JPH0767408B2 - ペンキブラシ用ホルダー - Google Patents

ペンキブラシ用ホルダー

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JPH0767408B2
JPH0767408B2 JP3503019A JP50301991A JPH0767408B2 JP H0767408 B2 JPH0767408 B2 JP H0767408B2 JP 3503019 A JP3503019 A JP 3503019A JP 50301991 A JP50301991 A JP 50301991A JP H0767408 B2 JPH0767408 B2 JP H0767408B2
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paint brush
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レディンガム、ブレイク・アンドリュー
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レディンガム、ブレイク・アンドリュー
テリー・アール・ダグラス
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B9/00Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/08Supports or guides for bristles
    • A46B9/12Non-adjustable supports
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B2200/00Brushes characterized by their functions, uses or applications
    • A46B2200/20Brushes for applying products to surfaces in general
    • A46B2200/202Applicator paint brush

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  • Brushes (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、使用後の洗浄が容易で、或る期間のペンキブ
ラシの使用や再使用の後に生ずる、乾燥ペンキのブラシ
への付着やブラシの広がりを防ぐ、ペンキブラシ用ホル
ダーに関する。
背景技術 産業用または家庭用の塗装に使用するペンキブラシに関
わる長年の問題は、時間の経過と繰り返し使用に伴い、
ペンキブラシの柄と基部に結合されるブラシの端におい
て、ペンキがブラシの中に堆積しがちである、というこ
とである。ブラシは、代表的には、ブラシの柄に連結さ
れるはめ輪に接合される固いウレタン接着剤で固定され
る。ブラシのその区域に溜まったペンキは掃除するのが
困難である。従って、使用後のブラシを洗浄した後で
も、ブラシのその区域のブラシの中にいくらかのペンキ
が残る。時間が経って、ペンキブラシを繰返し使用する
につれて乾燥したペンキが蓄積する。これはブラシを押
し広げる原因となり、ブラシの効率を減ずる。また、乾
燥ペンキの付着は、ブラシを磨耗させ、乾燥ペンキの箇
所で切損させる傾向がある。これはペンキブラシの寿命
を短くする。
ペンキブラシの正しい洗浄にも、もしも洗浄する人が神
経質である場合、かなりの量の洗剤が必要となる。これ
は、高価な溶剤の無駄使いを意味し、環境汚染を意味す
る。よって、大抵の塗装業者は溶剤の値段とペンキブラ
シの値段を秤にかける。例えば、ブラシの使用の度にそ
の後で念入りに洗浄しようとしてかなりの量の溶剤を無
駄使いするよりも、ペンキブラシを6回ぐらい使用して
から捨てればよいと考える方が経済的であるかも知れな
い。
また塗装業者にとっては、従来型のブラシを洗浄するの
に要する時間も重要な要素である。場合によっては、ブ
ラシをよく洗浄するために時間を使うよりも、使用する
度にブラシを捨てる方が、塗装業者によって、より経済
的であることもある。これも無用な浪費の原因となる。
従来型のペンキブラシの場合、はめ輪の中のブラシの接
着端とブラシ柄の端との間の空洞に溶剤が溜まりがちで
ある。従って、ブラシを後で使用する時、溶剤が空洞か
ら出て、ブラシ柄にそって流れ落ちる傾向があり、特に
頭上の天井等を塗装するのにブラシを使用する時にそう
である。そのうえ、以前に別の色のペンキを塗るのにこ
のブラシを使用した場合、前記空洞からの溶剤が出て、
ペンキの色合わせの間違いの原因となることもある。
ブラシが固定され、またはブラシ柄に接合される箇所で
のペンキの蓄積を少なくし、またはなくするような、な
んらかの装置を開発することができれば、有利であろ
う。また、ペンキブラシを洗浄するのに要する溶剤の量
を減らす機構が開発されれば、それも有意義であろう。
さらに、長い期間にわたり、ペンキブラシを頻繁に使用
した時に起こるようなブラシの広がりを減らし、または
なくする機構を開発することができれば、それも有用で
ある。
1978年12月19日登録、ロバート・リー(Robert Lee)の
米国特許第4,129,918号は、ブラシの有効長さを調整す
るようにされた画家用絵の具ブラシのための調整自在ス
リーブを開示している。この調整自在スリーブは、毛髪
または獣毛を包容するように先端が管状である。このス
リーズは、ブラシのはめ輪上にバネ負荷された把握力を
与えるように、先端の上方で分割されている。この調整
自在スリーブは、はめ輪の傾斜に実質的に一致するよう
に傾斜しており、毛髪または獣毛の有効長さを変えるよ
うにはめ輪に対して縦方向に調整自在である。このスリ
ーブは、ブラシが傾斜付き円柱形に配列された画家用ブ
ラシに使用されるように設計されている。このスリーブ
は、ブラシの基部に出会う箇所において、ブラシの基部
上に、はめこまれていない。
1980年12月9日登録、ジョナサン・H・サモン(Johnat
han H.Salmon)の米国特許第4,237,579号は、平らな表
面に材木木目の効果を与えるために、表面に液体の色付
けを施すための用具を開示している。この用具は、ペン
キブラシと、ブラシの片側のブラシ保持滑動板と、ブラ
シの反対側の滑動くし状板とを含む。この両方の板は共
に、ペンキブラシを貫通するボルトに係合する長穴を有
する。このくし状板は、表面に木目模様を与えるように
色付けを施すことがてきるように、ブラシを区分された
小束に調整自在に分割する。
この用具は、ペンキブラシ基部にブラシが固定される箇
所で基部の両側にはめられるホルダーを開示していな
い。この用具は、基部の方向にブラシにそってペンキが
流れるのを防止するように設計されていない。
1982年7月20日登録、クリスチャン・リーバーグ(Chri
stian Reeberg)の米国特許第4,339,837号は、ブラシを
閉じ込めるためにペンキブラシの上にはめることができ
る滑動式箱形帯輪を開示している。帯輪は吊り具として
働くので、ペンキブラシを壁に掛けることができる。帯
輪はまた、展示中、または格納の間にブラシを保護す
る。さらに、帯輪は、特定の塗装作業のためにブラシ端
の有効長さを制御するのにも使用される。帯輪はまた、
ペンキかんに浸す度に、ブラシから余分のペンキを絞り
出すのに役立つ。
帯輪は、ブラシがブラシ基部に出会うブラシ基部を包ん
でいないので、ペンキがブラシにそって基部に流れて基
部のブラシ端面に溜まるのを防ぐようにはなっていな
い。
コウル(Cole)の英国特許第A−29156号は帯輪(a)
が設けられたペンキブラシを開示しており、該帯輪は、
ブラシの基部の回りにあって、帯輪の下部は開放自在の
ソケット(c)に衝接し、該ソケットはヒンジ結合され
る2個の部品から成り、該ソケットは帯輪の下部におい
てブラシを取り巻いて締付けるようになっている。
ベルギー国特許第A−497,801号は、円形ペンキブラシ
の基部上にはめ込まれて、基部から離れた点においてブ
ラシ15を束ねている円形帯輪16を開示している。
発明の開示 本発明によれば、ペンキブラシの柄、及び対向する縦方
向側部と前記両側部間に設けられる対向する狭い側部を
具えた長方形の基部を有し、ブラシが前記柄とは反対側
の前記基部の端部に固定されるようになっていて、更に
前記柄の前記長方形の基部、及び前記ブラシのベース区
域と前記ブラシの一定長の部分を解放自在に包囲し得る
ように、対向する縦方向側部と前記両側部間に設けられ
る対向する狭い側部を具えた長方形の帯輪を有するペン
キブラシ用ホルダーにおいて、 前記帯輪の前記対向する2個の縦方向側部に枢着される
1対の対向した解放自在の止め板が設けられ、前記止め
板はその閉鎖位置に移動した時に前記長方形の基部から
分離して前記ブラシに当接して前記ブラシに圧力を加え
得るとともに、その開放位置に移動した時は前記止め板
は前記ブラシから枢動して分離し、前記帯輪から離隔し
た方の前記止め板の縁部は補強されており、前記止め板
は、前記閉鎖位置で、前記止め板から離隔した前記帯輪
の部分に固定された係合離脱自在の止め部材によって前
記ブラシに対して保持されることを特徴とするペンキブ
ラシ用ホルダーが与えられる。
該係号離脱自在の止め部材は、ペンキブラシの基部に連
結される少なくとも1個のヒンジ装置によってペンキブ
ラシの基部に固定されることのできる帯輪、すなわちホ
ルダーである。該係号離脱自在の止め部材は、ペンキブ
ラシの基部にヒンジ止めされるバネであってもよい。
ホルダーは、ブラシがペンキブラシの基部に受承される
箇所においてブラシの回りに相互に取外し自在に固定さ
れることのできる4個の要素から構成される。この4個
の要素は、相互にスナップ作用で止められて、一体のク
ランプ装置を形成するようにされている。要素の内の2
個は、バネによって他の2個の要素に解放自在に固定さ
れ、バネは該他の要素に対してスナップ作用で止めるこ
とができる。
本発明の具体的実施例の詳細な説明 図1は、柄4とブラシ6を具えた塗装用具を斜視図で示
し、ブラシを把持する帯輪8が示されている。帯輪、す
なわちホルダー8は両側にヒンジ(枢動)止め板10を有
し、該板はホルダー8の広い側面にそって横方向に延在
する。ブラシ6から離れた各ヒンジ止め板10の縁部に
は、それぞれ補強クリップ12が付き、該補強クリップは
通常ステンレス鋼から形成され、ヒンジ止め板10がブラ
シ6に衝接するように上方にヒンジ枢動された時に、ヒ
ンジ止め板10に構造上の安定性を与えるようにしてあ
る。図2および図3はブラシ6に衝接した状態のヒンジ
止め板10を示す。帯輪、すなわちホルダー8は1対の係
合離脱自在の止め部材、すなわち止めクリップ14を具え
たブラシ固定板であり、図1は止めクリップ14は下方に
ヒンジ枢動されて止め板10の対をブラシ6から離してい
る状態を示している。ねじ16がホルダー8の狭い方の側
部に挿入されて、中央セパレータ20(図1には示され
ず)を保持し、止め板10は1対の係合離脱自在の止め部
材、すなわちクリップ中央セパレータはホルダー8の内
部を横切って横方向に延在する。セパレータ20は、ホル
ダー8の片側のブラシ群6と、ホルダー8の反対側のブ
ラシ群6との間に空間21を形成する。
図2は、柄4とブラシ6の付いたペンキブラシ用ホルダ
ー2の正面図である。図2に見られるように、止め板10
は、ブラシ6に衝接して1対の係合離脱自在の止め部
材、すなわち止めクリップ14によって所定位置に保持さ
れるように移動しており、クリップ14は止め板10をブラ
シ6に当てて保持する位置にぴったりと収まっている。
図2はまた、止め板10の縁部に硬化鋼から形成される補
強クリップ12が取付けられて縁部が強化され、板10の縁
部全体にわたってブラシ6に対してしっかりした力がか
かるようになっている状態を示す。図2はまた、ホルダ
ー8の両側の狭い側にそって延在するホルダー端部品18
を示す。
図3は柄4とブラシ6の付いたペンキブラシ用ホルダー
2の側面図である。さきに図2に示したように、図3も
またブラシ6に衝接して固定クリップ14によって保持さ
れる位置にヒンジ止め板10の対が動く様を図解する。図
3ではブラシ用ホルダーの狭い方の側部には延長部材、
すなわちホルダー端部品18が十分に見える。ホルダー8
の長手に延在するねじ16は2個の延長部材、すなわちホ
ルダー端部品18を、中央セパレータ20(図3では見えな
い)と共に保持する。セパレータ20は、ブラシ6の一方
の群と反対側の群との間に空間21を生じさせる。
図4は、ブラシ6が2群に配列されて、ホルダー8の内
部にはめ込まれている状態を示す断面図である。図4に
示されるように、対をなすヒンジ止め板10はブラシ6か
らヒンジ枢動されて離れている。ねじ16によって固定さ
れるセパレータ20はブラシを2群に分けて、この2群の
間に空間21を形成する。クリップ14は枢動されて止め板
10から離れ、止め板10をブラシ6から離せるようになっ
ている。
図4は、ブラシを十分に締付けるための理想的な状態を
示す。2個のヒンジ止め板10をブラシから離すことによ
り、ペンキが塗られていないブラシの部分が溶剤に露出
される。溶剤は、油性ペンキの除去に使用する石油蒸留
溶剤か、ラテックス系ペンキの除去に使用し得る水、の
いずれかでよい。
図5は、2個のヒンジ止め板10がブラシ6のそれぞれの
側部に圧接するように止め板をヒンジ枢動させた時の、
ブラシ内部の断面図である。2個の止め板10がブラシの
側面に衝接する時、硬化鋼から形成される止め板の縁
部、すなわち補強クリップ12の対は、ブラシ6をセパレ
ータ20に当ててきつく締付ける。それにより、ペンキが
補強クリップ12の対がブラシに衝接する箇所を越えて、
ブラシ6に沿って流動するのを確実に防止する。補強ク
リップ12とセパレータ20の組合わせは、塗装の目的で、
2群のブラシをしっかり保持するのにも役立つ。よっ
て、塗装作業を完了して、塗装者がその日の塗装を止め
たい時、彼は単にクリップ14の対を板10の対から外せ
ば、ヒンジ止め板10はブラシから離れて、図4に示す位
置に動き、ブラシはそこで十分に露出して、洗浄に備え
られる。
帯輪、すなわちホルダー8を用いてテストをしたとこ
ろ、ブラシは通常使用する溶剤の量の約10%だけで十分
に洗浄できることが判った。さらに、ペンキがブラシと
柄4の接点まで流動し得ないようにされているので、ブ
ラシに弱い折れ曲がり箇所が形成されず、そのため、ブ
ラシは従来型のペンキブラシよりもはるかに耐久性があ
る。
ホルダー8、ヒンジ止め板10および延長部材、すなわち
ホルダー端部品18は、中間密度のポリエーテルリン、ポ
リプロピレン、または他の可撓プラスチックのような適
当なプラスチックから作ることができる。そのようなプ
ラスチック材を用いる、板10とホルダー8の継手は数10
0万回、折り曲げることができるので、別個の蝶番部材
を必要としない。
図6および図7には設計変更した止め板、すなわちクラ
ンプ22を示す。すなわち図6、図7はペンキブラシ用ホ
ルダーであってクランプ22が適所に固定された状態を示
すペンキブラシ用ホルダーの正面図、側部立面図を示
す。これらの図によればブラシが柄24の基部に固定また
はクランプ止めされている区域において、クランプ22が
ブラシ26上で、ブラシ26が覆うように配置されることが
判る。クランプ22は、柄24の基部の両側にはめ込まれる
1対の羽形のつかみ板28を有する。
図8を参照すると、柄24の基部25には、両側につかみ用
のスロット、すなわち溝30が形成されている。各スロッ
ト、すなわち溝30にはそれぞれの溝30の上端につかみ用
の鉤30が構成される。
図9はクランプ22の主要要素を示しており、クランプ22
の両側にそれぞれ羽形のつかみ板28が設けられている。
つかみ板28のそれぞれの上方領域に鉤受承装置、すなわ
ち鉤穴34が形成される。鉤穴34は2個の鉤32をそれぞれ
受承する。鉤32は基部35の両側の2個の溝30の上部に構
成されている。
図10から判るように、取外し自在のクランプ部品36は、
クランプ部品36の両側に1対のつかみ38が形成される。
これらのつかみ38は、クランプ22の2つの側部の内部表
面に設けられるそれぞれの1対のつかみ溝40に組合わさ
れるように形成される。各つかみ38には、その外側に鉤
42が形成される。これらの鉤42は1対の鉤穴44によって
受承され保持されるようになっている。鉤穴44はクラン
プ22のそれぞれの溝40の外側に形成される。それぞれの
つかみ38を対応する溝40の中に挿入し、鉤42をそれぞれ
の鉤穴44の中にスナップ作用で止めることにより、この
取外し自在クランプ部品36をクランプ22に対して所定位
置にスナップ作用で止めることができる。
先ずクランプ22を柄24の基部25に固定するが、これは基
部25の側面に形成されたそれぞれの側方溝30の中にそれ
ぞれのつかみ板28を滑りこませることにより行う。つか
み板28を各溝30の基部から挿入して、上方に溝30に沿っ
て滑らせ、鉤32がそれぞれの鉤穴34内にパチンと収まる
地点まで進める。つぎにクランプ22が所定位置に入り、
実効的にブラシ26の3つの側面を囲んだ時、取外し自在
のクランプ部品36を所定位置に取付けるが、これはそれ
ぞれのつかみ38をクランプ22のそれぞれの溝40の中に挿
入し、それぞれの鉤42がそれぞれの鉤穴44の中にパチン
と収まる地点まで進める。これらの手順が完了した時、
クランプ部品36が取付けられたクランプ22は、ブラシ26
に、従って柄24の基部25上にしっかりと結合される。
図11および図12は、柄24の基部25の直ぐ下方で、クラン
プ22と取外し自在クランプ部品36とがブラシ26の上端に
かぶさって、しっかり、はめこまれる状態を示す断面図
である。クランプ部品36が取付けられたクランプは、ブ
ラシ26の上部領域にしっかり固定されるので、濡れたペ
ンキがクランプ22/クランプ部品36の組合わせのもとで
保持されるブラシの間を、毛管作用によって上方に流動
するのを防ぐ。図11および図12で明らかなように、クラ
ンプが所定位置にあっても、十分な長さのブラシ26が残
されているので、このペンキブラシを塗装に使用するこ
とができる。使用者がその日の塗装を終わってブラシが
不要になった時、彼は単にクランプ22/クランプ部品36
の組合わせをブラシから取外し、溶剤を用いてブラシ26
から未使用ペンキを洗い流せばよい。濡れたペンキはブ
ラシ26の最上端にまで流動することができなかったか
ら、その区域からペンキを洗い落とすことがはるかに容
易になる。従ってブラシの上部領域に詰まったすべての
ペンキを溶剤で洗い去ることが容易になるという効果か
が得られる。
クランプ22/クランプ部品36の組合わせは数多くの利点
を有する。クランプが取外されると、未使用の濡れたペ
ンキをブラシから掃除するのに要する時間が短くなる。
そのうえ、ペンキは基部25から離れたブラシの領域にと
どまるので、ブラシの掃除がより容易になる。ブラシ26
が基部25の中に固定される領域にペンキが蓄積するのを
クランプ22/クランプ部品36の組合わせが防止するの
で、ブラシの緩みと広がりが予防され、ブラシの寿命が
長くなる。そのうえ、ペンキブラシを掃除するのに要す
る溶剤が少なくてよいので、溶剤費用の節約になる。ク
ランプ22/クランプ部品36の組合わせを使用すると、ペ
ンキブラシの性能をより長期間にわたってより均一に保
ち得ることにもなる。
従来型のペンキブラシに伴う長年の問題は、ペンキブラ
シの性能がブラシの基部領域に詰まった乾燥ペンキの蓄
積に比例して低下することである。クランプ22/クラン
プ部品36の組合わせを使用する時、これは生じない。ク
ランプ22/クランプ部品36の組合わせは、強力プラスチ
ック、アルミニウムまたは他の適当な材料のような軽量
材料から形成することができるので、ペンキブラシの重
量とサイズにあまり影響しない。ペンキブラシの異なる
サイズ、例えば1 1/2in(3.8cm)、2in(5.1cm)、3in
(7.6cm)、4in(10.2cm)その他の商業サイズに合わせ
て、異なるサイズ、形状および材料で、クランプ22/ク
ランプ部品36の組合わせを製作することができる。また
クランプ22/クランプ部品36の組合わせは、動物の毛の
ペンキブラシ、ナイロン・ペンキブラシ、その他の市販
のブラシを含む任意の型式のペンキブラシに使用するこ
とができる。
前記開示に照らして当業者に明らかなように、本発明の
実施にあたり、多くの変更および変形が、本発明の精神
または範囲を逸脱することなく、可能である。従って、
本発明の範囲は、添付請求の範囲によって定義される内
容に従って解釈されるべきである。
図面の簡単な説明 図面は本発明の具体的実施例を示すが、これらの図面が
本発明の範囲をなんらかの意味で制限するものとではな
い。
図1は、ペンキブラシ上に取付けられたペンキブラシ用
ホルダーの斜視図である。
図2は、帯輪のついたペンキブラシ用ホルダーの正面図
である。
図3は、ペンキブラシ用ホルダーの側面図である。
図4は、ヒンジ止め板がブラシから枢動して離れている
状態を示すペンキブラシ用ホルダーの側断面図である。
図5は、止め板がブラシを締め付けている状態を示すペ
ンキブラシ用ホルダーの側断面図である。
図6は、代替型の止め板がブラシを締め付けている状態
を示すペンキブラシ用ホルダーの正面図である。
図7は、代替型の止め板がブラシを締め付けている状態
を示すペンキブラシ用ホルダーの側面図である。
図8は、該代替型の止め板を受承するようにされたペン
キブラシ用ホルダーの斜視図である。
図9は、該代替型止め板の主要要素の側面図である。
図10は、該代替型止め板の取外し自在要素の斜視図であ
る。
図11は、2個の代替型止め板部材がブラシ上に締付けら
れようとする状態を示すペンキブラシ用ホルダーの側断
面図である。
図12は、ブラシが柄の中に固定されている箇所で、2個
の代替型止め板がブラシ上に締付けられている状態を示
すペンキブラシ用ホルダーの側断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レディンガム、ブレイク・アンドリュー カナダ国、ブリティッシュ・コロンビア州 ブイ6イー・2エス9、バンクーバー、 ウエスト・ペンダー・ストリート 501− 1200 (56)参考文献 実開 昭58−123725(JP,U) 実開 昭58−143602(JP,U) 実開 昭54−39466(JP,U) 特公 昭25−2848(JP,B1) 実公 昭25−10885(JP,Y1) 米国特許4339837(US,A) 米国特許4129918(US,A)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペンキブラシ2の柄4、及び対向する縦方
    向側部と前記両側部間に設けられる対向する狭い側部を
    具えた長方形の基部を有し、ブラシ6が前記柄4とは反
    対側の前記基部の端部に固定されるようになっていて、
    更に前記柄4の前記長方形の基部、及び前記ブラシ6の
    ベース区域と前記ブラシ6の一定長の部分を解放自在に
    包囲し得るように、対向する縦方向側部と前記両側部間
    に設けられる対向する狭い側部を具えた長方形の帯輪8
    を有するペンキブラシ用ホルダーにおいて、 前記帯輪8の前記対向する2個の縦方向側部に枢着され
    る1対の対向した解放自在の止め板10が設けられ、前記
    止め板10はその閉鎖位置に移動した時に前記長方形の基
    部から分離して前記ブラシ6に当接して前記ブラシ6に
    圧力を加え得るとともに、その開放位置に移動した時は
    前記止め板10は前記ブラシ6から枢動して分離し、前記
    帯輪8から離隔した方の前記止め板10の縁部12は補強さ
    れており、前記止め板10は、前記閉鎖位置で、前記止め
    板10から離隔した前記帯輪8の部分に固定された係合離
    脱自在の止め部材14によって前記ブラシ6に対して保持
    されることを特徴とするペンキブラシ用ホルダー。
  2. 【請求項2】請求項1記載のペンキブラシ用ホルダーに
    おいて、該ホルダーの狭い方の各側部には前記1対の対
    向する止め板10間で延長する延長部材18、及び一方の前
    記延長部材18から他方の前記延長部材18に向けて延長し
    て前記ブラシ6を二つの群に分割する中央セパレータ20
    が設けられることを特徴とするペンキブラシ用ホルダ
    ー。
  3. 【請求項3】請求項2記載のペンキブラシ用ホルダーに
    おいて、前記1対の止め板10は長方形の帯輪8の縦方向
    側部に沿って延長するパネルであり、前記係合離脱自在
    の止め部材14は、前記帯輪8の縦方向各側部で枢動し得
    るように前記帯輪の端縁に取付けられるクリップであ
    り、前記中央セパレータ20が前記帯輪の内部で同帯輪の
    長手方向に延長して前記ブラシの二つの群の間に空間21
    を生じることを特徴とするペンキブラシ用ホルダー。
  4. 【請求項4】請求項1記載のペンキブラシ用ホルダーに
    おいて、前記帯輪8は同帯輪に設けられた少なくとも1
    個の延長部材によって前記ブラシ6の基部に固定され、
    前記延長部材は前記ブラシ6の基部にも設けられた少な
    くとも1個の延長部材受承装置によって受承されること
    を特徴とするペンキブラシ用ホルダー。
  5. 【請求項5】請求項4記載のペンキブラシ用ホルダーに
    おいて、前記延長部材は、前記帯輪の基部に形成された
    鉤受承装置34内にぴったりとはまる少なくとも1個の鉤
    32によって、前記ブラシの基部に固定されることを特徴
    とするペンキブラシ用ホルダー。
  6. 【請求項6】請求項5記載のペンキブラシ用ホルダーに
    おいて、前記延長部材は細長くて前記ブラシの基部に設
    けられたスロット30に嵌合されるようになっていること
    を特徴とするペンキブラシ用ホルダー。
  7. 【請求項7】請求項6記載のペンキブラシ用ホルダーに
    おいて、前記帯輪8は、前記ブラシ6が前記柄4の基部
    に受承される位置で前記ブラシ6の周囲に相互に着脱自
    在に固定されるように、2個の要素から形成されている
    ことを特徴とするペンキブラシ用ホルダー。
  8. 【請求項8】請求項7記載のペンキブラシ用ホルダーに
    おいて、前記2個の要素中の一方の要素は、同要素に形
    成された鉤が他方の要素に形成された鉤受承レセプタク
    ル内にぴったりとはまることによって一方の要素が他方
    の要素に固定されることを特徴とするペンキブラシ用ホ
    ルダー。
JP3503019A 1991-02-01 1991-02-01 ペンキブラシ用ホルダー Expired - Lifetime JPH0767408B2 (ja)

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AU (1) AU654267B2 (ja)
DE (1) DE69104382T2 (ja)
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AU654267B2 (en) 1994-11-03
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EP0569352A1 (en) 1993-11-18
ATE112146T1 (de) 1994-10-15
WO1992013472A1 (en) 1992-08-20
KR960004893B1 (ko) 1996-04-17
ES2064995T3 (es) 1995-02-01
DE69104382T2 (de) 1995-03-30
AU7150591A (en) 1992-09-07
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