JPH076662U - 蓄冷剤内蔵の缶入飲料保冷容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】缶入り清涼飲料、缶ビール１個を対象とした保
冷容器であって、軽量化、小形化、携帯の便利化を計る
ことを目的とする。 【構成】発泡スチロール２等の断熱材を内張りとし、か
つ氷の缶詰等の蓄冷剤を内臓した蓋付きカプセル状保冷
容器。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、缶入り清涼飲料水やビール等を個別に保冷するカプセル状保冷容器 に関する。

【０００２】

【従来の技術】

飲料物を保冷して携帯するためには魔法瓶が使用されるが、炭酸清涼飲料や缶 ビールには使用出来ない。その場合には缶詰、瓶詰のままクーラーボックスに収 納すればよいのであるが、車ならばともかく、サイクリング、ハイキング、スポ ーツ観戦、軽登山等の場合はクーラーボックス自体が重く嵩張り携帯には不便で あった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

携帯するには嵩張って大き過ぎる不便なクーラーボックスを極力小形にし、収 容物を個別単位に保冷する容器とする。

【０００４】

【考案を解決するための手段】

クーラーボックスの機能を有した缶入り清涼飲料、ビール等１個用の軽量保冷 容器を、断熱材を内張した円筒状カプセル容器として作製し、該カプセル容器の 蓋の裏側に氷の缶詰等の蓄冷剤を装着することにより飲料物１個用のクーラーカ プセルとなし携帯に便利にすることを課題とする。

【０００５】

【作 用】

数時間保冷出来るためスポーツ活動、スポーツ観戦、軽装ハイキング等自動販 売機、店舗が無い場所においても冷たい飲料物を飲むことが出来る。該保冷容器 は使い捨てでなく繰返し使用するものであり空き缶は再度保冷容器に収納して持 ち帰り環境美化に役立たせる。

【０００６】

【実施例】

実施例を図面により説明すると図１は本考案の、缶入り清涼飲料、缶ビール等 を収納した保冷容器の一部断面正面図であり、（１）はプラスチック製のカプセ ル状容器でネジ込み式で開閉でき（２）は断熱材として内張りした発泡スチロー ルである。（３）は蓄冷剤として氷の缶詰を利用した例であり、（４）は被冷却 対象物を示す。図２は図１のＡＡ線断面図であり図示のように被冷却対象物（４ ）を収納した空気循環用縦方向波形溝を発泡スチロール（２）に形成してある。 なお、図１は缶入り被冷却対象物とした例図であるが、缶に限定するものではな く、瓶詰にも本考案の構成を利用して使用できることは勿論である。

【０００７】

【効 果】

被冷却対象物を１品単位でカプセル状冷却容器に収納したので軽量にして小形 化でき、クーラーボックスのように重く嵩張らず携帯が便利であるばかりでなく 、店舗や自動販売機の無い場所への行動が任意となり何時でも自由に冷たい飲料 が自給できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案のカプセル状保冷容器の一部断面正面
図。

【図２】 図１のＡＡ線断面図。

【符号の説明】

１ カプセル状冷却容器 ２ 発泡スチロール ３ 氷の缶詰 ４ 被冷却対象物

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項 １】缶入り清涼飲料水、ビール等を個別に収
   納する断熱材内装のカプセル状容器において、該カプセ
   ル状容器の蓋の裏側に氷の缶詰又は合成樹脂フィルム製
   被覆等による蓄冷剤を装着したことを特徴とする保冷容
   器。
2. 【請求項 ２】中身が水の缶詰で、中の水を凍らせて氷
   の缶詰にすることにより、冷却用蓄冷剤とした前記請求
   項１に記載の氷の缶詰。