JPH0757496B2 - ロール機のロール間隙用保護装置 - Google Patents

ロール機のロール間隙用保護装置

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JPH0757496B2
JPH0757496B2 JP5262307A JP26230793A JPH0757496B2 JP H0757496 B2 JPH0757496 B2 JP H0757496B2 JP 5262307 A JP5262307 A JP 5262307A JP 26230793 A JP26230793 A JP 26230793A JP H0757496 B2 JPH0757496 B2 JP H0757496B2
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mass
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール間隙の前方に実
質的に該隙間(あるいはロール)と平行に配置した横設
部材を有する、カレンダー又はその他のロール機の、ロ
ール間隙用保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ロー
ル間隙用保護装置は、ドイツ特許公報第 37 19 305号に
より知られている。この従来のロール間隙用保護装置の
場合、横設部材を構成する支持体に保護縁材が配置して
あり、この保護縁材はロール間隙を形成する個々のロー
ルに安全距離範囲内まで接近して配置され、同業組合が
定めた労働安全上の要請を満たすことができる。この労
働安全上の要請によれば、保護装置と、ロール間隙を制
限するロールとの間の間隙は、8mmを超えてはならない
と規定する。
【0003】上記保護縁材は支持体に対して必ずしも移
動可能でなくてもよい。この保護縁材は、例えばドイツ
特許明細書第 40 30 150号により知られているように、
支持体に固定的に付設しておくこともでき、また、支持
体と一体部品として形成しておくこともできる。
【0004】上述した公知の保護装置は、ロールの回転
振動数が保護装置の固有振動数と一致すると、ロール機
のランナップ時又は操業中でさえ、望ましくない振動を
起こす傾向がある。その際、横設部材の中央で振動振幅
は10mm以上の大きさとなることが十分にあり得る。それ
故、ロールとの接触を回避するため、上述した同業組合
により規定された8mmという安全間隙より拡くなるよう
ロールに対して保護装置を設けなければならず、その結
果、上述した労働安全上の問題が生じることになる。
【0005】本発明の課題は、上述のような現況に鑑み
おこなれたもので、上記保護装置の保護作用を向上する
ことを目的にする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、冒頭指摘し
た種類の保護装置において、横設部材に補助質量を配設
し、ばね要素を介しこの補助質量を横設部材と連結する
ことにより解決することができる。
【0007】つまり、補助質量は振動可能に支持体又は
該支持体に付設した部品に吊り下げてある。これによ
り、保護装置は従来の単質量振動子から2質量振動子と
なる。
【0008】ばね要素及び上記補助質量を好適に設定す
ると、臨界振動数での補助質量の運動が、横設部材に対
して力の均衡をもたらすことができる。励振力に対し
て、ほぼ同じ大きさの力が対抗して生じる。こうして、
横設部材の変位の振幅を著しく減少させることができ
る。これにより、横設部材はロールに近接して配置して
おくことができ、保護装置と当該ロールとの間に要請さ
れる間隙、つまり最低寸法(8mm以内) を維持すること
ができ、且つ、横設部材の振動時にも、ロールと保護装
置との接触が起きることもない。ばね要素は、補助質量
を横設部材に固着することにより形成しておくこともで
きる。
【0009】この場合、補助質量は減衰要素を介して横
設部材と結合しておくのが好ましい。振動可能に配置し
た補助質量を付け加えることにより新たな共振振動数が
生じ、この共振振動数は場合によってはロール機の操業
範囲内にもおこることがある。2質量振動子として構成
することで、上記新たに発生する上記共振点において、
横設部材つまり保護装置の運動を、減衰要素によって、
効果的に低減させることができる。
【0010】有利な構成としては、ばね要素と減衰要素
は並列に接続する構成である。このような構成によっ
て、装置(ダンパ要素)の高さが減少し、これによりコ
ンパクトな構造 (凝縮した構成) を達成することができ
る。
【0011】また、補助質量を線形ガイドで摺動可能に
支承すると有利な構成となる。この構成によって、補助
質量の振動方向が確定し、設計及び計算が容易となる。
更に、補助質量を介し振動が別の望ましくない方向で励
振されることを防止することができる。
【0012】このような構成の場合、ガイドは横設部材
の最大変位方向に配置するのが好ましい。この最大変位
方向は、一般に横設部材の剛性が最も低くなる方向であ
る。
【0013】しかし、この最大変位方向は、個々の場合
に、例えば励振に制約されて該最大変位方向から逸脱す
ることがある。この最大変位方向は、減衰しない横設部
材で規制し、それに応じてガイドの配置を調整すること
ができる。
【0014】有利な構成としては、ばね要素が2つのば
ねから構成され、これら二つのばねの間に補助質量を配
置する構成である。つまり、補助質量はそれが定位置に
ない場合、常に引張力と圧縮力が同時に作用している。
引張荷重のときと圧縮荷重のときとで、ばね要素の2つ
のばねの各部品の特性に偏差が生じたとしても、それは
2つのばねによって補償される。更に、補助質量の運動
にとって必要な空間を、一層簡単に構成することができ
る。
【0015】ばね要素の初期応力が特に外部から調整可
能であることも有利であることが判明した。ばね要素の
初期応力を変えることにより、2質量振動子の振動特性
を変えることができる。従って、この振動特性は補助質
量を取り付けた状態のときにも、個々のロール機の特殊
な条件に適合させることができる。
【0016】補助質量の大きさが特に取り付けた状態に
おいてそれに応じて変更可能であると有利である。
【0017】補助質量とばね要素とで形成したダンパ系
の固有振動数は、横設部材の固有振動数に一致している
ことが有利な構成となる。この場合、装置の最良減衰、
つまり最小の振幅状態が得られる。
【0018】横設部材内に収容可能な枠のなかに補助質
量を配置することも有利な構成となる。補助質量は、こ
の枠のなかで振動可能に、場合によっては吊り下げてお
くことができる。横設部材の振動減衰に必要なすべての
部品は横設部材の外部でまとめて組み立てることができ
る。それら必要なすべての部品は、横設部材は多くの場
合いずれにしても中空形材を有するため、横設部材に挿
入するだけよい。
【0019】補助質量は好ましくは幾つかの複数の部分
質量に分割される。スペース上の理由から単一の補助質
量を使用することができない場合、2個以上の部分質量
からなる補助質量も使用することができ、この場合これ
らの各部分質量は互いに並行に振動する。これによりき
わめて緻密な(コンパクトな)ユニットを構築すること
ができる。
【0020】また、上記補助質量を構成する部分質量を
横設部材の軸方向の中央部位に実質的に軸方向の中心に
対し対称に配置するのが好ましい。この軸方向の中央部
位には最大変位が現れる。従ってここでは減衰効果も最
良である。
【0021】
【実施例】本発明にかかるロール機のロール間隙用保護
装置の好ましい1実施例を、以下の図面を参照しながら
説明する。
【0022】保護装置1を実質上構成する横設部材A
は、2個のロール3,4により形成されるロール間隙2
の前方に、実質的に該ロール隙間2(換言すれば、ロー
ル3,4)と平行に配置してある。横設部材Aが、支持
体5と該支持体5に配置された2個の保護縁材6,7を
有する。本実施例の場合、図示するように上記保護縁材
6,7は、支持体5に固定的に付設されている。しか
し、保護縁材6,7は、周知の如く、動作可能に支持体
5に付設してもよい。
【0023】上記支持体5は、その両端が、例えば詳し
くは図示していないサポートの突起に吊持され又は支持
されており、また、このサポートは上記ロール3,4を
も担持する。
【0024】上記ロール3と保護縁材6との間、又はロ
ール4と保護縁材7との間にある各間隙9,10は、操業
時において操作員の危険を排除するため、8mmを超えて
はならない。しかし、上記ロール3,4を具備したロー
ル機が運転されると、振動が発生して横設部材A(支持
体5,保護縁材6,7)に伝達され、横設部材A自身が
励振することがある。支持された空間内での横設部材A
の運動は、両方向矢印11,12で示す2つの直交方向の運
動に分解することができる。この場合、矢印11で示す方
向に最大振幅が現れる。それに対し矢印12で示す方向で
は比較的小さな振幅が見られるだけであり、無視するこ
とができる。矢印11で示した方向で横設部材Aは曲げ剛
性が最小となっている。
【0025】従って、横設部材Aの振動の振幅は、10mm
を超えることが十分にある。このことは、確かに間隙9
にとってそんなに危険なことではない。しかし、上記間
隙10では隙間の大きさが8mmだけであることから、この
ような大きな振幅の振動が生じると、保護縁材7とロー
ル4との間で接触が起きることは明白である。カレンダ
ー又はその他のロール機の場合、ロールの周囲に存在す
る空間は一般にきわめて狭いため、保護装置1を外部か
ら支持又は減衰することはできない。
【0026】従って、この発明にかかる実施例では、振
動の振幅を減らすため、横設部材の支持体5にダンパ系
(ダンパ機構)13が挿入してある。図1に示すように、
複数のダンパ系13を上記支持体5内に挿入することもで
きる。この場合、それらは横設部材Aの軸方向(図1に
おいて左右方向)の中心部分に該軸方向の中心に対し対
称に配置すべきである。
【0027】各ダンパ系13は、枠(ケース)14を有し、
この枠14は支持体5と固定的に取着されている。補助質
量15は2個のばね16, 17を介して振動可能に枠14内、つ
まり支持体5内に吊り下げられている。ばね16, 17と平
行に減衰要素18,19が、ダンパ系13を構成する補助質量
15と枠14との間に配置してある。ばね16, 17と減衰要素
18, 19は、図2において概略図示しているだけである。
このばね16, 17には、あらゆる種類のばね、例えば金属
又は合成樹脂からなる、渦巻ばね又はコイルばね、板ば
ね等を使用することができる。また、上記減衰要素18,
19は、液圧減衰器で構成することができる。しかし、他
の減衰手段、例えば摩擦式の減衰手段等も、減衰要素と
して可能であることは言うまでもない。上記ばね16,17
は、減衰要素18,19と一体に構成することもできる。重
要なことは、上記補助質量15が、振動可能に吊り下げら
れ、振動が減衰される点にある。ダンパ系13の固有振動
数は、横設部材(支持体5,保護縁材6,7)の固有振
動数と一致する。減衰要素18,19は、一方で補助質量1
5、他方で横設部材A及びそれと固定的に付設した部品
により形成された2質量振動子により新たに発生した共
振が、効果的に減衰されるよう、調整してある。この箇
所の振動の振幅はこうしてきわめて小さいものに抑える
ことができる。
【0028】ダンパ系13の内部構造を、図3と図4に概
略的に図示している。補助質量15はリニア型ボールベア
リング20を介してガイド21で案内されており、このガイ
ド21はダンパ系13の枠14内に固定的に設けられてい
る。このダンパ系13は、支持体5内のガイド21が両方向
矢印11の方向と平行になるよう、横設部材Aに取り付け
られる。このリニア型ボールベアリング20は、ガイド21
上の摩擦を減少させ、摩擦によって望ましくない付加的
減衰が惹起されることがないよう機能し、従って、減衰
は減衰要素18,19の特性に依存してのみ起きる。上記ガ
イド21は、補助質量15の運動が特定方向、つまり矢印11
の方向、即ち横設部材Aの最大変位方向にのみ許容する
よう機能し、この運動には当然これに固着した部品の重
量又は質量も加算しなければならない。
【0029】それぞれの減衰要素18,19は2個の減衰器
に分割してあり、そのうち一方は図3において補助質量
15の手前方に、他方はその背面方に配置されている。図
3のIV-IV 矢視図である図4には、符号19で示すよう
に、上記補助質量15の背面方の減衰器が記載されてい
る。減衰は別の手法でもおこなうことができる。例え
ば、減衰パッド、具体例では金網製の減衰パッドを、コ
イルばねの内部に配置することによっておこなうことが
でき、従ってこのような手法を用いる減衰要素を用いて
もよい。
【0030】枠14の開口部を閉鎖する蓋22は、ねじ23に
よって該枠14に取着されている。この蓋22に配置した調
整ねじ24を利用して、加圧板25の位置を変えることがで
きるよう構成されている。この加圧板25は、枠14の底と
協動して、ばね16,17の初期応力を発生させる。従っ
て、この調整ねじ24の調整によって、ばね16,17の初期
応力を変えることができる。このように、ダンパ系13の
共振振動数は一定の範囲内で変更することができる。上
記調整ねじ24は、このダンパ系13を取り付けた状態のと
きでも、外部からアクセス可能である。この構成によ
り、ダンパ系13の固有振動数は、現場においても横設部
材Aの固有振動数に適合するよう調整することができ
る。図示しない手法で、補助質量15の質量の大きさも、
補助要素の追加又は削除により変更することも可能であ
る。
【0031】実験において、長さ7600mm、質量約200 kg
の横設部材を回転式偏心板(不釣合質量=12000gmm)を
介しその固有振動数(6 875 Hz)で励振させた。
【0032】付加的振動質量(ダンパ系)なしの場合に
は、振動速度が156 mm/sで、約11mmの振動の振幅が観察
された。ダンパ系13を使用することで、振動速度は32mm
/sに、振動の振幅は約2.5 mmに低下した。
【0033】横設部材Aの減衰の挙動についても著しく
向上した。±40mm/sの振動速度で手動で突き動かした後
の減衰に関して、ダンパ系13なしの場合振動速度は比較
的緩慢に低下するのに対し、ダンパ系13を使用すると急
激に減少した。具体的には、突き動かした後0.4 秒後
に、ダンパ系13がない場合にはなお±35mm/sの振動速度
が観察できるのに対し、ダンパ系13を備えた構成では振
動速度の値は±7mm/sに減少した。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、補助質量を取り付ける
ことで共振範囲で振動の振幅を著しく減少させることが
できる。具体的には、例えば上記実施例の場合には、横
設部材の振幅を約1/4 に減少させることができる。
【0035】従って、所要の安全間隙を大きな精度で維
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるロール機のロール間隙用保護
装置の構成を示す該保護装置の全体の概略平面図であ
る。
【図2】 図1のII−II矢視における拡大部分断面図で
ある。
【図3】 ダンパ系の詳細な構成を示す断面図である。
【図4】 ダンパ系の詳細な構成を示す図3のIV−IV矢
視における部分断面図である。
【符号の説明】
A…横設部材 5…支持体 6…保護縁材 7…保護縁材 15…補助質量 16,17 …ばね要素

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール間隙の前方に実質的にこれと平行
    に配置した横設部材を有するロール機のロール間隙用保
    護装置において、上記横設部材Aに補助質量(15)を配設
    し、この配設が、ばね要素(16, 17)を介し上記補助質量
    (15)を横設部材Aに連結することによって配設されたこ
    とを特徴とするロール間隙用保護装置。
  2. 【請求項2】 さらに、減衰要素(18, 19)を介して、前
    記補助質量(15)を横設部材Aと結合したことを特徴とす
    る請求項1記載のロール間隙用保護装置。
  3. 【請求項3】 前記ばね要素(16, 17)と前記減衰要素(1
    8, 19)を並列に接続したことを特徴とする請求項2記載
    のロール間隙用保護装置。
  4. 【請求項4】 前記補助質量(15)を線形ガイド(21)で摺
    動可能に支承したことを特徴とする請求項1から請求項
    3のいずれか1の項に記載のロール間隙用保護装置。
  5. 【請求項5】 前記線形ガイド(21)を前記横設部材Aの
    最大変位方向(11)に配置したことを特徴とする請求項4
    記載のロール間隙用保護装置。
  6. 【請求項6】 前記ばね要素(16, 17)が2つのばねから
    なり、それら2つのばねの間に、前記補助質量(15)を配
    設したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれ
    か1の項に記載のロール間隙用保護装置。
  7. 【請求項7】 前記ばね要素(16, 17)の初期応力が外
    から調整可能であることを特徴とする請求項1から請求
    項6のいずれか1の項に記載のロール間隙用保護装置。
  8. 【請求項8】 前記補助質量(15)の大きさが外部から変
    更可能であることを特徴とする請求項1から請求項7の
    いずれか1の項に記載のロール間隙用保護装置。
  9. 【請求項9】 前記補助質量(15)と前記ばね要素(16, 1
    7)とからなるダンパ系(13)の固有振動数を、横設部材A
    の固有振動数に一致させたことを特徴とする請求項1か
    ら請求項8のいずれか1の項に記載のロール間隙用保護
    装置。
  10. 【請求項10】 前記横設部材A内に収容可能な枠(14)
    内に前記補助質量(15)を配設したことを特徴とする請求
    項1から請求項9のいずれか1の項に記載のロール間隙
    用保護装置。
  11. 【請求項11】 前記補助質量(15)を幾つかの小さい質
    量に分割したもので構成したことを特徴とする請求項1
    から請求項10のいずれか1項記載のロール間隙用保護装
    置。
  12. 【請求項12】 前記補助質量(15)を横設部材Aの軸方
    向の中央部分に実質的に軸方向の中心に対し対称に配置
    したことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか
    1の項に記載のロール間隙用保護装置。
JP5262307A 1992-10-21 1993-10-20 ロール機のロール間隙用保護装置 Expired - Lifetime JPH0757496B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4235421.8 1992-10-21
DE4235421A DE4235421C1 (ja) 1992-10-21 1992-10-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06226770A JPH06226770A (ja) 1994-08-16
JPH0757496B2 true JPH0757496B2 (ja) 1995-06-21

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ID=6470939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5262307A Expired - Lifetime JPH0757496B2 (ja) 1992-10-21 1993-10-20 ロール機のロール間隙用保護装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5439366A (ja)
EP (1) EP0593944B1 (ja)
JP (1) JPH0757496B2 (ja)
AT (1) ATE133218T1 (ja)
CA (1) CA2107861C (ja)
DE (1) DE4235421C1 (ja)
FI (1) FI98393C (ja)

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