JPH0751157A - 調理器機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 調理器・釜・鍋・調理機器類において一度に
複数の料理が出来る調理機器を提供する。 【構成】 調理器・釜・鍋等調理機器の内部を複数に区
分けし、それぞれの材料が互いに混ざることなく、素材
に適した味つけ調理が出来るよう構成し、一度に複数の
調理が出来ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、調理用の釜、鍋など調理器機類に関するもの
である。 （従来の技術）従来、釜・鍋類の調理器機は第４図に示
すように、その内部は無区分の１室のものであり１調理
に１種類の調理しか出来なかったが、その為２種類、３
種類の調理を行う場合、小人数用少量、にもかかわらず
複数の調理器とガスコンロを用いるか、複数回にわけて
調理しなければならなかった。 （発明が解決しようとする課題）しかしこのような従来
方法だと手間も時間もかかりガス等燃料の消費もその度
数に比例して多く消費していた。本発明は釜、鍋類の内
部を２室・３室・４室その他上下段等複数に区分したこ
とによって１調理時間内で複数の調理を行うことを可能
にしたのである。この発明によって省エネルギー、省時
間、省手間を可能とし調理の合理化を完成したのであ
る。 （課題を解決するための手段）上記の目的を達成するた
めに本発明の調理器機は内部を複数に区分する仕切板等
・仕切部分を構成し、調理器機内部を複数室にしたもの
である。内部の区分の方法はタテ、ヨコいづれも適用出
来るものである。別個の区分室容器を配備し本発明調理
器機内に構成することも含み可能である。又、本発明の
調理器機は中蓋を設け、調味の混わりを防ぐよう配慮し
ている。 （作 用）上記のように構成された本発明によれば複
数に区分されたそれぞれの容器室内にそれぞれ異なった
材料と異なった味つけの調理を行なうことが出来るよう
構成したものであるから１調理度に複数の調理を短時間
で行なうことが出来るものである。 （実 施 例）以下本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図面における第１図は本発明の調理器機を示す
もので、図（ａ）は調理器機本体の視斜図で図（ｂ）は
Ａ−Ａ′断面図で図（ｃ）は中蓋、図（ｄ）は上蓋を示
す。第２図（ａ）は浅型鍋の視斜図で、図（ｂ）はＢ−
Ｂ′断面図で、図（ｃ）は中蓋、図（ｄ）は上蓋を示
す。又、第３図は本発明の区分別個容器を示すものであ
る。調理の実施は本発明の区分された容器各室にそれぞ
れ異なった材料を入れて異なった調味を１度に行うこと
が出来るものである。尚第４図は従来の調理器機であ
る。 （発明の効果）本発明は以上のように構成したので、１
度に複数の調理を短時間で行うことが出来、それぞれ異
なった味つけを可能にした。更に中蓋を設けたことによ
って異なった調味の味が混入することを防ぎ、それぞれ
の調味が出来上がる効果を有している。更に複数の調理
を１度に一定の短時間で行うことができるので調理に消
費する燃料（エネルギー）も１／２〜１／４、数分の一
という省エネルギーの効果も大であり、調理する人の省
力化、省タイム化を達成したことは国民生活に大きく貢
献する効果も大きいものがある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明調理器機の斜視図で（ａ）は本体（ｂ）
はＡ−Ａ′断面図、（ｃ）は中蓋（ｄ）は上蓋。第２図
は本発明の浅型調理器機の斜視図で（ａ）は本体（ｂ）
はＢ−Ｂ′断面図、（ｃ）は中蓋、（ｄ）は上蓋。第３
図は本発明の個別式区分容器、第４図は従来の調理器機
の一例を示した図である。 １：調理器機本体 ２：区分板（仕切リブ） ３：別個の区分容器 ４：上下区分板 ５：取手

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）釜・鍋・調理器機類において該器機内部を複数に
   区分したことを特徴とする調理器機 （２）釜・鍋・調理器機類において該器機内部を複数に
   区分し、中蓋を設けたことを特徴とする調理器機 （３）釜・鍋・調理器機類において該器機内部を複数に
   区分する中仕切・中板・中籠、内容器のいずれか又はそ
   れらを設けたことを特徴とする調理器機