JPH07507U - 使い捨て型オイルフィルタ - Google Patents
使い捨て型オイルフィルタInfo
- Publication number
- JPH07507U JPH07507U JP028582U JP2858291U JPH07507U JP H07507 U JPH07507 U JP H07507U JP 028582 U JP028582 U JP 028582U JP 2858291 U JP2858291 U JP 2858291U JP H07507 U JPH07507 U JP H07507U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- plate
- filter
- filter element
- oil filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リリーフ弁を設けた使い捨て型オイルフィル
タにおいて、リリーフ弁による流通抵抗の増加や大型化
を回避した構造のオイルフィルタを提供する。 【構成】 フィルタエレメント2の上端板9の下方のク
リーンサイドに弁板18を配設するとともに、上端板9
の一部との間でリリーフ弁を形成させた。リリーフ弁
は、フィルタエレメント2内のデッドスペースに設けら
れることになる。
タにおいて、リリーフ弁による流通抵抗の増加や大型化
を回避した構造のオイルフィルタを提供する。 【構成】 フィルタエレメント2の上端板9の下方のク
リーンサイドに弁板18を配設するとともに、上端板9
の一部との間でリリーフ弁を形成させた。リリーフ弁
は、フィルタエレメント2内のデッドスペースに設けら
れることになる。
Description
【0001】
本願は、たとえば内燃機関の潤滑系に用いられる使い捨て型のオイルフィルタ に関する。
【0002】
使い捨て型オイルフィルタは、一端が開放し多端が閉塞する円筒ケース内に、 フィルタタエレメントを配設し、円筒ケースの開放端を入出口を設けた厚板で覆 った構造のものである。
【0003】 このようなオイルフィルタには、オイルの圧力が所定値以上にまで上昇したと き、オイルをフィルタエレメントに流通させることなく、バイパスさせるリリー フ弁が設けられている。
【0004】 リリーフ弁を設けたオイルフィルタは、たとえば実開平2ー96411号公報 に示されている。このものにおいては、フィルタエレメントの上端板にリリーフ 弁が設けられており、このリリーフ弁は、弁を形成している弁軸およびスプリン グが、フィルタエレメントの上流側すなわちクリーンサイドに配置された構造の ものである。
【0005】
上記フィルタでは、リリーフ弁がフィルタエレメントの外側に突出して形成さ れているから円筒ケースとフィルタエレメントの間のスペースを大きく占拠して しまい、フィルタの全体形状を大きくしてしまうことになる。また、オイル流入 側の流路抵抗も増加させてしまう。
【0006】
一端が開放し他端が閉塞する円筒ケース内に、フィルタエレメントを配設し、 円筒ケースの開放端を、流入出口を設けた厚板で覆った使い捨て型オイルフィル タにおいて、フィルタエレメントは、多孔円筒の周りに濾紙体が配設され、その 上下端に上下端板が固着されており、上端板は中心部に挿通孔を有し、その外周 に傾斜壁を有しさらに該傾斜壁下端に連結すう内周壁が設けられており、上記挿 通孔には下端にスプリング受部を設けた弁軸の上端が挿着固定され、弁軸には挿 通孔を設けた弁板が挿着され、弁板とスプリング受部との間にスプリングが縮設 され、弁板の外周部と内周壁下端との間でバルブを形成させた構成としたもので ある。
【0007】
弁体、弁軸それにスプリングは、フィルタエレメントの上端板の下側に配設さ れ、上端板の上側に突設しない。オイル流入側の流通抵抗は減少する。上端板と 弁板、弁軸は、一体化され、弁座は、上端板の一部が共有する。
【0008】
図1は、本考案の実施例を示すオイルフィルタであり、一端が開放し他端が閉 塞する円筒ケース1内に、フィルタエレメント2を配設し、円筒ケース1の開放 端を、流入出口3、4を設けた厚板5で覆った構造のものである。円筒ケース1 の閉塞端とフィルタエレメント2との間には、スプリング6が縮設され、またフ ィルタエレメント2と厚板5との間には、シール環7が設けられる。
【0009】 フィルタエレメント2は、多孔円筒19の周りに菊花状にひだ折りされた濾紙 体8が配設され、その上下端に上下端板9、10が固着される。上端板9は、中 心部に挿通孔11が設けられ、その外方に下方に傾斜する傾斜壁12を有し、さ らにその外側に内外周壁13、14が形成されている。内周壁13は、その下端 が傾斜壁12に連結している。下端板10は、開口の外側に短い内外周壁を有し ている。上端板9の傾斜壁12には、複数の流通孔15が設けられている。
【0010】 上端板9の挿通孔11には、下端にスプリング受部20を設けた弁軸16の上 端が挿着固定される。弁軸16には、中心に挿通孔17を有するディスク状の弁 板18の挿通孔17が挿通され、弁板18の外周部は、上端板9の内周壁13の 下端に当接している。弁軸16のスプリング受部15と弁板18との間には、ス プリング21が縮設される。
【0011】 オイルは厚板5の流入口3から流入し、フィルタエレメント2を流通して濾過 される。フィルタエレメント2が目づまりし、流通抵抗が増加すると、弁板18 と内周壁13との間で形成させたリリーフ弁が開弁し、オイルをフィルタエレメ ント2を流通させることなく、バイパスさせる。
【0012】
以上のように、本考案のオイルフィルタは、リリーフ弁をフィルタエレメント の上端板と多孔円筒との間のデッドスペースに形成させたので、オイルフィルタ を小型化できる。また、オイル流入側の流通抵抗を増加させず、寿命を長くする 。さらに、リリーフ弁は、上端板の一部を利用しているから、部品数を減少させ る。
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
9 上端板 13 内周壁 16 弁軸 18 弁板
Claims (1)
- 【請求項1】 一端が開放し他端が閉塞する円筒ケース
内に、フィルタエレメントを配設し、円筒ケースの開放
端を、流入出口を設けた厚板で覆った使い捨て型オイル
フィルタにおいて、フィルタエレメントは、多孔円筒の
周りに濾紙体が配設され、その上下端に上下端板が固着
されており、上端板は中心部に挿通孔を有しその外周に
傾斜壁を有しさらに該傾斜壁下端に連結する内周壁が設
けられており、上記挿通孔には下端にスプリング受部を
設けた弁軸の上端が挿着固定され、弁軸には挿通孔を設
けた弁板が挿着され、弁板とスプリング受部との間にス
プリングが縮設され、弁板の外周部と内周壁下端との間
でバルブを形成させた構造を特徴とする使い捨て型オイ
ルフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP028582U JPH07507U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 使い捨て型オイルフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP028582U JPH07507U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 使い捨て型オイルフィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07507U true JPH07507U (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=12252598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP028582U Pending JPH07507U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 使い捨て型オイルフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07507U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5322168B1 (ja) * | 1970-12-24 | 1978-07-07 | ||
JPS5713127U (ja) * | 1980-06-30 | 1982-01-23 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP028582U patent/JPH07507U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5322168B1 (ja) * | 1970-12-24 | 1978-07-07 | ||
JPS5713127U (ja) * | 1980-06-30 | 1982-01-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6585887B2 (en) | End cap relief valve mechanism for a filter | |
EP1671691B1 (en) | One-piece flow control valve for fluid filter assembly | |
JPH07507U (ja) | 使い捨て型オイルフィルタ | |
JP2542321Y2 (ja) | オイルフィルタ用フィルタエレメントのバルブ装置 | |
JP2001029712A (ja) | 濾過装置用リリーフバルブ | |
JPH07508U (ja) | 使い捨て型オイルフィルタ | |
JPH04118105U (ja) | 使い捨て型オイルフイルタ | |
JPH0135218Y2 (ja) | ||
JP2562865Y2 (ja) | オイルフィルタ用フィルタエレメントのバルブ装置 | |
JPH0732893Y2 (ja) | 使い捨て型オイルフィルタ | |
JPH0587206U (ja) | 使い捨て型オイルフィルタ | |
JP2519844Y2 (ja) | フィルタ | |
JPH0670805U (ja) | 使い捨て型オイルフィルタ | |
JPH0810357Y2 (ja) | 流体フィルタ | |
JP2797463B2 (ja) | オイルフィルタ | |
JPH0135209Y2 (ja) | ||
JPH0714110U (ja) | リリーフ弁を有するフィルタエレメント | |
JPH0672610U (ja) | 使い捨て型オイルフィルタ | |
JPH0672611U (ja) | フィルタ | |
US20040164007A1 (en) | Center tube with integrated relief valve | |
JPS6024314U (ja) | 自動逆洗式濾過器 | |
JPH0514512U (ja) | オイルフイルタ付オイルクーラ | |
JP3007835U (ja) | カートリッジフィルター | |
JPH0513507U (ja) | リリーフ弁を有するフイルタエレメント | |
JPH0346815Y2 (ja) |