JPH0751075Y2 - トレッドミル - Google Patents

トレッドミル

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JPH0751075Y2
JPH0751075Y2 JP1989100919U JP10091989U JPH0751075Y2 JP H0751075 Y2 JPH0751075 Y2 JP H0751075Y2 JP 1989100919 U JP1989100919 U JP 1989100919U JP 10091989 U JP10091989 U JP 10091989U JP H0751075 Y2 JPH0751075 Y2 JP H0751075Y2
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JP
Japan
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endless belt
treadmill
base frame
transition portion
upper transition
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JP1989100919U
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JPH0339064U (ja
Inventor
道尚 服部
和男 宗友
Original Assignee
オージー技研株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ベースフレームに軸架される駆動輪と従動輪
に無端ベルトを掛廻し、その無端ベルトの上側移行部を
訓練者等が歩く歩行部にして構成されるベルト式のトレ
ッドミルに係り、訓練者等が前記歩行部に着地する際の
ショックを柔げるように改良された装置に関する。
〔従来の技術〕
一般的なベルト式のトレッドミルは、駆動輪と従動輪に
掛廻される無端ベルトの上側移行部(訓練者等が乗って
歩行及び走行する部分)を、剛体の走行板、あるいは並
列するローラー群で支えて構成される。
これらの内で、並列するローラー群で無端ベルトの上側
移行部を支えるものでは、ローラー群の外形を訓練者等
が足うらに感じて違和感を持つことが避けられない上
に、多数のローラーを必要とするのでコスト高になる欠
点がある。
その点、剛体の走行板で支えるものでは、コストが低減
され、ローラーの外形を足うらに感じることもないので
あるけれども、訓練者等が歩行部に着地する際に剛体の
走行板から強い衝撃を受けるという問題点がある。
そこで、無端ベルトの上側移行部を剛体の走行板で支え
る低コスト構造のものでありながら、訓練者等が着地す
る際に受ける衝撃を柔らげるように考慮したものが提案
されている(例えば、特開昭62-227385号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記に述べた既提案のものは、発泡フォームなどのよう
な高圧縮性の緩衝材を、走行板側又は無端ベルト側に添
設することによって、無端ベルトの上側移行部と走行板
との間にサンドイッチ状に存在させ、この緩衝材で訓練
者等が着地の際に受ける衝撃を柔らげるものとなってい
るので、つぎに説明する問題が生じていた。
走行板側に高圧縮性の緩衝材が添設される場合には、無
端ベルトが移行するにつれて緩衝材が順次圧縮変形され
て行くため、無端ベルトの移行抵抗が大きくなって円滑
な作動が損なわれる欠点がある。
また、高圧縮性の緩衝材が無端ベルト側に添設される場
合には、無端ベルトの常態厚さが増し、厚い無端ベルト
が駆動輪及び従動輪への掛廻部において無理に彎曲させ
られることになるから、やはり作動が円滑でなく駆動時
の負荷抵抗が増し耐久性もよくないという欠点がある。
本考案は、上記の欠点に着目し、その欠点を解消するこ
とを目的として実施したもので、訓練者等が乗って歩行
する歩行部即ち無端ベルトの上側移行部を走行板で支え
る構造のベルト式のトレッドミルでありながら、訓練者
等が歩行部に着地する際に受ける衝撃を的確に減少する
ことができ、しかも、無端ベルトを低抵抗で円滑に作動
させ、装置の耐久性を向上させるように改良されたトレ
ッドミルを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本考案におけるトレッドミルは、ベースフレ
ーム1に軸架して配設される駆動輪17と従動輪2に掛廻
する無端ベルト3の上側移行部3aを、その下側に配設す
る走行板4で支えて構成され、前記走行板4を、ベース
フレーム1に対して弾性的に支持するものである。
走行板4を支持する弾性緩衝具11は、矩形の外殻16の内
部に矩形の内殻13を二個挿入し、外殻16と内殻13の間に
弾性材12を詰めて矩形立体状に形成され、一方の内殻13
には上取付金具14が取り付けられ、他方内殻13には下取
付金具15が取り付けられてなるものである。
或いは、弾性緩衝具11はバネ18でなるものである。
〔作用〕
本考案のトレッドミルにあっては、無端ベルト3と走行
板4との間に緩衝材が存在せず、ベースフレーム1に弾
性的に支持して設けられた走行板4が直接に無端ベルト
3の上側移行部3aの裏面に当接して同部分を支えなが
ら、上側移行部3aに受ける重力負荷に追動してその重力
負荷を吸収緩和するのである。
無端ベルト3と走行板4との間に緩衝材が存在せず、ま
た、無端ベルト3の裏面に緩衝材を添着しないので無端
ベルト3自体が厚くなることもないから、無端ベルト3
は、走行板4との摺接部分においては摺動抵抗の小さい
状態で移行し、駆動輪17や従動輪2への掛廻部での彎曲
追従も容易であり、無端ベルト3は全体として無理なく
円滑軽快に移行する。
〔実施例〕
以下に、本考案の実施例を添付の図面に基づいて説明す
る。
先ず第四図を参照してベルト式のトレッドミルの全体構
成から説明する。
ベルト式のトレッドミルは、ベースフレーム1に掛廻張
設される無端ベルト3を強制駆動するための駆動源(図
示省略)等を収容した筺部5を、ベースフレーム1の前
端部に連設するとともに、そのベースフレーム1の左右
両サイドに、高さ調節自在な手摺部6を立設し、その手
摺部6の前方部で前記筺部5の上方部位に表示コントロ
ール部7を配置して構成される。
前記ベースフレーム1の前寄り部分には自動調節構造の
傾斜調節機構8が設けられ、該傾斜調節機構8の作動で
もってベースフレーム1を水平状態から任意角度の前上
がり状態(登坂状態)に変更設定することができるよう
になっており、又、ベースフレーム1の前端下部には、
トレッドミルの運搬移動のための走行車輪9が付設され
ている。
前記ベースフレーム1は、第一図と第二図にみられるよ
うに、外向き開口のチャンネル部材1a,1aを所定の間隔
で平行に対設し、両者の背壁部間を水平方向の連結板1b
で連結して枠組み形成されてなる。さらに各チャンネル
部材1a,1aの外側開口部を着脱自在の蓋1cで閉塞すると
ともに、各チャンネル部材1a,1aの後端部を着脱自在の
キャップ1dで閉塞するようになっている。
前記ベースフレーム1の前部には、上述の筺部5に収容
設置した駆動源で速度可変に強制駆動される駆動輪17
が、横向き水平状に横架して設置されるとともに、ベー
スフレーム1の後部には、駆動輪17と平行に対をなす従
動輪2が横架設置され、これらの駆動輪17と従動輪2と
に無端ベルト3が掛廻されて、その無端ベルト3の上側
掛廻部分が後方に移行する上側移行部3aを形成するもの
となっている。
なお、従動輪2は、ベースフレーム1に装設されている
テンション機構10を操作することによって駆動輪17に対
する位置を遠近調節することができるように設けられ、
その調節操作で無端ベルト3を緊張したり緩めたりする
ことができる。
上述のように掛廻される無端ベルト3の上側移行部3a
は、その下側に配置される走行板4で支えられるが、こ
の走行板4の上面部は、合成樹脂材など摩擦抵抗の小さ
い素材で形成され、無端ベルト3の裏面と当接する上面
部は平坦面に形成される。
そして、無端ベルト3の掛廻圏内において、ベースフレ
ーム1の連結板1b上に取着される任意数の弾性緩衝具11
でなる緩衝装置を介して走行板4は連結板1bと平行に設
けられる。
第三図の弾性緩衝具11は、矩形の外殻16の内部に矩形の
内殻13を二個挿入し、外殻16と内殻13の間にゴム等の弾
性材12を詰めて矩形立体状に成形され、一方の内殻13に
は上取付金具14が取り付けられ、他方の内殻13には下取
付金具15が取り付けられてなる。上下取付金具14,15に
おけるそれぞれの平板部は走行板4の裏面と連結板1bの
上面に当接され且つそれぞれがボルト・ナット等の適宜
な固着手段で固着される。
なお、弾性緩衝具11は、第三図に示したものに限定され
るものではなく、第五図に示す鋼製のバネ18に置き換え
て実施しても差し支えない。
〔考案の効果〕
本考案にあっては、ベルト式のトレッドミルにおいて無
端ベルトの上側移行部を支える走行板を、ベースフレー
ムに弾性支持して設置し、走行板自体の弾性的な動きで
もって、訓練者等が上側移行部に着地する際のショック
を吸収緩和するようにしており、走行板と無端ベルトの
間に緩衝材を設けず、また、無端ベルトに緩衝材を添着
しないので無端ベルトの厚みが増すこともない。
従って、無端ベルトが摺動抵抗の小さい状態で移行する
とともに、駆動輪等への掛廻部での彎曲追従も低抵抗で
無理なく行われることになって、全体として作動が円滑
軽快であり耐久性も向上される利点がある。
また、無端ベルトの上側移行部を並列するローラー群で
支えるもの等に比べると、構造が簡単で稼働中の騒音が
小さく、コストも低減されるものとなった。
また、走行板を弾性緩衝具で支持する構成によれば、構
成が簡潔でベースフレームにおける上下方向の介装スペ
ースが小さく、無端ベルトの歩行部を低くするのに好都
合なものとなっている。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本考案の実施例を示しており、第1図は要
部構造を示す側断面図、第2図は第1図のA−A断面矢
視図、第3図は第1図の弾性緩衝具を抽出拡大して示し
た断面図、第4図は全体斜視図である。第五図は弾性緩
衝具をバネとしたものの部分図である。 1……ベースフレーム、2……従動輪 3……無端ベルト、3a……上側移行部 4……走行板、18……バネ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端ベルト3の上側移行部3aを歩行面とす
    るトレッドミルにおいて、上側移行部3aを支える走行板
    4が弾性緩衝具11を介してベースフレーム1に保持され
    てなり、前記弾性緩衝具11は、矩形の外殻16の内部に矩
    形の内殻13を二個挿入し、外殻16と内殻13の間に弾性材
    12を詰めて矩形立体状に形成され、一方の内殻13には上
    取付金具14が取り付けられ、他方内殻13には下取付金具
    15が取り付けられてなることを特徴とするトレッドミ
    ル。
  2. 【請求項2】無端ベルト3の上側移行部3aを歩行面とす
    るトレッドミルにおいて、上側移行部3aを支える走行板
    4が弾性緩衝具11を介してベースフレーム1に保持され
    てなり、前記弾性緩衝具11は、バネ18でなることを特徴
    とするトレッドミル。
JP1989100919U 1989-08-28 1989-08-28 トレッドミル Expired - Lifetime JPH0751075Y2 (ja)

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JP1989100919U JPH0751075Y2 (ja) 1989-08-28 1989-08-28 トレッドミル

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JPH0339064U JPH0339064U (ja) 1991-04-16
JPH0751075Y2 true JPH0751075Y2 (ja) 1995-11-22

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