JPH0757796A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0757796A
JPH0757796A JP6197708A JP19770894A JPH0757796A JP H0757796 A JPH0757796 A JP H0757796A JP 6197708 A JP6197708 A JP 6197708A JP 19770894 A JP19770894 A JP 19770894A JP H0757796 A JPH0757796 A JP H0757796A
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JP
Japan
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wedge member
conductors
clamp member
connector
flat
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JP6197708A
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English (en)
Inventor
Gino Menechella
ジーノ・メネチェラ
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Whitaker LLC
Original Assignee
Whitaker LLC
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/10Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation
    • H01R4/18Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/28Clamped connections, spring connections
    • H01R4/50Clamped connections, spring connections utilising a cam, wedge, cone or ball also combined with a screw
    • H01R4/5083Clamped connections, spring connections utilising a cam, wedge, cone or ball also combined with a screw using a wedge

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2本の導体のうち、少なくとも1本が平形導
体である2本の導体を損傷を与えることなく相互接続す
るコネクタの提供。 【構成】 コネクタ40は、C字状のクランプ部材42及び
このクランプ部材42内に嵌合挿入される楔部材44を具え
る。楔部材44及びクランプ部材42の壁の間に、楔部材44
の両側で導体を受容する溝を形成する。楔部材44がクラ
ンプ部材42内に圧入されると、壁は外側に向って弾性変
形し、導体に大きな力が作用する。このため、2本の導
体の間に機械的強度が高く、電気的接続に優れた相互接
続が得られる。クランプ部材42は凹面60、62及び凸面6
4、66を有し、楔部材44は互いに接近する1対の平坦面8
2、84及び凹部100 を有するので、種々の寸法の導体を
セルフアライニングすると共に少なくとも1本の平形導
体46を受容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2本の導体を相互接続
すると共に機械的に固定する電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】2本の電線を接続し機械的に固定するコ
ネクタは、特に電力産業でよく用いられている。かかる
コネクタの代表例は、C字状のクランプ部材及びこのC
字状部材に嵌り込む楔部材を有する。C字状部材の内側
には適当な半径を有する表面が形成される。楔部材の両
端面は電線を受容しクランプ(固定)する。かかるコネ
クタの例は、米国特許第4,415,222 号公報及び同第4,60
0,264 号公報に開示されている。これら米国特許は、C
字状部材と、ねじによりC字状部材の内側を摺動する楔
部材とを有するコネクタを開示する。2本の電線は、C
字状部材に形成された凹面及び楔部材の間に介在し、ね
じが楔部材をC字状部材に締め付けると、電線はその位
置で強固にロックされる。この種のコネクタの最近の例
は米国特許第5,006,081 号公報及び同第5,145,420 号公
報に開示されている。前者は、コネクタの2部材をロッ
クするためにロック装置を有する、2本の比較的細い径
の電線を相互接続するためのコネクタを開示する。後者
は、C字状部材の反りを小さくするために楔部材の底部
がC字状部材の底面に係合するコネクタを開示する。こ
の係合により電線に印加される締め付け力が実質的に増
大する。図10には従来のコネクタの代表例を示す。コネ
クタ10はC字状部材12及び楔部材14を有し、C字状部材
12は、相互接続される2本の丸形の電線を受容する溝を
形成する、上方に湾曲した端部16を有する。溝は前端20
から後端22に向うに従って互いに接近する。楔部材14は
各側面に1つずつ凹面24を有する。楔部材14がC字状部
材12内に押し込まれると、各側面の凹面24が電線18と係
合し、溝内に電線18を押し込む。楔部材14の突起26はC
字状部材12の開口28と係合し、楔部材14及びC字状部材
12を固定する。上述のコネクタは、特に単線又は撚り線
の丸形ケーブル用に設計されたものである。
【0003】
【解決すべき課題】しかし、近年、比較的平坦な断面矩
形の導体が、接地及び電力母線として使用されつつあ
る。かかる母線は分岐接続する必要がある場合があり、
各側面に螺入されたねじを有するU字状部材が、今日、
分岐接続できる唯一のコネクタである。2本の平形導体
が並んでU字状部材の内側に挿入され、ねじが所定トル
ク値になるまで平形導体の表面を締め付ける。現場にお
いてはトルク管理が困難であり、時にはトルク管理がで
きず、平形導体を損傷したり、電気的接続が充分でなか
ったり、あるいは機械的強度が充分でないことが生ず
る。これら問題を解消するために接続部を半田付けする
方法がある。しかし、マンホール等の比較的狭い場所に
ガスタンク及び他の比較的重い装置を運ばねばならない
ので、現場における半田付け作業は困難である。
【0004】従って、本発明は、平形導体を損傷するこ
となく、充分な摩擦力で固定してそれらの平形導体を受
容し相互接続するコネクタを提供することを目的とす
る。このコネクタはプライヤのみを用いて手作業で組み
立てられることが好ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタは、ク
ランプ部材及び該クランプ部材内に配置された楔部材の
間に2本の導体を挟持して該導体を相互接続するコネク
タにおいて、前記クランプ部材は、基部及び該基部の両
端から立上ると共に前記楔部材の2側面とそれぞれ対向
する2つの壁を有し、前記壁又は前記楔部材の前記側面
のいずれか一方に平坦面を、他方に前記一方に向って突
出する凸面を形成したことを特徴とする。
【0006】また、本発明のコネクタは、クランプ部材
及び該クランプ部材内に配置された楔部材の間に2本の
導体を挟持して該導体を相互接続するコネクタにおい
て、前記クランプ部材は、基部及び該基部の両端から立
上ると共に前記楔部材の2側面とそれぞれ対向する2つ
の壁を有し、前記楔部材の少なくとも1つの側面に、前
記基部に隣接する壁の部分との間に丸形導体を受容する
ための凹部を形成したことを特徴とする。
【0007】さらに、本発明のコネクタは、クランプ部
材及び該クランプ部材内に配置された楔部材の間に2本
の導体を挟持して該導体を相互接続するコネクタにおい
て、前記クランプ部材は、基部及び該基部の両端から立
上ると共に前記楔部材の2側面とそれぞれ対向する2つ
の壁を有し、該2つの壁は、相互に対向する湾曲した端
部を有すると共に前記基部から離れるに従って相互に接
近するように所定角度で傾斜し、前記楔部材の2側面
は、前記2つの壁に対応して前記所定角度で傾斜するこ
とを特徴とする。
【0008】本明細書に開示されるコネクタは、2本の
導体を電気的に相互接続すると共に機械的に強固に結合
させるものである。2本の導体のうち1本は、断面が実
質的に細長の形状を有し、比較的平坦である。コネクタ
は、基部及び2つの離隔した壁を有するクランプ部材を
有する。壁は、基部から上方に向いて延び、互いに向っ
て曲っている、相互に対応する縁を有する。2つの壁
は、基部の第1端から基部の第2端の方に向うに従って
互い接近する。各壁は基部付近に凹面を有すると共にこ
の凹面及び対向エッジの間に凸面を有する。2つの凸面
は相互に対向している。クランプ部材に嵌め込まれるた
めの楔部材は、その第1端から第2端に向うに従って互
いに接近する第1面及び第2面を有する。楔部材がクラ
ンプ部材内に挿入されると楔部材の第1面が1本の導体
をクランプ部材の一方の壁の凸面に係合させ、且つ第2
面が他の導体をクランプ部材の他方の壁と係合させるよ
うに、楔部材及びクランプ部材が配置される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適実施例について添付図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施例の
分解斜視図である。図2は、図1に示されるクランプ部
材の平面図である。図3は、図2のクランプ部材の正面
図である。図4は、図1に示される楔部材の平面図であ
る。図5は、図4の楔部材の正面図である。
【0010】図1において、本発明の一実施例のコネク
タ40が示されている。コネクタ40はクランプ部材42及び
楔部材44を有する。実質的に細長の形状を各々有する、
比較的平坦な1対の平形リボン導体(以下、単に平形導
体という)46は、クランプ部材42に挿入される楔部材44
と共にクランプ部材42内に配置された状態が示される。
図2及び図3に最もよく示されるように、クランプ部材
42は基部48及びこの基部48から上方に延び、図示の如く
互いに向って湾曲した、相互に対向する縁54、56で終了
する2つの壁(又は腕部)50、52を有する。2つの壁5
0、52は、後述する目的のために所定角度58(図3参
照)だけ内側に傾斜している。本実施例の角度58は約11
°であるが、この角度は臨界的ではなく若干変動しても
よいことが理解されよう。壁50、52及び基部48は一体物
で形成されるので、凹面60、62は接合点に形成される。
そして、壁50、52は若干内側に湾曲し、曲った縁54、56
及び凹面60、62の間に相互に対向する凸面64、66を形成
する。壁50、52は、角度58の量だけ内側に傾いているこ
とに加え、第1端70から第2端72に向うに従って互いに
接近する。クランプ部材42の材料は、ASTM規格B465
に従った、硬度3/4 の銅合金CDA195 である。この材
料は、銅を95%含有し、優れたばね特性を有する。しか
し、電気特性及びばね特性の良好な他の適当な材料を代
用してもよい。
【0011】図4及び図5に示される楔部材44は、第1
端74、第2端76、上面78、底面80及び略平坦な側面82、
84を有する。両側面82、84は、第1端74から第2端76に
向うに従って接近する。その接近量は、クランプ部材42
の対応する接近量、即ち第1端70から第2端72に向うに
従って壁50、52が接近する量と略等しい。また、両側面
82、84は、上面78側でより接近するように傾斜する。即
ち、壁50、52の傾斜と同様に、参照番号86で示される約
11°の角度だけ垂直方向に対して内側に傾斜している。
楔部材44の全長はクランプ部材42の全長と略等しい。側
面82、84の接近量及び傾斜が壁50、52の接近量及び傾き
に対応するので、楔部材44はクランプ部材42の中に嵌合
受容される。
【0012】図1乃至図5を参照すると、楔部材44の底
面80から突出する突出部90は、楔部材44及びクランプ部
材42が結合される際にクランプ部材42の基部48の開口92
内にスナップ係合するために配置される。この係合によ
り、楔部材44及びクランプ部材42がロックされる。基部
48の縁の面取り94及び突出部90の面取りにより、組立が
容易になる。クランプ部材42の基部48から突出して上方
に曲げられたタブ98は、楔部材44がクランプ部材42内に
過度に挿入されるのを防止するストッパとして機能す
る。また、楔部材44の第2の側面84は、その長さ方向に
沿って形成された凹部100 を有する。この凹部100 は、
楔部材44がクランプ部材42と係合する際に、クランプ部
材42の凹面62と対向する位置に配置される。楔部材44
は、銅を80%以上含有する銅合金CDA875 又は他の適
当な材料のダイカストからなる。
【0013】図6は、2本の平形導体を相互接続した状
態を示し、図1の線6−6に沿った断面図である。図7
及び図8は、平形導体及び丸形導体を相互接続した状態
を示し、図6と同様の断面図である。
【0014】図6乃至図8には、3通りの異なった導体
の配置を示した、組立後のコネクタ40が示される。楔部
材44の2側面82、84及びクランプ部材42の凹面60、62及
び凸面64、66は、相互接続される導体を受容するための
溝を画定する。図6に示される第1の配置では、図1の
導体と同様に細長の断面形状を有する2本の平形導体46
がコネクタ40により相互接続される。楔部材44がクラン
プ部材42内に圧入されるにつれて、壁50、52が相互に離
れる方向に付勢され、クランプ部材42の両壁50、52及び
楔部材42の間に導体46を挟む。凸面64、66は、平形導体
46の側面と係合してそれら導体を楔部材44の側面82、84
に押圧して係合させるように配置される。楔部材44が充
分に挿入されると、図6に仮想線で示されるように突出
部90が開口92にスナップ係合する。楔部材44は1対のプ
ライヤによってクランプ部材42内に圧入される。付勢さ
れた壁50、52内に蓄積されたエネルギーは、2本の導体
を電気的及び機械的に相互接続するのに充分である。し
かし、クランプ部材42の中に楔部材44が留まるのは、突
出部90及び開口92の係合に依存する。機械的相互接続に
関して、1例として厚さ1.27mm、幅12.7mmの2本の相互
接続された平形導体46は少なくとも約45.3kgの張力に耐
える。本実施例の壁50、52は充分な弾性を有するので、
厚さ約0.81mmから約2.36mmの範囲の平形導体46を受容で
きる。平形導体46の厚さがこの範囲内にある限り、凸面
64、66の付勢により楔部材44の側面に押圧される際に平
形導体46は自動的に整列(セルフアライニング)する。
壁50、52の湾曲した縁54、56は基部48から離れているの
で、平形導体46の縁は端部及び基部の間に充分な間隙を
もって閉じ込められる。このため、平形導体46は、コネ
クタ40に組み込まれる際に巻きついたり損傷を受けるこ
とはない。楔部材44の2側面82、84及びクランプ部材42
の2つの壁50、52が垂直方向からそれぞれ所定角度58
(図3参照)、86(図5参照)だけ傾斜しているので、
壁50、52に蓄積されたエネルギーにより、凸面64、66が
楔部材44の底面80を付勢してこの底面80が基部48と係合
する。このため、突出部90が開口92内に留まることが保
証される。また、楔部材44の底面80及び基部48の係合は
基部48の反りも防止するので、楔部材44により壁50、52
を外側に変形させるのに必要な力が増大する。このた
め、変形した壁50、52に蓄積されるエネルギー量が増大
する。
【0015】図7に示される第2の配置では、コネクタ
40が平形導体46及び断面円形の丸形導体102 を相互接続
する。丸形導体102 は単線でも撚り線でもよい。本実施
例では、丸形導体102 は米国電線規格の6番線又は8番
線である。楔部材44がクランプ部材42内に挿入される
と、一方の壁50は図6の実施例と同様に変形する。しか
し、丸形導体102 は2つの凹面62、100 の間に捕捉され
るので、他方の壁52の変形量は非常に小さい。この場
合、2本の導体46、102 を電気的及び機械的に相互接続
するために印加されるエネルギーの殆どは一方の壁50に
蓄積される。
【0016】図8に示される第3の配置では、コネクタ
40は平形導体46及び小径の丸形導体104 を相互接続す
る。丸形導体104 は単線でも撚り線でもよい。本実施例
では、丸形導体104 は米国電線規格の10番線又は12番線
である。この場合、丸形導体104 は図7の例とは反対
側、即ち凹面60に隣接して配置されることに注目された
い。楔部材44がクランプ部材42内に挿入されると、一方
の壁52は図7の実施例と同様に変形する。しかし、丸形
導体104 は凹面60及び楔部材44の側面82の間に捕捉され
るので、他方の壁50の変形量は非常に小さい。この場
合、2本の導体46、104 を電気的及び機械的に相互接続
するために印加されるエネルギーの殆どは一方の壁52に
蓄積される。コネクタ40の一側で凹面100 及び凹面62が
対向すると共にコネクタ40の他側で凹面60が平坦な側面
82と対向する配置と、平形導体46が一側又は他側のどち
らにも配置できることにより、使用可能な導体の寸法の
範囲が大きくなる。
【0017】図9は、本発明の別の実施例を示し、図6
と同様に2本の平形導体46を相互接続する第1の配置を
示す断面図である。図9に示されるコネクタ120 は、上
述の実施例のクランプ部材42及び楔部材44のそれぞれに
類似するクランプ部材122 及び楔部材124 を有する。但
し、上述の実施例と異なるのは、楔部材124 が平坦では
なく凸状の2側面126 を有し、且つクランプ部材122 が
凸状ではなく平坦な2つの壁128 を有する点である。楔
部材124 は、一側面に楔部材44の凹面100 に対応する凹
面130 を有するのに加えて、他側面に小さな凹面132 を
有する。凹面130 は米国電線規格6番線乃至8番線の大
径の丸形導体を受容するのに対し、凹面132 は同規格の
10番線乃至12番線の小径の丸形導体を受容する。楔部材
124 の凸状側面126 は参照番号138 で示される角度約11
°だけ内側に傾斜しており、この角度は楔部材44の側面
の傾斜角度と略等しい。また、壁128 の平坦面も参照番
号140 で示される角度約11°だけ内側に傾斜しており、
この角度もクランプ部材42の壁50、52の傾斜角度と略等
しい。
【0018】楔部材124 をクランプ部材122 内に挿入す
ると、楔部材124 がクランプ部材122 内に押圧されるに
つれて、壁128 が互いに離れる外側に付勢され、楔部材
124及びクランプ部材122 の壁128 の間に平形導体46を
挟む。凸面126 は、コネクタ40の場合と同様な方法で、
凸面126 が平形導体46の側面と係合し、平形導体46を付
勢押圧して、クランプ部材122 の壁128 の平坦面と係合
するように配置される。楔部材124 が充分に挿入される
と、突出部90が開口92にスナップ係合する。楔部材124
は、手動操作される1対のプライヤによりクランプ部材
122 内に圧入される。互いに離れた壁128 に蓄積された
エネルギーは、2本の導体を電気的及び機械的に相互接
続するのに充分である。コネクタ120 の他の構造上の特
徴及び操作はコネクタ40の場合と同様である。コネクタ
40の場合と同様に、コネクタ120の壁128 は充分な弾性
を有するので、厚さ約0.81mmから約2.36mmの範囲の平形
導体46を受容できる。平形導体46の厚さがこの範囲内に
ある限り、凸面126 の付勢により壁128 の平坦面に押圧
される際に平形導体46はセルフアライニングする。
【0019】第2の実施例では第1の配置のみを説明し
たが、図7及び図8に示される第2及び第3の配置につ
いても第2実施例の構造により容易に適用できることが
理解されよう。かかる適用により、平形導体と、米国電
線規格の6番線乃至12番線の範囲内のいかなる丸形導体
との相互接続が可能になる。
【0020】本発明の重要な利点は、コネクタが2本の
平形導体又は1本の平形導体及び1本の丸形導体を相互
接続する点にある。コネクタは、1対のプライヤのみに
より現場で容易に組み立てられる。さらに、導体に損傷
を与えることなく、機械的強度の高い相互接続と共に優
れた電気的接続が得られる。このため、このコネクタ
は、高電流及び低電流の両方の分野に利用できる。
【0021】以上、本発明の好適実施例について説明し
たが、本発明の要旨から逸脱することなく、形状、構
造、部品の配置において種々の変形、変更が可能である
ことが明白であろう。
【0022】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、2本の導
体のうち少なくとも1本は平形導体である導体の組合せ
を電気的及び機械的に相互接続することができる。
【0023】また、請求項2に係る発明によれば、1本
の平形導体及び1本の丸形導体を確実に電気的及び機械
的に相互接続することができる。しかも、楔部材の両側
面に異なる寸法の凹部を設けた場合は、適用できる丸形
導体の寸法の範囲を大きくすることができる。
【0024】さらに、請求項3に係る発明によれば、導
体に損傷を与えることなく、2本の導体も充分な摩擦力
で強固に相互接続することができる。また、クランプ部
材及び楔部材に挟持される導体をセルフアライニングす
る機能を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタの一実施例の分解斜視図であ
る。
【図2】図1に示されるクランプ部材の平面図である。
【図3】図2のクランプ部材の正面図である。
【図4】図1に示される楔部材の平面図である。
【図5】図4の楔部材の正面図である。
【図6】2本の平形導体を相互接続した状態を示し、図
1の線6−6に沿った断面図である。
【図7】平形導体及び丸形導体を相互接続した状態を示
し、図6と同様の断面図である。
【図8】平形導体及び丸形導体を相互接続した状態を示
し、図6と同様の断面図である。
【図9】本発明のコネクタの別の実施例を示し、2本の
平形導体を相互接続した状態を示す断面図である。
【図10】従来例のコネクタの分解斜視図である。
【符号の説明】
40、120 コネクタ 42、122 クランプ部材 44、124 楔部材 46 (平形)導体 48 基部 50、52、128 壁 54、56 端部 64、66、126 凸面 82、84 側面 100 、130 、132 凹部 102 、104 丸形導体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランプ部材及び該クランプ部材内に配
    置された楔部材の間に2本の導体を挟持して該導体を相
    互接続するコネクタにおいて、 前記クランプ部材は、基部及び該基部の両端から立上る
    と共に前記楔部材の2側面とそれぞれ対向する2つの壁
    を有し、 前記壁又は前記楔部材の前記側面のいずれか一方に平坦
    面を、他方に前記一方に向って突出する凸面を形成した
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 クランプ部材及び該クランプ部材内に配
    置された楔部材の間に2本の導体を挟持して該導体を相
    互接続するコネクタにおいて、 前記クランプ部材は、基部及び該基部の両端から立上る
    と共に前記楔部材の2側面とそれぞれ対向する2つの壁
    を有し、 前記楔部材の少なくとも1つの側面に、前記基部に隣接
    する壁の部分との間に丸形導体を受容するための凹部を
    形成したことを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 クランプ部材及び該クランプ部材内に配
    置された楔部材の間に2本の導体を挟持して該導体を相
    互接続するコネクタにおいて、 前記クランプ部材は、基部及び該基部の両端から立上る
    と共に前記楔部材の2側面とそれぞれ対向する2つの壁
    を有し、 該2つの壁は、相互に対応する湾曲した端部を有すると
    共に前記基部から離れるに従って相互に接近するように
    所定角度で傾斜し、 前記楔部材の2側面は、前記2つの壁に対応して前記所
    定角度で傾斜することを特徴とするコネクタ。
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