JPH0763483B2 - 矯正骨切り用ガイド治具及びガイド器具 - Google Patents
矯正骨切り用ガイド治具及びガイド器具Info
- Publication number
- JPH0763483B2 JPH0763483B2 JP4050398A JP5039892A JPH0763483B2 JP H0763483 B2 JPH0763483 B2 JP H0763483B2 JP 4050398 A JP4050398 A JP 4050398A JP 5039892 A JP5039892 A JP 5039892A JP H0763483 B2 JPH0763483 B2 JP H0763483B2
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- JP
- Japan
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- wire
- fixed
- angle
- movable
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/14—Surgical saws ; Accessories therefor
- A61B17/15—Guides therefor
- A61B17/151—Guides therefor for corrective osteotomy
- A61B17/152—Guides therefor for corrective osteotomy for removing a wedge-shaped piece of bone
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/14—Surgical saws ; Accessories therefor
- A61B17/15—Guides therefor
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は上腕骨その他矯正を要す
る部位の骨切りに用いられる矯正骨切り用ガイド治具及
びガイド器具に関するものである。
る部位の骨切りに用いられる矯正骨切り用ガイド治具及
びガイド器具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、先天性奇形や後天性変形、た
とえば外傷や炎症による関節の不動や曲折等の骨の異常
について整形外科の治療の一つとして矯正骨切り手術が
行なわれてきた。しかし、この手術には切断場所の確定
は勿論のこと、この確定後においても骨切りの傾斜角度
や幅の設定にＸ線撮影を利用して正確に行なわねばなら
ず、手術部位の状況判断や手術用外科器械の設定に手間
と時間がかかっていた。
とえば外傷や炎症による関節の不動や曲折等の骨の異常
について整形外科の治療の一つとして矯正骨切り手術が
行なわれてきた。しかし、この手術には切断場所の確定
は勿論のこと、この確定後においても骨切りの傾斜角度
や幅の設定にＸ線撮影を利用して正確に行なわねばなら
ず、手術部位の状況判断や手術用外科器械の設定に手間
と時間がかかっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の技
術では手術部位の確定と器具の設定、さらに骨切りの実
行等に相当な時間を要し、Ｘ線による被爆作用も問題で
あり、切断角度の相違のため複数回に亘って骨切りをす
ることにもなり、患者に長時間の苦痛を与える等の難点
があった。施術場所の確定にガイドワイヤーを使用する
ことによって手術もし易くなってきたが、矯正骨切り時
のガイドワイヤーの設定について確立した手段はなかっ
た。
術では手術部位の確定と器具の設定、さらに骨切りの実
行等に相当な時間を要し、Ｘ線による被爆作用も問題で
あり、切断角度の相違のため複数回に亘って骨切りをす
ることにもなり、患者に長時間の苦痛を与える等の難点
があった。施術場所の確定にガイドワイヤーを使用する
ことによって手術もし易くなってきたが、矯正骨切り時
のガイドワイヤーの設定について確立した手段はなかっ
た。
【０００４】本発明の目的は上記のような事情に鑑み、
矯正骨切り用ガイド治具を簡潔に且つ正確に手術部位に
設置すると共に、手術部位の正面からの傾斜角度及び側
面での傾斜角度を明確にして立体的な骨切りを精密に設
定することができる矯正骨切り用ガイド治具及びガイド
器具を提供しようとするものである。
矯正骨切り用ガイド治具を簡潔に且つ正確に手術部位に
設置すると共に、手術部位の正面からの傾斜角度及び側
面での傾斜角度を明確にして立体的な骨切りを精密に設
定することができる矯正骨切り用ガイド治具及びガイド
器具を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第１発明として、表示板に一端を固定し直線状に延
び、目盛を有する基準ワイヤーと前記表示板に軸支部で
回動可能に軸支され、目盛を有する可動ワイヤーとを設
け、この可動ワイヤーの指針部によって前記基準ワイヤ
ーと可動ワイヤーとのなす角度を表示すると共に所定角
度で前記可動ワイヤーを固定するようにした角度計と、
垂直部の長孔部を重ね合わせて摺動、回動、固定を可能
に軸支部により係合した２つのＴ字形器具と、これらＴ
字形器具の一方の水平部を固定辺として前記角度計の基
準ワイヤーを挿入固定可能とし、他方のＴ字形器具の水
平部は案内辺としてガイドを介して前記固定された可動
ワイヤーを挿入可能としたガイド器具と、前記ガイド器
具が所定角度で固定された後、一方の固定辺に挿入され
るガイドワイヤーと、他方の案内辺にガイドを介して挿
入されるガイドワイヤーと、複数のガイドワイヤー用貫
通孔を一列に設け、この列と平行な固定用孔を有する固
定器具と、この固定器具の固定用孔に挿入される固定部
を垂直部の下端に有し、水平部に案内溝を有するＴ字形
ハンドルと、を備えた矯正骨切り用ガイド治具とした。
め、第１発明として、表示板に一端を固定し直線状に延
び、目盛を有する基準ワイヤーと前記表示板に軸支部で
回動可能に軸支され、目盛を有する可動ワイヤーとを設
け、この可動ワイヤーの指針部によって前記基準ワイヤ
ーと可動ワイヤーとのなす角度を表示すると共に所定角
度で前記可動ワイヤーを固定するようにした角度計と、
垂直部の長孔部を重ね合わせて摺動、回動、固定を可能
に軸支部により係合した２つのＴ字形器具と、これらＴ
字形器具の一方の水平部を固定辺として前記角度計の基
準ワイヤーを挿入固定可能とし、他方のＴ字形器具の水
平部は案内辺としてガイドを介して前記固定された可動
ワイヤーを挿入可能としたガイド器具と、前記ガイド器
具が所定角度で固定された後、一方の固定辺に挿入され
るガイドワイヤーと、他方の案内辺にガイドを介して挿
入されるガイドワイヤーと、複数のガイドワイヤー用貫
通孔を一列に設け、この列と平行な固定用孔を有する固
定器具と、この固定器具の固定用孔に挿入される固定部
を垂直部の下端に有し、水平部に案内溝を有するＴ字形
ハンドルと、を備えた矯正骨切り用ガイド治具とした。
【０００６】第２発明として、基準ワイヤーの目盛によ
り所定位置を定めると共にこの基準ワイヤーに対して所
定角度で固定された可動ワイヤーを有する角度計と、２
つのＴ字形器具の垂直部の長孔部を重ね合わせて軸支部
で係合し、水平部に固定辺と案内辺とを設けたガイド器
具とを備え、前記角度計の基準ワイヤーに固定辺を係合
し、可動ワイヤーにガイドを介して案内辺を係合して軸
支部で２つのＴ字形器具を固定することにより、固定辺
と案内辺とのなす角が所定角度のクサビ状であるガイド
器具とした。
り所定位置を定めると共にこの基準ワイヤーに対して所
定角度で固定された可動ワイヤーを有する角度計と、２
つのＴ字形器具の垂直部の長孔部を重ね合わせて軸支部
で係合し、水平部に固定辺と案内辺とを設けたガイド器
具とを備え、前記角度計の基準ワイヤーに固定辺を係合
し、可動ワイヤーにガイドを介して案内辺を係合して軸
支部で２つのＴ字形器具を固定することにより、固定辺
と案内辺とのなす角が所定角度のクサビ状であるガイド
器具とした。
【０００７】
【作用】第１発明では、角度計の表示板に一端を固定し
直線状に延びて目盛を有する基準ワイヤーがあり、可動
ワイヤーは軸支部により回動可能であるので、正面から
見た角度に応じて可動ワイヤーを回動して固定すれば、
基準ワイヤーと可動ワイヤーとのなす角度がクサビ状の
傾斜と合致した正確な傾斜角度に設定できる。この基準
ワイヤーにガイド器具の一方のＴ字形器具の水平部に設
けた固定辺を挿入し、目盛に合わせて固定し、他方のＴ
字形器具の水平部の案内辺にガイドを介して可動ワイヤ
ーを挿入し、２つのＴ字形器具を軸支部で固定すれば角
度計の示す正確な所定角度にガイド器具の固定辺と案内
辺とが設定される。 このガイド器具を用いてそれぞれ固
定辺と案内辺に沿ってガイドワイヤーを設定することに
より正面側のクサビ状傾斜角を正確に設定することがで
きる。
直線状に延びて目盛を有する基準ワイヤーがあり、可動
ワイヤーは軸支部により回動可能であるので、正面から
見た角度に応じて可動ワイヤーを回動して固定すれば、
基準ワイヤーと可動ワイヤーとのなす角度がクサビ状の
傾斜と合致した正確な傾斜角度に設定できる。この基準
ワイヤーにガイド器具の一方のＴ字形器具の水平部に設
けた固定辺を挿入し、目盛に合わせて固定し、他方のＴ
字形器具の水平部の案内辺にガイドを介して可動ワイヤ
ーを挿入し、２つのＴ字形器具を軸支部で固定すれば角
度計の示す正確な所定角度にガイド器具の固定辺と案内
辺とが設定される。 このガイド器具を用いてそれぞれ固
定辺と案内辺に沿ってガイドワイヤーを設定することに
より正面側のクサビ状傾斜角を正確に設定することがで
きる。
【０００８】第２発明では、基準ワイヤーに対して所定
角度で固定された可動ワイヤーを有する角度計とを組合
わせることにより、ガイド器具の固定辺と案内辺とのな
す角度が所定角度に設定することができ、これら固定辺
と案内辺によりガイドワイヤーの打込みのガイドとなり
正確なクサビ状角度が得られるようになった。
角度で固定された可動ワイヤーを有する角度計とを組合
わせることにより、ガイド器具の固定辺と案内辺とのな
す角度が所定角度に設定することができ、これら固定辺
と案内辺によりガイドワイヤーの打込みのガイドとなり
正確なクサビ状角度が得られるようになった。
【０００９】次いでガイドワイヤーのそれぞれをガイド
ワイヤー固定器具の貫通孔へ挿入し、固定孔へＴ字形ハ
ンドルの固定部を挿入固定することにより、Ｔ字形ハン
ドルが設定され、一対の案内溝のなす角度により側面側
の傾斜角が設定される。
ワイヤー固定器具の貫通孔へ挿入し、固定孔へＴ字形ハ
ンドルの固定部を挿入固定することにより、Ｔ字形ハン
ドルが設定され、一対の案内溝のなす角度により側面側
の傾斜角が設定される。
【００１０】
【実施例】以下、実施例として示した図面を参照して本
発明を説明する。図１及び図２において、１は角度計で
あり、２は基準ワイヤーで、目盛３を有し、表示板に一
端を固定し、直線状に延びている。４は可動ワイヤー
で、可動部４ａと指針部４ｂとからなり、目盛５を有
し、軸支部６で回動自在に軸支されている。基準ワイヤ
ー２と可動ワイヤー４とは共に後述のガイドワイヤー1
6、17と同径に構成されている。７は角度の表示板であ
る。
発明を説明する。図１及び図２において、１は角度計で
あり、２は基準ワイヤーで、目盛３を有し、表示板に一
端を固定し、直線状に延びている。４は可動ワイヤー
で、可動部４ａと指針部４ｂとからなり、目盛５を有
し、軸支部６で回動自在に軸支されている。基準ワイヤ
ー２と可動ワイヤー４とは共に後述のガイドワイヤー1
6、17と同径に構成されている。７は角度の表示板であ
る。
【００１１】 図３〜図６において、８はガイド器具で、
２つのＴ字形器具９、10の垂直部に設けた長孔部11、12
を重ね合わせて軸支部13で、２つのＴ字形器具９、10が
互いに摺動、回動、固定できるようになっている。14は
ガイドワイヤーの固定辺、15はガイドワイヤーの打込み
器具の案内辺である。固定辺14は貫通孔14ａと止定部14
ｂを有し、貫通孔14ａは角度計１の基準ワイヤー２又は
図７(イ)(ロ)に示すように実際に骨に打込まれるガイドワ
イヤー16又は17が挿入され固定される径となっている。
２つのＴ字形器具９、10の垂直部に設けた長孔部11、12
を重ね合わせて軸支部13で、２つのＴ字形器具９、10が
互いに摺動、回動、固定できるようになっている。14は
ガイドワイヤーの固定辺、15はガイドワイヤーの打込み
器具の案内辺である。固定辺14は貫通孔14ａと止定部14
ｂを有し、貫通孔14ａは角度計１の基準ワイヤー２又は
図７(イ)(ロ)に示すように実際に骨に打込まれるガイドワ
イヤー16又は17が挿入され固定される径となっている。
【００１２】 案内辺15には案内孔15ａがあり、角度計１
の可動ワイヤー４を挿入するには、案内辺15にガイド18
又は19を利用する。又、可動ワイヤー４を取外すにはガ
イド18又は19を抜いた後に、スリット部を利用すれば容
易である。又、ガイドワイヤ ー16又は17も図７(ハ)(ニ)に
示すようにガイド18又は19を利用して挿入可能になって
いる。図８〜図１０において、20はガイドワイヤー固定
器具で、１列に設けた複数のガイドワイヤー用貫通孔21
を有し、この列と平行な固定用孔22を有する。
の可動ワイヤー４を挿入するには、案内辺15にガイド18
又は19を利用する。又、可動ワイヤー４を取外すにはガ
イド18又は19を抜いた後に、スリット部を利用すれば容
易である。又、ガイドワイヤ ー16又は17も図７(ハ)(ニ)に
示すようにガイド18又は19を利用して挿入可能になって
いる。図８〜図１０において、20はガイドワイヤー固定
器具で、１列に設けた複数のガイドワイヤー用貫通孔21
を有し、この列と平行な固定用孔22を有する。
【００１３】 図１１〜図１２において、23はＴ字形ハン
ドルで、垂直部端に固定部24を有し、前記固定器具20の
固定用孔22に嵌合され固定されるようになっている。25
は水平部で、案内溝26を設けている。図１３は骨切りの
正面傾斜角度設定を示す正面図で、例えば２０度の傾斜
を有する場合を示す。前記角度計（図１）によって可動
ワイヤー４を固定ワイヤー２に対して２０度に設定す
る。この角度計を用いガイド器具８の固定辺14と案内辺
15とをそれぞれ固定ワイヤー２及び可動ワイヤー４に合
わせると２０度に設定され、軸支部13により固定され
る。
ドルで、垂直部端に固定部24を有し、前記固定器具20の
固定用孔22に嵌合され固定されるようになっている。25
は水平部で、案内溝26を設けている。図１３は骨切りの
正面傾斜角度設定を示す正面図で、例えば２０度の傾斜
を有する場合を示す。前記角度計（図１）によって可動
ワイヤー４を固定ワイヤー２に対して２０度に設定す
る。この角度計を用いガイド器具８の固定辺14と案内辺
15とをそれぞれ固定ワイヤー２及び可動ワイヤー４に合
わせると２０度に設定され、軸支部13により固定され
る。
【００１４】 このガイド器具を図１３に示すように、骨
27に打込んだ第１のガイドワイヤー16に固定辺14を挿通
し、案内辺15にガイド19を介して第２のガイドワイヤー
17を打込むことにより、所定角度のクサビ状の正面傾斜
角度設定ができる。 図１４は４本のガイドワイヤー16、
17、16ａ、17ａを設定した段階を示し、図１５は側面傾
斜角度設定をする場合を示すもので、ガイドワイヤー16
を一方の固定器具20の貫通孔21に挿通し、他方の固定器
具20の貫通孔21に他方のガイドワイヤー17を挿通して所
定の角度になった時、貫通孔21にそれぞれガイドワイヤ
ー16ａ、17ａを打込んで固定器具20が固定される。 固定
器具20の固定に際してはそれぞれＴ字形ハンドル23の案
内溝に角度計の基準ワイヤー及び可動ワイヤーを用いれ
ば容易である。骨切り用切削工具を用いて、ガイドワイ
ヤーに沿って切削してゆけば所定のクサビ状骨の切削が
行なわれる。
27に打込んだ第１のガイドワイヤー16に固定辺14を挿通
し、案内辺15にガイド19を介して第２のガイドワイヤー
17を打込むことにより、所定角度のクサビ状の正面傾斜
角度設定ができる。 図１４は４本のガイドワイヤー16、
17、16ａ、17ａを設定した段階を示し、図１５は側面傾
斜角度設定をする場合を示すもので、ガイドワイヤー16
を一方の固定器具20の貫通孔21に挿通し、他方の固定器
具20の貫通孔21に他方のガイドワイヤー17を挿通して所
定の角度になった時、貫通孔21にそれぞれガイドワイヤ
ー16ａ、17ａを打込んで固定器具20が固定される。 固定
器具20の固定に際してはそれぞれＴ字形ハンドル23の案
内溝に角度計の基準ワイヤー及び可動ワイヤーを用いれ
ば容易である。骨切り用切削工具を用いて、ガイドワイ
ヤーに沿って切削してゆけば所定のクサビ状骨の切削が
行なわれる。
【００１５】 図１６はクサビ状に切取った骨28を示す。
【００１６】
【発明の効果】上記のように本発明の第１発明及び第２
発明では角度計を用いて、ガイド器具が所定角度のクサ
ビ状の正面傾斜角度設定が行なわれ、このガイド器具を
用いて第１のガイドワイヤーを挿通して固定することに
より、第２のガイドワイヤーの打込み角度が自動的に設
定でき、皮膚の表面に突出しない限度の切削範囲が設定
でき、患者の皮膚に外傷を残さないよう精密な準備がで
きるようになった。固定器具とＴ字形ハンドルとにより
少なくとも４本のガイドワイヤーを打込むことにより側
面傾斜角度設定が確実に行なわれる。
発明では角度計を用いて、ガイド器具が所定角度のクサ
ビ状の正面傾斜角度設定が行なわれ、このガイド器具を
用いて第１のガイドワイヤーを挿通して固定することに
より、第２のガイドワイヤーの打込み角度が自動的に設
定でき、皮膚の表面に突出しない限度の切削範囲が設定
でき、患者の皮膚に外傷を残さないよう精密な準備がで
きるようになった。固定器具とＴ字形ハンドルとにより
少なくとも４本のガイドワイヤーを打込むことにより側
面傾斜角度設定が確実に行なわれる。
【００１７】 上記正面及び側面傾斜角度設定により、ク
サビ状の骨切り範囲が精密に設定され、骨切り切削工具
を操作することにより切削が敏速に且つ正確にできるよ
うになった。従って、医師等の施術者の負担も軽く又患
者に対するＸ線の被爆量も軽減され、必要な範囲の骨切
りを簡単に繰り返して行なうことができるようになっ
た。
サビ状の骨切り範囲が精密に設定され、骨切り切削工具
を操作することにより切削が敏速に且つ正確にできるよ
うになった。従って、医師等の施術者の負担も軽く又患
者に対するＸ線の被爆量も軽減され、必要な範囲の骨切
りを簡単に繰り返して行なうことができるようになっ
た。
【図１】角度計の平面図
【図２】角度計の側面図
【図３】ガイド器具の平面図
【図４】ガイド器具の側面図
【図５】案内辺の側面図
【図６】案内辺の断面図
【図７】ガイドワイヤー及びそのガイドの平面図
【図８】固定器具の平面図
【図９】固定器具の側面図
【図１０】固定器具の左側面図
【図１１】Ｔ字形ハンドルの平面図
【図１２】同側面図
【図１３】骨切りをする骨の正面図
【図１４】骨切りをする骨の側面図で４本のガイドワイ
ヤーを示す
ヤーを示す
【図１５】同骨に固定器具を取付けた状態を示す側面図
【図１６】クサビ状骨の斜視図
１ 角度計 ２ 基準ワイヤー ３、５ 目盛 ４ 可動ワイヤー ６、13 軸支部 ７ 表示板 ８ ガイド器具 ９、10 Ｔ字形器具 11、12 長孔部 14 固定辺 15 案内辺 16、17 ガイドワイヤー 18、19 ガイド 20 固定器具 21 貫通孔 22 固定用孔 23 Ｔ字形ハンドル 24 固定部 26 案内溝 27 骨
Claims (2)
- 【請求項１】 表示板に一端を固定し直線状に延び、目
盛を有する基準ワイヤーと前記表示板に軸支部で回動可
能に軸支され、目盛を有する可動ワイヤーとを設け、こ
の可動ワイヤーの指針部によって前記基準ワイヤーと可
動ワイヤーとのなす角度を表示すると共に所定角度で前
記可動ワイヤーを固定するようにした角度計と、 垂直部の長孔部を重ね合わせて摺動、回動、固定を可能
に軸支部により係合した２つのＴ字形器具と、これらＴ
字形器具の一方の水平部を固定辺として前記角度計の基
準ワイヤーを挿入固定可能とし、他方のＴ字形器具の水
平部は案内辺としてガイドを介して前記固定された可動
ワイヤーを挿入可能としたガイド器具と、前記ガイド器
具が所定角度で固定された後、一方の固定辺に挿入され
るガイドワイヤーと、他方の案内辺にガイドを介して挿
入されるガイドワイヤーと、 複数のガイドワイヤー用貫通孔を一列に設け、この列と
平行な固定用孔を有する固定器具と、 この固定器具の固定用孔に挿入される固定部を垂直部の
下端に有し、水平部に案内溝を有するＴ字形ハンドル
と、 を備えたことを特徴とする矯正骨切り用ガイド治具 。 - 【請求項２】 基準ワイヤーの目盛により所定位置を定
めると共にこの基準ワイヤーに対して所定角度で固定さ
れた可動ワイヤーを有する角度計と、２つのＴ字形器具
の垂直部の長孔部を重ね合わせて軸支部で係合し、水平
部に固定辺と案内辺とを設けたガイド器具とを備え、前
記角度計の基準ワイヤーに固定辺を係合し、可動ワイヤ
ーにガイドを介して案内辺を係合して軸支部で２つのＴ
字形器具を固定することにより、固定辺と案内辺とのな
す角が所定角度のクサビ状であることを特徴とするガイ
ド器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4050398A JPH0763483B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 矯正骨切り用ガイド治具及びガイド器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4050398A JPH0763483B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 矯正骨切り用ガイド治具及びガイド器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05245159A JPH05245159A (ja) | 1993-09-24 |
| JPH0763483B2 true JPH0763483B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=12857771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4050398A Expired - Lifetime JPH0763483B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 矯正骨切り用ガイド治具及びガイド器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0763483B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GR1003028B (el) * | 1998-02-25 | 1998-12-10 | �. ���/��� | Οργανο σκοπευσης και τοποθετησης οδηγων βελονων εις το οστουν |
| US8083746B2 (en) * | 2004-05-07 | 2011-12-27 | Arthrex, Inc. | Open wedge osteotomy system and surgical method |
| WO2012106477A1 (en) | 2011-02-01 | 2012-08-09 | Nextremity Solutions, Llc | Bone defect repair device and method |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4621630A (en) * | 1983-04-15 | 1986-11-11 | Pfizer Hospital Products Group, Inc. | Guide for femoral neck osteotomy |
| US4718413A (en) * | 1986-12-24 | 1988-01-12 | Orthomet, Inc. | Bone cutting guide and methods for using same |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP4050398A patent/JPH0763483B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05245159A (ja) | 1993-09-24 |
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