JPH07508396A - ガス管通気安全装置 - Google Patents

ガス管通気安全装置

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JPH07508396A JP6502652A JP50265294A JPH07508396A JP H07508396 A JPH07508396 A JP H07508396A JP 6502652 A JP6502652 A JP 6502652A JP 50265294 A JP50265294 A JP 50265294A JP H07508396 A JPH07508396 A JP H07508396A
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デバウト、クリスチャン・アーサー・マリー−ルイス
カリー、ウィリアム・ジョゼフ
ジェサップ、キンバリー・アン
フィエン、ケネス・ジェイムズ
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レイケム・コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ガス管通気安全装置 発明の背景 本発明は、通信産業に関し、より詳細にはガス管保護器のためのバックアップ装 置に関する。ガス管保護器は、通信装置を雷の高電圧パルスによる電気干渉また は損害から通信装置を保護するために用いる。管の中に含まれるガスは、高電圧 でイオン化し、そのようなパルスを地面へそらす。また、管は、たとえば偶発的 な電力線の交差から生じる連続的な大電流過負荷が存在すると、制限された持続 したイオン化を維持する。イオン化可能なガスが管から出て行く肴な場合にその ような管の性能を保証するために、そして、持続した過電流条件における過熱故 障の場合に保護をするために、よく用いられる産業上の慣例では、基本的なガス 管保護器とともに、いわゆる「通気安全(vent−safe)J機構と「フェ ールセーフ」機構が必要である。(「通気安全」という用語は、一般に、ガスが 「通気」するならばすなわちガスカ吠気に失われるならば、バックアップ過電圧 保護をいう。「フェールセーフ」という用語は、文字どおりとれば次の含蓄を覆 い隠しているけれども、一般に、熱的過負荷保護をいう。)フェールセーフ保護 は、一般に、溶融可能な金属材料またはプラスチック材料により与えられ、この 材料は、電流過負荷からのエネルギにより加熱されるとき、負けて、バイアスさ れた短絡部材になり、ガス管での永久的な電流シャントを生じる。通気安全保護 は、通常、装置の外部構造における空気間隙により与えられる。この空気間隙の 寸法は、ガス管自体の規定の点火(firing)ポテンシャルをがなり越えた 点火ポテンシャルを必要とするように、注意深く定めるので、適正に機能するガ ス管において、空気間隙が点火することは防止される。過電圧パルスは、通常は 適正に機能するガス管を通って害をせずに点火するが、空気間隙を損傷するかも しれないので、このことは重要である(これは安全バックアップとしてのみを意 図する)。そのような空気間隙は、典型的には、ガス間隙の点火電圧の設計値の 約2倍で点火するように設計される。そのような装置の1例は、たとえば、米国 特許第4.212.047号(Napiorkowskis 1980年7月8 日発行)に見い出される。
残念ながら、空気間隙通気安全方式は、非現実的であることがわかった。通信設 備は、手入れや保守なしに、数十年の間、使用可能であるように意図される。
理解されるように、環境条件は、そのような長期間において、しばしば、空気間 隙の電気特性を不安定にさせる。たとえば、バックアップ空気間隙への湿気の侵 入は、放電電圧レベルを低下し、最後には低電圧レベルでの短絡を生じる。信号 伝導体と地面との間の絶縁抵抗は、劣化し、ネットワークの正常な性能を妨げる 。
腐食は、短絡を生じることがあり、機構の腐食破壊を起こす。空気間隙の点火電 圧が減少すると、間隙は2次的な放電経路から1次的な放電経路へ変わる。こう して、通信ネットワークの正しい性能が損なわれる。これらの効果は、空気間隙 が環境に直接にさらされているときに最も著しく、季節的および毎日の環境効果 をこうむり、さらに、空気汚染、昆虫集中などにより悪影響をうける。たとえば 装置を封入した容器内に位置させるなどにより空気間隙を環境から分離するよう に努力したとしても、長年の間に湿気がしばしば空気間隙の中に入ってくる。
この問題を解決する以前の取り組みでは、内部の通常はガスを封入した空間がガ スの通気の際に空気間隙として作用するように形状を設計することがある。しか し、製造者は、そのような装置に要求される狭い許容誤差に合わせるという問題 にぶつかった。他のアプローチでは、空気間隙それ自体の性質制御と許容誤差( 膜厚、膜の切断性、空気間隙の直径、防湿被覆など)が改善される。これは、こ れらの既に複雑な装置の価格と製造困難性を増加するが、湿度の影響には侵され やすいままである。同様に、カプセル化の努力は、ワックス、ボッティング化合 物、コンフォーマル被覆、カプセル化材、ゲルなどくすべて、空気間隙の中に侵 入または移動し放電電圧レベルを変化する傾向がある)を用いても、不成功であ った。
したがって、ガス管通気安全装置としては、現存する空気間隙通気安全機構の代 わりにただちにかつ安価に利用でき、カリ、保守をしなくても長期間にわたつて 環境に対して信頼性高く安全であるように改善することが要望されてきている。
好ましくは、この通気安全装置は、また、機能的に、最新の環境に対する封入や ゲルカプセル化などのカプセル化技術に適合しこれらの技術における進歩を取り 入れ、ガス管の全体の組み立ての環境との分離を改善するものでなければならな い。
発明の概要 簡単にまとめれば、本発明は、ガス管保護器に対する新規で改善した通気安全機 構により上記の要求と目的を実現するものである。この通気安全機構において、 空気間隙は、非線形抵抗性質を有する固体材料の層で置き換えられた。好ましい 実施例では、固体で、カーボンブラックで充填したポリカーボネートを基にした 押出等級(extrusion grade)の化合物が用いられる。この膜は 、約0.001から約0.010インチ以上の、好ましくはO,OO2〜0.0 05インチの厚さを有する。膜は、非電気伝導性であり、2つの電極の間に置か れたとき、109オームより大きい絶縁抵抗を有する。膜の降伏電圧(V、)は 、600ボルトより大きく、1000ボルトより小さく、希望するならば、狭い 幅(たとえば800<Vs<850ボルト、または、ガス管の降伏電圧の設計値 のおよそ2倍)に制御できる。(放電が膜を通って点火したとき、引き続いて起 こる降伏電圧はより低くなる傾向がある。)最初の降伏電圧は、カプセル化材料 (たとえばシリコーンゲル)との接触に太いには依存しない。膜が薄い(1〜5 ミル)絶縁膜であるので、たとえば上記の米国特許第4.212,047号に記 載されたような設計における溶融可能な絶縁プラスチック膜とただちに置換でき る。極端な環境安定性(水に浸したときでさえ、膜の降伏電圧と絶縁性は大きく は変化しない)に加えて、本発明は、ガス管通気安全構造における正確な穴の形 成とその正確な位置の必要を省くことにより、製造の許容誤差と手順とを大きく 改善し単純にする。好ましいプラスチック材料は、高い熱歪(deflecti on)温度を有するので(ASTM D648)、製造時に熱にさらしたときに 起こりうる変形を防止し、応力と温度のサイクルの下でのクリープが小さい。
本発明の主な特徴は、放電機構それ自体を処理することである。充填した高分子 膜は、静電気の放電のための他の技術分野(たとえば、小さなパーソナルコンピ ュータにおいて静電気を放電するために用いられる)において用いられている。
たとえば、米国特許第4.977.357号(Shrier、1990年12月 11日発行)と同第5.068.634号(Shrier、1991年11月2 6日発行)参照。しかし、これらは、装置が多くの放電の後でも信頼しうる反復 可能性を備えるように設計されている場合であり、低エネルギでの用途に用いら れていた。すなわち、その性能は、非破壊的でなければならなかった。本発明の 主な特徴と、重要な新規な特徴は、本装置がそれ自体破壊的であるように作用す ることの実現と可能性である。これを本発明の特徴とすることにより(本装置は 、通常は点火を予想しないバックアップ装置なので、このことは許容できる)、 本発明は、たとえば雷パルスにより生じるような、大きなエネルギを有する高電 圧パルスを取り扱い、放電できる。対照的に、他の技術分野における従来の装置 は、そのようなインパルスを処理できるとは考えられていなかった。これは重要 な含蓄である。実際の放電機構は、プラスチック膜が伝導を開始したときにプラ スチック膜を通って形成する高エネルギの電気パルスのプラズマである。このプ ラズマは、地面へのほとんど直接の短絡を生じ、これは、通信保護装置における 効果的な保護を必要とし、通常のガス管の性能をぴったりまねる。このプラズマ により誘起された電気伝導度の突然の増加(すなわち抵抗の減少)は、非破壊性 の静的負荷の状況(先に述べたように、他の技術では同様な膜が用いられている )ではみられない程度の電圧低下(foldback)効果を与える。
このことは、本発明の別の効果的な特徴へ導く。他の好ましい実施例では、通気 安全間隙(および好ましくはガス管の全体の装置)は、環境に対し封じるゲルの 中においてカプセル化される。ゲル中にカプセル化されたそのような通信端末( ただし、本発明の通気安全機構を備えない)は、たとえば、本発明の被譲渡人に 譲渡された米国特許出願節776.501号(Baum他、1991年11月1 1日出願)に開示されている。この出願の開示は、全目的に対しこの引用により ここに組み込まれる。こうして環境に対して封じられたとき、ゲルカプセル化材 は、環境汚染から通気安全機構をうまく保護し、プラズマ放電の領域から酸素を 除き、熱シンクとして作用する。このゲルでカプセル化したプラズマ放電は、回 りの材料の劣化を減少し、燃焼を防止し、熱エネルギを局所的な熱い箇所から取 り去る。
したがって、本発明の目的は、通信ガス管保護器のための通気安全保護を提供す る新規で改善した方法と装置を提供することであり、より詳細には、ガス管保護 器の1つの端子への電気結合のための第1電極、ガス管保護器の他の端子への電 気結合のための第2電極、および、上記の2つの電極を分離する非気体の非線形 抵抗材料とからなり、この非線形抵抗材料は、上記の電極の間の電気ポテンシャ ルが所定の降伏電圧V、より小さいときに実質的に非電気伝導的であり、上記の 電気ポテンシャルが所定の降伏電圧V、より大きいときに実質的に電気伝導的で あり、電気伝導的になった後で電極間のプラズマ放電を支えて、上記の電極間の 電気伝導度の突然の増加をもたらして、ガス管保護器の低下挙動に機能的に似た プラズマ電圧低下を伴って高エネルギポテンシャルを放電する。ここで、上記の 所定の降伏電圧V、は、少なくとも上記の非線形抵抗材料を通る最初の放電の前 にガス管保護器の降伏電圧の設計値より大きくてもよい。また、上記の非線形抵 抗材料は、さらに、高分子、および、この高分子の中に分散した粒子状電気伝導 性充填物からなる組成物からなる固体の充填した高分子膜からなっていてもよい 。
また、上記の高分子膜は、実質的にO,OO1〜0.010インチ、好ましくは 0゜002〜O,OO5インチの厚さを有する、カーボンブラックで充填したポ リカーボネートを基にした押出等級の化合物からなっていてもよい。また、上記 の粒子状電気伝導性充填物は、カーボンブラックであり、このカーボンブラック 充填物の大部分(90%)の1次寸法は、30〜60nmの範囲にあり、カーボ ンブラックの全量は、重量で全組成物の30〜35%であっていてもよい。また 、さらに、上記の電極と上記の非線形抵抗材料とを環境の汚染から保護するため 、プラズマ放電から酸素を除くため、そして、局所的な熱い箇所から熱エネルギ を取り出す熱シンクとして作用するために、上記の電極と上記の非線形抵抗材料 を環境に対しカプセル化するカプセル化材からなっていてもよい。また、上記の カプセル化材は上記の非線形抵抗材料に対して化学的に不活性であってもよい。
また、上記のカプセル化材はさらにゲルを有していてもよい。また、さらに、上 記の保護器上の第3端子への結合のための第3電極を備えていてもよい。また、 上記の2つの電極の少なくとも1つの少なくとも1部は、他方の電極から、少な くとも部分的に、離れる方向へ曲げられていてもよい。ここで、上記の目的は、 安価で、複雑でなく、耐久性があり、多用途で、信頼性の高い方法と装置として 達成でき、これは、製造が安価であり、通信保護蓋回路における最も広い有り得 る用途に直ちに適する。
本発明のこれらおよび他の目的と効果は、以下の説明、添付した図面、および、 添付した請求の範囲から明らかである。
図面の簡単な説明 第1図は、1対の通信線に組み込まれた典型的な3端子気体放電管を図式的に示 す図である。
第2図は、第1図の回路において使用されるようなガス管の断面図である。
第3図は、空気間隙型の通気安全装置を備えた従来のガス管を示す。
第4図は、第3図に示したような空気間隙通気安全装置の挙動を示し、そこに、 空気間隙の降伏電圧への水と油の効果を示す。
第5図は、ガス管保護器とともに、本発明による通気安全装置のいくらか図式的 な破断図である。
第6図は、第5図に示した組立物のわずかに破断した端面図である。
第7図は、第5図と第6図に示した接地電極/膜保持器の詳細である。
第8図は、ガス管に組み立てられた第5図と第6図に示した通気安全装置を示す 、第2図と同様な断面図である。
第9図は、通気安全装置がガス管から分離され電気的に結合されている本発明の 他の実施例を示す。
第10図は、第5図〜第8図のガス管と通気安全装置がゲル中にカプセル化され ている本発明の他の実施例を示す。
第11図〜第13図は、本発明において使用される種類の、異なっh厚さの非線 形抵抗膜のIV左カーブ示す。
第14図は、第5図〜第8図により構成され、市販の3端子ガス管通気安全装置 の空気間隙の代替物として使用されるガス管通気安全装置のためのIV左カーブ 示す。
第15図は、さらに伝導性の膜に対するIV左カーブ示す。
第16図は、押出された市販の膜に対するIV左カーブ示す。
第17図〜第19図は、電流負荷の関数としての第16図の膜の電気インパルス 降伏挙動を示す。
好ましい実施例の説明 図面を参照して、以下に、新規で改善した通信システム用ガス管通気安全の方法 および装置を説明する。第1図は、通信線15にガス管12を組み込んだ典型的 な通信回路10を図式的に示す。ガス管保護器12は、通信回路10のチップ側 とリング側への接続のための端の端子16.17(第2図)を備える。ガス管保 護器12の本体は、セラミックシェル19(第2図)である。ガス管12の内部 は、イオン化可能な気体20を含み、この気体20は350〜450ボルトなど のあらかじめ決定したポテンシャル設計値でイオン化して、第4図に示すように 、放電プラズマを形成する。
第3図は、典型的な従来の空気間隙通気安全装置25を示す。この装置25にお ける端の端子26.27は、また、空気間隙通気安全の作動のための電極として も機能する。端の端子/電極26.27の各々は、穴(複数)29をあけた非電 気伝導性膜28を備え、この膜28は、電極26.27を接地電極3oがら隔て る。接地電極30は、ガス管12の中心接地端子31に接続される。既に指摘し たように、そのような空気間隙通気安全機構は、よく知られている。
第4図は、ガス管の典型的な降伏電圧Va(通常は350〜450ボルト)と、 空気間隙通気安全システム25の対応する降伏電圧とを示す。第4図において右 と左を向く矢印で示すように、穴29に侵入する水は、空気間隙通気安全装置の 降伏電圧を低下し、また、油は増加する。こうして、環境汚染、湿気、昆虫の群 集などの有害な効果は、空気間隙通気安全装置25に、ガス管の電圧に比較しう る電圧で点火を開始させる。これは、事実上、システムの故障である。他方、た とえばゲルカプセル化により環境効果から穴29を封じる本発明者の努力は、必 然的に、穴29へのゲルからのオイルのもれを生じた。これは、逆に、降伏電圧 を仕様の設計限界を越えて上昇する。
第5図〜第8図に示すガス管通気安全装置40は、これらの従来技術の限界を克 服する。特に、絶縁膜45は、固体であり、穴があけられていない。このため、 絶縁膜45は、環境汚染に対して影響されない。同様に、本装置の降伏電圧の設 計値を変えることなく、絶縁膜45は、ゲル中におけるように、直ちにカプセル 化できる。カプセル化剤50は、絶縁膜45に対して化学的に不活性な材料から 選択される。たとえば、絶縁膜がポリカーボネートであるとき、シリコーンゲル が適当であろう。
第5図〜第8図に示される好ましい実施例において、ガス管12の端の端子16 .17は、また、通気安全装置40のための電極として機能する。接地電極55 が、絶縁膜45の電極16.17に反対の側に設けられ、ガス管12上の接地端 子18に接続される。電界は、降伏の前と降伏の間に、接地電極55と対向する ガス管電極16.17との間に膜材料45を通って生じるが、通気安全性能は、 支持用の接地電極/膜保持器55(第7図)を、この電界の制御した一様性を生 じるような妥当な形状に設計することにより、さらに改善される。もしこの観点 に特別な注意が払われないならば、VBが大きく相違する可能性がある。たとえ ば、ある通気安全設計において、鋭い端の不連続が、スタンピング加工をした金 属部分で起こり、制御できない電界の非一様性を生じる。空気間隙設計における スペーサー材料の厚さ、および/または、あけた穴の直径などの他のパラメータ かしっかりと制御されるときでさえ、不適当な設計の電極材料の端のわずかな製 造の差か許容できないV8の相違を生じる可能性がある。その結果、本発明の好 ましい実施例は、性能をさらに改善するために、(膜材料に加えて)そのような 幾何学的設計を組み込む。第7図において、接地電極55の終端は、対向するガ ス管電極から58で部分的に上方へ曲げられる。これは、ガス管電極の曲がった 表面から、接地電極55の鋭い端での不連続を取り去り、端の近くでの局所的な 電界増大を減少し、対向する電極の極小の分離距離で清らがな曲がった電極表面 を生じる。また、これは、極端な許容限度の制約を無くして、この部分の製造を 簡単にするとともに、制御された反復可能な電界一様性を実現して性能を改善す る。
ガス管通気安全装置40は、また、端子16.17と電気的に接続される別の電 極を備えてもよく、そのような別の電極は、また、非線形抵抗膜45の接地電極 と反対の側に位置される。第9図に示すそのような他のガス管通気安全装置60 は、それぞれガス管の端の端子16.17に接続するための電極61.62と、 ガス管接地端子18に接続するための接地電極63とを備える。電極61.62 は、装置40と同様な形で、接地電極63から、(膜45と同じである)膜65 により分離される。
前に示したように、第10図は、環境に対し封じるゲル50中にカプセル化され るガス管通気安全装置40を示す。このゲルカプセル化剤は、装置4oを環境汚 染から保護するだけでなく、プラズマ放電の領域から酸素を排除し、(熱シンク として作用して)熱をそこから運び去る。これは、周囲の材料の劣化を実質的に 減少し、燃焼を防止し、局所的な熱い箇所を減衰する。そのようなゲルは、好ま しくは、膜材料に対して化学的に不活性な材料から選択される。また、ゲル材料 を適当に選択すると、ゲル中の油充填材が損傷領域における膜の方へ移動するに つれ、プラズマ放電の損傷領域における膜45の徐々の部分的な「回復」を促進 できる。
非線形抵抗膜45.65は、電極間の電気ポテンシャルが希望の降伏電圧v1よ り小さいときに実質的に非電気伝導性の材料から選択される。したがって、この 抵抗膜は、その状態で非電気伝導性であり、10’Ωより大きな絶縁抵抗を有す る。好ましくは、通信装置のために、降伏電圧V、は、600ボルトより大きく 、1000ボルトより小さく、特に800〜850ボルトの近傍である。
適当な非線形抵抗膜を分析し開発するときに、非電気伝導性のマトリクス中での 小さな電気伝導性粒子(たとえば高分子中のカーボンブラック)の均一な分散に より、上昇する電界の均一な分布が得られることが見出された。これは、次に、 固体材料を通してのさらに制御可能な高電圧放電を生じる。非線形抵抗膜は、す でに、高電圧用途の突然の転移での電気応力浪責層として使用されている。
適当な非線形抵抗材料は、高分子と、この高分子中に分散される電気伝導性粒子 充填材とを含む組成物から作成される。使用時での10’Ω・cmより大きな絶 縁抵抗を達成するために、抵抗材料は、少なくとも1×10sΩ・cm、好まし くは少なくともlXl0’Ω・cm、特に少なくともlXl0”Ω・cmの抵抗 率を有する。使用される高分子の種類は、製造の容易さ、最大使用温度、化学抵 抗などの他の性質と同様に、使用する抵抗材料の希望の物理的性質、電気伝導性 粒子充填材の種類、及び、予期される使用条件に依存する。特に使用できる高分 子は、たとえば押出、カレンダー操作、成形(casting)または圧縮成形 (molding)により、比較的薄い膜(たとえば0.001〜0.010イ ンチ(0,025〜0.25mm)、好ましくは0.002〜0.005インチ (0,05〜0.13mm)’Iに形成できる高分子である。特に好ましい高分 子は、ポリカーボネートを含む。
高分子中に分散される電気伝導性粒子充填材は、たとえば、10−1Ω・cmよ り小さい抵抗率、好ましくは10−2Ω・cmより小さい抵抗率、特に好ましく は10−3Ω・cmより小さい抵抗率を有する材料である。使用されるこれらの 粒子充填材の中には、カーボンブラック、グラファイト、金属、金属酸化物また は絶縁材料(ガラスまたはセラミック粒子)の少なくとも1部に被覆できる他の 材料が含まれる。
1つの型の粒子充填材が使用でき、または、2以上の異なった充填材の混合物ま たは同じ充填材の2以上の異なった大きさまたは型の混合物からなる。一般に、 本発明において使用に適した電気伝導性粒子充填材の平均粒子径、すなわち1次 (primary)粒子径は、1μmより小さく、好ましくは0.5μmより小 さく、特に好ましくは0.1μmより小さく、たとえば0.01〜0.09μm である。いくつかの組成において、好ましくは、粒子充填材の粒子の大部分、す なわち、少なくとも50%、好ましくは少なくとも60%、特に好ましくは少な くとも70%、特別に好ましくは少なくとも80%が、0,01〜0.009μ m3好ましくは0゜02〜0.008μm、特に好ましくは0.03〜0.07 μmの平均粒子径を有する。もし粒子が溶融し、すなわち、カーボンブラックの ように、集合体の形で関連するならば、好ましくは、集合体の径は、5μmより 小さく、好ましくは3μmより小さく、特に好ましくは2μmより小さく、たと えば1μmより小さい。
電気伝導性の粒子充填材の型およびその構造、粒子径、密度および伝導度に依存 して、抵抗材料における電気伝導性粒子充填材の量は、全組成の5〜70重量% 、好ましくは10〜50重量%、特に好ましくは15〜45重量%、特別に好ま しくは20〜40重量%である。電気伝導性粒子充填材がカーボンブラックであ るとき、その量は、しばしば全組成の20〜40重量%であり、特に好ましくは 25から35重量%であり、特別に好ましくはは30〜35重量%である。
上述の基準は、LNPエンジニアリングプラスチック社(ペンシルバニア州エク ストン)から商品名”3tat−Kon“とじて市販されている非線形抵抗材料 膜材料を用いた実験において得られた。1つの適当な材料は、5tat−Kon DX7すなわちカーボンブラックを充填したポリカーボネートを基にした10’ (]0E7)Ωecmと1012Ω・cIllの間の体積抵抗率を有する押出等 級(extrusiongrade)化合物であった。膜は、10ミルの厚さで 得られ、電極分離としてこの膜厚を用いて直流250Vで107Ωの絶縁抵抗が 測定された。実際、膜の上の2つの電極のどの位置でも、同じ絶縁の読みがいつ も得られた。より薄い膜が、この10ミルの厚さの膜をホットプレスで2.5〜 4.0ミルに圧縮することにより得られた。絶縁抵抗は、上述のように測定する と、101茸Ωを越えた。
試験として、これらの2.5〜4:0ミルの厚さの膜が、市販の3端子ガス管を 一体化した通気安全/フェールセーフ保護器の金属ばね端子/接触付属品の間に 挿入され、Bellcore社のTR−TSY−000073により性能が試験 された。このBellcore社の仕様は、ここでの引用により全目的のために 本明細書に組み込まれる。この装置において使用された絶縁抵抗は、膜について だけで前に測定されたとき高レベルにとどまり、通気安全ガス管保護器の(薄膜 を通っての)チップから地面までの降伏電圧またはリングから地面までの降伏電 圧は、シリコーンゲル中であるか否かによらず、700〜900ボルトに変化し た。しかし、ゲルのカプセル化は、燃焼に必要な酸素源を実質的に減少し、これ は、伝熱媒体として作用し、局所的な熱いスポットから熱エネルギを効果的に取 り去る。こうして、この高エネルギ伝達の間での滑らかで安全な作動が確保され 、回りの材料(ゲルでカプセル化したプラズマ放電)の劣化を減少する。シリコ ーン中にカプセル化したとき、電力交差試験(LA、100OV、60Hz)の 間に、フェールセーフの機械的ばね機構との干渉は生じず、目に見えるスパーク や材料の劣化なしに、均一な加熱が起こり、金属ばねは、溶融しているポリカー ボネート膜を通って動き金属と金属の接触を形成し、電流を地面へ流す。
第11図、第12図および第13図は、異なった厚さの5tat−Kon DX 7膜についてのIV左カーブ示す。5tat−Kon DX7型の材料の興味が あり非常に有用な特徴は、降伏電圧のレベルが、(空気間隙と比較したとき)膜 厚に比較的依存しないことであり、絶縁抵抗が高レベルにとどまることであり、 約3ミルの薄い膜についてトリガ電流がマイクロアンペアの範囲にあることであ る。第14図は、市販の3端子ガス管通気安全装置の空気間隙のための代替物と しての2.5ミルに圧縮した5tat−Kon DX7膜のIV左カーブ示す。
第15図は、電気伝導性のより高い15ミルのSta t−Kon DX3膜( 103〜106Ω・cmの抵抗率)についてのTV左カーブ示す。約lXl0’ Ωの絶縁抵抗を有するので、DX3膜は、電話回路の用途に対し、より好ましく はない。
薄膜の圧縮が膜厚と電気的パラメータとに関して矛盾を生じるとき、薄膜の押出 は、30〜32%のカーボンブラックを有するポリカーボネートを基にした化合 物を用いて追跡された。使用されたカーボンブラックは、多くは75nm以下の 1次粒子径を有し、集合体粒子のサイズは、0.5μmを中心に分布した。その ような膜の1例は、S t a t−Kon DX9材料(109〜1012Ω ”cmの抵抗率)であった。第16図は、この材料について典型的なIV左カー ブ示す。第17図から第19図は、この材料についての電流負荷の関数として電 気的インパルス降伏挙動を示す。試験的な押出からの単独の試料の材料分析は、 この材料が30〜35重量%、0.030〜0.060Ωmの粒子径のカーボン ブラック、65〜70重量%のビスフェニル−A−ポリカーボネート、および、 1〜3重量%の充填材からなることを示した。
したがって、理解されるように、本発明は、多数の効果を与える。第1に、本発 明は、通信ガス管保護器のための環境に対して安定な装置を提供する。通常の空 気間隙を除去することにより、特に(ゲル中などに)カプセル化するときに、降 伏電圧VBは、非常に長い期間にわたって信頼性高く安定である。ガス管が故障 し、本発明がその位置で点火すると、もちろん、これは、放電の領域で膜45を 損傷する。したがって、これまでは、大電流を故障無く繰り返して流すそのよう な非線形性抵抗膜の不活性さは、越えることができない障壁としてみられていた 。しかし、本発明が教えるように、通常の条件では本発明の通気安全装置は点火 しないので、本装置は、ガス管12が故障したときは取り換えられるように意図 される。実際、もし膜の炭化が低抵抗の経路を残すならば、故障したガス管を同 定するのに役立つので、これは、実際に効果的であるかもしれない。いいかえれ ば、この技術において、反復可能性は、性能と環境に対する安定性のために犠牲 にできる。これは、従来は利用できなかった大きな概念的で機能的な技術的突破 である。
もちろん、当業者は、この開示を読んだときに、本発明の種々の変形を行うであ ろう。たとえば、好ましい実施例で使用した充填したポリカーボネート膜に似た 電気特性を有する他の非線形性材料が、適当であると分かるかもしれない。これ は、たとえば、所望の電気的性質を有する適当なゲルなどの、ガスでないが必ず しも固体でない材料を含む。他の変形では、本発明は、2素子のガス管を用いて 使用でき、通気安全装置それ自体の上での2電極のみを必要とする。
したがって、ここに説明した方法と装置の形状は、本発明の好ましい実施例を構 成する。理解されるように、本発明は、これらの方法と装置の形状そのものに限 定されず、本発明の範囲から離れることなしに変形が可能である。
第1図 す)フ“ FIG、2 ム′s 3 +/1 1毛東技征1 第4図 旧 FIG、7 FIG、9 第10図 50 ;へ1シ+I IA V (+↑Jルトン xEO 第1z図 IE−114 第13図 IE−11士 第1斗図 IE−6 ■ (ホ1しトン xEO 盲′シ15図 h、160 第17図 第18し1 第19図 v ■ フロントページの続き (72)発明者 カリ−、ウィリアム・ジョゼフアメリカ合衆国 27502  ノース・カロライナ、アペックス、オーク・ストリート1804番 (72)発明者 ジェサップ、キンバリー・アンアメリカ合衆国 27606  ノース・カロライナ、ラレイ、ウォルナット・クリーク・パークウェイ 331 0工ル番 (72)発明者 フィエン、ケネス・ジェイムズアメリカ合衆国 27511  ノース・カロライナ、カリ−、ビーコン・コープ・ドライブ 101番

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a)ガス管保護器の1つの端子への電気結合のための第1電極、b)ガス管 保護器の他方の端子への電気結合のための第2電極、c)上記の2つの電極を分 離する非気体の非線形抵抗材料とからなり、この非線形抵抗材料は、上記の電極 の間の電気ポテンシャルが所定の降伏電圧VBより小さいときに実質的に非電気 伝導的であり、上記の電気ポテンシャルが所定の降伏電圧VBより大きいときに 実質的に電気伝導的であり、電気伝導的になった後で電極間のプラズマ放電を支 えて、上記の電極間の電気伝導度の突然の増加をもたらして、ガス管保護器の低 下挙動に機能的に似たプラズマ電圧低下を伴って高エネルギポテンシャルを放電 する、通信ガス管保護器用の通気安全装置。
  2. 2.請求項1に記載した通気安全装置において、上記の所定の降伏電圧VBは、 少なくとも上記の非線形抵抗材料を通る最初の放電の前にガス管保護器の降伏電 圧の設計値より大きい通気安全装置。
  3. 3.請求項1に記載した通気安全装置において、上記の非線形抵抗材料は、さら に、高分子、および、この高分子の中に分散した粒子状電気伝導性充填物からな る組成物からなる固体の充填した高分子膜からなる通気安全装置。
  4. 4.請求項3に記載した通気安全装置において、上記の高分子膜は、実質的に0 .001〜0.010インチ、好ましくは0.002〜0.0.05インチの厚 さを有する、カーボンブラックで充填したポリカーボネートを基にした押出等級 の化合物からなる通気安全装置。
  5. 5.請求項3に記載した通気安全装置において、上記の粒子状電気伝導性充填物 は、カーボンブラックであり、このカーボンブラック充填物の大部分(90%) の1次寸法は、30〜60nmの範囲にあり、カーボンブラックの全量は、重量 で全組成物の30〜35%である通気安全装置。
  6. 6.請求項1に記載した通気安全装置において、さらに、上記の電極と上記の非 線形抵抗材料とを環境の汚染から保護するため、プラズマ放電から酸素を除くた め、そして、局所的な熱い箇所から熱エネルギを取り出す熱シンクとして作用す るために、上記の電極と上記の非線形抵抗材料を環境に対しカプセル化するカプ セル化材からなる通気安全装置。
  7. 7.請求項6に記載した通気安全装置において、上記のカプセル化材は上記の非 線形抵抗材料に対して化学的に不活性である通気安全装置。
  8. 8.請求項7に記載した通気安全装置において、上記のカプセル化材はさらにゲ ルを有する通気安全装置。
  9. 9.請求項1に記載した通気安全装置において、さらに、上記の保護器上の第3 端子への結合のための第3電極を備える通気安全装置。
  10. 10.請求項1に記載した通気安全装置において、上記の2つの電極の少なくと も1つの少なくとも1部は、他方の電極から少なくとも部分的に上方へ曲げられ る通気安全装置。
  11. 11.a)ガス管保護器の1つの端子への電気結合のための第1電極、b)ガス 管保護器の他方の端子への電気結合のための第2電極、c)上記の電極を分離す る非気体の非線形抵抗の、固体の、カーボンブラックで充填したポリカーボネー トを基にした押出等級材料の、実質的に0.001〜0.010インチ、好まし くは0.002〜0.005インチの厚さを有する非線形抵抗膜と、 d)上記の電極と上記の非線形抵抗膜を環境に対しカプセル化するゲルとからな り、 上記の非線形抵抗膜は、上記の2つの電極を分離し、上記の電極の間の電気ポテ ンシャルが所定の降伏電圧VBより小さいときに実質的に非電気伝導的であり、 上記の電気ポテンシャルが所定の降伏電圧VBより大きいときに実質的に電気伝 導的であり、電気伝導的になった後で電極間のプラズマ放電を支えて、上記の電 極間の電気伝導度の突然の増加をもたらして、ガス管保証器の低下挙動に機能的 に似たプラズマ電圧低下を伴って高エネルギポテンシャルを放電し、上記の所定 の降伏電圧VBは、少なくとも上記の非線形抵抗膜を通る最初の放電の前にガス 管保護器の降伏電圧の設計値より大きく、上記のゲルは、上記の電極と上記の非 線形抵抗膜とを環境に対しカプセル化して環境汚染から保護し、プラズマ放電か ら酸素を除き、局所的な熱い箇所から熱エネルギを引き出す熱シンクとして作動 し、上記の非線形抵抗膜に対して化学的に非活性である 通信ガス管保護器用の通気安全装置。
  12. 12.通信回路への結合のための少なくとも2つの端子を傭えるガス管を含む通 信ガス管保護器・通気安全装置において、a)ガス管保護器の1つの端子へ電気 的に結合される第1電極、b)ガス管保護器の他方の端子へ電気的に結合される 第2電極、c)上記の2つの電極を分離する非気体の非線形抵抗材料とからなり 、この非線形抵抗材料は、上記の電極の間の電気ポテンシャルが所定の降伏電圧 VBより小さいときに実質的に非電気伝導的であり、上記の電気ポテンシャルが 所定の降伏電圧VBより大きいときに実質的に電気伝導的であり、電気伝導的に なった後で電極間のプラズマ放電を支えて、上記の電極間の電気伝導度の突然の 増加をもたらして、ガス管保護器の低下挙動に機能的に似たプラズマ電圧低下を 伴って高エネルギポテンシャルを放電する、通信ガス管保護器・通気安全装置。
  13. 13.請求項12に記載した装置において、上記の第1電極は、さらに、上記の ガス管の1つの端子の少なくとも1部からなる装置。
  14. 14.請求項12に記載した装置において、上記の所定の降伏電圧VBは、少な くとも上記の非線形抵抗材料を通る最初の放電の前にガス管保護器の降伏電圧の 設計値より大きい装置。
  15. 15.請求項12に記載した装置において、上記の非線形抵抗材料は、さらに、 高分子、および、この高分子の中に分散した粒子状電気伝導性充填物からなる組 成物からなる固体の充填した高分子膜からなる放電安全装置。
  16. 16.請求項15に記載した通気安全装置において、上記の高分子膜は、実質的 に0.001〜0.010インチ、好ましくは0.002〜0.005インチの 厚さを有する、カーボンブラックで充填したポリカーボネートを基にした押出等 級の化合物からなる装置。
  17. 17.請求項15に記載した装置において、上記の粒子状電気伝導性充填物は、 カーボンブラックであり、このカーボンブラック充填物の大部分(90%)の1 次寸法は、30〜60nmの範囲にあり、カーボンブラックの全量は、重量で全 組成物の30〜35%である装置。
  18. 18.請求項12に記載した装置において、さらに、上記の電極と上記の非線形 抵抗材料とを環境に対しカプセル化して環境汚染から保護し、プラズマ放電から 酸素を除き、局所的な熱い箇所から熱エネルギを引き出す熱シンクとして作動す るカプセル化剤からなる装置。
  19. 19.請求項18に記載した装置において、上記のカプセル化材は上記の非線形 抵抗材料に対して化学的に不活性である装置。
  20. 20.請求項19に記載した装置において、上記のカプセル化材はさらにゲルを 有する装置。
  21. 21.請求項12に記載した装置において、さらに、上記の通信ガス管保護器上 のさらに他の端子への結合のための第3電極を備える装置。
  22. 22.請求項12に記載した装置において、上記の2つの電極の少なくとも1つ の少なくとも1部は、他方の電極から、少なくとも部分的に上方へ曲げられる装 置。
  23. 23.通信回路への結合のための少なくとも2つの端子を備えるガス管を含む通 信ガス管保護器・通気安全装置において、a)ガス管保護器の端子の中の1つの 端子の少なくとも1部の上の第1電極、b)ガス管保護器の端子の中の他方の端 子に結合される第2電極、c)上記の電極を分離する非気体の非線形抵抗の、固 体の、カーボンブラックで充填したポリカーボネートを基にした押出等級材料の 、実質的に0.001〜0.010インチ、好ましくは0.002〜0.005 インチの厚さを有する非線形抵抗膜と、 d)上記の電極と上記の非線形抵抗膜を環境に対しカプセル化するゲルとからな り、 上記の非線形抵抗膜は、上記の2つの電極を分離し、上記の電極の間の電気ポテ ンシャルが所定の降伏電圧VBより小さいときに実質的に非電気伝導的であり、 上記の電気ポテンシャルが所定の降伏電圧VBより大きいときに実質的に電気伝 導的であり、電気伝導的になった後で電極間のプラズマ放電を支えて、上記の電 極間の電気伝導度の突然の増加をもたらして、ガス管保護器の低下挙動に機能的 に似たプラズマ電圧低下を伴って高エネルギポテンシャルを放電し、上記の所定 の降伏電圧VBは、少なくとも上記の非線形抵抗膜を通る最初の放電の前にガス 管保護器の降伏電圧の設計値より大きく、上記のゲルは、上記の電極と上記の非 線形抵抗膜とを環境に対しカプセル化して環境汚染から保護し、プラズマ放電か ら酸素を除き、局所的な熱い箇所から熱エネルギを引き出す熱シンクとして作動 し、上記の非線形抵抗膜に対して化学的に非活性である 通信ガス管保護器・通気安全装置。
  24. 24.通信回路への結合のため少なくとも2つの端子を備える通信ガス管保護器 を通気安全により保証する方法において、a)ガス管保護器の第1端子へ第1電 極を電気的に結合し、b)ガス管保護器の他方の端子へ第2電極を電気的に結合 し、c)非気体の非線形抵抗材料を用いて上記の2つの電極を分離する方法であ り、この非線形抵抗材料は、上記の電極の間の電気ポテンシャルが所定の降伏電 圧V8より小さいときに実質的に非電気伝導的であり、上記の電気ポテンシャル が所定の降伏電圧V8より大きいときに実質的に電気伝導的であり、電気伝導的 になった後で電極間のプラズマ放電を支えて、上記の電極間の電気伝導度の突然 の増加をもたらして、ガス管保護器の低下挙動に機能的に似たプラズマ電圧低下 を伴って高エネルギポテンシャルを放電する方法。
  25. 25.請求項24に記載した方法において、第1電極をガス管保護器の第1端子 に電気的に結合することは、上記のガス管保護器の第1端子自体の上に上記の第 1電極を形成することからなる方法。
  26. 26.請求項24に記載した方法において、上記の2つの電極の分離は、少なく とも上記の非線形抵抗膜を通る最初の放電の前に上記の所定の降伏電圧VBがガ ス管保護器の降伏電圧の設計値より大きい非線形抵抗材料を用いて行う方法。
  27. 27.請求項24に記載した方法において、上記の非線形抵抗材料は、高分子、 および、この高分子の中に分散した粒子状電気伝導性充填物からなる組成物から なる固体の充填した高分子膜である方法。
  28. 28.請求項27に記載した方法において、上記の高分子膜は、実質的に0.0 01〜0.010インチ、好ましくは0.002〜0.005インチの厚さを有 する、カーボンブラックで充填したポリカーボネートを基にした押出等級の化合 物からなる方法。
  29. 29.請求項27に記載した方法において、上記の粒子状電気伝導性充填物は、 カーボンブラックであり、このカーボンブラック充填物の大部分(90%)の1 次寸法は、30〜60nmの範囲にあり、カーボンブラックの全量は、重量で全 組成物の30〜35%である方法。
  30. 30.請求項24に記載した方法において、さらに、上記の電極と上記の非線形 抵抗材料とを環境に対しカプセル化して環境汚染から保護し、プラズマ放電から 酸素を除き、局所的な熱い箇所から熱エネルギを引き出す熱シンクとして作動す る方法。
  31. 31.請求項30に記載した方法において、上記のカプセル化材は上記の非線形 抵抗材料に対して化学的に不活性である方法。
  32. 32.請求項31に記載した方法において、上記のカプセル化材はさらにゲルを 有する方法。
  33. 33.請求項24に記載した方法において、さらに、上記の通信ガス管保護器上 のさらに他の端子への結合のための第3電極を備える方法。
  34. 34.請求項24に記載した方法において、上記の2つの電極の少なくとも1つ の少なくとも1部は、他方の電極から少なくとも部分的に上方へ曲げられる方法 。
  35. 35.通信回路への結合のため少なくとも2つの端子を備える通信ガス管保護器 を通気安全により保護する方法において、a)ガス管保護器の第1端子へ第1電 極を電気的に結合し、b)ガス管保護器の他方の端子へ第2電極を電気的に結合 し、c)上記の電極を分離する非気体の非線形抵抗の、固体の、カーボンブラッ クで充填したポリカーボネートを基にした押出等級材料の、実質的に0.001 〜0.010インチ、好ましくは0.002〜0.005インチの厚さを有する 非線形抵抗膜を用いて上記の電極を分離し、d)上記の非線形抵抗膜に対して化 学的に非活性であるゲルの中に上記の電極と上記の非線形抵抗膜を環境に対しカ プセル化して環境汚染から保護し、プラズマ放電から酸素を除き、局所的な熱い 箇所から熱エネルギを引き出す熱シンクとして作動する方法であり、 上記の非線形抵抗膜は、上記の2つの電極を分離し、上記の電極の間の電気ポテ ンシャルが所定の降伏電圧VBより小さいときに実質的に非電気伝導的であり、 上記の電気ポテンシャルが所定の降伏電圧VBより大きいときに実質的に電気伝 導的であり、電気伝導的になった後で電極間のプラズマ放電を支えて、上記の電 極間の電気伝導度の突然の増加をもたらして、ガス管保護器の低下挙動に機能的 に似たプラズマ電圧低下を伴って高エネルギポテンシャルを放電し、上記の所定 の降伏電圧VBは、少なくとも上記の非線形抵抗膜を通る最初の放電の前にガス 管保護器の降伏電圧の設計値より大きい方法。
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