JPH07509545A - 多重層ウェブ形成装置 - Google Patents

多重層ウェブ形成装置

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JPH07509545A JP6505973A JP50597394A JPH07509545A JP H07509545 A JPH07509545 A JP H07509545A JP 6505973 A JP6505973 A JP 6505973A JP 50597394 A JP50597394 A JP 50597394A JP H07509545 A JPH07509545 A JP H07509545A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 日の 、: ウェフ゛ノ 免ヨlとJLJ 発−明=jLj!1 本発明は多重層ウェブ形成装置に関する。特に、本発明は上層を基層上に形成す る多重層形成装置に関する。
情報開示陳述 ベルボッ1フM上部ワイヤフォーマ−は、ウェブが均等な表面特性を有するよう に紙料から水を上方へ除去する。
特に、紙料がへッドポソクスから長網式ワイヤ上へ放出される時、水分は下方へ 排水され、ワイヤの上面に繊維ウェブが残る。その後、繊維ウェブは、形成され たウェブからより多くの水分を除去するためプレス部へ移送される。
前述のように水分が下方へ排出されると、ウェブには、不均等な表面特性が生し る。ベルボンドTI″ユニットは、両者間に形成部を構成するため下部長網式ワ イヤと共動するループ型上部ワイヤを含む上部ワイヤユニットである。
均等な表面特性が、形成されたウェブへ与えられるように、紙料が形成部を通過 する間、水分がその紙料から上方へ除去される。
しかしながら、この多重層ウェブの形成時は、下部長網式ワイヤ上に、基層が最 初に形成され、そして第2へッドポノクスが上部ワイヤベルボンド7M装置のす ぐ上流に配置される。
前述の配置は、多重層の形成においては成功しているけれども、上層がその後プ レス操作の間に押しつぶされる傾向がある。
特に、紙料が第2ヘノドポンクスから放出される時、上部ワイヤの下側に繊維マ ットが形成される傾向があり、そのような繊維マットはその下に低粘稠度の紙料 が付着され、その結果、次のプレス操作時、ウェブが押しつぶされることになる 。
本発明は上層から水分を均等に除去し、紙料の粘稠度を°“Z”方向へ一段と均 等に保持することによって前述の問題を克服しようとするものである。
従って、本発明の第1目的は、前述の装置の前述の欠点を克服した多重層ウェブ 形成装置を提供し、多重層ウェブ形成技術に著しく貢献することである。
本発明のもうひとつの目的は、ウェブ、特に重量ウェブの押しつぶれを生じさせ ないような多重層ウェブ形成装置を提供することである。
本発明のもうひとつの目的は、水分の上方への除去を助けるため真空スロットを 有する多重層ウェブ形成装置を提供することである。
本発明のその他の目的及効果は、添付図面に関連して説明した下記の詳細な説明 からこの技術に熟達した人にとって容易に明らかとなるであろう。
発−咀一Ω−盟−旨 本発明は基層上に上層を形成する多重層ウェブ形成装置に関する。その形成装置 は基層をその上にのせるため下部ループ型形成ワイヤを有する。上部ループ型形 成ワイヤは、下部ワイヤと共働し、そしてその下部ワイヤの上に配!され、それ らの間に、第1及び第2端を存するほぼ水平に配置された形成部を構成する。
転向バーはカーブ面を有し、このカーブ面は下部形成ワイヤを案内するため、そ の下部形成ワイヤの下で、形成部の第1端より上流に配置される。形成部の第1 端へ向って第2ヘツドボツクスから放出される紙料が基層上に付着されるように 、転向バーのすぐ近くに第2ヘツドボツクスが配置される。第2ヘツドボツクス から放出される紙料は、上層となる。
下部ワイヤの下で、形成部の第1端の近くにカーブした脱水シューが配置される 。そのカーブしたシェーは、上層からの水分の一部が上部ワイヤを通って放出さ れるように下部ワイヤの下に湾曲中心を有する。
上部ワイヤから上方へ水分の前記一部分を集水するため上部ワイヤの上で、しか も脱水シューのすぐ下流に真空スロット手段が配置される。
真空スロットのすぐ下流で、上部ワイヤの脱水シューとは反対側に逆向真空箱が 配置される。その逆向真空箱は、上部ワイヤの上に湾曲中心を有するカーブ面を 構成する。
カーブ面に沿ってマシン方向へ間隔をおいた関係で、複数の脱水羽根が配置され る。各脱水羽根はクロスマシン方向へ伸び、それらの羽根は、上部ワイヤを案内 するためカーブ面と上部ワイヤとの間に配置される。
ウェブが押しつぶれないように、上層の粘稠度を“°Z″方向へ均等に保持しな がら、上層を形成する紙料が形成部を通過する間、その紙料の粘稠度が増すよう に、複数の脱水フォイルがワイヤの、羽根とは反対側に配置される。
本発明の実施例において、下部ワイヤのすぐ近くに第2ヘソドポンクスを位置づ けることにより、その第2ヘノドボンクスから放出される紙料が転向バーから脱 水シューへ、下部ワイヤに実質的に平行に放出されるように転向バーを調整する ことができる。
本発明の一実施例において、転向バーのカーブ面はセラミックで構成される。
カーブした脱水シューはまた、マシン方向へ間隔をおいて位置する複数のバーを 有する。各バーはクロスマシン方向へ伸び、そのバーは上流バーを有する。
脱水シューはまた、各隣接するバー間に形成されたスペースと流体で連絡した真 空箱を有する。
紙料が複数の間隔をおいて位置するバーの上流バーの近くで基層にぶつかるよう にその紙料は第2ヘツドボツクスから放出される。
本発明の一実施例において、脱水シューは12〜18メートルの曲率半径を有す る。
真空スロット手段はオートスライスであって、このオートスライスは、上層から 放出される水の前記部分を上部ワイヤを通して導くリップ手段を存する。このオ ートスライスはまた、水分の前記部分を集水するためリップ手段に関連した集水 タンク手段を有する。
本発明のもうひとつの実施例において、真空スロット手段は、マシン方向へ互い に間隔をおいて位置する複数の真空スロットを有する。各真空スロットは調整自 在なりノブを有する。真空スロット手段はまた、各リップの上に配置された集水 タンクを有する。この装置の使用時、下部ワイヤの引っばりと、両ワイヤ間に限 定された収斂するワイヤ模とにより上層から上部ワイヤを通って除去される水分 は、真空スロット手段を通って除去されるので、上部ワイヤの、真空スロット手 段とは反対側に繊維マットが形成されることにより上層内に粘稠度の低い紙料の 付着を防ぐことができる。
逆向真空箱の曲率半径は、脱水シューの曲率半径より大きい。
複数の脱水羽根の各羽根は隣接する脱水羽根から成る距離をおいたところに配置 される。その距離は脱水シューの隣接バー間の距離より大きい。
複数の脱水羽根の隣接する羽根間に、複数のフォイルの各フォイルが配置され、 それらの羽根とフォイルは、ウェブがそれらの羽根とフォイルとの間を通過する 間、脱水圧パルスを多重層ウェブへ伝達するようになっている。
特に、フォイルは羽根と共働し、しかも、真空箱のマシン方向の長さの一部分に 沿って羽根の、上流羽根とは反対側に配置される。
本発明のもうひとつの実施例において、フォイルは羽根と共働し、しかも羽根と は反対側で、真空箱の上流羽根より下流に下流羽根まで配置される。
各脱水フォイルは一対のねじ切り棒を有し、この一対のねじ切り棒は互いに平行 に配置され、そして互いに間隔をおいて、フォイルの一端に近い所に配置される 。
更なる一対のねし棒は互いに間隔をおいて配置され、しかも、フォイルの反対端 の近くで互いに平行に配置される。
ねじ棒に対してヨークを垂直方向へ調整できるように、ヨーク部分が対をなした ねし棒と共働する。
更なるねじ棒に対して更なるヨークを垂直方向へ調整できるように、その更なる ヨークが更なる一対のねし棒と共働する。
第1及び第2端を有するフォイルバーは、フォイルバーの第1端が第1ヨーク内 でジャーナル接続されるように配置され、さらに、フォイルバーが垂直方向へ調 整できるように第2端が第2ヨーク内でジャーナル接続されるように配置される 。これらのジャーナルは下部ワイヤに対するフォイルバーの回転調整を可能にす る。空気圧管手段は下部ワイヤに対してフォイルバーに調整自在に負荷をかける ためフォイルバーの下に配置される。
本発明の多(の変形や修正は、以下の詳細な説明を考慮することによってこの技 術に熟達した人々に容易に明らかとなるであろう。しかしながら、そのような変 形や修正は添付の請求の範囲により限定される本発明の本旨と範囲内に包含され る。
11杼I狼1朋 図1は本発明の多重層ウェブ形成装置の側面図である。
図2は本発明のもうひとつの実施例の多重層ウェブ形成装置の側面図である。
図3は本発明のさらにもうひとつの実施例の多重層ウェブ形成装置の側面図であ る。
図4は図1に示すオートスライスの拡大図である。
図5は本発明の好ましい実施例の側面図である。
本発明の種々の実施例の中で、同一符号は同一部品を示す。
凹皿Ω詳狽奏説朋 図1は基層14上に上層12を形成するための、全体を符号10で示す本発明の 多重層ウェブ形成装置の側面図である。
フォーマ−10は下部ループ型形成ワイヤ16を有し、そのワイヤ上に基層14 をのせる。
上部ループ型形成ワイヤ18は下部ワイヤ16と共働し、その下部ワイヤの上に 配置され、それらのワイヤ間に、第1及第2端22.24をそれぞれ有するほぼ 水平に配置された形成部20を形成する。
転向バー26はカーブ面2Bを構成し、このカーブ面28は下部ループ型形成ワ イヤ16の下方で形成部20の第1端22の上流に配置され、下部ループ型形成 ワイヤ16を案内する。
第2ヘンドボツクス30が、転向バー26のすぐ近くに配置されるので、その第 2ヘツドボツクス30から形成部20の第1端22へ向って放出される紙料32 が基層14上に付着される。その第2ヘツドボツクス30から放出された紙料3 2は上層12を形成する。
カーブした脱水シュー34が下部ワイヤ16の下で、形成部20の第1端の近く に位置する。カーブした脱水シュー34は、矢印36で示すように、水分の一部 が上部ワイヤ18を通して放出されるように、下部ワイヤ16の下に湾曲中心を 有する。
全体を符号3日で示す真空スロット手段が、上部ワイヤ18の上方で、脱水シュ ー34のすぐ下流に配設され、水分の一部分36を上部ワイヤ18から上方へ収 集する。
全体を符号40で示す逆向真空箱が真空スロット手段38のすぐ下流で、しかも 上部ループ型形成ワイヤ18の脱水シュー34とは反対側に配置されている。
この真空箱40は上部ループ型形成ワイヤ18の上に湾曲中心を有するカーブ面 42を構成する。
複数の脱水羽!44,45,46.47.4B、49,50,51,52,53 .54,55.56がカーブ面42に沿ってマシン方向MDへ成る間隔をおいて 配置されている。各羽根44〜56は、それらの羽根44〜56がカーブ面42 と上部ループ型形成ワイヤ18との間に配置され、そこを通って上部ループ型形 成ワイヤを案内するようにクロスマシン方向へ伸長する。
図2は本発明のもうひとつの実施例の側面図であって、全体を符号10Aで示す 多重層ウェブ形成装置を示す。
このウェブ形成装置10Aは、基本的には図1に示す装置に似ているが、図2の 形成装置はさらに、ワイヤ16A、18Aの羽根44A〜56Aとは反対側に複 数の脱水フォイル58,59,60.61を存する点が異る。その結果、上層1 2Aが形成部20Aを通過中、その上層を形成する紙料の粘稠度が上昇する。
その時、上層12Aの粘稠度が“Z”方向へ均等に保持されるので、その結果、 ウェブの押しつぶれが防止される。
図1. 2に示すように、転向バー26.26Aは調整自在であるので、第2ヘ ッドボックス30.30Aから放出される紙料32.32Aが転向バー26,2 6Aから脱水シュー34.34Aへ、下部ループ型形成ワイヤ16.16Aに実 質的に平行に放出されるように下部ループ型形成ワイヤ16.16Aのすぐ近く に第2ヘッドボックス30.30Aが位置づけられる。
転向バー26.26Aのカーブ面28.28Aはセラミック材料で形成される。
図3は本発明のさらにもうひとつの実施例の側面図である0図3は全体を符号1 0Bで示す多重層ウェブ形成装置を示す、これは図1の実施例に示す全ての基本 的特徴を有している。しかしながら、全体を符号34Bで示すカーブした脱水シ ェーはマシン方向MDへ間隔をおいて位置する複数のバー62.63. 64゜ 65.66.67.68.69,70.71.72,73,74.75,76゜ 77を有する0例えばバー62のように、各バーはクロスマシン方向へ伸び、そ れらの間隔をおいて位置するバー62〜77は上流バー62を有する。
特に、脱水シューは真空箱78を有する。この真空箱78は、例えばノ<−62 と63との間のように、隣接するバー間に形成されたスペースと流体で連絡して いる。
第2ヘツドボツクス30Bから放出される紙料32Bは、複数の間隔をおむ)て 位置するバー62〜77の上流バー62の近くで基層14Bにぶつかる。
脱水シュー34Bは12〜18メートルの曲率半径を有す。
図4は図4に示す真空スロット手段38の拡大図である9図4に示すように、真 空スロット手段38はオートスライス80を有する。このオートスライス80は 、上層12から上部ループ型形成ワイヤ18を通して放出される水部分36′を 方向づけるために図4に示すり、ブ手段82を有する。オートスライス80はま た水部分36′をその中に収集するためリップ手段82に関連した集水タンク手 段84を存する。
図4に示すように、オートスライス80は特に、複数のスロット86. 87゜ 8B、89.90を有する。これらのスロ・ノドはマシン方向へ互いに間隔をお し)で位置し、各スロット86〜90はそれぞれり・ノブ82.92.93,9 4.95を有する。
各スロット86〜90はそれに関連するり・ノブ82.92〜95の上方に配置 された集水タンク84.97.9B、99.100を有する。この装置の使用時 、下部ループ型形成ワイヤ16の引っばりと、ワイヤ16と18との間に限定さ れて収斂するワイヤ喫102とにより上層12から上部ループ型形成ワイヤ18 を通して除去される水部分36′は真空スロ・ノド手段38を通して除去される ので、上部ループ型形成ワイヤ18の真空スロ・ノド手段38とは反対側に繊維 マ・ノドが形成されることによって上層12内の紙料が低粘稠となることが防止 される。
図1〜3に示す実施例の各々において、逆向真空箱40は、脱水シュー34の曲 率半径より大きい曲率半径を有する。
複数の脱水羽根44B〜56Bの各羽根、例えば44Bは図3に示すように、隣 接する脱水羽根45Aから距!Dだけ離れて位置する。この距離りは図3の脱水 シュー34Bの隣接するバー62と63との間の距離dより大きし)。
図3の実施例において、複数のフォイル58B、59B、60B、61Bの各フ ォイルは、複数の脱水羽根44B〜56Bの隣接する羽根間に配置されているの で、羽$144B〜56Bと、フォイル58B〜61Bは、ウェブが羽根とフォ イルとの間を通過する間、脱水用圧力パルスを多重層ウェブにかける。
図5は本発明の好ましい実施例の側面図であって、図3の実施例に非常によく似 ている。しかしながら、フォイル58C,59C,60C,61Cは羽144C ,45C,46C,47Cと共動し、真空箱40Cのマシン方向の長さの一部分 に沿って羽II!44C〜47Cの上流羽根44Cとは反対側に配置されている 。
図3の実施例に示すように、フォイル58B〜61Bは羽根44B〜56Bと共 働し、羽根44B〜56Bとは反対側に配置され、真空箱40Bの上流羽根44 Bより下流にその下流羽根56Bの位置まで配置される。
図2に示す実施例において、フォイル59〜61は脱水シュー34Aの上流で、 オートスジ41800反対側に配置される。
本発明の装置の操作において、図1〜3及び図5に示す各実施例において、特に 図4に示すように、上層12を形成する紙料は、スロット86の先行リップ82 の近くで上部ループ型形成ワイヤ18にぶつかる。
リップ82及び92〜95は、上部ループ型形成ワイヤ18がリップ82及び9 2〜95のまわりを走行する時、オートスライス80のまわりの上部ループ型形 成ワイヤ18の曲率半径が約15メートルとなるように調整される。
さらに、下部ループ型形成ワイヤ16の引っばりや、収斂するワイヤ模102に よりベルボンド7Hワイヤ18の内部に存在する水分が除去される。
集水タンク手段84.91〜100内には、真空はかけられない。
本発明の目的は、流入する紙料の粘稠度をスラリー全体にわたって均等に上昇さ せることであって、基層14の下に付着した低粘稠度の紙料でベルボンド7Mワ イヤ18の外側に繊維マットを形成することではない。本発明では、現存の設計 で重量が重い時に生じるような押しつぶれは生じない。
また、オートスライスユニ・2ト80とそのオートスライスの前方にあるリード インロールは両方とも、最適の性能を出すように完全に調整可能である。
本発明はまた、図5に示す配置に似た配置を有するが、水分が上方へ除去される ように上部ワイヤのループ内に真空スロットのみを備えるようにオートスライス が取り除かれているものも含む。
従って、逆向真空箱のカーブ面の上流部分、即ち、対向フォイルを有する部分の 曲率半径は、約15メートルの曲率半径を有し、逆向真空箱のカーブ部面の残り 部分は5メートルの半径を有する。
また、本発明のもうひとつの実施例において、逆向真空箱の対向フォイルに近い 部分は平坦であり、前記カーブ面の残り部分はカーブしている。
本発明の種々の実施例は、ウェブの押しつぶしが生じないように、上層の粘稠度 を°゛Z”方向へ均一に保ちながら、上層を形成する紙料が形成部を通過する間 、その紙料の粘稠度が上昇するように、多重層形成機において上層の脱水さえ可 能である。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の7第1項)平成7年2月1 4日

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.基層をのせるループ型下部形成ワイヤと、前記下部ワイヤと共働し、その下 部ワイヤの上に配置され、それらの間に、第1及第2端を有するほぼ水平に配置 された形成部を構成する上部ループ型形成ワイヤと、 カーブ面を構成する転向バーであって、前記カーブ面は、前記下部形成ワイヤの 下に配置され、かつ、前記下部ワイヤを案内するため前記形成部の前記第1端の 上流に配置されている転向バーと、 前記形成部の前記第1端へ向って前記第2ヘッドボックスから放出される紙料が 基層上に配置されるように、転向バーのすぐ近くに配置された第2ヘッドボック スと、 前記下部ワイヤの下で、前記形成部の前記第1端の近くに配置されたカーブ脱水 シユーであって、前記カーブシューは、上層からの水分の一部が前記上部ワイヤ を通って放出されるように前記下部ワイヤの下に配置された湾曲中心を有するカ ーブ脱水シューと、 前記上部ワイヤから上方へ水の前記部分を集水するため、前記上部ワイヤの上方 でかつ前記脱水シューのすぐ下流に配置された真空スロット手段と、前記真空ス ロット手段のすぐ下流で、前記上部ワイヤの前記脱水シユーとは反対側に配置さ れ、前記上部ワイヤの上方に湾曲中心を有するカーブ面を構成する逆向真空箱と 、 前記カーブ面に沿ってマシン方向へ間隔をおいた関係に配置された複数の脱水羽 根であって、各羽根は、そこを通る前記上部ワイヤを案内するため前記羽根が前 記カーブ面と前記上部ワイヤとの間に配置されるようにクロスマシン方向へ伸長 する脱水羽根と、 複数の脱水フォイルであって、ウェブの押しつぶれが生じないように上層の粘稠 度“Z”方向へ均等に保持しながら、その上層を形成する紙料が前記形成部を通 過する間、その紙料の粘稠度が増すように、前記ワイヤの前記羽根とは反対側に 配置されている脱水フォイルとで成る、基層上に上層を形成する多重層ウェブ形 成装置。
  2. 2.前記第2ヘッドボックスを前記下部ワイヤのすぐ近くに位置づけることによ って前記第2ヘッドボックスから放出される紙料が前記転向バーから前記脱水シ ューへ前記下部ワイヤとは実質的に平行に放出されるように前記転向バーを調整 できるようにした、請求の範囲1に記載の多重層ウェブ形成装置。
  3. 3.前記転向バーの前記カーブ面をセラミックで形成した、請求の範囲1に記載 の多重ウエブ形成装置。
  4. 4.前記カーブした脱水シューはさらに、マシン方向へ間隔をおいて位置する複 数のバーを有し、各バーはクロスマシン方向へ伸長し、前記間隔をおいて位置す るバーは、上流バーを有する、請求の範囲1に記載の多重層ウェブ形成装置。
  5. 5.前記脱水シューはさらに、真空箱を有し、その真空箱は各隣接するバー間に 形成された空間部と流体で連絡している、請求の範囲4に記載の多重層ウェブ形 成装置。
  6. 6.前記第2ヘッドボックスから放出される前記紙料が、前記複数の間隔をおい て位置するバーの前記上流バーの近くで基層にぶつかるようにした、請求の範囲 4に記載の多重層ウェブ形成装置。
  7. 7.前記脱水シューが12〜18メートルの曲率半径を有するようにした、請求 の範囲1に記載の多重層形成装置。
  8. 8.前記真空スロット手段はオートスライスであり、前記オートスライスは、前 記上層から上部ワイヤを通って放出される水分の前記部分を方向づけるリップ手 段と、 水分の前記部分を集水するため前記リップ手段に関連した集水タンク手段とを含 むようにした、請求の範囲1に記載の多重層形成装置。
  9. 9.前記真空スロット手段は、 マシン方向へ互いに間隔をおいて位置し調整自在なリップを有する複数の真空ス ロットと、 前記調整自在なリップの上方に配置された集水タンクとを有し、この多重層ウェ ブ形成装置の使用時、前記下部ワイヤの引っぱりと、前記両ワイヤ間に限定され る収斂するワイヤ楔とにより、上層から前記上部ワイヤを通って除去される水分 が、前記真空スロット手段を通って除去されるように、上部ワイヤの、前記真空 スロット手段とは反対側に繊維マットが形成されることによって上層内に低粘稠 度の紙料の付着を防止するように仕組まれている、請求の範囲8に記載の多重層 ウエブ形成装置。
  10. 10.前記逆向真空箱が前記脱水シューの曲率半径より大きい曲率半径を有する 請求の範囲1に記載の多重層ウェブ形成装置。
  11. 11.前記複数の脱水羽根の各羽根は隣接する脱水羽根に対して或る距離をおい て位置づけられ、その距離は前記脱水シューの隣接バー間の距離より大きい、請 求の範囲1に記載の多重層ウェブ形成装置。
  12. 12.前記複数のフォイルの各フォイルは前記複数の脱水羽根の隣接する羽根間 に配置されていて、前記羽根とフォイル間をウェブが通過する間、それらの羽根 とフォイルが多重層ウェブに脱水圧パルスを与えるようにした、請求の範囲1に 記載の多重層ウェブ形成装置。
  13. 13.前記フォイルは前記羽根と共働し、しかも、前記真空箱のマシン方向の長 さの一部分に沿って前記羽根の上流羽根とは反対側に配置されている、請求の範 囲1に記載の多重層ウェブ形成装置。
  14. 14.前記フォイルは前記羽根と共働し、しかも、前記羽根とは反対側で、前記 真空箱の上流羽根から下流へ下流羽根まで配置されている、請求の範囲1に記載 の多重層ウェブ形成装置。
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