームであ
る導線を介して減衰されることなく出力される。
【0008】この状態から、双投スイッチ30及び32
の夫々可動接点30a及び32aを夫々第2固定接点3
0b及び32bに切り替える期間は、可動接点は何れの
固定接点にも接続されない。しかし、この減衰器では、
可動接点30a及び32a間には抵抗器40が接続され
ているので、スイッチ切替期間に減衰器の信号路は切断
されることがない。したがって、本発明の減衰器を図2
に示す様に信号発生器の出力部に使用した場合、従来の
如く可変電流源26から見たインピーダンスが急激に増
加して、出力信号に発生する不要なパルス状信号を低減
できる。
の夫々可動接点30a及び32aを夫々第2固定接点3
0b及び32bに切り替える期間は、可動接点は何れの
固定接点にも接続されない。しかし、この減衰器では、
可動接点30a及び32a間には抵抗器40が接続され
ているので、スイッチ切替期間に減衰器の信号路は切断
されることがない。したがって、本発明の減衰器を図2
に示す様に信号発生器の出力部に使用した場合、従来の
如く可変電流源26から見たインピーダンスが急激に増
加して、出力信号に発生する不要なパルス状信号を低減
できる。
【0009】双投スイッチ30及び32の夫々可動接点
30a及び32aが第2固定接点30c及び32cに接
続されると、抵抗器36、38及び40は減衰回路を形
成し、抵抗器40及び38の抵抗値の比により減衰比が
決まる。抵抗器36は、減衰器の入力インピーダンスと
出力インピーダンスとを等しくし、高周波信号が供給さ
れた場合の減衰器による反射を抑制する働きをする。入
力信号が低周波数であれば、抵抗器36は省略してもよ
い。
30a及び32aが第2固定接点30c及び32cに接
続されると、抵抗器36、38及び40は減衰回路を形
成し、抵抗器40及び38の抵抗値の比により減衰比が
決まる。抵抗器36は、減衰器の入力インピーダンスと
出力インピーダンスとを等しくし、高周波信号が供給さ
れた場合の減衰器による反射を抑制する働きをする。入
力信号が低周波数であれば、抵抗器36は省略してもよ
い。
【0010】
【発明の効果】本発明の減衰器によれば、減衰器の入力
端子及び出力端子間には常に抵抗器が接続されているの
で、減衰比を切り替えるときに信号路が切断されること
がない。
端子及び出力端子間には常に抵抗器が接続されているの
で、減衰比を切り替えるときに信号路が切断されること
がない。
【図1】本発明の減衰器を示す回路図。
【図2】従来の減衰器を使用した信号発生器の出力部を
示す回路図。
示す回路図。
30 第1スイッチ 32 第2スイッチ 36 第2抵抗器 40 第1抵抗器
Claims (1)
- 【請求項1】 第1固定接点、第2固定接点及び入力端
子に接続された可動接点を有する第1スイッチと、 第1固定接点、第2固定接点及び出力端子に接続された
可動接点を有する第2スイッチと、 上記第1及び第2スイッチの上記可動接点間に接続され
た第1抵抗器と、 上記第1及び第2スイッチの上記第1固定接点間に接続
された導線と、 上記第2スイッチの上記第2固定接点及び基準電位源間
に接続された第2抵抗器とを具えることを特徴とする減
衰器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24754293A JPH0779126A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 減衰器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24754293A JPH0779126A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 減衰器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0779126A true JPH0779126A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=17165049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24754293A Pending JPH0779126A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 減衰器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0779126A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10323780A1 (de) * | 2003-05-23 | 2004-12-09 | Astro Strobel Kommunikationssysteme Gmbh | Unterbrechungsfreie Einstellung von Funktionsgruppen, die Dämpfungsglieder mit festen Werten als Einstellelemente enthalten |
JP2013258575A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Toshiba Techno Network Kk | 信号伝送利得切替回路 |
-
1993
- 1993-09-08 JP JP24754293A patent/JPH0779126A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10323780A1 (de) * | 2003-05-23 | 2004-12-09 | Astro Strobel Kommunikationssysteme Gmbh | Unterbrechungsfreie Einstellung von Funktionsgruppen, die Dämpfungsglieder mit festen Werten als Einstellelemente enthalten |
JP2013258575A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Toshiba Techno Network Kk | 信号伝送利得切替回路 |
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