JPH076758B2 - 親子型誘導飛翔体の誘導制御方法 - Google Patents

親子型誘導飛翔体の誘導制御方法

Info

Publication number
JPH076758B2
JPH076758B2 JP63086014A JP8601488A JPH076758B2 JP H076758 B2 JPH076758 B2 JP H076758B2 JP 63086014 A JP63086014 A JP 63086014A JP 8601488 A JP8601488 A JP 8601488A JP H076758 B2 JPH076758 B2 JP H076758B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bullet
parent
target
sub
child
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63086014A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01260297A (ja
Inventor
健志 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP63086014A priority Critical patent/JPH076758B2/ja
Publication of JPH01260297A publication Critical patent/JPH01260297A/ja
Publication of JPH076758B2 publication Critical patent/JPH076758B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は,誘導制御装置を有する多数の子弾を含む親
子型誘導飛翔体の誘導制御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図,第4図は従来の親子型誘導飛翔体が目標を捜索
・追尾する様子を示した図であり,図中(1)は親弾,
(2)は上記親弾(1)内に装備された送信機,(3)
は上記送信機(2)より送られた電波を送出するアンテ
ナ,(7)は子弾,(10)は子弾制御装置,(11)は子
弾操舵翼,(12)は目標,(15)は子弾センサ,(16)
は子弾後部に装備されたパラシユート,(17)は目標か
ら輻射される電磁波を示す。
次に動作・作用について説明する。第3図において,目
標(12)に向つて飛翔する親弾(1)は,慣性誘導ある
いはアクテイブ・レーダ・ホーミングにより所定の位置
にまで目標(12)に接近すると,子弾(7)を放出す
る。
第4図において,放出された子弾(7)は,所定の高度
まで落下すると,パラシユート(16)を展開させ,落下
速度を減速し,子弾センサ(15)により目標(12)を捜
索し,目標(12)より輻射される電磁波(17)を探知し
て,子弾制御装置(10)により,子弾操舵翼(11)を作
動させ,目標(12)を捕捉・追尾する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の親子型誘導飛翔体の捜索・追尾の方式は以上のよ
うに構成されているので,子弾の1つ1つに送信機を装
備させてアクテイブ・レーダ・ホーミング誘導を実現さ
せることは子弾の大きさを飛躍的に大きくする上に,コ
ストがかかるため運用上困難であり,目標から輻射され
る電磁波を受動的に探知するパツシブ・ホーミング誘導
方式に限定されてしまい,射程が短く,雨天において探
知能力が低下するなどの問題点があつた。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので,子弾の誘導制御方法としてパツシブ・ホーミン
グ誘導方式では得られない長射程及び全天候性を有する
セミアクテイブ・ホーミング誘導方式を得ることを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る親子型誘導飛翔体の誘導制御方法は親弾
が送信機,アンテナ,小型ロケツトモータを有し,子弾
放出後,逆噴射により親弾の落下を抑制し,子弾シーカ
の照射機として目標より子弾の後方に常に位置すること
を可能としたものである。
〔作用〕
この発明においては子弾放出後に親弾推進部側面に装備
された小型のロケツトモータに点火し,落下方向とは逆
方向に噴射することにより,親弾の落下を防ぎ,敵方装
備火器のスタンドオフ位置から目標に向つて電波を照射
し続け,子弾がその目標からの反射波を受信して目標を
捕捉・追尾する。
〔実施例〕
以下,この発明の一実施例を図について説明する。第1
図および第2図において,(1)は親弾,(2)は上記
親弾に装備された送信機,(3)は送信機(2)から送
られた電波を送出するアンテナ,(4)はジヤイロ,
(5)は制御装置,(6)は上記親弾(1)後部側面に
装備された小型ロケツトモータ,(7)は子弾,(8)
は上記子弾(7)内に装備された受信機,(9)は子弾
アンテナ,(10)は子弾制御装置,(11)は子弾操舵
翼,(12)は目標,(13)は上記親弾アンテナ(3)か
ら目標(12)に向つて照射された送信波,(14)は目標
からの反射波を示す。
次に動作・作用について説明する。第1図において,目
標(12)に向つて飛翔する親弾(1)は,慣性誘導ある
いはアクテイブ・レーダ・ホーミング誘導により目標
(12)の上空の所定の位置にまで到達すると,子弾
(7)を放出する。
第2図において,子弾(7)を放出した親弾(1)は,
後部側面に付加した小型ロケツトモータ(6)を点火
し,下方に向けて排気を噴出することで親弾(1)の落
下を防ぎ,一定位置で目標(12)に向つて電波(13)を
送信する。気流等により親弾(1)が横力を受けたり,
落下・上昇し始めた場合には,親弾内に装備されたジヤ
イロ(4)で検出し,制御装置(5)により,小型ロケ
ツトモータ(6)の噴出方向・噴出量を制御して親弾
(1)を空間的に安定化させることにより,安定した電
波の照射とスタンドオフ位置の確保を図る。子弾(7)
は親弾送信波(13)の目標からの反射波(14)を子弾ア
ンテナ(9)及び子弾受信機(8)にて受信し,誘導制
御装置(10)により,目標(12)を捕捉し,子弾操舵翼
(11)を作動させて,目標(12)を追尾する。
〔発明の効果〕
以上のように,この発明によれば子弾放出後の親弾の位
置が,小型ロケツトモータによる逆噴射と親弾の移動量
を検出するジヤイロとロケツトモータ噴射を制御する制
御装置の作動により子弾放出後の親弾の位置が空間的に
固定されるので,親弾を照射機とした子弾のセミアクテ
イブ誘導制御が可能となり,子弾の長射程化,全天候性
が得られる上,照射機としての親弾のスタンドオフ性が
確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による親子型誘導飛翔体の構成及び上記
飛翔体が目標を捜索する様子を示す図,第2図は上記飛
翔体が子弾を放出した後,セミアクテイブ誘導方式によ
り子弾が目標を追尾する様子を示す図,第3図は従来の
親子型誘導飛翔体の構成及び上記飛翔体が目標を捜索す
る様子を示す図,第4図は上記飛翔体が子弾を放出した
後,子弾がパツシブ誘導方式により目標を追尾する様子
を示す図であり,図中(1)は親弾,(2)は上記親弾
(1)内に装備された送信機,(3)は親弾アンテナ,
(4)は親弾ジヤイロ,(5)は親弾制御装置,(6)
は上記親弾(1)の後部側面に装備された小型ロケツト
モータ,(7)は子弾,(8)は子弾受信機,(9)は
子弾アンテナ,(10)は子弾制御装置,(11)は子弾操
舵翼,(12)は目標,(13)は上記親弾(1)から目標
(12)に向けて送出された送信波,(14)は上記送信波
(13)の目標(12)からの反射波,(15)は従来の子弾
のパツシブセンサ,(16)は上記子弾(7)の後部に装
備されたパラシユート,(17)は目標(12)から輻射さ
れる電磁波である。 なお,図中の同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘導制御装置を有する多数の子弾をもつた
    親子型誘導飛翔体の誘導制御方法において,親弾に送信
    機と,上記送信機と直結したアンテナと,上記親弾の後
    部側面に付加された小型ロケツトモータと,親弾の位置
    変化を検出するジヤイロと,上記ジヤイロにて検出した
    移動量を修正するためにロケツトモータを制御する制御
    装置を有し,子弾にアンテナ及び受信機と操舵翼及び上
    記操舵翼を制御する制御装置を有し,親弾は子弾放出後
    に逆噴射により落下を抑制され,気流等による横力やロ
    ケツトモータ噴射量による親弾の位置変化をジヤイロに
    よつて検出し,制御装置によりロケツトモータ噴射の方
    向と量を制御することによつて親弾の空間的位置を保持
    させ,敵装備火器のスタンドオフ位置から目標に向けて
    送出した親弾の送信波の目標からの反射波を子弾が捕捉
    ・追尾することにより親弾を照射器として子弾がセミア
    クテイブ誘導制御を行うことを特徴とする親子型誘導飛
    翔体の誘導制御方法。
JP63086014A 1988-04-07 1988-04-07 親子型誘導飛翔体の誘導制御方法 Expired - Lifetime JPH076758B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63086014A JPH076758B2 (ja) 1988-04-07 1988-04-07 親子型誘導飛翔体の誘導制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63086014A JPH076758B2 (ja) 1988-04-07 1988-04-07 親子型誘導飛翔体の誘導制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01260297A JPH01260297A (ja) 1989-10-17
JPH076758B2 true JPH076758B2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=13874821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63086014A Expired - Lifetime JPH076758B2 (ja) 1988-04-07 1988-04-07 親子型誘導飛翔体の誘導制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH076758B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01260297A (ja) 1989-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102311201B1 (ko) 요격 미사일 및 요격 미사일용 탄두
US4925129A (en) Missile defence system
US5131602A (en) Apparatus and method for remote guidance of cannon-launched projectiles
EP1366334B1 (en) Precision-guided hypersonic projectile weapon system
JP2018020761A (ja) 展開可能な送信/受信モジュール装置を有するラムジェット付き無人航空ビークル
EP2529174B1 (en) A system and method for tracking and guiding multiple objects
CA2334373C (en) Method of remote controlled combat of near-surface and/or surface-bound targets
WO2022257510A1 (zh) 一种无人机的反制方法及无人机的反制系统
CA1242516A (en) Terminally guided weapon delivery system
US5112006A (en) Self defense missile
US7412321B2 (en) System and method for selectively disabling a vehicle
JPH076758B2 (ja) 親子型誘導飛翔体の誘導制御方法
GB2228066A (en) Mine for protection from moving objects.
JP2002228399A (ja) ロケット、及びその誘導制御装置
JPH0754239B2 (ja) 親子型誘導飛翔体の誘導制御方法
US5301614A (en) Submunition for use during ground-level flight
JP2002071300A (ja) 航空機用デコイ弾
US4034372A (en) Velocity gate hand-off system
RU2741133C1 (ru) Способ поражения летящего переменным курсом и высотой объекта
RU2818701C1 (ru) Способ управления полетом реактивных снарядов и система для его осуществления
JPH09138098A (ja) 空対空ミサイル発射方法および小型無人プラットフォーム機
JPS60188799A (ja) 飛翔体の誘導装置
RU2743401C1 (ru) Способ противодействия беспилотным летательным аппаратам
JP5506581B2 (ja) 航空機防御装置
JPH08303995A (ja) 誘導飛しょう体の誘導方法