JPH0753473Y2 - ベランダ等における縦柵への装着用植木鉢 - Google Patents
ベランダ等における縦柵への装着用植木鉢Info
- Publication number
- JPH0753473Y2 JPH0753473Y2 JP1988074113U JP7411388U JPH0753473Y2 JP H0753473 Y2 JPH0753473 Y2 JP H0753473Y2 JP 1988074113 U JP1988074113 U JP 1988074113U JP 7411388 U JP7411388 U JP 7411388U JP H0753473 Y2 JPH0753473 Y2 JP H0753473Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flowerpot
- vertical fence
- veranda
- fitting
- fence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ベランダ、歩道橋等の手摺部の下側に列設さ
れている転落防止用の縦柵、或いは窓の前面に若干突出
させて設備されている防犯用縦柵等に、装飾及び観賞の
目的で装着するための植木鉢の改良に関し、この種の縦
柵の装飾用植木鉢を製作販売し、使用する産業分野で利
用されるものである。
れている転落防止用の縦柵、或いは窓の前面に若干突出
させて設備されている防犯用縦柵等に、装飾及び観賞の
目的で装着するための植木鉢の改良に関し、この種の縦
柵の装飾用植木鉢を製作販売し、使用する産業分野で利
用されるものである。
(従来の技術) 従来、例えば住宅等のベランダにおける転落防止用柵に
草花を植込んだ植木鉢、プランター等により該部を装飾
する場合、通常は、第6図に略示するように、植木鉢等
の載置部イ及びベランダAの転落防止用柵Bの手摺部C
に対する引掛部口を備えた装着部材ハを用いて、同図の
上下に夫々示すように載置部イを外側または内側に向け
た状態で引掛部口を手摺部Cに引掛け、その載置部イに
適宜形状の植木鉢ニ等を載置する手段が多用されてい
る。
草花を植込んだ植木鉢、プランター等により該部を装飾
する場合、通常は、第6図に略示するように、植木鉢等
の載置部イ及びベランダAの転落防止用柵Bの手摺部C
に対する引掛部口を備えた装着部材ハを用いて、同図の
上下に夫々示すように載置部イを外側または内側に向け
た状態で引掛部口を手摺部Cに引掛け、その載置部イに
適宜形状の植木鉢ニ等を載置する手段が多用されてい
る。
また、実開昭53-112556号公報に記載されているよう
に、合成樹脂製の鉢の外周面にV字状溝を背向い合わせ
に凹設して成る手摺の鉄柵に固定する鉢、及び実開昭62
-5069号公報に記載されているように、鉢の側面に浅い
凹溝を設けて成るへこみ鉢等も知られている。
に、合成樹脂製の鉢の外周面にV字状溝を背向い合わせ
に凹設して成る手摺の鉄柵に固定する鉢、及び実開昭62
-5069号公報に記載されているように、鉢の側面に浅い
凹溝を設けて成るへこみ鉢等も知られている。
(考案が解決しようとする課題) 然しながら、上記第1番目の従来例において、植木鉢ニ
を手摺部Cの外側に配置した場合は、植木鉢ニが単独或
いは装着部材ハと共に落下して損壊したり、人体等を損
傷するといった危険性があり、また、植木鉢ニを手摺部
Cの内側に配置した場合は、上記と同様に落下により植
木鉢ニを損壊するおそれがあると共に、ベランダAが狭
くなって邪魔になるといった問題があり、且つ両者いづ
れの場合も、草花を植込んだ植木鉢による装飾効果及び
観賞効果をベランダの外側或いは内側のいづれか一方の
みに対して発揮し得るに過ぎないといった問題がある。
を手摺部Cの外側に配置した場合は、植木鉢ニが単独或
いは装着部材ハと共に落下して損壊したり、人体等を損
傷するといった危険性があり、また、植木鉢ニを手摺部
Cの内側に配置した場合は、上記と同様に落下により植
木鉢ニを損壊するおそれがあると共に、ベランダAが狭
くなって邪魔になるといった問題があり、且つ両者いづ
れの場合も、草花を植込んだ植木鉢による装飾効果及び
観賞効果をベランダの外側或いは内側のいづれか一方の
みに対して発揮し得るに過ぎないといった問題がある。
また、実開昭53-112556号公報に記載された鉢の場合
は、鉄柵に鉢を取着ける際に少なくとも2本の柵柱が必
要であって、1本の柵柱には取付けることができない問
題があると共に、相隣りする2本の柵柱間の間隔が鉢の
外径より少しでも広い場合或いは柵柱間の間隔が鉢の可
縮限度よりも狭い場合は、鉢を取着けることができない
といった問題がある。
は、鉄柵に鉢を取着ける際に少なくとも2本の柵柱が必
要であって、1本の柵柱には取付けることができない問
題があると共に、相隣りする2本の柵柱間の間隔が鉢の
外径より少しでも広い場合或いは柵柱間の間隔が鉢の可
縮限度よりも狭い場合は、鉢を取着けることができない
といった問題がある。
さらに、実開昭62-5069号公報に記載された鉢の場合
は、その凹溝が浅いため、仮りにこの鉢をベランダの縦
柵への装着用鉢に転用したとしても、風圧等で外れ易い
問題があると共に、装着された該鉢は、その大部分がベ
ランダの縦柵の内側に突出するので、該鉢に植込んだ草
花をベランダの外側からは観賞できない問題がある。
は、その凹溝が浅いため、仮りにこの鉢をベランダの縦
柵への装着用鉢に転用したとしても、風圧等で外れ易い
問題があると共に、装着された該鉢は、その大部分がベ
ランダの縦柵の内側に突出するので、該鉢に植込んだ草
花をベランダの外側からは観賞できない問題がある。
本考案は、上記の問題を解決することを課題として開発
完成されたもので、植木鉢自体の独自の構造により、ベ
ランダ等における縦柵に簡便確実に装着でき、而も植込
んだ草花の装飾効果及び観賞効果を内外両側に向って発
揮できるベランダ等における縦柵への装着用植木鉢を提
供することを目的とする。
完成されたもので、植木鉢自体の独自の構造により、ベ
ランダ等における縦柵に簡便確実に装着でき、而も植込
んだ草花の装飾効果及び観賞効果を内外両側に向って発
揮できるベランダ等における縦柵への装着用植木鉢を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決する手段として、本考案では、プラス
チック製の植木鉢本体の外周に上下方向に貫通させた状
態で嵌合用凹所を設け、該凹所を介し植木鉢本体をベラ
ンダ等における縦柵に着脱可能に嵌挿して取着けるよう
に構成したベランダ等における縦柵への装着用植木鉢に
おいて、植木鉢本体の前面に縦設した少なくとも1条の
嵌挿用の細溝と、その奥部に連設した嵌合用拡大溝とに
より上記嵌合用凹所を構成し、該嵌合用拡大溝を植木鉢
本体の前後方向における略中間部に設けて、植木鉢本体
をベランダ等における縦柵に着脱可能に嵌挿して取着け
た際に、該植木鉢本体の前後が縦柵の内外側に夫々突出
するように構成したベランダ等における縦柵への装着用
植木鉢を採用した。
チック製の植木鉢本体の外周に上下方向に貫通させた状
態で嵌合用凹所を設け、該凹所を介し植木鉢本体をベラ
ンダ等における縦柵に着脱可能に嵌挿して取着けるよう
に構成したベランダ等における縦柵への装着用植木鉢に
おいて、植木鉢本体の前面に縦設した少なくとも1条の
嵌挿用の細溝と、その奥部に連設した嵌合用拡大溝とに
より上記嵌合用凹所を構成し、該嵌合用拡大溝を植木鉢
本体の前後方向における略中間部に設けて、植木鉢本体
をベランダ等における縦柵に着脱可能に嵌挿して取着け
た際に、該植木鉢本体の前後が縦柵の内外側に夫々突出
するように構成したベランダ等における縦柵への装着用
植木鉢を採用した。
(作用) 上記の構成において、その嵌挿用の細溝5aの前方開口部
を1本の縦柵Bに当てがって前方に押込むと、プラスチ
ックの弾性により該細溝5aは左右に押拡げられるので植
木鉢は円滑に押込まれ、該細溝5aの奥部に連設した嵌合
用拡大溝5bに鉄柵Bが嵌合することにより、細溝5aは元
の状態に弾性的に復元し、植木鉢は、その前後を縦柵B
の内外に突出した状態で縦柵に確実に嵌着される。この
細溝5aの拡開作用は、拡開支点に拡大溝5bが存在してい
るため極めて円滑に行なわれる。
を1本の縦柵Bに当てがって前方に押込むと、プラスチ
ックの弾性により該細溝5aは左右に押拡げられるので植
木鉢は円滑に押込まれ、該細溝5aの奥部に連設した嵌合
用拡大溝5bに鉄柵Bが嵌合することにより、細溝5aは元
の状態に弾性的に復元し、植木鉢は、その前後を縦柵B
の内外に突出した状態で縦柵に確実に嵌着される。この
細溝5aの拡開作用は、拡開支点に拡大溝5bが存在してい
るため極めて円滑に行なわれる。
また、この植木鉢は、装着しようとする1本の縦柵Bに
おける両側の縦柵B、Bとの両間隔の合計寸法長が鉢の
巾寸法長よりも広い場合でも該縦柵に装着できる作用が
あり、また、該合計寸法長が鉢の巾寸法長よりも若干狭
い場合でもプラスチックの可撓性により該縦柵に装着で
きる作用があり、さらに、該縦柵が1本のみの場合で
も、その両側に所要のスペースがあれば該縦柵に装着で
きる作用がある。
おける両側の縦柵B、Bとの両間隔の合計寸法長が鉢の
巾寸法長よりも広い場合でも該縦柵に装着できる作用が
あり、また、該合計寸法長が鉢の巾寸法長よりも若干狭
い場合でもプラスチックの可撓性により該縦柵に装着で
きる作用があり、さらに、該縦柵が1本のみの場合で
も、その両側に所要のスペースがあれば該縦柵に装着で
きる作用がある。
(実施例) 以下に、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明すれ
ば、1は加圧により該被加圧部が加圧方向へ弾性的に変
形し、また、除圧により弾性的に原形に復する特性を有
するプラスチック(例えば塩化ビニール)製の植木鉢本
体を略示したものであって、底面2、前面3a、後面3b及
び左右両側面4、4を備えた上方を開放した箱状に形成
されている。
ば、1は加圧により該被加圧部が加圧方向へ弾性的に変
形し、また、除圧により弾性的に原形に復する特性を有
するプラスチック(例えば塩化ビニール)製の植木鉢本
体を略示したものであって、底面2、前面3a、後面3b及
び左右両側面4、4を備えた上方を開放した箱状に形成
されている。
また、この植木鉢は、その前面3aの略中間部の外周面か
ら内側中央部に向って直角方向に深く切込んだような状
態で上下方向に貫通して設けた1本の条溝から成る嵌合
用凹所5を設けて構成されており、この凹所5は嵌挿用
の細溝5a及びその奥部に連設した嵌合用拡大溝5bから構
成されている。従って、該嵌合用拡大溝5bは植木鉢本体
1の前後方向における略中間部に位置して設けられてい
る。
ら内側中央部に向って直角方向に深く切込んだような状
態で上下方向に貫通して設けた1本の条溝から成る嵌合
用凹所5を設けて構成されており、この凹所5は嵌挿用
の細溝5a及びその奥部に連設した嵌合用拡大溝5bから構
成されている。従って、該嵌合用拡大溝5bは植木鉢本体
1の前後方向における略中間部に位置して設けられてい
る。
さらに、この実施例では、後面3b及び後面寄りの両側面
4、4の夫々の下方部に複数の排水口6を設けると共
に、各コーナー7…7は、後述する縦柵への植木鉢本体
1の一つの装着手段である圧入装着と取外しを円滑に行
うために曲面状に形成されている。
4、4の夫々の下方部に複数の排水口6を設けると共
に、各コーナー7…7は、後述する縦柵への植木鉢本体
1の一つの装着手段である圧入装着と取外しを円滑に行
うために曲面状に形成されている。
また、植木鉢本体1の左右両側面4、4間の間隔寸法
は、該本体1を装着するベランダAの1本の縦柵Bと相
隣りする二本の縦柵B、B間の間隔寸法より短寸法長
か、同寸法長か若しくは本体1の可縮性の範囲内で若干
長寸法であってもよく、この寸法長の範囲内であれば植
木鉢を縦柵Bに装着できるものである。
は、該本体1を装着するベランダAの1本の縦柵Bと相
隣りする二本の縦柵B、B間の間隔寸法より短寸法長
か、同寸法長か若しくは本体1の可縮性の範囲内で若干
長寸法であってもよく、この寸法長の範囲内であれば植
木鉢を縦柵Bに装着できるものである。
次に、上記植木鉢を縦柵Bに装着する場合の一例につい
て説明すれば、第2図に示すように、その嵌合用凹所5
の嵌挿用細溝5aの前後開放部を一本の縦柵Bに当てがう
と共に、必要に応じて、手でその両側面4、4を内方に
圧縮した状態で植木鉢を前方に押込み、該縦柵Bを凹所
5の嵌合用拡大溝5bに嵌合させるものである。その場
合、該嵌合縦柵Bの両側の縦柵B、Bが植木鉢の両側面
4、4を若干加圧して両縦柵B、Bと植木鉢の両側面
4、4が圧接状態を保つように植木鉢の巾方向の寸法を
設定することが望ましいが、前記したように、この寸法
設定は本考案の必須構成要件ではない。
て説明すれば、第2図に示すように、その嵌合用凹所5
の嵌挿用細溝5aの前後開放部を一本の縦柵Bに当てがう
と共に、必要に応じて、手でその両側面4、4を内方に
圧縮した状態で植木鉢を前方に押込み、該縦柵Bを凹所
5の嵌合用拡大溝5bに嵌合させるものである。その場
合、該嵌合縦柵Bの両側の縦柵B、Bが植木鉢の両側面
4、4を若干加圧して両縦柵B、Bと植木鉢の両側面
4、4が圧接状態を保つように植木鉢の巾方向の寸法を
設定することが望ましいが、前記したように、この寸法
設定は本考案の必須構成要件ではない。
また、縦柵に装着された植木鉢は、縦柵Bに止め金具等
の止着部材Dを係着することにより、その底面2が支承
されて、必要且つ所望の位置に一層確実に装着されるも
のであり、その止着部材Dは植木鉢の巾寸法長が植木鉢
を装着した縦柵と相隣りする2本の縦柵間の間隔よりも
短い場合に特に有効である。また、図示していないが、
接着テープ等を用いて縦柵Bに接着固定してもよい。
の止着部材Dを係着することにより、その底面2が支承
されて、必要且つ所望の位置に一層確実に装着されるも
のであり、その止着部材Dは植木鉢の巾寸法長が植木鉢
を装着した縦柵と相隣りする2本の縦柵間の間隔よりも
短い場合に特に有効である。また、図示していないが、
接着テープ等を用いて縦柵Bに接着固定してもよい。
上記のようにして縦柵Bの所望個所に装着された植木鉢
は、植込まれた草花Eによって、例えば第4図に示す配
置態様を呈するものであり、且つその草花Eは第5図に
示すように、ベランダAの縦柵Bの内外両側に育出し
て、ベランダAの内外から観賞できるのでベランダの装
飾効果を著しく向上できる。
は、植込まれた草花Eによって、例えば第4図に示す配
置態様を呈するものであり、且つその草花Eは第5図に
示すように、ベランダAの縦柵Bの内外両側に育出し
て、ベランダAの内外から観賞できるのでベランダの装
飾効果を著しく向上できる。
以上、本考案の主要な実施例について説明したが、本考
案はこの実施例に限定されるものではなく、例えば、排
水口6は内側寄りの底面2に設けてもよく、さらに、嵌
合用凹所5の位置、深さ等は植木鉢の前後を縦柵の内外
に適当に突出でき、且つ、植木鉢を縦柵に確実に装着で
きる範囲内であれば適宜に調節できるものである。
案はこの実施例に限定されるものではなく、例えば、排
水口6は内側寄りの底面2に設けてもよく、さらに、嵌
合用凹所5の位置、深さ等は植木鉢の前後を縦柵の内外
に適当に突出でき、且つ、植木鉢を縦柵に確実に装着で
きる範囲内であれば適宜に調節できるものである。
また、本考案に係る植木鉢は、ベランダの縦柵以外に、
例えば歩道橋の転落防止用縦柵、窓の外側に設けた防犯
用縦柵等にも装着使用できるものである。
例えば歩道橋の転落防止用縦柵、窓の外側に設けた防犯
用縦柵等にも装着使用できるものである。
(考案の効果) 本考案は、前記のように構成され、上記のようにして各
種の縦柵に装着して使用されるものであるから、既述し
た従来のベランダ等の柵における植木鉢の取着手段によ
っては達成できない次の優れた諸効果を奏し得るもので
ある。
種の縦柵に装着して使用されるものであるから、既述し
た従来のベランダ等の柵における植木鉢の取着手段によ
っては達成できない次の優れた諸効果を奏し得るもので
ある。
(1)植木鉢の載置部及びベランダ等の手摺部への引掛
部を備えた装着部材を使用する必要がないので著しく経
済的であると共に、ベランダ等の縦柵の所望の位置に簡
便に装着し得るので、ベランダ等の草花による装飾効
果、観賞効果を著しく向上できる。
部を備えた装着部材を使用する必要がないので著しく経
済的であると共に、ベランダ等の縦柵の所望の位置に簡
便に装着し得るので、ベランダ等の草花による装飾効
果、観賞効果を著しく向上できる。
(2)ベランダ等における1本の縦柵に、植木鉢の前面
に開設した嵌挿用の細溝の開口部を当てがって、植木鉢
を押込むだけの操作により、簡便容易に且つ確実に植木
鉢を上記縦柵に装着し得ると共に、植木鉢を装着しよう
とする1本の縦柵と相隣りする両側の縦柵間の間隔より
も植木鉢の巾寸法長が短い場合、同一寸法長の場合及び
植木鉢の可縮範囲内で若干長い場合のいづれの場合でも
植木鉢を縦柵に装着できる至便性がある。
に開設した嵌挿用の細溝の開口部を当てがって、植木鉢
を押込むだけの操作により、簡便容易に且つ確実に植木
鉢を上記縦柵に装着し得ると共に、植木鉢を装着しよう
とする1本の縦柵と相隣りする両側の縦柵間の間隔より
も植木鉢の巾寸法長が短い場合、同一寸法長の場合及び
植木鉢の可縮範囲内で若干長い場合のいづれの場合でも
植木鉢を縦柵に装着できる至便性がある。
(3)縦柵に装着した植木鉢の前側部及び後側部が縦柵
の外側及び内側に突出するので、植木鉢に植込んだ草花
を内外両側から観賞でき、ともすれば殺風景になりがち
なベランダ等の外観を優雅に美麗化でき、且つ植木鉢に
設けた嵌合凹所の前後方向の深さを変えることにより、
植木鉢が縦柵の内外に突出する割合を適宜に調節して、
美観に変化を付与し得る。
の外側及び内側に突出するので、植木鉢に植込んだ草花
を内外両側から観賞でき、ともすれば殺風景になりがち
なベランダ等の外観を優雅に美麗化でき、且つ植木鉢に
設けた嵌合凹所の前後方向の深さを変えることにより、
植木鉢が縦柵の内外に突出する割合を適宜に調節して、
美観に変化を付与し得る。
(4)植木鉢の嵌挿用の細溝の奥部には嵌合用拡大溝が
設けてあるので、該拡大溝を拡開支点として植木鉢の押
込み時における細溝の拡開を円滑容易に行い得ると共
に、縦柵に対する植木鉢の嵌合装着を確実に行い得る。
設けてあるので、該拡大溝を拡開支点として植木鉢の押
込み時における細溝の拡開を円滑容易に行い得ると共
に、縦柵に対する植木鉢の嵌合装着を確実に行い得る。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は平面図、
第2図はその縦柵への装着状態を示す斜視図、第3図は
草花を植込んだ植木鉢の縦柵への装着状態を示す斜視
図、第4図はベランダの縦柵に草花を植込んだ複数の植
木鉢を装着した状態をベランダの内側から見た背面図、
第5図は第4図の一部を示す側面図、第6図は従来のベ
ランダの手摺部における植木鉢の装着状態の1例を略示
した側面図である。 (符号の説明) 1……植木鉢本体、2……底面、3a……前面、3b……後
面、4……側面、5……嵌合用凹所、5a……嵌挿用の細
溝、5b……嵌合用拡大溝。
第2図はその縦柵への装着状態を示す斜視図、第3図は
草花を植込んだ植木鉢の縦柵への装着状態を示す斜視
図、第4図はベランダの縦柵に草花を植込んだ複数の植
木鉢を装着した状態をベランダの内側から見た背面図、
第5図は第4図の一部を示す側面図、第6図は従来のベ
ランダの手摺部における植木鉢の装着状態の1例を略示
した側面図である。 (符号の説明) 1……植木鉢本体、2……底面、3a……前面、3b……後
面、4……側面、5……嵌合用凹所、5a……嵌挿用の細
溝、5b……嵌合用拡大溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 充代 大阪府茨木市春日4丁目5番11号 サンハ イツ穂積406号 (56)参考文献 特公 昭56−30431(JP,B2) 実願 昭60−97712号(実開 昭62− 5069号)の願書に添付した明細書及び図面 の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭52−17180号(実開 昭53− 112556号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)
Claims (1)
- 【請求項1】プラスチック製の植木鉢本体の外周に上下
方向に貫通させた状態で嵌合用凹所を設け、該凹所を介
し植木鉢本体をベランダ等における縦柵に着脱可能に嵌
挿して取着けるように構成したベランダ等における縦柵
への装着用植木鉢において、植木鉢本体の前面に縦設し
た少なくとも1条の嵌挿用の細溝と、その奥部に連設し
た嵌合用拡大溝とにより上記嵌合用凹所を構成し、該嵌
合用拡大溝を植木鉢本体の前後方向における略中間部に
設けて、植木鉢本体をベランダ等における縦柵に着脱可
能に嵌挿して取着けた際に、該植木鉢本体の前後が縦柵
の内外側に夫々突出するように構成したことを特徴とす
るベランダ等における縦柵への装着用植木鉢。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988074113U JPH0753473Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | ベランダ等における縦柵への装着用植木鉢 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988074113U JPH0753473Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | ベランダ等における縦柵への装着用植木鉢 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01178346U JPH01178346U (ja) | 1989-12-20 |
JPH0753473Y2 true JPH0753473Y2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=31299231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988074113U Expired - Lifetime JPH0753473Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | ベランダ等における縦柵への装着用植木鉢 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0753473Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53112556U (ja) * | 1977-02-14 | 1978-09-07 | ||
US4242494A (en) * | 1979-08-20 | 1980-12-30 | The Firestone Tire & Rubber Company | Polyphosphazene polymers containing alkenyl substituents |
JPS625069U (ja) * | 1985-06-26 | 1987-01-13 |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP1988074113U patent/JPH0753473Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01178346U (ja) | 1989-12-20 |
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