JPH0756436B2 - ルーバーを有する塔パッキング - Google Patents
ルーバーを有する塔パッキングInfo
- Publication number
- JPH0756436B2 JPH0756436B2 JP3312442A JP31244291A JPH0756436B2 JP H0756436 B2 JPH0756436 B2 JP H0756436B2 JP 3312442 A JP3312442 A JP 3312442A JP 31244291 A JP31244291 A JP 31244291A JP H0756436 B2 JPH0756436 B2 JP H0756436B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- louvers
- louver
- liquid
- vapor
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/32—Packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit or module inside the apparatus for mass or heat transfer
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F25/00—Component parts of trickle coolers
- F28F25/02—Component parts of trickle coolers for distributing, circulating, and accumulating liquid
- F28F25/08—Splashing boards or grids, e.g. for converting liquid sprays into liquid films; Elements or beds for increasing the area of the contact surface
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F25/00—Component parts of trickle coolers
- F28F25/02—Component parts of trickle coolers for distributing, circulating, and accumulating liquid
- F28F25/08—Splashing boards or grids, e.g. for converting liquid sprays into liquid films; Elements or beds for increasing the area of the contact surface
- F28F25/087—Vertical or inclined sheets; Supports or spacers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/32—Details relating to packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit of module inside the apparatus for mass or heat transfer
- B01J2219/322—Basic shape of the elements
- B01J2219/32203—Sheets
- B01J2219/3221—Corrugated sheets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/32—Details relating to packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit of module inside the apparatus for mass or heat transfer
- B01J2219/322—Basic shape of the elements
- B01J2219/32203—Sheets
- B01J2219/32213—Plurality of essentially parallel sheets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/32—Details relating to packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit of module inside the apparatus for mass or heat transfer
- B01J2219/322—Basic shape of the elements
- B01J2219/32203—Sheets
- B01J2219/32237—Sheets comprising apertures or perforations
- B01J2219/32241—Louvres
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/32—Details relating to packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit of module inside the apparatus for mass or heat transfer
- B01J2219/322—Basic shape of the elements
- B01J2219/32203—Sheets
- B01J2219/32255—Other details of the sheets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/32—Details relating to packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit of module inside the apparatus for mass or heat transfer
- B01J2219/322—Basic shape of the elements
- B01J2219/32203—Sheets
- B01J2219/32265—Sheets characterised by the orientation of blocks of sheets
- B01J2219/32272—Sheets characterised by the orientation of blocks of sheets relating to blocks in superimposed layers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸気−液体工程塔の構造
化パッキングに関し、さらに詳細にはかような工程塔に
おいて使用する、面対面接触して配設される波形のルー
バー接触プレートから製作されるパッキングに関する。
化パッキングに関し、さらに詳細にはかような工程塔に
おいて使用する、面対面接触して配設される波形のルー
バー接触プレートから製作されるパッキングに関する。
【0002】
【従来の技術】蒸気−液体接触技術において、工程塔内
にて生ずる質量及び/又は熱転移の量を効率的に改善す
る方法及び装置を利用することは非常に好ましい。かよ
うな工程塔の技術は塔パッキングに使用される種々のパ
ッキング設計物で満たされる。用いられるパッキングの
型式は塔内にて行われるべき特定の工程の機能による。
従って、パッキング要素はコラム内にて規則的な配列を
形成するために配列された構造化配列(構造化パッキン
グ)から構成することができ、または塔内に投入され、
かつでたらめに配列された比較的小さい形状物(投入パ
ッキング)、例えばリングまたはサドルから構成するこ
とができる。塔内へ導入される原料の構成分の細かい分
留及び/又は分離と、有害または望ましくない残留要素
の除去は定められた適用に選択される特別な蒸気−液体
接触装置へ臨界性を与える。投入物の形状または構造化
パッキング要素は配列の流れパターン及び密度と、それ
によって生じた流れへの結果としての抵抗とを決定す
る。従って、先行技術の構造化パッキング配列は種々の
形状、寸法、材料形態に利用できることがわかった。
にて生ずる質量及び/又は熱転移の量を効率的に改善す
る方法及び装置を利用することは非常に好ましい。かよ
うな工程塔の技術は塔パッキングに使用される種々のパ
ッキング設計物で満たされる。用いられるパッキングの
型式は塔内にて行われるべき特定の工程の機能による。
従って、パッキング要素はコラム内にて規則的な配列を
形成するために配列された構造化配列(構造化パッキン
グ)から構成することができ、または塔内に投入され、
かつでたらめに配列された比較的小さい形状物(投入パ
ッキング)、例えばリングまたはサドルから構成するこ
とができる。塔内へ導入される原料の構成分の細かい分
留及び/又は分離と、有害または望ましくない残留要素
の除去は定められた適用に選択される特別な蒸気−液体
接触装置へ臨界性を与える。投入物の形状または構造化
パッキング要素は配列の流れパターン及び密度と、それ
によって生じた流れへの結果としての抵抗とを決定す
る。従って、先行技術の構造化パッキング配列は種々の
形状、寸法、材料形態に利用できることがわかった。
【0003】効率的な熱伝達、流体蒸発、または蒸気凝
結を与える装置及び方法を提供することは先行技術にお
いて特に好ましいことがわかり、それらによってある流
体の内、1つの冷却は最小寸法の一定の領域を通る最小
圧力降下で成し遂げることができる。高効率、低圧力降
下及び減少温度は化学工業技術、例えば石油分留操作に
おいて重要な設計基準である。かような操作を行う工程
塔は塔の上方部分からの下降流体流と、塔の下方部分か
らの上昇蒸気流とを与える一般的特性のものである。蒸
気−液体接触の十分な面領域は上昇蒸気に存在する液体
随伴の1次機能及び軽減または除去に必要である。構造
化パッキングの配列が十分な面領域をその水平面及び垂
直面の両方において有することが最も頻繁に必要であ
り、その結果重い構成分の部分は凝縮形状で下方へ案内
され、かつ蒸気は最小抵抗でパッキングを通して上昇す
ることができる。かような装置では供給物の重い、また
は軽い構成分が上昇蒸気及び下降液体の相互作用によっ
てほとんど構造化パッキングの面にて塔の底部及び頂部
の各々に回収される。
結を与える装置及び方法を提供することは先行技術にお
いて特に好ましいことがわかり、それらによってある流
体の内、1つの冷却は最小寸法の一定の領域を通る最小
圧力降下で成し遂げることができる。高効率、低圧力降
下及び減少温度は化学工業技術、例えば石油分留操作に
おいて重要な設計基準である。かような操作を行う工程
塔は塔の上方部分からの下降流体流と、塔の下方部分か
らの上昇蒸気流とを与える一般的特性のものである。蒸
気−液体接触の十分な面領域は上昇蒸気に存在する液体
随伴の1次機能及び軽減または除去に必要である。構造
化パッキングの配列が十分な面領域をその水平面及び垂
直面の両方において有することが最も頻繁に必要であ
り、その結果重い構成分の部分は凝縮形状で下方へ案内
され、かつ蒸気は最小抵抗でパッキングを通して上昇す
ることができる。かような装置では供給物の重い、また
は軽い構成分が上昇蒸気及び下降液体の相互作用によっ
てほとんど構造化パッキングの面にて塔の底部及び頂部
の各々に回収される。
【0004】適合補完設計形態を与える複数の積み重ね
た層は一般的に単一の工程コラムに類似する。各層は上
昇蒸気の速度及び動力学的エネルギーを利用し、上昇蒸
気の液体随伴と、下降液体を有する蒸気の徹底した、乱
流接触とを除去する2重の機能を果たし、所望の構成へ
の流体の十分な分離または凝縮を成し遂げる。上昇する
蒸気の迅速な冷却は一般的に効率的な操作に予め必要な
ものであり、パッキングの最小垂直深さの蒸気凝縮及び
最小圧力降下のために効率的な熱伝達を行う。従って、
対向して傾斜した波形薄板またはプレートはパッキング
層の水平面及び垂直面を通る多数の蒸気通路を与えるた
めに先行技術において利用され、薄板内における蒸気の
流れ及びその分配を保証し、かつ層のある部分を通る蒸
気(他の部分には通らずに)の不良分配またはチャネリ
ングを防止する。この態様においてのみ、コラム及びそ
の内部に適用されたエネルギーの有効、かつ効率的な利
用が行われる。
た層は一般的に単一の工程コラムに類似する。各層は上
昇蒸気の速度及び動力学的エネルギーを利用し、上昇蒸
気の液体随伴と、下降液体を有する蒸気の徹底した、乱
流接触とを除去する2重の機能を果たし、所望の構成へ
の流体の十分な分離または凝縮を成し遂げる。上昇する
蒸気の迅速な冷却は一般的に効率的な操作に予め必要な
ものであり、パッキングの最小垂直深さの蒸気凝縮及び
最小圧力降下のために効率的な熱伝達を行う。従って、
対向して傾斜した波形薄板またはプレートはパッキング
層の水平面及び垂直面を通る多数の蒸気通路を与えるた
めに先行技術において利用され、薄板内における蒸気の
流れ及びその分配を保証し、かつ層のある部分を通る蒸
気(他の部分には通らずに)の不良分配またはチャネリ
ングを防止する。この態様においてのみ、コラム及びそ
の内部に適用されたエネルギーの有効、かつ効率的な利
用が行われる。
【0005】先行技術の種々様々なもののうち、傾斜し
た波形接触プレートの構造形態はしばしば蒸気通路の穴
を組み込む。蒸気乱流はかような穴によって創り出さ
れ、緊密な蒸気−液体接触を保証する。上昇蒸気が蒸気
通路穴に近づきまたは去る垂直位置に非常に近接した付
近にて液体接触及び液体を随伴しないことという2重の
機能を果たすことを保証することにも必要である。この
態様において、上昇蒸気または下降液体の不良分配は軽
減される。さらに、先行技術の最も重大な懸念は経済的
な製造形態において、蒸気−液体接触のためのかような
方法及び装置を提供することにある。かような考察は費
用高の効率的な操作には必要である。
た波形接触プレートの構造形態はしばしば蒸気通路の穴
を組み込む。蒸気乱流はかような穴によって創り出さ
れ、緊密な蒸気−液体接触を保証する。上昇蒸気が蒸気
通路穴に近づきまたは去る垂直位置に非常に近接した付
近にて液体接触及び液体を随伴しないことという2重の
機能を果たすことを保証することにも必要である。この
態様において、上昇蒸気または下降液体の不良分配は軽
減される。さらに、先行技術の最も重大な懸念は経済的
な製造形態において、蒸気−液体接触のためのかような
方法及び装置を提供することにある。かような考察は費
用高の効率的な操作には必要である。
【0006】対向して傾けられた波形プレートは対向流
の、液体−蒸気相互作用のためのある方法及び装置のみ
を提供する。かようなパッキング配列ではコラムの頂部
にまたはその近くに導入され、かつ底部にて取り出され
る液体は効率的にコラムの底部またはその近くに導入さ
れ、かつ頂部にて取り出される蒸気によって係合され
る。かような方法及び装置の臨界的な特徴は液体及び蒸
気が互いに所望の程度の接触を達成し、その結果計画し
た質量またはエネルギー伝達は設計した速度で生ずると
いう保証することにある。内部構造はもちろん外部的に
動力駆動されないという意味で受動的であり、もしあっ
たとしても可動部分はほとんどない。
の、液体−蒸気相互作用のためのある方法及び装置のみ
を提供する。かようなパッキング配列ではコラムの頂部
にまたはその近くに導入され、かつ底部にて取り出され
る液体は効率的にコラムの底部またはその近くに導入さ
れ、かつ頂部にて取り出される蒸気によって係合され
る。かような方法及び装置の臨界的な特徴は液体及び蒸
気が互いに所望の程度の接触を達成し、その結果計画し
た質量またはエネルギー伝達は設計した速度で生ずると
いう保証することにある。内部構造はもちろん外部的に
動力駆動されないという意味で受動的であり、もしあっ
たとしても可動部分はほとんどない。
【0007】先行技術は面対面係合する、交差して縦み
ぞがつけられ、穿設されたシート材料を利用する受動的
な蒸気−液体接触装置で満たされている。この形態はパ
ッキングを通して移動する液体を助長し、集合してそれ
自体を蒸気が通過できる大きい領域を有する薄膜へ形成
する。しかしながら、設計上の問題は単に大きい面領域
または多数の波形、交差した縦みぞまたは穿孔を提供す
るという事項ではない。多数の他の相互に関係のある設
計的な考察は考慮されねばならず、それらのいくつかは
上述された。
ぞがつけられ、穿設されたシート材料を利用する受動的
な蒸気−液体接触装置で満たされている。この形態はパ
ッキングを通して移動する液体を助長し、集合してそれ
自体を蒸気が通過できる大きい領域を有する薄膜へ形成
する。しかしながら、設計上の問題は単に大きい面領域
または多数の波形、交差した縦みぞまたは穿孔を提供す
るという事項ではない。多数の他の相互に関係のある設
計的な考察は考慮されねばならず、それらのいくつかは
上述された。
【0008】工程的観点から、所望の蒸気−液体接触相
互作用はできるだけ完全に近く実行されねばならないと
いうことが重要である。例えば、原油真空塔において、
効率的な凝縮及び良好な分離は好ましくない残留要素が
ない油流を生成することを必要とする。上述のように、
接触コラム及びその内部装置はユニットに供給される熱
を効率的に利用しなければならない。この態様におい
て、目的が質量変換、熱伝達、液体蒸発または蒸気凝縮
要求であろうとも直接的な操作費用を最小限に抑える。
上記に関し、圧力降下は蒸気−液体流体境界面でもそう
であるように主要な考慮事項である。蒸気−液体接触の
構造化パッキングは先行技術において、引用例、例えば
1967年9月26日付けにて付与された米国特許第3
343821号、1979年2月13日付けで付与され
た米国特許第4139584号、1978年12月5日
付けにて付与された米国特許第4128684号、19
74年1月15日付けにて付与された米国特許第378
5620号及び1976年5月25日付けにて付与され
た米国特許第3959419号に示される。
互作用はできるだけ完全に近く実行されねばならないと
いうことが重要である。例えば、原油真空塔において、
効率的な凝縮及び良好な分離は好ましくない残留要素が
ない油流を生成することを必要とする。上述のように、
接触コラム及びその内部装置はユニットに供給される熱
を効率的に利用しなければならない。この態様におい
て、目的が質量変換、熱伝達、液体蒸発または蒸気凝縮
要求であろうとも直接的な操作費用を最小限に抑える。
上記に関し、圧力降下は蒸気−液体流体境界面でもそう
であるように主要な考慮事項である。蒸気−液体接触の
構造化パッキングは先行技術において、引用例、例えば
1967年9月26日付けにて付与された米国特許第3
343821号、1979年2月13日付けで付与され
た米国特許第4139584号、1978年12月5日
付けにて付与された米国特許第4128684号、19
74年1月15日付けにて付与された米国特許第378
5620号及び1976年5月25日付けにて付与され
た米国特許第3959419号に示される。
【0009】上記蒸気−液体接触方法及び装置の特許に
おいて、いくつかの設計形態は緊密な蒸気−液体接触を
与えるために提供される。特に、水平及び/又は直角の
波形の1つが他の波形に対して傾斜した波形を有する面
対面接触の積み重ねられた波形接触プレートは種々の材
料形態で示され、かつ設けられる。これらの形態は単一
フィラメントヤーン及び中実プレートを含む。さらに先
行技術において、その間に複数の穿孔を有する縦みぞが
設けられたプレートを利用することは著名である。ある
かような実例は1981年10月20日付けにて特許さ
れた米国特許第4296050号に見られ、一方別のも
のは1965年9月8日付けにて特許された英国特許第
1004046号に見られる。一方、蒸気−液体接触の
ための多くの先行技術の方法及び装置は比較的に効率が
良いことを示しているが、ある欠点は依然として残る。
特に、上述のように規定された構造化パッキングの多様
性を有する下降液体流及び上昇蒸気流を合体する蒸気−
液体接触塔は一般的に容易に内部圧力偏差を調節するこ
とができない。下方に面する表面にも、かような面が一
般的に効率良く濡れないので問題がある。パッキングの
スリットまたは切開部に関してでさえ、多くの下方に面
する表面があり、先行技術の設計物は効率的に、適切な
濡れまたはそれを通る上記通路を述べるものはほとんど
ない。このことは面対面接触する波形及び/又は交差す
る縦みぞを有するプレートに配設された複数の穴、例え
ば上述のものにでさえ真実である。蒸気流は究極には圧
力偏差に敏感であり、合致する波形または縦みぞの多数
の曝露領域の間にて容易にそらされる。
おいて、いくつかの設計形態は緊密な蒸気−液体接触を
与えるために提供される。特に、水平及び/又は直角の
波形の1つが他の波形に対して傾斜した波形を有する面
対面接触の積み重ねられた波形接触プレートは種々の材
料形態で示され、かつ設けられる。これらの形態は単一
フィラメントヤーン及び中実プレートを含む。さらに先
行技術において、その間に複数の穿孔を有する縦みぞが
設けられたプレートを利用することは著名である。ある
かような実例は1981年10月20日付けにて特許さ
れた米国特許第4296050号に見られ、一方別のも
のは1965年9月8日付けにて特許された英国特許第
1004046号に見られる。一方、蒸気−液体接触の
ための多くの先行技術の方法及び装置は比較的に効率が
良いことを示しているが、ある欠点は依然として残る。
特に、上述のように規定された構造化パッキングの多様
性を有する下降液体流及び上昇蒸気流を合体する蒸気−
液体接触塔は一般的に容易に内部圧力偏差を調節するこ
とができない。下方に面する表面にも、かような面が一
般的に効率良く濡れないので問題がある。パッキングの
スリットまたは切開部に関してでさえ、多くの下方に面
する表面があり、先行技術の設計物は効率的に、適切な
濡れまたはそれを通る上記通路を述べるものはほとんど
ない。このことは面対面接触する波形及び/又は交差す
る縦みぞを有するプレートに配設された複数の穴、例え
ば上述のものにでさえ真実である。蒸気流は究極には圧
力偏差に敏感であり、合致する波形または縦みぞの多数
の曝露領域の間にて容易にそらされる。
【0010】液体及び蒸気の両方は効率的に不均一に濡
れたパッキング面に沿って混合するということが、対向
流において望ましい。このことが生ずるためには液体及
び蒸気の両方が効率的な相互作用のために波形シートを
通過できることが非常に有利であることが示される。サ
ンドウイッチ型の波形シートを通る蒸気及び液体の両方
の自由通路がなければ、高体積流又は低体積流のどちら
かの領域は生ずることができる。結果としてこれらの流
体積偏差はパッキング内にて一様性及び均質性の欠如を
生ずる。最も効率的な構造化パッキング形態は領域に合
体し、その場合、蒸気及び液体の比率は矛盾しない相互
作用及び混合で比較的一定に維持する。このことはしか
も前記シートの間の液体の一様な濡れ及び広がりと、圧
力の等化とを促進する形態において、波形シートの両側
面を通して液体及び蒸気の両方の一様な流れを容易にす
るパッキング面を要求する。
れたパッキング面に沿って混合するということが、対向
流において望ましい。このことが生ずるためには液体及
び蒸気の両方が効率的な相互作用のために波形シートを
通過できることが非常に有利であることが示される。サ
ンドウイッチ型の波形シートを通る蒸気及び液体の両方
の自由通路がなければ、高体積流又は低体積流のどちら
かの領域は生ずることができる。結果としてこれらの流
体積偏差はパッキング内にて一様性及び均質性の欠如を
生ずる。最も効率的な構造化パッキング形態は領域に合
体し、その場合、蒸気及び液体の比率は矛盾しない相互
作用及び混合で比較的一定に維持する。このことはしか
も前記シートの間の液体の一様な濡れ及び広がりと、圧
力の等化とを促進する形態において、波形シートの両側
面を通して液体及び蒸気の両方の一様な流れを容易にす
るパッキング面を要求する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、波形プレート
に作られたルーバーの流れを方向付け、集める特徴を利
用することによって先行技術の問題を克服する利点とな
る。本発明の装置は内部に選択したルーバー形態を有す
る波形プレートを提供することによって先行技術パッキ
ングを越えるかような改善を提供する。この態様におい
て、液体は前記波形プレート間にて通常通過する上昇蒸
気及び下降液体の蒸気−液体接触を実質的に増加する通
路のプレートに面する波形の両側部を通して流れる。波
形シートのルーバーの選択的に方向付けられた配列の存
在は蒸気及び液体の流れをその対向側部にて曝露するこ
とができ、一方それに相互作用する対向方向に流れる。
かような液体蒸気流形態は質量伝達効率を最大にし、か
つ慣用の対向したプレート波形組立体の製造コストに対
し最低限の製造コスト増加にて提供される。
に作られたルーバーの流れを方向付け、集める特徴を利
用することによって先行技術の問題を克服する利点とな
る。本発明の装置は内部に選択したルーバー形態を有す
る波形プレートを提供することによって先行技術パッキ
ングを越えるかような改善を提供する。この態様におい
て、液体は前記波形プレート間にて通常通過する上昇蒸
気及び下降液体の蒸気−液体接触を実質的に増加する通
路のプレートに面する波形の両側部を通して流れる。波
形シートのルーバーの選択的に方向付けられた配列の存
在は蒸気及び液体の流れをその対向側部にて曝露するこ
とができ、一方それに相互作用する対向方向に流れる。
かような液体蒸気流形態は質量伝達効率を最大にし、か
つ慣用の対向したプレート波形組立体の製造コストに対
し最低限の製造コスト増加にて提供される。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は蒸気−液体接触
を与えるためにその内部に配設された蒸気−液体接触塔
及び構造化パッキング配列に関する。さらに詳細には本
発明の1つの特徴は一方から他方へ対向して傾き、対向
した波形に面対面接触する複数の波形プレートからなる
型式の改善された塔パッキングを備える。このパッキン
グは上昇蒸気流と付随的に下降する液体流を受け取るよ
うになされる。この流れパターンは蒸気−液体接触を増
加する。改善点は波形シートの共通平坦領域に形成され
たルーバーの配列を備え、ルーバーはシートの平坦領域
を通して蒸気及び液体流を通過させるよう方向付けられ
る。
を与えるためにその内部に配設された蒸気−液体接触塔
及び構造化パッキング配列に関する。さらに詳細には本
発明の1つの特徴は一方から他方へ対向して傾き、対向
した波形に面対面接触する複数の波形プレートからなる
型式の改善された塔パッキングを備える。このパッキン
グは上昇蒸気流と付随的に下降する液体流を受け取るよ
うになされる。この流れパターンは蒸気−液体接触を増
加する。改善点は波形シートの共通平坦領域に形成され
たルーバーの配列を備え、ルーバーはシートの平坦領域
を通して蒸気及び液体流を通過させるよう方向付けられ
る。
【0013】もう一つの特徴において、本発明は蒸気流
を液体流に接触させ、面対面接触する垂直方向に方向付
けられた波形シートを備える塔パッキングを備える。シ
ートの各々はその内部に平坦領域によって分離された隆
起部及び谷部を設定する折曲線を有する。隆起部、谷部
及び平坦領域はシートの波形形態を規定する。平坦領域
は横方向に延びる複数のルーバーを備え、実質的に全て
のルーバーは折曲線に隣接して終止するが、それより短
い。ルーバーはいくつかの上方に面する開口を規定する
縁部及びいくつかの下方に面する開口を規定する縁部を
有する。いくつかのルーバーは平坦領域の各平面から外
方へ横断方向外方に突出し、いくつかのルーバーは平坦
領域の各平面から内方へ横断方向内方に突出する。本発
明のある実施態様において、いくつかのルーバーは実質
的に他のものより小さく、その小さいルーバーはその間
にて選択した配列で間隔が置かれる。本発明の別の実施
態様において、全てのルーバーは単一の寸法を有する。
を液体流に接触させ、面対面接触する垂直方向に方向付
けられた波形シートを備える塔パッキングを備える。シ
ートの各々はその内部に平坦領域によって分離された隆
起部及び谷部を設定する折曲線を有する。隆起部、谷部
及び平坦領域はシートの波形形態を規定する。平坦領域
は横方向に延びる複数のルーバーを備え、実質的に全て
のルーバーは折曲線に隣接して終止するが、それより短
い。ルーバーはいくつかの上方に面する開口を規定する
縁部及びいくつかの下方に面する開口を規定する縁部を
有する。いくつかのルーバーは平坦領域の各平面から外
方へ横断方向外方に突出し、いくつかのルーバーは平坦
領域の各平面から内方へ横断方向内方に突出する。本発
明のある実施態様において、いくつかのルーバーは実質
的に他のものより小さく、その小さいルーバーはその間
にて選択した配列で間隔が置かれる。本発明の別の実施
態様において、全てのルーバーは単一の寸法を有する。
【0014】さらに、別の特徴において、上述の本発明
はさらに波形シートを通る少なくともいくつかの開口が
その一方の側面にて外方に突出するルーバー及びその対
向する側面にて内方に突出するルーバーによって規定さ
れる塔パッキングを含む。少なくともいくつかのルーバ
ーは横方向に整列された対で配列することができ、かつ
横方向に整列された対のルーバーは同じ垂直方向に方向
付けられ、平坦領域の各平面から同じ横断方向に延びる
それらの各縁部を持つことができる。
はさらに波形シートを通る少なくともいくつかの開口が
その一方の側面にて外方に突出するルーバー及びその対
向する側面にて内方に突出するルーバーによって規定さ
れる塔パッキングを含む。少なくともいくつかのルーバ
ーは横方向に整列された対で配列することができ、かつ
横方向に整列された対のルーバーは同じ垂直方向に方向
付けられ、平坦領域の各平面から同じ横断方向に延びる
それらの各縁部を持つことができる。
【0015】別の特徴において、本発明は上記型式の工
程塔において、液体及び蒸気を混合する改善された方法
を含み、その場合、構造化パッキングは面対面関係にて
配設された波形プレートに設けられる。改善点は一方か
ら他方へほぼ平行に離隔した関係で配設された複数のル
ーバー開口を波形プレートに設ける工程と、波形プレー
トの第1組のルーバー開口を形成する工程とを備える。
この大きいルーバーが設けられた開口は波形プレートの
平坦領域を横切る平行に離隔した関係で配設されてお
り、小さいルーバー開口の配列は大きいルーバー開口間
に形成される。大きいルーバー開口の内、隣接するもの
は対向する方向で形成され、小さいルーバー開口はそれ
に隣接して配設される。次いで、液体及び蒸気は対向流
の波形プレートに放出され、この対向流はルーバーのあ
るものを通過し、その間の混合を増加する。
程塔において、液体及び蒸気を混合する改善された方法
を含み、その場合、構造化パッキングは面対面関係にて
配設された波形プレートに設けられる。改善点は一方か
ら他方へほぼ平行に離隔した関係で配設された複数のル
ーバー開口を波形プレートに設ける工程と、波形プレー
トの第1組のルーバー開口を形成する工程とを備える。
この大きいルーバーが設けられた開口は波形プレートの
平坦領域を横切る平行に離隔した関係で配設されてお
り、小さいルーバー開口の配列は大きいルーバー開口間
に形成される。大きいルーバー開口の内、隣接するもの
は対向する方向で形成され、小さいルーバー開口はそれ
に隣接して配設される。次いで、液体及び蒸気は対向流
の波形プレートに放出され、この対向流はルーバーのあ
るものを通過し、その間の混合を増加する。
【0016】
【実施例】初めに、図1を参照すると、後述の工程塔に
おいて使用される本発明の原理に従って、つくられた蒸
気−流体接触プレートの斜視図が示される。プレート1
2はステンレス鋼等から形成され、かつそれを通して形
成された一連の大小のルーバーを有する比較的薄い波形
シートからなる。この一般的な型式の薄い波形シートは
蒸気−液接触プレートに慣用的に使用される。大きいル
ーバー13は連続する小さいルーバー14の間に間隔を
置かれる。各ルーバー13,14は略平坦面、すなわち
波形の平面側壁11に形成され、このルーバーは後述の
ように、波形の谷部または隆起部を通してではないが、
これらへ延びる。次いで、蒸気及び液体はかようなルー
バー領域に沿う対向方向へ、プレート12を通して流れ
るよう誘起され、後に詳述するように、質量及び熱伝達
を行う。蒸気及び液体が各プレート12の間を通して方
向付けられる態様は直接塔操作の効率に影響し、本発明
の主題となる。
おいて使用される本発明の原理に従って、つくられた蒸
気−流体接触プレートの斜視図が示される。プレート1
2はステンレス鋼等から形成され、かつそれを通して形
成された一連の大小のルーバーを有する比較的薄い波形
シートからなる。この一般的な型式の薄い波形シートは
蒸気−液接触プレートに慣用的に使用される。大きいル
ーバー13は連続する小さいルーバー14の間に間隔を
置かれる。各ルーバー13,14は略平坦面、すなわち
波形の平面側壁11に形成され、このルーバーは後述の
ように、波形の谷部または隆起部を通してではないが、
これらへ延びる。次いで、蒸気及び液体はかようなルー
バー領域に沿う対向方向へ、プレート12を通して流れ
るよう誘起され、後に詳述するように、質量及び熱伝達
を行う。蒸気及び液体が各プレート12の間を通して方
向付けられる態様は直接塔操作の効率に影響し、本発明
の主題となる。
【0017】さらに図1を参照すると、プレート12は
縮らされた、すなわち波形部材からなり、この部材は複
数の流路16を有し、これは隣接する側壁11の間、及
びそれを横切って配設された各波形の隆起部17内にて
規定される。各波形の隆起部17はその反対側でトラフ
を規定し、その「トラフ」もまた参照番号17によって
参照される。波形プレート12は面対面関係で、位置付
けるようなされ、その場合、ルーバー13,14はプレ
ート12を通して液体及び蒸気の通路を誘起する。プレ
ート12を通る液体及び蒸気の流れは後述の種々の操作
条件下において、塔の構造化パッキング内の流体構成分
の不良分配を最小限に抑える。
縮らされた、すなわち波形部材からなり、この部材は複
数の流路16を有し、これは隣接する側壁11の間、及
びそれを横切って配設された各波形の隆起部17内にて
規定される。各波形の隆起部17はその反対側でトラフ
を規定し、その「トラフ」もまた参照番号17によって
参照される。波形プレート12は面対面関係で、位置付
けるようなされ、その場合、ルーバー13,14はプレ
ート12を通して液体及び蒸気の通路を誘起する。プレ
ート12を通る液体及び蒸気の流れは後述の種々の操作
条件下において、塔の構造化パッキング内の流体構成分
の不良分配を最小限に抑える。
【0018】次に図2を参照すると、プレート12の構
造化パッキングの部分的な組立体の斜視図が示される。
ここに図示するように構造化パッキング組立体10は工
程塔において使用される構造化パッキング層の一部分だ
けからなる。大多数のプレートは普通単一層を規定する
のに使用することができ、それらのいかなる部分も図2
において示されるそれと同様のように思われる。組み立
てられた形態において、プレート12は面対面関係で配
設され、それらの波形角度は反対方向に配設される。複
数の区別された流路16は接するプレート12によって
規定されるようにパッキング10内に形成される。各プ
レート12の波形の隆起部17の間にて規定される各流
路16は図3の頂面図に最も良く示される。
造化パッキングの部分的な組立体の斜視図が示される。
ここに図示するように構造化パッキング組立体10は工
程塔において使用される構造化パッキング層の一部分だ
けからなる。大多数のプレートは普通単一層を規定する
のに使用することができ、それらのいかなる部分も図2
において示されるそれと同様のように思われる。組み立
てられた形態において、プレート12は面対面関係で配
設され、それらの波形角度は反対方向に配設される。複
数の区別された流路16は接するプレート12によって
規定されるようにパッキング10内に形成される。各プ
レート12の波形の隆起部17の間にて規定される各流
路16は図3の頂面図に最も良く示される。
【0019】さらに図2を参照すると、パッキング組立
体10を通して下降する液体は前記パッキングを通して
上昇する蒸気に係合し、結果としてその間にて相互作用
が生ずるということを見ることができる。各プレート1
2に沿って下降する液体は波形流路16の両側部にわた
って最適に拡がり、そのルーバー面も通過する。プレー
ト12の間を上昇する蒸気は同様に各プレートに沿っ
て、かつ通して、その内部のルーバー13,14によっ
て通過することができる。ルーバー13,14の方向は
後に詳述するように、それを通して偏向された蒸気の量
及び流れパターンに影響を及ぼすであろう。
体10を通して下降する液体は前記パッキングを通して
上昇する蒸気に係合し、結果としてその間にて相互作用
が生ずるということを見ることができる。各プレート1
2に沿って下降する液体は波形流路16の両側部にわた
って最適に拡がり、そのルーバー面も通過する。プレー
ト12の間を上昇する蒸気は同様に各プレートに沿っ
て、かつ通して、その内部のルーバー13,14によっ
て通過することができる。ルーバー13,14の方向は
後に詳述するように、それを通して偏向された蒸気の量
及び流れパターンに影響を及ぼすであろう。
【0020】次に図3を参照すると、図2の頂面図が示
され、その場合、プレート12は面対面関係で組み立て
られる。この当接係合において、概念的な平面19は隣
接するプレート12の接する隆起部17の間に規定され
る。この態様において、隣接するプレート12の隆起部
17は互いに概念的な平面19に沿って接触し、この平
面19はこの図において、仮想線で表わされる。ある先
行技術の構造化パッキングにおいて、薄板は隣接する波
形プレート12を概念的な平面19に配置されることに
よって別々に分離する。概念的な平面を横切るこの物理
的な分離は米国特許第4597916号に記載されるよ
うに規定された流体流を与え、この特許は本発明の譲受
人へ譲渡され、かつ参照によってここに組み込まれる。
本構造において、薄板はプレート12を一方から他方へ
分離する概念的な平面に沿って設けらていない。かよう
なプレートはここに記載されるルーバー形態によって設
けられたプレート12に沿って、かつ通して高められた
蒸気及び液体の流れから必要であると考えられていな
い。
され、その場合、プレート12は面対面関係で組み立て
られる。この当接係合において、概念的な平面19は隣
接するプレート12の接する隆起部17の間に規定され
る。この態様において、隣接するプレート12の隆起部
17は互いに概念的な平面19に沿って接触し、この平
面19はこの図において、仮想線で表わされる。ある先
行技術の構造化パッキングにおいて、薄板は隣接する波
形プレート12を概念的な平面19に配置されることに
よって別々に分離する。概念的な平面を横切るこの物理
的な分離は米国特許第4597916号に記載されるよ
うに規定された流体流を与え、この特許は本発明の譲受
人へ譲渡され、かつ参照によってここに組み込まれる。
本構造において、薄板はプレート12を一方から他方へ
分離する概念的な平面に沿って設けらていない。かよう
なプレートはここに記載されるルーバー形態によって設
けられたプレート12に沿って、かつ通して高められた
蒸気及び液体の流れから必要であると考えられていな
い。
【0021】次に図2,3を組み合せて参照すると、パ
ッキング10を通して下降する液体20は隣接するプレ
ート12の上及び間に、蒸気22がそれを通して上昇す
るにつれて流れる。表面11のルーバーは蒸気及び液体
の両方のプレート12を通して流れをその間の一様な相
互作用のために方向指示するであろう。図3に最っとも
明確に示すように、上昇蒸気22はプレート12の間に
規定された流路16を通して上方に昇るであろう。付随
的に、液体20はプレートの両側部に沿って一般的に下
降し、一方その内部を上昇する上昇蒸気22に係合す
る。ルーバー13,14の存在は前記構成分の一方と他
方とを無理に直接接触することによって、かつ前記構成
分をルーバー13,14が形成される各プレート12を
無理に通過させることによって下降液体20及び上昇蒸
気22の両方に直接影響するであろう。次に図4を参照
すると、図1のプレート12の区域の断片的な拡大斜視
図が示される。プレート12は波形の隆起部17を含
み、その間に流路16(図2に最っも明確に示される)
を規定する。さらに、プレート12は複数のルーバー1
3,14を含み、それを通して一連の方向流開口を規定
する。大きいルーバー13はより小さいルーバー14に
対して予備設定パターンで形成される。各ルーバーの方
向は多数のパラメーターより構成され、該パラメーター
の記述は一連の条件をそれと共に記述のために要求す
る。次の条件は図4及びその次の図面に示すようにルー
バー形態を記述するためにここに利用される。各平坦領
域11は隣接する折曲線、すなわち波形の隆起部の間の
距離に等しい波形幅「W」を有する。参照目的のため
に、波形幅「W」に等しい平坦領域に沿って「W」から
直角で取られた長さ「L」は「正方形波形ユニット」と
してここに称されるユニット領域(L×W)を規定する
のに使用される。例えば、0.75インチ(1.905
cm)の波形幅Wは0.75インチ(1.905cm)
の波形平坦領域より下方の長さLは「正方形波形ユニッ
ト」を規定する。この実施例において、正方形波形ユニ
ット領域は0.5625平方インチ(3.629c
m2)である。「正方形波形ユニット」への参照は密度
的観点からルーバーの個数を規定するためにここに使用
される。
ッキング10を通して下降する液体20は隣接するプレ
ート12の上及び間に、蒸気22がそれを通して上昇す
るにつれて流れる。表面11のルーバーは蒸気及び液体
の両方のプレート12を通して流れをその間の一様な相
互作用のために方向指示するであろう。図3に最っとも
明確に示すように、上昇蒸気22はプレート12の間に
規定された流路16を通して上方に昇るであろう。付随
的に、液体20はプレートの両側部に沿って一般的に下
降し、一方その内部を上昇する上昇蒸気22に係合す
る。ルーバー13,14の存在は前記構成分の一方と他
方とを無理に直接接触することによって、かつ前記構成
分をルーバー13,14が形成される各プレート12を
無理に通過させることによって下降液体20及び上昇蒸
気22の両方に直接影響するであろう。次に図4を参照
すると、図1のプレート12の区域の断片的な拡大斜視
図が示される。プレート12は波形の隆起部17を含
み、その間に流路16(図2に最っも明確に示される)
を規定する。さらに、プレート12は複数のルーバー1
3,14を含み、それを通して一連の方向流開口を規定
する。大きいルーバー13はより小さいルーバー14に
対して予備設定パターンで形成される。各ルーバーの方
向は多数のパラメーターより構成され、該パラメーター
の記述は一連の条件をそれと共に記述のために要求す
る。次の条件は図4及びその次の図面に示すようにルー
バー形態を記述するためにここに利用される。各平坦領
域11は隣接する折曲線、すなわち波形の隆起部の間の
距離に等しい波形幅「W」を有する。参照目的のため
に、波形幅「W」に等しい平坦領域に沿って「W」から
直角で取られた長さ「L」は「正方形波形ユニット」と
してここに称されるユニット領域(L×W)を規定する
のに使用される。例えば、0.75インチ(1.905
cm)の波形幅Wは0.75インチ(1.905cm)
の波形平坦領域より下方の長さLは「正方形波形ユニッ
ト」を規定する。この実施例において、正方形波形ユニ
ット領域は0.5625平方インチ(3.629c
m2)である。「正方形波形ユニット」への参照は密度
的観点からルーバーの個数を規定するためにここに使用
される。
【0022】ここに使用される追加の条件は図4のプレ
ート12の底部及び頂部に基づくことができる。頂部縁
30は最上基準面と考えられ、かつ矢印32の方向はそ
れから下方へと考えられるであろう。矢印34は以下
「内方」または「内方へ」と称される、プレート12を
通しての方向を表し、一方矢印36はプレートを通し
て、その「外方へ」の方向を表し、従って番号37は
「外方」面を表す。各ルーバーは対向して配設された
「相手」ルーバーに隣接して形成され、このルーバーも
またプレート12の対向面から延び、拡大開口またはそ
の間でプレート12を通る間隔を規定する。また、各ル
ーバーはそれに隣接し、かつプレート12の共通面領域
から延びる「並置」ルーバーが形成される。各並置ルー
バー対は対向して方向付けられたルーバーを備え、これ
は図7に記載したようにプレート12の同じまたは対向
面から突出させることができる。
ート12の底部及び頂部に基づくことができる。頂部縁
30は最上基準面と考えられ、かつ矢印32の方向はそ
れから下方へと考えられるであろう。矢印34は以下
「内方」または「内方へ」と称される、プレート12を
通しての方向を表し、一方矢印36はプレートを通し
て、その「外方へ」の方向を表し、従って番号37は
「外方」面を表す。各ルーバーは対向して配設された
「相手」ルーバーに隣接して形成され、このルーバーも
またプレート12の対向面から延び、拡大開口またはそ
の間でプレート12を通る間隔を規定する。また、各ル
ーバーはそれに隣接し、かつプレート12の共通面領域
から延びる「並置」ルーバーが形成される。各並置ルー
バー対は対向して方向付けられたルーバーを備え、これ
は図7に記載したようにプレート12の同じまたは対向
面から突出させることができる。
【0023】上述のパラメーターを利用し、さらに図4
を参照すると、平坦なプレート区域42の面37の最上
部のルーバー40は上方、かつ外方に面する。その下方
に配設された大きいルーバー44は外方、かつ下方に面
する。大きいルーバー40,44の間にて、一連のより
小さいルーバー14は対で形成される。大きいルーバー
44の下方には上方、かつ内方に面する別の大きいルー
バー46があり、矢印47によって指示されるプレート
12を通して大きい開口を形成する。この特別な図では
ルーバー46の内方向は明瞭に図示されていないが、図
7にて示される。ルーバー46の下方には下方、かつ内
方へ面する大きいルーバー48がある。ルーバー48の
下方でそれに隣接して、大きいルーバー50は外方、か
つ上方へ面する。より小さいルーバーのパターンは以下
の図7と関連して記述される。
を参照すると、平坦なプレート区域42の面37の最上
部のルーバー40は上方、かつ外方に面する。その下方
に配設された大きいルーバー44は外方、かつ下方に面
する。大きいルーバー40,44の間にて、一連のより
小さいルーバー14は対で形成される。大きいルーバー
44の下方には上方、かつ内方に面する別の大きいルー
バー46があり、矢印47によって指示されるプレート
12を通して大きい開口を形成する。この特別な図では
ルーバー46の内方向は明瞭に図示されていないが、図
7にて示される。ルーバー46の下方には下方、かつ内
方へ面する大きいルーバー48がある。ルーバー48の
下方でそれに隣接して、大きいルーバー50は外方、か
つ上方へ面する。より小さいルーバーのパターンは以下
の図7と関連して記述される。
【0024】プレート12の大きいルーバー13の構造
はそれに沿う流体流へ多数の利点を提供する。プレート
12上を下方へ下降する液体20は上方に面し、大きい
ルーバー24と係合し、プレート12を通して偏向す
る。次いで、もし前記液体がプレート12を通してその
下方に配設されたより小さいルーバー14を経由して移
動しないならば、結局、それと共に係合するために大き
いルーバー46に係合し、前記液体が下方へ、かつそれ
を通して通過する原因となる。この流れは図8に非常に
略示的に図示される。多数の流れ形態及びパターンは流
体流特徴及び塔操作条件に応じてプレート12に沿って
存在する。
はそれに沿う流体流へ多数の利点を提供する。プレート
12上を下方へ下降する液体20は上方に面し、大きい
ルーバー24と係合し、プレート12を通して偏向す
る。次いで、もし前記液体がプレート12を通してその
下方に配設されたより小さいルーバー14を経由して移
動しないならば、結局、それと共に係合するために大き
いルーバー46に係合し、前記液体が下方へ、かつそれ
を通して通過する原因となる。この流れは図8に非常に
略示的に図示される。多数の流れ形態及びパターンは流
体流特徴及び塔操作条件に応じてプレート12に沿って
存在する。
【0025】さらに図4を参照すると、上昇蒸気22は
下方に延びるルーバー、例えばそれを通して上昇する蒸
気流の部分を捕らえ、かつ再び方向付けるルーバー44
によって同様に連続的にそれ自体が係合されることがわ
かる。ルーバー44を通して上方に通過する上昇蒸気流
はその間にて蒸気−液体接触を増加する上方ルーバー4
0によって捕えられる下降流体流に直接係合するであろ
う。蒸気に直接無理に係合する液体だけでなく、蒸気も
適切な圧力及び流れの均一化のためにプレート12を通
して漏れ出ることができる。
下方に延びるルーバー、例えばそれを通して上昇する蒸
気流の部分を捕らえ、かつ再び方向付けるルーバー44
によって同様に連続的にそれ自体が係合されることがわ
かる。ルーバー44を通して上方に通過する上昇蒸気流
はその間にて蒸気−液体接触を増加する上方ルーバー4
0によって捕えられる下降流体流に直接係合するであろ
う。蒸気に直接無理に係合する液体だけでなく、蒸気も
適切な圧力及び流れの均一化のためにプレート12を通
して漏れ出ることができる。
【0026】次に図5を参照すると、本発明の原理に従
ってつくられた構造化パッキング10の層で積み重ねら
れた工程塔60が略示的に示される。工程塔60は下方
蒸気供給ライン62と上方液供給ライン64とを含む。
液体及び蒸気排出ラインが示される。液体20は通路と
しての分配器66を横切ってその下方に配設される構造
化パッキングを通して下方に散布される。塔60はさら
に仮想線にて示される中心軸61を含む。波形の隆起部
17は塔軸61に対して角度63を形成するということ
を見ることができる。角度63は隆起部17を形成する
鋭角である。この特別な実施態様のルーバー14は塔軸
61に直角に形成され、波形の隆起部17に対して鋭角
65を形成する。本発明のこの実施態様に従って、角度
63,65の総和は略90°である。
ってつくられた構造化パッキング10の層で積み重ねら
れた工程塔60が略示的に示される。工程塔60は下方
蒸気供給ライン62と上方液供給ライン64とを含む。
液体及び蒸気排出ラインが示される。液体20は通路と
しての分配器66を横切ってその下方に配設される構造
化パッキングを通して下方に散布される。塔60はさら
に仮想線にて示される中心軸61を含む。波形の隆起部
17は塔軸61に対して角度63を形成するということ
を見ることができる。角度63は隆起部17を形成する
鋭角である。この特別な実施態様のルーバー14は塔軸
61に直角に形成され、波形の隆起部17に対して鋭角
65を形成する。本発明のこの実施態様に従って、角度
63,65の総和は略90°である。
【0027】さらに図5を参照すると、構造化パッキン
グの下方レベル68は蒸気供給ライン62のすぐ上方に
配設される。層68の上方には層68に対して回転され
るパッキング70の第2の層がある。角度回転は工程塔
の構造化パッキング床の設置において典型的であり、4
5°から90°の範囲内にすることができ、さらに種々
の角度を用いることができる。従って、層72は層70
に対して、少し傾いて配設され、層74はそれに対して
回転される。上部層76は頂部層78の下方に配設さ
れ、これは液体排出分配器66の下方に配設される。分
配器66から排出される液体20が示され、その液体は
コラム60の底部の下方溜め80に集まり、そこで排出
管82を通して排出される。この代表的な、構造化塔パ
ッキングの略示的な例示において、液体はそれと共に相
互作用及び質量伝達のための蒸気に対して直接対向流に
流れることを見ることができる。
グの下方レベル68は蒸気供給ライン62のすぐ上方に
配設される。層68の上方には層68に対して回転され
るパッキング70の第2の層がある。角度回転は工程塔
の構造化パッキング床の設置において典型的であり、4
5°から90°の範囲内にすることができ、さらに種々
の角度を用いることができる。従って、層72は層70
に対して、少し傾いて配設され、層74はそれに対して
回転される。上部層76は頂部層78の下方に配設さ
れ、これは液体排出分配器66の下方に配設される。分
配器66から排出される液体20が示され、その液体は
コラム60の底部の下方溜め80に集まり、そこで排出
管82を通して排出される。この代表的な、構造化塔パ
ッキングの略示的な例示において、液体はそれと共に相
互作用及び質量伝達のための蒸気に対して直接対向流に
流れることを見ることができる。
【0028】次に図6を参照すると、図5の線6−6に
沿って取られた図5の構造化パッキング層74の頂部平
面図が示される。このパッキング層74は上述の態様に
てほぼ平行に離隔した関係に整列された一連の波形プレ
ート12から構成されることを略示的に示す。プレート
12の配列は流路16の間にてその複雑な区域を形成す
ることを見ることができる。内部の液体及び蒸気の一様
な対向流は多数の問題が生ずるのを防止することがで
き、かつ本発明はかような考察を述べる。
沿って取られた図5の構造化パッキング層74の頂部平
面図が示される。このパッキング層74は上述の態様に
てほぼ平行に離隔した関係に整列された一連の波形プレ
ート12から構成されることを略示的に示す。プレート
12の配列は流路16の間にてその複雑な区域を形成す
ることを見ることができる。内部の液体及び蒸気の一様
な対向流は多数の問題が生ずるのを防止することがで
き、かつ本発明はかような考察を述べる。
【0029】次に図7を参照すると、図4のルーバー形
態を図示する図4のプレート12の区域の拡大側方立面
断面図が示される。一連の大きいルーバーは図4の前の
番号にほぼ対応して連続的に番号付けされる。ルーバー
13,14はプレート面204の内側及びプレート面2
08の外側から延びるよう見られ、それから方向関係が
取られる。従って、ルーバー140は上述のルーバー4
0の対応部分として見られ、一方ルーバー144は上述
のルーバー44の対応部分である。ルーバー140,1
44,146は同様に図4に示され、並びにここに記載
される。ルーバー140は上方、かつ外方に方向付けら
れ、その内部で液体20の流れを受け取る。液体20の
流れは矢印106の方向に示され、その流れは矢印32
の方向である。大きいルーバー140のすぐ下方には下
方、かつ外方に面する小さいルーバー90と、上方、か
つ内方に面する接して隣接する小さいルーバー92とが
ある。対向して方向付けられたルーバー90,92(内
方へ面するものと外方に面するもの)の間の開口として
規定される穴93は任意の1個の小さいルーバー14が
プレート12に対してそれ自体だけで形成できるよりも
大きい間隔を形成するであろう。従って、ルーバー92
は穴93を規定するために上方へ面し、この穴は下降液
体流106と係合し、矢印95の方向にそれを通して前
記液体流を外方へ向ける。大小、両方の多様性を有す
る、上方に偏向されたルーバーはそれを通して液体20
の下方流に係合し、かつ直接偏向され、該液体をプレー
ト12に無理に通過させる。
態を図示する図4のプレート12の区域の拡大側方立面
断面図が示される。一連の大きいルーバーは図4の前の
番号にほぼ対応して連続的に番号付けされる。ルーバー
13,14はプレート面204の内側及びプレート面2
08の外側から延びるよう見られ、それから方向関係が
取られる。従って、ルーバー140は上述のルーバー4
0の対応部分として見られ、一方ルーバー144は上述
のルーバー44の対応部分である。ルーバー140,1
44,146は同様に図4に示され、並びにここに記載
される。ルーバー140は上方、かつ外方に方向付けら
れ、その内部で液体20の流れを受け取る。液体20の
流れは矢印106の方向に示され、その流れは矢印32
の方向である。大きいルーバー140のすぐ下方には下
方、かつ外方に面する小さいルーバー90と、上方、か
つ内方に面する接して隣接する小さいルーバー92とが
ある。対向して方向付けられたルーバー90,92(内
方へ面するものと外方に面するもの)の間の開口として
規定される穴93は任意の1個の小さいルーバー14が
プレート12に対してそれ自体だけで形成できるよりも
大きい間隔を形成するであろう。従って、ルーバー92
は穴93を規定するために上方へ面し、この穴は下降液
体流106と係合し、矢印95の方向にそれを通して前
記液体流を外方へ向ける。大小、両方の多様性を有す
る、上方に偏向されたルーバーはそれを通して液体20
の下方流に係合し、かつ直接偏向され、該液体をプレー
ト12に無理に通過させる。
【0030】さらに図7を参照すると、ルーバー92の
下方には小さい「並置」ルーバー94が配設され、この
ルーバーはルーバー92を有する共通面領域から延び、
下方、かつ外方へ角度を有する。ルーバー94の下方に
は「相手」ルーバー96があり、このルーバーはその間
に拡大開口を形成するために内方、かつ上方へ面し、ル
ーバー96へ「並置」されたルーバーからなる。ルーバ
ー100は上方、かつ外方へ面し、下方、かつ内方へ面
する下方ルーバー102に隣接するよう形成される。結
局、ルーバー104は外方、かつ上方へ面し、大きいル
ーバー144のすぐ上方に配設される。ルーバー100
の外方面を下方に通過する液体はなんでもルーバー10
4の上方開口によって係合することができ、かつそれを
通して偏向され得る。ルーバー104を通して偏向され
ない液体はルーバー144の上方外面105を横切って
下方に通過するであろう。上昇蒸気22は同様に矢印1
07によって示されたように大きいルーバー144,1
46の間の通路を見つけるであろう。蒸気のこの流れは
プレート12を通してだけでなく、その両面に沿って下
方に流れる液体への、また液体に対して緊密な対向流も
である。かような緊密な流連通はさらにその間の質量伝
達を高める。
下方には小さい「並置」ルーバー94が配設され、この
ルーバーはルーバー92を有する共通面領域から延び、
下方、かつ外方へ角度を有する。ルーバー94の下方に
は「相手」ルーバー96があり、このルーバーはその間
に拡大開口を形成するために内方、かつ上方へ面し、ル
ーバー96へ「並置」されたルーバーからなる。ルーバ
ー100は上方、かつ外方へ面し、下方、かつ内方へ面
する下方ルーバー102に隣接するよう形成される。結
局、ルーバー104は外方、かつ上方へ面し、大きいル
ーバー144のすぐ上方に配設される。ルーバー100
の外方面を下方に通過する液体はなんでもルーバー10
4の上方開口によって係合することができ、かつそれを
通して偏向され得る。ルーバー104を通して偏向され
ない液体はルーバー144の上方外面105を横切って
下方に通過するであろう。上昇蒸気22は同様に矢印1
07によって示されたように大きいルーバー144,1
46の間の通路を見つけるであろう。蒸気のこの流れは
プレート12を通してだけでなく、その両面に沿って下
方に流れる液体への、また液体に対して緊密な対向流も
である。かような緊密な流連通はさらにその間の質量伝
達を高める。
【0031】次に図4,7の組合せで参照すると、本発
明はある実施態様において、蒸気及び液体の対向流の相
互作用に特徴がある有利な流れを与える一連の大小のル
ーバーを提供する。小さいルーバー14はそれを通して
一定方向に向けられた薄いシートの液体になることがで
き、一方それを越える液体及び蒸気の両方の断続的な流
れを許容する。より大きいルーバー13はそれを通して
非常に多量の液体及び蒸気を偏向することができ、かつ
プレート12の対向側部の流れの均一化のために両方の
多量の蓄積物を放出することができる。
明はある実施態様において、蒸気及び液体の対向流の相
互作用に特徴がある有利な流れを与える一連の大小のル
ーバーを提供する。小さいルーバー14はそれを通して
一定方向に向けられた薄いシートの液体になることがで
き、一方それを越える液体及び蒸気の両方の断続的な流
れを許容する。より大きいルーバー13はそれを通して
非常に多量の液体及び蒸気を偏向することができ、かつ
プレート12の対向側部の流れの均一化のために両方の
多量の蓄積物を放出することができる。
【0032】次に図8を参照すると、さらに詳細に、そ
れを通して蒸気及び液体の通路の一つのパターンを図示
する図7のプレート区域の同じ図が示される。種々のル
ーバーの各々はその内部の流体流パターンの記載を容易
にするためにこの図において別個に番号付けされていな
い。従って、下降液体20はそれが側面208から突出
する第1の大きいルーバー140に遭遇するにつれて分
割流201,202を形成するよう示される。流れ20
2はルーバー140によって下方、かつ内方へ向けら
れ、それをプレート12の内面204へ通過させる。内
面204に沿って液体202は流れ矢印206の方向へ
下方に続くことができる。このパターンにおいて、下方
に続くまたは流れ矢印210によって指示されるように
プレート12の外面208へ小さいルーバー90を通し
て流れることができる。小さいルーバー、例えばルーバ
ー90を通して向けられた多量の流体206は液体、流
れ速度、ルーバー寸法及び上昇蒸気流22の形態を含む
多数のパラメーターに依存する。小さいルーバー90の
開口の寸法は比較的小さく、かつそれを通して通過でき
る液体の最大量は実質的にルーバー140の大きい開口
によって与えられるそれより小さいことがわかる。一
旦、最大流速度に達成すれば、追加の液体は単にルーバ
ーを越えて流れる。
れを通して蒸気及び液体の通路の一つのパターンを図示
する図7のプレート区域の同じ図が示される。種々のル
ーバーの各々はその内部の流体流パターンの記載を容易
にするためにこの図において別個に番号付けされていな
い。従って、下降液体20はそれが側面208から突出
する第1の大きいルーバー140に遭遇するにつれて分
割流201,202を形成するよう示される。流れ20
2はルーバー140によって下方、かつ内方へ向けら
れ、それをプレート12の内面204へ通過させる。内
面204に沿って液体202は流れ矢印206の方向へ
下方に続くことができる。このパターンにおいて、下方
に続くまたは流れ矢印210によって指示されるように
プレート12の外面208へ小さいルーバー90を通し
て流れることができる。小さいルーバー、例えばルーバ
ー90を通して向けられた多量の流体206は液体、流
れ速度、ルーバー寸法及び上昇蒸気流22の形態を含む
多数のパラメーターに依存する。小さいルーバー90の
開口の寸法は比較的小さく、かつそれを通して通過でき
る液体の最大量は実質的にルーバー140の大きい開口
によって与えられるそれより小さいことがわかる。一
旦、最大流速度に達成すれば、追加の液体は単にルーバ
ーを越えて流れる。
【0033】さらに図8を参照すると、液体流206は
内面204に沿って下方に続くことができ、付された流
れ212のように、ルーバー94を通して流出する。幅
広い種類の流れ形態はもちろん可能であり、これは図示
のみのために提示される。流体流の流れ201,21
0,212の蓄積物は同様に矢印214の方向に外面に
沿って下方に続くことができまたはその部分は矢印21
6によって示されるようにプレート12を通して戻るよ
う向けることができ、ここに示されるようにルーバー9
8の下に出現する。その形態において、流れ216は次
いでプレート面204に沿って下方に流れる。この点に
おいて液体流20として始まった液体は3倍の多さでプ
レートを通過したかもしれず、プレート12の両側面に
上昇する蒸気流22へ暴露される。同様に、ある液体は
ルーバー98を通過することができず、ここに示される
下方ルーバー104を通過する液体流218として続け
ることができる。流れが明らかに通過するルーバーの設
計は観察者の基準点に依る。液体流218は実際、ルー
バー102,104の間の間隔が前記ルーバーの組み合
せの結果として形成されるので、その間を通過する。一
個のルーバーを通る流れへの参照はそのルーバーとその
間の流れ穴を形成する隣接したルーバーとを通る流れへ
の参照として見るべきである。
内面204に沿って下方に続くことができ、付された流
れ212のように、ルーバー94を通して流出する。幅
広い種類の流れ形態はもちろん可能であり、これは図示
のみのために提示される。流体流の流れ201,21
0,212の蓄積物は同様に矢印214の方向に外面に
沿って下方に続くことができまたはその部分は矢印21
6によって示されるようにプレート12を通して戻るよ
う向けることができ、ここに示されるようにルーバー9
8の下に出現する。その形態において、流れ216は次
いでプレート面204に沿って下方に流れる。この点に
おいて液体流20として始まった液体は3倍の多さでプ
レートを通過したかもしれず、プレート12の両側面に
上昇する蒸気流22へ暴露される。同様に、ある液体は
ルーバー98を通過することができず、ここに示される
下方ルーバー104を通過する液体流218として続け
ることができる。流れが明らかに通過するルーバーの設
計は観察者の基準点に依る。液体流218は実際、ルー
バー102,104の間の間隔が前記ルーバーの組み合
せの結果として形成されるので、その間を通過する。一
個のルーバーを通る流れへの参照はそのルーバーとその
間の流れ穴を形成する隣接したルーバーとを通る流れへ
の参照として見るべきである。
【0034】さらに図8を参照すると、下降する液体流
20はプレート12に沿って上昇する蒸気流22に遭遇
する。上昇蒸気流はここに記載される大きいルーバー1
40,144によってプレート12を通して最っも容易
に向けられる。大きいルーバーはプレート12を通る蒸
気流を係合し、かつ向けるために十分な面領域を提供す
る寸法を有し、その寸法は実質的に小さいルーバー、例
えばルーバー90の穴領域より大きい。この態様におい
て、大きいルーバー144を通る多量の蒸気22が存在
すべきではない。多量の蒸気があると、ルーバー144
を通る蒸気の上昇流を妨害し、及び/又は抑制すること
になるであろう。従って、矢印221は矢印222がル
ーバー144の周りでプレート12に沿う蒸気の通路を
示すように、プレート12を通して蒸気22の通路を示
す。対向して配された矢印223と共に矢印221は示
され、プレート12の内面204に沿って液体の対向流
を示し、その液体は大きいルーバー146を通して外
方、かつ下方に偏向される。より多量な液体が小さいル
ーバー96より大きいルーバー146を通して運ばれる
ことを見ることができる。この理由でルーバーの方向は
補足的に互いに、かつそれを通る構成流に形成される。
例えば、図4,8の組み合せで、見られるように、大き
いルーバー140はプレート12に沿って下方に通過す
る液体20の実質的な量に係合し、かつ転じる。もし、
液体流が非常に大きくなければ、液体の小さい部分だけ
は矢印201の方向にルーバー140上にて転じられる
であろう。この理由のために、下方ルーバー90,94
は外方、かつ下方に偏向されたルーバーであり、これは
上方、かつ内方に偏向されたルーバー92,96の曝露
されたルーバーの面を側面204の液体流202へ提供
する。このパターンは大きいルーバー140のすぐ下方
に配設されることができる内方/外方へ偏向された一組
のルーバーの仮定のルーバー形態に比べて提供される。
かような仮定のルーバー形態はそれを通しての特別な構
成分による大きいルーバー形態を補完しないであろう。
同様に、下方、かつ外方に偏向された大きいルーバー1
44は上方、かつ外方に偏向された上部ルーバー10
4,100の下方に配設される。プレート12を通して
偏向される蒸気はルーバー144によって偏向され、従
ってルーバー100,104は外面208の蒸気流と係
合するために方向付けられ、その代り、図8の流れ矢印
216,218によって示されるようにそれを通して流
体流を集めるために方向付けられる。大小のルーバーの
間のこの補完的なルーバーの方向は対向流蒸気液体流の
効率及びその間の相互作用を最大にする。それに矛盾せ
ずに本実施態様において、各大きいルーバー13は隣接
するより小さいルーバー14に対向してつくることがで
き、プレート12を通して流体流を最大にする。実施例
として下方、かつ外方へ偏向されたルーバーは上方、か
つ外方へ偏向された小さいルーバーの下方に配設され
る。もちろん、プレート12の縁部近くに例外はあり得
る。
20はプレート12に沿って上昇する蒸気流22に遭遇
する。上昇蒸気流はここに記載される大きいルーバー1
40,144によってプレート12を通して最っも容易
に向けられる。大きいルーバーはプレート12を通る蒸
気流を係合し、かつ向けるために十分な面領域を提供す
る寸法を有し、その寸法は実質的に小さいルーバー、例
えばルーバー90の穴領域より大きい。この態様におい
て、大きいルーバー144を通る多量の蒸気22が存在
すべきではない。多量の蒸気があると、ルーバー144
を通る蒸気の上昇流を妨害し、及び/又は抑制すること
になるであろう。従って、矢印221は矢印222がル
ーバー144の周りでプレート12に沿う蒸気の通路を
示すように、プレート12を通して蒸気22の通路を示
す。対向して配された矢印223と共に矢印221は示
され、プレート12の内面204に沿って液体の対向流
を示し、その液体は大きいルーバー146を通して外
方、かつ下方に偏向される。より多量な液体が小さいル
ーバー96より大きいルーバー146を通して運ばれる
ことを見ることができる。この理由でルーバーの方向は
補足的に互いに、かつそれを通る構成流に形成される。
例えば、図4,8の組み合せで、見られるように、大き
いルーバー140はプレート12に沿って下方に通過す
る液体20の実質的な量に係合し、かつ転じる。もし、
液体流が非常に大きくなければ、液体の小さい部分だけ
は矢印201の方向にルーバー140上にて転じられる
であろう。この理由のために、下方ルーバー90,94
は外方、かつ下方に偏向されたルーバーであり、これは
上方、かつ内方に偏向されたルーバー92,96の曝露
されたルーバーの面を側面204の液体流202へ提供
する。このパターンは大きいルーバー140のすぐ下方
に配設されることができる内方/外方へ偏向された一組
のルーバーの仮定のルーバー形態に比べて提供される。
かような仮定のルーバー形態はそれを通しての特別な構
成分による大きいルーバー形態を補完しないであろう。
同様に、下方、かつ外方に偏向された大きいルーバー1
44は上方、かつ外方に偏向された上部ルーバー10
4,100の下方に配設される。プレート12を通して
偏向される蒸気はルーバー144によって偏向され、従
ってルーバー100,104は外面208の蒸気流と係
合するために方向付けられ、その代り、図8の流れ矢印
216,218によって示されるようにそれを通して流
体流を集めるために方向付けられる。大小のルーバーの
間のこの補完的なルーバーの方向は対向流蒸気液体流の
効率及びその間の相互作用を最大にする。それに矛盾せ
ずに本実施態様において、各大きいルーバー13は隣接
するより小さいルーバー14に対向してつくることがで
き、プレート12を通して流体流を最大にする。実施例
として下方、かつ外方へ偏向されたルーバーは上方、か
つ外方へ偏向された小さいルーバーの下方に配設され
る。もちろん、プレート12の縁部近くに例外はあり得
る。
【0035】図4に戻って参照すると、ルーバー13,
14は予め規定された密度及びパターンでつくられる。
もちろん、密度及びパターンは特定の適用で変えること
ができる。本実施態様において、パターン300は小さ
いルーバーが配設される間に一連の大きいルーバー14
0を組み込む。パターンは平方波形ユニットにつき17
個のルーバー(16個の小さいルーバー及び1個の大き
いルーバー)の程度の密度を有する。特定のパターン3
00は大きいルーバー140,144の間に16個のよ
り小さいルーバー302(外方に突出する8個のルーバ
ー及び内方に突出する8個のルーバー)を含む。小さい
ルーバー302もまた大きいルーバー140に対して実
質的により小さい寸法を有する。小さいルーバー302
は本図において、大きいルーバー140のすぐ下方に形
成された上方ルーバー303,304を含む。ルーバー
303,304は下方、かつ外方に偏向される。ルーバ
ー306,307は各々、ルーバー303,304の各
々の下方に形成され、同様に、下方、かつ外方に形成さ
れる。中間面領域308はルーバー306,307の下
方に形成され、その面領域は大きいルーバー140の略
幅を有し、より小さいルーバー303,304,306
及び307の2倍の幅を有する。小さいルーバー30
3,304はそれに隣接する大きいルーバーの幅に実質
的に等しい組み合せた幅を提供するようつくられる。小
さいルーバーの実際の幅は変えることができるが、本実
施態様においてのみ、例えば小さいルーバー14の各々
は平坦領域11の幅の45%の程度の幅を有し、小さい
ルーバー14の高さは大きいルーバー13の高さの20
%の程度である。横方向に整列された対の小さいルーバ
ーは折曲線17より短いが、それに隣接して終端する。
より小さい、セグメント化された構造はそれから延びる
ルーバーの減少面を鑑みて構造的な目的に好ましい。ル
ーバーの面領域がそれ自体ルーバーの間に形成された穴
に隣接した構造的硬度の程度を提供するということを見
ることができる。
14は予め規定された密度及びパターンでつくられる。
もちろん、密度及びパターンは特定の適用で変えること
ができる。本実施態様において、パターン300は小さ
いルーバーが配設される間に一連の大きいルーバー14
0を組み込む。パターンは平方波形ユニットにつき17
個のルーバー(16個の小さいルーバー及び1個の大き
いルーバー)の程度の密度を有する。特定のパターン3
00は大きいルーバー140,144の間に16個のよ
り小さいルーバー302(外方に突出する8個のルーバ
ー及び内方に突出する8個のルーバー)を含む。小さい
ルーバー302もまた大きいルーバー140に対して実
質的により小さい寸法を有する。小さいルーバー302
は本図において、大きいルーバー140のすぐ下方に形
成された上方ルーバー303,304を含む。ルーバー
303,304は下方、かつ外方に偏向される。ルーバ
ー306,307は各々、ルーバー303,304の各
々の下方に形成され、同様に、下方、かつ外方に形成さ
れる。中間面領域308はルーバー306,307の下
方に形成され、その面領域は大きいルーバー140の略
幅を有し、より小さいルーバー303,304,306
及び307の2倍の幅を有する。小さいルーバー30
3,304はそれに隣接する大きいルーバーの幅に実質
的に等しい組み合せた幅を提供するようつくられる。小
さいルーバーの実際の幅は変えることができるが、本実
施態様においてのみ、例えば小さいルーバー14の各々
は平坦領域11の幅の45%の程度の幅を有し、小さい
ルーバー14の高さは大きいルーバー13の高さの20
%の程度である。横方向に整列された対の小さいルーバ
ーは折曲線17より短いが、それに隣接して終端する。
より小さい、セグメント化された構造はそれから延びる
ルーバーの減少面を鑑みて構造的な目的に好ましい。ル
ーバーの面領域がそれ自体ルーバーの間に形成された穴
に隣接した構造的硬度の程度を提供するということを見
ることができる。
【0036】さらに図4を参照すると、ルーバー31
0,311は面領域308のすぐ下方に形成され、その
ルーバー310,311は上方、かつ外方に偏向され
る。ルーバー313,314はルーバー310,311
の下方に各々配設され、同様に外方、かつ上方へ形成さ
れる。この構造的な面もまた図7の断面図に見ることが
できる。各々の大小のルーバーは各波形プレート12の
隆起部と谷部との間の平坦な領域内にて横方向に延び、
実質的に全てのルーバーは折曲線に隣接するが、短く終
端する。各ルーバーのこの横方向の寸法上の特徴は図4
に明確に示される。上方、かつ下方に偏向されたルーバ
ーの用語はここに使用されるが、他の学名を使うことが
できる。例えば、ルーバーは上方、かつ下方に面する面
または縁部を有するということができる。ルーバーもま
たプレート12の平坦領域の各平面から横断方向で外方
へ突出するいくつかと、該プレートの平坦領域の各平面
から横断方向で内方へ突出するいくつかとを含むことが
できる。ルーバーの間の開口もまた一方の側面に外方に
突出するルーバーと、プレート12の他方の側面に内方
に突出するルーバーとによって規定することができる。
0,311は面領域308のすぐ下方に形成され、その
ルーバー310,311は上方、かつ外方に偏向され
る。ルーバー313,314はルーバー310,311
の下方に各々配設され、同様に外方、かつ上方へ形成さ
れる。この構造的な面もまた図7の断面図に見ることが
できる。各々の大小のルーバーは各波形プレート12の
隆起部と谷部との間の平坦な領域内にて横方向に延び、
実質的に全てのルーバーは折曲線に隣接するが、短く終
端する。各ルーバーのこの横方向の寸法上の特徴は図4
に明確に示される。上方、かつ下方に偏向されたルーバ
ーの用語はここに使用されるが、他の学名を使うことが
できる。例えば、ルーバーは上方、かつ下方に面する面
または縁部を有するということができる。ルーバーもま
たプレート12の平坦領域の各平面から横断方向で外方
へ突出するいくつかと、該プレートの平坦領域の各平面
から横断方向で内方へ突出するいくつかとを含むことが
できる。ルーバーの間の開口もまた一方の側面に外方に
突出するルーバーと、プレート12の他方の側面に内方
に突出するルーバーとによって規定することができる。
【0037】次に、図9を参照すると、図1のプレート
12の別の実施態様の区域の断片的な拡大斜視図が示さ
れる。プレート412は流通路416を規定する波形の
隆起部417を含む。プレート412はさらに、それを
通して一連の方向流開口を規定する複数のルーバー41
4を含む。このルーバー414はこの特別な実施態様に
おいて、単一の寸法及び予備設定されたパターンで形成
される。
12の別の実施態様の区域の断片的な拡大斜視図が示さ
れる。プレート412は流通路416を規定する波形の
隆起部417を含む。プレート412はさらに、それを
通して一連の方向流開口を規定する複数のルーバー41
4を含む。このルーバー414はこの特別な実施態様に
おいて、単一の寸法及び予備設定されたパターンで形成
される。
【0038】図4に示すように頂部縁430は最上の基
準面と考慮され、矢印432の方向はそれから「下方」
へと考慮される。矢印434はプレート412を通して
方向を表わし、以下「内方」と称され、従って番号43
5は「内方」面を設計する。矢印436はその「外方」
へプレートを通る方向を表わし、従って番号437は
「外方」面を表わす。各ルーバーは対向して配設された
「相手」ルーバーに隣接して形成され、これもまた、プ
レート412の対向面から延び、その間でプレート41
2を通して拡大開口または空間を規定する。また、各ル
ーバーにはそれに隣接し、かつプレート412の共通面
領域から延びる「並置」ルーバーが形成される。各並置
ルーバー対は対向して方向付けられたルーバーからな
り、これらは図10に記述されるようにプレート412
の同じ面又は対向面から突出することができる。
準面と考慮され、矢印432の方向はそれから「下方」
へと考慮される。矢印434はプレート412を通して
方向を表わし、以下「内方」と称され、従って番号43
5は「内方」面を設計する。矢印436はその「外方」
へプレートを通る方向を表わし、従って番号437は
「外方」面を表わす。各ルーバーは対向して配設された
「相手」ルーバーに隣接して形成され、これもまた、プ
レート412の対向面から延び、その間でプレート41
2を通して拡大開口または空間を規定する。また、各ル
ーバーにはそれに隣接し、かつプレート412の共通面
領域から延びる「並置」ルーバーが形成される。各並置
ルーバー対は対向して方向付けられたルーバーからな
り、これらは図10に記述されるようにプレート412
の同じ面又は対向面から突出することができる。
【0039】上述のパラメーターを利用し、かつさらに
図9を参照すると、平坦プレート区域442の面437
の最上ルーバー440は下方、かつ外方へ面する。その
下方で配設され、面437からも延びるルーバー444
は下方、かつ外方へ面する。ルーバー440,444の
下方には一連のルーバーが面437に形成され、そのル
ーバーは上方、かつ外方へ面する。面437から延びる
ルーバー446は内方、かつ外方へ面し、プレート41
2を通して開口447を形成する。上述、かつ以下の図
10に最っも明確に示すように、各穴、例えばルーバー
414によって形成された開口447はプレート412
の対向面から延びる2個の対向して配設された相手ルー
バーの製作物である。開口447は側面437から上
方、かつ外方へ延びるルーバー446によってだけでな
く、それから下方、かつ内方へ延びるプレート412の
内面435に沿って形成されたルーバー446に隣接す
るルーバー(図示せず)からも形成される。従って、開
口447の寸法はプレートの対向側に形成された相手ル
ーバーの対の製作物である。プレート412の一個の側
面に一個のルーバーを参照することができるが、それに
連関したルーバー穴もまた前記プレートの対向側に形成
された相手ルーバーの結果である。例えば、ルーバー4
44はルーバー440の下方に配設されると言われてい
るが、その記載は平坦なプレート区域442の面437
を記述し、しかも少なくとも1個の上方、かつ内方へ偏
向されたルーバーは対向面435に形成され、以下、図
10により詳細に示すようにルーバー440,444の
間に配設されるということを理解されたい。
図9を参照すると、平坦プレート区域442の面437
の最上ルーバー440は下方、かつ外方へ面する。その
下方で配設され、面437からも延びるルーバー444
は下方、かつ外方へ面する。ルーバー440,444の
下方には一連のルーバーが面437に形成され、そのル
ーバーは上方、かつ外方へ面する。面437から延びる
ルーバー446は内方、かつ外方へ面し、プレート41
2を通して開口447を形成する。上述、かつ以下の図
10に最っも明確に示すように、各穴、例えばルーバー
414によって形成された開口447はプレート412
の対向面から延びる2個の対向して配設された相手ルー
バーの製作物である。開口447は側面437から上
方、かつ外方へ延びるルーバー446によってだけでな
く、それから下方、かつ内方へ延びるプレート412の
内面435に沿って形成されたルーバー446に隣接す
るルーバー(図示せず)からも形成される。従って、開
口447の寸法はプレートの対向側に形成された相手ル
ーバーの対の製作物である。プレート412の一個の側
面に一個のルーバーを参照することができるが、それに
連関したルーバー穴もまた前記プレートの対向側に形成
された相手ルーバーの結果である。例えば、ルーバー4
44はルーバー440の下方に配設されると言われてい
るが、その記載は平坦なプレート区域442の面437
を記述し、しかも少なくとも1個の上方、かつ内方へ偏
向されたルーバーは対向面435に形成され、以下、図
10により詳細に示すようにルーバー440,444の
間に配設されるということを理解されたい。
【0040】プレート412内のルーバー414の構造
(図3参照)はそれに沿う流体流へ多数の利点を提供す
る。プレート412を下方へ下降する液体420は上方
へ面するルーバー414に係合し、プレートを通して液
体の偏向を引き起こす。この偏向は図9に見られるよう
に、内方または外方のどちらの方向でもよく、ルーバー
が直立する面に依存する。もし、液体が特別なルーバー
を経由してプレート412を通して移動しないならば同
じ方向を有し、上方又は下方に配設された第2または第
3のルーバーによって前記プレートを通しての移動通路
を見つけることができる。本発明の本実施態様のルーバ
ーのパターンは同一方向を有するプレート412の一方
の側面に少なくとも2個の隣接するルーバーを含み、配
設された隣接するルーバーは対向方向を有する。実際の
パターンは以下に詳述される。
(図3参照)はそれに沿う流体流へ多数の利点を提供す
る。プレート412を下方へ下降する液体420は上方
へ面するルーバー414に係合し、プレートを通して液
体の偏向を引き起こす。この偏向は図9に見られるよう
に、内方または外方のどちらの方向でもよく、ルーバー
が直立する面に依存する。もし、液体が特別なルーバー
を経由してプレート412を通して移動しないならば同
じ方向を有し、上方又は下方に配設された第2または第
3のルーバーによって前記プレートを通しての移動通路
を見つけることができる。本発明の本実施態様のルーバ
ーのパターンは同一方向を有するプレート412の一方
の側面に少なくとも2個の隣接するルーバーを含み、配
設された隣接するルーバーは対向方向を有する。実際の
パターンは以下に詳述される。
【0041】さらに図9を参照すると、上昇蒸気422
は同様にそれ自体が下方に延びるルーバー、例えばそれ
を通して上昇する蒸気流の部分を捕え、かつ向け直すル
ーバー448によって係合されるのを発見するであろ
う。ルーバー448を通して上方へ通過する上昇蒸気流
はそのすぐ上方に配設された上方ルーバー449によっ
て捕えられる下降液体流に直接係合し、その間の蒸気−
液体接触を増加させる。蒸気に直接無理に係合させる液
体だけでなく、蒸気も適切な圧力及び流れの等化のため
にプレート412を通して吐出することができる。
は同様にそれ自体が下方に延びるルーバー、例えばそれ
を通して上昇する蒸気流の部分を捕え、かつ向け直すル
ーバー448によって係合されるのを発見するであろ
う。ルーバー448を通して上方へ通過する上昇蒸気流
はそのすぐ上方に配設された上方ルーバー449によっ
て捕えられる下降液体流に直接係合し、その間の蒸気−
液体接触を増加させる。蒸気に直接無理に係合させる液
体だけでなく、蒸気も適切な圧力及び流れの等化のため
にプレート412を通して吐出することができる。
【0042】次に図10を参照すると、図9のルーバー
形態を図示する図9のプレート412の区域の拡大側方
立面断面図が示される。ルーバーは図9のルーバーの前
の番号及び区域442に沿うそれらの位置へほぼ対応し
て連続的に番号付けされる。ルーバーは内側プレート面
604及び外側プレート面608から延びることが見ら
れ、それから方向参照が取られる。従って、ルーバー5
40はルーバー440の対応部分として見られ、面60
8から下方、かつ外方へ延びる。ルーバー540,54
4,546は参照目的のために図9に示される。
形態を図示する図9のプレート412の区域の拡大側方
立面断面図が示される。ルーバーは図9のルーバーの前
の番号及び区域442に沿うそれらの位置へほぼ対応し
て連続的に番号付けされる。ルーバーは内側プレート面
604及び外側プレート面608から延びることが見ら
れ、それから方向参照が取られる。従って、ルーバー5
40はルーバー440の対応部分として見られ、面60
8から下方、かつ外方へ延びる。ルーバー540,54
4,546は参照目的のために図9に示される。
【0043】さらに図10を参照すると、液体流420
は矢印506の方向に示され、その流れは、矢印432
の一般的な方向にルーバー540の下方にて、下方かつ
外方にある。面604のルーバー540のすぐ下方に
は、上方、かつ内方へ面する「相手」ルーバー490が
ある。対向して方向付けられた相手ルーバー490,5
40(1個は内方へ面し、1個は外方へ面する)の間の
開口として規定された穴493はいかなる単一の小さい
ルーバー414がプレート412に対してそれ自体だけ
で形成することができるよりも大きい開口を形成する。
従って、ルーバー490はルーバー540に関連して穴
493を規定するために上方に面し、その穴は下降液体
流506に係合し、矢印495の方向にそれを通して前
記液体流を外方へ向ける。上方に偏向するルーバーはそ
れを通して液体420の下方の流れに係合し、かつ直接
偏向し、前記液体を無理にプレート412に通過させ
る。
は矢印506の方向に示され、その流れは、矢印432
の一般的な方向にルーバー540の下方にて、下方かつ
外方にある。面604のルーバー540のすぐ下方に
は、上方、かつ内方へ面する「相手」ルーバー490が
ある。対向して方向付けられた相手ルーバー490,5
40(1個は内方へ面し、1個は外方へ面する)の間の
開口として規定された穴493はいかなる単一の小さい
ルーバー414がプレート412に対してそれ自体だけ
で形成することができるよりも大きい開口を形成する。
従って、ルーバー490はルーバー540に関連して穴
493を規定するために上方に面し、その穴は下降液体
流506に係合し、矢印495の方向にそれを通して前
記液体流を外方へ向ける。上方に偏向するルーバーはそ
れを通して液体420の下方の流れに係合し、かつ直接
偏向し、前記液体を無理にプレート412に通過させ
る。
【0044】さらに図10を参照すると、ルーバー49
0の下方にはルーバーが「並置」され、そのルーバーは
下方、かつ外方へ角度を有する。ルーバー544の下方
には、相手ルーバー496があり、これは内方、かつ上
方へ面する。ルーバー496の下方に並置され、かつ共
通の内方へ開口するV形状のルーバー区域510から形
成されたルーバー498は、下方、かつ内方へ面する。
ルーバー546は上方、かつ外方へ面し、下方かつ内方
へ面する下方ルーバー502は並置される。ルーバー5
04はルーバー502への相手を形成し、外方、かつ上
方へ面する。ルーバー504,505は共通の外方へ開
口するV形状ルーバー区域511から形成される。ルー
バー546の外面を下方に通過するいかなる液体もルー
バー504の上方開口によって係合され、かつそれを通
して偏向され得ることを見ることができる。ルーバー5
04を通して偏向されない液体は外方に延び、下方に方
向付けられたルーバー414の次の群の上方外方面60
8を横切って下方に通過する。プレート412の対向側
604,608から延びる相手ルーバー414から形成
されたルーバー群507は、単に上述の並置ルーバー5
46,502に組み込む上方ルーバー群509よりも大
きいことを見ることができる。各ルーバー群507は4
個の並置ルーバーを組み込み、これらはルーバー53
3,534,535,536として参照目的のために番
号が付される。ルーバー507,509の各群の間に
は、ほぼV形状のルーバー区域510または511のど
ちらかが配設される。このV形状のルーバー区域51
0,511は別法として前記ルーバー群の間に方向付け
られ、かつ配設されるということを見ることができる。
外方へ開口、または面するV形状の区域はルーバー区域
510として設計され、一方、内方に面する区域はルー
バー区域510として設計される。現在のパターンにお
いて、5個の群の並置ルーバー509は一般的に各ルー
バー群507の間に配設される。この特別な配列は、図
示のみの目的のために設けられる。ルーバー414の多
くの種類のパターン及び配列は本発明の原理に従ってつ
くることができる。この特別なパターンはプレート41
2に対して構造的にしっかりしたルーバーパターンを提
供することが判った。
0の下方にはルーバーが「並置」され、そのルーバーは
下方、かつ外方へ角度を有する。ルーバー544の下方
には、相手ルーバー496があり、これは内方、かつ上
方へ面する。ルーバー496の下方に並置され、かつ共
通の内方へ開口するV形状のルーバー区域510から形
成されたルーバー498は、下方、かつ内方へ面する。
ルーバー546は上方、かつ外方へ面し、下方かつ内方
へ面する下方ルーバー502は並置される。ルーバー5
04はルーバー502への相手を形成し、外方、かつ上
方へ面する。ルーバー504,505は共通の外方へ開
口するV形状ルーバー区域511から形成される。ルー
バー546の外面を下方に通過するいかなる液体もルー
バー504の上方開口によって係合され、かつそれを通
して偏向され得ることを見ることができる。ルーバー5
04を通して偏向されない液体は外方に延び、下方に方
向付けられたルーバー414の次の群の上方外方面60
8を横切って下方に通過する。プレート412の対向側
604,608から延びる相手ルーバー414から形成
されたルーバー群507は、単に上述の並置ルーバー5
46,502に組み込む上方ルーバー群509よりも大
きいことを見ることができる。各ルーバー群507は4
個の並置ルーバーを組み込み、これらはルーバー53
3,534,535,536として参照目的のために番
号が付される。ルーバー507,509の各群の間に
は、ほぼV形状のルーバー区域510または511のど
ちらかが配設される。このV形状のルーバー区域51
0,511は別法として前記ルーバー群の間に方向付け
られ、かつ配設されるということを見ることができる。
外方へ開口、または面するV形状の区域はルーバー区域
510として設計され、一方、内方に面する区域はルー
バー区域510として設計される。現在のパターンにお
いて、5個の群の並置ルーバー509は一般的に各ルー
バー群507の間に配設される。この特別な配列は、図
示のみの目的のために設けられる。ルーバー414の多
くの種類のパターン及び配列は本発明の原理に従ってつ
くることができる。この特別なパターンはプレート41
2に対して構造的にしっかりしたルーバーパターンを提
供することが判った。
【0045】次の図11を参照すると、図10のプレー
ト区域と同じ図が示され、それを通して蒸気及び液体の
通路の1つのパターンを詳細に図示する。図7で示すよ
うに、各々の種々のルーバーはその内部の流体流パター
ンの記載を容易にするためにこの図において別個に番号
付けされていない。従って、下降液体420は第1の相
手ルーバー490,540に遭遇するにつれて、分割流
601,602を形成することが示され、ルーバー49
0は側面604から突出する。分割流602はルーバー
540の下で下方、かつ外方に向けられ、それをプレー
ト412の外面へ通過させる。内面604に沿って、残
りの液体601は下方に続くことができる。このパター
ンにおいて、流れ矢印610によって指示するようにプ
レート412の外面608へ下方へ続く、またはルーバ
ー496を通して流すことができる。ルーバー、例えば
ルーバー496を通して向けられた多量の流体610は
液体の種類、流速度、ルーバーの寸法及び上昇蒸気流4
22の形態を含む多数のパラメーターに依存するであろ
う。ルーバー490の開口の寸法は制限されるというこ
とを見ることができ、いったんそれを通して最大の流れ
が成し遂げられれば、追加の液体は単にルーバーを過ぎ
て流れるであろう。
ト区域と同じ図が示され、それを通して蒸気及び液体の
通路の1つのパターンを詳細に図示する。図7で示すよ
うに、各々の種々のルーバーはその内部の流体流パター
ンの記載を容易にするためにこの図において別個に番号
付けされていない。従って、下降液体420は第1の相
手ルーバー490,540に遭遇するにつれて、分割流
601,602を形成することが示され、ルーバー49
0は側面604から突出する。分割流602はルーバー
540の下で下方、かつ外方に向けられ、それをプレー
ト412の外面へ通過させる。内面604に沿って、残
りの液体601は下方に続くことができる。このパター
ンにおいて、流れ矢印610によって指示するようにプ
レート412の外面608へ下方へ続く、またはルーバ
ー496を通して流すことができる。ルーバー、例えば
ルーバー496を通して向けられた多量の流体610は
液体の種類、流速度、ルーバーの寸法及び上昇蒸気流4
22の形態を含む多数のパラメーターに依存するであろ
う。ルーバー490の開口の寸法は制限されるというこ
とを見ることができ、いったんそれを通して最大の流れ
が成し遂げられれば、追加の液体は単にルーバーを過ぎ
て流れるであろう。
【0046】さらに図11を参照すると、液体流601
は流れ612付すようにルーバー505を通して流出す
るためにルーバー496下方の内面604に沿って下方
に続くことができる。流形態の幅広い変化はもちろん可
能であり、これらは図示のみの目的で提示される。流体
流の流れ602,610の蓄積物は同様に外面608に
沿って下方に続くことができ、またはその部分は流れ矢
印616によって示されるようにルーバー504を通し
て戻るよう一定方向に向けることができる。その形態に
おいて、次いで流れ616はプレート面604に沿って
下方に流れ、上方からの残りの流れ601を蓄積するで
あろう。この点において、液体流420として始まった
液体はプレートを2回通過したかもしれず、プレート4
12の両側面の上昇蒸気流422へ曝露される。上述の
ように流れが通過するルーバーの設計は明確に観察者の
基準点に依存する。液体流616は実際、ルーバー50
2,504の間を通過する。なぜなら、その間の間隔は
前記ルーバーの組み合せの結果として形成されるからで
ある。単一のルーバーを通る流れへの参照はそのルーバ
ー及びその間に流れ穴を形成する隣接するルーバーを通
る流れへの参照として見るべきである。
は流れ612付すようにルーバー505を通して流出す
るためにルーバー496下方の内面604に沿って下方
に続くことができる。流形態の幅広い変化はもちろん可
能であり、これらは図示のみの目的で提示される。流体
流の流れ602,610の蓄積物は同様に外面608に
沿って下方に続くことができ、またはその部分は流れ矢
印616によって示されるようにルーバー504を通し
て戻るよう一定方向に向けることができる。その形態に
おいて、次いで流れ616はプレート面604に沿って
下方に流れ、上方からの残りの流れ601を蓄積するで
あろう。この点において、液体流420として始まった
液体はプレートを2回通過したかもしれず、プレート4
12の両側面の上昇蒸気流422へ曝露される。上述の
ように流れが通過するルーバーの設計は明確に観察者の
基準点に依存する。液体流616は実際、ルーバー50
2,504の間を通過する。なぜなら、その間の間隔は
前記ルーバーの組み合せの結果として形成されるからで
ある。単一のルーバーを通る流れへの参照はそのルーバ
ー及びその間に流れ穴を形成する隣接するルーバーを通
る流れへの参照として見るべきである。
【0047】さらに図11を参照すると、下降する液体
流420はプレート412に沿う上昇する蒸気流422
に遭遇する。この上昇する蒸気流は下方に延びるルーバ
ーによってプレート412を通して一定方向に向けら
れ、このルーバーはそれに曝露されたルーバー縁部を提
供する。ルーバーはプレート412を通して蒸気流を係
合し、かつ一定方向に向けるために十分な面領域を提供
する大きさを有する。しかしながら、特別なルーバーを
通過する多量の液体があってもよく、このルーバーはそ
れを通して蒸気の上昇流を妨害し、及び/又は防止す
る。この理由で、あるルーバー、例えば液体流がすでに
存在するルーバー502,540を通過する上昇蒸気4
22は示されていない。矢印621は矢印623がルー
バー624を通して蒸気の通路を指示するように、ルー
バー622を通して蒸気の通路を指示する。矢印601
に対向して配設される矢印621が示され、プレート4
12の内面604のこの領域に沿って蒸気及び液体の逆
流を指示する。ルーバーのパターンは蒸気−液体接触の
潜在力を最大にするために設けられ、従って垂直に隣接
するルーバー群507,509は図10に示すように対
向して方向付けられる。なお、蒸気は1組のルーバーを
通して上方へ通過され、一方液体は隣接する組を通して
下方に通過すると考えられる。プレート512を通る蒸
気及び液体の実際の分配は特別な適用、蒸気圧、液体量
及び他の操作パラメーターに応じて変化させることがで
きる。この変化した相互作用の実施例はルーバー691
に対向する、図11の矢印690によって指示するよう
に下降する液体流を含み、その場合、蒸気流692はル
ーバー693,694の間にてそのすぐ下方にて生じ
る。明らかに、プレート412を通る蒸気及び液体のこ
の対向流はさらに前記蒸気及び液体の間の緊密な相互作
用を高めるであろう。プレート412の側面604の混
合領域695は従ってプレート412の側面608の領
域696がそうであるように上昇蒸気及び下降液体の間
にて密接した相互作用に通過するであろう。蒸気及び液
体のかような特有の相互作用は常に隣接するルーバー対
の間にて生ずるのではなく隣接するルーバー群507,
509の間にて生じ得る。組み合せは詳述するには多す
ぎ、示されたもの以外のいかなる特有の組み合せも本発
明の現在の理解によれば好ましいとして設定される必要
はない。
流420はプレート412に沿う上昇する蒸気流422
に遭遇する。この上昇する蒸気流は下方に延びるルーバ
ーによってプレート412を通して一定方向に向けら
れ、このルーバーはそれに曝露されたルーバー縁部を提
供する。ルーバーはプレート412を通して蒸気流を係
合し、かつ一定方向に向けるために十分な面領域を提供
する大きさを有する。しかしながら、特別なルーバーを
通過する多量の液体があってもよく、このルーバーはそ
れを通して蒸気の上昇流を妨害し、及び/又は防止す
る。この理由で、あるルーバー、例えば液体流がすでに
存在するルーバー502,540を通過する上昇蒸気4
22は示されていない。矢印621は矢印623がルー
バー624を通して蒸気の通路を指示するように、ルー
バー622を通して蒸気の通路を指示する。矢印601
に対向して配設される矢印621が示され、プレート4
12の内面604のこの領域に沿って蒸気及び液体の逆
流を指示する。ルーバーのパターンは蒸気−液体接触の
潜在力を最大にするために設けられ、従って垂直に隣接
するルーバー群507,509は図10に示すように対
向して方向付けられる。なお、蒸気は1組のルーバーを
通して上方へ通過され、一方液体は隣接する組を通して
下方に通過すると考えられる。プレート512を通る蒸
気及び液体の実際の分配は特別な適用、蒸気圧、液体量
及び他の操作パラメーターに応じて変化させることがで
きる。この変化した相互作用の実施例はルーバー691
に対向する、図11の矢印690によって指示するよう
に下降する液体流を含み、その場合、蒸気流692はル
ーバー693,694の間にてそのすぐ下方にて生じ
る。明らかに、プレート412を通る蒸気及び液体のこ
の対向流はさらに前記蒸気及び液体の間の緊密な相互作
用を高めるであろう。プレート412の側面604の混
合領域695は従ってプレート412の側面608の領
域696がそうであるように上昇蒸気及び下降液体の間
にて密接した相互作用に通過するであろう。蒸気及び液
体のかような特有の相互作用は常に隣接するルーバー対
の間にて生ずるのではなく隣接するルーバー群507,
509の間にて生じ得る。組み合せは詳述するには多す
ぎ、示されたもの以外のいかなる特有の組み合せも本発
明の現在の理解によれば好ましいとして設定される必要
はない。
【0048】図9,10に戻って参照すると、ルーバー
414は選択した方向の予め規定されたパターンでつく
られる。このパターンはもちろん特別な適用のために変
化させることができるが、本発明において、パターンは
対向して配設されたルーバー群509を組み込む。ここ
に示すようにこの特別なパターン700は第1,2の横
方向に配設されたルーバー414を備え、平方波形ユニ
ットにつき少なくとも8個のスロット開口領域の程度の
密度でつくられる。ルーバー414は上述のように群5
07,509で配列され、横方向間隔は構造的整合性を
提供する。ルーバーの幅は変化させることができるが、
本実施態様において、各ルーバーは平坦領域411の幅
の45%の程度の幅を有する。横方向に整列した対のル
ーバーはこの折曲線417に不足するが折曲線417に
隣接して終端する。
414は選択した方向の予め規定されたパターンでつく
られる。このパターンはもちろん特別な適用のために変
化させることができるが、本発明において、パターンは
対向して配設されたルーバー群509を組み込む。ここ
に示すようにこの特別なパターン700は第1,2の横
方向に配設されたルーバー414を備え、平方波形ユニ
ットにつき少なくとも8個のスロット開口領域の程度の
密度でつくられる。ルーバー414は上述のように群5
07,509で配列され、横方向間隔は構造的整合性を
提供する。ルーバーの幅は変化させることができるが、
本実施態様において、各ルーバーは平坦領域411の幅
の45%の程度の幅を有する。横方向に整列した対のル
ーバーはこの折曲線417に不足するが折曲線417に
隣接して終端する。
【0049】さらに図9を参照すると、ルーバー71
0,711は並んで形成され、そのルーバー710,7
11は上方、かつ外方に偏向される。ルーバー713,
714はルーバー710,711の下方に各々配設さ
れ、同様に外方、かつ下方に形成される。同時に、それ
らはほぼV形状のルーバー区域511を形成する。各々
のルーバー414は各波形プレート412の隆起部及び
谷部の間の平坦領域内にて横方向に延び、かつ実質的に
全てのルーバーは折曲線へ不足するが隣接して終端する
ことを見ることができる。各ルーバーのこの横方向の寸
法上の特徴は特別に図9に示される。図4に関して上述
のように、別の学名を使用することができるが上方、下
方に偏向されたルーバーという用語がここに使用され
る。
0,711は並んで形成され、そのルーバー710,7
11は上方、かつ外方に偏向される。ルーバー713,
714はルーバー710,711の下方に各々配設さ
れ、同様に外方、かつ下方に形成される。同時に、それ
らはほぼV形状のルーバー区域511を形成する。各々
のルーバー414は各波形プレート412の隆起部及び
谷部の間の平坦領域内にて横方向に延び、かつ実質的に
全てのルーバーは折曲線へ不足するが隣接して終端する
ことを見ることができる。各ルーバーのこの横方向の寸
法上の特徴は特別に図9に示される。図4に関して上述
のように、別の学名を使用することができるが上方、下
方に偏向されたルーバーという用語がここに使用され
る。
【0050】次に図12〜15を参照すると、種々の操
作的な状態での構造化パッキング10の性能特徴を指示
する試験結果のグラフが示される。図12は図4に示さ
れ、かつ図5に図示されたものに略示的に類似する試験
コラムにて組立られた構造化パッキング10の、その効
率を計測するために採取される性能を記述する。また、
このグラフにおいて、シクロヘキサン/n−ヘプタン系
の構造化パッキング10の性能は3個の塔圧力範囲、す
なわち4.8psia、24psia、60psiaで
図表化される。性能は図表の縦座標に沿って現れるHE
TPインチで反映される。図表の横座標は「F」要因を
参照し、これは塔設計の共通パラメーターである。
「F」要因は塔断面を横切る表面蒸気速度(Vs)と蒸
気密度(Dv)の平方根との積であり、次式によって表
わすことができる。 F=Vs√(Dv) 図12の図表によって示すように、パッキングの効率は
4.8psiaから24psiaへの圧力増加で(下方
のHETP)減少する。このグラフは圧力の増加が非常
に効率的に上述のルーバー形態によって調節されるの
で、性能の特徴は事実上改善されるということを示す。
作的な状態での構造化パッキング10の性能特徴を指示
する試験結果のグラフが示される。図12は図4に示さ
れ、かつ図5に図示されたものに略示的に類似する試験
コラムにて組立られた構造化パッキング10の、その効
率を計測するために採取される性能を記述する。また、
このグラフにおいて、シクロヘキサン/n−ヘプタン系
の構造化パッキング10の性能は3個の塔圧力範囲、す
なわち4.8psia、24psia、60psiaで
図表化される。性能は図表の縦座標に沿って現れるHE
TPインチで反映される。図表の横座標は「F」要因を
参照し、これは塔設計の共通パラメーターである。
「F」要因は塔断面を横切る表面蒸気速度(Vs)と蒸
気密度(Dv)の平方根との積であり、次式によって表
わすことができる。 F=Vs√(Dv) 図12の図表によって示すように、パッキングの効率は
4.8psiaから24psiaへの圧力増加で(下方
のHETP)減少する。このグラフは圧力の増加が非常
に効率的に上述のルーバー形態によって調節されるの
で、性能の特徴は事実上改善されるということを示す。
【0051】次に図13を参照すると、図4の構造化パ
ッキング10を、上述の同じ装置を使用する別の構造化
パッキングに比較するグラフが示される。比較から構造
化パッキングは米国特許第4604247号(以下「´
247パッキング」と称する)に記述され、かつ示され
る。これらのパッキングの相対性能は縦座標に沿って現
れるHETP及び横座標に沿うF要因で再び図表化され
る。図13に見られるように、図4のパッキング10は
´247パッキングに比較して改善された性能を有す
る。この性能曲線は4.83psiaという比較的低い
塔圧力で生成される。
ッキング10を、上述の同じ装置を使用する別の構造化
パッキングに比較するグラフが示される。比較から構造
化パッキングは米国特許第4604247号(以下「´
247パッキング」と称する)に記述され、かつ示され
る。これらのパッキングの相対性能は縦座標に沿って現
れるHETP及び横座標に沿うF要因で再び図表化され
る。図13に見られるように、図4のパッキング10は
´247パッキングに比較して改善された性能を有す
る。この性能曲線は4.83psiaという比較的低い
塔圧力で生成される。
【0052】次に図14を参照すると、図13と同じ図
表、同じ構造化パッキング及びその内部の装置の比較と
が示される。この図において、上述のパッキングは24
psiaの塔圧力で測定される。本発明の塔パッキング
は´247パッキングよりもより良い性能を有する。こ
のより高い圧力にて、プレート412を通して蒸気を吐
出するよう特別になされた大きいルーバーは改善された
性能に貢献することができる。大きいルーバーの寸法並
びにそれらの構造的形態は蒸気流の蒸気通路及び均等性
を改善すると考えられる。
表、同じ構造化パッキング及びその内部の装置の比較と
が示される。この図において、上述のパッキングは24
psiaの塔圧力で測定される。本発明の塔パッキング
は´247パッキングよりもより良い性能を有する。こ
のより高い圧力にて、プレート412を通して蒸気を吐
出するよう特別になされた大きいルーバーは改善された
性能に貢献することができる。大きいルーバーの寸法並
びにそれらの構造的形態は蒸気流の蒸気通路及び均等性
を改善すると考えられる。
【0053】次に図15を参照すると、60psiaの
塔圧力にて上述のパッキングの図表化された性能が示さ
れる。図4のパッキングは再び´247パッキングより
も良い性能を示す。また、増加した効率は部分的に大き
いルーバーに帰因すると考えられ、このルーバーはここ
に示される構造形態のプレート12の周りの蒸気圧の同
等化及び蒸気流の均等化を容易にする。
塔圧力にて上述のパッキングの図表化された性能が示さ
れる。図4のパッキングは再び´247パッキングより
も良い性能を示す。また、増加した効率は部分的に大き
いルーバーに帰因すると考えられ、このルーバーはここ
に示される構造形態のプレート12の周りの蒸気圧の同
等化及び蒸気流の均等化を容易にする。
【0054】次に図16〜19を参照すると、種々の操
作状態にて図9の構造化パッキング410の性能特徴を
示す試験結果のグラフが示される。図16は図5にて図
示されたものに略示的に類似する試験コラムにて組み立
てられた構造化パッキング410の性能を記述し、その
効率を計測する。また、このグラフにおいて、シクロヘ
キサン/n−ヘプタン系における構造化パッキング41
0の性能は3個の塔圧力範囲、すなわち48psia、
24psia、60psiaで図表化される。性能は図
表の縦座標に沿って現れるHETPインチでも反映され
る。図表の横座標は塔設計において共通のパラメーター
である「F」要因を示す。「F」要因は塔断面を横切る
表面蒸気速度(Vs)と、蒸気密度の平方根との積であ
り、次式によって表わすことができる。 F=Vs√(Dv) 図16の図表によって示すように、パッキングの効率は
4.8psiaから24psiaへの圧力増加(より高
いHETP)で減少する。しかしながら、グラフは24
psiaから60psiaへの圧力増加は効率的に上述
のルーバー形態によって調節され、性能特徴は実際4.
8psia範囲のHETP水準を改善される。
作状態にて図9の構造化パッキング410の性能特徴を
示す試験結果のグラフが示される。図16は図5にて図
示されたものに略示的に類似する試験コラムにて組み立
てられた構造化パッキング410の性能を記述し、その
効率を計測する。また、このグラフにおいて、シクロヘ
キサン/n−ヘプタン系における構造化パッキング41
0の性能は3個の塔圧力範囲、すなわち48psia、
24psia、60psiaで図表化される。性能は図
表の縦座標に沿って現れるHETPインチでも反映され
る。図表の横座標は塔設計において共通のパラメーター
である「F」要因を示す。「F」要因は塔断面を横切る
表面蒸気速度(Vs)と、蒸気密度の平方根との積であ
り、次式によって表わすことができる。 F=Vs√(Dv) 図16の図表によって示すように、パッキングの効率は
4.8psiaから24psiaへの圧力増加(より高
いHETP)で減少する。しかしながら、グラフは24
psiaから60psiaへの圧力増加は効率的に上述
のルーバー形態によって調節され、性能特徴は実際4.
8psia範囲のHETP水準を改善される。
【0055】次に図17を参照すると、図9の構造化パ
ッキングと上述の´247パッキングとを比較するグラ
フが示される。これらのパッキングの相対性能は再び、
縦座標に沿って現れるHETPと、横座標に沿うF要因
とで図表化される。図17に見られるように、図19の
パッキング410は´247パッキングに比較して改善
された機能を有する。この性能曲線は4.83psia
という比較的低い塔圧力にて生成される。
ッキングと上述の´247パッキングとを比較するグラ
フが示される。これらのパッキングの相対性能は再び、
縦座標に沿って現れるHETPと、横座標に沿うF要因
とで図表化される。図17に見られるように、図19の
パッキング410は´247パッキングに比較して改善
された機能を有する。この性能曲線は4.83psia
という比較的低い塔圧力にて生成される。
【0056】次に図18を参照すると、図17と同じ図
表と、同じ構造化パッキング及びその内部の装置の比較
とが示される。この図において、上述のパッキングは2
4psiaの塔圧力にて計測される。本発明の塔パッキ
ング410は約1.5以上のF要因の´247パッキン
グよりも良い性能曲線を有する。ルーバー並びにその構
造的形態の存在はより高いF要因値にて蒸気流の蒸気通
路及び均等化を改善すると考えられる。次に図19を参
照すると、60psiaの塔圧力にて上記パッキングの
図表化された性能が示される。また、本発明のパッキン
グ410は約1.5以上のF要因の´247パッキング
より良い性能を示す。
表と、同じ構造化パッキング及びその内部の装置の比較
とが示される。この図において、上述のパッキングは2
4psiaの塔圧力にて計測される。本発明の塔パッキ
ング410は約1.5以上のF要因の´247パッキン
グよりも良い性能曲線を有する。ルーバー並びにその構
造的形態の存在はより高いF要因値にて蒸気流の蒸気通
路及び均等化を改善すると考えられる。次に図19を参
照すると、60psiaの塔圧力にて上記パッキングの
図表化された性能が示される。また、本発明のパッキン
グ410は約1.5以上のF要因の´247パッキング
より良い性能を示す。
【0057】次に図20を参照すると、図4の波形プレ
ート12の別の実施態様の斜視図が示される。プレート
12は複数のルーバー13,14を含み、これらはそれ
を通して一連の方向流開口を規定する。しかしながら、
大きいルーバー13は波形の平坦領域11の間にて垂直
に積み重ねられ、その結果、2個の隣接する大きいルー
バー13が横方向に、一方から他方へ整列するものはな
い。従って、波形平坦領域401,403は一方から他
方へ横方向に整列するルーバー13,14と共に示され
る。中間波形平坦領域405は区域401,403の間
にて整列する横方向のルーバーから垂直方向のオフセッ
トのルーバー13,14でつくられ、それによって、大
きいルーバー13は隣接する区域の大きいルーバー13
の間にてほぼ中間部に配設される。この千鳥状配置のル
ーバー位置は特に製作段階において、ルーバー13,1
4を形成する平坦な金属シートから新しく造り出される
時に構造的により強いプレート412を提供することが
示される。上記構造的な考察のため、操作的にこの実施
態様がここに記述された他の実施態様と実質的に同じ態
様にて実施し、現在、この形態はある構造的利点を提供
することができると考えられる。
ート12の別の実施態様の斜視図が示される。プレート
12は複数のルーバー13,14を含み、これらはそれ
を通して一連の方向流開口を規定する。しかしながら、
大きいルーバー13は波形の平坦領域11の間にて垂直
に積み重ねられ、その結果、2個の隣接する大きいルー
バー13が横方向に、一方から他方へ整列するものはな
い。従って、波形平坦領域401,403は一方から他
方へ横方向に整列するルーバー13,14と共に示され
る。中間波形平坦領域405は区域401,403の間
にて整列する横方向のルーバーから垂直方向のオフセッ
トのルーバー13,14でつくられ、それによって、大
きいルーバー13は隣接する区域の大きいルーバー13
の間にてほぼ中間部に配設される。この千鳥状配置のル
ーバー位置は特に製作段階において、ルーバー13,1
4を形成する平坦な金属シートから新しく造り出される
時に構造的により強いプレート412を提供することが
示される。上記構造的な考察のため、操作的にこの実施
態様がここに記述された他の実施態様と実質的に同じ態
様にて実施し、現在、この形態はある構造的利点を提供
することができると考えられる。
【0058】操作にあたり、レート12,412を横切
って下方への液体の流れは多くの先行技術のプレート設
計物に対して効率的に改善される。滑らかなプレートと
は異なり、液体はルーバーの間隔によるトラフ17(図
4に最っも明瞭に見られる)に蓄積する機会が与えられ
ていない。図面に見られるように、ルーバーの縁部はト
ラフの境界線に沿って配設され、それによって内部のい
かなる流体蓄積物はルーバーの存在によって効率的に転
換される。上述のように、ある実施態様において、次い
でルーバーは対向して方向付けられた形態の小さいルー
バーの対でつくられ、この形態は大きい各ルーバーに隣
接して配設される。ここに示されるように、規定された
パターンは各対の大きいルーバーの間にて第1,第2の
対の小さいルーバーを組み込む。同様に各対の小さいル
ーバーは分割されたルーバー領域を含む。小さいルーバ
ーの寸度により、それらは大きなルーバーに対してセグ
メントで形成され、その場合、小さい各ルーバーの長さ
は大きな各ルーバーの約半分の長さである。この構造は
塔パッキングに必要な構造的堅固さを提供する。また、
各小さいルーバーはそれに隣接する大きいルーバーに関
して対向して方向付けられる。上方で、内方に向けられ
た大きいルーバーは従って一対の上方で、外方に配設さ
れた小さなルーバーの上方に配設され、この小さいルー
バーはそれら自体各々、大きいルーバーの下方に対で設
けられる。各組の大きいルーバーの間に配設された8個
の小さいルーバーのこのパターンは本発明のため一実施
態様のみである。小さいルーバーは変化する配列でつく
ることができる。しかしながら、ここに示される構成は
それ自体を製造中に対称に適合させられ、その対称はこ
こに記載した性能データの効率に貢献することができ
る。
って下方への液体の流れは多くの先行技術のプレート設
計物に対して効率的に改善される。滑らかなプレートと
は異なり、液体はルーバーの間隔によるトラフ17(図
4に最っも明瞭に見られる)に蓄積する機会が与えられ
ていない。図面に見られるように、ルーバーの縁部はト
ラフの境界線に沿って配設され、それによって内部のい
かなる流体蓄積物はルーバーの存在によって効率的に転
換される。上述のように、ある実施態様において、次い
でルーバーは対向して方向付けられた形態の小さいルー
バーの対でつくられ、この形態は大きい各ルーバーに隣
接して配設される。ここに示されるように、規定された
パターンは各対の大きいルーバーの間にて第1,第2の
対の小さいルーバーを組み込む。同様に各対の小さいル
ーバーは分割されたルーバー領域を含む。小さいルーバ
ーの寸度により、それらは大きなルーバーに対してセグ
メントで形成され、その場合、小さい各ルーバーの長さ
は大きな各ルーバーの約半分の長さである。この構造は
塔パッキングに必要な構造的堅固さを提供する。また、
各小さいルーバーはそれに隣接する大きいルーバーに関
して対向して方向付けられる。上方で、内方に向けられ
た大きいルーバーは従って一対の上方で、外方に配設さ
れた小さなルーバーの上方に配設され、この小さいルー
バーはそれら自体各々、大きいルーバーの下方に対で設
けられる。各組の大きいルーバーの間に配設された8個
の小さいルーバーのこのパターンは本発明のため一実施
態様のみである。小さいルーバーは変化する配列でつく
ることができる。しかしながら、ここに示される構成は
それ自体を製造中に対称に適合させられ、その対称はこ
こに記載した性能データの効率に貢献することができ
る。
【0059】従って、本発明の操作及び構成は前述の記
載から明白であると信じられる。示され、かつ記載され
た方法及び装置は好ましいことに特徴があるが、種々の
変形及び改変は次の特許請求の範囲に規定される本発明
の精神及び範囲から離れることなくそこでなされ得るこ
とは自明である。
載から明白であると信じられる。示され、かつ記載され
た方法及び装置は好ましいことに特徴があるが、種々の
変形及び改変は次の特許請求の範囲に規定される本発明
の精神及び範囲から離れることなくそこでなされ得るこ
とは自明である。
【図1】本発明の原理に従って、蒸気−液体接触するよ
うになされ、大小のルーバーを内部に形成させた波形プ
レートの斜視図である。
うになされ、大小のルーバーを内部に形成させた波形プ
レートの斜視図である。
【図2】組立形態の図1の複数の波形プレートの斜視図
である。
である。
【図3】図2の組立蒸気−液体接触プレートの拡大頂面
図である。
図である。
【図4】内部に形成された大小のルーバーを図示する図
1の波形プレートの断片的な拡大斜視図である。
1の波形プレートの断片的な拡大斜視図である。
【図5】図2に図示された組立プレートの複数の層を内
部に積み重ねられ、かつ本発明の方法及び装置の一実施
態を組み込んだ工程塔の側方立面断面図である。
部に積み重ねられ、かつ本発明の方法及び装置の一実施
態を組み込んだ工程塔の側方立面断面図である。
【図6】図5の線6−6に沿って取られた工程塔の頂面
断面図である。
断面図である。
【図7】図4の線7−7に沿って取られた波形プレート
の拡大側方立面断面図である。
の拡大側方立面断面図である。
【図8】図4の線7−7に沿って取られ、かつその間の
流体流を図示する波形プレートの拡大側方立面断面図で
ある。
流体流を図示する波形プレートの拡大側方立面断面図で
ある。
【図9】内部に形成されたルーバーを図示する図1の波
形プレートの別の実施態様の断片的な拡大斜視図であ
る。
形プレートの別の実施態様の断片的な拡大斜視図であ
る。
【図10】図9の線10−10に沿って取られた波形プ
レートの拡大側方立面断面図である。
レートの拡大側方立面断面図である。
【図11】図9の線10−10に沿って取られ、それを
通して流れる流体を図示する波形プレートの拡大側方立
面断面図である。
通して流れる流体を図示する波形プレートの拡大側方立
面断面図である。
【図12】種々の塔圧力に対する図4のパッキングの性
能を図表化するグラフである。
能を図表化するグラフである。
【図13】選択した塔圧力にて、他の構造化パッキング
に対する図4のパッキングの性能を図表化するグラフで
ある。
に対する図4のパッキングの性能を図表化するグラフで
ある。
【図14】第2の塔圧力にて、他の構造化パッキングに
対する図4のパッキングの性能を図表化するグラフであ
る。
対する図4のパッキングの性能を図表化するグラフであ
る。
【図15】第3の塔圧力にて、他の構造化パッキングに
対する図4のパッキングの性能を図表化するグラフであ
る。
対する図4のパッキングの性能を図表化するグラフであ
る。
【図16】種々の塔圧力に対する図9のパッキングの性
能を図表化するグラフである。
能を図表化するグラフである。
【図17】選択した塔圧力にて、他の構造化パッキング
に対する図9のパッキングの性能を図表化するグラフで
ある。
に対する図9のパッキングの性能を図表化するグラフで
ある。
【図18】第2の塔圧力にて、他の構造化パッキングに
対する図9のパッキングの性能を図表化するグラフであ
る。
対する図9のパッキングの性能を図表化するグラフであ
る。
【図19】第3の塔圧力にて、他の構造化パッキングに
対する図9のパッキングの性能を図表化するグラフであ
る。
対する図9のパッキングの性能を図表化するグラフであ
る。
【図20】図4の波形プレートのもう1つの別の実施態
様の斜視図である。
様の斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョルジュ・エー・ボニラ アメリカ合衆国テキサス州75248,ダラス, ミスティ・トレイル・6222 (72)発明者 ドン・グラスピィ アメリカ合衆国テキサス州75229,ダラス, ノースヘブン・ロード・3768 (56)参考文献 実公 昭43−28046(JP,Y1) 実公 昭48−38624(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに対向して傾けられた対向した波形
に面対面接触する複数の垂直に方向付けられた波形シー
トを備え、該シートの各々はその内部に平坦領域によっ
て分離された隆起部と谷部とを設定する折曲線を有し、
前記隆起部と谷部と平坦領域とは前記シートの前記波形
形態を規定し、各々の該平坦領域はその上で横方向に延
びる複数のルーバーを備え、いくつかの該ルーバーは上
方に面する開口を規定する縁部を有し、かついくつかの
該ルーバーは下方に面する開口を規定する縁部を有し、
実質的に全ての該ルーバーは前記折曲線より短いが隣接
して終止することを特徴とする蒸気流を液体流に接触さ
せるための塔パッキング。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US618,725 | 1990-11-27 | ||
US618,724 | 1990-11-27 | ||
US07/618,725 US5080836A (en) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | Tower packing with small and large louvers |
US07/618,724 US5057250A (en) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | Tower packing with small louvers |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04268191A JPH04268191A (ja) | 1992-09-24 |
JPH0756436B2 true JPH0756436B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=27088313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3312442A Expired - Lifetime JPH0756436B2 (ja) | 1990-11-27 | 1991-11-27 | ルーバーを有する塔パッキング |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0492802B1 (ja) |
JP (1) | JPH0756436B2 (ja) |
KR (1) | KR960000016B1 (ja) |
CN (1) | CN1047539C (ja) |
AU (1) | AU638875B2 (ja) |
BR (1) | BR9105081A (ja) |
DE (1) | DE69101968T2 (ja) |
ES (1) | ES2055547T3 (ja) |
MX (1) | MX9102061A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016190562A1 (ko) * | 2015-05-27 | 2016-12-01 | 주식회사 경동나비엔 | 제습 냉방용 증발식 냉각기의 열교환기 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BG107435A (bg) * | 2003-01-03 | 2003-08-29 | "Ресурс Плюс" Еоод | Профилиран пълнеж |
EP3618951A1 (en) * | 2017-05-01 | 2020-03-11 | DSM IP Assets B.V. | Device for processing and conditioning of material transported through the device |
SE540922C2 (en) * | 2017-06-21 | 2018-12-27 | Rosenblad Design Ab | Apparatus and method for separation of components with different volatility in a mixed fluid |
SG11202011412UA (en) | 2018-05-31 | 2020-12-30 | Dow Global Technologies Llc | Method and system for polymer production |
US12098233B2 (en) | 2018-05-31 | 2024-09-24 | Dow Global Technologies Llc | Devolatilizer design |
KR102162546B1 (ko) * | 2019-04-04 | 2020-10-07 | 김영철 | 냉각수의 방향 전환이 가능한 충진재 |
CN110057220A (zh) * | 2019-05-08 | 2019-07-26 | 上海发电设备成套设计研究院有限责任公司 | 一种板翅式换热器 |
KR102155355B1 (ko) * | 2020-02-12 | 2020-09-11 | 디에이치테크 주식회사 | 냉각탑용 루버시스템 |
CN114247416A (zh) * | 2021-11-27 | 2022-03-29 | 辽宁天大北洋化工设备有限公司 | 一种填料塔用玄武岩格栅网布规整填料及制作工艺 |
CN115155505B (zh) * | 2022-08-09 | 2024-01-30 | 山东中盛药化设备有限公司 | 一种防沟流开窗波纹填料片及规整填料和填料塔 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4328046Y1 (ja) * | 1965-10-04 | 1968-11-19 | ||
AT321865B (de) * | 1970-04-27 | 1975-04-25 | Dl Veb Maschinen Und Appbau Gr | Hochleistung sa ustauschpackung für kolonnen |
JPS4938624U (ja) * | 1972-07-12 | 1974-04-05 | ||
CH617357A5 (ja) * | 1977-05-12 | 1980-05-30 | Sulzer Ag | |
GB8304683D0 (en) * | 1983-02-19 | 1983-03-23 | Wigley A F | Moisture eliminator |
EP0300506B1 (en) * | 1983-06-21 | 1995-06-14 | Glitsch, Inc. | Tower packing from corrugated metal sheets |
DE3414267A1 (de) * | 1984-04-14 | 1985-11-07 | Raschig Gmbh, 6700 Ludwigshafen | Einbauelement fuer stoff- oder waermeaustauschkolonnen |
EP0170402A1 (en) * | 1984-06-26 | 1986-02-05 | Merix Corporation | Packing elements |
US4676934A (en) * | 1985-09-27 | 1987-06-30 | Jaeger Products, Inc. | Structured WV packing elements |
-
1991
- 1991-10-28 AU AU86790/91A patent/AU638875B2/en not_active Ceased
- 1991-11-14 MX MX9102061A patent/MX9102061A/es unknown
- 1991-11-22 BR BR919105081A patent/BR9105081A/pt not_active IP Right Cessation
- 1991-11-25 ES ES91310813T patent/ES2055547T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-25 EP EP91310813A patent/EP0492802B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-25 DE DE69101968T patent/DE69101968T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-27 KR KR1019910021818A patent/KR960000016B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1991-11-27 CN CN91111201A patent/CN1047539C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-27 JP JP3312442A patent/JPH0756436B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016190562A1 (ko) * | 2015-05-27 | 2016-12-01 | 주식회사 경동나비엔 | 제습 냉방용 증발식 냉각기의 열교환기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR9105081A (pt) | 1992-11-17 |
AU638875B2 (en) | 1993-07-08 |
MX9102061A (es) | 1992-07-08 |
CN1063623A (zh) | 1992-08-19 |
DE69101968T2 (de) | 1994-09-08 |
ES2055547T3 (es) | 1994-08-16 |
JPH04268191A (ja) | 1992-09-24 |
AU8679091A (en) | 1992-05-28 |
CN1047539C (zh) | 1999-12-22 |
KR920009437A (ko) | 1992-06-25 |
DE69101968D1 (de) | 1994-06-16 |
EP0492802A1 (en) | 1992-07-01 |
KR960000016B1 (ko) | 1996-01-03 |
EP0492802B1 (en) | 1994-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4597916A (en) | Method of and apparatus for intermediate lamella vapor liquid contact | |
EP0975404B1 (en) | Co-current contacting separation tray design and methods for using same | |
US4604247A (en) | Tower packing material and method | |
AU737526B2 (en) | Co-current contacting separation tray design and methods for using same | |
EP0130745B1 (en) | Expanded metal packing and method of manufacture | |
US5407605A (en) | Fractionation tray with side discharging triangular downcomers | |
US6206349B1 (en) | Fluid-fluid contacting apparatus | |
US2470652A (en) | Industrial contacting material | |
KR910003123B1 (ko) | 탑 충전물(tower packing) | |
US4601731A (en) | Chevron-type mist eliminator and method | |
US4304738A (en) | Packing Material and apparatus | |
US5188773A (en) | Tower packing with small and large louvers and mixing method | |
JP2000234877A (ja) | 熱質量移動接触装置の流体保持ルーバアセンブリ、霧除去装置、充填シート及び離間配置装置 | |
US5707563A (en) | V-module fractionation tray | |
JPH0756436B2 (ja) | ルーバーを有する塔パッキング | |
US5185106A (en) | Tower packing with small louvers and mixing method | |
US5057250A (en) | Tower packing with small louvers | |
US5080836A (en) | Tower packing with small and large louvers | |
RU2384362C1 (ru) | Регулярная насадка | |
EP0300506B1 (en) | Tower packing from corrugated metal sheets | |
CA2146704C (en) | Gas-liquid contacting tray with side discharging triangular downcomers |