JPH0752947A - 飲料容器の開口蓋装置 - Google Patents
飲料容器の開口蓋装置Info
- Publication number
- JPH0752947A JPH0752947A JP5219108A JP21910893A JPH0752947A JP H0752947 A JPH0752947 A JP H0752947A JP 5219108 A JP5219108 A JP 5219108A JP 21910893 A JP21910893 A JP 21910893A JP H0752947 A JPH0752947 A JP H0752947A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top cover
- cover plate
- lock
- tongue
- aluminum plate
- Prior art date
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- Pending
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- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄板製飲料容器缶の上蓋の一部を切込みを施
した舌片状アルミニウム薄板として容器の価格を低廉に
すると共に開口操作を容易にする。 【構成】 鉄板製缶蓋の一部を打抜き、該打抜部に開口
タブが取付けられる舌片状アルミニウム薄板を巻込み加
工によって一体的に連着する。
した舌片状アルミニウム薄板として容器の価格を低廉に
すると共に開口操作を容易にする。 【構成】 鉄板製缶蓋の一部を打抜き、該打抜部に開口
タブが取付けられる舌片状アルミニウム薄板を巻込み加
工によって一体的に連着する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ジュース等の飲料缶
詰容器の上蓋開口装置に関する。
詰容器の上蓋開口装置に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料用缶詰容器にはアルミニウム缶が使
用されているが、高価なため缶胴部を鉄板製として蓋体
のみをアルミニウムとした容器も使用されている。上記
の一部アルミニウムを用いた缶容器を回収して再生する
場合、異種金属を同時に処理しなければならないため種
々の不都合がある他、蓋体全体がアルミニウムであるか
ら材料コストの低下も期待できない。
用されているが、高価なため缶胴部を鉄板製として蓋体
のみをアルミニウムとした容器も使用されている。上記
の一部アルミニウムを用いた缶容器を回収して再生する
場合、異種金属を同時に処理しなければならないため種
々の不都合がある他、蓋体全体がアルミニウムであるか
ら材料コストの低下も期待できない。
【0003】
【解決しようとする問題点】本発明は、上蓋開口部のみ
に舌片状アルミニウム薄板を用いた鉄板製缶容器を提供
するものであって、容器全体の価格を低廉化する他、空
缶をスチール缶として処理できるようにするものであ
る。更に、鉄板とアルミニウムとの硬度の差を利用して
開口操作を容易にするものである。
に舌片状アルミニウム薄板を用いた鉄板製缶容器を提供
するものであって、容器全体の価格を低廉化する他、空
缶をスチール缶として処理できるようにするものであ
る。更に、鉄板とアルミニウムとの硬度の差を利用して
開口操作を容易にするものである。
【0004】
【解決するための手段】本発明開口装置は、鉄板製缶蓋
の巻締縁に、開口タブと周縁切込線が刻設された舌片状
アルミニウム薄板が連着されてなるものであって、アル
ミニウム薄板は、鉄板上蓋の表面側又は裏面側に巻込み
加工によって連着され、切込線の打設は、この連着加工
工程中に行なってもよいし、予め打設したものを使用し
てもよい。開口タブは予めアルミニウム舌片にリベット
止めしたものでもよく連着後に取付けてもよい。なお、
鉄板とアルミニウムとの接触による電触を防止するため
両者間に絶縁皮膜が施されることは当然で従来と同様で
ある。
の巻締縁に、開口タブと周縁切込線が刻設された舌片状
アルミニウム薄板が連着されてなるものであって、アル
ミニウム薄板は、鉄板上蓋の表面側又は裏面側に巻込み
加工によって連着され、切込線の打設は、この連着加工
工程中に行なってもよいし、予め打設したものを使用し
てもよい。開口タブは予めアルミニウム舌片にリベット
止めしたものでもよく連着後に取付けてもよい。なお、
鉄板とアルミニウムとの接触による電触を防止するため
両者間に絶縁皮膜が施されることは当然で従来と同様で
ある。
【0005】
【実施例】図1において、1は鉄板製上蓋、2は巻締
部、3は舌片状アルミニウム薄板、4は薄板の上面又は
裏面に設けられた切込線、5は開口タブ、6は鋲着部、
7は押切先端である。アルミニウム薄板は図3に示すよ
うにプル11をバーリング10加工を施した上蓋板1に
嵌合して図4のように巻込みこの巻込部12に補強用リ
ブ打ちと切込線4のスコアリングを行なう。切込線は舌
片の全周に刻設される必要はなく、例えば馬締形にして
押曲げ連接部を形成することもできる。このようにして
製作された上蓋板は、飲料水を充填された缶胴に巻締さ
れる。
部、3は舌片状アルミニウム薄板、4は薄板の上面又は
裏面に設けられた切込線、5は開口タブ、6は鋲着部、
7は押切先端である。アルミニウム薄板は図3に示すよ
うにプル11をバーリング10加工を施した上蓋板1に
嵌合して図4のように巻込みこの巻込部12に補強用リ
ブ打ちと切込線4のスコアリングを行なう。切込線は舌
片の全周に刻設される必要はなく、例えば馬締形にして
押曲げ連接部を形成することもできる。このようにして
製作された上蓋板は、飲料水を充填された缶胴に巻締さ
れる。
【0006】
【効果】本発明開口装置はアルミニウム舌片の形状即ち
開口部の形状を自由に設計することができ、従ってそれ
に応じてタブ5の取付方向及び位置を任意に設定でき
る。アルミニウム舌片の面積は、缶表面積に対し極めて
些かであるから回収処理に支障はない他、材料費も節減
できる。本発明開口装置における舌片状薄板3の切込線
4は、機械的強度の大きい巻込部12に沿って設けられ
ているから開口に要する押下力が有効に働くので比較的
小さい力で開口できる効果がある。
開口部の形状を自由に設計することができ、従ってそれ
に応じてタブ5の取付方向及び位置を任意に設定でき
る。アルミニウム舌片の面積は、缶表面積に対し極めて
些かであるから回収処理に支障はない他、材料費も節減
できる。本発明開口装置における舌片状薄板3の切込線
4は、機械的強度の大きい巻込部12に沿って設けられ
ているから開口に要する押下力が有効に働くので比較的
小さい力で開口できる効果がある。
【図1】缶上蓋の平面図。
【図2】開口装置の拡大断面図。
【図3】上蓋にアルミニウム薄板を装着する断面図。
【図4】巻込完了の断面図。
1 鉄板製上蓋 3 舌片状アルミニウム薄板 4 切込 7 押切先端部 12 巻込部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 77/30 Z 9145−3E
Claims (1)
- 【請求項1】 缶蓋が鉄板によって形成された缶容器に
おいて、開口用タブを備えると共に周縁に開口用切込み
線が刻設された舌片状アルミニウム薄板が前記缶蓋の一
部に連着されてなる飲料容器の開口装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5219108A JPH0752947A (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 飲料容器の開口蓋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5219108A JPH0752947A (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 飲料容器の開口蓋装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0752947A true JPH0752947A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16730385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5219108A Pending JPH0752947A (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 飲料容器の開口蓋装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752947A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007137480A1 (fr) * | 2006-05-27 | 2007-12-06 | Suzhou Slac Precision Equipment Inc | Canette à onglet métallique protégée contre la pression atmosphérique |
CN106494720A (zh) * | 2016-12-28 | 2017-03-15 | 广州荣鑫容器有限公司 | 一种拉盖及其易拉罐 |
-
1993
- 1993-08-10 JP JP5219108A patent/JPH0752947A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007137480A1 (fr) * | 2006-05-27 | 2007-12-06 | Suzhou Slac Precision Equipment Inc | Canette à onglet métallique protégée contre la pression atmosphérique |
US8631958B2 (en) | 2006-05-27 | 2014-01-21 | Suzhou Slac Precision Equipment Inc. | Internal gas pressure resistant metal pop-top cover and method of making |
CN106494720A (zh) * | 2016-12-28 | 2017-03-15 | 广州荣鑫容器有限公司 | 一种拉盖及其易拉罐 |
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