JPH0767839B2 - テープカートリッジに於けるテープの位置規制装置 - Google Patents

テープカートリッジに於けるテープの位置規制装置

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JPH0767839B2
JPH0767839B2 JP3645491A JP3645491A JPH0767839B2 JP H0767839 B2 JPH0767839 B2 JP H0767839B2 JP 3645491 A JP3645491 A JP 3645491A JP 3645491 A JP3645491 A JP 3645491A JP H0767839 B2 JPH0767839 B2 JP H0767839B2
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JP
Japan
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tape
cartridge
tape cartridge
capstan
printer
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JP3645491A
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隆志 増田
均 五十嵐
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テープカートリッジ
に於けるテープの位置規制装置に関するものであり、特
に、テープの弛緩による装着時の事故を防止するテープ
カートリッジに於けるテープの位置規制装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】印字用のテープや磁気記録用のテープを
収納したテープカートリッジは、一般に前面の開口部へ
テープの表面を露出させ、該開口部近傍にキャプスタン
が遊挿される孔を上下方向に開穿している。このテープ
カートリッジを使用すべき機器に該テープカートリッジ
を装着すると、機器のキャプスタンは前記孔に遊挿さ
れ、前面開口部に対向して配設されたローラ等とキャプ
スタンとの間にテープが位置する。そして、キャプスタ
ンとローラ等とによりテープを挟圧して走行させ、印字
或いは磁気記録等を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したテープカート
リッジは、装着時に於てテープがキャプスタンと、キャ
プスタンに対向して配設されたローラ等の間にセットさ
れなければならない。しかし、装着前のテープカートリ
ッジは、テープがカートリッジ内で弛み、所定の経路か
ら変位する場合がある。斯かる状態のテープカートリッ
ジは、機器へ装着する際に前面開口部に位置すべきテー
プの下端がキャプスタン等の上面に当接することがあ
り、テープが折曲げられて使用不能となったり、印字用
テープの如き厚手のテープの場合はテープカートリッジ
を装着できないことがある。
【0004】そこで、テープカートリッジの前面開口部
位に於けるテープの位置ずれを規制し、装着の容易性を
確保するために解決すべき技術的課題が生じてくるので
あり、この発明は該課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、テープカートリッ
ジ3の前面開口部23近傍に、該テープカートリッジ3
を装着すべき機器1のキャプスタン或いは駆動ローラ7
等のテープ駆動部材を遊挿する孔24を設けたテープカ
ートリッジ3に於て、前記テープカートリッジ3の内側
且つ前記孔24近傍に回動レバー41を枢着してテープ
5の裏面に対向させ、且つ前記回動レバー41にばね4
2を介装して前記テープ5の裏面を押圧し、前記テープ
5が前記テープ駆動部材へ干渉する位置へ移動すること
を規制するとともに、前記機器1のテープカートリッジ
装着部に固定ポスト45を立設し、テープカートリッジ
3の装着時に、前記回動レバー41が前記固定ポスト4
5に当接して回動し、前記テープ5の経路から退避する
ように形成したカートリッジに於けるテープの位置規制
装置を課題解決の手段とする。
【0006】
【作用】テープカートリッジの前面開口部近傍に配設し
た回動レバーは、ばねの付勢によってテープの裏面を押
圧し、該テープを前面開口部方向へ付勢して、キャプス
タン等が遊挿される孔から排除する。従って、テープカ
ートリッジを機器へ装着する際に、該機器のキャプスタ
ン等がテープに干渉することはない。
【0007】又、テープカートリッジを装着すると、機
器側に設けた固定ポストにより回動レバーが押圧されて
回動し、テープへの押圧を解除してテープの走行経路か
ら退避するため、装着後のテープの走行には何等影響を
及ぼさない。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に従って詳
述する。図1はテーププリンタ1を示したものである。
該テーププリンタ1は上面右側にインクリボンカセット
2並びにテープカートリッジ3を装着し、テーププリン
タ1本体のサーマルヘッド4によってテープカートリッ
ジ3内に収納したテープ5に印字するものである。前記
テープカートリッジ3に収納したテープ5は裏紙付きの
粘着テープであり、インクリボンカセット2のインクリ
ボン6と同様に種々の色のものが用意されている。テー
ププリンタ1の前記インクリボンカセット2並びにテー
プカートリッジ3の装着部位には第1及び第2の駆動ロ
ーラ7,8、プラテンを兼ねる第1の駆動ローラ7へ圧
接自在なサーマルヘッド4、第2の駆動ローラ8へ圧接
自在なピンチローラ9、及びインクリボン6の巻取りリ
ール軸10、供給リール軸11が配設されている。
【0009】夫々、任意に選択したインクリボンカセッ
ト2とテープカートリッジ3をテーププリンタ1に装着
すると、インクリボン6並びにテープ5は第1及び第2
の駆動ローラ7,8とサーマルヘッド4並びにピンチロ
ーラ9との間隙にセットされる。そして、テーププリン
タ1に設けられ、テープカートリッジ3の中心孔を貫通
して上方へ突出するロックつまみ12を矢印L方向へ回
動すれば、テープカートリッジ3及びインクリボンカセ
ット2が固定されると同時に、サーマルヘッド4とピン
チローラ9とが夫々第1並びに第2の駆動ローラ7,8
へ圧接し、前記テープ5とインクリボン6を挟圧する。
【0010】テーププリンタ1のキーボード13から文
字や記号等を入力すると、その内容は表示部14に表示
され、キーボード13中の印刷キー15の打鍵による印
刷指令に従って第1並びに第2の駆動ローラ7,8が回
転し、テープ5とインクリボン6とを密着させたまま同
図中左方向へ走行させるとともに、サーマルヘッド4が
前記入力内容に従ってインクリボン6の感熱転写インク
をテープ5の表面に転写する。前記インクリボン6は、
テーププリンタ1の巻取りリール軸10の回転により前
記テープ5の走行と連動してインクリボンカセット2内
の巻取りリール16に巻取られる。印字されたテープ5
はテープカートリッジ3の左側へ排出され、テーププリ
ンタ1に設けた切断機構(図示せず)をカットキー17
の打鍵によって作動させることにより切断される。
【0011】図2はテープカートリッジ3を示し、上下
に2分割して形成したプラスチック製ケースの上部を取
外してある。下部ケース21は中央部位に円筒状の軸2
2を立設し、前面開口部23近傍には図1に示した第1
並びに第2の駆動ローラ7,8を遊挿する孔24,25
が開穿されている。又、テープ5の経路には所々にガイ
ドポスト26,26…を立設している。27,27,2
7はリブであり、軸22へ遊嵌したハブ28に巻装され
たテープ5の回転を円滑にする。前記軸22の内側底部
に、両側縁部29,29を残して長穴30を形成すると
ともに、テーププリンタ1には、図5に示すように、ロ
ックつまみ12の下部に前記長穴30とほぼ同一形状の
ロック部材31を設けている。従って、ロック部材31
の回動位置を長穴30と一致させれば、ロック部材31
を軸22内へ嵌合/離脱自在、即ち、テープカートリッ
ジ3をテーププリンタ1へ着脱自在であり、ロックつま
み12を図1に示すL方向へ回動すれば、図5に示すよ
うに、ロック部材31と長穴30の両側縁部29,29
とが係合し、テープカートリッジ3は取外し不能の状態
に固定される。
【0012】軸22に遊嵌したハブ28は、外周下端部
にラチェット32,32…を設け、図2に示すようにテ
ープカートリッジ3がテーププリンタ1から取外された
状態に於いては、下部ケース21に係止したばね33の
先端部がラチェット32,32…に噛合してハブ28の
回転を阻止し、テープ5の弛緩を防止する。尚、34
は、下部ケース21に開穿したばね33の係脱操作用の
窓である。
【0013】テープガイド35,36,36、35,3
6,36は、図3に示すように下部ケース21に立設
し、上部のテープガイド35,35の溝部37と下部の
テープガイド36,36,36,36の段部38とによ
ってテープ5を位置決めする。前記テープガイド35,
36,36、35,36,36は下部ケース21に一体
成形しているため、従来の上部のテープガイドを上部ケ
ースに設け、下部のテープガイドを下部ケースに夫々分
割して設けたものに比して組立て後の寸法誤差が減少
し、テープ5の走行精度が向上する。
【0014】図2に示す前面開口部23近傍に配設した
2つの孔24,25の中間部には回動レバー41を上下
方向回動自在に枢着し、ばね42を介装して下面方向へ
付勢する。又、回動レバー41の中間部位から側方へ係
合片43を突設するとともに、下部ケース21の前記係
合片43の直下部分を切欠して下面開口部44を設け、
後述するテーププリンタ1の固定ポスト45を遊挿でき
るように形成してある。
【0015】図2及び図4に示すように、非装着状態に
あるテープカートリッジ3は、回動レバー41の先端部
によってテープ5が押圧され、前面開口部23から前方
へ突出して孔24内への移動を規制される。依って、テ
ープカートリッジ3装着時に前記孔24へ遊挿される駆
動ローラ7へテープ5が干渉することはない。テープカ
ートリッジ3をテーププリンタ1の所定位置へ載置する
と、図5及び図6に示すように回動レバー41の係合片
43がテーププリンタ1に設けた固定ポスト45へ当接
し、回動レバー41は上方へ回動されてテープ5の押圧
を解除し、テープ5の走行経路から退避する。
【0016】尚、この発明は上記一実施例に限定すべき
ものではなく、回動レバーの形状等は種々の改変が可能
であり、又、諸種のテープカートリッジに適用すること
ができる。そして、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
【0017】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例に於て詳述し
たように構成したので、テープカートリッジの着脱時に
テープは駆動ローラやキャプスタン等に干渉しない位置
に規制される。従って、テープがキャプスタン等に当接
して折曲げられたり、キャプスタンやヘッド等に接触し
て悪影響を及ぼす虞れが解消されるとともに、テープカ
ートリッジの装着の容易性が確保され作業能率及び操作
性の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テーププリンタの平面図。
【図2】テープカートリッジの分解平面図。
【図3】テープガイドの側面図。
【図4】図2のA−A線矢視図。
【図5】テーププリンタへ装着したテープカートリッジ
の状態を示す分解平面図。
【図6】テーププリンタへ装着したテープカートリッジ
の回動レバーを示す要部側面図。
【符号の説明】
1 テーププリンタ 3 テープカートリッジ 5 テープ 7 駆動ローラ 23 前面開口部 24 孔 41 回動レバー 42 ばね 45 固定ポスト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカートリッジ3の前面開口部23
    近傍に、該テープカートリッジ3を装着すべき機器1の
    キャプスタン或いは駆動ローラ7等のテープ駆動部材を
    遊挿する孔24を設けたテープカートリッジ3に於て、
    前記テープカートリッジ3の内側且つ前記孔24近傍に
    回動レバー41を枢着してテープ5の裏面に対向させ、
    且つ前記回動レバー41にばね42を介装して前記テー
    プ5の裏面を押圧し、前記テープ5が前記テープ駆動部
    材へ干渉する位置へ移動することを規制するとともに、
    前記機器1のテープカートリッジ装着部に固定ポスト4
    5を立設し、テープカートリッジ3の装着時に、前記回
    動レバー41が前記固定ポスト45に当接して回動し、
    前記テープ5の経路から退避するように形成したカート
    リッジに於けるテープの位置規制装置。
JP3645491A 1991-03-02 1991-03-02 テープカートリッジに於けるテープの位置規制装置 Expired - Lifetime JPH0767839B2 (ja)

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JPH04275173A JPH04275173A (ja) 1992-09-30
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