JPH0755030Y2 - 電線保持装置 - Google Patents

電線保持装置

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JPH0755030Y2
JPH0755030Y2 JP1988148778U JP14877888U JPH0755030Y2 JP H0755030 Y2 JPH0755030 Y2 JP H0755030Y2 JP 1988148778 U JP1988148778 U JP 1988148778U JP 14877888 U JP14877888 U JP 14877888U JP H0755030 Y2 JPH0755030 Y2 JP H0755030Y2
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JP
Japan
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holding
restraining
recess
section
electric wire
Prior art date
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Application number
JP1988148778U
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English (en)
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JPH0268483U (ja
Inventor
正明 梅田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、各種電子機器において、機器内の構成ブロッ
ク間や、あるいは外部の機器同士間に亘って配線される
複数の電線を、各構成ブロックや機器の引出し部に繋留
せしめるための電線保持装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来の電線保持装置は第9図に示すように、中央部に抑
止凸片を有する溝状の抑止部1aと、箱状をなす抱持部7a
とを互いに一側縁でヒンジ部16により開閉自由に接続
し、両抑止部1aと抱持部7aとの間に電線20aを介在さ
せ、該抑止部1aと抱持部7aとを閉合することにより電線
20aを凹凸部によって挟持する。
そして、該抑止部1aと抱持部7aの各背面部に削設した条
溝6a,14aを機器上の取付部17に形成した保持凹所18aの
端縁に添わせて嵌入することにより電線20aを挟持具B
によって取付部17に保持するものであった。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、上記従来例においては挟持具Bを構成する各抑
止部1aと抱持部7aの各背面部に設けた条溝6a,14aに保持
凹所18aの対向端縁を摺動嵌合させたものである。
従って、従来例では条溝6a,14aと保持凹所18aの端縁と
が嵌合しているだけであって、何等両者の間に掛止手段
が全く施されていない。
よって、機器が振動したり衝撃を与えたり、あるいは組
立中に何れかの器物にかかったりした場合、不本意に外
れ、特に多数の電線を一括して保持しているような場合
には外れることによって電線が散乱して複輳し組立作業
を著しく阻害するなどの欠点があった。そこで、本考案
においては、上記従来例の欠点に対処し、確実に電線を
保持できる装置を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 抱持部と抑止部を閉合することにより電線を保持するよ
うにした挟持具の対向両側壁外面に、条溝を形成すると
共に、該各条溝内に出没自由なラッチを形成し、他方機
器上に形成した保持凹所の両側対向縁には上記ラッチと
掛合する切欠掛止部を形成し、挟持具を保持凹所内に嵌
合することによりラッチと切欠掛止部との掛合により挟
持具を保持凹所内に安定支持するようにしてなる。
〈作用〉 抱持部と抑止部との間に電線を介在させ該抱持部と抑止
部とを閉合することにより、電線は一括して保持され
る。そして、これを機器上に形成した保持凹所の対向縁
間に挟持具を摺動挿入することによりラッチと切欠掛止
部とが掛合して抱持部と抑止部とを閉合保持すると共に
挟持具を保持凹所内に繋留せしめる。
〈実施例〉 以下、本考案について図面に示す実施例により詳細に説
明すると、電線挟持具Aは箱型の窪み11を有する抱持部
7と、中央に凸状片2を有する抑止部1とからなる。
即ち、抱持部7には対向両側壁8,9に厚さ方向にその中
程まで切込み15,15を設けることにより、屈撓性を付与
せしめた弾性片12,12を形成する。そして、該各弾性片1
2の先端は抱持部7の開口縁より長く突出しており、外
面に条溝14を削設すると共に、該条溝14の先端、即ち、
前記抱持部7の開口縁より突出した部分の外部に先端に
向かって尖り状態の傾斜を有するラッチ13を形成する。
又、前記抑止部1は対向両側壁3,4に亘ってその中央部
に凸状片2を突設形成しており、しかも高さが前記対向
両側壁3,4より高くなっている。そして、該両側壁3,4の
中程端部寄り外側に前記抱持部7の弾性片12を受け入れ
られる大きさの凹部5,5を設けてあり、両側壁3,4の外面
及び抑止部1の背面を経て両凹部5,5間に亘ってコ字状
の条溝6を削設している。
而して、前記抱持部7の片方の側壁9と抑止部1の片方
の側壁4との各先端縁をヒンジ部16により互いに連結し
て抱持部7と抑止部1とを開閉自由に構成するものであ
る。
又、他方では上記挟持具Aを取付けるために、各種電子
機器上に設けた取付部17に、保持凹所18を設け、該凹所
18の対向端縁に切欠掛止部19,19を凹設し、該凹所18に
挟持具Aを装着するようにしている。
次に、上記の構成の拘わる挟持具Aを用いて電線を保持
する場合について述べると、抱持部7と抑止部1との対
向部間に多数の電線群20を介在させ、次に抱持部7と抑
止部1とを互いに押さえることにより両者を閉合する。
その結果電線は抑止部1の凸状部2によって抱持部7の
窪み11内に抑え込まれ、抱持部7の上記凸状部2と平行
な側壁10,10によって曲げられ山型となり、電線は挟持
具Aに対し滑らないように挟持される。
そして、この状態では抑止部1の凹部5,5内に抱持部7
の弾性片12の先端突出部が進入し、両者の端面が完全に
閉合し、これを取付部17の保持凹所18に臨ませ抱持部
7、抑止部1の同じ両側面部に削設した条溝14,14及び
6に、保持凹所18の対向端縁を符合させて、該挟持具A
を摺動挿入する。
そして、その終局において弾性片12,12のラッチ13,13が
切欠掛止部19,19に嵌合掛止して離脱しないように保持
され、しかもその際、抑止部1の下側に廻り込んだ条溝
部が凹所18の下部端縁と嵌合するので一層安定を保つこ
とができる。
〈考案の効果〉 本考案は、上述のように取付部の保持凹所内に設けた切
欠掛止部とラッチとによって掛合することにより挟持具
を装着するように構成したので、取付状態が極めて安定
して容易に外れることがない。
従って、多くの電線を一括して繋留する場合特に有効で
ある。
また本考案に用いられる保持具は、構造が簡単なため製
作が容易で、金型費の高騰を招く虞れもなく、費用低廉
に製作できる。
更にまたラッチを切欠掛止部に掛合させることによっ
て、挟持具による電線の挟持と機器取付部への固定が同
時に行えるので、装着操作が極めて簡単で作業性が頗る
良好であるなど多くの優れた効果を有する実用価値の高
い考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案実施例を示し、 第1図は、挟持具の展開平面図、 第2図は、同上左側面図、 第3図は、第1図の右側面図、 第4図は、第1図の下面図、 第5図は、第1図のX-X断面図、 第6図は、第1図のY-Y断面図、 第7図は、装着状態の要部拡大切欠側面図、 第8図は、装置要領を示す斜視図、 第9図は、従来例の装着要領を示す斜視図である。 1……抑止部、2……凸状部 3,4……側壁、6……条溝 7……抱持部、11……窪み 12……弾性片、13……ラッチ 14……条溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】抱持部と抑止部の一端縁を互いにヒンジに
    より連結して、上記抱持部と抑止部との閉合により両者
    間に電線を挟持する挟持具を構成し、この挟持具を機器
    上の取付部の保持凹所に嵌め込み固定する電線保持装置
    において、 上記挟持具は上記抱持部及び抑止部の双方のヒンジ側の
    面とその反対側の面にそれぞれ上記保持凹所の側縁が嵌
    入する条溝を形成し、かつ上記抑止部及び上記抱持部を
    順次上記保持凹所に嵌め込むと共に、上記抱持部の条溝
    中に抜止用のラッチを設け、 他方、上記保持凹所の両側縁には上記挟持具の嵌め込み
    状態にて上記ラッチが掛合する切欠掛止部を形成し、 この切欠掛止部と上記ラッチとの掛合により上記抱持部
    と上記抑止部との閉合保持及び上記挟持具の固定とを行
    うことを特徴とする電線保持装置。
JP1988148778U 1988-11-15 1988-11-15 電線保持装置 Expired - Lifetime JPH0755030Y2 (ja)

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JP1988148778U JPH0755030Y2 (ja) 1988-11-15 1988-11-15 電線保持装置

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JP1988148778U JPH0755030Y2 (ja) 1988-11-15 1988-11-15 電線保持装置

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JPH0268483U JPH0268483U (ja) 1990-05-24
JPH0755030Y2 true JPH0755030Y2 (ja) 1995-12-18

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ID=31420407

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JP1988148778U Expired - Lifetime JPH0755030Y2 (ja) 1988-11-15 1988-11-15 電線保持装置

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JP2016017670A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 三菱電機株式会社 接続電線固定装置、この接続電線固定装置を用いた電装箱、および空気調和機の室内機

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JPH0268483U (ja) 1990-05-24

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