JPH07506263A - 乳児用身体支持具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 乳児用身体支持具 本発明は、乳児や幼児か横を向いた状態で安全に寝ることが可能な身体支持具に 関するものである。

一般的に知られているように、乳幼児突然死症候群（Ｓ［）Ｓ）又は［揺薮死（ ｃｏｔ　ｄｅａｔｈ）　Ｊが長年に渡って認められてきた。このＳＩＤＳの原因 はほとんど解明されておらず、これに付随した危険因子についてもまだ定義され ていない。

しかしながら、医者は、Ｓ　ＩＤＳについての可能性として有力な因子の一つが 、幼児のペッドでの位置と寝る時の状態であることに一般的に同意している。

親は、寝ている乳児が横たわった状態であるのが一番良い状態であると考えてい ることか多い。上向きに寝ている乳児は、吐いた際に窒息する危険がある。うつ 伏せに寝ている乳児は、寝台のマツトレスのカバー上で発育した菌によって発生 する存置な毒性ガスを吸い込むことがある。横向きに寝ている乳児は、このよう な不必要な危険を受けることがほとんどない。本発明は、乳児が横向きになって 快適に、カリ安全に位置するのに役立つ装置を提供するものである。

親は、乳児を望ましい横向きの状態で寝かせようとすることがあるが、このよう な乳児の３０％しか、そのような状態を維持せず、多くの乳児は動いて、顔が下 向きになったうつ向きの状態になり、このような乳児は揺藍死の危険性が高いこ とか知られてきた。

親の多くは、巻いたタオルや毛布を使用し、一つを前側用に、もう一つを背中側 用にして、乳児か横向きの状態を保つようにしている。伸びをしたり、蹴ったり することを含む、乳児の無意識の動きによって、前側の巻かれたタオルがほどけ て、部分的に又は完全に乳児の頭部を覆い、過熱状態となって窒息を起こすこと かある。タオルや毛布の代わりに使用される枕については、改良されたものがあ る。

米国特許出願第２，７６５．４８０号には、あらゆる目的用の整形用の枕が開示 されており、この枕は、接続バンドが設けられた、一対の同し大きさの枕を含み 、この接続バンドには、一方又は両方の枕を、このバンドに対して着脱可能に接 続するためのスナップファスナーが設けられている。このようなスナップファス ナーは、スナップファスナーの一対の一方又は両方を係合させることにより、こ の枕を種々の目的に使用可能なものとする。この種のスナップファスナーは、枕 カバーかこのバンドに対してしっかりと固定されたものとするか、あるいはこの バンドに固定されないものとするかだけであって、隣接する枕カバーに固定され るハンドの部分を調節することはできない。

本発明によれば、任意の長さの屈曲可能な連結手段によって永久的に相互に連結 された一対の長柱ケースと、それぞれのカバー内にある長柱と、一方の長柱ケー スと他方との間の連結手段の有効長さを、複数の不連続な長さの屈曲可能な連結 手段を長柱ケースに選択的に連結することによって調整するための手段とを含む ことを特徴とする、幼児又は乳児のための身体支持具が提供される。このような 調整手段は、例えば登録商標ベルクロ（Ｖｅｌｃｒｏ）として製造されているよ うな、連続的な帯ファスナーを含んでいても良く、これには、複数のフックが連 続的な帯に設けられているか、あるいは複数のスナップファスナーによって設け られており、いずれか一方のケースにおいては、この長柱ケースとの連結材の接 合点から始まっている不連続の長さの連結材が、このケースに対して解除可能に 固着されており、この連結材の残りの部分は、両方の長柱が分離するのを抑えて いる。

それそれの長柱は、単にケースの充填物であっても良いし、あるいは衛生学的な 理由から好ましい、取り外し可能なバットであっても良い。

この連結手段は、いかなる便利な形態をも取ることかできる。好ましくは、これ は、それぞれの長柱に取り付けられた相対する端部を有した、任意の長さの布帛 からなる。これは、両長柱を実質的に互いに平行に保つことができるようなもの であっても良く、従って、例えば、２つの長柱間にそれぞれ延び、しかも両長柱 の長さに沿って一定間隔をあけて配置された２以上のテープ又はコードを含んで いても良い。

この連結手段の長さは、乳児の大きさの範囲に合うように選択され、このような 長さで、この支持具は使用される。必要でないこの連結手段の部分は、有効長さ からは除外され、例えば、両長柱ケースのどちらかの周囲に巻き付けられて、も し設けられるのであれば、ファスナーによってそこへ固定される。このことは、 連結材と長柱ケースとの有効長さの間で接線方向の連結となることを意味してい る。この連結材における周囲に巻き付けられた部分は、乳児の背中の位置だけで あることか好ましく、その結果、乳児が動くことによっても、前側の長柱が解け た状態となることはない。

両長柱は、等しい長さのものであっても良い。しかしながら、等しくない長さの 長柱は、より快適で、しかも乳児をより安全な位置とすることをもたらすことか 可能であり、短い方の長柱を乳児の体の前側に置き、長い方の長柱を乳児の体の 背中側に置く。

ここに、本発明の具体例を、付随する図面に関連して実施例を用いて述へる。

これらの図面において、 図１は、本発明の第１の具体例による身体支持具の平面図であり、図２は、幼児 を支持するのに適した位置における、図ｌの身体支持具の斜視図である。

この図面に示した身体支持具は、２つの一般的に円筒形のクッション性のある長 柱１及び２を含み、それぞれは、それぞれの枕カバーＩＯによって覆われている 。この長柱の一方１は、他方の２に比べて長い。これらの長柱カバーは、１枚の 敷布である布帛３によって連結されており、この布帛３は、それぞれのケースの 側面に接合されており、両長柱の軸が互いに平行になった状態で両長柱か整列す るようになっている。解除可能な固定材料からなる帯５（登録商標ベルクロの名 称で市販されているもの等）は、敷布３及び長柱ｌのカバーの下側面に設けられ ており、その結果、敷布３の有効な長さは、長柱ｌを敷布３の下側に長柱２の方 向へ向かって回転させることによって小さくすることができ、その結果、このケ ースか敷布３の部分に固定される。この支持具は、図２において、部分的に巻き 上げられた状態で示されている。

この具体例においては、長い方の長柱１は、眠っている乳児の背中を支持するこ とかできるような長さであるが、使用時において、乳児の肩の上にまで延びるも のであってはならず、これは、乳児の頭部を背中側へ傾むかせて、より良い呼吸 状態とするためである。小さい方の長柱２は、平均的な乳児の胴部よりも長いも のであってはならず、これによって、腕や脚の動きを可能とする。

これらの長柱カバー１０は、一般的には円筒形であり、それぞれは、その端部の 一方又は両方か開口したものとなっている。それぞれの長柱パッドは、１つ又は ２つの伸縮性のあるバンド４によってそれぞれのカバーの内部に収容されており 、このうちの一方は、それぞれのカバー１０のそれぞれの開口端に位置しており 、この開口を閉しるのに役立っている。それぞれのバンドは、簡単にそれぞれの 長柱から取り外してきるように固定されている。

乳児を横向きの状態で支持するためにこの支持具を使用するには、乳児を、前側 か長柱２に対するようにして敷布３の上に位置させる。後側の長柱は、この長柱 か乳児の背中を支持するまで、敷布３の下側面に沿って回転させ、これは、図２ に示されている装置である。帯ファスナー５は、長柱１が、乳児から押された際 に応して解けるのを防止しているか、もちろん、帯ファスナー材料５を解除する のに充分な圧力か加わった場合には、図１に示されるように完全に拡かった位置 にまで後方へ解除可能である。

この帯５は、敷布３の下側表面上に示されてきたが、上側であっても良い。この 図示されている装置には、帯５が上側に設けられている場合よりも、敷布３上に 横たえた乳児からの圧力に応じて後側の長柱ｌが解けることがほとんどないとい う利点がある。

この装置は、両長柱の位置を逆にすることによって簡単に、幼児が、体の左側又 は右側を下にして横向きになるように使用することができる。

本発明のまた別の具体例においては、図面には示されていないが、両長柱が等し い長さのものであり、好ましくは、これらの長柱が両方とも、上記の具体例にお いて示されている短い方の長柱の長さとすべきであり、そうでなければ、乳児の 手足の動き及び／又は呼吸か制限されることになる。

０ｉＩ述の如く、両長柱はカバー又はケース内に設けられていることが好ましく 、これによりこの支持具を洗濯したりクリーニングするのが容易になるが、この 場合には、両長柱を、単に充填材料か設けられたものとすることによって構成す ることかできる。

両長柱／ケースは、適正な健康及び安全基準に従った材料で充填されている。

円筒形状である両長柱は、空間的に実用的で、しかも乳児又は幼児にとって使用 するのに特に快適であるのて、最も好ましい形状である。しかしながら、　［長 柱（ｂｏｌｓｔｅｒ）　Ｊ　という表現は、このような特殊な形状のクッション に限定されることを意図するものではなく、これらの長柱は、乳児を安全にかつ 快適に都合良くクソソヨンで支えるのに役立つ、いかなる特殊な形状や構造であ っても良い。

実際に、乳児の体の輪郭にピッタリと適合する形状を有するように長柱を設計す ることも可能である。

それぞれの長柱は、長柱の表面が堅（て、弛まないようにして充填されているこ とか好ましい。しかしながら、この他のものとして、この長柱は、長柱が、乳児 の形状及び／又は大きさに適合可能となるのに役立つ、ビーズのような粒子状の 材料で充填されても良い。

両長柱は、長柱本体を空気が容易に通過することが可能な、多孔性のものであっ ても良く、これによって、窒息の危険性が減少する。

このような長柱と長柱カバーは、−緒に売られたり提供されたりする必要はない 。衛生学的な目的又はこの他の目的において、別々のカバーと長柱を提供するこ とか好ましい。このような装置では、長柱とカバーとを相互に交換することがで きたり、及び／又は例えば美的な理由のためや洗濯のために置き換えを行うこと かてきる。更に、長柱は、例えばアレルギー反応を避けるために、違った特性を 有する長柱と容易に置換したり、交換することがてきる。

２つのヘルクロ帯５は、敷布上に設けられており、しかもこの２つは長い方の長 柱ｌの長柱カバー１０に設けられているが、これらの帯は選択的に、又は付加的 に、敷布３上に設けられた帯と適合するように、短い方の長柱２の長柱カバー上 に設けられても良い。明らかに、もし長柱カバーが使用されない場合には、帯は 、それぞれの長柱又は両長柱に直接設けることかできる。

２つの帯は、この敷布上と、対応する２つが両長柱の１以上に設けられている必 要はない。単一のソートであるベルクロアッタチメントを使用することがてきた り、あるいは、多数の帯を使用することかできる。もしくは、このヘルクロ帯は 、−組のボタン及びボタン穴、ホック及びホック留めの小穴又はプレスファスナ ーに置き換えることかできる。一般的に言うと、ボタン、ホック及びホック留め の小穴及びプレスファスナーは、それらが緩んだ際に飲み込む恐れがあり、危険 となることがあるのであまり好ましくない。

又、この長柱又はカバーには、乳児が興味を引くようにして設計された装飾表面 パターンや形態が設けられても良い。例えば、両長柱又はカッく−に、テデイベ ア（ｔｅｄｄｙ−ｂｅａｒｓ）の頭部が設けられても良く、あるいは両長柱が、 優しい玩具、特に動物や人形の頭、動物の尾なとに似た形状の端部を有していて も良い。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）平成６年５月２５日

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．任意の長さの屈曲可能な連結手段によって永久的に相互に連結された一対の 長枕ケースと、それぞれのカバー内にある長枕と、一方の長枕ケースと他方との 間の前記連結手段の有効長さを、複数の不連続な長さの前記屈曲可能な連結手段 を前記長枕ケースに連結することによって調整するための手段とを含むことを特 徴とする、幼児又は乳児のための身体支持具。
2. ２．前記又はそれぞれの長枕が、前記ケースの内部に着脱可能に設けられたパッ ドを含むことを特徴とする請求項１記載の支持具。
3. ３．前記の調整手段が、連続した帯連結材を含むことを特徴とする請求項１又は 請求項２記載の支持具。
4. ４．一方又はそれぞれの長枕が、円筒形であることを特徴とする前記請求項のい ずれか１項記載の支持具。
5. ５．一方の長枕が、他方のものよりも長いことを特徴とする前記請求項のいずれ か１項記載の支持具。
6. ６．前記の有効長さ調節手段が、長い方の長枕に位置していることを特徴とする 請求項５記載の支持具。
7. ７．前記の有効長さ調節手段が、両方の長枕に位置していることを特徴とする請 求の範囲第５項記載の支持具。