JPH0759078B2 - 有料テレビジョン放送送信装置及び受信装置 - Google Patents

有料テレビジョン放送送信装置及び受信装置

Info

Publication number
JPH0759078B2
JPH0759078B2 JP2106387A JP10638790A JPH0759078B2 JP H0759078 B2 JPH0759078 B2 JP H0759078B2 JP 2106387 A JP2106387 A JP 2106387A JP 10638790 A JP10638790 A JP 10638790A JP H0759078 B2 JPH0759078 B2 JP H0759078B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scramble
field
timing
scramble timing
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2106387A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH046980A (ja
Inventor
伸一 大井
和雄 北川
美香 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2106387A priority Critical patent/JPH0759078B2/ja
Publication of JPH046980A publication Critical patent/JPH046980A/ja
Publication of JPH0759078B2 publication Critical patent/JPH0759078B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は放送衛星やCATVなどによる有料テレビジョン放
送システム、特に改良されたスクランブルタイミングの
多重方法およびスクランブルタイミング検出方法がそれ
ぞれ利用される送信側装置及び受信側装置から成る有料
テレビジョン放送装置に関する。
(従来の技術) 以下の説明では、昭和63年11月28日付けの電気通信技術
審議会答申「放送衛星によるテレビジョン放送における
有料に関する技術的条件」(以下、有料放送電通技審答
申と稱する)に示された有料放送システムをもとに説明
をおこなう。
有料放送では、映像信号および音声信号をスクランブル
して、視聴契約していない人が不正視聴できないような
システムが考えられている。このような有料放送システ
ムでは、スクランブル信号の秘匿度を上げ、不正解読に
対する安全性を高めるため、疑似ランダム信号いわゆる
PN信号を利用している。このような有料放送システムの
一例は有料放送電通技審答申の15ページの図2−3に示
されているが、この例を簡略化したものを第9図に示
す。この第9図のように、送信側のスクランブルと受信
側のデスクランブラそれぞれ各別のPN信号の発生器を持
ち、それぞれのPN信号を利用して映像信号および音声信
号のスクランブルとデスクランブルを行っている。
このように、各別に有するPN信号の発生器からのPN信号
によってスクランブラ及びデスクランブラがそれぞれ、
スクランブル及びデスクランブルを正確に行うために
は、スクランブラのPN信号の発生器とデスクランブラの
それとが同じPN信号を発生するようになっていなければ
ならない。そのために、この第9図のような有料放送シ
ステムでは、定期的に送信側(スクランブラ側)から受
信側(デスクランブラ側)にPN信号発生器の初期化タイ
ミング(以下、スクランブルタイミングという)を送
り、スクランブラ及びデスクランブラのそれぞれのPN信
号発生器間の初期化を行ってそれらのPN信号の発生器が
発生するPN信号が同じくなるようにし、それにより、映
像信号および音声信号のスクランブル及びデスクランブ
ルを行われるようにしている。また、PN信号発生器の不
正解読に対する安全性を高めるためにPN信号発生器の初
期値についても、それを定期的に更新するため、初期値
を送信側(スクランブラ側)から受信側(デスクランブ
ラ側)に送り、上記スクランブルタイミングでPN信号発
生器の初期化を行うこともある。上記内容は有料放送電
通技審答申では42ページの「3.6PN信号の更新周期」、4
3ページの「3.7スクランブル・タイミング」に記述され
ている。
さらに、スクランブル信号の秘匿度を変える制御信号
や、スクランブル方式の切り替え制御信号も送信側(ス
クランブラ側)から受信側(デスクランブラ側)に送
り、上記スクランブルタイミングで切り替えることもあ
る。このスクランブル信号の秘匿度を変える制御につい
ては有料放送電通技審答申では27ページからの「3.3.1.
6スクランブルの程度の制御(効果制御)」に記述され
ている。
以上の説明にあるスクランブルタイミングを、有料放送
電通技審答申では22ページにあるように制御符号第13ビ
ットを割当て送信することとしている。
またスクランブルタイミングの伝送信頼性については、
有料放送電通技審答申の45ページに記述されているよう
に、この制御符号第13ビットを連続18ビット送出し、受
信側(デスクランブラ側)で多数決判定を行い、ビット
誤り率が5×10-2というような場合でもこの制御符号第
13ビットによって得られるスクランブルタイミングの判
定誤り率が2.2×10-7となるようになっている。
以上説明した有料放送システムは、衛星を利用した有料
放送システムである。この衛星を利用した有料放送シス
テムでは、音声信号をデジタル化し、上記スクランブル
タイミングなどの制御符号及び関連情報パケット(デス
クランブル制御するためのデータ)を時分割多重し、5.
727272MHzの音声サブキャリアを使用して伝送してい
る。
一方、この衛星を利用した有料放送をCATVの中継局で受
信し、各CATV受信端末へ再送信する場合が考えられる。
しかしCATVでは、伝送路の帯域が狭いために5.727272MH
zの音声サブキャリアを通せない場合がある。この場
合、例えば音声信号はスクランブルなしで、地上放送と
同様に4.5MHzの音声サブキャリアを使用して伝送し、ス
クランブルタイミングなどの制御符号や関連情報パケッ
ト(デスクランブル制御するためのデータ)は文字多重
放送と同様に垂直帰線消去期間にパケット方式で多重化
して伝送することを考慮しなければならない。
この文字多重放送の信号の構成を第10図に示す。このデ
ータパケット(272ビット)を使用して、スクランブル
タイミングなどの制御符号や関連情報パケット(前述し
たPN信号発生器の初期値、スクランブル信号の秘匿度を
変える制御信号、スクランブル方式の切り替え制御信号
などのデスクランブラを制御するためのデータ)を送る
場合、関連情報パケットは、有料放送電通技審答申の47
ページからの「3.8関連情報の構成」に記述されている
ように、ちょうど272ビットでこのデータパケット領域
に入り、バイト同期符号8b、ビット同期符号16bと合わ
せ計296ビットのデータとなる。
したがって、垂直帰線消去期間にパケットを多重化でき
るラインはせいぜい1〜2ライン程度のため、連続して
送出するためには数フィールドにわたって送出すること
になる。しかし、映像信号にはフレーム同期信号よりも
長い周期の同期信号がないので、多数決判定を行うため
の区切り(例えば、衛星を利用したTV放送の制御符号の
多数決判定のための区切り=18msのように)が得られな
い。このため、多数決判定の結果が得られるタイミング
はフィールド単位で前後する可能性がある。
この場合、関連情報が得られるタイミングがフィールド
単位で前後しても、それがスクランブルタイミングまで
に得られればよいので、予めマージンをみておけば支障
がないことになる。しかし制御符号とくにスクランブル
タイミングにずれが生じるようなことは、システムの適
正な動作を維持する上で致底許されないところである。
(発明が解決しようとする問題点) そこで、本発明は叙上の問題点の解決に指向するもの
で、垂直帰線消去期間にスクランブルタイミングなどの
制御符号や関連情報を多重化する有料放送タイミングに
おいて、スクランブルタイミングのタイミング検出のず
れがなく確実に映像信号のスクランブル制御切り替えが
できる有料テレビジョン放送送信装置及び受信装置を提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するために、この発明の有料テレビ
ジョン放送送信装置は、映像信号のスクランブル制御の
切り替えを行うフィールドである切替フィールドから数
えて現フィールドがN(N≧1)フィールド前であるこ
とを示すスクランブルタイミングデータを含むスクラン
ブルタイミング信号を発生するスクランブルタイミング
信号発生手段と、前記スクランブルタイミング信号を前
記現フィールドの垂直帰線消去期間に多重する多重手段
とを備えている。
また、この発明の他の有料テレビジョン放送送信装置
は、前記スクランブルタイミング信号発生手段は、複数
の前記スクランブルタイミングデータを含むスクランブ
ルタイミング信号を発生することを特徴としている。
さらに、この発明のその他の有料テレビジョン放送送信
装置は、前記多重手段は、複数の前記スクランブルタイ
ミング信号を前記現フィールドの垂直帰線消去期間に多
重することを特徴としている。
この発明の有料テレビジョン放送受信装置は、スクラン
ブル制御の切り替えを行うフィールドである切替フィー
ルドから数えて現フィールドがN(N≧1)フィールド
前であることを示すスクランブルタイミングデータを含
むスクランブルタイミング信号が前記現フィールドの垂
直帰線消去期間に多重された映像信号が入力される入力
端と、前記映像信号から前記スクランブルタイミング信
号を分離して前記スクランブルタイミングデータを取り
出すスクランブルタイミングデータ抽出手段と、前記取
り出されたスクランブルタイミングデータから現フィー
ルドが前記切替フィールドから数えてNフィールド前で
あることを得て、該現フィールドからNフィールド後に
スクランブル制御の切り替えを行うスクランブル制御切
替手段とを備えている。
また、この発明の他の有料テレビジョン放送受信装置
は、前記入力端には、複数の前記スクランブルタイミン
グデータを含むスクランブルタイミング信号が前記現フ
ィールドの垂直帰線消去期間に多重された映像信号が入
力され、前記スクランブルタイミングデータ抽出手段
は、前記映像信号から前記スクランブルタイミング信号
を分離して前記複数のスクランブルタイミングデータを
取り出し、前記スクランブル制御切替手段は、前記取り
出された複数のスクランブルタイミングデータから多数
決判定により現フィールドが前記切替フィールドから数
えてNフィールド前であることを得て、該現フィールド
からNフィールド後にスクランブル制御の切り替えを行
うことを特徴としている。
さらに、この発明の他の有料テレビジョンの放送受信装
置は、前記入力端には、複数の前記スクランブルタイミ
ング信号が前記現フィールドの垂直帰線消去期間に多重
された映像信号が入力され、前記スクランブルタイミン
グデータ抽出手段は、前記映像信号から前記複数のスク
ランブルタイミング信号を分離して複数の前記スクラン
ブルタイミングデータを取り出し、前記スクランブル制
御切替手段は、前記取り出された複数のスクランブルタ
イミングデータから多数決判定により現フィールドが前
記切替フィールドから数えてNフィールド前であること
を得て、該現フィールドからNフィールド後にスクラン
ブル制御の切り替えを行うことを特徴としている。
(実施例) そこで、はじめに本発明の有料テレビジョン放送装置に
おける送信側装置の実施例の説明を行い、続いて同じく
受信側装置の実施例の説明を行うことにする。
まず、本発明の送信側装置の実施例の全体構成は第1図
に、またそのタイミングチャートの一例は第2図
(a),(b),(c),(d)にそれぞれ示される。
ただし第1図では、PN信号発生器の初期値、その他の共
通情報(番組情報や制御情報など)及び個別情報ならび
に切り替えタイミングの発生回路は、本発明の構成に直
接係わりを有するものではないため図示していない。
第1のパケット化装置33では、PN信号発生器の初期値や
その他の共通情報、個別情報などの関連情報を有料放送
電通技審答申の47ページからの「3.8関連情報の構成」
に示されたパケットのうちヘッダ(16ビット)部分をの
ぞいたデータを272ビットのパケットに組み立て、多重
化装置36に送る。この関連情報パケットの一例を第3図
に示す。
カウンタ34は、第2図(c)のタイミングチャートに示
すように、同図(b)の切り替えタイミングでデータ=
2をセットし、垂直帰線消去期間ごとに−1するようダ
ウンカウントする。そして、出力アドレスが0になった
ところでPN信号発生器32の初期化、スクランブル制御切
り替えを行い、さらに出力アドレスを3にセットし、動
作を停止するものとする。またこのカウンタ34は、出力
アドレスを第2のパケット化装置35へ与えている。
第2のパケット化装置35は、出力アドレスの値に応じ
て、第4図(a)〜(c)にそれぞれ示す3種類のスク
ランブルタイミングパケットのうちの一つを発生する。
すなわち、第2のパケット化装置35は、出力アドレスが
2の場合には、第4図(a)に示すような、PN信号発生
器の初期化や映像信号(第2図(a)参照)のスクラン
ブル制御切り替えを行うフィールドである切替フィール
ドから数えて現フィールドが3フィールド前であること
を示すスクランブルタイミングデータを含むスクランブ
ルタイミングパケット(3)を発生する。また、第2の
パケット化装置35は、出力アドレスが1の場合には、第
4図(b)に示すような、前記切替フィールドから数え
て現フィールドが2フィールド前であることを示すスク
ランブルタイミングデータを含むスクランブルタイミン
グパケット(2)を発生する。さらに、第2のパケット
化装置35は、出力アドレスが0の場合には、第4図
(c)に示すような、前記切替フィールドから数えて現
フィールドが1フィールド前であることを示すスクラン
ブルタイミングデータを含むスクランブルタイミングパ
ケット(1)を発生する。なお、前記各スクランブルタ
イミングパケットは、第4図(a)〜(c)に示すよう
に、272ビットからなり、最初の8ビットはスクランブ
ルタイミングパケット(3),スクランブルタイミング
パケット(2)およびスクランブルタイミングパケット
(1)を区別するための種類識別を示し、また、残りの
264ビットはスクランブルタイミングデータおよびチェ
ック符号を示す。
ここで、出力アドレスが2の場合に第2のパケット化装
置35で発生されるスクランブルタイミングパケット
(3)は、第5図(a)に示すように、前記切替フィー
ルドから数えて現フィールドが3フィールド前であるこ
とを示すスクランブルタイミングデータを複数個(同図
の例では3個)含むものであってもよい。スクランブル
タイミングパケット(2)およびスクランブルタイミン
グセット(1)についても同様である(第5図(b),
(c)参照)。この場合には、後述するように、受信側
で多数決判定をすることができる。
以上のように、第1のパケット化装置33または第2のパ
ケット化装置35でデータ長が272ビットのパケットに組
み立てられた関連情報と3種類のスクランブルタイミン
グとは、多重化装置36に送られ、垂直帰線消去期間に多
重化するパケット(関連情報またはスクランブルタイミ
ング)が選択される。例えば、垂直帰線消去期間にパケ
ットを多重化できるラインが1ラインだとすると、この
多重化装置36は垂直帰線消去期間ごとに関連情報または
スクランブルタイミングのどちらか1つのパケットを選
択することになる。
この多重化装置36で選択されたパケットをVBL多重化装
置37で垂直帰線消去期間に多重化する。この場合本実施
例では、第10図の文字多重放送の信号の構成のようにビ
ット同期符号(16ビット)、バイト同期符号(8ビッ
ト)を付け、全データ長が296ビットのパケットに組み
立てた後、垂直帰線消去期間に多重化している(第2図
(d)に示すスクランブル信号参照)。
以上に説明した送信装置は第9図の衛星に送る前の送信
側にあってもよいし、図示はしないが第9図の衛星から
の信号をCATVへ中継する中継局にあってもよい。この中
継局に設ける場合は、音声サブキャリアより関連情報パ
ケットやスクランブルタイミングパケット等の信号を検
出し、上述したようにVBL多重化するが、スクランブル
された映像信号とのタイミングを合わせる(調整する)
ためのメモリが必要となることはいうまでもない。
つぎに、本発明における受信側装置の実施例を第6図
に、またそのタイミングチャートの一例を第7図(a)
〜(e)にそれぞれ示す。ただしその他の共通情報、個
別情報からデスクランブル制御(視聴可否判定、秘匿
度、スクランブル方式の切り替えなど)をおこなう回路
は、いずれも本発明の構成に直接関わりを有するもので
はないため、図示していない。
この実施例におけるVBL分離回路81では、垂直帰線消去
期間に多重化されている第10図の文字多重放送の信号の
ような構成の関連情報パケットまたはスクランブルタイ
ミングパケットが多重化された部分を映像信号から分離
し、さらにビット同期符号(16ビット)、バイト同期符
号(8ビット)除き、データ長が272ビットのパケット
を出力する。
このVBL分離回路81からの出力を分離回路84では種類識
別(8ビット)により関連情報パケットであるかあるい
はスクランブルタイミングパケットであるかを検出し、
関連情報パケットはデータ分離回路85へ送り、またスク
ランブルタイミングパケットは検出回路86へ送る。
データ分離回路85は、関連情報パケットからPN初期値お
よびその他の情報を取り出し、PN初期値をPN信号発生器
83へ送るほか、その他の情報をデスクランブル制御(視
聴可否判定、秘匿度、スクランブル方式の切り替えな
ど)をおこなう回路へ出力する。
検出回路86は、分離回路84から送られてくるスクランブ
ルタイミングパケットからスクランブルタイミングデー
タを取り出し、取り出したスクランブルタイミングデー
タから、現フィールドが前記切替フィールドから数えて
何フィールド前であるかを検出し、検出した内容を示す
ロードデータ(第7図(c)参照)とこのロードデータ
を取り込ませるためのロードパルス(第7図(b)参
照)とをカウンタ87へ出力する。
カウンタ87では、ロードデータとロードパルスによって
第7図(d)に示すようにデータをロードし、垂直帰線
消去期間ごとに−1、すなわちダウンカウントするよう
に動作し、その出力アドレスが0になったときにスクラ
ンブルタイミングを出力し(第7図(e)参照)、次の
垂直帰線消去期間に出力アドレスを3にセットしてその
動作を停止する。この第7図に示すように、カウンタ87
はロードデータとロードパルスを受ける機会が3回あっ
たが、本発明では少なくとも1回あれば正しいスクラン
ブルタイミングを得ることができる。
上述の実施例では、垂直帰線消去期間の1ラインを利用
して、第4図(a)〜(c)に示したスクランブルタイ
ミングパケット(3)〜スクランブルタイミングパケッ
ト(1)を多重化した。しかし、多重化するスクランブ
ルタイミングパケット(3)〜スクランブルタイミング
パケット(1)を第5図(a)〜(c)に示したスクラ
ンブルタイミングデータを複数個含むものとすることに
より、検出回路86で、取り出した複数のスクランブルタ
イミングデータから多数決判定により現フィールドが前
記切替フィールドから数えて何フィールド前であるかを
得て、カウンタ87にスクランブルタイミングを出力させ
ることができる結果、更にスクランブルタイミングの信
頼性を向上させることができる。
また、第8図(a)に示すように、垂直帰線消去期間の
2ラインを利用して、第4図(a)〜(c)に示したス
クランブルタイミングパケット(3)〜スクランブルタ
イミングパケット(1)を2つずつ多重化しても、同図
(b)〜(e)に示すように、検出回路86で、取り出し
た2つのスクランブルタイミングデータから多数決判定
により現フィールドが前記切替フィールドから数えて何
フィールド前であるかを得て、カウンタ87にスクランブ
ルタイミングを出力させることができる結果、更にスク
ランブルタイミングの信頼性を向上させることができ
る。
(発明の効果) 以上の説明により明らかとなったように、本発明では、
映像信号のスクランブル制御の切り替えを行うフィール
ドである切替フィールドから数えて現フィールドがN
(N≧1)フィールド前であることを示すスクランブル
タイミングデータを含むスクランブルタイミング信号
を、前記現フィールドの垂直帰線消去期間に多重してい
るため、スクランブルタイミングのタイミング検出のず
れがなく、したがって確実に映像信号のスクランブル制
御の切り替えを行うことができる等の利点がある。更
に、スクランブルタイミングを受ける機会が複数回あっ
た場合には、伝送信頼性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る放送衛星による有料テレビジョ
ン放送装置の一実施例において、その送信側装置の要部
構成を示すブロック図であり、第2図(a)〜第2図
(d)は第1図示の送信側装置の動作説明用タイミング
図である。第3図は、この種有料放送システムにおける
関連情報のデータ構成の一例を示す図面で、第3図
(a)と第3図(b)は共通情報を、第3図(c)は個
別情報をそれぞれ示す図面である。第4図及び第5図は
それぞれ、第3図示のデータ構成についてスクランブル
タイミングと、スクランブルタイミングデータとを示す
図面である。第6図は、本発明に係る有料テレビジョン
放送装置における受信側装置の要部構成を示すブロック
図であり、第7図(a)〜第7図(e)はその動作説明
用タイミング図の一例を示す図面である。第8図(a)
〜第8図(e)は、第1図及び第6図とは別の本発明の
実施例について、その受信側装置の動作説明用タイミン
グ図である。第9図は、公知の有料テレビジョン放送シ
ステムの全体構成を示すブロック図、第10図は該システ
ムにおける文字多重放送の信号構成の一例を示す図面で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 和雄 東京都港区西新橋3丁目15―12 株式会社 コンディショナル・アクセス・テクノロジ ー研究所内 (72)発明者 五十嵐 美香 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号のスクランブル制御の切り替えを
    行うフィールドである切替フィールドから数えて現フィ
    ールドがN(N≧1)フィールド前であることを示すス
    クランブルタイミングデータを含むスクランブルタイミ
    ング信号を発生するスクランブルタイミング信号発生手
    段と、 前記スクランブルタイミング信号を前記現フィールドの
    垂直帰線消去期間に多重する多重手段とを備えたことを
    特徴とする有料テレビジョン放送送信装置。
  2. 【請求項2】前記スクランブルタイミング信号発生手段
    は、複数の前記スクランブルタイミングデータを含むス
    クランブルタイミング信号を発生することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の有料テレビジョン放送送信
    装置。
  3. 【請求項3】前記多重手段は、複数の前記スクランブル
    タイミング信号を前記現フィールドの垂直帰線消去期間
    に多重することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の有料テレビジョン放送送信装置。
  4. 【請求項4】スクランブル制御の切り替えを行うフィー
    ルドである切替フィールドから数えて現フィールドがN
    (N≧1)フィールド前であることを示すスクランブル
    タイミングデータを含むスクランブルタイミング信号が
    前記現フィールドの垂直帰線消去期間に多重された映像
    信号が入力される入力端と、 前記映像信号から前記スクランブルタイミング信号を分
    離して前記スクランブルタイミングデータを取り出すス
    クランブルタイミングデータ抽出手段と、 前記取り出されたスクランブルタイミングデータから現
    フィールドが前記切替フィールドから数えてNフィール
    ド前であることを得て、該現フィールドからNフィール
    ド後にスクランブル制御の切り替えを行うスクランブル
    制御切替手段とを備えたことを特徴とする有料テレビジ
    ョン放送受信装置。
  5. 【請求項5】前記入力端には、複数の前記スクランブル
    タイミングデータを含むスクランブルタイミング信号が
    前記現フィールドの垂直帰線消去期間に多重された映像
    信号が入力され、 前記スクランブルタイミングデータ抽出手段は、前記映
    像信号から前記スクランブルタイミング信号を分離して
    前記複数のスクランブルタイミングデータを取り出し、 前記スクランブル制御切替手段は、前記取り出された複
    数のスクランブルタイミングデータから多数決判定によ
    り現フィールドが前記切替フィールドから数えてNフィ
    ールド前であることを得て、該現フィールドからNフィ
    ールド後にスクランブル制御の切り替えを行うことを特
    徴とする特許請求の範囲第4項記載の有料テレビジョン
    放送受信装置。
  6. 【請求項6】前記入力端には、複数の前記スクランブル
    タイミング信号が前記現フィールドの垂直帰線消去期間
    に多重された映像信号が入力され、 前記スクランブルタイミングデータ抽出手段は、前記映
    像信号から前記複数のスクランブルタイミング信号を分
    離して複数の前記スクランブルタイミングデータを取り
    出し、 前記スクランブル制御切替手段は、前記取り出された複
    数のスクランブルタイミングデータから多数決判定によ
    り現フィールドが前記切替フィールドから数えてNフィ
    ールド前であることを得て、該現フィールドからNフィ
    ールド後にスクランブル制御の切り替えを行うことを特
    徴とする特許請求の範囲第4項記載の有料テレビジョン
    放送受信装置。
JP2106387A 1990-04-24 1990-04-24 有料テレビジョン放送送信装置及び受信装置 Expired - Lifetime JPH0759078B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2106387A JPH0759078B2 (ja) 1990-04-24 1990-04-24 有料テレビジョン放送送信装置及び受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2106387A JPH0759078B2 (ja) 1990-04-24 1990-04-24 有料テレビジョン放送送信装置及び受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH046980A JPH046980A (ja) 1992-01-10
JPH0759078B2 true JPH0759078B2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=14432293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2106387A Expired - Lifetime JPH0759078B2 (ja) 1990-04-24 1990-04-24 有料テレビジョン放送送信装置及び受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0759078B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07131454A (ja) * 1993-11-05 1995-05-19 Toshiba Corp 中継装置,復号装置及び秘匿放送装置
JPH07131443A (ja) * 1993-11-05 1995-05-19 Toshiba Corp 中継装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH046980A (ja) 1992-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5764773A (en) Repeating device, decoder device and concealment broadcasting
KR100565470B1 (ko) 패킷 필터링
US5224161A (en) Method of scrambling and of unscrambling composite video signals, and device for implementation
EP0200310B1 (en) Direct broadcast satellite signal transmission system
US5742681A (en) Process for the broadcasting of programmes with progressive conditional access and separation of the information flow and the corresponding receiver
EP0926894A1 (en) Scrambling unit for a digital transmission system
US4887296A (en) Cryptographic system for direct broadcast satellite system
US7590242B2 (en) Selective multimedia data encryption
AU776108B2 (en) Method for operating a conditional access system for broadcast applications
US4727579A (en) Scrambled television signals
IE57016B1 (en) Timing generator for sync suppressed television
EP0886969B1 (en) Secure data broadcasting
EP0179612B1 (en) Cryptographic system for direct broadcast satellite network
WO1986007224A1 (en) Method and apparatus for scrambling and descrambling television signals
US5745482A (en) Repeating device
JP3172243B2 (ja) 受信装置
US5530756A (en) Television scrambling and descrambling method, and transmitter and receiver using said method
JPH0759078B2 (ja) 有料テレビジョン放送送信装置及び受信装置
KR100878546B1 (ko) 복수의 디지털 신호 스트림을 수신하여 처리하는 시스템 및 방법
KR100230859B1 (ko) 디스크램블러 장치
Angebaud et al. Conditional access mechanisms for all-digital broadcast signals
KR100986236B1 (ko) 키 전송 탬퍼 보호
JP2581262B2 (ja) リセツト形スクランブル符号伝送方式
US5287409A (en) Method and apparatus for frustrating vertical interval detection in scrambled television signals
JPH0964847A (ja) 秘匿放送装置における復号装置及びその復号方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090621

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090621

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100621

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term