JPH0767405A - 土壌改良用エアレーション機械のタイン装置 - Google Patents

土壌改良用エアレーション機械のタイン装置

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JPH0767405A
JPH0767405A JP9759594A JP9759594A JPH0767405A JP H0767405 A JPH0767405 A JP H0767405A JP 9759594 A JP9759594 A JP 9759594A JP 9759594 A JP9759594 A JP 9759594A JP H0767405 A JPH0767405 A JP H0767405A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイン11を一挙動で交換可能にする。 【構成】 タイン11は、中子31を有するカップラ2
0を介して駆動部Dに装着する。中子31は、タイン1
1に挿入する本体部31cを有し、カップラ20は、鋼
球25、25…を介してタイン11を保持する。コイル
ばね23に抗してカップラ20の外筒22を押し上げれ
ば、鋼球25、25…がフリーとなり、タイン11を一
挙動で着脱することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ゴルフ場や公園など
において、芝面の土壌改良をし、芝の育成を図るために
使用する土壌改良用エアレーション機械のタイン装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】広大な芝面を備えるゴルフ場や公園など
において、土壌改良用のエアレーション機械が使用され
ている。
【0003】このものは、自走式の機械本体の後部に、
上下方向に往復運動する多数本のタインを装着し、タイ
ンを土中に突き刺すことにより、多数の細穴を規則正し
く芝面に形成して行くことができる。なお、タインと
は、パイプ材の先端部を薄肉にして円形の刃先を形成す
るパイプ状の刃物であって、土は、タインの径に従っ
て、円筒状のコアとして地上に掘り上げることができ
る。また、芝面に形成される細穴は、雨水や空気を土中
に浸透させる通路となる他、施肥用の穴としても利用す
ることができる。
【0004】なお、従来のエアレーション機械にあって
は、タインは、機械本体の駆動部に対し、1本ずつ強固
にねじ止めして装着するのが普通である。また、かかる
エアレーション機械は、競馬場などにおいて、馬場の硬
度を適度に緩和するために使用することもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、タインは、機械本体の駆動部に対し、1本ずつ
強固にねじ止めされていたから、その交換に時間を要
し、全体としての作業能率がよくないという問題があっ
た。すなわち、エアレーション機械は、極く小形機であ
っても、10数本以上のタインを装着するのが普通であ
り、これらのタインは消耗品であって、約半日ないし1
日ごとに新品と交換しなければならないから、その交換
には、無視できない作業時間を必要とする。また、タイ
ンは、機械の下部に装着されているから、その交換作業
そのものも、極めて煩雑である。
【0006】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、カップラを介してタインを装着するこ
とによって、タインの交換が一挙動ででき、全体として
の作業能率を大幅に向上させることができる土壌改良用
エアレーション機械のタイン装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、パイプ状のタイ
ンと、タインを機械本体の駆動部に着脱自在に装着する
カップラと、カップラに内装する中子とからなり、中子
は、タインに挿入する本体部を有することをその要旨と
する。
【0008】なお、本体部は、先端を斜面に形成し、斜
面は、タインの側部に形成する土抜き用の長孔の上端部
と同一平面に形成することができ、さらに、カップラ
は、タインの回り止め機構を備えることができる。
【0009】第2発明の構成は、パイプ状のタインと、
機械本体の駆動部に連結する中子と、タインを中子に着
脱自在に装着するカップラとからなり、中子は、タイン
に挿入する本体部を有することをその要旨とする。
【0010】第3発明の構成は、パイプ状のタインと、
タインを機械本体の駆動部に着脱自在に装着するカップ
ラとからなり、カップラは、タインに連続する上部開放
の透孔を有するボデーを備えることをその要旨とする。
【0011】
【作用】かかる第1発明の構成によるときは、カップラ
は、タインを機械本体の駆動部に着脱自在に装着するか
ら、タインの交換は、カップラを介し、一挙動でするこ
とができる。また、中子は、タインに挿入する本体部を
有するから、装着されたタインが左右に傾いたり、ぐら
ついたりするおそれがない。
【0012】本体部の先端の斜面をタインの長孔の上端
部と同一平面に形成するときは、タインの内部のコア
は、中子の斜面に沿って上昇し、長孔の上端部から外部
に円滑に排出することができるから、タインの内部が詰
まったり、それによって穴明けが不調になったりするこ
とがない。
【0013】また、カップラがタインの回り止め機構を
備えるときは、タインは、中子に対して相対回転するこ
とがなく、したがって、コアの排出ができなくなるおそ
れがない。
【0014】第2発明の構成によるときは、タインは、
カップラを介し、駆動部に連結する中子に対して一挙動
で着脱することができる。
【0015】第3発明の構成によるときは、カップラ
は、タインに連続する上部開放の透孔を有するボデーを
備えるから、タインの内部のコアは、透孔を介し、ボデ
ーの上方に円滑に排出することができる。なお、このと
きのタインは、側部の長孔を形成してもよく、しなくて
もよい。
【0016】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0017】土壌改良用エアレーション機械のタイン装
置は、パイプ状のタイン11と、カップラ20と、中子
31とからなる(図1、図2)。
【0018】タイン11は、パイプ材の先端部を薄肉に
することにより、円形の刃先11aを先端に形成すると
ともに、基部にやや大径の頭部11bを形成し、中間の
側部に土抜き用の長孔11cを形成してなる。頭部11
bの外周の一部には、長孔11cと同方向に、小さい平
面部11b1 が形成されている。また、長孔11cの上
下両端部は、斜面11c1 、11c1 となっている。な
お、タイン11の内径は、頭部11b側の端部におい
て、大径部11dとなっている。
【0019】カップラ20は、ボデー21と、コイルば
ね23を介してボデー21の外側に嵌合する外筒22と
を備えている。
【0020】ボデー21は、上方の筒部21a、中間の
鍔部21b、下方の筒部21cからなり(図2)、筒部
21cの内径は、タイン11の頭部11bの外径に適合
するものとする。また、筒部21aは、筒部21cより
やや小径になっている。ただし、筒部21cの上部は、
厚肉の中間部21dを介して鍔部21bに連続してお
り、中間部21dには、ノックピン24が打ち込まれて
いる。また、筒部21cの下部には、鋼球25を収納す
る透孔21c1 、21c1 …が外周上に等分に形成され
ており、筒部21cの下端部には、止めリング26を装
着するための凹溝21c2 が形成されている。ただし、
各透孔21c1 は、筒部21cの内面に対し、鋼球25
の径より小さく開口しているものとし、したがって、鋼
球25は、透孔21c1 に収納されるとき、筒部21c
の内部に部分的に突出しても、筒部21cの内部に落ち
込むことはない。
【0021】外筒22は、上部に、コイルばね23を収
納する大径部22aを有し、下端部内面に、止めリング
26に係合する段部22bを形成する円筒部材であり、
段部22bと大径部22aとの間は、ボデー21の筒部
21cの外径に適合する小径部22cとなっている。な
お、大径部22aは、ボデー21の中間部21dの外径
に適合するものとする。また、外筒22の外周には、浅
い幅広の凹溝22dが形成されている。
【0022】中子31は、ボデー21に内装されてい
る。すなわち、中子31は、上部の小径の取付部31
a、中間の大径部31b、下部の本体部31cからなる
棒状部材であり、取付部31aをボデー21の筒部21
aに対して下方から嵌入することにより、ボデー21と
一体に組み立てられている。なお、大径部31bの外
径、幅は、それぞれ、タイン11の大径部11dの内
径、幅に適合するものとし(図1、図2)、本体部31
cの径は、タイン11の内径に適合するものとする。ま
た、本体部31cの下端は、斜面31c1 に形成されて
おり、斜面31c1 の傾斜角θは、タイン11の長孔1
1cの上端部の斜面11c1 の傾斜角に一致するものと
する。さらに、大径部31b、本体部31cの長さは、
タイン11の上端から長孔11cの上端までの長さに適
合するものとする。
【0023】かかるカップラ20は、ボデー21の筒部
21cに対して外筒22を下側から嵌合させるようにし
て組み立てることができる(図1、図3)。ただし、こ
のとき、外筒22の大径部22aには、コイルばね23
を収納し、ボデー21の透孔21c1 、21c1 …に
は、鋼球25、25…を収納するものとし、また、ボデ
ー21の凹溝21c2 には、止めリング26を装着する
ものとする。組立てを完了したカップラ20は、自走式
の機械本体Mの駆動部Dに対し、止めねじD1 を介して
下向きに固定することができる(図3、図4)。
【0024】カップラ20の外筒22は、コイルばね2
3を介して下向きに付勢されているが、止めリング26
が段部22bに係合することにより、ボデー21から取
り外すことができない(図1)。また、このとき、鋼球
25、25…は、外筒22の小径部22cによってボデ
ー21の筒部21cの内側に向けて押し込まれ、筒部2
1cの内部に部分的に突出することができる。
【0025】コイルばね23に抗して外筒22を上方に
押し上げると(図3)、外筒22の段部22bは、鋼球
25、25…に対応する位置に移動する。そこで、鋼球
25、25…は、段部22bが小径部22cより大きな
内径に形成されていることにより、筒部21cの内部に
突出しないように、筒部21cの外側に向けて退避する
ことができる。そこで、この状態で、中子31の本体部
31c、大径部31bをタイン11に挿入するようにし
て、ボデー21内にタイン11の頭部11bを挿入し
(図3の矢印K1 方向)、外筒22を元位置に復帰させ
れば、タイン11は、カップラ20に対して一挙動で装
着することができる(図1)。鋼球25、25…は、頭
部11bの下端に係合し、タイン11の脱落を阻止する
ことができるからである。
【0026】なお、タイン11を装着するに際し、タイ
ン11は、その頭部11bの平面部11b1 をノックピ
ン24に対応させるものとする(図5)。また、このよ
うにすることにより、タイン11の長孔11cの方向が
中子31の斜面31c1 の方向に一致し(図1)、しか
も、斜面31c1 は、装着後のタイン11の長孔11c
の上端部の斜面11c1 と同一平面を形成することがで
きる。
【0027】タイン11を装着した機械本体Mは、自走
しながら駆動部Dを上下に往復運動させるから(図4の
矢印K2 方向)、タイン11は、地表Gに対し、細穴G
1 、G1 …を連続的に形成して行くことができる。
【0028】タイン11を取り外すときは、装着時と逆
の手順によればよい。すなわち、外筒22を押し上げて
段部22bを鋼球25、25…に対応させれば(図
3)、タイン11は、一挙動によりボデー21から抜き
取ることができる(同図の矢印K1 と逆方向)。
【0029】なお、カップラ20のノックピン24は、
タイン11を装着すると、タイン11の頭部11bの平
面部11b1 に対し、先端が軽く当接するものとする
(図5)。すなわち、ノックピン24、平面部11b1
は、タイン11がカップラ20に対して相対回転するこ
とを防止する回り止め機構となっている。
【0030】
【他の実施例】カップラ20に装着するタイン11の回
り止め機構は、タイン11の頭部11bに対し、大径部
11dの一部に平面部11d1 を形成するとともに、中
子31の大径部31bに対し、平面部11d1 に対応す
る平面部31b1 を形成することによっても構成するこ
とができる(図6)。なお、このときの頭部11bの内
外の平面部11d1 、11b1 は、頭部11bの外周を
部分的に径方向に押しつぶすようにして変形させること
により、簡単に形成することができる。
【0031】また、タイン11の回り止め機構は、長い
ノックピン24と、タイン11の上端面に形成する係合
凹部11eとの組合せによってもよい(図7、図8)。
ただし、図7において、タイン11は、頭部11bに代
えて、環状の係合突条11fが形成されており、鋼球2
5、25…は、係合突条11fに係合することにより、
タイン11を保持するようになっている。また、外筒2
2は、大径部22aを有しない短いリング状に形成され
ており、したがって、コイルばね23は、外部に露出し
ている。なお、中子31の本体部31cは、斜面31c
1 が省略されている。
【0032】タイン11は、機械本体Mの駆動部Dに連
結する中子31に対し、カップラ20を介して着脱自在
に装着することができる(図9、図10)。ただし、中
子31は、駆動部Dに対し、図示しない止めねじを介し
て連結するものとする。
【0033】カップラ20は、段付き孔31dを介して
中子31に組み込む操作ピン27a、係合ブロック27
b、圧縮ばね27c、ねじ栓27dによって構成されて
いる。なお、このときのタイン11は、鍵孔状の係合部
11gが上端部に形成されている。
【0034】段付き孔31dは、中子31の本体部31
cの上部において、中子31の径方向に形成されてお
り、一端は、小径部31d1 となって本体部31cの外
周に開口し、他端は、ねじ栓27dに適合する大径の雌
ねじ部31d2 となって、本体部31cの外周に開口し
ている。係合ブロック27bは、圧縮ばね27c、ねじ
栓27dとともに段付き孔31dに収納されている。操
作ピン27aは、円板状の操作部27a1 に雄ねじ部2
7a2 を付設してなり、係合ブロック27bの先端に対
し、雄ねじ部27a2 をねじ込むようにして取り付けら
れている。ただし、係合ブロック27bの先端は、段付
き孔31dの小径部31d1 を介して本体部31cの外
部に突出している。タイン11の係合部11gは、下方
の円形部分の径が係合ブロック27bの先端に適合し
(図11)、上方に開口する直線部分の幅が操作ピン2
7aの雄ねじ部27a2 に適合するものとする。
【0035】操作ピン27aの雄ねじ部27a2 は、係
合部11gの直線部分を通過することができるから、操
作ピン27aを押し操作し、圧縮ばね27cに抗して係
合ブロック27bを段付き孔31d内に押し込むと、タ
イン11は、雄ねじ部27a2 を係合部11gの直線部
分に進入させるようにして、中子31の本体部31cに
対し、下方から装着することができる(図9の矢印K1
方向)。雄ねじ部27a2 が係合部11gの円形部分に
到達したとき、操作ピン27aをフリーにすると、圧縮
ばね27cにより係合ブロック27bの先端が係合部1
1gの円形部分に突出し、タイン11は、中子31に対
して装着を完了することができる。係合ブロック27b
の先端部は、係合部11gの円形部分に適合し、係合部
11gの直線部分を通過することができないからであ
る。
【0036】タイン11を中子31から取り外すとき
は、操作ピン27aを介して係合ブロック27bを段付
き孔31dに押し込んだ上、タイン11を下方に引き抜
けばよい(図9の矢印K1 と逆方向)。
【0037】カップラ20は、フック28a1 付きの操
作ピン28a、圧縮ばね28b、止めねじ28cによっ
て構成してもよい(図12、図13)。ただし、中子3
1には、鍔部31bから本体部31cにかけて、止めね
じ28c、圧縮ばね28b、操作ピン28aを収納する
ために、変形の段付き孔31eが径方向に形成されてい
る。また、タイン11の上端には、フック28a1 に適
合する切欠き11h1、角孔状の係合孔11h2 が形成
されている。
【0038】いま、切欠き11h1 、係合孔11h2 を
操作ピン28aのフック28a1 に対応させるようにし
てタイン11を中子31の本体部31cに嵌合させると
(図12の矢印K1 方向)、切欠き11h1 がフック2
8a1 の下側の斜面28a2を介して操作ピン28aを
段付き孔31eに押し込む方向に駆動し、タイン11
は、一挙動により中子31に装着することができる。タ
イン11は、上端が鍔部31bの下面に到達するとき、
フック28a1 が係合孔11h2 に対して内側から係合
することにより、抜取り不能に係止することができるか
らである(図13)。
【0039】なお、図12、図13において、中子31
の取付部31aの上端には、止め輪D2 用の凹溝31a
1 が形成されている。そこで、中子31は、円筒形の駆
動部Dに対し、止め輪D2 、ワシャD3 を介して連結す
ることができる。
【0040】また、図9、図12において、カップラ2
0は、中子31に対し、本体部31cの斜面31c1 と
同方向に組み込むものとし、タイン11の係合部11
g、切欠き11h1 、係合孔11h2 は、長孔11cと
同方向に形成するものとする。また、タイン11を中子
31に装着するとき、斜面31c1 は、長孔11cの上
端部の斜面11c1 と同一平面を形成するものとする。
【0041】タイン11は、中子31を使用することな
く、機械本体Mの駆動部Dに対し、カップラ20を介し
て着脱自在に装着してもよい(図14)。
【0042】カップラ20は、段付き円筒状のボデー2
9aと、ボデー29aの下部に装着するフック部材29
b、圧縮ばね29c、操作レバー29dとを備えてお
り、ボデー29aは、ワシャD3 、止め輪D2 を介し、
駆動部Dに連結されている。フック部材29bは、ボデ
ー29aの内部に突出する上向きの係合フック29b1
を有し、ボデー29aの外部において、操作レバー29
dに係合する係合片29b2 が付設されている。フック
部材29bは、圧縮ばね29cとともに、ボデー29a
に形成する段付き孔29a1 に装着されている。フック
部材29bは、ボデー29aの外周に揺動自在に装着す
る操作レバー29dを介し、ボデー29aの外側に引き
出すことができ(図14の矢印K2 方向)、このとき、
係合フック29b1 は、ボデー29aの内面から完全に
退去するものとする。
【0043】一方、タイン11の上端には、外向きの斜
面11k1 が形成され、斜面11k1 の下方には、係合
フック29b1 に対応する環状の係合溝11k2 が形成
されている。なお、ボデー29aの下部の内径は、タイ
ン11の外径に適合するものとし、上部の内径は、タイ
ン11の内径と同径の透孔29a2 となっている。すな
わち、透孔29a2 は、タイン11に連続し、上部開放
となっている。
【0044】タイン11は、ボデー29aの下部に上端
部を挿入するとき(図14の矢印K1 方向)、上端の斜
面11k1 を介してフック部材29bを外側に押し出
し、さらに挿入することにより、圧縮ばね29cを介し
て係合フック29b1 が係合溝11k2 に自動的に係合
し、ボデー29aに対して一挙動で装着することができ
る。タイン11を取り外すときは、操作レバー29dを
介してフック部材29bを引き出し、係合フック29b
1 を係合溝11k2 から引き外せばよい。
【0045】なお、図14において、カップラ20のボ
デー29aには、図1と同様の中子31を内装してもよ
い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この出願に係る第
1発明によれば、パイプ状のタインと、タインを着脱自
在に装着する中子付きのカップラとを組み合わせること
によって、タインは、カップラを介して一挙動で着脱す
ることができるから、タインの交換作業を含む全体の作
業能率を大幅に向上させることができる上、中子は、タ
インに挿入する本体部を有するから、装着されたタイン
が傾いたり、ぐらついたりするおそれが全くないという
優れた効果がある。
【0047】第2発明によれば、タインと、駆動部に連
結する中子と、タインを中子に着脱自在に装着するカッ
プラとを組み合わせることによって、第1発明と同様の
効果がある。
【0048】第3発明によれば、タインと、カップラと
を組み合わせ、カップラのボデーに上部開放の透孔を設
けることによって、タインの交換を一挙動ですることが
できる上、透孔を介し、コアを円滑に上部に排出させる
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成図
【図2】 分解斜視図
【図3】 動作説明図
【図4】 使用状態説明図
【図5】 図1のX−X線矢視断面図
【図6】 他の実施例を示す図5相当図
【図7】 他の実施例を示す要部構成図(1)
【図8】 図7のY矢視相当模式図
【図9】 他の実施例を示す要部分解斜視図(1)
【図10】 図9の要部構成図(1)
【図11】 図9の要部構成図(2)
【図12】 他の実施例を示す要部分解斜視図(2)
【図13】 図12の要部構成図
【図14】 他の実施例を示す要部構成図(2)
【符号の説明】
M…機械本体 D…駆動部 11…タイン 11c…長孔 20…カップラ 31…中子 31c…本体部 31c1 …斜面 29a…ボデー 29a2 …透孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ状のタインと、該タインを機械本
    体の駆動部に着脱自在に装着するカップラと、該カップ
    ラに内装する中子とからなり、該中子は、前記タインに
    挿入する本体部を有することを特徴とする土壌改良用エ
    アレーション機械のタイン装置。
  2. 【請求項2】 前記本体部は、先端を斜面に形成し、該
    斜面は、前記タインの側部に形成する土抜き用の長孔の
    上端部と同一平面に形成することを特徴とする請求項1
    記載の土壌改良用エアレーション機械のタイン装置。
  3. 【請求項3】 前記カップラは、前記タインの回り止め
    機構を備えることを特徴とする請求項2記載の土壌改良
    用エアレーション機械のタイン装置。
  4. 【請求項4】 パイプ状のタインと、機械本体の駆動部
    に連結する中子と、前記タインを前記中子に着脱自在に
    装着するカップラとからなり、前記中子は、前記タイン
    に挿入する本体部を有することを特徴とする土壌改良用
    エアレーション機械のタイン装置。
  5. 【請求項5】 パイプ状のタインと、該タインを機械本
    体の駆動部に着脱自在に装着するカップラとからなり、
    該カップラは、前記タインに連続する上部開放の透孔を
    有するボデーを備えることを特徴とする土壌改良用エア
    レーション機械のタイン装置。
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