JPH0766794A - 固定無線ユニットと移動無線ユニットとの間のディジタル無線リンク形成ユニット向け装置 - Google Patents

固定無線ユニットと移動無線ユニットとの間のディジタル無線リンク形成ユニット向け装置

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JPH0766794A
JPH0766794A JP6179992A JP17999294A JPH0766794A JP H0766794 A JPH0766794 A JP H0766794A JP 6179992 A JP6179992 A JP 6179992A JP 17999294 A JP17999294 A JP 17999294A JP H0766794 A JPH0766794 A JP H0766794A
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Anthony P Hulbert
ピーター ハルバート アンソニー
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Roke Manor Research Ltd
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    • H04B2201/707Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 公知のキャンセレーション装置よりも優れた
特性を持ち、そして複雑さを減少させたコンプレヘンシ
ブレークキャンセレーション装置を提供する。 【構成】 本装置はコンプレヘンシブレークキャンセラ
を含み、ここにおいて複素ベースバンド入力信号は、複
素レークフィルタに加えるための出力信号および測定さ
れたパイロットエネルギーを表現する信号を発生するた
めに配置されているパイロットを基にしたエスティメー
タによって受け取られる。複素レークフィルタは、デラ
ンダマイズされた、そして、測定されたパイロットエネ
ルギー信号のスケールされたバージョンによって制御さ
れる少なくとも2つの干渉復調器および再変調器に供給
される、その出力を有している。干渉復調器および再変
調器からの出力信号は位相ランダム化されており、そし
てチャンネルモデル回路によって処理を受ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定無線ユニットと移
動無線ユニットとの間のディジタル無線リンク形成ユニ
ット向け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】英国特許出願第9313078.9号は
ソフトハンドオフ(すなわち、2つまたはそれ以上の基
地局から1つの移動局への同時送信)に関する必要を回
避するためにCDMAセルラー移動無線装置のダウンリ
ンク上に干渉キャンセレーションを用いた発明を説明し
ている。英国特許出願第9311373.6号は、理想
的には意味のあるマルチパスコンポーネントすべてを組
み合わせる、拡散スペクトルが処理される、コンプレヘ
ンシブレーク受信機を説明している。英国特許出願第9
311373.6号で説明されているアーキテクチュア
によれば、1チップ間隔でディジタル相関器が信号の分
散されるマルチパス遅延上に設けられ、そしてそれらの
出力は最大比結合されている。直交する送信および受信
フィルターを閉じると、特定のマルチパスコンポーネン
ト上のどの相関器をも正確には整列させることを意図し
ていなかったとしても、ほとんど完全な信号エネルギー
がコンバイナーの出力に回復される。
【0003】本発明はこれら2つの以前の発明の長所を
結合して実行における利益に、および複雑さの減少に導
くものである。特に、コンプレヘンシブレーク受信機は
それ自体、プレコンバイニングレークアーキテクチュア
になりやすく、これは適度の複雑さをもって多重信号の
効率的な受信(そしてそのためキャンセレーション)を
許容する。さらに、レークプロセッサにおけるタップウ
エイトは自動的に送信及び受信フィルターの効果を配慮
するので、再構築回路内には組み合わせフィルターを組
み込む必要がない。また、キャンセレーションのための
付加的な回路はほとんど受信のための回路に等しいの
で、反復だけが必要とされるだけである。
【0004】
【発明の目的】本発明の1つの目的は公知のキャンセレ
ーション装置よりも優れた特性を持ち、そして複雑さを
減少させたコンプレヘンシブレークキャンセレーション
装置を提供することである。
【0005】
【発明の構成】本発明によれば、固定ユニットと移動無
線ユニットとの間で、ダイレクトシーケンス拡散スペク
トルを用いる、そしてパイロット信号基準を含む、ディ
ジタル無線リンク形成ユニット向け装置を提供でき、前
記装置は、受信されるべき信号の最大遅延拡散と同じ順
序のスプレッディングコードフェーズの連続するスパン
をカバーする、そして各々がパイロット信号基準の振幅
を測定するための手段および測定されたパイロット振幅
によって振幅を重み付けするための装置を含む複数のレ
ークフィンガーを含む、レーク受信機と、各レークフィ
ンガーの出力に接続されており、そして組み合わせられ
た出力信号を発生させるように配置された第1アダー手
段と、前記組み合わせられた出力信号を受けるように接
続され、そして受信されるべき再構築信号に前記信号を
復調するように配置された相関手段と、全パイロット信
号エネルギーに固有な信号を発生する第2アダー手段
と、前記全パイロットエネルギー信号をスケーリングす
るスケーリング手段と、そして前記第1アダー装置から
の、および前記スケーリング装置からの出力信号を受け
取るように配置されている、公知のスプレッディングコ
ードの少なくとも1つの干渉源からの干渉をキャンセル
するための手段と、を含んでいる。
【0006】
【実施例】本発明の種々の実施例が添付図面を参照しな
がら説明される。
【0007】引き続く説明においては、仮定される変調
は2進位相シフトキーイング(BPSK)であり、直交
位相シフトキーイング(QPSK)ランダマイズを持つ
ものである。後者は、他の信号の受信機への一定の干渉
を、パスを通る位相シフトに無関係に確実にするために
使用される。共通ランダマイズQPSK変調シーケンス
が、どのような特定の基地局からでも送信された、総て
の信号に適用されるということを前提としている。当業
技術に長じている人にとっては、QPSKランダマイズ
の除去は本発明の内容を変更することにはならないこと
が、そして実際のところ、より単純なアーキテクチュア
をもたらすことが明らかである。
【0008】例えば、QPSKランダマイズが使用され
ていなければ、複素フィルターは半複素フィルターとな
る。
【0009】関連して参照されるべき総てのブロック図
において、ブロック間の実の(単線)接続は、
【0010】
【数1】
【0011】としてラベル付けされる。ブロック間の複
素(重線)接続は、
【0012】
【数2】
【0013】としてラベル付けされる。120,14
8,166,192,250で示されるブロックは、そ
の入力において、実際には2本の線であるところの、複
素としてラベル付けされた1つの線からの、その出力に
おいて2つの分離された線(実および虚)へと変わる、
複素信号の表現への変化を表している。104,14
6,150,224,264で示されるブロックは、そ
のそれぞれの入力における2つの分離された線(実およ
び虚)から、その出力において、実際には2つの線を表
す、複素数としてラベル付けされた単独の線として表さ
れる1つの信号へと変わる、1つの複素信号の表現の変
化を示している。
【0014】コンプレヘンシブレークアーキテクチュア
を基にしたキャンセラーのフルアーキテクチュアを考慮
する前に、英国特許出願第9311373.6号、この
内容は参照として本明細に組み込まれている、に開示さ
れているオリジナルのコンプレヘンシブレーク受信機を
解説するのは助けになるであろう。この平行するアーキ
テクチュアは、図1を参照しながら以下に簡単に説明さ
れる。
【0015】図1を参照すると、直交位相シフトキーイ
ングランダマイズを用いる2進位相シフトキーイングに
使用されるパラレルコンプレヘンシブレーク受信機が示
されている。この受信機は、それぞれがパイロット信号
を扱うための複素ディジタル相関器12およびデータ信
号を扱うための複素ディジタル相関器14とを含んでい
る、幾つかのレークフィンガー2−10を含んでいる。
この複素ディジタル相関器12は、それぞれウィンナ型
フィルタ16,18の入力に加えられる、2つの出力信
号を発生する。複素ディジタル相関器14は、それぞれ
遅延装置20,22の入力に接続された、2つの出力線
を有している。遅延回路20,22からの出力線はそれ
ぞれリニア乗算回路24,26の入力に接続されてい
る。各乗算回路は、それぞれウィンナ型フィルタ16,
18の出力に接続されている、別の入力も有している。
ウィンナ型フィルタからの出力はまた、それぞれがウィ
ンナ型フィルタの1つの出力に接続されている2つの入
力を持つ、2つの別のリニア乗算回路28,30の入力
にも接続されている。乗算回路24,26の各々からの
出力は、その出力がスイッチング装置34の第1入力に
接続されている加算回路32に接続されている。乗算回
路28,30からの出力は別の加算回路36の入力に接
続され、その出力はアルファトラッカ回路38の入力に
接続されている。アルファトラッカ回路38からの出力
はスレッショールド装置40に加えられ、その出力はス
イッチ34の動作を制御するために使用され、スイッチ
34の出力は別の加算回路42の入力に接続され、これ
はまた他のレークフィンガー4−10からのそれぞれの
出力を受ける。加算回路42から発生された出力は受け
取られたデータ信号を表している。
【0016】複素シフトレジスタ43はレ−ク受信機へ
の入力信号を受け取り、そしてシフトレジスタの連続す
る各ビットはレ−クフィンガ−の1つに接続されて、複
素ディジタルコレレ−タ12及び14の入力となる。
【0017】図1に示されたこの回路の動作が説明され
る。
【0018】各レ−クフィンガ2−10は、その信号が
複素シフトレジスタ43を通過するに従い、入力信号の
遅延されたバ−ジョンである連続する1つのチップに配
属されている。複素ディジタルコレレ−タ12及び14
は、相応した時間に到達する信号の部分のインフェ−ズ
Iおよび直交位相Qコンポ−ネントを復拡散するために
用いられる。どの場合においても、Iコンポ−ネントは
コレレ−タ12からウィンナ型フィルタ16を、そして
コレレ−タ14から遅延回路20を通過する。同様に、
Qコンポ−ネントはコレレ−タ12からウィンナ型フィ
ルタ18を、そしてコレレ−タ14から遅延回路22を
通過する。ウィンナ型フィルタは、入力よりも1ビット
前の時間の受け取られた信号素子に相当するIおよびQ
値の良好な評価を提供する。乗算回路24、26はリニ
ア乗算器であり、そして各々はそれぞれのウィンナ型フ
ィルタの出力をそれぞれの遅延装置の出力と乗算し、そ
して各乗算装置からの積は加算回路32によって加算さ
れる。リニア乗算器28、30はそれぞれのウィンナフ
イルタ16、18からの出力を二乗し、そして各乗算装
置からの積は加算機36によって加えられ、そしてアル
ファトラッカ回路38の入力に達する。アルファトラッ
カ回路38はRCロ−パスフィルタのディジタル等価で
ある。アルファトラッカ回路38からの出力はスレッシ
ョ−ルド装置40によってスレッショ−ルドと比較さ
れ、信号コンポーネントがオーバオールコンバイナ内に
いつ含まれるかを決め、そしてスイッチ34は加算回路
32からの出力を加算回路42に通過させるために動作
し、これは別のレ−クフィンガ−からのそれぞれの出力
を結合させるために用いられる。
【0019】図1に示される構成においては、スイッチ
34が開かれているときにはいつでも、複素ディジタル
相関器12、遅延回路20、22、乗算器24,26お
よび加算回路32は無効とされることができる。このこ
とは、いかなる時においてでも総てのスイッチのうちの
単に約三分の一だけが閉じられているために、総てのレ
ークフィンガーにわたって分配されるべき回路素子のよ
り小さな数が可能となる。
【0020】干渉信号を乗算することを回避するため
に、プレコンバイニングレ−クアーキテクチュアがより
適切である。コンプレヘンシブレークアーキテクチュア
はこの形態に容易に変更できる。プレコンバイニングレ
ーク受信機はQPSKランダマイズコードが除去される
場所に依存して、二つの形態のうちの1つを取ることが
できる。図2に示されるブロック図は、QPSKランダ
マイズコードがマルチパスコンポーネントにわたるコン
バイニングの前に除去される場合を考慮している。
【0021】図2に示されるブロック図は、図1に示さ
れたそれと大部分は同等である。このため、同様な素子
には同じ記号が与えられている。図1および図2の間の
差異は、図1に示されている複素ディジタル相関器14
が位相ランダマイズコードを利用する複素変調器44に
よって置換されていることである。A,BおよびCで表
される3つの受信されたデータ信号を発生するために、
加算回路42からの出力はそれぞれ46,48および5
0で表される3つの実信号相関器A,BおよびCに加え
られる。
【0022】この回路の動作は以下の通りである。複素
形式の、そしてチップごとに1つのサンプルであるよう
にサンプルされた、信号が複素シフトレジスタ43に入
力される。シフトレジスタに沿った各ポイントはレーク
フィンガ2−10に供給される。一般的な陳述は除い
て、レークフィンガの動作のみが説明される。
【0023】この信号は2つの路に分けられ、1つは相
関器12を経てパイロットエネルギーイクストラクショ
ンとなり、また他は変調器44を経て信号重み付けに用
いられる。複素信号サンプルは、相関器12内のパイロ
ットコードに相当する複素スプレッディングシーケンス
に対して相関される。相関器12はそのとき、組み合わ
せられたチャンネルプラス送信及び受信フィルターのレ
スポンスの評価の実および虚(IおよびQ)コンポーネ
ントを発生する。評価の品質は、共に係属中の英国特許
出願第9304901.3号において説明されていると
おり、対称型の、そしてそのために遅延(D1)を導入
した、ウインナフィルタ16、18によって改善され
る。
【0024】信号路においては、位相ランダマイズ信号
は複素変調器44の手段によって除去される。この回路
が相関器ではないこと、つまりここには何の積分または
平均化機能が存在しないことに注目すべきである。位相
ランダマイズを除去した後に、遅延回路20,22によ
って、ウィンナ型フィルタにおける遅延の補正のために
遅延が挿入される。ウィンナ型フィルタの出力は、デカ
ルト形式においてチャンネル位相及び振幅の評価を提供
する。これは、この特定のレークフィンガーのための信
号の位相及び振幅の重み付けを補償するために用いられ
る。位相ランダマイズは除去されているので、チャンネ
ル位相が補償された信号の実コンポーネントだけが関係
している。信号の相応する実および虚のコンポーネント
は、リニア増幅器24,26によってそれぞれ、チャン
ネ評価の実および虚コンポーネントに対して乗算され、
そこからの出力は加算回路32によって加算される。こ
れはチップレートにおいて出力を発生させる。この回路
は図1のそれと基本的に異なっており、後者において
は、出力はビットレートにおいて発生される。
【0025】和内に信号コンポーネントを加えるかどう
かの判断は、このサンプルタイミングに関するパイロッ
ト内のオーバーオールエネルギーを基にして決められ
る。パイロットの二乗のモジュールは2つの二乗回路、
リニア乗算器28,30の出力を互いに加えることによ
って形成される。この加算は加算回路36によって実行
される。次に信号エネルギーはアルファトラッカ回路3
8を用いて平均化され、そしてスレッショールド装置4
0によってスレッショールドに対して比較される。信号
がスレッショールドを越えているときには、スイッチ3
4が閉じられ、そして信号はオーバーオール加算回路4
2に向かう。オーバーオール加算回路42は、共通伝送
源からのいかなる必要とされる信号をも復拡散(および
そのために復調)するための単純な実相関のみを必要と
する出力をチップレートにおいて発生する。いかなる信
号の数も復調できるのではあるが、図2の例においては
3つの必要な信号A,BおよびCが復調されている。こ
れらの3つの信号は実信号相関器A、46,実信号相関
器B、48及び実信号相関器C、50回路において復拡
散されている。
【0026】プレ−デランダマイズコンプレヘンシブレ
ーク受信機を基にしたキャンセラーは、図3を参照しな
がら説明される。この図面の上方部分は、スイッチ54
を通して加算回路にスイッチされるパイロットエネルギ
ー二乗のための加算回路52を追加していることを除け
ば、図2と同等である。これは英国特許出願第9313
078.9号において説明されているように、測定され
た干渉信号エネルギーレベルをスケールするために必要
である。図2と全く同様に、プレコンバインドレーク加
算回路42の出力は必要な信号の復調のために実信号相
関器に供給され、そのために図3においては、レークコ
ンバイナ出力は、相応する干渉復調器及び再変調器5
6,58に接続される。一般的には多数のそれら相関器
が存在するが、しかしここでは2つ(AおよびB)が描
かれている。
【0027】各復調器および再変調器56,58は図4
に示されている回路を含んでいるが、これは以下に説明
される。実干渉相関器復調器80はレーク受信機からの
出力を受け取るように接続されている。相関器復調器8
0からの出力は半リニア乗算回路82の入力に、そして
ハードリミティング装置84の入力に接続されている。
ハードリミティング装置84からの出力は半リニア乗算
回路82の別の入力に、そして遅延回路86の入力に接
続されている。半リニア乗算回路82からの出力はリニ
ア乗算回路88の入力に接続されている。乗算回路88
の第2入力はレシプロカルパイロットエネルギー信号を
受け取るように接続されている。乗算回路88からの出
力は、平均保持回路90の入力に接続され、そしてその
出力は、別のリニア乗算回路94の入力に接続されてい
る。遅延回路86からの出力は実干渉Aスプレッダー9
2の入力に接続され、その出力は乗算回路94のさらに
別の入力に接続され、乗算回路94の出力は、図3の加
算回路62の入力に接続される実信号を発生させる。
【0028】図4の動作は以下の通りである。実干渉相
関器復調器80は関連する干渉信号を復調する。その出
力は次に、ハードリミティング装置84によって検出さ
れ、そして遅延回路86を経て、信号を再変調する同じ
スプレッティングコードのために干渉Aスプレッダー9
2に供給される。相関器復調器80からの出力はまた、
受信されたサンプルのモジュールを得るために半リニア
乗算回路86の入力にも供給される。それらのサンプル
は次に、半リニア乗算回路88によって測定された総パ
イロットエネルギーのレシプロカルによってスケールさ
れ、そして回路90によって平均化周期D2をもって平
均化される。平均化の後に、測定されたレべルは、乗算
回路94によって再変調された信号をスケールするため
に用いられる。測定された総パイロットエネルギーをレ
シプロカルするのに用いられる算法は英国特許出願第9
313609.1号に詳細に説明されている。レシプロ
カルパイロットエネルギー信号は図3の加算回路52か
ら発生され、そして図3のスケーリング回路60によっ
てスケールされる。
【0029】この段階においては、QPSK位相ランダ
マイズは適用されていない。このことは共通基地局から
の総ての送信に共通するものであるため、種々の再変調
された信号が互いに加えられた後に適用することが可能
である。こうして実加算が図3の加算回路62によって
再変調された干渉信号の2つ(または多数)にわたって
実行される。このことの後、ランダマイズコードが位相
ランダマイザ64によって加えられ、そしてそれは図5
に示されている。
【0030】図5を参照すると、位相ランダマイザは一
対の半リニア乗算回路96,98を含んでおり、その各
々は図3の加算回路62から発生された実信号を受け取
る。乗算回路96はIコード発生器100からのIコー
ドを受け取り、そして乗算回路98はQコード発生器1
02からのQコードを受け取る。各乗算回路96,98
はブロック104に接続されている出力信号を発生し、
ブロック104は図3の干渉プロセッサ70に渡される
複素出力信号を提供する。
【0031】コード位相は示されていないが、しかし適
切に再変調コードと共に整列させることが可能である。
【0032】幾つかの干渉の和の再変調された複素ベー
スバンドを得た後に、これは以下の段階、即ち送信フィ
ルタ、無線チャンネル、受信フィルタおよびレークプロ
セッサ、を通過する等価信号を得るために処理される。
この処理は図3の干渉プロセッサ70において実行され
る。この処理は幾つかの形態を取ることが可能である。
この最初のものが図6に示されている。
【0033】図6を参照すると、干渉プロセッサは2つ
のカスケード接続された複素有限インパルスレスポンス
フィルタを含んでいる。第1のフィルタは、フィルタ1
22,124,126および128,リバースオーダ回
路116,118,ブロック120,減算器130およ
び加算器132を含んでいる。第2の複素有限インパル
スフィルタは、フィルタ134,136,138および
140,加算器142,減算器144およびブロック1
46を含んでいる。
【0034】ブロック120は、図3の位相ランダマイ
ザ64の出力に接続された入力を有している。ブロック
120は2つの出力線を有し、その最初のものは実信号
を取り扱うものであり、そしてこれはフィルタ122,
124の入力に接続されている。第2の出力は直交位相
信号を取り扱うものであり、そしてフィルタ126及び
128の入力に接続されている。フィルタ122の出力
及びフィルタ128の出力は減算器130の入力に接続
されており、そしてフィルタ124およびフィルタ12
6の出力は加算器132の出力に接続されている。減算
器130の出力はフィルタ134及びフィルタ136の
入力に接続されており、そして加算器132の出力はフ
ィルタ138及びフィルタ140の入力に接続されてい
る。フィルタ134及びフィルタ140の出力は加算器
142の入力に接続されており、そしてフィルタ136
及びフィルタ138の出力は、減算器144の入力に接
続されている。加算器142および減算器144の出力
はそれぞれブロック146の入力に接続されており、そ
の出力は図3に示されるデランダマイザ72の入力に接
続されている。
【0035】干渉プロセッサはまた、図3における回路
の種々の部分から受け取られた種々のコンポーネントを
分離する回路106を含んでおり、この回路については
後に説明される。Iタップは、スレッショールド回路1
08およびゲート回路112に接続されている。測定さ
れたエネルギーは、スレッショールド回路108及びス
レッショールド回路110に接続されている。Qタップ
はスレッショールド回路110およびゲート回路114
に接続されており、そしてゲート信号はゲート回路11
2およびゲート回路114に接続されている。
【0036】スレッショールド回路108、110から
の出力はそれぞれインバータ116,118に接続され
ており、それらは出力を反転させる。インバータ116
からの出力は、フィルタ122及び126の別の入力に
接続される。インバータ118の出力はフィルタ124
の別の入力に、及びフィルタ128の別の入力に接続さ
れる。ゲート回路112からの出力はフィルタ134の
別の入力に、そしてフィルタ138の別の入力に接続さ
れる。ゲート回路114からの出力はフィルタ136の
別の入力に、そしてフィルタ140の別の入力に接続さ
れる。
【0037】図6を参照すると、ブロック106は単
に、レークフィンガからのバスの種々の素子を、分離さ
れたカテゴリにルート分けしている。Iタップは図3内
のウィンナ型フィルタ16からきており、そしてQタッ
プは図3内のウィンナ型フィルタ18からきている。測
定されたエネルギーは図3内のアルファトラッカ回路3
8の出力である。ゲート信号は図3内の個々のレークフ
ィンガからのスレッショールド回路40の出力である。
【0038】この処理装置は前にも説明されている通
り、2つのカスケード接続された複素有限インパルスレ
スポンスフィルタからなっている。最初のフィルタは受
信及び送信フィルタレスポンスを伴ったチャンネルに相
当しており、一方第2はレークプロセッサに相当してい
る。この処理は、ウィンナフィルタが送信及び受信フィ
ルタを伴うチャンネルのサンプルされたインパルスレス
ポンスの評価を与えるという事実に基づいている。しか
しながら、サンプルは反転順序であるために、それらの
順序は、順序を反転させる116,118のインバータ
によって用いられる前に反転される。第2の複素フィル
タの出力における加算及び減算は、レークプロセッサが
送信及び受信フィルタを伴うチャンネルの(時間反転さ
れた)複素共役で適用されるという事実を反映するよう
反転され、加算器142および減算器144によって実
行される。
【0039】ウィンナフィルタの幾つかは、極めて僅か
な信号コンポーネントを含むため、組み合わせられた出
力におけるそれらの内容は、信号よりもより多くの雑音
をもたらすものであるかもしれない。このことはキャン
セルプロセスにも適用される。こうして、信号が、評価
されたチャンネルモデルを通過するときには、実際の信
号からの平均二乗エラーが可能な限り小さくされるよう
な、総合的な受信された信号を発生させることが目的で
ある。この規準のための適切なスレッショールドは、レ
ーク組合せのための規準からは異なっている。このた
め、2つの異なるスレッショールド/ゲート回路10
8,110が含まれている。第1スレッショールドのた
めに有用な値は、その入力において何の相関された信号
コンポーネントもないときのレークフィンガの出力にお
ける雑音エネルギーの2倍に等しい。こうしてスレッシ
ョールド回路に適用されるのは、個々の測定されたエネ
ルギーをスレッショールドと比較し、そしてスレッショ
ールドが越えられているかどうかに依存して、相応する
IおよびQタップを出力し、またはそれら両方をゼロに
セットすることである。
【0040】(第2複素フィルタはレークプロセッサを
評価することを意図しているので)第2スレッショール
ドに関する適切な値は、レークフィンガーにおいて用い
られるそれと同等である。その結果、相応するレークフ
ィンガからのゲート信号はこの目的のために用いること
ができ、そしてゲート回路112,114によって適用
される。
【0041】別の干渉プロセッサが図7に示されてい
る。
【0042】図7を参照すると、この別の干渉プロセッ
サはブロック148を有しており、それは図3における
位相ランダマイザ64の出力を受けるように接続されて
おり、そして2つの出力線を有しており、その1つは実
信号を取り扱うためにフィルタ156及びフィルタ15
7の入力に接続され、そして第2出力は直交位相信号を
取り扱うためにフィルタ158及び160の入力に接続
されている。フィルタ156,160からの出力はそれ
ぞれ減算器162の入力に接続され、そしてフィルタ1
57及び158からの出力はそれぞれ加算器164の入
力に接続され、減算器162及び加算器164の出力は
それぞれブロック150の入力に接続されている。ブロ
ック150の出力は図3における位相デランダマイザ7
2に接続されている。プロセッサ152はフィルタ15
6及び158の別の入力に接続され、そしてプロセッサ
154はフィルタ157及び160の別の入力に接続さ
れている。それらプロセッサの両方は、以下に説明され
るように図3における種々の点からの入力信号を受け取
る。
【0043】図7の干渉プロセッサは、基本的にはシン
グル、ダブル長、複素フィルタのタップを発生するため
に、第1及び第2フィルタの係数に渡って複素回旋が実
行されることを除いては、図6に示されたそれと同様の
機能を実行する。これはプロセッサ152,154によ
って実行される。共通フィルタの係数を規則正しく更新
する必要があるために、ほとんどの状況の下では、この
組み合わせられた手法は分離された手法よりもさらに複
雑である。しかし、これは算法上の必要とされる精密さ
の点からは好都合であり、または有限インパルスレスポ
ンスフィルタリングのための特定の処理回路の点で利用
できる技術によりよい整合を与えることができる。
【0044】干渉処理に引き続いて、理想的には、プレ
コンバイニングレーク回路の出力においてキャンセレー
ションが必要である。しかし、プレコンバイニングレー
ク回路はすでにQPSKランダマイズコードを除去して
いるので、ここでは総合的な干渉信号が、今でもこれを
運んでいる。こうしてこれは最初に除去されねばならな
い。総合的な干渉信号は、普通、干渉プロセッサのレー
クコンポーネントによって共通位相となっているので、
単に1つの半複素デランダマイズ処理が必要とされる。
図3の位相デランダマイザ72のブロック図が図8に示
されている。
【0045】位相デランダマイザが、図3の干渉プロセ
ッサ70からの出力をその入力で受け取るブロック16
6を含んでいる。ブロック166は2つの出力線を有し
ており、その最初のものは半リニア乗算回路172の第
1入力に接続されており、回路172はIコード発生器
168からの出力を受け取る第2入力を有している。ブ
ロック166の第2出力線は、半リニア乗算回路174
の第1入力に接続されており、回路174はQコード発
生器170からの出力を受け取る第2入力を有してい
る。乗算回路172及び174の出力線は図3の減算器
74の入力に接続される。第2動作キャンセルが最初で
あるために、この段階においては、干渉路における位相
ランダマイズの付加及び除去は無駄であると思われるか
もしれない。マルチパスのないところではこのことは真
実であるがしかし、他では発生することのない位相ラン
ダマイズの付加及び除去を通して発生するクロスマルチ
パス及びクロス位相コンポーネントが存在する。それら
のコンポーネントはまた主信号路においても発生される
ので、それらは効果的なキャンセレーションのために十
分に発生されなければならない。
【0046】適切に処理された干渉信号を発生させるた
めに、図3における減算器74によって効果的にキャン
セルするため適切な遅延の後にレークコンバイナーから
それらは差し引かれることが可能である。キャンセル動
作の後に、図3においては2つが示されているが、求め
られる信号のどのような数でも図3における簡単な実相
関器76,78を用いて復調される。
【0047】ポストデランダマイズに使用されるプレコ
ンバイニングコンプレヘンシブレーク受信機は図9を参
照しながら説明される。この形式のレーク受信機におい
ては、QPSK位相ランダマイズは、種々のマルチパス
コンポーネントの組合せの後に除去される。
【0048】図9を参照すると、かなりの数のレークフ
ィンガ180ー186が示されており、そして回路はレ
ークフィンガ180を参照しながら説明されるがしか
し、当業技術者にとってはこの回路が総てのレークフィ
ンガにおいて同等であると言うことは明らかであろう。
【0049】各レークフィンガはパイロット信号を取り
扱うための複素ディジタル相関器190,およびレーク
フィンガの外側にある複素シフトレジスタ188からの
複素信号を受け取るためのブロック192を含んでい
る。各レークフィンガが複素シフトレジスタ188から
の連続的なチップを受け取ることは明らかであろう。
【0050】複素ディジタル相関器190は2つの出力
線を有しており、その各々はそれぞれウィンナ型フィル
タ194,196の入力に接続されている。ウィンナ型
フィルタ194からの出力線は、乗算回路202の第1
入力に、乗算回路214の第1及び第2入力に、および
乗算回路208の入力にも接続されている。ウィンナ型
フィルタ196からの出力は、乗算回路204の入力
に、別の乗算回路216の2つの入力に、及び乗算回路
206の入力に接続されている。ブロック192は2つ
の出力線を有しており、そのそれぞれは遅延装置19
8、200に接続されている。遅延回路198からの出
力は乗算回路202の別の入力に、そして乗算回路20
6の別の入力に接続されている。遅延回路200からの
出力は乗算回路204の別の入力に、および乗算回路2
08の別の入力に接続されている。乗算回路202及び
204からの出力は加算器210に接続されており、そ
の出力はスイッチ226に接続されている。乗算回路2
06,208の出力は減算器212に接続されており、
その出力はスイッチ228に接続されている。乗算回路
214及び216からの出力は、加算器218に接続さ
れており、その出力はアルファトラッカ220に接続さ
れている。アルファトラッカ回路220の出力はスレッ
ショールド装置222に接続されており、その出力はス
イッチ226及び228の動作を制御するために用いら
れる。ブロック224は2つの入力線を有しており、そ
の各々はそれぞれのスイッチ226,228に接続され
ている。他のレークフィンガにおける同じブロックの出
力と共に、ブロック224の出力は加算回路230の入
力に接続される。加算回路230の出力は、位相デラン
ダマイズ回路232の入力に接続され、その出力は複数
の実信号相関器234、236,238に接続されてお
り、その出力はそれぞれ受け取られたデータ信号A、B
およびCを発生する。
【0051】この受信機の動作は図2のそれと極めて類
似である。実際これは同等な動作を提供するものであ
る。しかし、この手法においては、位相デランダマイズ
は1つの場所、即ちレークコンバイナ加算回路230の
出力、において実行される。位相デランダマイズブロッ
クは図8に示されたそれと同様である。他の差異は、オ
ーバーオールレークコンバイナが複素でなければならな
いことである。これは、インフェーズおよび直交コンポ
ーネントの両方における1つの信号(または複数の信
号)に関係する情報が存在するからである。さらに、こ
のことは各レークフィンガにおけるパイロット測定から
加えられる位相補償が充分に複素でなければならず、2
つの乗算ではなく4つの乗算を必要とする。こうして、
単に1ポート毎にリニアな4つの半乗算器プラス半複素
乗算器を必要とする各レークフィンガにおける複素位相
デランダマイザは、1つの完全な複素乗算器をもって置
換される。最初の観点からすれば、このことは利点を与
えるものではない。しかし、概念上、複素シフトレジス
タが共通単独入力を持つ3つの並列複素シフトレジスタ
に分割されるならば、付加的な複素シフトレジスタは、
一対の半複素有限インパルスレスポンスフィルタの一部
としてみることが可能である。この手法は次に図10に
示され、ここでは図9に示されたと同様の参照番号が同
じコンポーネントに与えられている。
【0052】図10を参照すると、各レークフィンガが
図9に示されるそれよりも極めて複雑でないと言うこと
が分かるであろう。しかし、各レークフィンガにおける
複雑さの減少は、入力信号を遅延させるためのさらに別
の遅延回路240の必要性を生じさせる。
【0053】新しい手法においては、図10におけるレ
ーフィンガの4つの乗算器のそれぞれは、4つの実有限
インパルスレスポンスフィルタの組を形成するために、
他のレークフィンガからの、それらに相応する乗算器と
共にグループ化される。複素レークフィルタ242は図
11に示されるように構成される。
【0054】図11を参照すると、この回路は図6の右
側部分に極めて類似していることが明らかであり、そし
て機能も同様である。素子244ー268は図6の素子
106,112,114,120,134ー146と同
等の方法で動作し、そしてこのためこれ以上の説明は不
要である。明白な差異は、ブロック250が、フィルタ
252,254の入力に接続されたその出力と、フィル
タ256,258の入力に接続されたその第2出力とを
有していることである。
【0055】限界的に、他の手法よりもさらに複雑であ
るとはいえ、この形態はかなりの利点を有している。大
きな利点は、最も重い処理負担が4つの実有限インパル
スレスポンスフィルタにかかっているという事実にあ
り、このために理想化された高性能集積回路が利用でき
る。
【0056】ポストデランダマイズコンプレヘンシブ受
信機を基にしたキャンセラは図12を参照しながら説明
される。
【0057】ポストデランダマイズを含むプレコンバイ
ニングコンプレヘンシブレークを基にしたキャンセラ
は、複素ベースバンド入力信号を受けるパイロットを基
にしたエスティメータ266を含んでいる。この信号は
また遅延装置268に加えられ、その出力は複素レーク
フィルタ270の入力に接続され、パイロットを基にし
たエスティメータ266からの種々の複素レークフィル
タ270の入力に、及びさらに別の遅延装置272に接
続される。パイロットを基にしたエスティメータ266
はまた、スケーリング274に接続されている実信号出
力を発生する。複素レークフィルタ270からの出力
は、遅延装置276の入力に、及び位相デランダマイザ
278の入力に接続される。位相デランダマイザ278
は、干渉復調器および再変調器280の入力に、及び干
渉復調器及および再変調器282の入力に、接続されて
いる実出力信号を発生する。復調器および再変調器28
0,282はまた、スケーリング装置274からの出力
信号を受け取る。復調器および再変調器280,282
はそれぞれ、加算装置284の入力に加えられる出力信
号を発生し、その出力は位相ランダマイザ286に接続
されている。位相ランダマイザ286からの出力は干渉
プロセッサ288の入力に接続され、これはまた遅延装
置272からの種々の出力を受け取り、そして、遅延装
置276からの出力信号をも受け取る減算器回路290
に加えられる複素出力信号を発生する。減算器装置29
0からの出力は別の位相デランダマイザ292の入力に
接続され、その出力は実信号相関器294,296の入
力に接続され、ここから出力信号が発生される。
【0058】図12においては、パイロットを基にした
エスティメータは基本的に図10の上半部分と同様であ
る。単なる差異は、オーバーオールパイロットエネルギ
ーが備えられており、そしてバスもまた個々のレークフ
ィンガコンポーネント上の測定されたエネルギーを含ん
でいるという事実である。このパイロットを基にしたエ
スティメータの実際の詳細は図13に示されている。
【0059】パイロットを基にしたエスティメータは図
13を参照しながら説明される。これは複数のレークフ
ィンガ300ー310を含んでおり、そして各レークフ
ィンガはレークフィンガ300を参照すると、これより
後に説明されるべき回路と同等の回路を含んでいるとい
うことは明らかである。
【0060】各レークフィンガはパイロット信号のため
の複素ディジタル相関器312を含んでおり、これはレ
ークフィンガの外部の複素シフトレジスタ314の第1
ビットからの入力信号を受け取る。各レークフィンガ内
の各複素ディジタル相関器は、その入力として、入力信
号の遅延されたバージョンを受け取るということは明ら
かであり、これは複素シフトレジスタ314内のそれぞ
れのビットに接続されている。複素ディジタル相関器3
12は、2つの出力信号、実信号および直交位相信号、
を発生し、それぞれはそれぞれのウィンナ型フィルタ3
16,318に加えられる。ウィンナ型フィルタ316
からの出力は、リニア乗算回路320の2つの入力に加
えられ、そしてウィンナ型フィルタ318からの出力は
リニア乗算回路322の両方の入力に加えられる。ウィ
ンナ型フィルタからの出力はまた、図12における複素
レークフィルタ270および遅延装置272に接続する
ためにバス324に加えられる。リニア乗算装置32
0、322からの出力は、加算回路326に加えられ、
その出力はアルファトラッカ回路328の入力に、およ
びスイッチ装置332に加えられる。加算回路326か
らの出力はまた、バス324に加えられる。アルファト
ラッカ回路328からの出力はスレッショールド回路3
31の入力に加えられ、その出力はスイッチ330を制
御するために用いられ、そしてまたバス324にも接続
される。スイッチ330の別の側はレークフィンガの外
側の加算回路332の入力に接続される。加算回路33
2がそれぞれ他のレークフィンガ回路からの入力を受け
取るということは明らかである。加算回路332の出力
は図12におけるスケーリング回路274に加えられる
実信号を発生する。
【0061】キャンセラの動作は以下の通りである。パ
イロットを基にしたエスティメータは、複素レークフィ
ルタのためのレークフィンガタップ重み付けを受けと
る。このフィルタの出力はマルチパスのために適切に処
理されるが、しかし今だ位相ランダマイズコンポーネン
トを含んでいる。これは、2つの、例えば干渉Aおよび
Bの復調を行うために位相デランダマイザ278によっ
て除去される。干渉復調器および再変調器280,28
2は図4に示されているとおりである。位相ランダマイ
ザ286および干渉プロセッサ288は、キャンセルの
ために適切な位相ランダマイズされた干渉信号を発生す
るために前に説明されたように動作する。複素レークフ
ィルタの出力はデランダマイズされていないので、適切
な遅延を経た後のキャンセルはこの段階において適用す
ることが可能である。位相デランダマイズが今や適用さ
れ、そして信号は望まれるように復調することができ
る。
【0062】図11に戻って参照すると、図11に示さ
れた複素レークフィルタが、図6に示される第1干渉プ
ロセスの後半に等しいと言うことに注目することができ
る。図6の後半の目的はレークフィルタの動作を繰り返
すことであるため、このことは予期されることである。
この事実は、キャンセレーションが第2レーク処理動作
の前に実行される別の手法を指し示すものである。これ
は図14に示されている。
【0063】図14を参照すると、この回路が図12に
極めて類似であり、そして同様なコンポーネントには同
じ記号が与えられているということが明らかである。こ
の2つの回路の間の差異は、遅延装置276が、複素レ
ークフィルタ270の代わりに、遅延装置268出力に
接続されたその入力を有していることである。チャンネ
ルモデル回路334は、干渉プロセッサ288の代わり
に用いられ、そして第2複素レークフィルタ336が、
減算回路290の出力と位相デランダマイザ292の入
力との間に接続されている。複素レークフィルタ336
は、遅延装置272からの出力を受けとる。チャンネル
モデル回路334はまた、遅延装置272の出力に接続
されており、そしてこれは図6に描かれているような干
渉プロセッサの前半に同等なものであり、そして明確化
のために図15に示されている。同様な参照番号が図1
5においても用いられており、そしてこの回路は図6を
参照しながら説明されたのと全く同様な方法で機能する
と言うことは明らかである。減算器130および加算器
132からの出力線はブロック146の入力に接続され
ている。
【0064】このキャンセラの動作は基本的に図12の
それと同様である。単なる差異は、キャンセレーション
が適用される点である。これら2つの動作および複雑さ
は実際基本的に同等である。この段階にこの手法を導入
するための動機付けは、これが別の基地局からの信号の
キャンセルのために適切な手法に導くという点である。
【0065】別の基地局キャンセラのための手法は図1
6に示されている。ポスト再ランダマイズのためのプレ
コンバイニングコンプレヘンシブレーク受信機またはプ
レキャンセリングを基にした基地局キャンセラが図16
に示されている。複素ベースバンド入力信号は、基地局
1のためのパイロットを基にしたエスティメータ338
の入力に、および基地局2のためのパイロットを基にし
たエスティメータ340の入力に、加えられる。この信
号はまた遅延装置342にも加えられる。遅延装置34
2からの出力は基地局1からの複素レークフィルタ33
4の入力に加えられ、これはまたパイロットを基にした
エスティメータ338からの出力信号をも受け取る。複
素レークフィルタ344からの出力は、位相デランダマ
イザ346の入力に接続され、その出力は干渉復調器お
よび再変調器348に、および干渉復調器および再変調
器350の入力に接続される。復調器および再変調器3
48,350はまた、スケーリング装置352からの出
力信号をも受け取り、スケーリング装置352はその入
力においてパイロットを基にしたエスティメータ338
からのパイロットエネルギー信号を受け取る。復調器お
よび再変調器348,350からの出力は、加算回路3
54の入力に加えられ、その出力は位相ランダマイザ3
56の入力に接続されている。位相ランダマイザ356
からの出力は基地局1からのチャンネルモデル回路35
8に接続されている。チャンネルモデル回路358はま
た、遅延装置360を介して基地局1のためのパイロッ
トを基にしたエスティメータ338からの信号を受け取
る。チャンネルモデル回路358からの出力は、減算器
装置362の入力に接続される。複素ベースバンド入力
信号はまた遅延装置364の入力にも接続され、その出
力は減算器回路362の第2入力に接続されている。減
算器回路362からの出力は、基地局2からの複素レー
クフィルタ366の入力に接続され、これはまた遅延装
置368を介して基地局2のためのパイロットを基にし
たエスティメータ340からの出力信号を受け取る。複
素レークフィルタ366からの出力は、別の位相デラン
ダマイザ368の入力に接続されており、その出力は実
信号相関器370および実信号相関器372のに入力に
接続され、そこからの出力は出力信号を発生する。
【0066】図16においては、2つの基地局1および
2が存在すると仮定されている。干渉A.1およびB.
2は基地局1からくる。望まれる信号Rx1およびRx
2の両方は基地局2からくる。図16においては、2つ
の干渉信号はデランダマイズされ、回路348,350
によって再変調され、そして複素ベースバンドにおいて
信号の遅延されたバージョンを得るためにチャンネルモ
デル回路358によって処理される。図16の下半分
は、干渉信号のための減算器362を含む、望まれる信
号のための基本的な受信機を示している。付加的な遅延
装置368は、干渉信号を再創造するために必要な処理
時間を可能にするように含まれる。
【0067】図16を調べることによって、可能な改善
を見ることができる。望まれる基地局に関するパイロッ
トを基にしたエスティメータよりも前にキャンセルが適
用されるならば、パイロットの信号対雑音比は拡大す
る。
【0068】このことは図17に描かれており、これは
プレコンバイニングコンプレヘンシブレーク受信機を基
にした別の基地局キャンセラを示している。この手法
は、付加的な遅延装置374を用いることによって、そ
の特性における最新の改善を提供する。図17において
は、同様な回路素子には同じ参照番号が付されている。
しかし、両方とも同じ、および1つは別の基地局から
の、信号に関するキャンセラを考慮するときに、この利
点は、減少された柔軟性を支払うことによって得られる
と言うことが分かるであろう。
【0069】パイロットを基にしたエスティメータ34
4は複素ベースバンド入力信号を直接には受けないと言
うことが観察されるが、しかしこれは、この信号を遅延
装置364および減算器362を介して受け取ってい
る。エスティメータ340の出力は直接的に複素レーク
フィルタ366に達し、これはまた遅延装置374を介
してエスティメータ340への入力信号の遅延されたバ
ージョンをも受けている。図17の動作は図16を参照
しながら説明されたそれと類似である。
【0070】ここで図18を参照すれば、ポストデラン
ダマイズおよびプレキャンセリングを用いる、プレコン
バイニングコンプレヘンシブレークを基にして両方の基
地局からのキャンセルを提供するキャンセラが示されて
いる。この図は基本的に図14および図16の両方を組
み合わせたものであることが明らかであり、そしてその
ために同様な回路コンポーネントには同じ記号が与えら
れてる。図18に示されたブロック図は、2つのチャン
ネルモデル回路358および334からの出力信号を組
み合わせる、1つのさらに別の加算回路376を必要と
する。
【0071】図18を参照すると2つの基地局1および
2が存在していると仮定されている。干渉A.1および
A.2は基地局1からくる。干渉A.2およびB.2は
基地局2からくる。望まれる信号Rx1およびRx2は
両方とも基地局2からくる。図8の更なる説明は、図1
4および図16に関連した以前の説明によって不必要で
ある。ブロック図の上半分は、基地局1からの干渉を再
創造する。中央部分は、基地局2からの干渉を再創造す
る。下方の部分においては、再創造された干渉源が、遅
延された受け取られた信号からの減算および最終的な復
調に先だって加えられる。
【0072】パイロットの単に1つがキャンセルされ、
そして幾つかの補償用遅延が必要であるために、図17
の手法がこの方法に合致しないことは明らかである。
【0073】図18の手法への僅かな拡張は、両方の基
地局からキャンセルと同様に同時の受信を可能とするこ
ともまた明らかである。特に、別の複素レークフィルタ
の付加は、減算器の出力上の基地局1から、適切な位相
デランダマイザによって引き継がれ、次に基地局2と同
様基地局1からの信号の受信を可能とする種々の実信号
相関器によって引き継がれる。複素レークフィルタは基
地局1から得られ、基地局1のパイロットを基にしたエ
スティメータからの遅延されたバスから供給される。
【0074】何のQPSK位相ランダマイズも適用され
ていなければ、Qコード発生器出力をゼロにセッティン
グすることは、この種の変調に関するキャンセレーショ
ンおよび受信のために適切な半複素実行の結果であり、
そして、その結果余分な回路が除去されると言う結果に
なることは、当業技術者にとっては明らかなことであ
る。
【0075】反対に、Qコード発生器は、半複素実行を
発生するためにIコード発生器と同様な、または反対の
出力にセットされることも可能である。
【0076】要するに本装置はコンプレヘンシブレーク
キャンセラを含み、ここにおいて複素ベースバンド入力
信号は、複素レークフィルタに加えるための出力信号お
よび測定されたパイロットエネルギーを表現する信号を
発生するために配置されているパイロットを基にしたエ
スティメータによって受け取られる。複素レークフィル
タは、デランダマイズされた、そして、測定されたパイ
ロットエネルギー信号のスケールされたバージョンによ
って制御される少なくとも2つの干渉復調器および再変
調器に供給される、その出力を有している。干渉復調器
および再変調器からの出力信号は位相ランダム化されて
おり、そしてチャンネルモデル回路によって処理を受け
る。チャンネルモデル回路の出力はベースバンド入力信
号から減算され、そしてその出力が、さらにデランダマ
イズされるさらに別の複素レークフィルタに加えられ
る。再構成された受信されたデータ信号は、実信号相関
器によって位相デランダマイズの出力から発生される。
コンプレヘンシブレーク受信機はそれ自身プレコンバイ
ニングレーク手法に導くものであり、これは効率的な受
信を可能とし、そしてそのために最近の複雑さを持つ多
重信号をキャンセルすることを可能とする。さらに、レ
ークプロセッサにおけるタップ重み付けは自動的に送信
/受信フィルタの作用を配慮しているので、それらの再
構成回路においては組み合わせられたフィルタを取り入
れる必要はない。
【0077】
【発明の効果】公知のキャンセレーション装置よりも優
れた特性を持ち、そして複雑さを減少させたコンプレヘ
ンシブレークキャンセレーション装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】直角位相シフトキーイングランダマイズを持つ
2進フェーズシフトキーイングを用いるパラレルコンプ
レヘンシブレーク受信機のブロック図。
【図2】プレコンバイニングコンプレヘンシブレーク受
信機のブロック図。
【図3】プレランダマイズ復調コンプレヘンシブレーク
受信機を基にした、本発明による干渉キャンセラーのブ
ロック図。
【図4】図3に示された干渉復調器および再変調器のブ
ロック図。
【図5】図3に示された位相ランダマイザのプロセッサ
のブロック図。
【図6】図3に示された干渉プロセッサのブロック図。
【図7】図3に示された別の干渉プロセッサのブロック
図。
【図8】図3に示された位相デランダマイザのブロック
図。
【図9】ポストデランダマイザズを使用するプレコンバ
イニングコンプレヘンシブレーク受信機のブロック図。
【図10】ポストデランダマイズを用いる、そして有限
インパルス応答フィルターを持つ、プレコンバイニング
コンプレヘンシブレーク受信機のブロック図。
【図11】図10に示された複合レークフィルターのブ
ロック図。
【図12】ポストデランダマイズを用いるプレコンバイ
ニングレーク受信機を基にした干渉キャンセラーのブロ
ック図。
【図13】図12に示された、パイロットを基にしたエ
スティメータのブロック図。
【図14】ポストデランダマイズおよびプレキャンセリ
ングを使用するプレコンバイニングコンプレヘンシブレ
ーク受信機を基にした干渉キャンセラーのブロック図。
【図15】図14に示されたチャンネルモデル回路のブ
ロック図。
【図16】干渉が他の基地局から発生されている場合に
使用される干渉キャンセラーのブロック図。
【図17】図16に示されるものとは別のキャンセラー
のブロック図。
【図18】干渉が2つの基地局から発生されている場合
のキャンセラーのブロック図。
【符号の説明】
2−10 レークフィンガ 12,14 複素ディジタル相関器 16,18 ウィンナ型フィルタ 20,22 遅延装置 24−30 リニア乗算回路 32 加算回路 34 スイッチング装置 36 加算回路 38 アルファトラッカ回路 40 スレッショールド回路 42 加算回路 43 複素シフトレジスタ 44 複素変調器 52 加算回路 54 スイッチ 56,58 干渉復調器および再変調器 60 スケーリング装置 62 加算回路 64 位相ランダマイザ 66,68 遅延装置 70 干渉プロセッサ 72 デランダマイザ 74 減算器 76,78 実信号相関器 80 相関復調器 82 半リニア乗算回路 84 ハードリミティング装置 86 遅延回路 88 乗算回路 90 平均保持回路 92 スプレッダー 94 リニア乗算回路 96,98 乗算回路 100 Iコード発生器 102 Qコード発生器 108,110 スレッショールド回路 112,114 ゲート回路 116,118 リバースオーダー回路 122−128 フィルタ 130 減算器 132 加算器 142 加算器 144 減算器 152,154 プロセッサ 156−160 フィルタ 168 Iコード発生器 170 Qコード発生器 172,174 半リニア乗算回路 180−186 レークフィンガ 188 シフトレジスタ 190 ディジタル相関器 194,196 ウィンナ型フィルタ 198,200 遅延回路 202−208 乗算回路 210 加算器 214,216 乗算回路 218 加算器 220 アルファトラッカ回路 222 スレッショールド回路 226,228 スイッチ 230 加算回路 232 位相デランダマイズ回路 234−238 実信号相関器 240 遅延回路 242 レークフィルタ 246,248 ゲート回路 252−258 フィルタ 266 エスティメータ 268 遅延装置 270 複素レークフィルタ 272 遅延装置 274 スケーリング装置 276 遅延装置 278 位相デランダマイザ 280,282 干渉復調器および再変調器 284 加算装置 286 位相ランダマイザ 288 干渉プロセッサ 290 減算器回路 292 位相デランダマイザ 294,296 実信号相関器 300−310 レークフィンガ 312 ディジタル相関器 314 シフトレジスタ 316,318 ウィンナ型フィルタ 320,322 リニア乗算器 324 バス 326 加算回路 328 アルファトラッカ回路 330 スイッチ 334 複素レークフィルタ 336 レークフィルタ 338,340 エスティメータ 342 遅延回路 344 レークフィルタ 346 位相デランダマイザ 348,350 干渉復調器および再変調器 352 スケーリング装置 354 加算回路 356 位相ランダマイザ 358 チャンネルモデル回路 360 遅延装置 362 減算器回路 364 遅延回路 366 レークフィルタ 368 位相デランダマイザ 370,372 実信号相関器 374 遅延回路 376 加算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9297−5K H04L 27/22 Z

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定および移動無線ユニット間にダイレ
    クトシーケンス拡散スペクトルを用い、そしてパイロッ
    ト信号基準を含む、ディジタル無線リンクを形成ユニッ
    ト向けの装置において、 前記装置は、各々がパイロット信号基準の振幅を測定す
    るための手段(装置)と、そして受信されるべき信号の
    最大遅延拡散に等しい順序ないしオーダの拡散コード位
    相の隣接スパンをカバーする測定されたパイロット振幅
    に従って振幅を重み付けするための手段(装置)とを含
    む複数のレークフィンガーを含むレーク受信機と、 各レークフィンガーの出力に接続された、そして組み合
    わせられた出力信号を発生するように配置された、第1
    加算手段(装置)と、 前記組み合わせられた出力信号を受け取るために接続さ
    れ、そして受信されるべき信号を再構成するために前記
    信号を復調するよう配置されている相関手段(装置)
    と、総パイロット信号エネルギーに固有な信号を発生す
    るための第2加算手段(装置)と、 前記総パイロットエネルギー信号をスケーリングするた
    めのスケーリング手段(装置)と、 そして少なくとも1つの公知のスプレッディングコード
    の干渉源からの干渉をキャンセルするための手段(装
    置)と、を含み、 ここにおいて前記キャンセル手段(装置)は、前記第1
    加算手段(装置)からの、および前記スケーリング手段
    (装置)からの、出力信号を受けるように配置されてい
    る、ことを特徴とする固定無線ユニットと移動無線ユニ
    ットとの間のディジタル無線リンク形成ユニット向け装
    置。
  2. 【請求項2】 前記キャンセル手段(装置)は、各予想
    される干渉に関する干渉復調器および再変調器を有し、 そして各干渉復調器および再変調器が、干渉信号を復調
    するための干渉相関器と、 受信されたサンプルの絶対値を発生するよう配置され
    た、前記干渉相関器の出力に接続にされた乗算手段(装
    置)と、 第2加算装置から得られた測定された総パイロットエネ
    ルギーのレシプロカルないし逆数によって前記サンプル
    をスケーリングするためのスケーリング手段(装置)
    と、 前記サンプルを平均化するための平均化手段(装置)
    と、 そして前記干渉相関器に加えられた信号を再変調するた
    めに配置された再変調用手段(装置)とを含むような、
    請求項1項記載の装置。
  3. 【請求項3】 各干渉復調器および再変調器からの出力
    が加算手段(装置)に加られ、その出力が、インフェー
    ズコードによって前記信号を組み合わせるための第1乗
    算手段(装置)と、および直交フェーズコードを持って
    前記信号を組み合わせるための第2乗算手段(装置)と
    を含む位相ランダマイズ手段(装置)に加えられるよう
    な、請求項2項記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記キャンセル手段(装置)が、2つの
    カスケード接続された複素有限インパルスレスポンスフ
    ィルタを含む干渉プロセッサを有するような請求項2ま
    たは3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記第1有限インパルスレスポンスフィ
    ルタが、第1、第2、第3および第4フィルタ、ここに
    おいて実信号コンポーネントは前記第1および第2フィ
    ルタの第1入力に接続され、虚コンポーネントは第3お
    よび第4フィルタに接続されるフィルタ、と、 前記第1フィルタからの出力を前記第4フィルタからの
    出力から減算するための減算器手段(装置)と、 第2フィルタからの出力を前記第3フィルタからの出力
    に組み合わせるための加算手段(装置)と、 制御信号を受け取るための第1スレッショールド手段
    (装置)と、 異なる制御信号を受け取るための、そしてそれに依存し
    て出力信号を発生するよう配置された第2スレッショー
    ルド手段(装置)と、 前記第1および第2スレッショールド手段(装置)から
    の出力信号を反転させるためのインバータ手段(装置)
    とを含み、 ここにおいて前記第1スレッショールド手段(装置)か
    らの前記出力信号が前記第1および第3フィルタの第2
    入力に加えられ、そして第2スレッショールド手段(装
    置)からの出力信号が前記第2および第4フィルタの第
    2入力に加えられるような、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記第2有限インパルスレスポンスフィ
    ルタが、第1、第2、第3および第4フィルタを含み、
    ここにおいて前記第1および第2フィルタはその第1入
    力において前記減算器手段(装置)からの出力信号を受
    け、前記第3および第4フィルタはその第1入力におい
    て前記加算手段(装置)からの出力信号を受け、前記第
    1および第3フィルタはその第2入力において制御信号
    を受けるように配置され、そして前記第2および第4フ
    ィルタはその第2入力において異なる制御信号を受ける
    ように配置されており、 ここにおいて前記第1および第4フィルタからの出力信
    号は、実信号コンポーネントを発生させるために別の加
    算回路に加えられ、そして第2および第3フィルタから
    の出力は虚信号コンポーネントを発生するために別の減
    算器手段(装置)に接続されているような、請求項5記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 前記干渉プロセッサが、第1,第2,第
    3および第4フィルタ、ここにおいて前記第1および第
    2フィルタはその第1入力において実信号コンポーネン
    トを受け取るように配置され、そして前記第3および第
    4フィルタはその第1入力において虚信号コンポーネン
    トを受け取るように配置されるフィルタ、と、 実フィルタ係数に関して前記第1および第3フィルタの
    第2入力に制御信号を提供するための第1処理手段(装
    置)と、 虚フィルタ係数に関して前記第2および第4フィルタの
    第2入力に制御信号を提供するための第2処理手段(装
    置)と、 実信号コンポーネントを発生するために前記第1および
    第4フィルタからの出力を受けるように配置された減算
    器手段(装置)と、 そして虚信号コンポーネントを発生させるために前記第
    2および第3フィルタからの出力信号を受け取るように
    配置された加算手段(装置)と、を含むような請求項4
    記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記位相デランダマイザが、実信号コン
    ポーネントを受け取るために、そしてそれを第1コード
    発生器から発生された第1コードと組み合わせるよう配
    置された第1乗算手段(装置)と、 虚信号コンポーネントを受け取るために、そしてそれを
    第2コード発生器によって発生された第2コードと組み
    合わせるための第2乗算手段(装置)とを含むような、
    請求項2から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 各レークフィンガが、第1および第2出
    力信号を発生するように配置されたパイロットを基にし
    たエスティメータを含み、 その第1出力は複素レークフィルタに加えられ、その第
    2出力は測定されたパイロットエネルギーを表示し、前
    記複素レークフィルタは第1位相デランダマイズ手段
    (装置)に接続された出力を有し、その出力は第1およ
    び第2干渉復調器および再変調器に接続され、それらは
    前記測定されたパイロットエネルギー信号を受け取るス
    ケーリング手段(装置)によって発生された出力信号に
    接続され、そしてそれによって制御され、前記第1およ
    び第2干渉復調器および再変調器が、プロセッサ手段
    (装置)に適用されるための出力信号を発生する位相ラ
    ンダム化(ランダマイズ)手段(装置)に加えられる出
    力信号を発生し、前記プロセッサ手段(装置)は、前記
    複素レークフィルタからの出力信号を、そのさらに別の
    入力で受ける減算手段(装置)に加えられる出力信号を
    発生するように配置され、前記減算手段(装置)からの
    出力信号を受けるための、そして受け取られたデータ信
    号を再構築するために配置された複数の信号相関手段
    (装置)に加える出力信号を発生するための、第2位相
    デランダマイズ手段(装置)と、を含むような、請求項
    1記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記レークフィルタが、第1、第2、
    第3および第4フィルタ、前記第1および第2フィルタ
    はその第1入力において実信号コンポーネントを受け取
    るよう配置され、そして前記第3および第4フィルタは
    その第1入力において虚信号コンポーネントを受け取る
    ように配置されているフィルタ、と、実信号コンポーネ
    ントを発生させるために前記第1フィルタからの出力と
    前記第4フィルタからの出力とを加算するよう配置され
    た加算手段(装置)と、 そして虚信号コンポーネントを発生するために前記第2
    フィルタの出力を前記第3フィルタの出力から減算する
    ために配置された減算器手段(装置)とを含み、ここに
    おいて前記第1および第3フィルタはその第2入力にお
    いて制御信号を受け取るよう配置され、そして前記第2
    および第4フィルタはその第2入力において制御信号を
    受け取るよう配置されているような、請求項9記載の装
    置。
  11. 【請求項11】 前記パイロットを基にしたエスティメ
    ータが、パイロット信号を取り扱うための、そして第1
    ウィンナフィルタに加えるための実信号コンポーネント
    および第2ウィンナフィルタに加えるための虚信号コン
    ポーネントを発生する相関手段(装置)、ここにおいて
    前記第1ウィンナおよび第2ウィンナフィルタは前記出
    力信号を二乗するためのそれぞれの乗算手段(装置)に
    加えられる出力信号を発生する、と、 前記二乗された信号を加算し、そしてトラッキング手段
    (装置)の入力に加えられるべき信号を発生するための
    加算手段(装置)とを含み、 前記トラッキング手段(装置)からの出力信号は、前記
    加算手段(装置)からの前記出力信号をさらに別の加算
    手段(装置)に接続するためにスイッチング装置を制御
    するための出力信号を提供するためにスレッショールド
    装置に加えられ、このさらに別の加算手段(装置)は、
    各レークフィンガにおける各加算手段(装置)の前記出
    力に接続された、およびレークフィンガの各々からの出
    力信号を加算するために配置され、そして前記スケーリ
    ング手段(装置)に加えるためのそれぞれ出力信号を発
    生する複数の入力を持っており、 前記ウィンナフィルタ、前記第1加算手段(装置)およ
    び前記スレッショールド手段(装置)からの前記出力信
    号が前記レークフィルタに加えるためにバス装置に接続
    されているような請求項9または10記載の装置。
  12. 【請求項12】 各レークフィンガが、各レークフィン
    ガの外側の第1レークフィルタの入力に接続された出力
    を持っているパイロットを基にしたエスティメータ、そ
    の出力は、第1および第2干渉復調器および再変調器へ
    の入力信号を発生するための第1位相デランダマイズ手
    段(装置)に接続されており、前記パイロットを基にし
    たエスティメータはスケーリング手段(装置)に加える
    ための別の出力信号を発生し、前記スケーリング手段
    (装置)は前記干渉復調器および再変調器を制御するた
    めの出力信号を発生するエスティメータ、と、 各干渉復調器および再変調器からの出力を組み合わせる
    ための加算手段(装置)、その出力は位相確立化装置に
    加えられ、その出力は前記パイロットを基にしたエステ
    ィメータからの制御信号を受けるよう配置されたチャン
    ネルモデル手段(装置)の入力に接続されている、加算
    手段(装置)、と、 前記チャンネルモデル手段(装置)からの出力信号信号
    を前記ベースバンド入力信号に組み合わせるための、そ
    してその出力を、前記パイロットを基にしたエスティメ
    ータからの制御信号を受けるために配置された第2レー
    クフィルタの入力に加えるための減算器手段(装置)
    と、を含み前記第2レークフィルタは第2位相デランダ
    マイズ手段(装置)の入力に接続され、その出力は受け
    取られたデータ信号を再構築するために複数の信号相関
    装置に接続されているような、請求項1記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記チャンネルモデル手段(装置)
    が、各々その第1入力において実信号コンポーネントを
    受ける第1および第2フィルタ、および各々その第1入
    力において虚信号コンポーネントを受ける第3および第
    4フィルタとを含み、前記第1および前記第4フィルタ
    からの出力は実信号コンポーネントを発生するために減
    算手段(装置)に加えられ、前記第2および第3フィル
    タからの出力は虚信号コンポーネントを発生するために
    加算手段(装置)に加えられ、前記第1および第3フィ
    ルタはその第2入力において反転された順序で制御信号
    を受け取るように配置され、そして前記第2および第4
    フィルタはその第2入力において反転された順序で異な
    る制御信号を受け取るように配置されているような、請
    求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記パイロットを基にしたエスティメ
    ータが第1基地局からの信号を取り扱うように配置さ
    れ、そして前記第1複素レークフィルタが前記第1基地
    局からの信号を取り扱うように配置され、 ここにおいて第2パイロットを基にしたエスティメータ
    が第2基地局からの信号を取り扱うために備えられ、前
    記第2レークフィルタが前記第2基地局からの信号を取
    り扱うように配置され、前記チャンネルモデル手段(装
    置)が前記第1基地局からの信号を取り扱うように配置
    され、前記第2レークフィルタが前記チャンネルモデル
    手段(装置)からの制御信号および前記第2パイロット
    を基にしたエスティメータからのデータ信号を受け取る
    ように配置されているような、請求項12または13記
    載の装置。
  15. 【請求項15】 前記第2レークフィルタが減算器手段
    (装置)からの出力信号をその入力において受け取り、
    減算器手段(装置)はその第1入力において前記ベース
    バンド入力信号を、そしてその第2入力において前記チ
    ャンネルモデル手段(装置)からの出力信号を受け取る
    ような、請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 さらに別のチャンネルモデル手段(装
    置)が備えられ、そして各チャンネルモデル手段(装
    置)からの出力信号が加算手段(装置)のそれぞれの入
    力に加えられ、その出力は減算器回路に加えられ、前記
    減算器手段(装置)がそのさらに別の入力において前記
    ベースバンド入力信号を受け取るように配置され、そし
    て前記第2基地局からの信号を取り扱うように配置され
    ている前記レーク第2フィルタを制御するための出力信
    号を提供するような、請求項12および14記載の装
    置。
  17. 【請求項17】 干渉が複数の基地局から発生されるよ
    うな、請求項1から16までのいずれか1項記載の装
    置。
  18. 【請求項18】 有限インパルスレスポンスフィルタが
    半複素フィルタであるような、請求項4記載の装置。
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GB9317205.4 1993-08-18
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