JPH076549U - 制動機構及び変速装置 - Google Patents

制動機構及び変速装置

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JPH076549U
JPH076549U JP3608593U JP3608593U JPH076549U JP H076549 U JPH076549 U JP H076549U JP 3608593 U JP3608593 U JP 3608593U JP 3608593 U JP3608593 U JP 3608593U JP H076549 U JPH076549 U JP H076549U
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JP
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gear
transmission
braking
band brake
brake
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JP3608593U
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English (en)
Inventor
賢司 唐沢
Original Assignee
栃木富士産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実な制動を行える制動機構と、これを用い
た変速装置を提供する。 【構成】 この考案の変速装置1は第3のギヤ25,2
7を制動すると第1と第2のギヤ13,17間で変速を
行う変速ギヤ機構3と、バンドブレーキ85が作動する
とスラスト力発生手段67により噛合いクラッチ53を
噛合わせて第3のギヤ25,27を制動する制動機構5
と、変速時の変速ギヤ機構3の相対回転を許容するワン
ウェイクラッチ7とを備えたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、バンドブレーキを用いた制動機構と、この制動機構を用いた変速 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開昭64−30948号公報に図5のような「2速歯車箱」が記載されてい る。これは、車両の補機にエンジンの駆動力を伝達する変速装置201であり、 エンジン側のサンギヤ203及び補機側のサンギヤ205と、これらと各別に噛 合うと共に一体に形成されたピニオンギヤ207,209と、ピニオンギヤ20 7,209を回転自在に支承するピニオンキャリヤ211と、各サンギヤ203 ,205間に配置されたワンウェイクラッチ213と、ピニオンキャリヤ211 の回転を制動するバンドブレーキ215とを備えている。
【0003】 バンドブレーキ215が解除されると、エンジンの駆動力はワンウェイクラッ チ213を介してサンギヤ203から205側へ等速で伝達される。又、バンド ブレーキ215が締結されると、エンジンの駆動力はサンギヤ203とピニオン ギヤ207,209とサンギヤ205との噛合いにより増速される。このとき、 サンギヤ203,205間の相対回転はワンウェイクラッチ213により許容さ れる。こうして、バンドブレーキ215により変速操作が行われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のような変速装置201では、大トルクを扱う場合など、バンド ブレーキ215の制動力が不充分であり、バンドブレーキ215に滑りが生じる と、発熱により耐久性が低下すると共に、所定の変速比が得られない。しかし、 バンドブレーキ215の容量を大きくすると大きな操作力が必要になり変速装置 201が大型化すると共に、変速時に大きな衝撃が発生して変速装置201と補 機とに悪影響を与えるからバンドブレーキ215を大型にすることはできない。
【0005】 そこで、この考案は、連結時に適度な滑りが許容されると共に連結後は滑りが 発生しない制動機構及びこの制動機構により操作される変速装置の提供を目的と する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の制動機構は、ブレーキバンドの締付力で回転部材を制動するバンド ブレーキと、このバンドブレーキが作動するとスラスト力を発生するスラスト力 発生手段と、前記回転部材と静止側部材間に設けられこのスラスト力を受けて噛 合う噛合いクラッチとを備えたことを特徴とする。
【0007】 又、この考案の変速装置は、第1と第2のギヤが入力軸と出力軸とに各別に連 結されこれらのギヤと噛合った第3のギヤの回転を制動すると入力回転を変速す る変速ギヤ機構と、この第3ギヤを回転部材とする請求項1記載の制動機構と、 変速ギヤ機構の第1ギヤ側と第2ギヤ側間に配置され変速時の相対回転を許容す るワンウェイクラッチとを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
この考案の制動機構において、バンドブレーキが締結されると回転部材が制動 されると共に、スラスト力発生手段のスラスト力を受けて噛合いクラッチが噛合 い回転部材の回転がロックされる。
【0009】 このように、噛合いクラッチにより回転部材の回転がロックされるからバンド ブレーキを大型にせずに回転部材の制動を確実に行えると共に、噛合いクラッチ が噛合うとバンドブレーキの負担が軽減されるから、バンドブレーキの滑り出し 及び発熱と損耗とが防止され、耐久性が向上する。又、バンドブレーキの締結後 噛合いクラッチが噛合うまでの間にバンドブレーキにより入力回転が減速される から、制動に伴なう衝撃が軽減する。
【0010】 この考案の変速装置において、制動機構が開放されていると入力軸から第1ギ ヤに入力した回転はワンウェイクラッチを介して第2ギヤから出力軸へ等速で伝 達される。又、制動機構により第3ギヤの回転が制動されると入力回転は変速ギ ヤ機構で変速されて出力軸を回転させる。この変速時の相対回転はワンウェイク ラッチにより許容される。
【0011】 上記のように、制動機構の噛合いクラッチにより第3ギヤがロックされるから 制動力が不足することはなく、所定の変速比が得られる。又、噛合いクラッチに よりバンドブレーキの滑りが防止されるから、発熱と損耗とが防止され、耐久性 が向上する。又、従来例と異って、制動力をバンドブレーキだけに頼らないから 、バンドブレーキ及び装置全体の小型化が可能である。更に、噛合いクラッチが 噛合うまでの間にバンドブレーキによって入力回転が減速されるから変速操作に 伴う衝撃が軽減される。
【0012】
【実施例】
図1と図2とにより第1実施例(制動機構及び変速装置)の説明をする。左右 の方向は図1での左右の方向であり、符号を附していない部材等は図示されてい ない。
【0013】 変速装置1は車両のエンジンと補機との間に配置されており。ダブルピニオン のプラネタリーギヤ式変速ギヤ機構3と制動機構5とワンウェイクラッチ7とリ ターンスプリング9とを備えている。
【0014】 変速ギヤ機構3はケーシング11(静止側部材)に収納されており、インター ナルギヤ13(第1のギヤ)は入力軸15と一体に形成され、サンギヤ17(第 2のギヤ)はキー19とボルト21とにより出力軸23に固定されている。外側 と内側のピニオンギヤ25,27(第3のギヤ)はそれぞれベアリング29を介 してピニオンシャフト31に支承され、各ピニオンシャフト31は両端を左右の ピニオンキャリヤ33,35に支持されている。これらのピニオンキャリヤ33 ,35は図2に示す連結部37を介して一体にされている。
【0015】 入力軸15はエンジンにより回転駆動される。インターナルギヤ13と入力軸 15はベアリング39,41を介してケーシング11に支承され、入力軸15と ケーシング11との間にはシール43が配置されている。サンギヤ17は左端部 をベアリング45によりケーシング11に支承され、右端部をベアリング47に よってインターナルギヤ13に支承されている。出力軸23は補機に連結されて おり、その外周にはリング49が固定され、リング49とケーシング11との間 にはOリング51が配置されている。
【0016】 ワンウェイクラッチ7はインターナルギヤ13とサンギヤ17との間に配置さ れている。下記のように、ピニオンキャリヤ33,35の回転(ピニオンギヤ2 5,27の公転)が制動されると入力軸15の回転はインターナルギヤ13、ピ ニオンギヤ25,27、サンギヤ17を介して増速されて補機を回転させる。ワ ンウェイクラッチ7はこのときのインターナルギヤ13とサンギヤ17間の相対 回転を許容する。又、ピニオンキャリヤ33,35の制動を解除すると入力回転 はワンウェイクラッチ7を介して等速で補機に伝達される。
【0017】 左のピニオンキャリヤ33はサンギヤ17の外周上に相対回転及び左右移動自 在に配置されており、ピニオンキャリヤ33とケーシング11との間には噛合い クラッチ53が形成されている。又、ピニオンキャリヤ33とケーシング11と の間にはピニオンキャリヤ33を噛合いクラッチ53の噛合い解除方向に付勢す るリターンスプリング9が配置され、サンギヤ17にはピニオンキャリヤ33の 止め輪55が装着されている。
【0018】 図1のように、ピニオンキャリヤ33にはインターナルギヤ13の径方向外側 に円筒部57が形成されており、円筒部57の外周には円錐部59が形成されて いる。この円錐部59の周囲には内側に異形パッド61が接着されたブレーキバ ンド63が配置されている。異形パッド61には円錐部59と接触する部分に円 錐部65が形成されている。各円錐部59,65は噛合いクラッチ53側が大径 側になっており、スラスト力発生手段67を構成している。
【0019】 図2のように、ブレーキバンド63の一端69はケーシング11に固定され、 他の一端71はロッド73に固定されている。ロッド73の他の一端は、リンク 75の作用点に揺動自在に取付けられており、ロッド73はケーシング11に軸 方向移動自在に支持され、ロッド73とケーシング11との間にはシール77が 配置されている。リンク75はピン79によってケーシング11に揺動自在に支 持され、その作用点にはブレーキワイヤー81が固定されている。ブレーキワイ ヤー81はケーシング11に支持されたブレーキホース83の内部を通り、油圧 アクチュエータのピストンに連結されている。こうして、バンドブレーキ85が 構成されている。又、噛合いクラッチ53とスラスト力発生手段67とバンドブ レーキ85とで制動機構5が構成されている。
【0020】 油圧アクチュエータがブレーキワイヤー81を引きリンク75とロッド73と を介してブレーキバンド63が引かれるとバンドブレーキ85が作動する。この とき、円錐部59,65での摺動によりピニオンキャリヤ33の回転が減速され ると共に、バンドブレーキ85の締付力87を受けて円錐部59,65間でスラ スト力89が発生し、リターンスプリング9に抗してピニオンキャリヤ33を左 方に移動させ、噛合いクラッチ53を噛合わせる。こうして、ピニオンギヤ25 ,27の公転が制動され、上記のように、変速ギヤ機構3が変速状態になる。
【0021】 又、油圧アクチュエータによるブレーキバンド63の引付けが解除されるとバ ンドブレーキ85の制動力とスラスト力89とが消失し、リターンスプリング9 によりピニオンキャリヤ33が右方へ戻り、噛合いクラッチ53の噛合いが解除 される。こうして、ピニオンギヤ25,27の公転がフリーとなり、上記のよう に、入力回転はワンウェイクラッチ7を介して等速で補機に伝達される。
【0022】 こうして、変速装置1が構成されている。
【0023】 制動機構5において、ピニオンキャリヤ33のロックは噛合いクラッチ53が 行うからバンドブレーキ85を大型にせずに小さな操作力で確実な制動が行える 。又、噛合いクラッチ53によりバンドブレーキ85の負担が軽減されるから、 バンドブレーキ85の滑り出し、発熱、損耗などが防止され耐久性が向上する。 又、噛合いクラッチ53が噛合う前にバンドブレーキ85により入力回転が減速 されるから、制動に伴う衝撃が軽減される。
【0024】 変速装置1は、制動機構5で変速操作を行うことにより、ピニオンキャリヤ3 3の制動が確実に行われ所定の変速比が得られる。又、バンドブレーキ85の発 熱による損傷が防止されると共に、変速に当っての衝撃が軽減されるから変速装 置1と補機との耐久性が向上する。又、バンドブレーキ85の小型化により変速 装置1の小型化が可能である。
【0025】 次に、図3と図4とにより第2実施例の説明をする。以下、第1実施例と同機 能の部材の説明は省略する。左右の方向は図3と図4での左右の方向であり、符 号を附していない部材等は図示されていない。
【0026】 この実施例の変速装置91は変速ギヤ機構3と制動機構93とワンウェイクラ ッチ7とリターンスプリング9とを備えている。又、制動機構93はバンドブレ ーキ95とスラスト力発生手段97と噛合いクラッチ99とを備えている。
【0027】 左のピニオンキャリヤ101はサンギヤ17の外周上に相対回転及び左右移動 自在に配置されており、ピニオンキャリヤ101とケーシング11との間には噛 合いクラッチ99が形成されている。ピニオンキャリヤ101にはインターナル ギヤ13の径方向外側に円筒部103が形成されている。バンドブレーキ95の ブレーキバンド63の内側にはスラストリング105が摺動可能に配置されてい る。円筒部103とスラストリング105とは互いに噛合ったスラスト溝107 ,109(スラスト力発生手段97)で連結されている。図4は円筒部103側 のスラスト溝107を示し、ピニオンキャリヤ101のトルク111は矢印方向 に作用する。
【0028】 従って、バンドブレーキ95が作動するとブレーキバンド63とスラストリン グ105間の摺動抵抗によりピニオンキャリヤ101の回転が減速されると共に スラスト溝107,109にトルク111が掛って生じたスラスト力113によ りピニオンキャリヤ101が左へ移動操作され、噛合いクラッチ99が噛合う。 こうして、ピニオンキャリヤ101の回転がロックされ、エンジンの駆動力は変 速ギヤ機構3で変速されて補機に伝達される。又、バンドブレーキ95の締結を 解除するとその制動力とスラスト力113とが消失し、リターンスプリング9に より噛合いクラッチ99の噛合いが解除される。こうして、ピニオンキャリヤ1 01の回転がフリーになり、エンジンの回転はワンウェイクラッチ7を介して等 速で補機に伝達される。
【0029】 制動機構93は、噛合いクラッチ99を用いたことにより、バンドブレーキ9 5を小型にしてもピニオンキャリヤ101の確実な制動が行えると共に、バンド ブレーキ95の負担が軽減して耐久性が向上し、制動時の衝撃が軽減される。又 、スラスト力発生手段97は伝達トルクを利用するから第1実施例でのスラスト 力発生手段67より大きなスラスト力を得ることが可能である。
【0030】 又、変速装置91は、制動機構93を用いたことにより、ピニオンキャリヤ1 01の制動が確実であると共に、バンドブレーキ95の発熱が防止され変速時の 衝撃が軽減されるから補機を含めた耐久性が向上する。又、バンドブレーキ95 の小型化に伴った小型化が可能である。
【0031】 なお、スラスト力発生手段97のスラスト溝107,109はねじやヘリカル スプラインでもよい。
【0032】
【考案の効果】 この考案の制動機構は、バンドブレーキが締結されるとスラスト力発生手段の スラスト力に操作される噛合いクラッチにより回転部材の回転をロックするよう に構成したから、確実な制動力が得られると共にバンドブレーキの滑り出しと、 発熱とが防止されて耐久性が向上する。又、制動時の衝撃が軽減されると共にバ ンドブレーキの小型化が可能である。
【0033】 又、この考案の変速装置は、上記の制動機構を用いて変速操作するように構成 したから、第3ギヤの確実な制動により所定の変速比が得られると共に、変速時 の衝撃が軽減されて耐久性が向上し、制動機構の小型化に伴った小型化が可能で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の縦断面図であり、図2のB−B断
面である。
【図2】第1実施例の横断面図であり、図1のA−A断
面である。
【図3】第2実施例の縦断面図である。
【図4】第2実施例でのスラスト力発生手段を示す断面
図である。
【図5】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1,91 変速装置 3 変速ギヤ機構 5,93 制動機構 7 ワンウェイクラッチ 11 ケーシング(静止側部材) 13 インターナルギヤ(第1のギヤ) 15 入力軸 17 サンギヤ(第2のギヤ) 23 出力軸 25,27 ピニオンギヤ(第3のギヤ) 53,99 噛合いクラッチ 63 ブレーキバンド 67,97 スラスト力発生手段 85,95 バンドブレーキ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキバンドの締付力で回転部材を制
    動するバンドブレーキと、このバンドブレーキが作動す
    るとスラスト力を発生するスラスト力発生手段と、前記
    回転部材と静止側部材間に設けられこのスラスト力を受
    けて噛合う噛合いクラッチとを備えたことを特徴とする
    制動機構。
  2. 【請求項2】 第1と第2のギヤが入力軸と出力軸とに
    各別に連結されこれらのギヤと噛合った第3のギヤの回
    転を制動すると入力回転を変速する変速ギヤ機構と、こ
    の第3ギヤを回転部材とする請求項1記載の制動機構
    と、変速ギヤ機構の第1ギヤ側と第2ギヤ側間に配置さ
    れ変速時の相対回転を許容するワンウェイクラッチとを
    備えたことを特徴とする変速装置。
JP3608593U 1993-06-30 1993-06-30 制動機構及び変速装置 Pending JPH076549U (ja)

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