JPH076233U - 授乳の時に遊べるポケット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 授乳中乳児が手で触れて遊ぶことが出来る上
衣につけられたポケット。 【構成】 授乳の時に遊べるポケットは、身頃に授乳口
７をあけ、周囲にホック９、ボタン１３、マジックテー
プ（登録商標）１４をつける。ポケットはアップリケを
した布で作るポケット側１と授乳用上衣６の共布で作る
ポケット側２とで袋状に縫い合わせる。ポケットのホッ
ク９、マジックテープ１４を身頃のホック９、マジック
テープ１４に着脱させることにより表裏を取り替えるこ
とが出来る。授乳をする時は、アップリケをした布で作
るポケット側１を表面にして乳児を楽しませ、授乳をし
ない時は、ポケット側２が表に出て物入れとなるポケッ
トとなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は授乳用上衣のポケットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の授乳用上衣は、身頃の胸もとがホックにより左右に開閉する授乳口があ る形が知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の授乳用上衣は、胸もとを開け授乳をするだけのものであり、授乳をする 時に、乳児の目を楽しませたり手で触って遊べるものはなかった。 この考案が解決しようとする課題は授乳をする時に、乳児が楽しく授乳ができ るようにするには、どのような手段を講じればよいかという点にある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記の課題を解決するためのものとして、本考案において次に説明をする授乳 の時に遊べるポケットを提案する。

【０００５】 図１の授乳の時に遊べるポケットは、ぬいぐるみの顔をカラーシーチングやア ップリケ用の布で作るポケット側（１）と授乳用上衣（５，６）の共布で作るポ ケット側（２）を袋状に合わせて縫う。 図２の授乳の時に遊べるポケットは、アップリケ（３）のポケット（８）をつ けた、アップリケをした布で作るポケット側（１）と授乳用上衣（５，６）の共 布で作るポケット側（２）を袋状に合わせて縫う。 図３の授乳の時に遊べるポケットは、アップリケをした布で作るポケット（１ ）の上に、ホック（９）をつけ授乳用上衣（５，６）の共布で作るポケット側（ ２）とで袋状に合わせて縫う。

【０００６】 図４のぬいぐるみ（４）の後にホック（９）をつける。図５のループ（１０） は、ループ（１０）のはしにホック（９）をつける。図６のぬいぐるみ（４）は 、ループ（１０）をはさんで縫う。

【０００７】 図７による授乳用上衣（５）は、身頃に乳房が出る分の授乳口（７）をあけ、 上にボタン（１３）とまわりには、ホック（９）をつける。ポケットは、アップ リケをした布で作るポケット側（１）にループ（１０）とホック（９）をつけ、 授乳用上衣（５）の共布で作るポケット側（２）とで袋状に縫い合わせるが、口 布（１１）より５ｃｍ下までは、縫い合わせないでおく。身頃の授乳口（７）の 上に、授乳用上衣（５）の共布で作るポケット側（１）が表面で、アップリケを した布で作るポケット側（１）が裏面にくるようにし、身頃とアップリケをした 布で作るポケット側（１）を口縫い代（１２）で縫いつけ、授乳用上衣（５）の 共布で作るポケット側（２）とアップリケをした布で作るポケット側（１）、身 頃を口布（１１）より５ｃｍ下まで一緒に縫い合わせる。

【０００８】 図８による授乳用上衣（６）は、身頃に乳房が出る分の授乳口（７）をあけ、 上にマジックテープ（１４）、ボタン（１３）、まわりにはホック（９）をつけ る。 ポケットは図９でしめすように、アップリケをした布で作るポケット側（１） の上にマジックテープ（１４）、ホック（９）、ループ（１０）をつけ、授乳用 上衣（６）の共布で作るポケット側（２）とで袋状に縫い合わせる。

【０００９】

【作用】

図７による授乳用上衣（５）は、授乳をする時に、アップリケをした布で作る ポケット側（１）についているループ（１０）が、授乳用上衣（５）の共布で作 るポケット側（２）の上にある身頃のボタン（１３）にひっかかり授乳口（７） と共にアップリケをした布で作るポケット側（１）があらわれ、乳児の目を楽し ませ授乳をする。 図１による授乳の時に遊べるポケットを使うとアップリケをした布で作るポケ ット側（１）のぬいぐるみの顔があらわれ、乳児の目を楽しませ授乳をする。授 乳をしない時は、アップリケをした布で作るポケット側（１）にあるホック（９ ）と身頃の授乳口（７）にあるホック（９）が閉じて、授乳用上衣（５）の共布 で作るポケット側（２）が表面に出て、物入れとなるポケット（８）があらわれ る。

【００１０】 図８の授乳用上衣（６）は、図９のポケットを着脱させ使う。授乳の時に遊べ るポケットを取り替えて使いたい時は、アップリケをした布で作るポケット側（ １）の上にあるマジックテープ（１４）とホック（９）を身頃にあるマジックテ ープ（１４）とホック（９）より着脱させることで取り替える。 授乳をする時は、アップリケをした布で作るポケット側（１）についているル ープ（１０）が授乳用上衣（６）の共布で作るポケット側（２）の上にある身頃 のボタン（１３）にひっかかり、アップリケをした布で作るポケット側（１）が 出て乳児を楽しませ、授乳をしない時は、アップリケをした布で作るポケット側 （１）にあるホック（９）と身頃の授乳口（７）にあるホック（９）が閉じて、 授乳用上衣（６）の共布で作るポケット側（２）が出て物入れとなるポケット（ ８）があらわれる。

【００１１】 図２による授乳の時に遊べるポケットを使うとアップリケをした布で作るポケ ット側（１）にあるアップリケ（３）のポケットは、図４のぬいぐるみ（４）を 出したり入れたりして遊ぶ。 図３による授乳の時に遊べるポケットを使うとアップリケをした布で作るポケ ット側（１）の上にあるホック（９）に、図４のぬいぐるみ（４）の後のホック （９）をとじたり、はずしたりして遊ぶ。そのことにより、ふだんポケットにつ けておくとかさばる物を、つけることができる。 図５のループ（１０）は、ループ（１０）に、図６のぬいぐるみのループ（１ ０）をとうし、ループ（１０）のホック（９）がアップリケをした布で作るポケ ット側（１）のホック（９）にとじて、ニギニギして遊んだり、動かして遊ぶこ とができる。

【００１２】

【考案の効果】

この考案による授乳の時に遊べるポケットは、ポケットに使う布が、アップリ ケをした布で作るポケット側と授乳用上衣の共布で作るポケット側が袋状に縫い 合わせポケットを作ることにより、どちらのポケット側が出ても別々の働きをす るということにある。乳児のためには、授乳用上衣の裏側にアップリケをした布 で作るポケット側を使うことにより、ポケットをめくると授乳口と共にぬいぐる みの顔や手で触って遊べるポケットが出て、乳児にはただ授乳をするだけでなく 楽しく授乳ができるものにし、母親のためには、授乳用上衣の表側を授乳用上衣 の共布を使うことにより、シンプルな布で、物入れとなるポケットがある授乳用 上衣を着せることにある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案による授乳の時に遊べるポケットの平面
図。

【図２】本考案による授乳の時に遊べるポケットの平面
図。

【図３】本考案による授乳の時に遊べるポケットの平面
図。

【図４】ぬいぐるみの平面図。

【図５】ループの平面図。

【図６】ぬいぐるみの平面図。

【図７】授乳用上衣の平面図。

【図８】授乳用上衣の平面図。

【図９】授乳用上衣の取りはずしのきくポケットの平面
図。

【符号の説明】

１ アップリケをした布で作るポケット側 ２ 授乳用上衣の共布で作るポケット側 ３ アップリケ ４ ぬいぐるみ ５ 授乳用上衣 ６ 授乳用上衣 ７ 授乳口 ８ 物入れとなるポケット ９ ホック １０ ループ １１ 口布 １２ 口縫い代 １３ ボタン １４ マジックテープ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 母親には、上衣の共布で作るポケット側
   により、シンプルな布のポケットをあたえ、乳児には、
   アップリケをした布で作るポケット側により授乳口と共
   に手で触って遊べるポケットをあたえることのできる授
   乳の時に遊べるポケット。