JPH0762575B2 - オイルセパレータ - Google Patents
オイルセパレータInfo
- Publication number
- JPH0762575B2 JPH0762575B2 JP1050930A JP5093089A JPH0762575B2 JP H0762575 B2 JPH0762575 B2 JP H0762575B2 JP 1050930 A JP1050930 A JP 1050930A JP 5093089 A JP5093089 A JP 5093089A JP H0762575 B2 JPH0762575 B2 JP H0762575B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- discharge gas
- oil
- compressor
- compressor discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B43/00—Arrangements for separating or purifying gases or liquids; Arrangements for vaporising the residuum of liquid refrigerant, e.g. by heat
- F25B43/02—Arrangements for separating or purifying gases or liquids; Arrangements for vaporising the residuum of liquid refrigerant, e.g. by heat for separating lubricants from the refrigerant
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/10—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filter plates, sheets or pads having plane surfaces
- B01D46/12—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filter plates, sheets or pads having plane surfaces in multiple arrangements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D50/00—Combinations of methods or devices for separating particles from gases or vapours
- B01D50/20—Combinations of devices covered by groups B01D45/00 and B01D46/00
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 背景技術 冷凍装置で使われているねじ圧縮機に於ては通常、シー
ル、潤滑及び冷却のためのオイルが使用されている。か
かるオイルは圧縮機の作動室内に噴射され、従って圧縮
されるべき冷媒ガス内に噴射されることとなる。従って
圧縮機吐出ガスは通常圧縮された冷媒ガス内に同伴する
オイルを含んでいる。かかるオイルの存在は冷凍装置の
熱交換機能を妨害し或いは冷凍装置の効率を減少させ
る。伝熱面の減少を防止し離れた場所からオイルを冷凍
装置に返還する量を減し且シール、潤滑及び冷却に必要
な十分なオイル供給量をオイル溜めに確保しておくため
に、かかる同伴オイル量はできるだけ低いレベルに維持
される。かかかるオイルの除去又は分離は通常、圧縮機
吐出口と凝縮器の間の適切な場所で行われる。
ル、潤滑及び冷却のためのオイルが使用されている。か
かるオイルは圧縮機の作動室内に噴射され、従って圧縮
されるべき冷媒ガス内に噴射されることとなる。従って
圧縮機吐出ガスは通常圧縮された冷媒ガス内に同伴する
オイルを含んでいる。かかるオイルの存在は冷凍装置の
熱交換機能を妨害し或いは冷凍装置の効率を減少させ
る。伝熱面の減少を防止し離れた場所からオイルを冷凍
装置に返還する量を減し且シール、潤滑及び冷却に必要
な十分なオイル供給量をオイル溜めに確保しておくため
に、かかる同伴オイル量はできるだけ低いレベルに維持
される。かかかるオイルの除去又は分離は通常、圧縮機
吐出口と凝縮器の間の適切な場所で行われる。
本発明に於ては冷媒ガスの同伴オイルを除去し且集める
ために、ディスチャージディフレクタ、デミスタ及びコ
ーレサ（凝集器）の組合せにより複数の流路方向の変更
が行われる。コーレサで除去されるオイル以外の分離さ
れるオイルの全ては直接オイル溜めに排出される。冷媒
ガスとその同伴オイルは少なくとも２回衝突作用を受
け、それによって流路方向が変化しデミスタに到達する
前に慣性力によってできる限り多くのオイルが取除かれ
る、というのはかかるオイルの除去量はデミスタに対し
て及び同伴オイルの衝突、収集及びオイル溜めへの排出
に於ける流れの抵抗に対して直接的且一時的効果を有す
るからである。
ために、ディスチャージディフレクタ、デミスタ及びコ
ーレサ（凝集器）の組合せにより複数の流路方向の変更
が行われる。コーレサで除去されるオイル以外の分離さ
れるオイルの全ては直接オイル溜めに排出される。冷媒
ガスとその同伴オイルは少なくとも２回衝突作用を受
け、それによって流路方向が変化しデミスタに到達する
前に慣性力によってできる限り多くのオイルが取除かれ
る、というのはかかるオイルの除去量はデミスタに対し
て及び同伴オイルの衝突、収集及びオイル溜めへの排出
に於ける流れの抵抗に対して直接的且一時的効果を有す
るからである。
本発明の目的はねじ圧縮機に於て効率的なオイル分離を
提供することである。
提供することである。
本発明の他の目的は分離されたオイルの大部分を直接オ
イル溜めに排出すべく構成されたオイルセパレータを提
供することにある。これらの目的及び以下の説明で明ら
かになるであろう他の目的は本発明によって達成され
る。
イル溜めに排出すべく構成されたオイルセパレータを提
供することにある。これらの目的及び以下の説明で明ら
かになるであろう他の目的は本発明によって達成され
る。
基本的には水平型ねじ圧縮機からの吐出ガスは半径方向
に且ほぼ下方に導かれ、そこでオイルの液面及び／又は
ディスチャージディフレクタと衝突する。ディスチャー
ジディフレクタは一般に約45゜から50゜の角度で拡がる
湾曲したトラフの形状をしている。かかるディスチャー
ジディフレクタの湾曲部は圧縮機の吐出口から隔置され
ており、またディスチャージディフレクタは圧縮機吐出
口を囲んでいる。吐出ガス流れはトラフ内のオイル液面
と及び／又はディスチャージディフレクタと衝突するこ
とによって流れの方向が変化し、オイルの一部分は流路
方向が変化するときの慣性力によってオイル溜め内に及
び／又はトラフの面上に集められる。かかるトラフによ
って圧縮機吐出ガス流れはその内側面に沿って上方に導
かれ分割板の下側面に衝突し、かかる分割板は水平から
僅かな角度だけ傾斜しておりそれによって分割板の下側
面に衝突して集められたオイルはかかる傾斜面に沿って
流れ、重力によってオイル溜めに排出される。吐出ガス
流れは分割板の下側面に衝突することによって方向変換
をするが、分割板から下方に延在するバッフル板と衝突
することによっても方向変換し、それによっても慣性力
によってオイルは集められる。吐出ガス流れはその後順
次二つのデミスタパッドを通過しオイルセパレータのハ
ウジング端部に衝突し上方に方向変換する。かくして圧
縮機吐出ガスは方向変換してコーレサ装置内に入り、そ
のときデミスタを通過したガス流れは180゜方向変換す
ることとなる。ガス流れはコーレサ装置の壁部を通過し
同伴オイルはコーレサ装置のエレメントである凝集媒体
に捕えられる。凝集したオイルはコーレサ装置の外周面
上に集められ傾斜した分割板の上側面上に滴り落ち、更
にオイル戻し連結部を経由して排出されて圧縮機の低圧
側に戻される。殆どオイルを含まない冷媒ガスはオイル
セパレータから吐出されて冷凍装置の凝縮器に送出され
る。
に且ほぼ下方に導かれ、そこでオイルの液面及び／又は
ディスチャージディフレクタと衝突する。ディスチャー
ジディフレクタは一般に約45゜から50゜の角度で拡がる
湾曲したトラフの形状をしている。かかるディスチャー
ジディフレクタの湾曲部は圧縮機の吐出口から隔置され
ており、またディスチャージディフレクタは圧縮機吐出
口を囲んでいる。吐出ガス流れはトラフ内のオイル液面
と及び／又はディスチャージディフレクタと衝突するこ
とによって流れの方向が変化し、オイルの一部分は流路
方向が変化するときの慣性力によってオイル溜め内に及
び／又はトラフの面上に集められる。かかるトラフによ
って圧縮機吐出ガス流れはその内側面に沿って上方に導
かれ分割板の下側面に衝突し、かかる分割板は水平から
僅かな角度だけ傾斜しておりそれによって分割板の下側
面に衝突して集められたオイルはかかる傾斜面に沿って
流れ、重力によってオイル溜めに排出される。吐出ガス
流れは分割板の下側面に衝突することによって方向変換
をするが、分割板から下方に延在するバッフル板と衝突
することによっても方向変換し、それによっても慣性力
によってオイルは集められる。吐出ガス流れはその後順
次二つのデミスタパッドを通過しオイルセパレータのハ
ウジング端部に衝突し上方に方向変換する。かくして圧
縮機吐出ガスは方向変換してコーレサ装置内に入り、そ
のときデミスタを通過したガス流れは180゜方向変換す
ることとなる。ガス流れはコーレサ装置の壁部を通過し
同伴オイルはコーレサ装置のエレメントである凝集媒体
に捕えられる。凝集したオイルはコーレサ装置の外周面
上に集められ傾斜した分割板の上側面上に滴り落ち、更
にオイル戻し連結部を経由して排出されて圧縮機の低圧
側に戻される。殆どオイルを含まない冷媒ガスはオイル
セパレータから吐出されて冷凍装置の凝縮器に送出され
る。
最良の実施例の説明 各図に於て符号10は本発明によるオイルセパレータを概
括的に示す。オイルセパレータ10の外側はほぼ円筒形形
状のケーシング12によって構成されており、かかるケー
シングはねじ圧縮機のケーシングにボルトによって又は
他の適切な方法によって取付けられており、第１図、第
３図及び第５図で点線で示されているシリンダ／ロータ
組立体14の一部分をその内部に受入れている。ケーシン
グ12は分割板16によって分割されており、第５図に詳細
に示されているようにかかる分割板はケーシング12の全
長に亙っては延在していない。分割板16は分割バッフル
シール60に溶接されておりそれによってケーシング12は
チャンバ18及び19に分割される。第３図及び第４図につ
いて説明すると、点線で示されている分割板16は僅かな
角度例えば１〜６度、好ましくは３度だけ水平面から傾
いており、分割板の下方にあるケーシング12の部分によ
ってチャンバ18を郭定する円の大きな部分とチャンバ19
を郭定する円の小さな部分の両者が郭定される。円筒形
チャンバ20はケーシング12のうち、分割板16によって分
割されていない部分内に配置されており、分割バッフル
シール60によって部分的に郭定されている。
括的に示す。オイルセパレータ10の外側はほぼ円筒形形
状のケーシング12によって構成されており、かかるケー
シングはねじ圧縮機のケーシングにボルトによって又は
他の適切な方法によって取付けられており、第１図、第
３図及び第５図で点線で示されているシリンダ／ロータ
組立体14の一部分をその内部に受入れている。ケーシン
グ12は分割板16によって分割されており、第５図に詳細
に示されているようにかかる分割板はケーシング12の全
長に亙っては延在していない。分割板16は分割バッフル
シール60に溶接されておりそれによってケーシング12は
チャンバ18及び19に分割される。第３図及び第４図につ
いて説明すると、点線で示されている分割板16は僅かな
角度例えば１〜６度、好ましくは３度だけ水平面から傾
いており、分割板の下方にあるケーシング12の部分によ
ってチャンバ18を郭定する円の大きな部分とチャンバ19
を郭定する円の小さな部分の両者が郭定される。円筒形
チャンバ20はケーシング12のうち、分割板16によって分
割されていない部分内に配置されており、分割バッフル
シール60によって部分的に郭定されている。
水平型ねじ圧縮機はそのシリンダ／ロータ組立体14の部
分だけが点線で示されており、ねじ付きボルト孔22内に
ねじ込まれたボルト（図示なし）によってケーシング12
に取付けられている。シリンダ／ロータ組立体14はケー
シング12の開口部24を貫通して延在している。第１図に
詳細に示されているようにオイル溜め26の液面は通常サ
イトグラス28及び29に示されるべき液面レベル範囲にあ
り、シリンダ／ロータ組立体14は通常部分的にオイル内
に浸されている。圧縮機の吐出口は水平面から約45゜下
方に傾いた角度で半径方向に吐出する形状をしており、
従って圧縮機吐出ガスは通常オイル溜め26の液面に衝突
するか或いはオイル溜め26の液面下に吐出されることが
ある。これによって既にオイルを含んでいる圧縮機吐出
ガスにオイル溜めからのオイルが同伴することとなり、
オイル除去の問題が更に深刻になる。
分だけが点線で示されており、ねじ付きボルト孔22内に
ねじ込まれたボルト（図示なし）によってケーシング12
に取付けられている。シリンダ／ロータ組立体14はケー
シング12の開口部24を貫通して延在している。第１図に
詳細に示されているようにオイル溜め26の液面は通常サ
イトグラス28及び29に示されるべき液面レベル範囲にあ
り、シリンダ／ロータ組立体14は通常部分的にオイル内
に浸されている。圧縮機の吐出口は水平面から約45゜下
方に傾いた角度で半径方向に吐出する形状をしており、
従って圧縮機吐出ガスは通常オイル溜め26の液面に衝突
するか或いはオイル溜め26の液面下に吐出されることが
ある。これによって既にオイルを含んでいる圧縮機吐出
ガスにオイル溜めからのオイルが同伴することとなり、
オイル除去の問題が更に深刻になる。
オイル除去の第一段階では、第１図、第３図及び第５図
に示されているディスチャージディフレクタ30が設けら
れており、第１図及び第５図では圧縮機吐出口から観察
したディスチャージディフレクタ30が示されている。第
３図に詳細に示されているようにディスチャージディフ
レクタ30は約45゜から50゜の角度に亙って延在する湾曲
した案内板を備えている。シリンダ／ロータ組立体14の
形状に整合した形状を有する側壁30b及び30cと共に湾曲
面30aによってシリンダ／ロータ組立体14を取囲む湾曲
形状のトラフが吐出口に形成されており、かかるトラフ
はシリンダ／ロータ組立体14と共働することによって上
方に延在する出口だけを有する。ディスチャージディフ
レクタ30はオイル溜め26の液面下まで延在しており、従
ってオイルは同一液面高さにてオイル溜めに存在する傾
向がある。しかしながら幾つかの要因、例えばディスチ
ャージディフレクタ30とシリンダ／ロータ組立体14間の
シールの程度、オイル溜めの液面高さ及び吐出ガスを流
量及び流速によって、オイルの一部分はディスチャージ
ディフレクタによって郭定されるトラフの外に飛散るこ
とがある。ディスチャージディフレクタ30に衝突した圧
縮機吐出ガスは流れの方向が変化すると慣性力によって
幾らかの同伴オイルを放出するかもしれないが、しかし
オイルが飛散ることによってもまたオイルを同伴するこ
とがある。
に示されているディスチャージディフレクタ30が設けら
れており、第１図及び第５図では圧縮機吐出口から観察
したディスチャージディフレクタ30が示されている。第
３図に詳細に示されているようにディスチャージディフ
レクタ30は約45゜から50゜の角度に亙って延在する湾曲
した案内板を備えている。シリンダ／ロータ組立体14の
形状に整合した形状を有する側壁30b及び30cと共に湾曲
面30aによってシリンダ／ロータ組立体14を取囲む湾曲
形状のトラフが吐出口に形成されており、かかるトラフ
はシリンダ／ロータ組立体14と共働することによって上
方に延在する出口だけを有する。ディスチャージディフ
レクタ30はオイル溜め26の液面下まで延在しており、従
ってオイルは同一液面高さにてオイル溜めに存在する傾
向がある。しかしながら幾つかの要因、例えばディスチ
ャージディフレクタ30とシリンダ／ロータ組立体14間の
シールの程度、オイル溜めの液面高さ及び吐出ガスを流
量及び流速によって、オイルの一部分はディスチャージ
ディフレクタによって郭定されるトラフの外に飛散るこ
とがある。ディスチャージディフレクタ30に衝突した圧
縮機吐出ガスは流れの方向が変化すると慣性力によって
幾らかの同伴オイルを放出するかもしれないが、しかし
オイルが飛散ることによってもまたオイルを同伴するこ
とがある。
第３図及び第５図について説明すると、圧縮機吐出ガス
の流れはシリンダ／ロータ組立体14及びディスチャージ
ディフレクタ30によって郭定される上方に延在する出口
を通って、シリンダ／ロータ組立体14の一方の側に於け
る垂直上方の流れを形成し、傾斜しているがほぼ水平で
ある分割板16の底面上に衝突する。かかる吐出ガス流れ
が分割板16と衝突することによって第５図の矢印で示さ
れるように流れの方向が変化し、慣性力によって同伴オ
イルのかなりの量は分離され大きな液滴の形となって分
割板16上に付着し、かくして分割板16上に沈積したオイ
ルは液滴となって滴り落ち且／又は、分割板16の傾斜に
よってチャンバ18を郭定しているケーシング12の内側壁
に重力によって流れ落ち、更に下方に流れてオイル溜め
26に至る。
の流れはシリンダ／ロータ組立体14及びディスチャージ
ディフレクタ30によって郭定される上方に延在する出口
を通って、シリンダ／ロータ組立体14の一方の側に於け
る垂直上方の流れを形成し、傾斜しているがほぼ水平で
ある分割板16の底面上に衝突する。かかる吐出ガス流れ
が分割板16と衝突することによって第５図の矢印で示さ
れるように流れの方向が変化し、慣性力によって同伴オ
イルのかなりの量は分離され大きな液滴の形となって分
割板16上に付着し、かくして分割板16上に沈積したオイ
ルは液滴となって滴り落ち且／又は、分割板16の傾斜に
よってチャンバ18を郭定しているケーシング12の内側壁
に重力によって流れ落ち、更に下方に流れてオイル溜め
26に至る。
分割板16の底面に衝突した吐出ガス流れはほぼ180゜方
向転換をさせられ、より大きな流路断面にて分散し更に
ほぼ90゜方向変換をしてバッフルプレート34を通過して
流れ、かかる方向変化の各々に於て同伴オイルを真直ぐ
な経路上に押し進める傾向がある慣性力の働きによって
オイル除去が成し遂げられる。
向転換をさせられ、より大きな流路断面にて分散し更に
ほぼ90゜方向変換をしてバッフルプレート34を通過して
流れ、かかる方向変化の各々に於て同伴オイルを真直ぐ
な経路上に押し進める傾向がある慣性力の働きによって
オイル除去が成し遂げられる。
かくしてオイルの微細な液滴又はミストだけを含む冷媒
ガスは、第１図に示されるようにオイル溜め26に部分的
に浸されているデミスタパッド40及び42をそれぞれ連続
的に通過する。デミスタパッド40及び42と衝突すること
によってガスのオイルが除去され、かかるオイルがデミ
スタパッドの細いワイヤメッシュ内で集められると、重
力によって下方に流れ出てオイル溜め26によって郭定さ
れるオイル槽が維持される。ガスがデミスタパッドに達
するとデミスタパッドによって循環オイルのほぼ99.9％
は抽出される。デミスタパッド42は分割バッフルシール
60と共働して、チャンバ20を郭定し且チャンバ20をチャ
ンバ18及び19から分割する。
ガスは、第１図に示されるようにオイル溜め26に部分的
に浸されているデミスタパッド40及び42をそれぞれ連続
的に通過する。デミスタパッド40及び42と衝突すること
によってガスのオイルが除去され、かかるオイルがデミ
スタパッドの細いワイヤメッシュ内で集められると、重
力によって下方に流れ出てオイル溜め26によって郭定さ
れるオイル槽が維持される。ガスがデミスタパッドに達
するとデミスタパッドによって循環オイルのほぼ99.9％
は抽出される。デミスタパッド42は分割バッフルシール
60と共働して、チャンバ20を郭定し且チャンバ20をチャ
ンバ18及び19から分割する。
かくしてオイル同伴量がより少なくなった冷媒ガスはデ
ミスタパッド42を通過してチャンバ20内に入ると、冷媒
ガスは更に180゜方向変換する、というのは第４図に示
されているようにチャンバ20からの唯一の排出路はコー
レサ（凝集器）50内に開口されプレート53に設けられた
開口部51及び52を経由しなければならないからである。
コーレサ50のプレート53は分割バッフルシール60にガス
ケットと共にボルトによって取付けられている。コーレ
サ50は一部分がグラスファイバによって構成されてお
り、全体がほぼ円筒形状をしており更に入口としてのみ
機能する開口部51及び52以外の開口部を有していない。
開口部51及び52を通ってコーレサ50内に入った冷媒ガス
は円筒形のガラス繊維壁を通過してチャンバ19に至り、
それによって同伴オイルはコーレサ50の凝集媒体に捕獲
される。かくして捕獲されたオイルは、コーレサ50の外
側面上に集められ、集められたオイルに働く重力が粘性
力に打勝つと重力によって下方に滴り落ちる。かかるオ
イルは傾いた分割板16の先端部上に集められ、更に下方
に流れてチャンバ19の下端部に到達し、そこからオイル
はオイル戻り結合部70を経由して除去され圧縮機の低圧
側に取入れられる。必要な場合には、分割板16に結合部
70に隣接して窪みを設けてよく、かくして溜り部が形成
されることによってオイルを集めるのに役立てることが
できる。かくしてほぼオイルを含まない冷媒ガスがコー
レサ50からチャンバ19内に流れ、ガス出口結合部72を経
由してオイルセパレータ10から排出され凝縮器（図示な
し）に送られる。
ミスタパッド42を通過してチャンバ20内に入ると、冷媒
ガスは更に180゜方向変換する、というのは第４図に示
されているようにチャンバ20からの唯一の排出路はコー
レサ（凝集器）50内に開口されプレート53に設けられた
開口部51及び52を経由しなければならないからである。
コーレサ50のプレート53は分割バッフルシール60にガス
ケットと共にボルトによって取付けられている。コーレ
サ50は一部分がグラスファイバによって構成されてお
り、全体がほぼ円筒形状をしており更に入口としてのみ
機能する開口部51及び52以外の開口部を有していない。
開口部51及び52を通ってコーレサ50内に入った冷媒ガス
は円筒形のガラス繊維壁を通過してチャンバ19に至り、
それによって同伴オイルはコーレサ50の凝集媒体に捕獲
される。かくして捕獲されたオイルは、コーレサ50の外
側面上に集められ、集められたオイルに働く重力が粘性
力に打勝つと重力によって下方に滴り落ちる。かかるオ
イルは傾いた分割板16の先端部上に集められ、更に下方
に流れてチャンバ19の下端部に到達し、そこからオイル
はオイル戻り結合部70を経由して除去され圧縮機の低圧
側に取入れられる。必要な場合には、分割板16に結合部
70に隣接して窪みを設けてよく、かくして溜り部が形成
されることによってオイルを集めるのに役立てることが
できる。かくしてほぼオイルを含まない冷媒ガスがコー
レサ50からチャンバ19内に流れ、ガス出口結合部72を経
由してオイルセパレータ10から排出され凝縮器（図示な
し）に送られる。
オイル溜め26内に集められ且貯蔵されたオイルは差圧に
よって圧縮機の低圧側領域内に噴射されるか又はポンプ
（図示なし）を通過し、そこでオイルの圧力が圧縮機に
送り戻されるべく上昇する。かくしてオイルは機械をシ
ールし潤滑し且冷却するために圧縮機内に噴霧される。
よって圧縮機の低圧側領域内に噴射されるか又はポンプ
（図示なし）を通過し、そこでオイルの圧力が圧縮機に
送り戻されるべく上昇する。かくしてオイルは機械をシ
ールし潤滑し且冷却するために圧縮機内に噴霧される。
本発明の最良の実施例について説明し記述してきたが、
他の実施例も当業者には成し得るであろう。例えば分割
板16の傾斜を好ましい角度である３゜から増加させて吐
出ガス流路を変化させ及び／又はオイルが分割板16から
滴り落ち及び／又は流れ出るかを及びそれが如何なる割
合であるかを制御することができる。従って本発明の範
囲は特許請求の範囲だけによって制限されるべきことは
意図されている。
他の実施例も当業者には成し得るであろう。例えば分割
板16の傾斜を好ましい角度である３゜から増加させて吐
出ガス流路を変化させ及び／又はオイルが分割板16から
滴り落ち及び／又は流れ出るかを及びそれが如何なる割
合であるかを制御することができる。従って本発明の範
囲は特許請求の範囲だけによって制限されるべきことは
意図されている。
第１図は本発明のオイルセパレータの部分切断正面図で
ある。 第２図は本発明のオイルセパレータの側面図である。 第３図は本発明のオイルセパレータの他の側面図であ
る。 第４図は第１図の線４−４方向から見たオイルセパレー
タの断面図である。 第５図は第２図の線５−５から見た正面断面図である。 10……オイルセパレータ,12……ケーシング,14……シリ
ンダ／ロータ組立体,16……分割板,18、19、20……チャ
ンバ,22……ボルト孔,24……開口部,26……オイル溜め,
28,29……サイトグラス,30……ディスチャージディフレ
クタ,30a……湾曲面,30b、30c……側壁,34……バッフル
プレート,40、42……デミスタパッド,50……コーレサ,5
1、52……開口部,53……プレート,60……分割バッフル
シール,70……オイル戻り結合部,72……ガス出口結合部
ある。 第２図は本発明のオイルセパレータの側面図である。 第３図は本発明のオイルセパレータの他の側面図であ
る。 第４図は第１図の線４−４方向から見たオイルセパレー
タの断面図である。 第５図は第２図の線５−５から見た正面断面図である。 10……オイルセパレータ,12……ケーシング,14……シリ
ンダ／ロータ組立体,16……分割板,18、19、20……チャ
ンバ,22……ボルト孔,24……開口部,26……オイル溜め,
28,29……サイトグラス,30……ディスチャージディフレ
クタ,30a……湾曲面,30b、30c……側壁,34……バッフル
プレート,40、42……デミスタパッド,50……コーレサ,5
1、52……開口部,53……プレート,60……分割バッフル
シール,70……オイル戻り結合部,72……ガス出口結合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エッカハード・ケイ・ルーベニック アメリカ合衆国ペンシルヴェニア州、メカ ニックスバーグ、ワイルド・ローズ・レー ン 13 (56)参考文献 実開 昭54−138152（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】水平型ねじ圧縮機のためのオイルセパレー
タにして、 閉鎖された第一の端部とねじ圧縮機のロータ組立体を内
部に受入れるための開口部を有する第二の端部とを有す
る実質的に円筒形状の部材と、 前記閉鎖された第一の端部から隔置されており且前記第
一の端部と共働して第一のチャンバを郭定しているバッ
フルシール装置と、 前記バッフルシール装置と前記第二の端部との間に延在
する実質的に水平な分割板装置であって、前記実質的に
円筒形状の部材を分割しそれによって第二のチャンバ及
び第三のチャンバを郭定しており前記第二のチャンバは
前記第三のチャンバより大きく且その下部に位置するよ
う構成されている分割板装置と、 前記第二の端部に設けられた前記開口部が前記第二のチ
ャンバと連通しておりそれによって前記第二のチャンバ
は前記ロータ組立体を受入れることができるように構成
されていることと、 圧縮機の吐出ガスを前記分割板に衝突させてその上に同
伴オイルを凝結させるために圧縮機の吐出ガスを上方に
導くために前記第二のチャンバ内に設けられたディスチ
ャージディフレクタ装置と、 前記第二のチャンバ内に設けられたデミスタ装置であっ
て、前記バッフルシール装置と共働しそれによって圧縮
機吐出ガスが前記第一のチャンバに到達するために通過
すべく構成されたデミスタ装置と、 前記第三のチャンバ内に配置されており且前記第一のチ
ャンバと流体的に連通しているコーレサ装置であって、
前記デミスタ装置を通った圧縮機吐出ガスが前記第一の
チャンバ内で実質的に180゜方向変換されその後圧縮機
吐出ガスの全てが前記コーレサ装置内に入り且通過して
前記第三のチャンバ内に実質的にオイルを含まない状態
で入るように構成されたコーレサ装置と、 を含むことを特徴とする装置。 - 【請求項２】水平型ねじ圧縮機の吐出ガスからオイルを
除去する方法にして、 圧縮機を出た圧縮機吐出ガスをディフレクタ装置に接触
するように導いて圧縮機吐出ガスを少なくとも90゜方向
変換させることと、 前記方向変換された圧縮機吐出ガスを分割板の面上に衝
突させそれによって圧縮機吐出ガスから同伴オイルを前
記分割板表面上に凝結させ且前記分割板に衝突した圧縮
機吐出ガス流れを実質的に180゜方向変換させること
と、 前記圧縮機吐出ガス流れの全てをデミスタ装置に通過さ
せることと、 前記デミスタ装置を通過した圧縮機吐出ガス流れの全て
を実質的に180゜方向変換させ且コーレサ装置に流入さ
せることと、 前記コーレサ装置に流入する圧縮機吐出ガス流れの全て
を通過させることと、 かくして得られた実質的にオイルを含まない圧縮機吐出
ガスを冷凍装置に導くことと、 の各段階を含むことを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
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