JPH0753757Y2 - 海水の浄化装置 - Google Patents
海水の浄化装置Info
- Publication number
- JPH0753757Y2 JPH0753757Y2 JP1990003638U JP363890U JPH0753757Y2 JP H0753757 Y2 JPH0753757 Y2 JP H0753757Y2 JP 1990003638 U JP1990003638 U JP 1990003638U JP 363890 U JP363890 U JP 363890U JP H0753757 Y2 JPH0753757 Y2 JP H0753757Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seawater
- filler block
- plastic filler
- purification
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は海水の浄化装置に関し、詳しくは、漁場や海水
浴場等一定の海域内の海水を接触酸化法により浄化する
海水の浄化装置に関するものである。
浴場等一定の海域内の海水を接触酸化法により浄化する
海水の浄化装置に関するものである。
河川水や湖水の浄化については、河川や湖の内外に接触
材を設置して該接触材と河川水、湖水とを接触させる所
謂接触酸化法により浄化することが行なわれている。
材を設置して該接触材と河川水、湖水とを接触させる所
謂接触酸化法により浄化することが行なわれている。
しかしながら、海水は河川水等に比べ流れがないので接
触材と接触させにくく、しかも、貝類等が接触材に付着
するために、油分或はゴミの回収を行なう程度であり、
接触酸化法による浄化は行なわれていないのが実状であ
る。
触材と接触させにくく、しかも、貝類等が接触材に付着
するために、油分或はゴミの回収を行なう程度であり、
接触酸化法による浄化は行なわれていないのが実状であ
る。
本考案は海水を浄化すべき海域を区切り、海水の干満に
よって海水が流れる水路を設け、この水路内において海
水とプラスチック製充填材ブロックとを接触させること
により浄化する海水の浄化装置を提供するものである。
よって海水が流れる水路を設け、この水路内において海
水とプラスチック製充填材ブロックとを接触させること
により浄化する海水の浄化装置を提供するものである。
本考案に係る海水の浄化装置は、浄化すべき海水の海域
を防波堤で区切り、該浄化海域の内外に通ずる水路を設
ける。この水路に接触酸化装置を組み込んである。接触
酸化装置は風力または水力を動力として回転または移動
するプラスチック製充填材ブロックを備えていることを
特徴としている。
を防波堤で区切り、該浄化海域の内外に通ずる水路を設
ける。この水路に接触酸化装置を組み込んである。接触
酸化装置は風力または水力を動力として回転または移動
するプラスチック製充填材ブロックを備えていることを
特徴としている。
本考案の海水の浄化装置においては、浄化海域内の海水
がその干満により水路内を流れ、この水路内において海
水とプラスチック製充填材ブロックとが接触酸化する。
このプラスチック製充填材ブロックは水路内において回
転または移動するので、海水との接触酸化が良好に行な
われると共に、貝類等がプラスチック製充填材ブロック
に付着しにくくなる。
がその干満により水路内を流れ、この水路内において海
水とプラスチック製充填材ブロックとが接触酸化する。
このプラスチック製充填材ブロックは水路内において回
転または移動するので、海水との接触酸化が良好に行な
われると共に、貝類等がプラスチック製充填材ブロック
に付着しにくくなる。
次に本考案の実施例を添附の図面において説明する。
第1図は装置全体の斜視図、第2図は一実施例の主要部
分の斜視図、第3図及び第4図は別の実施例を示す主要
部分の斜視図である。
分の斜視図、第3図及び第4図は別の実施例を示す主要
部分の斜視図である。
本考案に係る海水の浄化装置は、第1図に示す如く、海
水の浄化を行なう浄化海域1を防波堤2で区切ると共に
水路3を設けてある。浄化海域1は、入海等を利用した
漁場、海水浴場等で、コンクリートの防波堤2の他に、
消波ブロック(図示せず)を併用して区切ってもよい。
また、水路3は方形のコンクリート製ブロック等により
設けられ、上記浄化海域1の内外に通じており、海水の
干満により海水が水路3内を流れ浄化海域1に流入した
り、浄化海域1から海洋に流れ出るようになっている。
この水路3に、第2図に示す如く、接触酸化装置4を組
み込んである。接触酸化装置4は、プラスチック製板体
を放射状に組み、全体として円柱状を呈するプラチック
製充填材ブロック5と、その中心部の軸6に設けられた
複数枚の羽根7とからなり、水路3内においてプラスチ
ック性充填材ブロック5が風力により回転するようにな
っている。しかしこれに限定されるものではない。
水の浄化を行なう浄化海域1を防波堤2で区切ると共に
水路3を設けてある。浄化海域1は、入海等を利用した
漁場、海水浴場等で、コンクリートの防波堤2の他に、
消波ブロック(図示せず)を併用して区切ってもよい。
また、水路3は方形のコンクリート製ブロック等により
設けられ、上記浄化海域1の内外に通じており、海水の
干満により海水が水路3内を流れ浄化海域1に流入した
り、浄化海域1から海洋に流れ出るようになっている。
この水路3に、第2図に示す如く、接触酸化装置4を組
み込んである。接触酸化装置4は、プラスチック製板体
を放射状に組み、全体として円柱状を呈するプラチック
製充填材ブロック5と、その中心部の軸6に設けられた
複数枚の羽根7とからなり、水路3内においてプラスチ
ック性充填材ブロック5が風力により回転するようにな
っている。しかしこれに限定されるものではない。
第3図に示すものは別の実施例で、プラスチック製充填
材ブロック5が網目を有する円筒状で、その内部に別の
接触材を収容してある。また、このものは水路3内を流
れる海水によりプラスチック製充填材ブロック5が回転
するようになっている。
材ブロック5が網目を有する円筒状で、その内部に別の
接触材を収容してある。また、このものは水路3内を流
れる海水によりプラスチック製充填材ブロック5が回転
するようになっている。
更に第4図は、プラスチック製充填材ブロック5が多数
枚のプラスチック製板体を適宜間隔をもって組み、全体
として方形を呈している。このものは、羽根7が風力に
よって回転し、その回転によりプラスチック製充填材ブ
ロック5が水路3内において上下に移動するようになっ
ているものである。
枚のプラスチック製板体を適宜間隔をもって組み、全体
として方形を呈している。このものは、羽根7が風力に
よって回転し、その回転によりプラスチック製充填材ブ
ロック5が水路3内において上下に移動するようになっ
ているものである。
上述のような本考案においては、浄化海域1内の海水が
その干満により水路3を流れ、その際に海水とプラスチ
ック製充填材ブロック5とが接触する。このプラスチッ
ク製充填材ブロック5は、第1図乃至第3図に示すもの
にあっては水路3内で回転し、第4図に示すプラスチッ
ク製充填材ブロック5は水路3内において上下に移動す
るので、海水と充分に接触する他、貝類等がプラスチッ
ク製充填材ブロック5に付着するのを防ぐ。
その干満により水路3を流れ、その際に海水とプラスチ
ック製充填材ブロック5とが接触する。このプラスチッ
ク製充填材ブロック5は、第1図乃至第3図に示すもの
にあっては水路3内で回転し、第4図に示すプラスチッ
ク製充填材ブロック5は水路3内において上下に移動す
るので、海水と充分に接触する他、貝類等がプラスチッ
ク製充填材ブロック5に付着するのを防ぐ。
上述のように本考案によれば、水路内を流れる海水がプ
ラスチック製充填材ブロックに充分に接触酸化されるの
で、BOD等の汚濁源を生物酸化させその浄化効率が良好
である。また、プラスチック製充填材ブロックには貝類
等が付着しにくいので、良好な浄化効率を長期に亘って
持続でるきる等、漁場や海水浴場における海水の浄化に
最適な海水の浄化装置である。
ラスチック製充填材ブロックに充分に接触酸化されるの
で、BOD等の汚濁源を生物酸化させその浄化効率が良好
である。また、プラスチック製充填材ブロックには貝類
等が付着しにくいので、良好な浄化効率を長期に亘って
持続でるきる等、漁場や海水浴場における海水の浄化に
最適な海水の浄化装置である。
第1図は装置全体の斜視図、第2図は一実施例の主要部
分の斜視図、第3図及び第4図は別の実施例を示す主要
部分の斜視図である。 図中1は浄化海域、2は防波堤、3は水路、4は接触酸
化装置、5はプラスチック製充填材ブロック、7は羽根
を示す。
分の斜視図、第3図及び第4図は別の実施例を示す主要
部分の斜視図である。 図中1は浄化海域、2は防波堤、3は水路、4は接触酸
化装置、5はプラスチック製充填材ブロック、7は羽根
を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】浄化海域を防波堤で区切ると共に該浄化海
域の内外に通ずる水路を設け、風力または水力を動力と
して回転または移動するプラスチック製充填材ブロック
を備えた接触酸化装置を上記水路に組みこ込んであるこ
とを特徴とする海水の浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990003638U JPH0753757Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 海水の浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990003638U JPH0753757Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 海水の浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0395000U JPH0395000U (ja) | 1991-09-27 |
JPH0753757Y2 true JPH0753757Y2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=31507449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990003638U Expired - Lifetime JPH0753757Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 海水の浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0753757Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6680842B2 (ja) * | 2018-08-20 | 2020-04-15 | 友愛電工株式会社 | 水面浮遊物の捕集装置 |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP1990003638U patent/JPH0753757Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0395000U (ja) | 1991-09-27 |
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