JPH0755420Y2 - チェック弁 - Google Patents
チェック弁Info
- Publication number
- JPH0755420Y2 JPH0755420Y2 JP12300489U JP12300489U JPH0755420Y2 JP H0755420 Y2 JPH0755420 Y2 JP H0755420Y2 JP 12300489 U JP12300489 U JP 12300489U JP 12300489 U JP12300489 U JP 12300489U JP H0755420 Y2 JPH0755420 Y2 JP H0755420Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- check valve
- hole
- throttle
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ボールシート式の固定絞り付チェック弁の
構造に関する。
構造に関する。
従来の技術 固定絞り付チェック弁には、ボールシート式とポペット
シート式のチェック弁が存在する。第３図は、ポペット
シート式のチェック弁１のたて断面図である。図におい
て、２はチェック弁１の弁本体、３は弁本体２内の上流
側通路、４は下流側通路、５はポペット、６はポペツト
５先端部に穿設された絞り用穴、７はシート部である。
第４図は、第３図のＡより見た図である。
シート式のチェック弁が存在する。第３図は、ポペット
シート式のチェック弁１のたて断面図である。図におい
て、２はチェック弁１の弁本体、３は弁本体２内の上流
側通路、４は下流側通路、５はポペット、６はポペツト
５先端部に穿設された絞り用穴、７はシート部である。
第４図は、第３図のＡより見た図である。
次に第５図は、ボールシート式のチェック弁８のたて断
面図である。図において、９はコネクタ10は弁本体、11
はコネクタ９の軸心穴である上流側通路、12は弁本体10
の軸心穴である下流側通路、13はボール、14はコネクタ
９の螺着側おねじ、15はおねじ14先端部に形成した絞り
であるスリット溝、16はボール用シート部、17はばね、
18はプレート、19はストップリング、20はシール部材で
ある。なおボールシート式チェック弁では、上記ばね17
を取付けていないものもある。第６図は、第５図におけ
るコネクタ９の正面図である。第７図は、第６図のＢよ
り見たコネクタ９の平面図である。
面図である。図において、９はコネクタ10は弁本体、11
はコネクタ９の軸心穴である上流側通路、12は弁本体10
の軸心穴である下流側通路、13はボール、14はコネクタ
９の螺着側おねじ、15はおねじ14先端部に形成した絞り
であるスリット溝、16はボール用シート部、17はばね、
18はプレート、19はストップリング、20はシール部材で
ある。なおボールシート式チェック弁では、上記ばね17
を取付けていないものもある。第６図は、第５図におけ
るコネクタ９の正面図である。第７図は、第６図のＢよ
り見たコネクタ９の平面図である。
次に、従来技術のチェック弁として、ボールシート式チ
ェック弁８の構成を第５図について述べる。コネクタ９
と弁本体10とを一体形に螺着し、そのコネクタ９と弁本
体10のそれぞれ軸心穴を上流側通路11と下流側通路12に
設定し、また弁本体10の下流側通路12に逆止め用ボール
13を内蔵し、かつコネクタの螺着側おねじ14の先端部に
絞り（すなわちスリット溝15）およびボール用シート部
16を設けている。
ェック弁８の構成を第５図について述べる。コネクタ９
と弁本体10とを一体形に螺着し、そのコネクタ９と弁本
体10のそれぞれ軸心穴を上流側通路11と下流側通路12に
設定し、また弁本体10の下流側通路12に逆止め用ボール
13を内蔵し、かつコネクタの螺着側おねじ14の先端部に
絞り（すなわちスリット溝15）およびボール用シート部
16を設けている。
考案が解決しようとする課題 固定絞り付チェック弁のうちポペットシート式チェック
弁はそのポペットの製作費が高いので、ボールシート式
チェック弁がかなり多く使用されている。
弁はそのポペットの製作費が高いので、ボールシート式
チェック弁がかなり多く使用されている。
従来技術のボールシート式チェック弁では、第６図のよ
うに絞りであるスリット溝15が、幅寸法w,深さ寸法ｈの
溝に形成されている。この溝を形成するフライス加工
は、穴明加工に比べて精度的にばらつきが多く、かつ上
記スリット溝はボール用シート部に交又していた。その
ために、チェック弁使用時における絞りの開口面積にば
らつきが多く、チェック弁のはたらきが不安定であっ
た。
うに絞りであるスリット溝15が、幅寸法w,深さ寸法ｈの
溝に形成されている。この溝を形成するフライス加工
は、穴明加工に比べて精度的にばらつきが多く、かつ上
記スリット溝はボール用シート部に交又していた。その
ために、チェック弁使用時における絞りの開口面積にば
らつきが多く、チェック弁のはたらきが不安定であっ
た。
この考案は上記の課題を解決し、絞りの開口面積にばら
つきのないボールシート式のチェック弁を提供すること
を目的とする。
つきのないボールシート式のチェック弁を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じたこの考案の手段は、 イ．コネクタの螺着側おねじの先端部に、外径が上記お
ねじの径より小径の円筒部を延長して設け、その円筒部
に絞り用穴を穿設し、 ロ．上記コネクタの上流側通路と弁本体の下流側通路と
が上記絞り用穴を介して連通するように構成した。
ねじの径より小径の円筒部を延長して設け、その円筒部
に絞り用穴を穿設し、 ロ．上記コネクタの上流側通路と弁本体の下流側通路と
が上記絞り用穴を介して連通するように構成した。
作用 イ．螺着側おねじの先端部に円筒部を延設して設け、そ
の円筒部に横方向の絞り用穴を穿設した。つまりその絞
り用穴は、コネクタの製作時に穴明加工によりばらつき
のない高精度の穴を明けることができる。
の円筒部に横方向の絞り用穴を穿設した。つまりその絞
り用穴は、コネクタの製作時に穴明加工によりばらつき
のない高精度の穴を明けることができる。
ロ．コネクタの上記円筒部に絞り用穴を穿設したので、
その絞り用穴とボール用シート部とは別個に離れた位置
に設けられた。したがってチェック弁を使用したとき、
ボール用シート部の摩耗などの影響を受けて、絞り用穴
の開口面積のばらつきを生じることはない。
その絞り用穴とボール用シート部とは別個に離れた位置
に設けられた。したがってチェック弁を使用したとき、
ボール用シート部の摩耗などの影響を受けて、絞り用穴
の開口面積のばらつきを生じることはない。
ハ．上記イ項およびロ項により、絞りの開口面積に精度
的ばらつきはなくなり、ボールシート式チェック弁は安
定したはたらきを行うことができる。
的ばらつきはなくなり、ボールシート式チェック弁は安
定したはたらきを行うことができる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第１図は、この考案にかかるチェック弁21のたて断
面図である。図において、従来技術と同一構成要素を使
用するものに対しては同符号を付す。22はコネクタ、23
は弁本体、11′はコネクタ22の軸心穴である上流側通
路、12′は弁本体23′の軸心穴である下流側通路、24は
コネクタ22の螺着側おねじ、25はおねじ24の先端部に設
けた円筒部、26は円筒部25に穿設した絞り用穴、16′は
ボール用シート部である。第２図は、第１図におけるコ
ネクタ22の正面図である。
る。第１図は、この考案にかかるチェック弁21のたて断
面図である。図において、従来技術と同一構成要素を使
用するものに対しては同符号を付す。22はコネクタ、23
は弁本体、11′はコネクタ22の軸心穴である上流側通
路、12′は弁本体23′の軸心穴である下流側通路、24は
コネクタ22の螺着側おねじ、25はおねじ24の先端部に設
けた円筒部、26は円筒部25に穿設した絞り用穴、16′は
ボール用シート部である。第２図は、第１図におけるコ
ネクタ22の正面図である。
次に、この考案にかかるチェック弁21の構成を第１図お
よび第２図について述べる。コネクタ22の螺着側おねじ
24の先端部に、外径が上記おねじ24の径より小径の寸法
φＤなる円筒部25を延長して設け、その円筒部25に横方
向の絞り用穴26（絞り用穴26の穴径寸法はφｄである）
を穿設した。そしてコネクタ22の上流側通路11′と弁本
体23の下流側通路12′とが上記絞り用穴26を介して連通
するように構成した。
よび第２図について述べる。コネクタ22の螺着側おねじ
24の先端部に、外径が上記おねじ24の径より小径の寸法
φＤなる円筒部25を延長して設け、その円筒部25に横方
向の絞り用穴26（絞り用穴26の穴径寸法はφｄである）
を穿設した。そしてコネクタ22の上流側通路11′と弁本
体23の下流側通路12′とが上記絞り用穴26を介して連通
するように構成した。
次に、この考案にかかるチェック弁21の作用機能につい
て述べる。螺着側おねじ24の先端部に円筒部25を延長し
て設け、その円筒部25に横方向の絞り用穴26を穿設し
た。つまりその絞り用穴26は、コネクタ22の製作時に穴
明加工によりばらつきのない高精度の、φｄなる穴を明
けることができる。また上記絞り用穴26は、コネクタ22
におけるボール用シート部16′とは別個に離れた位置に
設けられた。したがってチェック弁21を使用したとき、
ボール用シート部16′の摩耗などの影響を受けて、絞り
用穴26の開口面積のばらつきを生じることはない。上記
のようにしたので、絞りの開口面積に精度的ばらつきは
なくなり、チェック弁21は安定したはたらきを行うこと
ができる。
て述べる。螺着側おねじ24の先端部に円筒部25を延長し
て設け、その円筒部25に横方向の絞り用穴26を穿設し
た。つまりその絞り用穴26は、コネクタ22の製作時に穴
明加工によりばらつきのない高精度の、φｄなる穴を明
けることができる。また上記絞り用穴26は、コネクタ22
におけるボール用シート部16′とは別個に離れた位置に
設けられた。したがってチェック弁21を使用したとき、
ボール用シート部16′の摩耗などの影響を受けて、絞り
用穴26の開口面積のばらつきを生じることはない。上記
のようにしたので、絞りの開口面積に精度的ばらつきは
なくなり、チェック弁21は安定したはたらきを行うこと
ができる。
考案の効果 この考案にかかるチェック弁では、コネクタの螺着側お
ねじの先端部に円筒部を延長して設け、その円筒部に絞
り用穴を穿設し、上記コネクタの上流側通路と弁本体の
下流側通路とを上記絞り用穴を介して連通するようにし
た。それにより、コネクタにばらつきのない高精度の絞
り用穴を穿設することができるし、またその絞り用穴が
ボール用シート部の摩耗などの影響を受けて、絞り用穴
の開口面積のばらつきを生じることはない。
ねじの先端部に円筒部を延長して設け、その円筒部に絞
り用穴を穿設し、上記コネクタの上流側通路と弁本体の
下流側通路とを上記絞り用穴を介して連通するようにし
た。それにより、コネクタにばらつきのない高精度の絞
り用穴を穿設することができるし、またその絞り用穴が
ボール用シート部の摩耗などの影響を受けて、絞り用穴
の開口面積のばらつきを生じることはない。
したがってこの考案にかかるチェック弁では、絞りの開
口面積に精度的ばらつきがなくなり、安定したはたらき
を行うので、絞り付チェック弁の機能的品質を向上させ
る。
口面積に精度的ばらつきがなくなり、安定したはたらき
を行うので、絞り付チェック弁の機能的品質を向上させ
る。
第１図はこの考案にかかるチェック弁のたて断面図、第
２図は第１図におけるコネクタの正面図、第３図は従来
技術のポペットシート式チェック弁のたて断面図、第４
図は第３図のＡより見た図、第５図は従来技術のボール
シート式チェック弁のたて断面図、第６図は第５図にお
けるコネクタの正面図、第７図は第６図のＢより見た平
面図である。 1,8,21……チェック弁 2,10,23……弁本体 3,11,11′……上流側通路 4,12,12′……下流側通路 6,26……絞り用穴 7,16,16′……シート部 9,22……コネクタ 13……ボール 14,24……おねじ 25……円筒部
２図は第１図におけるコネクタの正面図、第３図は従来
技術のポペットシート式チェック弁のたて断面図、第４
図は第３図のＡより見た図、第５図は従来技術のボール
シート式チェック弁のたて断面図、第６図は第５図にお
けるコネクタの正面図、第７図は第６図のＢより見た平
面図である。 1,8,21……チェック弁 2,10,23……弁本体 3,11,11′……上流側通路 4,12,12′……下流側通路 6,26……絞り用穴 7,16,16′……シート部 9,22……コネクタ 13……ボール 14,24……おねじ 25……円筒部
Claims (1)
- 【請求項１】コネクタと弁本体とを一体形に螺着し、そ
のコネクタと弁本体のそれぞれ軸心穴を上流側通路と下
流側通路に設定し、また弁本体の軸心穴に逆止め用ボー
ルを内蔵し、かつコネクタの螺着側おねじの先端部に絞
りおよびボール用シート部を設けた固定絞り付チェック
弁において、コネクタの螺着側おねじの先端部に、外径
が上記おねじの径より小径の円筒部を延長して設け、そ
の円筒部に絞り用穴を穿設し、コネクタの上流側通路と
弁本体の下流側通路とが上記絞り用穴を介して連通する
ように構成したことを特徴とするチェック弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12300489U JPH0755420Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | チェック弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12300489U JPH0755420Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | チェック弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0362279U JPH0362279U (ja) | 1991-06-18 |
| JPH0755420Y2 true JPH0755420Y2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=31670999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12300489U Expired - Lifetime JPH0755420Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | チェック弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755420Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200447809Y1 (ko) * | 2008-06-13 | 2010-02-22 | 신용식 | 음경등정맥 압력벨트 |
-
1989
- 1989-10-19 JP JP12300489U patent/JPH0755420Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0362279U (ja) | 1991-06-18 |
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