JPH0755676B2 - 水中ダイビング装置 - Google Patents

水中ダイビング装置

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JPH0755676B2
JPH0755676B2 JP1112390A JP11239089A JPH0755676B2 JP H0755676 B2 JPH0755676 B2 JP H0755676B2 JP 1112390 A JP1112390 A JP 1112390A JP 11239089 A JP11239089 A JP 11239089A JP H0755676 B2 JPH0755676 B2 JP H0755676B2
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diver
belt
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floating table
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JP1112390A
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JPH0314784A (ja
Inventor
ブイ スタッフォード マイケル
Original Assignee
スヌーバ インターナショナル
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C11/00Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
    • B63C11/02Divers' equipment
    • B63C11/18Air supply
    • B63C11/20Air supply from water surface
    • B63C11/202Air supply from water surface with forced air supply

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般的には、スキューバ・ダイビングのよう
に圧縮空気タンクを背負うことを無くして、ダイバーが
長期間にわたって水中を泳ぐことができる水中ダイビン
グ装置に関する。
[従来の技術] 探検しようとする好奇心と欲望は人間に生まれつきの特
性であるように思われる。太洋や湖のような広い水域で
は、環境が全く判らないので、探検しようとするとき、
ダイバーはいろいろな障害にぶつかる。水中の環境と限
定された時間内における作業にダイバーをうまく適合さ
せるため、いろいろな装置が作られている。例えば、ダ
イビング・ベル、ダイビング・スーツ、スキューバ装
置、シュノーケル装置を挙げることができる。これらの
装置はいずれも水中の世界に入る手掛かりを与えている
が、厳しい制約を受けている。
例えば、ダイビング・ベルを使用する場合、ダイバーは
ほとんど制約を受けることなくいろいろな深さで太洋を
探検することができるが、操作上で制約を受けている。
ダイビング・ベル内ではダイバーは自由に移動すること
ができるが、ダイビング・ベル自身の機械的な効率と操
作性のために水中のダイバーは制約を受けることにな
る。
ダイビング・スーツはダイビング・ベルの不都合な面の
うちのいくつかを取り除いているが、ダイバーの生命線
を垂下させている“母船”により規定される移動範囲内
の領域を探検することだけに制約されている。
スキューバ・システムはダイビング・ベルやダイビング
・スーツが使用されている深さで操作することはできな
いが、少なくともダイバー自身、空気供給源を移動させ
ることができる程度であれば意のままに自由に動き回る
ことができる。いずれにせよ、ダイバーは母船が停泊し
ている位置に戻らなければならず、またスキューバ・ダ
イバーは装置の取り扱い技術と減圧のごとき若干の生き
残り技術の両方の面でかなりの訓練を積んでいなければ
ならない。
シュノーケルの場合、使用前における関連した装置の訓
練と理解についてはさほど複雑ではない。シュノーケル
・ダイバーは水面から深いところを動き回ることはない
ので、シュノーケル・ダイバーへの空気の供給に関連し
た難しさと複雑さは非常に少ない。
[発明が解決しようとする課題] シュノーケル・ダイバーとスキューバ・ダイバーの間に
は要求されている熟練のレベルについて大きな差がある
ように思われる。だれでも自由にシュノーケル装置を購
入して使用することができるが、圧縮空気タンクを再充
填することとスキューバ装置を使用することについては
確実さが要求されている。ダイビング装置と減圧に関連
した複雑さは、水中の環境に慣れたいと願っている者に
とって障害となっている。
初心者がスキューバ・ダイビングのさいに遭遇する障害
の一つは、ダイビング装置自身、面倒な特性を備えてい
ることである。圧縮空気のタンクをダイバーの背中に背
負うと、水の中で生じる浮力だけタンクの重量は減少す
るが、タンクの容積は変化しない。スキューバ・タンク
の重量は少ないので、スキューバ・タンクの存在は無視
することはできるが、スキューバ・タンクの容積は経験
のないダイバーなら忘れてしまうおそれがある許容上の
問題を提供するので、スキューバ・タンクの存在は若干
面倒なことである。
[発明の目的] 本発明は、初心者がシュノーケリングから向上してスキ
ューバ・ダイビングにより近い技量の習得に容易に移行
することができるようにするために、シュノーケリング
とスキューバ・ダイビングとの間の中間の工程の水中ダ
イビング装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、使用上非常に安全でかつ構造上耐
久性に優れ、大量生産技術を適用することができる上述
の特徴を備えた水中ダイビング装置を提供することであ
る。
本発明の別の目的は、シュノーケリングのさい経験した
安全性より高い安全性をスキューバ・ダイビングの利点
に付加した上述の特徴を備えたダイビング装置を提供す
ることである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、ダイバーが背負う接続器具と、その接続器具
を取り付けられていて、マウスピースを介してダイバー
と連路している圧縮空気のガス管路であって、浮台上に
載置された圧縮空気の供給源に取り付けられていて、ダ
イバーが泳ぐことにより浮台を引っ張るよう浮台につな
がれた生命線の働きをするガス管路とを備えている。浮
台は、自動的に水を汲み出すよう輪郭が設計されてい
て、ダイバーが探検にもっとも適した領域を選択するこ
とができるよう底壁に沿って目視ガラスを備えている。
本発明はまた、水中ダイビング装置が、軽い浮台と、そ
の浮台上に担持された圧縮ガスの供給源と、その供給源
から水中のダイバーまで延在したガス管路と、前記供給
源から離れた位置にある前記ガス管路の端部をダイバー
に接続する接続器具とより成り、ダイバーが水中を探検
している間、ダイバーが前記浮台を引っ張るとき、前記
接続器具が前記引っ張りと関連した力を消散させるよう
構成する。
本発明は更に、一対の外設のフロートから形成されてい
て、デッキにより限定された薄膜により相互に接続され
た浮台が該浮台のデッキ上のコンパートメント内に圧縮
ガスの容器を貯溜していて、その圧縮ガスの容器がデッ
キから垂下しており、ガス管路が容器からダイバーまで
延在していて、ダイバーが背負っている接続器具が、ダ
イバーが水力学的に設計された浮台を引っ張るときに生
じる力を分散させるよう構成する。
その他に本発明は、圧縮ガスの供給源を有する浮台が供
給源からダイバーまで延在したガス管路を備えており、
該ガス管路が浮台の前部につながれていて、ガス管路に
接続されていると共に、ダイバーが背負っている接続器
具まで延在しており、調節器を通って空気を入れるため
にダイバーの口に調節器を具合よく取り付けるよう、接
続器具がダイバーの背中の下部領域から肩を越えてガス
管路を向きぎめする帯材を備えている。
[作用] 圧縮空気の供給源は水面を浮遊する浮台上に担持されて
いて、ダイバーまで延在して接続器具により取り付けら
れた空気管路を使用してダイバーが引っ張るようにされ
ている。
空気管路は、呼吸用の空気をダイバーに供給することと
は別にいくつか重要な機能を備えている。第1に、空気
管路はダイビング装置を面倒なものにしていない。第2
に、空気管路を浮台につなぐと、ダイバーの後に浮台を
従わせることができる。第3に、空気管路は適当な長
さ、一般的には6.1m(20フィート)に保たれている。こ
れは、安全上の理由からダイバーが潜ることかできる深
さを制限すると共に、浮台の安全上ダイバーが移動する
距離を制限するものである。水中の障害物の中で空気管
路を引きずるようになることは比較的ありえないことで
あるが、ダイバーは水面と浮台に十分接近しているの
で、逃げることができる。ダイバーが背負っている接続
器具のおかげで、空気管路を浮台に取り付けることがで
きると共に、ダイバーが浮台を引っ張ることは容易であ
る。
浮台自身、圧縮空気タンクを運び移すことのほか、その
他の重要な機能を備えている。第1に、浮台は、“自動
的に水を汲み出す”よう設計されている。したがって、
浮台は、例えば、ボートの航跡により水が入りがちにな
るようなことはない。第2に、浮台は、近くの領域にい
るダイバーの存在について他の水の熱狂者に警報を行う
マーカーとして機能する。この機能のおかげで、別のボ
ートの竜骨が水面の近くいて、近傍のボートの喫水線の
深さの範囲内にいるダイバーを傷つける可能性が非常に
すくない。第3に、浮台は、ボートの底面またはデッキ
上に目視用の窓を備えている。この構成は、ダイビング
の領域に関する情報をダイバーに提供するものである。
浮台はまた、浮台によりダイバーが支持された状態で、
ダイビングの箇所へまたダイビングの箇所からダイバー
を移送させるものである。別の箇所に再位置ぎめする
間、圧縮空気を使用することを必要としない。これらの
特徴は、確実さと安全を付加するものである。
[実施例] 次に、本発明を添付図面を参照しながら実施例に基づい
て詳細に説明する。なお、添付図面を通じて同一または
類似の構成要素には同じ参照数字を付す。
参照数字10(第6図を参照のこと)は、本発明に従った
水中ダイビング装置を代表的に表示したものである。図
示のごとく、ダイビング装置10は、2つの主要な構成要
素、すなわち、浮台20と接続器具70を備えている。
第1図より第5図までを参照しながら浮台20の構成要素
を詳細に説明する。本質的な構成要素として、浮台20
は、V字状の先端ノーズ4を有する2つの円筒状のフロ
ート2と、浮台20を限定している2つのフロート2間に
延在したデッキ14を備えている。この構成のおかげで上
述の流体力学的な効果と安全が得られるのである。
さらに詳しく説明すれば、円筒状のフロート2はそれぞ
れ、浮台20の後部に端壁12を備えていると共に、隔置さ
れた平行な輪郭をなして円筒状のフロート2が配置され
ている。先端のノーズ4は平面図(第2図)で見てほぼ
V字状の輪郭を備えていて、円筒状のフロート2と一体
に形成されている。すなわち、フロート2とノーズ4を
形成している布は一枚のシート材から切り出されてたも
のであるので、ノーズ4と円筒状のフロート2との間の
交差部3には縫目が見られない。この交差部3はノーズ
4を上に向かせた状態で応力が生じる領域であるので、
交差部3を形成するに際しては、形状通りに裁断を行う
非常に熟練した技術が必要である。交差部3に縫目があ
ると交差部3は弱くなる。フロート2の後部は円形の端
壁12となっている。浮台のへさきの部分は、上向きだけ
でなく内向きにも傾斜したノーズ部分4を備えた箇所で
ある。第4図に示されているように、フロート2はへさ
きの部分で接続されていて、2つのフロートに間で浮台
の長さ方向に延在した中心線に沿ってバリヤー8が設け
られているので、安全をはかるための2つにエヤ・チャ
ンバーが形成されることになる。浮台の後部に2つの強
化された領域60が設けられていて、その領域60はフロー
ト2の内部間で流体を連通させるバルブVを支持してい
る。
デッキ14は2つのフロート2の間に延設されている。第
1図、第2図及び第5図に示されているように、デッキ
14は、フロート2のエッジ部分4aと2aの間に延在したレ
ース52によりフロートに取り付けられた周縁を有する薄
膜として形成されている。なお、エッジ4aは浮台の底部
に位置しており、一方、エッジ2aは浮台の頂部に位置し
ている。このように構成することによりダイバーを安全
に支持する表面が得られる。デッキとフロートの間の接
続領域にはと目54を設け、そのはと目54によって前記接
続領域に生じやすいすり切れを低減させる。デッキ14の
前部42はほぼV字状を呈していて、後述の貯溜領域とし
て機能している。フロート2のすぐ前に位置しているデ
ッキ14の領域に窓48が設けられている。デッキ14に接続
されたレース52により窓48が取り付けられている。水上
をこぎ回っているダイバーは窓48を通して水の中を見る
ことにより適当なダイブ領域を選択することができる。
デッキ14と一体に形成された受台16が窓48のすぐ後ろに
設けられているので、ダイバーは浮台20を快適に使用す
ることができる。受台16の後ろでその受台16と連通した
一連の空気通路がデッキ14の長さにわたって延設されて
いる。デッキ14を形成している空気通路はそれぞれデッ
キ14内に包有された空気を区画分けしているプレス・シ
ーム18により遮断されているので、受台16の中央だけが
膨れ、デッキ14の残りの部分はフラットなままである。
さらに正確に言えば、デッキ14の残りの部分の表面の中
央はきわだって膨れていない。2つのバルブVがデッキ
14を膨らませている。一方のバルブVは浮台20の前部の
底に設けられており(第5図参照)、他方のバルブVは
コンパートメント26の後縁の近くに設けられている(第
2図参照)。
後述のエア・タンクの上に載置されているカバー22がデ
ッキ14の後部に設けられている。カバー22は一方のエッ
ジに沿って取り外し可能に取り付けらていて、他方のエ
ッジの沿って接続された雄のストリップと雌のストリッ
プより成るベルクロ・ファスナー24によりヒンジ状に開
くことができるようになっている。第2図と第4図は、
圧縮空気の供給源であるガスタンクが配置されている押
し下げられた状態にあるコンパートメント26を示す。図
示のように、押し下げられた状態にあるコンパートメン
ト26は、底壁30と後壁28と前壁32と一対の隔置された側
壁31とを備えている。本発明の好適な実施態様によれ
ば、コンパートメント26の各壁とカバー22は、好ましく
は孔それぞれが密閉された発泡材から形成する。タンク
34を収容するへこみはタンクの外側に輪郭に対応して設
定されていて、タンク34がころがったり移動する自由な
スペースがコンパートメント26内にはほとんどないよう
に、コンパートメント26を限定する各壁が設計されるこ
とが望ましい。このような設計によりいくつかの利点が
得られる。
第1に、タンク34がフロート2の高さより下に配置され
ているので、浮台20の重心の位置を下げることができ、
転覆が生じないようにするだけでなく、自動的に正しい
位置に復帰させる安定な構造が得られる。第2に、タン
ク34が浮台20の後部に配置されているので、後部が低い
位置を占めるよう浮台の姿勢を調節することができる。
浮台のノーズ4を上に向かって傾斜させることによりこ
れらの特長を高めることができる。第3に、浮台20の長
さ方向に関して横方向に延在した後壁は設けられていな
い。このように構成されているので、浮台20から自動的
に水を汲み出すことができると共に、使用者は容易に浮
台に乗ることができる。タンク34の外形に一致したカバ
ーを掛けたコンパートメント26の中にタンク34が収容さ
れているので、多量の水がコンパートメント34の中に流
入するようなことはない。
タンク34を収容するコンパートメント26が上述のように
構成されているので、タンク34から延在した空気管路を
コンパートメント26の前壁32上に形成された開口に差し
通すことができる。2つの管路を浮台のデッキ14の下か
ら前に向かって延在せしめているが、ダイバーの活動を
妨げないように構成された2段バルブ36がタンク34に設
けられている。ゲージ管路38が別の開口を通って浮台20
の下で延在し、浮台20のノーズ4にあるゲージ“G"で終
わっている。ゲージ“G"は、ベルクロ・ファスナー24を
使用してノーズ4にある一方のフロート上の所定の位置
に保持されている。したがって、ダイバーは、窓48を通
して目視を行うよう向きぎめされた状態を保ちながら、
タンク34内の空気の圧力を知ることができる。ダイバー
への空気供給管路40はデッキ14を通って浮台20のノーズ
4の中に延在し、管路貯蔵領域42の中で貯蔵するようコ
イル状に巻かれている。
2つの薄膜片からが形成されている管路前部カバー44が
ノーズ4の上に位置しているフロート2の頂面に設けら
れている。カバー44は、管路出口46をボートの舳6に隣
接した円弧状の切欠として形成せしめたほぼ三角形の輪
郭を呈している。カバー44を限定している2つの部分
は、カバー44の隣接したエッジに沿って延在した細長い
ストリップ状の輪郭を呈しているベルクロ・ファスナー
24により接合することができる。ノーズ4に接面してい
るカバー44のエッジはノーズに固定されている。管路40
を貯溜しなければならないときは、カバー44の下で管路
40をコイル状に巻く。ダイバーがぱちゃぱちゃとこぎ回
るとき、管路40が浮台20から垂れ下がることがないの
で、管路40を引きずるようなことはない。
管路40は、管路出口46を通って浮台20の前部を退出し、
浮台20の前部にある締め索66を通ってループ状に巻かれ
る。この後、後述のやり方で管路40は引き伸ばされる。
フロート2の横方向の外面に取り付けられたロープ56が
浮台20の残りの部分に用意されている。ロープ56は、糊
付けまたは高温プレスのような既知のやり方でフロート
2の側壁に接着されたDリング取付パッド58によりフロ
ート2に接続されている。ロープ56がDリング54を通っ
てパッド58に取り付けられているので、浮台20に上がっ
たり降りたりするとき、ダイバーは容易に浮台20を把持
することができると共に、後端から浮台20上に乗るため
にロープ56が利用され、また浮台20のデッキ14上に乗っ
てダイバーがぱちゃぱちゃこぎ回らないときは、ボート
を引っ張り動かすためにロープ56が利用される。ボート
の前部即ち舳に別のパッド58が取り付けられている。旗
64を支持している旗棒62を収容するよう後ろ向きに傾斜
している上向きに延在したスリーブが前記パッド58に取
り付けられている。旗64と旗棒62が使用されているの
で、浮台20のすぐそばの領域で前進している他のボート
が浮台20を容易に目視することができるから、ダイバー
の安全が確保されることとなる。
ベルクロ・ファスナー24を通って空気管路40を延設させ
ているので、浮台20の下でダイバーが泳ぐとき、浮台20
を引っ張ることができる。別のボートが浮台20を引っ張
ることができるために締め索66を使用することができ
る。
浮台20とダイバーが着用する接続器具70との間の関係と
関連して、第6図を参照しながら水中ダイビング装置10
を説明する。図示のごとく、水面の下を延在している管
路40は、ダイバーに外接しているウエスト・ベルト72を
備えている接続器具70と連通している。いろいろな体型
のダイバーに合わせるためにウエスト・ベルト72の自由
端を引っ張ることができるよう、ウエスト・ベルト72は
胴回り調節器74を備えている。調節器72の両側で先がと
がった部分として形成されているバイアス・キャッチ78
が調節器72と一体に形成されている。バイアス・キャッ
チ78は、ベルト72の末端に担持されているベルト掛金76
に固着されるようになっている。第6図の矢印“A"の方
向にキャッチ78を掛金76の中に挿入することにより、キ
ャッチ78が掛金76に収容される。キャッチ78を収容する
レシバーを限定している開口80が掛金76の両側壁上に形
成されている。開口80はバイアス・キャッチ78の先がと
がった部分を収容して、ウエスト・ベルト72を確実に保
持している。キャッチ78の先がとがって部分を押し下げ
て、矢印“A"と反対の方向に引っ張ることにより、ウエ
スト・ベルト72を迅速に取り外すことができる。
接続器具70はウエスト・ベルト72の後部から延在した肩
ベルト82を備えており、肩ベルト82は、着用者の肩の上
に回して、ベルト掛金76の近傍でウエスト・ベルト72の
前部に固定されるようになっている。肩ベルト82の長さ
を変えて、いろいろなサイズのダイバーに合わせること
ができるようにするため、肩ベルト82はベルト調節器84
を備えている。
空気管路40はダイバーのマウス・ピース調節器“R"と連
通していると共に、浮台20を引っ張るようになっている
ので、浮台20を引っ張ることと関連した力がダイバーの
口の領域と干渉せず、ダイバーの体に沿って消散するの
で、浮台20とのつなぎの部分をほとんど識別することが
できないようなやり方で空気管路40を支持するよう接続
器具70が構成さている。空気管路40は、安全上の理由を
考慮して迅速取り外しカップリング86を介して空気管路
88に接続されている。接続器具70の空気管路88はまず、
肩ベルト82がウエスト・ベルト72に接合されているダイ
バーの背中の下部領域の近傍で肩ベルト82につながれて
いる。第6図に示されているように、この背中の領域は
掛金76とキヤッチ78に関して反対側に位置している部分
である。保持手段であって第一ループとしてのループ90
はダイバーに作用する重量といろいろな力を支持してい
る。また、保持手段であって第二ループとしてのベルク
ロ・ファスナー24がウエスト・ベルト72の領域より上に
ある位置で肩ベルト82上に設けられている。長さ方向に
延在したスリット93を空気管路88の上に位置ぎめせしめ
たゴム・スリーブの形状を呈している摩擦ライナー92が
ベルクロ・ファスナー24とループ90との間に配置されて
いる。摩擦ライナー92に外接してクランプ94が設けられ
ている。したがって、クランプ94と摩擦ライナー92は、
安全上の理由から第一ループとしてのループ90と第二ル
ープとしてのベルクロ・ファスナー24との間でだけ空気
管路88が移動することができるよう空気管路88の移動を
制約している。別のやり方として、クランプ94を直接空
気管路88に取り付け、環状のストッパーを介してクラン
プ94のどちらかの側における軸方向の移動を制約するよ
うにしてもよい。
空気管路40は適当なやり方で保持されているものとす
る。クランプ94が設けられているので、ダイバーの口か
ら調節器“R"が引っ張り外されるようなことはない。こ
のような構成のおかげで、保持の特性を発揮させて、適
当な動作を取るに十分な時間をダイバーに与えている。
空気管路40の最大の長さは約6.1mm(12フィート)であ
るとはみなされているので、ダイバーはいくつかの選択
を行うことができる。ダイバーは空気管路の保持をはず
してカップリング86の接続を解除してもよく、安全上の
理由から接続器具70をはずしてもよい。なお、ノーズ4
の部分に別のカップリング86を設けてもよい(第2図参
照)。このようにカップリング86を設けたおかげで、必
要な場合、保持された状態にある空気管路をはずすこと
ができる。また、このカップリング86のおかげで、“Y"
アダプター(管路二又)が取り付けられている場合、2
つのダイビング用の空気管路を使用することが可能であ
る。本ダイビング装置は、ダイバーの訓練、救助動作等
を行うさいに有用である。必要な場合、2つ以上の空気
管路を設けることができる。
補足的な安全上の特徴として、重りベルトを接続器具と
一体に形成しないことが提案されている。第6図に示さ
れているように、開放端98を有する重りベルト96は、自
動車のシート・ベルトに類似した胴回りの長さを調節す
る機構を備えたバックル100に接続されている。重りベ
ルト96は複数の重りポケット102を備えていて、重りポ
ケット102の中に重り“W"が担持されている。重りベル
ト96を取り外すと、ダイバーは水面に沿って楽に進むこ
とができる。
本ダイビング装置の使用について説明すれば、ダイバー
は、目視用の窓48を通して決定される水中探検に適当な
領域までぱちゃぱちゃと泳ぎ、タンクが十分な空気を貯
溜していることをゲージ“G"によりチェックし、接続器
具と重りベルトをチェックし、空気管路40を使用しなが
ら、上述のように浮台の後ろにダイバーが位置している
状態で水中を進んで探検を行う。
[発明の効果] 以上のように本発明に係る水中ダイビング装置によれ
ば、圧縮空気のタンクを浮台上に載置し、その圧縮空気
の供給源を空気管路でダイバーと連通させ、ダイバーが
浮台を引っ張りながら水中を探索するもので、シュノー
ケリングにより得られる利点とスキューバ・ダイビング
独特の利点とを有する安全性の高い新規な装置である。
また、本発明はスキューバ・ダイビングに比べて安全で
あるので、水中の環境になじみのない者にとって、訓練
を行ない経験を積ませるのに役立つ。
更に、使用上非常に安全でかつ構造上耐久性に優れ、大
量生産技術を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る浮台の頂部の斜視図、第2図は第
1図の種々の領域を露出させた状態における浮台の平面
図、第3図は第1図並びに第2図に示されている浮台の
側面図、第4図は第2図の4−4線に沿って切断した断
面図、第5図は浮台の底部を目視した斜視図、第6図は
本発明に係るダイビング用の主要な構成要素を備えた浮
台を接続器具と一緒に目視した浮台を仮想線で示した斜
視図である。 2……フロート、4……ノーズ、10……水中ダイビング
装置、14……デッキ、20……浮台、22……カバー、24…
…ベルクロ・ファスナー、34……タンク、40、88……空
気管路、48……窓、70……接続器具、72……ウエスト・
バンド、82……肩ベルト、96……重りベルト。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軽い浮台と、その浮台上に担持された圧縮
    ガスの供給源と、その供給源から水中のダイバーまで延
    びる管路と、ダイバーに取り付けられるベルトと、前記
    ベルトに取り付けられるものであって前記ガス管路を保
    持する保持手段とより成り、ダイバーが水中を探検して
    いる間はそのダイバーの進行方向に前記ガス管路を介し
    て前記浮台を引っ張り、前記ガス管路にかかる引っ張る
    力を前記保持手段からベルトに伝達して消散させ、前記
    浮台が前記圧縮ガス手段を配置するためのコンパートメ
    ントを備え、その圧縮ガス手段が前記浮台の重心を下げ
    るように前記コンパートメントを浮台のデッキ領域から
    垂下した状態に設け、コンパートメント内の圧縮ガス手
    段が転覆に抗する浮台の能力を高めると共に自己復帰性
    を発現させるようにしたことを特徴とする水中ダイビン
    グ装置。
  2. 【請求項2】前記浮台の後端側に開放部を設け、その開
    放部の近傍に前記コンパートメントを配置し、この開放
    部より水を汲み出して浮台の姿勢を調節することを特徴
    とする請求項1記載の水中ダイビング装置。
  3. 【請求項3】前記コンパートメントが前記圧縮ガスの供
    給源の外側の輪郭に対応したへこんだ輪郭を有し、前記
    コンパートメントを覆うカバーを備え、前記圧縮ガスの
    供給源が浮台の下から前記デッキを通って浮台のノーズ
    部分に入る第1管路と第2管路を備え、これらの管路が
    ダイバーの居住領域を妨げらないようにしたことを特徴
    とする請求項2記載の水中ダイビング装置。
  4. 【請求項4】前記ノーズ部分が前記圧縮ガスの供給源と
    連通している管路の長さを収容する領域を有し、その管
    路領域を覆うカバーが下向きに水の中に管路を延在させ
    るために浮台のノーズ部分に隣接する円弧状の開口を備
    え、前記ノーズ部分が水中の状態をダイバーが浮台から
    目視することができるような目視窓を備えていることを
    特徴とする請求項3記載の水中ダイビング装置。
  5. 【請求項5】前記浮台が、ほぼ円筒状で細長い形状の後
    部を有する第1フロートと第2フロートと、上向きでか
    つ内向きに角度をつけられたほぼ“V"字形状を形成しこ
    の形状により安定した引っ張りができる流体力学的な形
    状を限定しているノーズ部分と、その中央の膨らみの程
    度を最小にするように所定の形状を有するプレス・シー
    ムにより中断して複数の膨れた通路を形成する前記デッ
    キと、目視窓を通して目視する時にダイバーを補助する
    よう前記目視窓と前記プレス・シーム領域との間に配置
    された受台とを有し、前記ベルトが肩を越えてダイバー
    の背中に至る肩ベルトを含み、前記保持手段が肩ベルト
    のダイバーの背中の下部領域の近傍に備えた第1ループ
    と第2ループとから成り、前記ガス管路の外部に取り付
    けられ第1ループと第2ループの間に装着されかつ第1
    ループと第2ループを通過しないように設定されるクラ
    ンプを備え、ガス管路に力がかかった場合にクランプが
    第1ループか第2ループに接触して空気管路の末端にあ
    るダイバーの口から調節器が外れようとする傾向に抵抗
    を与えることを特徴とする請求項4記載の水中ダイビン
    グ装置。
  6. 【請求項6】デッキを区画する薄膜によって連結する一
    対の外設フロートを備えると共にそのデッキがダイバー
    をその上に支持するための邪魔にならないように前記デ
    ッキから下位に包持した圧縮ガス手段を備えた浮台と、
    その浮台からダイバーまで延在していて前記圧縮ガス手
    段に連結されるガス管路と、ダイバーに取り付けられる
    ベルトと、前記ベルトに取り付けられるものであって前
    記ガス管路を介して浮台を引っ張るダイバーから生じた
    力を保持手段を介してベルトに伝達する保持手段とより
    成ることを特徴とする水中ダイビング装置。
  7. 【請求項7】前記浮台が前記圧縮ガス手段を配置するた
    めのコンパートメントを備え、その圧縮ガス手段が前記
    浮台の重心を下げるように前記コンパートメントを浮台
    のデッキ領域から垂下した状態に設け、コンパートメン
    ト内の圧縮ガス手段が転覆に抗する浮台の能力を高める
    と共に自己復帰性を発現させるようにしたことを特徴と
    する請求項6記載の水中ダイビング装置。
  8. 【請求項8】前記浮台の後端側に開放部を設け、その開
    放部の近傍に前記コンパートメントを配置し、この開放
    部より水を汲み出して浮台の姿勢を調節すると共に、そ
    の開放部からダイバーが容易に浮台に乗ることができる
    ようにしたことを特徴とする請求項7記載の水中ダイビ
    ング装置。
  9. 【請求項9】前記コンパートメントが前記圧縮ガスの供
    給源の外側の輪郭に対応したへこんだ輪郭を有し、前記
    コンパートメントを覆うカバーを備え、前記圧縮ガスの
    供給源が浮台の下から前記デッキを通って浮台のノーズ
    部分に入る第1管路と第2管路を備え、これらの管路が
    ダイバーの居住領域を妨げらないようにしたことを特徴
    とする請求項8記載の水中ダイビング装置。
  10. 【請求項10】前記ノーズ部分が前記圧縮ガスの供給源
    と連通している管路の長さを収容する領域を有し、その
    管路領域を覆うカバーが下向きに水の中に管路を延在さ
    せるために浮台のノーズ部分に隣接する円弧状の開口を
    備え、前記ノーズ部分が水中の状態をダイバーが浮台か
    ら目視することができるような目視窓を備えていること
    を特徴とする請求項9記載の水中ダイビング装置。
  11. 【請求項11】前記浮台が、ほぼ円筒状で細長い形状の
    後部を有する第1フロートと第2フロートと、上向きで
    かつ内向きに角度をつけられたほぼ“V"字形状を形成し
    たノーズ部分と、その中央の膨らみの程度を最小にする
    ように所定の形状を有するプレス・シームにより中断し
    て複数の膨れた通路を形成する前記デッキと、目視窓を
    通して目視する時にダイバーを補助するよう前記目視窓
    と前記プレス・シーム領域との間に配置された受台とを
    有し、前記ベルトが肩を越えてダイバーの背中に至る肩
    ベルトを含み、前記保持手段が肩ベルトのダイバーの背
    中の下部領域の近傍に備えた第1ループと第2ループと
    から成り、前記ガス管路の外部に取り付けられ第1ルー
    プと第2ループの間に装着されかつ第1ループと第2ル
    ープを通過しないように設定されるクランプを備え、ガ
    ス管路に力がかかった場合にクランプが第1ループか第
    2ループに接触して空気管路の末端にあるダイバーの口
    から調節器が外れようとする傾向に抵抗を与えることを
    特徴とする請求項10記載の水中ダイビング装置。
  12. 【請求項12】圧縮空気の供給源を有する浮台と、前記
    供給源からダイバーまで延在したガス管路と、背中の下
    部領域から肩を越える前記ガス管路の方向付けをする帯
    材を備えたダイバーが背負う前記ガス管路に接続されて
    いるベルトとを有し、前記浮台が前記圧縮ガス手段を配
    置するためのコンパートメントを備え、その圧縮ガス手
    段が前記浮台の重心を下げるように前記コンパートメン
    トを浮台のデッキ領域から垂下した状態に設け、コンパ
    ートメント内の圧縮ガス手段が転覆に抗する浮台の能力
    を高めると共に自己復帰性を発現させるようにしたこと
    を特徴とする水中ダイビング装置。
  13. 【請求項13】前記浮台の後端側に開放部を設け、その
    開放部の近傍に前記コンパートメントを配置そ、この開
    放部より水を汲み出して浮台の姿勢を調節することを特
    徴とする請求項12記載の水中ダイビング装置。
  14. 【請求項14】前記コンパートメントが前記圧縮ガスの
    供給源の外側の輪郭に対応したへこんだ輪郭を有し、前
    記コンパートメントを覆うカバーを備え、前記圧縮ガス
    の供給源が浮台の下から前記デッキを通って浮台のノー
    ズ部分に入る第1管路と第2管路を備え、これらの管路
    がダイバーの居住領域を妨げらないようにしたことを特
    徴とする請求項13記載の水中ダイビング装置。
  15. 【請求項15】前記ノーズ部分が前記圧縮ガスの供給源
    と連通している管路の長さを収容する領域を有し、その
    管路領域を覆うカバーが下向きに水の中に管路を延在さ
    せるために浮台のノーズ部分に隣接する円弧状の開口を
    備え、前記ノーズ部分が水中の状態をダイバーが浮台か
    ら目視することができるような目視窓を備えていること
    を特徴とする請求項14記載の水中ダイビング装置。
  16. 【請求項16】前記浮台が、ほぼ円筒状で細長い形状の
    後部を有する第1フロートと第2フロートと、上向きで
    かつ内向きに角度をつけられたほぼ“V"字形状を形成し
    この形状により安定した引っ張りができる流体力学的な
    形状を限定しているノーズ部分と、その中央の膨らみの
    程度を最小にするように所定の形状を有するプレス・シ
    ームにより中断して複数の膨れた通路を形成する前記デ
    ッキと、目視窓を通して目視する時にダイバーを補助す
    るよう前記目視窓と前記プレス・シーム領域との間に配
    置された受台とを有し、前記ベルトが肩を越えてダイバ
    ーの背中に至る肩ベルトを含み、前記保持手段が肩ベル
    トのダイバーの背中の下部領域の近傍に備えた第1ルー
    プと第2ループとから成り、前記ガス管路の外部に取り
    付けられ第1ループと第2ループの間に装着されかつ第
    1ループと第2ループを通過しないように設定されるク
    ランプを備え、ガス管路に力がかかった場合にクランプ
    が第1ループか第2ループに接触して空気管路の末端に
    あるダイバーの口から調節器が外れようとする傾向に抵
    抗を与えることを特徴とする請求項15記載の水中ダイビ
    ング装置。
  17. 【請求項17】軽い浮台と、その浮台上に担持された圧
    縮ガスの供給源と、その供給源から水中のダイバーまで
    延びるガス管路と、 ダイバーに取り付けられるベルトと、前記ベルトに取り
    付けられるものであって前記ガス管路をベルトに保持す
    る保持手段とより成り、ダイバーが水中を探検している
    間はそのダイバーの進行方向に前記ガス管路を介して前
    記浮台を引っ張り、前記ガス管路にかかる引っ張り力を
    前記保持手段からベルトに伝達して消散させ、前記浮台
    が前記圧縮ガス手段を配置するためのコンパートメント
    を備え、その圧縮ガス手段が前記浮台の重心を下げるよ
    うに前記コンパートメントを浮台のデッキ領域から垂下
    した状態に設け、コンパートメント内の圧縮ガス手段が
    転覆に抗する浮台の能力を高めると共に自己復帰性を発
    現させるようにし、前記浮台の後端側に開放部を設け、
    その開放部の近傍に前記コンパートメントを配置し、こ
    の開放部より水を汲み出して浮台の姿勢を調節すること
    を特徴とする水中ダイビング装置。
  18. 【請求項18】軽い浮台と、その浮台上に担持された圧
    縮ガスの供給源と、その供給源から水中のダイバーまで
    延びるガス管路と、ダイバーに取り付けられるベルト
    と、前記ベルトに取り付けられるものであって前記ガス
    管路をベルトに保持する保持手段とより成り、ダイバー
    が水中を探検している間はそのダイバーの進行方向に前
    記ガス管路を介して前記浮台を引っ張り、前記ガス管路
    にかかる引っ張り力を前記保持手段からベルトに伝達し
    て消散させ、前記浮台の後端側に開放部を設け、前記ガ
    ス供給源を内蔵するコンパートメントをその開放部の近
    傍に設け、この開放部より水を汲み出して浮台の姿勢を
    調節することを特徴とする水中ダイビング装置。
  19. 【請求項19】デッキを区画する薄膜によって互いに接
    続さされる外側に設けられた一対のフロートを備える共
    にドライバーを補助する邪魔にならないように前記デッ
    キに包持される圧縮ガス手段を備えた浮台と、その浮台
    からダイバーまで延在していて前記圧縮ガス手段に連結
    されるガス管路と、ダイバーに取り付けられるベルト
    と、前記ベルトに取り付けられるものであって前記ガス
    管路を介して浮台を引っ張るダイバーから生じた力を保
    持手段を介してベルトに伝達する保持手段とより成り、
    前記浮台が前記圧縮ガス手段を配置するためのコンパー
    トメントを備え、その圧縮ガス手段が前記浮台の重心を
    下げるように前記コンパートメントを浮台のデッキ領域
    から垂下した状態に設け、コンパートメント内の圧縮ガ
    ス手段が転覆に抗する浮台の能力を高めると共に自己復
    帰性を発現させるようにし、前記浮台の後端側に開放部
    を設け、その開放部の近傍に前記コンパートメントを配
    置し、この開放部より水を汲み出して浮台の姿勢を調節
    すると共に、その開放部からダイバーが容易に浮台に乗
    ることができるようにしたことを特徴とする水中ダイビ
    ング装置。
  20. 【請求項20】デッキを区画する薄膜によって互いに接
    続さされる外側に設けられた一対のフロートを備えると
    共にドライバーを補助する邪魔にならないように前記デ
    ッキに包持される圧縮ガス手段を備えた浮台と、その浮
    台からダイバーまで延在していて前記圧縮ガス手段に連
    結されるガス管路と、ダイバーに取り付けられるベルト
    と、前記ベルトに取り付けられるものであって前記ガス
    管路を介して浮台を引っ張るダイバーから生じた力を保
    持手段を介してベルトに伝達する保持手段とより成り、
    前記浮台の後端側に開放部を設け、前記ガス供給源を内
    蔵するコンパートメントをその開放部の近傍に設け、こ
    の開放部より水を汲み出して浮台の姿勢を調節すると共
    に、その開放部からダイバーが容易に浮台に乗ることか
    できるようにしたことを特徴とする水中ダイビング装
    置。
  21. 【請求項21】軽い浮台と、その浮台上に担持された圧
    縮ガスの供給源と、その供給源から水中のダイバーまで
    延びるガス管路と、ダイバーに取り付けられるベルト
    と、前記ベルトに取り付けられるものであって前記ガス
    管路をベルトに保持する保持手段とより成り、ダイバー
    が水中を探検している間はそのダイバーの進行方向に前
    記ガス管路を介して前記浮台を引っ張り、前記ガス管路
    にかかる引っ張り力を前記保持手段からベルトに伝達し
    て消散させ、前記浮台が前記圧縮ガス手段を配置するた
    めのコンパートメントを備え、その圧縮ガス手段が前記
    浮台の重心を下げるように前記コンパートメントを浮台
    のデッキ領域から垂下した状態に設け、コンパートメン
    ト内の圧縮ガス手段が転覆に抗する浮台の能力を高める
    と共に自己復帰性を発現させるようにし、前記浮台の後
    端側に開放部を設け、その開放部の近傍に前記コンパー
    トメントを配置し、この開放部より水を汲み出して浮台
    の姿勢を調節するようにしたことを特徴とする水中ダイ
    ビング装置。
  22. 【請求項22】軽い浮台と、その浮台上に担持された圧
    縮ガスの供給源と、その供給源から水中のダイバーまで
    延びるガス管路と、ダイバーに取り付けられるベルト
    と、前記ベルトに取り付けられるものであって前記ガス
    管路をベルトに保持する保持手段とより成り、ダイバー
    が水中を探検している間はそのダイバーの進行方向に前
    記ガス管路を介して前記浮台を引っ張り、前記ガス管路
    にかかる引っ張り力を前記保持手段からベルトに伝達し
    て消散させ、前記浮台の後端側に水を汲み出して浮台の
    姿勢を調節すると共にダイバーがその浮台に乗り降りす
    るための開放部を設け、前記ガス供給源を内蔵するコン
    パートメントをその開放部の近傍に設けたことを特徴と
    する水中ダイビング装置。
  23. 【請求項23】デッキを区画する薄膜によって連結する
    一対の外設フロートを備えると共に目視することができ
    る目視窓を備えたデッキに包持される圧縮ガス手段を備
    えた浮台と、その浮台からダイバーまで延在していて前
    記圧縮ガス手段に連結されるガス管路と、ダイバーに取
    り付けられるベルトと、前記ベルトに取り付けられるも
    のであって前記ガス管路を介して浮台を引っ張るダイバ
    ーから生じた力を保持手段を介してベルトに伝達する保
    持手段とより成る水中ダイビング装置。
JP1112390A 1988-05-05 1989-05-02 水中ダイビング装置 Expired - Lifetime JPH0755676B2 (ja)

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US190631 1988-05-05

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