JPH0750922Y2 - 自動給餌装置 - Google Patents

自動給餌装置

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JPH0750922Y2
JPH0750922Y2 JP8148692U JP8148692U JPH0750922Y2 JP H0750922 Y2 JPH0750922 Y2 JP H0750922Y2 JP 8148692 U JP8148692 U JP 8148692U JP 8148692 U JP8148692 U JP 8148692U JP H0750922 Y2 JPH0750922 Y2 JP H0750922Y2
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drum
electric motor
food
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勉 中田
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勉 中田
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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は犬、猫、その他のペット
(主として犬)へ、所定時刻に所定量の餌を自動的に与
える装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、日本のペット飼育者人口は年々増
加し、現在800万人を越えている。また一方では、数
日間の家族旅行を楽しむ家庭も増加しており、その際に
ペットを一緒に連れていくか、他の人に預ける等の方策
を取らざるをえなかった。このため飼主の不在中にも、
人為的方法によらずペットに給餌し得る装置の開発がペ
ット飼育者の間で要望されている。ペットの健康維持の
ためには、毎日2回乃至3回定められた時間に一定量の
餌を新鮮な水と共に、清潔さを保って与えることが必要
であり、餌としては市販されている粒状のドッグフー
ド、キャットフード等による給餌が一般的である。
【0003】従来の自動給餌装置としては、例えば実開
昭56−9169号公報に記載のペット用自動給餌装置
等があった。前記ペット用自動給餌装置はホッパー状の
餌貯蔵容器の下端開口部に、回転ドラムによる遮蔽装置
を設け、餌貯蔵容器内に収容した餌を予め設定した量づ
つ前記ホッパー開口部よりベルトコンベア式の移動底面
をなす給餌容器内へ落下させて給餌を行うもので、前記
遮蔽装置及びベルトコンベアをタイムスイッチなどによ
って一定時間毎に作動させて給餌するものであった。ま
た他の構造として、実開昭55−54831号公報に記
載の犬用自動給餌機等があった。前記犬用自動給餌機は
飲食用開孔を有する箱体内部に餌区画と飲料水区画とよ
りなる複数の餌箱を放射状に嵌脱自在にし得るように設
けた水平回転盤を縦軸に回転自在に設けたもので、設定
時刻に1箱毎に回転して給餌するものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
開昭56−9169号公報に記載のペット用自動給餌装
置は給餌容器の底面にベルトコンベア式のものを採用し
ているため、構造が複雑になり、実用化に生産コストが
かかった。また、前記実開昭55−54831号公報に
記載の犬用自動給餌機は予め餌箱の容量が一定であるた
め、ペットの成長に順応して餌を増加する場合、あるい
はペットが子供を生んだ場合、あるいはペットを増やす
場合等にそのための対処が困難であった。
【0005】本考案は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、簡単な構造で餌の量を自在に調節可能にすると共
に、衛生的な自動給餌装置を開発し、提供するを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案による上記問題を
解決するための手段は、箱体の正面下方に開放口を設
け、箱体内上部にホッパーを備え、該ホッパーの吐出口
に断面C字状のドラムを第1電動機で回転する水平軸を
中心として回転自在に設け、箱体の開放口と対向する内
部に第2電動機で回転する回転軸を前記水平軸と平行に
設け、ホッパーの下方に傾斜起立する餌案内板をその上
端を中心に上下揺動自在に設けると共に、その下端を回
転軸に凭れ掛けた状態で支持し、前記回転軸に第1羽根
板と第2羽根板とを、その第1羽根板は開放口の上部を
閉鎖するように起立し、餌案内板とで餌受部を形成可能
に突設し、第2羽根板は下方に向かって突設し、箱体の
開放口より下部に回転軸を中心として円弧を描く底板を
設けたことを特徴とする。
【0007】また、第1電動機に給餌時間ごとにドラム
を複数回回転指令する第1制御回路を設け、第2電動機
にドラムが所定回数回転して餌受部に所用量の餌が供給
された後に所定角度回転指令し、所定時間の給餌終了後
に復動指令する第2制御回路を設けたものであったほう
が好ましい。
【0008】
【作用】本考案による自動給餌装置は予め設定した時刻
になると、第1制御回路によって第1電動機を作動し、
ドラムを回転させてドラム内に入った単位量の餌を餌案
内板と第1羽根板の間に落とし、餌案内板と第1羽根板
とで形成される餌受部に所用量溜るまでドラムを所定数
回転し、設定した所定量に達すると、第2制御回路によ
って第2電動機を作動し、回転軸が所定角度に達するま
で回転し、餌を底板上に運搬する。給餌して所定時間経
過後、再び第2制御回路を駆動し、第1、第2羽根板が
元の位置に達するまで回転軸を動かし、この際、食べ残
した餌を第2羽根板が内部に掻き込む。また、次の起動
時刻になると、上記と同様な動作を繰り返す。
【0009】
【実施例】本考案による自動給餌装置を図面に基づいて
詳細に説明する。箱体1の上面に開閉される蓋2を有
し、正面下方に開放口3を設け、箱体1内の上部に餌を
収容するホッパー4を備え、蓋2を取ってホッパー4内
に餌を投入することができ、ホッパー4下部に明けた吐
出口5の下部に断面がC字状のドラム6を水平軸7を中
心として回転自在に、且つホッパー4の吐出口5に接し
て設け、水平軸7を回転駆動する第1電動機8に連結し
てある。開放口3と対向する内部に回転軸9を水平軸7
と平行に設け、回転軸9を回転駆動する第2電動機10
を連結し、ホッパー4の下方に傾斜起立する餌案内板1
1を備え、この餌案内板11はその上端を中心に上下揺
動自在に軸支してあり、その下端を回転軸9に凭れ掛け
た状態で支持してある。また回転軸9に第1羽根板12
と第2羽根板13を固着してあって、第1羽根板12は
開放口3の上半分を閉鎖するように起立して突設し、こ
の第1羽根板12と餌案内板11とで餌受部14を形成
する。一方第2羽根板13は開放口3の下半分を閉鎖す
るように下方に向かって突設してある。このときの第1
羽根板12と第2羽根板13とがなす内角は120度〜
150度に形成してある。箱体1の開放口3より下部に
回転軸9を中心として円弧を描く底板15を設けたもの
で、第1、第2羽根板12,13が回転する際、それら
の先端が底板15に擦れないが、近接するように形成し
てある。
【0010】第1電動機8に、予め設定した給餌時間ご
とに餌受部14に所用量の餌が供給されるまでドラム6
を複数回回転指令する第1制御回路16を設け、第2電
動機10に、所用量の餌が供給された後に所定角度回転
指令し、且つ所定時間の給餌終了後に復動指令する第2
制御回路17を設けたものである。尚、第2電動機10
にはブザーを備えており、ブザー音を発してペットに給
餌時間であることを認識せしめるものである。
【0011】前記第1制御回路16は、ドラム6に設け
られたリミットスイッチ等でその回転数を計測し、第1
電動機8によってドラム6を、ドラムの回転数=所用量
÷ドラムの容量、を満たす回転数回転させるものであ
る。また、第2制御回路17は第1制御回路16の駆動
後に回転軸9を180度回転して餌を底板15上へ運搬
し、その後所定時間経過後、再び回転軸9を180度回
転するものである。
【0012】尚、餌は乾燥したものよりも少量の水分を
含んだもののほうが食べ易く、水平軸7を中空管状に形
成し、この水平軸7にドラム6内に連通する散水口19
を形成し、水平軸7の端にドラム6の円周上に延長する
管状の給水部材18を回転自在に設け、箱体1内に給水
管20を連結した水タンク21をドラム6とほぼ同じ高
さに設け、給水管20の端を前記給水部材18に連結し
たものであれば、ドラム6の回転毎に給水管20と給水
部材18との連結部分が上下し、水タンク21内の水面
との高低差によって、一定量づつ餌に散水して水分を含
んだ餌を給餌することができる。
【0013】前記第1制御回路16及び第2制御回路1
7は箱体1に設けられた制御盤22によって起動時刻設
定及び餌量設定をするものである。制御盤22は図3に
示すように正面に、表示パネル23、各時間設定スイッ
チ24及び各餌量設定スイッチ25を備えるものであ
る。前記時間設定スイッチ24はタイマーボタン(TI
M)、ノーマルボタン(NOR)、キャンセルボタン
(CAN)、セレクトボタン(SEL)、アラームボタ
ン(ALA)、アップボタン(UP)、ダウンボタン
(DOW)、アジャスタースイッチ(AJ)からなるも
ので、時刻設定時は図4に示すように、AJスイッチを
ONにし、TIMボタンを押し、表示パネル23に西暦
「1900」を点滅させ、UPボタン及びDOWボタン
で西暦設定し、SELボタンを押し、同様に月、日、時
間、分の順に設定し、NORボタンを押し、AJスイッ
チをOFFにする。起動時刻設定時は図5に示すよう
に、AJスイッチをONにし、ALAボタンを押すと表
示パネル23に「00時00分」と点滅する。UPボタ
ン及びDOWボタンで起動時刻を設定し、1日に例えば
2回乃至3回の起動時刻設定をする場合には、SELボ
タンを押して再び表示パネル23に「00時00分」を
点滅させ、繰り返しUPボタン及びDOWボタンで起動
時刻を設定し、NORボタンを押し、AJスイッチをO
FFにする。各餌量設定スイッチ25は1回に給餌され
る餌の量を設定するもので、例えばドラム6の容量を5
0グラムに形成し、100グラムから300グラムま
で、50グラム単位で5つの餌量設定スイッチ25を設
け、ペットの成長などに準応して適宜の餌量設定スイッ
チ25を押し上げて設定する。例えば1回に給餌される
餌の量が50グラムの場合は全ての餌量設定スイッチ2
5を下げておき、150グラムの場合は100グラムス
イッチと150グラムスイッチを押し上げ、300グラ
ムの場合は全ての餌量設定スイッチ25を押し上げて設
定する。
【0014】制御盤22で予め設定した起動時刻になる
と、図6に示す以下の動作を行う。初期状態はドラム6
が上を向いており、ドラム6内には餌が単位量入ってい
て、第1羽根板12が垂直に起立している(図6の
ア)。第1制御回路16によって第1電動機8を作動
し、ドラム6を回転させてドラム6内に入った単位量の
餌を餌案内板11と第1羽根板12とで形成する餌受部
14に落す(図6のイ)。餌受部14に予め設定した量
が溜るまで所定数回転する(図6のウ、エ、オ)。所定
量に達すると、第2制御回路17によって第2電動機1
0を作動し、第1羽根板12が180度回転するまで回
転軸9を動かし、餌受部14に溜めておいた餌を底板1
5上に運搬してペットに給餌する(図6のカ、キ)。ペ
ットが食べ終ると推定される所定時間(およそ4分から
10分)経過後に、再び第2制御回路17によって第2
電動機10を駆動して回転軸9が180度回転するまで
動かし、第2羽根板13が食べ残した餌を箱体1内部に
掻き込み(図6のク)、第2羽根板13が開放口3と箱
体1内部を遮断してペットが食べ残した餌を食べること
がないようにする。この際初期状態に戻る(図6の
ケ)。尚、食べ残した餌は受皿25に掻き込まれるよう
になっている。設定された次の時刻に達すると上記と同
様な動作を繰り返すものである。
【0015】
【考案の効果】本考案による自動給餌装置を使用すれ
ば、複雑な構造を要せず所定時間に所定量を給餌すると
共に、食べ残した餌をその都度一定時間経過後に第2羽
根板によって排除することができるので非常に衛生的で
ある。また、餌量をドラムの回転数によって設定するた
め、ペットの成長に順応して餌を増加する場合、ペット
が子供を生んだ場合、あるいはペットを増やす場合に
は、制御盤による簡単な操作によって、一回に給餌され
る餌の量を前記条件に応じて増減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による自動給餌装置の側面断面図であ
る。
【図2】本考案による自動給餌装置の一部切欠き正面図
である
【図3】制御盤の正面図である。
【図4】時刻設定時の手順説明図である。
【図5】起動時刻設定時の手順説明図である。
【図6】の(ア)〜(ケ)本考案による自動給餌装置の
一連の動作の説明図である。
【符号の説明】
1 箱体 3 開放口 4 ホッパー 5 吐出口 6 ドラム 7 水平軸 8 第1電動機 9 回転軸 10 第2電動機 11 餌案内板 12 第1羽根板 13 第2羽根板 14 餌受部 15 底板 16 第1制御回路 17 第2制御回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体(1)の正面下方に開放口(3)を
    設け、箱体(1)内上部にホッパー(4)を備え、該ホ
    ッパー(4)の吐出口(5)に断面C字状のドラム
    (6)を第1電動機(8)で回転する水平軸(7)を中
    心として回転自在に設け、箱体(1)の開放口(3)と
    対向する内部に第2電動機(10)で回転する回転軸
    (9)を前記水平軸(7)と平行に設け、ホッパー
    (4)の下方に傾斜起立する餌案内板(11)をその上
    端を中心に上下揺動自在に設けると共に、その下端を前
    記回転軸(9)に凭れ掛けた状態で支持し、回転軸
    (9)に第1羽根板(12)と第2羽根板(13)と
    を、第1羽根板(12)は開放口(3)の上部を閉鎖す
    るように起立し、餌案内板(11)とで餌受部(14)
    を形成可能に突設し、第2羽根板(13)は下方に向か
    って突設してあり、箱体(1)の開放口(3)より下部
    に回転軸(9)を中心として円弧を描く底板(15)を
    設けたことを特徴とする自動給餌装置。
  2. 【請求項2】 第1電動機(8)に給餌時間ごとにドラ
    ム(6)を複数回回転指令する第1制御回路(16)を
    設け、第2電動機(10)にドラムが所定回数回転して
    餌受部(14)に所用量の餌が供給された後に所定角度
    回転指令し、所定時間の給餌終了後に復動指令する第2
    制御回路(17)を設けていることを特徴とする請求項
    1に記載の自動給餌装置。
JP8148692U 1992-10-30 1992-10-30 自動給餌装置 Expired - Lifetime JPH0750922Y2 (ja)

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JP8148692U JPH0750922Y2 (ja) 1992-10-30 1992-10-30 自動給餌装置

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JPH0638503U JPH0638503U (ja) 1994-05-24
JPH0750922Y2 true JPH0750922Y2 (ja) 1995-11-22

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ID=13747739

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JP8148692U Expired - Lifetime JPH0750922Y2 (ja) 1992-10-30 1992-10-30 自動給餌装置

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JP2007530041A (ja) * 2004-03-22 2007-11-01 エム. ターナー,ロバート 動物給餌装置及び方法

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JPH0638503U (ja) 1994-05-24

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