JPH0778963B2 - 記録及び再生装置 - Google Patents

記録及び再生装置

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JPH0778963B2
JPH0778963B2 JP16090987A JP16090987A JPH0778963B2 JP H0778963 B2 JPH0778963 B2 JP H0778963B2 JP 16090987 A JP16090987 A JP 16090987A JP 16090987 A JP16090987 A JP 16090987A JP H0778963 B2 JPH0778963 B2 JP H0778963B2
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recording
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2211/00Indexing scheme relating to details of data-processing equipment not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00
    • G06F2211/007Encryption, En-/decode, En-/decipher, En-/decypher, Scramble, (De-)compress

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  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は音声信号あるいは画像信号を記録及び再生する
もので、記録及び再生時に所定の制限を加えることので
きる記録及び再生装置に関する。
(従来の技術) 現在、音声信号あるいは画像信号を記録再生するものに
は、動的な記録媒体だけを例にとってもテープ状記録媒
体,ディスク状記録媒体,さらにはカード状記録媒体等
の様々な記録媒体を対象に、磁気式あるいは光学式等の
種々の記録再生方式が考えられており、それぞれ用途に
応じた実用化がなされている。これら記録再生装置は、
高忠実度の記録再生能力を持つことに加えて操作性及び
使用性も優れていることが望まれるものであり、ユーザ
ーが要求する機能を一定範囲内、例えば社会的な支障を
来たさない範囲で可能な限り備えることが望ましい。
上記のような各種記録再生装置は、一般に記録媒体と記
録再生装置が別個に存在するものであり、同一種類の記
録再生装置であれば、それに使用される記録媒体がどの
装置でも記録あるいは再生可能なように互換性を持つよ
うになっている。ところが場合によっては、その互換性
を持つが故、ユーザーにとって安易に情報を記憶できな
いことがある。
例えば、商業用として情報ソースを所定の記録媒体に収
録して販売する場合、購入者がそれを複製すれば、複製
によって情報が収録された記録媒体と情報ソースを収録
した記録媒体とが同一価値になる。そのため、このよう
な複製が記録再生装置の互換性を利用して営利目的に大
量に行なわれれば、結果的に情報ソースを収録した記録
媒体の価値を大幅に下げることになる。しかも、その複
製が忠実なものであればあるほど一層情報ソースを収録
した記録媒体の価値が低くなる。
このようなことを避けるため、何らかの手段により複製
を禁止する処置がとられるのは当然と言える。しかしな
がら、次に述べるような従来考えられている手段では、
ユーザー側にとって不満足なものであった。すなわち、
従来の複製禁止方法は、情報ソースを収録する記録媒体
に情報ソースと共に所定の禁止コードを表わす信号を挿
入して収録するもので、記録再生装置側では記録用の伝
送信号中に上記禁止コードを検出したならば、記録機能
を停止するように設計される。例えば、情報ソース(デ
ジタル信号とする)を再生したときの伝送フォーマット
が第7図に示すようなブロック(1〜mビットからな
る)の集合体となっている場合、各ブロックあるいは特
定ブロックの所定位置(nビット目とする)を、記録動
作の禁止:「0」,許可:「1」を表わすフラグとして
割り当て、再生信号が入力される記録再生装置では、上
記フラグ(あるいはフラグを組合わせてできるコード)
を検出して、それが記録動作の禁止を表わすものであれ
ば、記録機能を停止する。記録機能の停止は、信号経路
を断つ等の色々な方法によって可能である。このような
処置が同一種類の全ての記録再生装置に対して統一して
とられれば、禁止コード付きの情報ソースに対して複製
を禁止することができる。
しかしながら、上記のような従来の方法では、禁止コー
ド付き情報ソースの複製が完全に禁止されるため、情報
ソースを収録した記録媒体の価値を下げないような記
録、例えばユーザーが私的な使用を目的として記録する
ようなこともできないようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように従来の記録再生装置においては、複製の制
限が完全すぎるか又は無制限状態であるため、ユーザー
が望むような個人的な使用における記録再生動作を満足
できない場合があり、結果的に記録再生装置の用途を限
定するものであった。
本発明はこのような問題点を考慮してなされたもので、
ユーザー側の個人的な使用を満足すべく、一定の制限の
下で複製を禁止し得る記録及び再生装置を提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明では、記録側では
複製制限の有無を示す第1の制御情報と、既にエンコー
ドされている情報か否かを示す第2の制御情報と、少な
くとも前記第1の制御情報と前記第2の制御情報を有す
る情報ソースと、個々の記録装置ごとに特定の識別信号
を発生する識別信号発生手段と、前記第1の制御情報を
検出する第1の制御情報検出手段と、前記第1の制御情
報検出手段により検出された前記第1の制御情報によ
り、前記複製制限の有無を判定する第1の制御情報判定
手段と、前記第1の制御情報判定手段の判定結果に応じ
て、前記識別信号を用いて前記情報ソースの少なくとも
一部をエンコードしてスクランブル処理するスクランブ
ル手段と、前記第2の制御情報と前記スクランブル手段
の出力である記録信号及び前記識別信号を記録媒体へ記
録する記録手段と、前記第2の制御情報を検出する第2
の制御情報検出手段と、前記第2の制御情報検出手段に
より検出された前記第2の制御情報により、前記情報ソ
ースの少なくとも一部がエンコードされていると判断さ
れた場合に前記記録手段による前記記録信号の前記記録
媒体への記録を禁止する記録禁止手段とを具備し、再生
側では、前記記録媒体から前記記録信号を読み出す読み
出し手段と、前記読み出し手段により読み出された前記
記録信号から前記第2の制御情報を検出する第2の制御
情報検出手段と、前記第2の制御情報検出手段により検
出された前記第2の制御情報により、前記記録信号の少
なくとも一部がエンコードされているか否かを判定する
第2の制御情報判定手段と、前記第2の制御情報判定手
段の判定結果に応じて、前記識別信号を用いて前記記録
信号の少なくとも一部をデコードしてディスクランブル
処理するディスクランブル手段と、前記ディスクランブ
ル手段の出力である再生信号を再生する再生手段と、前
記情報ソースの記録時に用いられた識別信号を検出する
識別信号検出手段と、前記情報ソースの記録時に用いら
れた識別信号と、前記記録信号の再生時に用いられた識
別信号を比較する識別信号比較手段と、前記識別信号比
較手段の比較結果に応じて、前記再生手段による再生信
号の再生を禁止する再生禁止手段とを具備している。
(作用) 上記構成によれば、情報ソースを記録する場合、特定の
識別信号(例えば個々の記録再生装置が独自に有するコ
ード信号等)を用いて情報ソースあるいはその付属信号
をエンード記録する。このようにして記録された信号を
再生して、この信号を再び記録する場合には、記録すべ
き記録信号は既にエンコードされているので、判別手段
がこれを検出する。この判別出力によって、禁止手段が
記録を禁止する。このようにすれば、既に複製された記
録媒体から、さらに複製することが防止できるので、複
製に対し一定の制限を与えることができる。
また、再生時においてはエンコードされた情報ソースを
再生する場合、記録時に用いられた制御信号と再生時に
用いられる制御信号とを比較し、この比較結果に応じて
再生出力に対し一定の制御を与えることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図乃至第4図は本発明の一実施例に係るものであ
る。まず第1図は本実施例における記録再生装置の記録
側の構成を示すもので、図中入力端子(11)に記録用の
情報ソースが入力される。ここで情報ソースは、第7図
に示したようなフォーマット化されたデジタル信号で、
ブロックのnビット目とn+1ビット目に複製の制限有
り:「0」,制限無し:「11」を表わす制限フラグを有
するものとする。このような情報ソースは、例えば予め
情報が収録されたテープ状記録媒体すなわちソフトテー
プから再生される信号等を想定すればよい。そこで、上
記制限フラグを含んだ入力信号は入力端子(11)から検
出及び判定回路(12)とエンコーダ(13)にそれぞれ供
給される。検出及び判定回路(12)は、入力信号から制
限フラグを検出すると共に、検出した制限フラグが「0
0」か「11」かを判定するもので、その判定結果に応じ
てエンコーダ(13)をコントロールする。すなわち、検
出及び判定回路(12)は、制限フラグが「00」(制限有
り)であった場合(ランクRとする)、エンコーダ(1
3)において入力信号に対するエンコード動作を実行さ
せる。ここで、エンコーダ(13)には識別信号発生器
(14)から、この発生器特有の識別信号が供給され、上
記判定結果がランクRの場合であれば、エンコーダ(1
3)によって識別信号を用いた入力信号の加工(スクラ
ンブル等)が行なわれるとともに、制限フラグを「01」
(エンコード有り)(ランクEとする)に変更する。そ
して、エンコーダ(13)によって加工された信号は、加
工前の入力信号とは異なる信号となって、変更された制
限フラグ「01」と共に、出力端子(15)に導かれ、図示
しない記録回路にって記録媒体に記録される。一方、検
出及び判定回路(12)において制限フラグが「11」(制
限無し)と判定された場合(ランクFとする)は、エン
コーダ(13)は上記識別信号を用いたエンコード動作を
実行せず制限フラグもそのまま変更せず入力信号を出力
端子(15)に導出する。
次に本実施例の再生側の構成について第2図を用いて説
明する。図示しない読み取り装置によって記録媒体から
読み取られた信号は入力端子(16)に与えられ、記録ラ
ンク判別回路(17)とデコーダ(18)に供給される。こ
こで、記録ランク判別回路(17)は、読み取り信号から
ランクE(記録時に上記ランクRの場合で記録された)
か、あるいはランクFかランクRかを判別する。すなわ
ち、記録された信号が上記エンコード動作を介したもの
であるならば、再生時にそれをデコードする必要がある
ため、記録ランク判別回路(17)によってエンコード動
作の有無を判別し、エンコード動作有り(ランクE)の
場合にデコーダ(18)に対し解読動作(ディスクランブ
ル等)を行なわせる。そのときのデコーダ(18)におけ
る解読動作は、第1図と同一の識別発生器(14)から出
力される識別信号に基づいて行なわれ、その識別信号が
読み取り信号の記録時のエンコード動作に用いられた識
別信号と同一である場合に限り、エンコード前と同一の
正常な信号に変換することができる、前述したように、
識別信号発生器(14)から発生される識別信号はその発
生器特有の信号であるため、入力端子(16)に与えられ
た信号が第1図の識別信号発生器(14)から発生された
識別信号に基いてエンコードされたものでなければ、す
なわち再生する装置と記録した装置とが同一でなけれ
ば、デコード(18)は間違った解読動作を行ない、結果
的に意味のない信号を出力することになる。一方、記録
ランク判別回路(17)においてランクFまたはRと判別
された場合は、デコーダ(18)は上記のデコード動作を
実行せずに入力信号を出力端子(19)に導き、図示しな
い再生回路によって通常の再生処理が施される。
ここで、本実施例の特徴をなす、記録の制限機能につい
て説明する。
先に説明した第1図において、検出及び判定回路12によ
って、入力信号の制限フラグが「01」(ランクE)と判
定された場合は、この入力信号はすでに複製されたテー
プからの再生信号であるので、録音禁止回路20によって
録音を禁止する。これにより複製テープからさらに複製
されるのを防ぐ。録音の禁止は、録音信号を遮断しても
良いし、テープの走行を止めても良いし、両方でも良
い。
本実施例は基本的に上記のような構成を有するものであ
り、第1図及び第2図における各構成要素については周
知の技術から様々な実現手段が考えられる。そこで、そ
れらの具体例について簡単に紹介しておく。第3図は、
識別信号発生器(14)の一例を示すもので、識別信号と
して特定のコード信号、例えば「010011…01」等の数ビ
ットの信号を使用する場合、このコード信号の各ビット
を送出する端子(21)とアース端子(22)間にジャンパ
線あるいはスイッチ(23)を選択的に挿入することによ
り、上記特定のコード信号を得るようにしたものであ
る。なお、ジャンパ線あるいはスイッチ(23)の挿入は
製造時にランダムに行なわれ、それによって個々の記録
再生装置に特有のコード信号を発生できる。そのほかの
手段としては、特定のコード信号をリードオンリーメモ
リ(ROM)に格納しておく手段がある。そのROMには、電
気的にプログラムできるEPROM、1度だけ電気的に書き
込み可能なライトワンス(Write Once)ROM、回路設計
時にコードを決定するマスクROMのどれでも利用でき
る。
第4図は、エンコーダ(13)の具体例を示すものであ
る。識別信号発生器(14)から上記のようなコード信号
が出力されるとすると、そのコード信号は疑似ランダム
系列(PN)発生器(24)に入力され、そのコード信号を
初期値としたPN信号が発生される。このPN信号は排他的
論理和回路(25)の一方の入力端に与えられ、他方の入
力端にはエンコーダ(13)の入力端子(26)から記録用
の入力信号が与えられる。その結果、排他的論理和回路
(25)から出力される信号は、元の入力信号とは全く異
なるスクランブルされた信号となって出力端子(27)に
導かれる。また、第4図の回路はそのままデコーダ(1
8)としても使用できる。つまり、PN発生器(24)に対
し、エンコード時と等しいタイミングで同一のコード信
号を与えれば、そのコード信号を初期値としたPN信号に
よって読み取り信号をディスクランブルし、排他的論理
和回路(25)の出力信号はエンコード前の入力信号と等
しい信号となる。ここで、エンコード時とデコード時の
タイミングを合わせる方法としては、記録信号の所定ブ
ロック毎、例えばテープ状記録媒体に対し回転ヘッドを
用いた記録再生方式であれば各トラック毎に、その冒頭
部で初期化するのが容易な方法である。なお、このよう
なスクランブルはランクRのとき、デスクランブルはラ
ンクEのときに実行するものであって、ランクFまたは
再生時におけるランクRのときには、例えば入力信号を
図示しない別の入力端子から直接出力端子に導出する
か、あるいはPN発生器(24)の動作を停止せる等の処置
をとればよい。また、ランクRまたはランクEのときで
あっても上記のスクランブルまたはディスクランブルを
必ずしも全ての入力信号に対して行なう必要はなく、例
えば入力信号が主信号とその主信号の記録及び再生をコ
ントロールする付属信号からなるとすれば、それらの一
方あるいは一部に対してのみ行なうようにしてもよい。
このほか上記のもの以外でも、エンコーダ(13)あるい
はデコーダ(18)として利用できる構成は数多く考えら
れる。
本実施例によれば、上記のような構成によって、複製が
制限される情報ソースを記録する場合、その情報ソース
を特定の識別信号すなわち個々の記録再生装置特有の識
別信号に基づいてエンコードするため、このようにして
記録された信号は、上記特定の識別信号に基づいてデコ
ードされない限り、つまり記録した装置と同一の装置で
再生されない限り、正常な信号としては再生できないよ
うになっている。そのため、どの記録再生装置でも再生
できるような営利を目的とした複製を行なうことはでき
ず、複製に対し厳しい制限を与えることができると共
に、その一方でユーザーが個人的な使用目的として複製
することは禁止されず、ユーザー側の要求も満足するこ
とができる。
また、記録しようとする情報ソースがエンコードされて
いる場合には、この記録を禁止しているため、既に複製
されたテープからの複製を禁止することができるので、
ユーザーの個人的使用のための複製に対しても、ある程
度の制限を設けることができる。
さらに、本実施例においては、複製制限の有無を情報ソ
ースから自動的に判別し、記録再生装置自体で選択的に
対応するため、ユーザーの手をわずらわせることなく、
使用性も優れている。
なお、上記実施例では、情報ソースがデジタル信号の場
合を例にとって説明したが、それがアナログ信号であっ
ても、基本的な構成は同じであり、各構成要素を変える
ことによって対応することができる。例えば、複製が制
限される情報ソースに対し、情報ソースの信号帯域に特
殊信号が加えられる場合、第1図の検出及び判定回路
(12)においてはその特殊信号の有無を検出判定し、そ
の判定結果に応じて、上記実施例と同様の処理をアナロ
グ的に行なえばよい。
第5図及び第6図は本発明の他の実施例を示すものであ
る。なお、前実施例と同じ部分については同一符号を付
して説明を省略する。前実施例において、再生時に、エ
ンコードに使用された識別信号とデコードに使用される
識別信号とが一致しなかった場合、デコーダ(18)では
結果的に間違った解読動作を行なうことになる。このと
き、デコーダ(18)から出力される信号は、例えば音声
信号であれば不快音を発生するような信号であったり、
出力回路に支障を与えるような信号となる可能性があ
る。このようなことを防ぐために、従来から不必要な出
力信号に対しミューティングすることが知られている。
そこで本実施例では、適切にミューティングすることが
できるように、エンコード時の識別信号とデコード時の
識別信号とが一致しているか否かを判別する構成を備え
ている。
すなわち、第5図に示すように、記録側にはエンコード
手段として、前実施例と同じエンコーダ(13)と共にそ
の後段にコンバイナ(31)を有し、識別信号発生器(1
4)から出力される識別信号をコンバイナ(31)にも与
え、記録用信号に識別信号を付加して記録するようにし
ている。このような処理は、記録用信号及び識別信号が
共にデジタルであれば容易に可能である。そして、再生
側では、第6図に示すように、入力端子(16)に接続さ
れた識別信号検出回路(32)により、読み取り信号から
上記付加された識別信号を検出し、比較回路(33)によ
って上記検出された識別信号と識別信号発生器(14)か
ら出力される識別信号とを比較する。そして、その比較
結果が不一致である場合、デコーダ(18)の後段に設け
られたミューティング回路(34)によってデコーダ(1
8)の出力を遮断する。また、比較回路(33)による比
較結果を図示しない表示器に表示すれば、ユーザーに対
し再生拒否の警告を与えることができる。このようにす
れば、前実施例と同様の効果を奏するだけでなく、より
実用的な記録再生装置を提供できる。
この場合、読み取り信号から上記し付加された識別信号
を検出及び判定回路12が検出可能に構成しておき、この
検出がなされたときに、録音禁止回路20によって録音を
禁止してもよい。以上によって、複製されたテープを再
び複製することが防止できる。
さらに他の実施例としては、図示しないが次のようなも
のも考えられる。上記の実施例における検出及び判定回
路(12)は、情報ソースに含まれた信号から複製制限の
有無を判定したが、これとは別に記録再生装置のキーボ
ードからの信号を判定することによって複製制限の処理
を実行させることもできる。このようにすれば、複製が
制限されていない情報ソースを記録する場合であって
も、ユーザーの意志によって制限を与えることができ、
ユーザーが個人で記録したものを自分が使用する以外に
他人によって容易に再生できないようにすることも可能
となる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の記録及び再生装置は、複
製された記録媒体の複製を禁止できるものであり、よっ
てユーザーが行うような個人的な使用における記録及び
再生動作に一定の制限を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における記録再生装置の記録
側の構成を示すブロック構成図、第2図は同実施例の再
生側の構成を示すブロック構成図、第3図は同実施例の
識別信号発生器(14)の一例を示す回路構成図、第4図
は同実施例のエンコーダ(13)及びデコーダ(18)の一
例を示す回路構成図、第5図及び第6図は本発明の他の
実施例における記録再生装置の記録側の構成と再生側の
構成を示すブロック構成図、第7図は記録再生装置に入
力される情報信号の一例としてそのフォーマットを示す
概念図である。 12……検出及び判定回路,13……エンコーダ 14……識別信号発生器, 17……記録ランク判別回路,18……デコーダ 20……録音禁止回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複製制限の有無を示す第1の制御情報と、 既にエンコードされている情報か否かを示す第2の制御
    情報と、 少なくとも前記第1の制御情報と前記第2の制御情報を
    有する情報ソースと、 個々の記録装置ごとに特定の識別信号を発生する識別信
    号発生手段と、 前記第1の制御情報を検出する第1の制御情報検出手段
    と、 前記第1の制御情報検出手段により検出された前記第1
    の制御情報により、前記複製制限の有無を判定する第1
    の制御情報判定手段と、 前記第1の制御情報判定手段の判定結果に応じて、前記
    識別信号を用いて前記情報ソースの少なくとも一部をエ
    ンコードしてスクランブル処理するスクランブル手段
    と、 前記第2の制御情報と前記スクランブル手段の出力であ
    る記録信号及び前記識別信号を記録媒体へ記録する記録
    手段と、 前記第2の制御情報を検出する第2の制御情報検出手段
    と、 前記第2の制御情報検出手段により検出された前記第2
    の制御情報により、前記情報ソースの少なくとも一部が
    エンコードされていると判断された場合に前記記録手段
    による前記記録信号の前記記録媒体への記録を禁止する
    記録禁止手段とを具備したことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】複製制限の有無を示す第1の制御情報と、 既にエンコードされている情報か否かを示す第2の制御
    情報と、 少なくとも前記第1の制御情報と前記第2の制御情報を
    有する情報ソースと、 個々の記録及び再生装置ごとに特定の識別信号を発生す
    る識別信号発生手段と、 前記第1の制御情報を検出する第1の制御情報検出手段
    と、 前記第1の制御情報検出手段により検出された前記第1
    の制御情報により、前記複製制限の有無を判定する第1
    の制御情報判定手段と、 前記第1の制御情報判定手段の判定結果に応じて、前記
    識別信号を用いて前記情報ソースの少なくとも一部をエ
    ンコードしてスクランブル処理するスクランブル手段
    と、 前記第2の制御情報と前記スクランブル手段の出力であ
    る記録信号及び前記識別信号を記録媒体へ記録する記録
    手段と、 前記記録媒体から前記記録信号を読み出す読み出し手段
    と、 前記読み出し手段により読み出された前記記録信号から
    前記第2の制御情報を検出する第2の制御情報検出手段
    と、 前記第2の制御情報検出手段により検出された前記第2
    の制御情報により、前記記録信号の少なくとも一部がエ
    ンコードされているか否かを判定する第2の制御情報判
    定手段と、 前記第2の制御情報判定手段の判定結果に応じて、前記
    識別信号を用いて前記記録信号の少なくとも一部をデコ
    ードしてディスクランブル処理するディスクランブル手
    段と、 前記ディスクランブル手段の出力である再生信号を再生
    する再生手段と、 前記情報ソースの記録時に用いられた識別信号を検出す
    る識別信号検出手段と、 前記情報ソースの記録時に用いられた識別信号と、前記
    記録信号の再生時に用いられた識別信号を比較する識別
    信号比較手段と、 前記識別信号比較手段の比較結果に応じて、前記再生手
    段による再生信号の再生を禁止する再生禁止手段とを具
    備したことを特徴とする記録及び再生装置。
JP16090987A 1987-06-30 1987-06-30 記録及び再生装置 Expired - Lifetime JPH0778963B2 (ja)

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DE3850530T DE3850530T2 (de) 1987-06-30 1988-04-26 System und Verfahren zur Aufnahme/Wiedergabe mit Aufnahmebeschränkungsfunktion.
EP88106689A EP0297242B1 (en) 1987-06-30 1988-04-26 Recording/reproducing system and method with record restriction function
US07/187,041 US4924328A (en) 1987-06-30 1988-04-27 System for recording/reproducing an information source having an apparatus-specific identification signal
US07/434,791 US5003410A (en) 1987-06-30 1989-11-13 System for recording/reproducing an information source having an apparatus specific identification signal

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