JPH0754785Y2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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Publication number
JPH0754785Y2
JPH0754785Y2 JP14413689U JP14413689U JPH0754785Y2 JP H0754785 Y2 JPH0754785 Y2 JP H0754785Y2 JP 14413689 U JP14413689 U JP 14413689U JP 14413689 U JP14413689 U JP 14413689U JP H0754785 Y2 JPH0754785 Y2 JP H0754785Y2
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JP
Japan
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tank
cooling liquid
opening
frozen
lid
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP14413689U
Other languages
English (en)
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JPH0383787U (ja
Inventor
勇 上條
Original Assignee
株式会社サーム冷設
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Publication date
Application filed by 株式会社サーム冷設 filed Critical 株式会社サーム冷設
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、食料品、化学品等種々のものを瞬間冷凍させ
る冷凍装置に関する。
〔従来の技術〕
食料品、化学品、被実験物等を冷凍保存させるために急
速冷凍させる冷凍装置の従来例を第5図を用いて以下に
説明する。
断熱材を入れた壁体による槽1内に冷媒を通す冷凍器2
を設け、その槽1内に冷却液(ブロン液)を入れ、モー
タ3の回転力を底板に設けた攪拌器4に伝えて冷却液を
攪拌させながら循環させて冷凍器2への霜の付着を防ぎ
ながら冷却液3内に入れた被冷凍物を急速冷凍させてい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の冷凍装置によると、攪拌器はモータにベルトを介
して連結して回転しているために回転力が弱く、しかも
回転速度が遅いために冷却液が循環する速度も遅いもの
である。それに対して冷却液は温度の低下と共に粘度が
高くなり、それに伴って攪拌器は回転しにくくなり、そ
の結果、冷却液の槽内での循環が悪化して冷凍器に霜が
付着してしまい−30℃〜−35℃程度までしか冷却液を冷
却させることができず、被冷凍物の冷凍に時間がかかる
という問題となっている。
また、攪拌器は槽の底に取り付けてあるためにその回転
軸の支持個所から冷却液が漏れることがあり、その結果
冷却液が減少してしまうという問題もある。
〔課題を解決する為の手段〕
本考案は、断熱材を埋めた壁体で形成した槽内に冷媒を
通す冷凍器を設け、その槽内に冷却液を入れ、高速回転
をする攪拌機でこの冷却液を攪拌するようにした冷凍装
置において、槽の上面に開口を設け、その開口に空気吹
き出し口を設けると共に上面から攪拌機を槽内に垂下さ
せ、さらに槽の外側に沿って設けたリフトに載置台を取
り付けて槽内に入出可能にすると共にこのリフトの載置
台の上方に蓋体を設け、被冷凍物を載せた載置台が槽内
に入ったときにその蓋体で開口を閉じるようにしたこと
を特徴とする。
〔作用〕
以上の構成によると、リフトにより上がっている載置台
上に被冷凍体を載置し、冷却液を攪拌している槽内に浸
漬させる。これによって開口は蓋体によって閉じられ
る。このとき、攪拌機は上記の如く高速で回転してお
り、冷却液の循環速度が速く、その結果冷却器に霜がつ
きにくく、冷却効果の低減が少なく、−50℃程度まで冷
却させることができ、従来に比較して冷凍させる時間を
きわめて短縮させることができて急速冷凍が可能とな
る。
被冷凍物が冷凍すると、リフトにより載置台を上げる
が、その際、開口の空気吹き出し口から空気を噴出させ
て被冷凍物に付着している冷却液を吹き落としながら上
昇させることができる。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は平面図、第2図は正面図、第3図は側面図、第
4図は開口部の斜視図であり、図において、5は断熱材
を入れた壁体による槽であり、冷却液が入れてあり、内
壁に沿って冷媒を通した冷凍器6が配置してある。
上面に設けた開口5aには空気吹き出し口5bが中心に向け
て対向して設けてあり、図示しないコンプレッサに接続
している。
7は攪拌機であって上面の一側から垂下しており、その
回転は約3000/min程度の高速回転となっている。
8は被冷凍体を載せる載置腕であり、槽5に沿って設け
たリフト9に取り付けてあって槽5内に入出可能になっ
ている。さらにこのリフト9には載置腕8の上方に位置
するように蓋体10が取り付けてあり、載置腕8が槽5内
に納まったときに丁度蓋体10が開口5aを閉じるようにな
っている。
11は操作盤であり、上記装置をコントロールする。
以上の構成によると、リフト9により上がっている載置
腕8上に被冷凍体を載置し、冷却液を攪拌している槽内
に浸漬させる。これによって開口5aは蓋体10によって閉
じられる。このとき、攪拌機7は上記の如く高速で回転
しており、冷却液の循環速度が速く、その結果冷却器6
に霜がつきにくく、冷却効果の低減が少なく、−50℃程
度まで冷却させることができ、従来に比較して冷凍させ
る時間をきわめて短縮させることができて急速冷凍が可
能となる。
被冷凍物が冷凍すると、リフト9により載置腕8を上げ
るが、その際、開口5aの空気吹き出し口5bから空気を噴
出させて被冷凍物に付着している冷凍液を吹き落としな
がら上昇させることになる。
なお、上記実施例は槽内に一つの載置腕を設置する構成
であるが、槽を細長くして複数の載置腕を並設した構造
も無論可能であり、その場合には攪拌機の数も増加させ
ておくものとする。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明した本考案によると、断熱材を埋めた壁
体で形成した槽内に冷媒を通す冷凍器を設け、その槽内
に冷却液を入れ、高速回転をする攪拌機でこの冷却液を
攪拌するようにした冷凍装置において、槽の上面に開口
を設け、その開口に空気吹き出し口を設けると共に上面
から攪拌機を槽内に垂下させ、さらに槽の外側に沿って
設けたリフトに載置腕を取り付けて槽内に入出可能にす
ると共にこのリフトの載置腕の上方に蓋体を設け、被冷
凍物を載せた載置腕が槽内に入ったときにその蓋体で開
口を閉じるようにしたことにより、槽内の冷却液を高速
で攪拌して循環させるために冷凍器への霜の付着を抑え
ることになり、その結果冷却効率を高めることができ急
速冷凍を可能にする効果を有する。
また、載置腕上に載せた被冷凍物を槽内から取り出す際
に、空気吹き出し口からの空気によって冷却液を吹き落
とすことにより、冷却液の損失を防ぐ効果を有する。
さらに、槽内に被冷凍物を入れると同時に槽の開口を蓋
体で閉じるようにしたことにより、これによっても冷凍
効果を高める効果がある。
さらに、攪拌機を載置腕の上方から垂下させたことによ
り、冷却液が攪拌機の取り付け個所から漏れるような事
故も無くなり、高速回転が可能となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図は正面
図、第3図は側面図、第4図は開口部の斜視図、第5図
は従来例を示す正面図。 5……槽 5a……開口 5b……空気吹き出し口 6……冷却器 7……攪拌機 8……被冷凍体 9……リフト 10……蓋体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱材を埋めた壁体で形成した槽内に冷媒
    を通す冷凍器を設け、その槽内に冷却液を入れ、高速回
    転をする攪拌機でこの冷却液を攪拌するようにした冷凍
    装置において、槽の上面に開口を設け、その開口に空気
    吹き出し口を設けると共に上面から攪拌機を槽内に垂下
    させ、さらに槽の外側に沿って設けたリフトに載置台を
    取り付けて槽内に入出可能にすると共にこのリフトの載
    置台の上方に蓋体を設け、被冷凍物を載せた載置台が槽
    内に入ったときにその蓋体で開口を閉じるようにしたこ
    とを特徴とする冷凍装置。
JP14413689U 1989-12-15 1989-12-15 冷凍装置 Expired - Lifetime JPH0754785Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14413689U JPH0754785Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14413689U JPH0754785Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0383787U JPH0383787U (ja) 1991-08-26
JPH0754785Y2 true JPH0754785Y2 (ja) 1995-12-18

Family

ID=31690870

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14413689U Expired - Lifetime JPH0754785Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 冷凍装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4524434B2 (ja) * 2005-03-04 2010-08-18 東京電力株式会社 柱状体昇降具

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JPH0383787U (ja) 1991-08-26

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