JPH075974A - 超音波座標入力装置 - Google Patents
超音波座標入力装置Info
- Publication number
- JPH075974A JPH075974A JP14516293A JP14516293A JPH075974A JP H075974 A JPH075974 A JP H075974A JP 14516293 A JP14516293 A JP 14516293A JP 14516293 A JP14516293 A JP 14516293A JP H075974 A JPH075974 A JP H075974A
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- ultrasonic
- wave propagating
- piezoelectric vibrator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は超音波座標入力装置に関し、信号検出
の精度、および信頼性を高めることを目的とする。 【構成】超音波伝搬体1と、超音波伝搬体1上の適宜位
置を指示して該超音波伝搬体1に超音波を送信する超音
波送信手段2と、超音波伝搬体1の適宜の少なくとも2
ヵ所以上に配置される超音波受信部3とを有し、前記超
音波受信部3での受信信号により超音波入力手段2によ
る超音波伝搬体1上の指示位置を特定する超音波座標入
力装置であって、前記各超音波受信部3は、超音波伝搬
体1の表裏面に対峙して配置される2個の圧電振動子
4、4と、前記圧電振動子4を超音波伝搬体1に押し付
けて超音波伝搬体1上に保持する挟圧体5とから構成す
る。
の精度、および信頼性を高めることを目的とする。 【構成】超音波伝搬体1と、超音波伝搬体1上の適宜位
置を指示して該超音波伝搬体1に超音波を送信する超音
波送信手段2と、超音波伝搬体1の適宜の少なくとも2
ヵ所以上に配置される超音波受信部3とを有し、前記超
音波受信部3での受信信号により超音波入力手段2によ
る超音波伝搬体1上の指示位置を特定する超音波座標入
力装置であって、前記各超音波受信部3は、超音波伝搬
体1の表裏面に対峙して配置される2個の圧電振動子
4、4と、前記圧電振動子4を超音波伝搬体1に押し付
けて超音波伝搬体1上に保持する挟圧体5とから構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置等に使用
される超音波座標入力装置に関するものである。
される超音波座標入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置への入力手段として
種々のタイプが開発されており、とりわけ、表示パネル
へのポインティングディバイスとして、超音波を利用し
た入力ペンが注目されている。
種々のタイプが開発されており、とりわけ、表示パネル
へのポインティングディバイスとして、超音波を利用し
た入力ペンが注目されている。
【0003】超音波入力ペンによる情報処理装置への入
力は、図5に示すように、超音波送信手段2である入力
ペンにより表示パネルの適宜位置を指示することにより
行われる。
力は、図5に示すように、超音波送信手段2である入力
ペンにより表示パネルの適宜位置を指示することにより
行われる。
【0004】表示パネルには、超音波受信部3、3が2
ヵ所以上(図示の例では2カ所)に配置されており、該
表示パネルを超音波伝搬体1として伝搬される超音波が
超音波受信部3において受信されるまでの時間により入
力ペンの表示パネル上の指示位置が特定される。
ヵ所以上(図示の例では2カ所)に配置されており、該
表示パネルを超音波伝搬体1として伝搬される超音波が
超音波受信部3において受信されるまでの時間により入
力ペンの表示パネル上の指示位置が特定される。
【0005】すなわち、図示の例において、入力ペンに
よる指示位置をP(x,y)、超音波受信部3の位置を
それぞれA(0,0)、B(a,0)、音速をC、P−
A間の超音波の伝搬時間をt1、P−B間の伝搬時間を
t2とすると、 (C・t1)2 = x2 + y2 ・・・(1) (C・t2)2 = (x−a)2 + y2 ・・・(2) (2)−(1)より、 x = { C2(t1 2 − t2 2)+a2}/(2a)・・・(3) (1)、(3)より、 y = [C2・t1 2 −{a2+C2(t1 2 −t2 2)}2/4a2]1/2・・(4) としてPの座標が特定される。
よる指示位置をP(x,y)、超音波受信部3の位置を
それぞれA(0,0)、B(a,0)、音速をC、P−
A間の超音波の伝搬時間をt1、P−B間の伝搬時間を
t2とすると、 (C・t1)2 = x2 + y2 ・・・(1) (C・t2)2 = (x−a)2 + y2 ・・・(2) (2)−(1)より、 x = { C2(t1 2 − t2 2)+a2}/(2a)・・・(3) (1)、(3)より、 y = [C2・t1 2 −{a2+C2(t1 2 −t2 2)}2/4a2]1/2・・(4) としてPの座標が特定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記超音波
受信部3は、超音波が操作板を伝搬する際に発生するL
amb波の中でS0波やA0波を積極的に検出するため
に、例えば、図6に示すように、一対の圧電振動子4、
4を超音波伝搬体1の表裏面に接着することにより形成
されているが、圧電振動子4を正確に対向させて接着固
定することが困難であり、接着位置の相互のずれによ
り、検出信号の位相がずれて表裏の圧電振動子4により
受信した波を加算することが困難となり、最悪の場合、
相互に打ち消し合って信号を検出できないという問題が
発生しやすいという欠点を有するものであった。
受信部3は、超音波が操作板を伝搬する際に発生するL
amb波の中でS0波やA0波を積極的に検出するため
に、例えば、図6に示すように、一対の圧電振動子4、
4を超音波伝搬体1の表裏面に接着することにより形成
されているが、圧電振動子4を正確に対向させて接着固
定することが困難であり、接着位置の相互のずれによ
り、検出信号の位相がずれて表裏の圧電振動子4により
受信した波を加算することが困難となり、最悪の場合、
相互に打ち消し合って信号を検出できないという問題が
発生しやすいという欠点を有するものであった。
【0007】なお、図6において矢印は分極方向を示
し、図6(a)は、S0波を検出するための回路構成
を、図6(b)はA0波を積極的に検出するための回路
構成をそれぞれ示す。
し、図6(a)は、S0波を検出するための回路構成
を、図6(b)はA0波を積極的に検出するための回路
構成をそれぞれ示す。
【0008】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、信号検出の精度、および信頼性の高い
超音波座標入力装置を提供することを目的とする。
たものであって、信号検出の精度、および信頼性の高い
超音波座標入力装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、実施例に対応する図1に示すように、超音波伝搬体
1と、超音波伝搬体1上の適宜位置を指示して該超音波
伝搬体1に超音波を送信する超音波送信手段2と、超音
波伝搬体1の適宜の少なくとも2ヵ所以上に配置される
超音波受信部3とを有し、前記超音波受信部3での受信
信号により超音波入力手段による超音波伝搬体1上の指
示位置を特定する超音波座標入力装置であって、前記各
超音波受信部3は、超音波伝搬体1の表裏面に対峙して
配置される2個の圧電振動子4、4と、前記圧電振動子
4を超音波伝搬体1に押し付けて超音波伝搬体1上に保
持する挟圧体5とからなる超音波座標入力装置を提供す
ることにより達成される。
は、実施例に対応する図1に示すように、超音波伝搬体
1と、超音波伝搬体1上の適宜位置を指示して該超音波
伝搬体1に超音波を送信する超音波送信手段2と、超音
波伝搬体1の適宜の少なくとも2ヵ所以上に配置される
超音波受信部3とを有し、前記超音波受信部3での受信
信号により超音波入力手段による超音波伝搬体1上の指
示位置を特定する超音波座標入力装置であって、前記各
超音波受信部3は、超音波伝搬体1の表裏面に対峙して
配置される2個の圧電振動子4、4と、前記圧電振動子
4を超音波伝搬体1に押し付けて超音波伝搬体1上に保
持する挟圧体5とからなる超音波座標入力装置を提供す
ることにより達成される。
【0010】
【作用】本発明において、超音波受信部3は、超音波伝
搬体1の表裏面に配置される圧電振動子4と、挟圧体5
とから構成され、圧電振動子4は、挟圧体5により押し
付けて超音波伝搬体1に装着される。超音波伝搬体1を
挟みつけるようにして圧電振動子4を装着することによ
り、接着剤等を使用して圧電振動子4を超音波伝搬体1
に装着する場合に比して、装着効率が向上し、かつ、位
置精度も高めることが可能になる。
搬体1の表裏面に配置される圧電振動子4と、挟圧体5
とから構成され、圧電振動子4は、挟圧体5により押し
付けて超音波伝搬体1に装着される。超音波伝搬体1を
挟みつけるようにして圧電振動子4を装着することによ
り、接着剤等を使用して圧電振動子4を超音波伝搬体1
に装着する場合に比して、装着効率が向上し、かつ、位
置精度も高めることが可能になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。図1に本発明の実施例を示
す。この実施例は、情報処理装置におけるポインティン
グディバイスとして構成されたものを示すもので、例え
ば本体の情報表示パネルが超音波伝搬体1として使用さ
れる。
基づいて詳細に説明する。図1に本発明の実施例を示
す。この実施例は、情報処理装置におけるポインティン
グディバイスとして構成されたものを示すもので、例え
ば本体の情報表示パネルが超音波伝搬体1として使用さ
れる。
【0012】なお、情報表示パネルの上に、Lamb波
が発生しやすい厚さの超音波伝搬体(例えばガラス)を
構成しても同じ効果を得ることができるのは言うまでも
ない。
が発生しやすい厚さの超音波伝搬体(例えばガラス)を
構成しても同じ効果を得ることができるのは言うまでも
ない。
【0013】一方、上記超音波伝搬体1に超音波を送信
する超音波送信手段2は、指示操作性を考慮してペン形
状に形成され、その先端には、図示しない圧電振動子が
設けられる。
する超音波送信手段2は、指示操作性を考慮してペン形
状に形成され、その先端には、図示しない圧電振動子が
設けられる。
【0014】上記超音波送信手段2の超音波伝搬体1上
の指示座標を特定するために、超音波伝搬体1上には、
挟圧体5と圧電振動子4からなる少なくとも2組以上の
超音波受信部3、3が形成される。
の指示座標を特定するために、超音波伝搬体1上には、
挟圧体5と圧電振動子4からなる少なくとも2組以上の
超音波受信部3、3が形成される。
【0015】圧電振動子4は、図2に示すように、正四
角柱形状、あるいは円柱形状に形成されたジルコン酸チ
タン酸(PZT)系圧電セラミック等の表裏面に電極1
2を形成して構成される。この圧電振動子4の形状は、
適宜選択が可能であるが、図2(a)に示すように、平
面視正方形状とした場合には、製作が容易になり、図2
(b)に示すように、円形にした場合には、受信感度を
無指向性とすることができる。また、圧電振動子4の平
面視形状を正方形、あるいは円形とした場合には、その
一辺L、あるいは直径Dを圧電振動子4を伝搬する超音
波の波長の半分に設定すると、受信感度をより向上させ
ることができる。なお、図2において矢印は圧電振動子
4の分極方向を示す。
角柱形状、あるいは円柱形状に形成されたジルコン酸チ
タン酸(PZT)系圧電セラミック等の表裏面に電極1
2を形成して構成される。この圧電振動子4の形状は、
適宜選択が可能であるが、図2(a)に示すように、平
面視正方形状とした場合には、製作が容易になり、図2
(b)に示すように、円形にした場合には、受信感度を
無指向性とすることができる。また、圧電振動子4の平
面視形状を正方形、あるいは円形とした場合には、その
一辺L、あるいは直径Dを圧電振動子4を伝搬する超音
波の波長の半分に設定すると、受信感度をより向上させ
ることができる。なお、図2において矢印は圧電振動子
4の分極方向を示す。
【0016】挟圧体5は、バネ性を有する材料により形
成される側面視略U字形状の部材であり、その自由端に
は、圧電振動子4を固定するための押圧部9が形成され
る。2個の圧電振動子4、4を超音波伝搬体1の表裏面
に正確に対向させて位置させるために、上記押圧部9
は、正確に正対する位置に設けられる。
成される側面視略U字形状の部材であり、その自由端に
は、圧電振動子4を固定するための押圧部9が形成され
る。2個の圧電振動子4、4を超音波伝搬体1の表裏面
に正確に対向させて位置させるために、上記押圧部9
は、正確に正対する位置に設けられる。
【0017】上記押圧部9の押さえ面6には、接着等の
適宜手段により圧電振動子4が固着される。この場合、
押さえ面6に、図3に示すような適宜の位置決め手段7
を形成しておくと、より、取り付け位置の精度を高める
ことができる。なお、位置決め手段7としては、図3に
示すように押さえ面6に凹部を形成する以外に、隅部に
ボスを突出させる等、適宜の構成を採用することが可能
である。
適宜手段により圧電振動子4が固着される。この場合、
押さえ面6に、図3に示すような適宜の位置決め手段7
を形成しておくと、より、取り付け位置の精度を高める
ことができる。なお、位置決め手段7としては、図3に
示すように押さえ面6に凹部を形成する以外に、隅部に
ボスを突出させる等、適宜の構成を採用することが可能
である。
【0018】また、圧電振動子4と挟圧体5の押さえ面
6との境界部にエポキシ樹脂、シリコン・ゴム等の弾性
材料層8を介在させたり、あるいは、これら弾性材料を
接着剤として使用すると、該弾性材料層8がバッキング
として機能して超音波の裏面に放射する不要な音波を抑
えることができる。
6との境界部にエポキシ樹脂、シリコン・ゴム等の弾性
材料層8を介在させたり、あるいは、これら弾性材料を
接着剤として使用すると、該弾性材料層8がバッキング
として機能して超音波の裏面に放射する不要な音波を抑
えることができる。
【0019】したがってこの実施例によれば、圧電振動
子4が固定された挟圧体5により超音波伝搬体1を挟み
付けると、圧電振動子4は、挟圧体5の弾性により所定
の押圧力で超音波伝搬体1に圧接された状態で、該超音
波伝搬体1に装着される。
子4が固定された挟圧体5により超音波伝搬体1を挟み
付けると、圧電振動子4は、挟圧体5の弾性により所定
の押圧力で超音波伝搬体1に圧接された状態で、該超音
波伝搬体1に装着される。
【0020】なお、以上の説明においては、圧電振動子
4を予め挟圧体5に固着しておく場合を示したが、図3
に示すように、挟圧体5に位置決め手段7を形成してお
く場合には、圧電振動子4を超音波伝搬体1上に載置
し、これら圧電振動子4を挟圧体5の押さえ面6で押さ
え付けるようにしてもよく、この場合には、押さえ面6
側には、弾性材料層8のみを接着しておけばよい。
4を予め挟圧体5に固着しておく場合を示したが、図3
に示すように、挟圧体5に位置決め手段7を形成してお
く場合には、圧電振動子4を超音波伝搬体1上に載置
し、これら圧電振動子4を挟圧体5の押さえ面6で押さ
え付けるようにしてもよく、この場合には、押さえ面6
側には、弾性材料層8のみを接着しておけばよい。
【0021】図4に本発明の第2の実施例を示す。な
お、本実施例の説明において、上述した実施例と同一の
構成は、図中に同一の符号を付して説明を省略する。こ
の実施例において、挟圧体5は、超音波伝搬体1を隔て
て互いに対峙するネジ保持部10aを備えた本体部10
と、各ネジ保持部10aに進退可能に螺合される押圧ネ
ジ11とを備える。
お、本実施例の説明において、上述した実施例と同一の
構成は、図中に同一の符号を付して説明を省略する。こ
の実施例において、挟圧体5は、超音波伝搬体1を隔て
て互いに対峙するネジ保持部10aを備えた本体部10
と、各ネジ保持部10aに進退可能に螺合される押圧ネ
ジ11とを備える。
【0022】各押圧ネジ11は一端に操作用の摘み部1
1aを、他端に押圧部9を有しており、摘み部11aを
操作することにより、押圧部9を互いに接近させること
ができるように構成される。
1aを、他端に押圧部9を有しており、摘み部11aを
操作することにより、押圧部9を互いに接近させること
ができるように構成される。
【0023】したがってこの実施例において、先ず、超
音波伝搬体1の表裏面に圧電振動子4を載置した後、摘
み部11aを操作することにより圧電振動子4は所定圧
で超音波伝搬体1上に装着される。
音波伝搬体1の表裏面に圧電振動子4を載置した後、摘
み部11aを操作することにより圧電振動子4は所定圧
で超音波伝搬体1上に装着される。
【0024】なお、本実施例においても、圧電振動子4
を予め押圧部9上に接着しておくことや、押圧部9との
境界に弾性材料層8を配置することは可能であり、さら
に、押圧体に位置決め手段7を設けることも可能であ
る。
を予め押圧部9上に接着しておくことや、押圧部9との
境界に弾性材料層8を配置することは可能であり、さら
に、押圧体に位置決め手段7を設けることも可能であ
る。
【0025】また、挟圧体5の本体を図示しない適宜の
補助手段により超音波伝搬体1が保持される筺体等に固
定しておいた場合には、上下の圧電振動子4の超音波伝
搬体1への圧接力を変化させることができ、例えば分極
強度のばらつきによる受信感度のばらつきを圧接力で調
整することも可能となる。
補助手段により超音波伝搬体1が保持される筺体等に固
定しておいた場合には、上下の圧電振動子4の超音波伝
搬体1への圧接力を変化させることができ、例えば分極
強度のばらつきによる受信感度のばらつきを圧接力で調
整することも可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による超音波座標入力装置によれば、2個の圧電振動子
を正確な対称位置に装着することができるので、座標検
出精度を高めることができる。
による超音波座標入力装置によれば、2個の圧電振動子
を正確な対称位置に装着することができるので、座標検
出精度を高めることができる。
【図1】本発明の実施例を示す図で、(a)は全体斜視
図、(b)はその要部側面図である。
図、(b)はその要部側面図である。
【図2】圧電振動子を示す図である。
【図3】図1の変形例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【図6】圧電振動子の接続状態を示す図である。
1 超音波伝搬体 2 超音波送信手段 3 超音波受信部 4 圧電振動子 5 挟圧体 6 押さえ面 7 位置決め手段 8 弾性材料層 9 押圧部 10 本体部 10a ネジ保持部 11 押圧ネジ
Claims (8)
- 【請求項1】超音波伝搬体(1)と、 超音波伝搬体(1)上の適宜位置を指示して該超音波伝
搬体(1)に超音波を送信する超音波送信手段(2)
と、 超音波伝搬体(1)の適宜の少なくとも2ヵ所以上に配
置される超音波受信部(3)とを有し、 前記超音波受信部(3)での受信信号により超音波送信
手段(2)による超音波伝搬体(1)上の指示位置を特
定する超音波座標入力装置であって、 前記各超音波受信部(3)は、超音波伝搬体(1)の表
裏面に対峙して配置される2個の圧電振動子(4、4)
と、 前記圧電振動子(4)を超音波伝搬体(1)に押し付け
て超音波伝搬体(1)上に保持する挟圧体(5)とから
なる超音波座標入力装置。 - 【請求項2】前記挟圧体(5)の圧電振動子(4)の押
さえ面(6)には、圧電振動子(4)の位置決め手段
(7)が形成される請求項1記載の超音波座標入力装
置。 - 【請求項3】前記挟圧体(5)の圧電振動子(4)の押
さえ面(6)と圧電振動子(4)との境界部には弾性材
料層(8)が介在する請求項1または2記載の超音波座
標入力装置。 - 【請求項4】前記圧電振動子(4)は、平面視円形に形
成される請求項1、2または3記載の超音波座標入力装
置。 - 【請求項5】前記圧電振動子(4)の直径は、前記圧電
振動子(4)を伝搬する超音波の波長の略2分の1であ
る請求項4記載の超音波座標入力装置。 - 【請求項6】前記圧電振動子(4)は、平面視正方形状
に形成され、かつ、その1辺は、前記圧電振動子(4)
を伝搬する超音波の波長の略2分の1である請求項1、
2または3記載の超音波座標入力装置 - 【請求項7】前記挟圧体(5)は、バネ性を有する材料
により形成されるとともに、該挟圧体(5)には、超音
波伝搬体(1)の表裏面に対峙する一対の押圧部(9)
が設けられ、 前記押圧部(9)により圧電振動子(4)を超音波伝搬
体(1)に押し付けて保持する請求項1、2、3、4、
5または6記載の超音波座標入力装置。 - 【請求項8】前記挟圧体(5)は、超音波伝搬体(1)
を隔てて互いに対峙するネジ保持部(10a)を備えた
本体部(10)と、 ネジ保持部(10a)に進退可能に螺合される押圧ネジ
(11)とを有し、 前記押圧ネジ(11)により圧電振動子(4)を超音波
伝搬体(1)に押し付けて保持する請求項1、2、3、
4、5または6記載の超音波座標入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14516293A JPH075974A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 超音波座標入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14516293A JPH075974A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 超音波座標入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH075974A true JPH075974A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15378867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14516293A Withdrawn JPH075974A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 超音波座標入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075974A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5973749A (en) * | 1994-04-28 | 1999-10-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Letter-box screen detection apparatus |
CN113405718A (zh) * | 2021-05-20 | 2021-09-17 | 华东理工大学 | 一种在线测量高温螺栓轴力的超声探头 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP14516293A patent/JPH075974A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5973749A (en) * | 1994-04-28 | 1999-10-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Letter-box screen detection apparatus |
CN113405718A (zh) * | 2021-05-20 | 2021-09-17 | 华东理工大学 | 一种在线测量高温螺栓轴力的超声探头 |
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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