JPH0750842B2 - 高周波結合器 - Google Patents
高周波結合器Info
- Publication number
- JPH0750842B2 JPH0750842B2 JP13691388A JP13691388A JPH0750842B2 JP H0750842 B2 JPH0750842 B2 JP H0750842B2 JP 13691388 A JP13691388 A JP 13691388A JP 13691388 A JP13691388 A JP 13691388A JP H0750842 B2 JPH0750842 B2 JP H0750842B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- insulator
- coupler
- high frequency
- frequency coupler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、VHF,UHF放送機の高周波結合器に関し、特に
結合度を可変することができる結合度可変型の高周波結
合器に関する。
結合度を可変することができる結合度可変型の高周波結
合器に関する。
〔従来の技術〕 従来の結合器の結合度可変方法について、3dB結合器の
例をとって説明する。第３図は3dB結合器の概略構造図
である。図で、第１の導体１及び第２の導体２は絶縁物
３及び絶縁物ネジ４により平行に固定され、外導体５の
内部に配置される。第４図は本3dB結合器の第１及び第
２導体の固定部分の拡大図である。
例をとって説明する。第３図は3dB結合器の概略構造図
である。図で、第１の導体１及び第２の導体２は絶縁物
３及び絶縁物ネジ４により平行に固定され、外導体５の
内部に配置される。第４図は本3dB結合器の第１及び第
２導体の固定部分の拡大図である。
上述した従来の結合器は第１及び第２の導体の間隔を0.
1mm単位で可変し、特定の周波数で所定の結合度を得る
様、調整したり、あるいは広帯域な特性とする為の結合
度可変調整が必要となっているので、その都度第４図に
示す如く、第１及び第２の導体にはさみ込む絶縁物３の
他に0.1mm程度の薄い絶縁物６を重ね、この絶縁物６の
枚数を可変することにより、結合度の可変調整を行って
いた。従来この絶縁物３及び６は弗素樹脂を使用し、第
１及び第２の導体1,2,絶縁物３及び６を貫通する固定ネ
ジ4,ナット７はスチロール樹脂等を使用していた。
1mm単位で可変し、特定の周波数で所定の結合度を得る
様、調整したり、あるいは広帯域な特性とする為の結合
度可変調整が必要となっているので、その都度第４図に
示す如く、第１及び第２の導体にはさみ込む絶縁物３の
他に0.1mm程度の薄い絶縁物６を重ね、この絶縁物６の
枚数を可変することにより、結合度の可変調整を行って
いた。従来この絶縁物３及び６は弗素樹脂を使用し、第
１及び第２の導体1,2,絶縁物３及び６を貫通する固定ネ
ジ4,ナット７はスチロール樹脂等を使用していた。
従ってこれらの結合度調整は分解、組立が何度も繰り返
さなければならず、調整時間を要する問題があった。
さなければならず、調整時間を要する問題があった。
本発明の高周波結合器の結合度可変機構は、第１の導体
と第２の導体間に、貫通穴のある絶縁物をはさみ込み、
第１及び第２の導体それぞれに設けた貫通穴を通して絶
縁体のネジ及びナットにより固定してなる結合器に於い
て、絶縁物として弾力性のある材料を使用し、また絶縁
物ネジ及びナットを強度がある材料で構成したことを特
徴としている。
と第２の導体間に、貫通穴のある絶縁物をはさみ込み、
第１及び第２の導体それぞれに設けた貫通穴を通して絶
縁体のネジ及びナットにより固定してなる結合器に於い
て、絶縁物として弾力性のある材料を使用し、また絶縁
物ネジ及びナットを強度がある材料で構成したことを特
徴としている。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例の断面図であり、第２図は調
整時の様子を示す図である。
整時の様子を示す図である。
図で第１の導体１及び第２の導体２は、弾力性のある絶
縁物３′（主に弗素樹脂）をはさんで、強度のある絶縁
物（例：ポリエーテルエーテルケント）ネジ４′及びナ
ット７′を使用する。前述の通り、結合度の可変は、第
１の導体１及び第２の導体２の間隔を可変することによ
り行う。
縁物３′（主に弗素樹脂）をはさんで、強度のある絶縁
物（例：ポリエーテルエーテルケント）ネジ４′及びナ
ット７′を使用する。前述の通り、結合度の可変は、第
１の導体１及び第２の導体２の間隔を可変することによ
り行う。
第２図は第１の導体１及び第２の導体２の間隔を狭くし
た状態を示し、弾力性のある絶縁物３′は、強度がある
絶縁物ネジ４′及びナット７′で締め付けられることに
より弾性変形し、第１の導体１及び第２の導体２の間隔
が狭められる。一例として絶縁物３′（弗素樹脂φ10mm
×長さ12mm），絶縁物ネジ４′，ナット７′（ポリエー
テルエーテルケント）の組合せでは導体1,2の間隔を12m
mから8mmまで連続的に可変することが可能である。
た状態を示し、弾力性のある絶縁物３′は、強度がある
絶縁物ネジ４′及びナット７′で締め付けられることに
より弾性変形し、第１の導体１及び第２の導体２の間隔
が狭められる。一例として絶縁物３′（弗素樹脂φ10mm
×長さ12mm），絶縁物ネジ４′，ナット７′（ポリエー
テルエーテルケント）の組合せでは導体1,2の間隔を12m
mから8mmまで連続的に可変することが可能である。
以上説明したように本発明によれば挟み込む絶縁物とし
ては弾力性のある材料を使用し、絶縁物ネジ及びナット
は強度がある材料を使用することにより、このネジ及び
ナットを締め付け、もしくは、緩めることにより、結合
器の導体間隔を連続的に変化させることができるため、
簡単な構造により結合度を容易に可変することができ
る。
ては弾力性のある材料を使用し、絶縁物ネジ及びナット
は強度がある材料を使用することにより、このネジ及び
ナットを締め付け、もしくは、緩めることにより、結合
器の導体間隔を連続的に変化させることができるため、
簡単な構造により結合度を容易に可変することができ
る。
第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図は第１図の
構成で調整時の一例を示す図、第３図は3dB結合器の概
略図を示す図、第４図は従来例を示す図。 1,2……第１及び第２の導体、3,3′……絶縁物、4,4′
……ネジ、５……外導体、６……間隔調整用絶縁物、7,
7′……ナット。
構成で調整時の一例を示す図、第３図は3dB結合器の概
略図を示す図、第４図は従来例を示す図。 1,2……第１及び第２の導体、3,3′……絶縁物、4,4′
……ネジ、５……外導体、６……間隔調整用絶縁物、7,
7′……ナット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 哲 東京都港区西新橋３丁目20番４号 日本電 気エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 渡邊 勇一 東京都港区西新橋３丁目20番４号 日本電 気エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−269501（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−61403（ＪＰ，Ａ) 実開 昭50−31843（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】第１の導体と第２の導体とを平行に配置
し、第１の導体と第２の導体間に、貫通穴のある第１の
絶縁物をはさみ込み、第１及び第２の導体それぞれに設
けた貫通穴を通して第２の絶縁物ネジ及びナットにより
固定してなる高周波結合器に於いて、第１の絶縁物とし
て弾力性のある材料を使用し、第２の絶縁物ネジ及びナ
ットは、第１の絶縁物に比較して、強度がある材料を使
用したことを特徴とする高周波結合器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13691388A JPH0750842B2 (ja) | 1988-06-02 | 1988-06-02 | 高周波結合器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13691388A JPH0750842B2 (ja) | 1988-06-02 | 1988-06-02 | 高周波結合器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01305605A JPH01305605A (ja) | 1989-12-08 |
| JPH0750842B2 true JPH0750842B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=15186502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13691388A Expired - Fee Related JPH0750842B2 (ja) | 1988-06-02 | 1988-06-02 | 高周波結合器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750842B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10342611A1 (de) * | 2003-09-12 | 2005-04-14 | Hüttinger Elektronik Gmbh + Co. Kg | 90° Hybrid zum Splitten oder Zusammenführen von Hochfrequenzleistung |
| EP1791212B1 (en) * | 2005-11-28 | 2009-07-15 | Panasonic Corporation | Microwave filters including a capacitive coupling element |
-
1988
- 1988-06-02 JP JP13691388A patent/JPH0750842B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01305605A (ja) | 1989-12-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6531951B2 (en) | Force sensor | |
| US5465480A (en) | Method of manufacturing a gating grid | |
| US4375622A (en) | Multiport radio frequency signal combiner | |
| US4371845A (en) | Modular microwave power divider-amplifier-combiner | |
| CA2373941A1 (en) | Loop antenna with at least two resonant frequencies | |
| GB2159334A (en) | Method of manufacturing a conical spiral antenna | |
| JPH0750842B2 (ja) | 高周波結合器 | |
| US3094677A (en) | Strip line wave guide coupler | |
| US2757344A (en) | Tuner | |
| US3089142A (en) | Artificial dielectric polarizer | |
| USRE27693E (en) | Variable piezoelectric delay line | |
| JPH05243804A (ja) | マイクロストリップライン | |
| US2367693A (en) | Impedance adjuster | |
| US3215958A (en) | Adjustable microwave attenuator having broad-band frequency compensation | |
| JPH07183724A (ja) | 成形ビームアンテナ | |
| US2715681A (en) | Tuner for ultra high frequencies | |
| US3177451A (en) | Broad band time delay network having flexible ground plane between coil form and delay helix wound thereon | |
| JPH04167703A (ja) | ディレイライン | |
| CN208955189U (zh) | 天线结构 | |
| JP2001251103A (ja) | 間隔調整マニホルドを有するマイクロ波マルチプレクサ | |
| JPS58131802A (ja) | 帯域通過ろ波器 | |
| JP3180550B2 (ja) | 表面実装型アンテナ | |
| JPS63174411A (ja) | 平面アンテナ | |
| JPH02111099A (ja) | 電波吸収体 | |
| JPS6115601Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |