JPH075267A - 高ガンマ線検出能を有するイオン化チャンバ - Google Patents

高ガンマ線検出能を有するイオン化チャンバ

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JPH075267A
JPH075267A JP6727794A JP6727794A JPH075267A JP H075267 A JPH075267 A JP H075267A JP 6727794 A JP6727794 A JP 6727794A JP 6727794 A JP6727794 A JP 6727794A JP H075267 A JPH075267 A JP H075267A
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JP
Japan
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enclosure
ionization chamber
electrodes
curve
argon
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Pending
Application number
JP6727794A
Other languages
English (en)
Inventor
Bignan Gilles
ジール・ビニャン
Cloue Jean
ジャン・クルー
Le Peron Alain
アラン・ル・ペロン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orano Cycle SA
Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA
Original Assignee
Commissariat a lEnergie Atomique CEA
Compagnie Generale des Matieres Nucleaires SA
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J47/00Tubes for determining the presence, intensity, density or energy of radiation or particles
    • H01J47/02Ionisation chambers

Landscapes

  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Electron Tubes For Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、ガンマ線すなわちγ線の検出のた
めのイオン化チャンバに関する。アルミニウムおよび鉛
から成り5〜10バールの圧力でアルゴンを充填された
エンクロージャー1と、このエンクロージャー内に位置
した2つの電極(3,4)とを有し、この電極は、電場
Eをこれら電極の間に形成するため、および該電極によ
って収集され得るイオンを生ずるイオン化粒子が上記の
電場中を通過できるように、電気的に互いに絶縁され分
離されている。 【効果】 従来使用されていたものよりも低い強さのガ
ンマ線源のを用いて同等の測定精度が得られ、これによ
り、ガンマ・デンシトメトリー測定装置のコスト低減を
実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高ガンマ線(γ線)検
出能力を有したイオン化チャンバに係わる。特に、原子
炉および核燃料処理プラント分野へ応用して好適なイオ
ン化チャンバに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】原子
炉を有した設備および再処理プラントにおいては通常、
前記設備の特定の媒体を通り抜ける可能性のあるガンマ
線の量を知ることが必要である。そのため、ガンマ・デ
ンシトメトリー法を使用した複数の測定点 (measuring
stations)を用いることが知られている。この方法は、
その特性を知りたい前記媒体の一方側にガンマ線源を置
き、前記媒体の他方側に、前記媒体を通過したガンマ線
の量を測定することのできる検出器を置いてなされる。
このガンマ・デンシトメトリー法では、例えば、加圧水
型原子炉のホットブランチ (hot branch) における真空
レベルや、再処理プラントの溶解バケット (dissolving
buckets) 中に含まれる重い核の質量等の、物理的なパ
ラメータを評価することが可能である。
【0003】かかる方法を履行するために通常用いられ
る前記ガンマ線は、セシウム放射源およびコバルト放射
源である。従って、検出されるべきガンマ線は、セシウ
ム放射源にあっては略661keV、コバルト放射源に
あっては略1170〜1300keVのエネルギーを有
する。よって、この検出されるべきガンマ線のエネルギ
ーは、500keVから1500keVの間である。
【0004】さらに、ガンマ線測定中においては、非常
にしばしば、暗騒音 (background noise) が存在する。
再処理プラントの場合では、前記溶液より拡散したガン
マ線がこの暗騒音の原因となる。原子炉設備の場合で
は、問題の、前記媒体の異なった活性化物がこの暗騒音
の原因となる。かかる暗騒音のエネルギーは、略80〜
100keVである。
【0005】前記ガンマ・デンシトメトリー法を行うた
め、DUNODから出版された出版物の693〜699
ページに記載された「工業的計測装置のための受け器」
(Capteurs en instrumentation industrielle) と題
された研究に述べられている様なイオン化チャンバを前
記測定点として用いることが知られている。かかるイオ
ン化チャンバは、非常な高温、高放射線率、高汚染率、
腐食等が存在する危険な媒体 (hostile media) の中に
設置できるといった利点を有する。このような多くのイ
オン化チャンバが知られている。
【0006】これらの型の一つは、中央電極への高電圧
の使用により電場を得ることのできる大気圧の空気の充
填された円筒状のケースを有したイオン化チャンバであ
り、それにより、前記空気のイオン化により発生された
電子がその電極によって収集される。
【0007】そのようなイオン化チャンバ(通常、ガン
マ検出器と呼ばれる)の検出能力は低く、ガンマ線源と
してコバルト源が用いられた場合では、略10-9A/G
y/h(アンペア/ガンマ線吸収量/時間)である。
【0008】別のタイプのイオン化チャンバは、ステン
レス鋼から成り7バールの圧力まで高められたキセノン
が充填された円筒形状のエンクロージャーから成る。こ
のチャンバは、円筒形の、前記エンクロージャー内に同
心配置された2つの電極を備える。これらの電極は、電
気的に絶縁されており、それら電極の間に電場を形成す
ることができる。この電場中をイオン化粒子が通過する
ことによりイオンが発生し、該イオンが前記電極により
収集される。このタイプのイオン化チャンバは、 PHILI
PPS PHOTONIQUE 検出カタログに述べられている。
【0009】かかるチャンバは、コバルト源において、
略5×10-8A/Gy/hのガンマ線検出能を有する。
さらに、図1に対数目盛で示したエネルギー応答曲線C
1は、100keVにおいて最大能力を有し、このこと
は概略的に、50〜400keVの光電レンジにおける
キセノンのガンマ相互作用/材料の大能力イオン化部分
によって説明される。
【0010】さらに、500kevから1500keV
の間のガンマ線エネルギーに対する有効信号と、略80
〜100keVのガンマ線エネルギーに対する暗騒音と
の比率を、効率比REとすると、該効率比REは、
【0011】
【数1】
【0012】となる。ここにおいて、前記有効信号のエ
ネルギー(E 有効信号)は、図1から読めるように略
2.5×10-6A/Gy/hの値となり、また、前記暗
騒音のエネルギー(E 暗騒音)は略5×10-8A/G
y/hの値となる。
【0013】本発明の目的は、上記の不都合を除去し、
大幅な能率向上を実現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】さらに詳しくは、本発明
は、ガス充填エンクロージャーおよび該エンクロージャ
ー内に置かれた2つの電極を備えた、ガンマ線検出のた
めのイオン化チャンバに関し、前記電極は電気的に絶縁
されて互いに分離しており、両電極の間に電場を形成す
るとともに、イオンを発生し該電極によって収集され得
るイオン化粒子を前記電場中を通過できるようにする。
【0015】また、本発明は、前記エンクロージャーを
満たすガスが5バールから10バールの圧力まで加圧さ
れたアルゴンであることに特徴がある。
【0016】前記エンクロージャーがアルミニウムから
成る外壁を有して、その内面が100keV以下のエネ
ルギーを持った光子 (photons) を吸収できる鉛層によ
って覆われているのが好ましい。
【0017】
【実施例】図2は、本発明によるイオン化チャンバの断
面図である。このチャンバの構造は総じて従来技術で述
べたものと実質的に同じである。ただし、本発明のもの
に用いられる材料および該チャンバを満たすガスが、従
来用いられていたものと異なる。
【0018】従って、従来技術で述べたように前記イオ
ン化チャンバはエンクロージャー1を備えるが、このエ
ンクロージャーはアルミニウムより成る。該エンクロー
ジャー1の内壁2は鉛層により被覆されており、その厚
みは0.5mmから1mmまで変えることができる。該
エンクロージャー1には、略5〜10バールの圧力によ
りアルゴンが充填されている。
【0019】また、前記イオン化チャンバは2つの電
極、すなわち、高圧電極3および中央電極4を有してい
る。これら電極3および4は、円筒状をなし、かつ同軸
的に設けられている。前記中央電極4は電極支持体5に
より支持されている。前記高圧電極すなわちh.v.電
極3は、前記中央支持体5の周りに互いに120°の間
隔で配された3つの電極支持体により支持されている。
図2においては、該イオン化チャンバは断面図で示され
ているため、それらh.v.電極支持体は2つのみ図示
されたものとなっている。そのh.v.電極支持体は6
aおよび6bにより示してある。これらの電極支持体
5,6a,6bは、その名が示すように、各電極4およ
び3をそれぞれ前記エンクロージャー1の内部の所定の
位置に保持することができる。
【0020】これら電極支持体5,6a,6bは、絶縁
材料によって被覆された導電性材料から成る。ここで、
前記支持体5、および前記h.v.電極3の前記支持体
6のうちの一つは、前記エンクロージャー1のネジ付基
部15の内部に導かれた接続手段を介して電源に接続可
能となっている。この接続手段および前記電源は、この
図2を煩雑とするのを避けるため図示を省略してある。
図2では、支持体6bが電源に接続されたものとなって
いる。よって、この高圧電極3の支持体6bは、接続線
7,接続ピン8,および前記ネジ付基部15の内部に導
かれた前記接続手段によって電源に接続されている。さ
らに、前記中央電極4の前記支持体5は、接続線9を介
して、中央接続ピン10に接続されている。この中央接
続ピンはそれ自体、接続線11および接続ピン12によ
って前記電源に接続されている。
【0021】該イオン化チャンバはまた、前記エンクロ
ージャー1に例えばアルゴン等のガスの充填を可能とす
る排出管13を備えている。この排出管13はアース線
によって前記中央ピン10に接続されており、該排出管
13もまたアースされている。これら接続ピン,接続
線,排出管,および電極支持体からなる組立体は、この
イオン化チャンバの基部14の内部に含まれている。こ
の基部14は前記エンクロージャー1に取り付けられて
おり、表面にネジを有して前記ネジ付基部15を構成し
ており、これにより、該イオン化チャンバをガンマ線が
検出されるべき媒体、すなわち例えば加圧水型原子炉の
ホットブランチに固定できるようになっている。
【0022】このように前記電源に接続された前記電極
4および3には電圧が印加され、これら中央電極4と前
記高圧電極3との間には連続的な電位差が生ずる。よっ
てこれら電極の間において、前記電極の間に位置したガ
ス体積中に電場Eが確立され、このガス体積は有効体積
と呼ばれる。前記検出器を横切って入射したガンマ線は
前記エンクロージャー1内の前記アルゴンをイオン化
し、よって、前記電極3および4によって収集される電
荷を放出する。さらに詳しくは、前記アルゴンを横切る
イオン化粒子によって放出されたイオンは、その電荷の
正負に従い、前記高圧電極3、あるいは前記中央電極4
に向けられる。
【0023】図3は、従来技術で述べたものと同じ材料
すなわちステンレス鋼製のエンクロージャーを有する
が、ただしアルゴンが充填されて成るイオン化チャンバ
のエネルギー応答曲線C2を示している。この曲線C2
は、図1,図3,図4,および図5のすべての曲線と同
様に対数目盛で表されており、アルゴンの充填されたエ
ンクロージャーの優位性を、キセノンの充填された従来
のエンクロージャーと比較して表すことを意図してい
る。従来のイオン化チャンバのエネルギー応答曲線はC
1で表され、図1のC1に対応している。従って、曲線
2はステンレス鋼より成りアルゴンの充填されたイオン
化チャンバに係るエネルギー応答曲線ということにな
る。これら曲線C1およびC2において使用されるガス
は、それぞれ、7バール(曲線C1に対して)、および
9バール(曲線C2に対して)の圧力が付加されてい
る。
【0024】キセノンの場合と異なり、本発明において
前記エンクロージャー1を充填するのに用いられるガ
ス、すなわちアルゴンは、特に高い固有能力を有しない
ガスである。ここで、前記「固有能力」とは、多数の電
子を生ずる立場からの能力のことである。ただし、アル
ゴンは、有効信号に相当する500〜1500keVま
でのレンジのエネルギーと、不要な信号すなわち暗騒音
に相当する80〜100keVまでの平均エネルギーと
の間の効率比REを向上させるガスである。この効率比
REを向上させるために、前記アルゴンは5〜10バー
ルの圧力に加圧されている。図3に示した実施例では、
前記アルゴンは9バールの圧力まで加圧されている。図
3に示すように、イオン化チャンバにおいてアルゴンを
用いることにより、80〜100keVにおいて大部分
の放射を得ることができ、それは従来のイオン化チャン
バにより生ずる80〜100keVにおける放射よりも
少ない。
【0025】このように、図3は、略80〜100ke
vのレンジにおけるエネルギー、すなわち前記暗騒音に
対するエネルギーに対する、曲線C2に関する該イオン
化チャンバの検出能力が略3×10-8A/Gy/hであ
ることを示している。さらに、500〜1500keV
のレンジにおけるエネルギーに対しては、曲線C2に関
する検出能力は略1.5×10-8A/Gy/hであるこ
とを示している。従って、効率比REは、略下記の通り
である。
【0026】
【数2】
【0027】図4は、キセノンの充填されたエンクロー
ジャーの内壁がそれぞれ、0.5mm厚の鉛層および1
mm厚の鉛層によって被覆されたイオン化チャンバのエ
ネルギー応答曲線を示している。
【0028】図4において、曲線C1は従来のイオン化
チャンバ、すなわちエンクロージャーがステンレス鋼よ
り成りキセノンの充填されたイオン化チャンバ、のエネ
ルギー応答曲線を表している。曲線C3は、エンクロー
ジャーがアルミニウムから成り、その内面が0.5mm
厚の鉛層により被覆されたキセノンの充填されたイオン
化チャンバのエネルギー応答曲線を示している。曲線C
4は、エンクロージャーがアルミニウムから成りキセノ
ンが充填され内面を1mm厚の鉛層によって被覆された
イオン化チャンバのエネルギー応答曲線を表している。
【0029】アルミニウム製で鉛被覆された前記エンク
ロージャー1は、曲線C1によって示される従来のイオ
ン化チャンバのエンクレージャーに対して、略80〜1
00keVの平均エネルギー放射線量を確実に減少す
る。前記エンクロージャー1の構造は、500〜150
0keVのレンジにおけるエネルギーのガンマ線量を明
確には変更しない。すなわち、鉛が、エネルギーが10
0kev以下の光子を吸収する特徴を有するため、発生
された電子の数をかろうじて変更する。
【0030】従って、図4より、0.5mm厚の鉛層を
有するイオン化チャンバを表す曲線C3における有効信
号は、5×10-8A/Gy/hで、前記曲線C1の有効
信号の値と同等であること、および、暗騒音の信号は概
略3×10-7A/Gy/hであることが解かる。前記曲
線C3により、効率比は、
【0031】
【数3】
【0032】となる。1mm厚の鉛層を有したイオン化
チャンバのエネルギー応答曲線を表している曲線C4に
おいて、図4から、有効信号は前記曲線C1の有効信号
の値と概略等しく、5×10-8A/Gy/hであるこ
と、および、暗騒音の信号は略1.5×10-7A/Gy
/hであることが解かる。よって、効率比REは、
【0033】
【数4】
【0034】となる。図5は、エンクロージャー1の鉛
層の厚さがそれぞれ0.5mmおよび1mmである、従
来のイオン化チャンバおよび本発明によるイオン化チャ
ンバのエネルギー応答曲線を示している。図1,図3お
よび図4に示すように、曲線C1は、従来のイオン化チ
ャンバのエネルギー応答曲線を表している。曲線C5
は、エンクロージャー1の内面が0.5mm厚の鉛層に
よって被覆された本発明によるイオン化チャンバのエネ
ルギー応答曲線を表している。曲線C6は、エンクロー
ジャーの内面が1mm厚の鉛層によって被覆された本発
明によるイオン化チャンバのエネルギー応答曲線を表し
ている。
【0035】図5からは、曲線C5およびC6の有効信
号と暗騒音信号の値が解かる。より詳しくは、前記有効
信号は曲線C5と曲線C6において概略同じであり、そ
の値は略1.5×10-8A/Gy/hである。曲線C5
の暗騒音信号は略6×10-9A/Gy/hであり、曲線
C6の暗騒音信号は略2×10-9A/Gy/hである。
従って、前記曲線C5の効率比REは、
【0036】
【数5】
【0037】に等しい。前記曲線C6の効率比REは、
【0038】
【数6】
【0039】に等しい。図1,図3,図4、および、特
に図5より、本発明によるイオン化チャンバの絶対的な
能力は、従来のイオン化チャンバの絶対的な能力と比較
して明らかに減少はするものの、暗騒音信号に対する有
効信号の効率比は大幅に増加することが解かる。つま
り、従来のイオン化チャンバに対して略2×10-2であ
ったこの効率比は、前記エンクロージャーの鉛の厚みが
1mmで9バールの圧力まで高められたアルゴンの場合
略375倍のゲインが得られる本発明によるイオン化チ
ャンバでは略7.5となった。
【0040】上記の如き、有効信号/暗騒音信号率を得
るこのようなイオン化チャンバでは、従来使用されてい
たものよりも低い強さのガンマ線源を用いて同等の測定
精度が得られ、これにより、前記ガンマ・デンシトメト
リー測定装置のコスト低減を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】既に述べたように、従来技術に係るイオン化チ
ャンバのエネルギー応答曲線を示すグラフである。
【図2】本発明によるイオン化チャンバの概略断面図で
ある。
【図3】ステンレス鋼製エンクロージャーを有しアルゴ
ンの充填されたイオン化チャンバのエネルギー応答曲線
を示すグラフである。
【図4】キセノンの充填されたエンクロージャーの内面
が鉛により覆われたイオン化チャンバの、前記鉛の厚み
を変えた場合のエネルギー応答曲線を示すグラフであ
る。
【図5】従来のイオン化チャンバおよび本発明のエネル
ギー応答曲線を示すグラフである。
【符号の説明】
1 エンクロージャー 2 内面 3,4 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジール・ビニャン フランス・13650・メイラルギュ・ル・プ レ・ドゥ・ヴィル・56 (72)発明者 ジャン・クルー フランス・04100・マノースク・リュ・ デ・ミュリエール・11 (72)発明者 アラン・ル・ペロン フランス・04180・ヴィルヌーヴ・ドゥ・ ブイシャール・シュマン・ドュ・クロ・ ラ・トゥイリッセ(番地なし)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスが充填されたエンクロージャー
    (1)と、該エンクロージャー内に位置した2つの電極
    (3,4)とを有し、前記電極が、電気的に絶縁され、
    かつ両電極間に電場(E)を発生するため、並びに該電
    極によって収集されるイオンを発生するイオン化粒子が
    前記電場中を通過できるように互いに分離して成る、ガ
    ンマ線検出用イオン化チャンバにおいて、前記エンクロ
    ージャーに充填される前記ガスが、5〜10バールに加
    圧されたアルゴンであることを特徴とするイオン化チャ
    ンバ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のイオン化チャンバにおい
    て、前記エンクロージャーがアルミニウムから成る壁を
    有していることを特徴とするイオン化チャンバ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のイオン化チャンバにおい
    て、前記壁の内面(2)が鉛層により覆われていること
    を特徴とするイオン化チャンバ。
JP6727794A 1993-04-07 1994-04-05 高ガンマ線検出能を有するイオン化チャンバ Pending JPH075267A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9304118A FR2703790B1 (fr) 1993-04-07 1993-04-07 Chambre d'ionisation à haute efficacité de détection de rayonnement.
FR9304118 1993-04-07

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH075267A true JPH075267A (ja) 1995-01-10

Family

ID=9445836

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6727794A Pending JPH075267A (ja) 1993-04-07 1994-04-05 高ガンマ線検出能を有するイオン化チャンバ

Country Status (4)

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EP (1) EP0619597B1 (ja)
JP (1) JPH075267A (ja)
DE (1) DE69401374T2 (ja)
FR (1) FR2703790B1 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100866888B1 (ko) * 2006-10-04 2008-11-04 한국원자력연구원 와이어 수집 전극 및 이온 챔버 내 혼합 가압 기체를이용한, 감도가 향상된 철판 두께 측정용 방사선 센서 및측정 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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EP0619597A1 (fr) 1994-10-12
FR2703790B1 (fr) 1995-05-24
FR2703790A1 (fr) 1994-10-14
DE69401374D1 (de) 1997-02-20
DE69401374T2 (de) 1997-06-26
EP0619597B1 (fr) 1997-01-08

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