JPH075513U - 化粧品セット - Google Patents

化粧品セット

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JPH075513U
JPH075513U JP4198893U JP4198893U JPH075513U JP H075513 U JPH075513 U JP H075513U JP 4198893 U JP4198893 U JP 4198893U JP 4198893 U JP4198893 U JP 4198893U JP H075513 U JPH075513 U JP H075513U
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JP
Japan
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cosmetic
container
cosmetics
sheet
fixing sheet
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Withdrawn
Application number
JP4198893U
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English (en)
Inventor
佳晁 吉村
貞幸 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kose Corp
Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Kose Corp
Nissha Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kose Corp, Nissha Printing Co Ltd filed Critical Kose Corp
Priority to JP4198893U priority Critical patent/JPH075513U/ja
Publication of JPH075513U publication Critical patent/JPH075513U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 顧客の要望に応じて化粧品の取替えが容易に
でき、また、多種類の化粧品を組み合わせて顧客に提供
できる化粧品セットを提供すること。 【構成】 基体シート1上に、再剥離性の固定シート2
が設けられ、さらにその上に、化粧品4が充填された化
粧品容器3が固定されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、基体シート上に再剥離性の固定シートが設けられ、さらにその上 に、化粧品が充填された化粧品容器が固定されたもので、化粧品容器を容易に取 付けおよび取外しができ、多種類の化粧品を組み合わせて1枚のシート上に固定 し顧客に提供できるようにした化粧品セットに関する。
【0002】 この考案の化粧品セットは、通常の商品ともなり得るが、試供品ともなり得る ものである。以下、主として後者について述べる。
【0003】
【従来の技術】
化粧品には、まず、品質や使用者の年令などの条件に応じて複数のブランドが あり、それぞれのブランドについてファンデーションや口紅、アイシャドーなど 複数の品種があり、さらに、それぞれのブランドのそれぞれの品種について色別 や肌に対する適性別など複数の商品があるので、全体としての化粧品の種類は膨 大な数になっている。したがって、消費者はこれら多種類の化粧品の中からそれ ぞれの好みに合うものを選択しなければならない。このため、個々の顧客に対し て提供する試供用化粧品の種類は多種類になる傾向があり、さらに、その多種類 の化粧品の組合せは、それぞれの顧客の好みにより様々である。
【0004】 従来の化粧品セットは、化粧品が充填された内側容器と、内側容器を収めるこ とができる数個の凹部が形成された外側容器とからなるものであり、内側容器を 外側容器に固定するためには、外側容器の凹部の一部分に弱接着性の接着剤を塗 布し、内側容器を押しつけて固定していた(図3参照)。そして、固定した内側 容器内の化粧品が顧客の要望に沿わないものである場合には、その内側容器を取 り外し、顧客の要望する種類の化粧品が充填された内側容器に取り替える仕組み になっていた。
【0005】 なお、試供用の化粧品セットの場合、内側容器には、試供用として1〜3回分 の化粧品が充填されているが、1回に使用する化粧品の分量は、化粧品の種類に よって異なるので、内側容器の大きさおよび形には様々なものがあった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の化粧品セットは、外側容器の凹部に内側容器がはめ込まれてい る構成であり、内側容器を取り替える際には、内側容器の上端部を指先でつまん で内側容器を外側容器から取り外し、同様にして別の内側容器を取り付けなけれ ばならず、手間を要した。また、作業の際に化粧品が手や指などに付着したりあ るいは爪と指の間に入り込んだりするので、非常に取り扱いにくいものであった 。さらに、内側容器を外側容器に固定するために接着剤を使用した場合は、内側 容器を取り替えるときに接着剤が手や指などに付着して取り扱いにくく、しかも 接着剤に化粧品やゴミ、ほこりなどが付着すると接着性が損なわれ、内側容器を 確実に固定することができないという問題点があった。
【0007】 また、従来の化粧品セットは、外側容器の凹部の大きさおよび形状が限定され ており、また、凹部の数も数個に限定されている。したがって、顧客が要望する 組合せの化粧品を充填した内側容器の大きさや形状が外側容器の凹部の大きさや 形状と一致していない場合や、顧客が要望する組合せの化粧品数が外側容器の凹 部の数よりも多い場合は、2つ以上の外側容器を用いなければならず、1つの化 粧品セットとして顧客に提供することができなかった。
【0008】 したがって、この考案は、顧客の要望に応じて化粧品の取替えが容易にでき、 また、多種類の化粧品を組み合わせて顧客に提供できる化粧品セットを提供する ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の目的を達成するために、基体シートの上に、再剥離性の固 定シートをが設けられ、その上に化粧品を充填した化粧品容器が固定されている 構成にした。
【0010】 また、再剥離性の固定シートを、表面に微細孔と微細孔より大きい径を有する 内部の気泡とが連続するとともに内部の気泡が他の気泡と細径管にて連続した構 造の発泡合成樹脂シートからなる構成にしてもよい。
【0011】 また、再剥離性の固定シートを、ポリプロピレングリコールとポリウレタン系 樹脂とを主成分とする表面に粘着性を帯びた合成樹脂シートからなる構成にして もよい。
【0012】 以下、図面を参照しながらこの考案の化粧品セットを詳しく説明する。
【0013】 図1はこの考案の化粧品セットの一実施例を示す斜視図である。図2はこの考 案の化粧品セットの一実施例を示す断面図である。図3は、従来の化粧品セット を示す斜視図である。1は基体シート、2は固定シート、3は化粧品容器、4は 化粧品、5は蓋をそれぞれ示す。
【0014】 基体シート1は、再剥離性の固定シート2を支持するものであり、両者は接着 剤で固定することができる。基体シート1の材質としては、プラスチック、紙、 不織布、合成皮革、セラミックス、金属などがあるが、カード状のもので利用し やすいという理由により、ある程度の厚みがあるプラスチック板またはボール紙 などが好ましい。基体シート1の厚みは特に限定されないが、化粧品容器3を支 えるのに足るものであればよい。なお、基体シート1の裏面には化粧品の説明文 、写真、図などの印刷を施してもよい。
【0015】 固定シート2は、基体シート1の上に形成されており、化粧品容器3を固定す るためのものである。固定シート2としては、表面に微細孔と微細孔より大きい 径を有する内部の気泡とが連続するとともに内部の気泡が他の気泡と細径管にて 連続した構造の発泡合成樹脂シート、あるいは、ポリプロピレングリコールとポ リウレタン系樹脂とを主成分とする表面に粘着性を帯びた合成樹脂シートを例示 することができる。前者としては、たとえば特開平1−259043号に記載さ れた発泡シートがある。固定シート2の厚みは、300〜600μmが適当であ る。固定シート2を平滑面に重ね合わせると密着する。接着剤や粘着剤を使わな いので剥がすのが簡単で、再び固定させるのも容易であり、再剥離性を有するも のである。
【0016】 なお、固定シート2の表面に、各化粧品容器に充填した化粧品の種類および使 用方法などの説明文や、意匠的な付加価値を持たせるための図柄印刷などを施し てもよい。
【0017】 化粧品容器3は、試供用として1〜3回分の分量の化粧品を充填できる容器で 、従来の内側容器をそのまま用いればよい。通常はプラスチック成形物にて構成 されるが、金属などを用いてもよい。また、化粧品容器3には、シート状のもの も含まれる。化粧品容器3の底部は固定シート2に密着しやすいように平滑面に するのがよい。この平滑性は、通常のプラスチック化粧品容器の底部がもつ程度 の平滑性でよく、特に鏡面仕上にする必要はない。化粧品容器3の形状は、底部 が平滑面である以外は特に限定されず、たとえば円形、四角形あるいは三角形な どどのような形状でもよい。
【0018】 なお、化粧品容器の底部あるいは外周部に、化粧品についての品番や色表示の ための情報を印刷しておいてもよい。
【0019】 化粧品4としては、クリーム状のもの、粉末を固めた固形物あるいは粘性を有 する固形物などが選択可能である。
【0020】 なお、必要に応じて化粧品容器3を覆う蓋5を設けてもよい。蓋5は、通常プ ラスチック製のものを用いる。蓋5は、それぞれの化粧品容器3に個々に設けて もよいし、あるいは、化粧品セット全体を覆うものでもよい。化粧品セット全体 を覆う場合は、蓋5は、基体シート1および固定シート2の外周が蓋5の内周に ぴったりとはまる大きさのもの、あるいは、蓋5に縁を設ける場合は、蓋5と基 体シート1および固定シート2の大きさが同じでもよい。後者の場合、蓋5の縁 に、ある程度の幅を持たせ、その底部を平滑にすれば、固定シート2に蓋を密着 固定できる(図2参照)。
【0021】
【作用】
この考案の化粧品セットは、基体シート1上に再剥離性の固定シート2が設け られ、さらにその上に、化粧品4が充填された化粧品容器3が固定された構成で ある。固定シート2は、平滑面に密着し、さらに、再剥離性を有するものである 。したがって、化粧品容器3を取り付ける際には、化粧品が充填された化粧品容 器3を固定シート2の上に置き、若干の圧力を指先で加えることにより容易に固 定できる。一方、化粧品容器3を取り外す際には、容器の外周部を指で持ち上げ ることにより容易に外すことができる。
【0022】
【実施例1】 ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)樹脂を素材とす 厚さ1mmの基体シート裏面に見本化粧品の説明文および写真の印刷をし、表面 に再剥離性を有する固定シートを形成し、10×15cmの大きさに切断した。 固定シートとしては、パピラル1LC(大日本インキ化学社製)を使用した。さ らに、固定シートの上に直径30mm高さ4mmの円筒状の化粧品容器の他、同 程度の大きさで底面形状が三角形および四角形の化粧品容器を1つずつ置き、軽 く指で押し付けて固定した。この状態で基体シートを下向きに持ち替えても、化 粧品容器が下に落ちることはなかった。また、一方の手で基体シートおよび固定 シートを押さえ、他方の手で化粧品容器の端部をつまんで持ち上げたところ、化 粧品容器は固定シートから容易に離れた。
【0023】
【実施例2】 実施例1と同様の基体シートおよび化粧品容器を用い、固定シートとしてはポ リプロピレングリコールとポリウレタン系樹脂とを主成分とする合成樹脂シート を使用した。実施例2においても、実施例1と同様の効果が得られた。
【0024】
【考案の効果】
この考案の化粧品セットは、以上の構成および作用を有するので、次の効果が 得られる。すなわち、この考案の化粧品セットは、従来の化粧品セットと比較し て、手間を要することなく容易に化粧品容器を取り替えることができる。また、 取替えの際に、化粧品が手や指などに付着したりあるいは爪と指の間に入り込ん だりすることがない。
【0025】 さらに、固定シートは、接着剤や粘着剤を使っていないので、化粧品容器を取 り扱いやすく、化粧品やゴミ、ほこりが付きにくい。仮に、化粧品やゴミ、ほこ りが付いても水洗により洗い落とすことができる。
【0026】 また、化粧品容器の形状は、底部が平滑であればどのような形状であっても固 定シートに固定できるので、顧客が要望する組合せの化粧品を充填した化粧品容 器の大きさや形状が種々である場合や、顧客が要望する組合せの化粧品数が多い 場合にも、顧客の要望どおりに組み合わせて1つの化粧品セットとして提供でき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の化粧品セットの一実施例を示す斜視
図である。
【図2】この考案の化粧品セットの一実施例を示す断面
図である。
【図3】従来の化粧品セットを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基体シート 2 固定シート 3 化粧品容器 4 化粧品 5 蓋

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体シート(1)の上に、再剥離性の固
    定シート(2)が設けられ、その上に化粧品(4)を充
    填した化粧品容器(3)が固定されていることを特徴と
    する化粧品セット。
  2. 【請求項2】 再剥離性の固定シート(2)が、表面に
    微細孔と微細孔より大きい径を有する内部の気泡とが連
    続するとともに内部の気泡が他の気泡と細径管にて連続
    した構造の発泡合成樹脂シートからなる、請求項1記載
    の化粧品セット。
  3. 【請求項3】 再剥離性の固定シート(2)が、ポリプ
    ロピレングリコールとポリウレタン系樹脂とを主成分と
    する表面に粘着性を帯びた合成樹脂シートからなる、請
    求項1記載の化粧品セット。
JP4198893U 1993-06-30 1993-06-30 化粧品セット Withdrawn JPH075513U (ja)

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JP4198893U JPH075513U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 化粧品セット

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JP4198893U JPH075513U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 化粧品セット

Publications (1)

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JPH075513U true JPH075513U (ja) 1995-01-27

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ID=12623582

Family Applications (1)

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JP4198893U Withdrawn JPH075513U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 化粧品セット

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JP (1) JPH075513U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013243828A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Nissha Printing Co Ltd ワイヤレス給電器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013243828A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Nissha Printing Co Ltd ワイヤレス給電器

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Effective date: 19971106