JPH07743B2 - 硬化性シリコーンラテックス組成物 - Google Patents
硬化性シリコーンラテックス組成物Info
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- JPH07743B2 JPH07743B2 JP1136293A JP13629389A JPH07743B2 JP H07743 B2 JPH07743 B2 JP H07743B2 JP 1136293 A JP1136293 A JP 1136293A JP 13629389 A JP13629389 A JP 13629389A JP H07743 B2 JPH07743 B2 JP H07743B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/56—Organo-metallic compounds, i.e. organic compounds containing a metal-to-carbon bond
- C08K5/57—Organo-tin compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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- C08K13/02—Organic and inorganic ingredients
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
ーを与える硬化性シリコーンエマルションがジェー・エ
フ・ハイドら(J.F.Hyde et al.)の米国特許第2,891,9
20号明細書に示されている。ハイドらの組成物がエマル
ションの安定性を得るために強酸又は強塩基の何れかを
必要とすることが分った。その結果、ハイドらのシリコ
ーンエマルションは、それらが様々な基体に対して悪影
響を及ぼすがために利用を限定された。改良された結果
が、ディー・イー・フィンドレィら(D.F.Findlay et a
l.)の米国特許第3,294,725号明細書に示されており、
それによると、安定なエマルションを得るため、そして
オルガノシロキサンとシルカルバンの共重合を考慮して
界面活性スルホン酸触媒を用いる。シリコーンゴムラテ
ックスを製造するそのほかの方法が、ジェー・セカダ・
ジュニア(J.Cekada,Jr.)の米国特許第3,335,406号明
細書に示され、それはポリマーを強化するためのシルセ
スオキシサンを用いる。
物が、最初にアルキルアリールオキシポリ(エチレンオ
キシ)エタノール等のノニオン界面活性剤の存在下でシ
ラノール末端停止ポリジオルガノシロキサンを乳化し、
その後コハク酸等のカルボン酸を用いてpHを5までに調
整することにより製造可能であるという本発明者らの知
見に基づいている。そのほか、前記エマルション中でメ
チルトリメトキシシラン等のアルキルトリアルコキシシ
ラン及びスタノオキシサン、ヒドロキシスタノオキシサ
ン又はモノメトキシスズ化合物等のスズ触媒を用いる。
好適なスズ化合物には、式(1): (R)2SnX-O-Sn(R1)2OH (式中R及びR1は同一の、又は異なる炭素数1乃至8の
アルキル基から選ばれ、そして好ましくはブチル基であ
り、そしてXはハロゲン原子又はアシルオキシ基であ
り、そして好ましくは塩素原子である) のスタノオキサンがある。
ン組成物の50重量%まで使用し得る。得られるシリコー
ンコーキング材は6カ月以上の優れた貯蔵寿命を有する
ことが分り、そしてその様なコーキング材から水を取り
除いて得られるエラストマーは優れた物理的性質を有す
ることが判明した。
内のpHを有し、約5×103乃至約15×103の分子量を有す
るシラノール末端停止ポリジオルガノシロキサン及び有
効な量のノニオン界面活性剤からなる水性エマルション
を必須成分とするベース配合物100重量部、 (B)0.1乃至5重量部、好ましくは0.5乃至1.5重量部
のシラン橋かけ剤、 (C)50重量部までの非ケイ質充填材及び (D)0.3乃至2重量部、好ましくは0.4乃至1.5重量部
のスタノオキサン、ヒドロキシスタノオキサン及びモノ
アルコキシスタナンから成る群から選ばれるスズ触媒 を含むシリコーンコーキング組成物が提供される。
性エマルジョンは、好ましくは水性媒体中、エマルショ
ン全体の1乃至5重量%のノニオン界面活性剤の存在下
で線状シラノール末端停止ポリジオルガノシロキサンを
攪拌することによって製造する。前記エマルションのpH
は、コハク酸等のカルボン酸を加えることにより4乃至
6に調節し得る。
止ポリジオルガノシロキサンは、ケイ素原子に結合した
有機基を有し、この有機基は炭素数1乃至13の1価の単
価水素基及び平衡化と間に不活性である基で置換された
炭素数1乃至13の1価の炭化水素基から選ばれる。有機
基のいくつかは、例えばメチル、エチル、プロピル、ブ
チル、ペンチル、ヘキシル等の炭素数1乃至8のアルキ
ル基;トリフルオロプロピル等のハロアルキル基;及び
シアノエチル及びシアノプロピル等のシアノアルキル基
である。そのほか、ケイ素原子に結合した有機基はビニ
ル基等のアルケニル基;アリル基;トリル、キシリル等
のアルキルアリール基;及びフェニルエチル等のアラー
ルアルキル基から選択し得る。そのほか、1価の有機基
はフェニル:クロロフェニル、ブロモフェニル等のハロ
フェニル;ナフチル:アントリル等のアリール基であり
得る。
オルガノシロキサンが、ダブリュウ・ノル、「シリコー
ンの化学と技術」、アカデミック・プレス・ニュー・ヨ
ーク、1968年、240頁[W、No11,“Chemistry and tech
nology of Silicones",Academic Press,New York(196
8)p.240」に示されている。それらは、酸又は塩基触媒
を用いるオクタメチルテトラシクロシロキサン等の環状
シロキサンの重合によって製造できる。これらのシラノ
ールオルガノシロキサンは、アルキルアリールオキシ
(エテンオキシ)エタノール等のノニオン乳化剤により
水中で乳化できる。有用なノニオン乳化剤は、例えばサ
ポニン、脂肪酸とエチレンオキシド(テトラエチレンオ
キシドのドデシルエーテル等)の縮合生成物及びエチレ
ンオキシドとソルヒタントリオレアートの縮合生成物な
どの本発明の実施に際して使用し得る前記ノニオン界面
活性剤である。
キング組成物中で、組成物の総重量を基準として1乃至
10パーセントの量で存在し得る酸性コロイダルシリカを
使用し得る。
ラストマーに満足できる硬化をもたらすために、メチル
トリメトキシシラン等のトリアルコキシオルガノシラン
橋かけ剤を用いることができる。そのほかのトリアルコ
キシオルガノシランは、例えばメチルトリルエトキシシ
ラン、エチルトリエトキシシラン及びメチルトリプロポ
キシシランである。
(1)のスタノオキサンを用いた場合の最適の貯蔵安定
性を有することが分った。式(1)のスタノオキサン及
びそれらの製造法が、米国特許第3,664,997号明細書に
示されている。好ましくは、式(1)のスタノオキサン
は (C4H7)2SnCl-O-(C4H7)2SnOH及び 等の化合物を包含する。
蒸発後に室温硬化性コーキング材を生成するように、例
えば前記ベース配合物100重量部あたり50重量部の炭酸
カルシウム等の非ケイ室充填材を使用し得る。そのほか
の非ケイ質充填材は、例えば酸化チタン、酸化アルミニ
ウム、カーボンブラック等である。
離型剤又はコーティング組成物として使用し得る。
例を例証のために、そして限定のためではなしに示す。
全ての部は重量部である。
ム、水約5000グラム及びポリエチレングリコールエーテ
ル約200グラムの混合物を、ゴーリン(Gaulin)ホモジ
ナイザーにかけて、ベースのエマルションを調製した。
得られた混合物のpHを、200グラムまでのコハク酸を加
えることによって調節した。約60%の固体を含み、pH4
乃至5の、約10,000の平均分子量を有するシラノール末
端停止ポリジメチルシロキサンのベース配合物を得た。
ウム900グラムとともにロス・ダブル・プラネタリィ・
ミキサー(Ross double planetary mixer)によって30
乃至60分間ブレンドし、脱気し、15分間高剪断セムコ
(semco)ミキサーにかけて、そして気密カートリッジ
内に分配した。
ルエン及びスズ硬化触媒と共にメチルトリメトキシシラ
ン及び場合によっては酸性コロイダルシリカを注入して
触媒させた。下記の硬化性混合物を調製し、それを前記
ベース混合物100部を基準としたグラムで示し、“MTMS"
はメチルトリメトキシシラン、“bu"はブチル、“Laur"
は “Me"はメチルである。
に混合した。それから、各材料を引張特性測定の前に1
週間硬化させた。引張特性を、米国材料試験協会(AST
M)標準法D412に従って測定し、下記の結果を得た。そ
こで、ショアAは硬さであり、そしてTSは引張強さであ
る。
であり、そしてこれらの触媒を配合した材料が熟成後に
それらの伸びを維持することを示している。
多くの変形例のほんの僅かに係わるが、本発明は、実施
例の前の説明に示したスタノオキサン、シラノール末端
停止ポリジオルガノシロキサン、橋かけシランを用いて
極めて広範なラテックス組成物の変形例に係わることを
理解されたい。
Claims (5)
- 【請求項1】(A)40乃至60重量%の固体を含み、約4
乃至6の範囲内のpHを有し、シラノール末端停止ポリジ
オルガノシロキサン及び有効な量のノニオン界面活性剤
を含む水性エマルションから本質的に成るベース配合物
100重量部、 (B)0.1乃至5重量部のトリアルコキシオルガノシラ
ン橋かけ剤、 (C)50重量部までの非ケイ質充填材及び (D)0.3乃至2重量部のスタノオキサン、ヒドロキシ
スタノオキサン及びモノアルコキシスタナンから成る群
から選ばれるスズ触媒、を含むシリコーンラテックス組
成物。 - 【請求項2】ポリジオルガノシロキサンがシラノール末
端停止ポリジメチルシロキサンである請求項1記載の組
成物。 - 【請求項3】スタノオキサンが である請求項1記載の組成物。
- 【請求項4】非ケイ質充填材が炭酸カルシウムである請
求項1記載の組成物。 - 【請求項5】トリアルコキシオルガノシラン橋かけ剤が
メチルトリメトキシシランである請求項1記載の組成
物。
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---|---|---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1136293A Expired - Lifetime JPH07743B2 (ja) | 1988-05-31 | 1989-05-31 | 硬化性シリコーンラテックス組成物 |
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-
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- 1989-04-21 EP EP19890107218 patent/EP0344449A3/en not_active Withdrawn
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- 1989-05-31 JP JP1136293A patent/JPH07743B2/ja not_active Expired - Lifetime
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