JPH07505777A - 一般的な生産の染色体異数体の検出用プローブ - Google Patents

一般的な生産の染色体異数体の検出用プローブ

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JPH07505777A JP5518495A JP51849593A JPH07505777A JP H07505777 A JPH07505777 A JP H07505777A JP 5518495 A JP5518495 A JP 5518495A JP 51849593 A JP51849593 A JP 51849593A JP H07505777 A JPH07505777 A JP H07505777A
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ダコウスキー,ウィリアム・アール
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一般的な生産の染色体異数体の検出用プローブ発明の背景 インントゥハイブリダイゼーションは、分子遺伝学者にとって、染色体、細胞ま たは組織中に存在する特定のDNAまたはRNA配列を視覚化するための主要な 研究手段であった。ハイブリダイゼーションにおいて最初に行われたFISHは 、迅速に選択法となりつつある。というのは、FISHは一層速やかに行うこと ができ、複数のシグナルを一時に検出することができ、しかもハイブリダイゼー ションングナルを一層正確に位置付けることができるからである。しかしながら 、一般に、同位体を用いない方法は感度に欠けるという欠点を有する。加えて、 複数の蛍光団を同時に使用することが理論上は提唱されているが、実際は1また は2の発色FISHのみが現在一般的である。
染色体異常の通常の出生前細胞遺伝学的分析には1〜3週間を要するので、FI SHを出生前診断に応用することに大きな関心がもたれている。これまでの研究 では、蛍光インノトウハイブリダイゼーションによって間期にある核の染色体異 常を一般に検出できることが示されてイる[フレマー(Cremer、 T 、  )ら、Hum、Genet、60 : 46〜56 (1982);ジュリア ン(J ulien、 C,)ら、↓Aしかしながら、これら研究に使用するプ ローブでは、ある面ではプローブ組成の制約により、並びに試料調製物およびハ イブリダイゼーション検出における変動のために限られたハイブリダイゼーショ ン効率しか達成できない。実際、このことは、多くの染色体はハイブリダイズせ ず、またハイブリダイズした核の中でも多くは期待するほどノゾブリダイゼーシ ョンシグナルが多くないことを意味している。たとえば、一つの完全な染色体ラ イブラリーからの挿入物からなる複合38−9142 (1988);リヒター ら、Hum、 Genet、80 : 224〜23145〜150 (199 0)に記載されたちの]では、非常に大きな分散シグナルが得られるため、シグ ナルの縁を輪郭付けることが困難であり、ハイブリダイゼーション領域の重複が 一般的である。
一方、染色体の動原体周辺に位置する繰り返し配列にハイブリダイズするアルフ ァサテライト繰り返しプローブ(たとえば、ライラード(Willard、 H ,F、)およびウェイ(J、S、Waye) 、Trends Genet、3  :192〜198 (1987)に記載されたもの)は、際立ったハイブリダ イゼーションシグナルを生成するが、臨床に利用するには幾つかの問題点を有す る。一般に、該繰り返しプローブの染色体特異性はハイブリダイゼーション条件 に対して非常に感受性であり、/グナルサイズは動原体周辺の異形に対して非常 に感受性である。加えて、第21染色体および第13染色体上に存在するアルフ ァサテライト繰り返し要素は同じであり、それゆえアルファサテライト繰り返し プローブを用いて識別することはできない。さらに、該プローブの動原体での位 置からはダウン症候群のすべての表示を同定することができない(すなわち、ロ バートソン転座(Robertsonian translocations)  )。
単一のコピーサブクローンからなる混成プローブセット(すなわち、プラスミド プール)[たとえば、リヒターら、Proc、 Natl、 Acad、 Sc i、 U S A + 85 :9664〜9668 (1988)に記載のも の]は、良好なシグナル解像力および特異性を有するが、シグナルはしばしば多 くの小さなシグナルからなっており、このため定量が複雑になる[リヒターら、 「第21染色体特異的DNAプローブを用いたインシトウハイブリダイゼーショ ンによるダウン症候群の検出」、バダーリン(D、 patterson)編、 Mo1ecular Genetics of Chromosome 21  andDown Syndrome) 、ウィリー−リス、ニューヨーク(19 90)コ。
新生児における最も一般的な染色体異常は、発病率1/800の21トリソミ− (ダウン症候群)、発病率1/8000の18トリソミー(エドワーズ症候群) 、発病率1/20.000の13トリソミー(パトー症候群)、発病率1/10 ゜000のXモノソミー(ターナ−症候群)、および総発病率1/1000のク ラインフェルター症候群(XXY)などの他の性染包体異数体である[トンプソ ン(T hompson、 J 、 S 、 )およびトンプソン(M、 W、  Thompson)編、Genetics inMedicineダブリュー ・ビー・ソーンダーズ、フィラデルフィア、ベンンルベニア(1986)]。こ れら5つの染色体の異数体(子供の先天的欠損症を伴う)を合わせると、生産の 染色体異常の95%を占める[ホワイトマン(Whiteman。
D、 A、 H,)およびクリンガ−(K、 Klinger) % I nt l、 Congress Hut Genet(印刷中)コ。
重要な胎児の異数体の迅速かつ正確な検出が可能な方法は、将来親となるであろ う人や医療従事者に試験結果を考慮し思慮ある行為の発現を促す意味で価値があ る。
発明の要約 本発明は、ヒトの第13染色体、第18染色体、第21染色体、X染色体および Y染色体の部分に特異的にハイブリダイズすることのできる一本鎖核酸分子(D NAまたはRNA)に関する。第13染色体に特異的な核酸分子は、ヒト染色体 遺伝子座13q13 (D13S6)の65〜100kbの非重複DNAにハイ ブリダイズすることのできる隣接(contig)コスミドからなる。第18染 色体に特異的な核酸分子は、ヒト染色体遺伝子座18q22−qterの65〜 110kbの非重複DNAにハイブリダイズすることのできる隣接コスミドから なる。第21染色体に特異的な核酸分子は、ヒト染色体遺伝子座21q22.3  (D21S71)の65〜100kbの非重複DNAにノゾブリダイズするこ とのできる隣接コスミドからなる。X染色体にハイブリダイズすることのできる 分子は、動原体周辺にハイブリダイズすることのできる繰り返し配列を含有する 単一のコスミドであり、YプローブはpDP97、繰り返しクローンである。
本発明はまた、検出可能なマーカーて標識した核酸プローブにも関し、該プロー ブは上記分子またはその断片から調製することができる。上記5つの各プローブ は、第13染色体、第18染色体、第21染色体、X染色体またはY染色体上の 独特の遺伝子座に特異的にハイブリダイズすることができるため、高いシグナル /ノイズ比が得られ、高ハイブリダイゼーション/検出効率を示す。それゆえ、 これらプローブは診断に有用である。
本発明はさらに、第13染色体、第18染色体、第21染色体、X染色体および Y染色体を検出するため、および染色体異数体を診断するため、上記プローブお よび該プローブを包含するキットをそれぞれ単独または組み合わせて使用する方 法にも関する。たとえば、該プローブを出生前分析に用いることができる。第2 1染色体に特異的なプローブは、ロバートソン転座にょる21トリソミーを含む 21トリソミー(ダウン症候群)を診断するのに用いることができ、第18染色 体に特異的なプローブは、18トリソミー(エドヮーズ症候群)を診断するのに 用いることができ、第13染色体に特異的なプローブは、13トリンミー(バト ー症候群)を診断するのに用いることができ、XおよびYプローブはXモノソミ ー(ターナ−症候群)、クラインフェルター症候群(XXY)および他の性染包 体異数体を診断するのに用いることができる。
本発明のプローブは、ヒトの第21染色体、第18染色体、第13染色体、X染 色体およびY染色体にハイブリダイズしたときに、空間的に充分に分離された、 明るく容易に検出可能なハイブリダイゼーションシグナルを生成する。加えて、 本発明のプローブは、−貫して約95%のハイブリダイゼーション効率を示した 。
さらに、同じノゾブリダイゼ=ノヨン条件では5つのすべてのプローブについて 等価な性能特性を生成するため、これらプローブを同時に用いることが可能であ る。
本明細書に開示するプローブをハイブリダイゼーションアッセイに用いると正確 な結果が得られ、細胞遺伝学的分析を行う際に要する時間(すなわち、約7日間 :所要時間が2週間以上であることは普通である)よりも短い時間(すなわち、 24時間未満)で行うことができる。それゆえ、本明細書に開示するプローブを 用いたインノトゥ分析は、将来親となるであろう人や医療従事者に試験結果を考 慮し思慮ある行為の発現を促す。
本発明は、ヒトの第13染色体、第18染色体、第21染色体、X染色体および )′染色体の部分に特異的にハイブリダイズすることのできる核酸分子を開発し たことに基づく。これら分子またはその断片は標識してプローブとすることがで き、ついでインントゥでハイブリダイズさせて各ヒト染色体の特異的な下領域を 検出することができる。本発明はプローブとしてDNA分子に関連して特に記載 しであるが、当業者であればリボ核酸(RNA)分子もハイブリダイゼーション ブローブとして用いることができることを理解するであろう。そのようなRNA 分子の調製法は当該技術分野で知られている。
第13染色体、第18染色体、第21染色体、X染色体およびY染色体にハイブ リダイズするDNA分子は、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクションに 1992年3月19日に寄託してあり、それぞれ、68936.68934.6 8935.68932および68933のATCC受託番号を付与されている。
第13染色体、第18染色体および第21染色体に特異的なりNA分子は、それ ぞれヒト染色体遺伝子座13q13 (D13S6)、18q22−Qter  (ミニリン塩基性タンパク質、MBP)および21q22.3 (D21S71 、ダウン症候群で示される領域)にマツピングされる単一コピークローンでヒト 染色体ライブラリーをスクリーニングすることにより生成させ、コスミド(すな わち、33〜52kbの挿入物を有するクローン)を同定した。ついで、これら 第一コスミドを染色体歩行に用いて、挿入物が第一コスミドの挿入物と最小の重 複を有するコスミドを得た。一連のコスミド内の隣接する染色体断片(すなわち 、隣接コスミド)の合計が100kbを越えるまで、該第二コスミドから一方向 へ数回の染色体歩行を行った。これら隣接コスミドを厳格に特徴付けして本発明 の分子を得た。第21染色体、第13染色体および第18染色体に特異的なりN A分子は3つの各コスミドのプールを構成するが、X染色体に特異的なりNA分 子は一つのコスミドである。
検出可能なマーカーで標識したデオキシリボ核酸(DNA)プローブは、クロー ン化DNA分子またはその断片から当該技術分野でよく知られた方法に従ってr A製することができる。そのような技術としては、放射能標識の導入、蛍光色素 または酵素の直接結合、および免疫化学的にまたは他のアフィニティー反応によ って検出可能とできるような核酸断片の種々の化学的修飾が挙げられる。好まし い標識法は、ハプテン化(haptenated)ヌクレオノド三リン酸(たと えば、ビオチン標識dUTP)を用いたニックトランスレーンヨンによるか、ま たはdTTPをB i o−11−dUTPで置換する[ランガー(Lange r、 P、 R,)ら、P roc。
Natl、 Acad、 Sci、 U S Aヱ8 : 6633〜37 ( 1981);ブリガティ(Brigati、 D、 J 、 )ら、Virol ogy、工λ6 : 32〜50 (1983)]ランダムプライマー伸長[フ ァインバーブ(F einberg) &フォーゲルスタイン(Vogelst ein) 、Anal、 Biochem、よ旦ユ 266〜267.1984 ] (たとえば、マルチプライムDNA標識システム(アマーンヤム))による ものである。標識されたら、標準イン/トゥハイブリダイゼーション法を用いて 本発明のプローブを染色体に適用することができる。
臨床的有用性を最大とするため、本発明のプローブが染色体特性的であること、 および本発明のプローブがノブナル/ノイズ比およびハイブリダイゼーションシ グナルの空間的分離の両方を最大とする複雑さくcomplexity)を有す ることが重要である。本発明の第13染色体、第18染色体、第21染色体、X 染色体およびY染色体プローブを、実施例1に詳細に記載するように、それぞれ 短期血液培養液および非培養羊水試料を用い、ハイブリダイゼーション効率およ び中期の広がり(spreads)および開期の核の両方に対する特異性につい て試験した。
本明細書に記載する遺伝子座特異的プローブは、第21染色体、ヒト第18染色 体、ヒト第13染色体、ヒトX染色体およびヒトY染色体のヒト中期の広がりに 抑制条件下でハイブリダイズしたときに、空間的に充分に分離した、明るく容易 に検出可能なハイブリダイゼーションシグナルを生成する。実施例1に開示する 方法に従って該プローブが開期の広がりにハイブリダイズしたときの推定ハイブ リダイゼーション効率は、約95%である。これらプローブおよび非培養洋膜細 胞に対して最適化した試料処理プロトコールを用い、500以上の臨床羊水試料 を分析した。これらプローブを用いて試験した核の95%以上が評価可能である と認められ、核試料の90%以上が正確な数のハイブリダイゼーションノグナル を示した。
別々に使用する場合に加えて、2以上の異数体を同時に検出するために組み合わ せて用いることができるような仕方で上記5つの各プローブを別個に標識するこ とができる。緑色(フルオレセイン)、赤色(ローダミンまたはテキサスレッド )および青色(AMCAまたはカスカードブルー)を放射する3つの識別できる 蛍光団が一般的にFISHに用いられる。それゆえ、標準法を用いることにより 、少なくとも3つのプローブを組み合わせて用いて3つの染色体異数体を同時に 検出することができる。加えて、実施例1に開示する方法により、5つのすべて のプローブを同時に視覚化することができる。
インントゥハイプリダイゼーションを行う方法は当該技術分野でよ(知られてイ る。一般に、細胞試料をスライド上に置き、ハイブリダイゼーションできるよう にし、プローブと接触させ、ハイブリダイズさせる。ハイブリダイゼーションの 検出は、試料中の該プローブに相補的な配列の存在を示す。本発明のプローブは 、異数体に関与する第13染色体、第18染色体、第21染色体、X染色体およ びY染色体の領域にノゾブリダイズする。それゆえ、本発明のプローブは、たと えば、とりわけ子宮から採った羊水から単離した細胞、絨毛膜絨毛組織がら単離 した細胞、母体血液から単離した(たとえばフローソーティングにより)胎児細 胞または頚部分泌物から単離した細胞のスクリーニングにおいて診断に用いるこ とができる。
第21染色体に特異的なプローブは21トリソミー(ダウン症候群)の診断に用 いることができる。該プローブが動原体に局在化しないことにより、ロバートソ ン転座による21トリソミーを検出することも可能となる。第18染色体に特異 的なプローブは18トリソミー(エドヮーズ症候群)を診断するのに有用であり 、第13染色体に特異的なプローブセットは13トリソミー(バトー症候群)の 診断に有用であり、XプローブおよびYプローブのセットはXモノソミー(ター ナ−症候群)およびタラインフェルター症候群(XXY)などの他の性染包体異 数体の診断に有用である。同じハイブリダイゼーション条件では5つのすべての プローブについて等価な性能特性が得られるので、多色蛍光と組み合わせて用い れば多色分析に用いることができる。
第21染色体、第18染色体、第13染色体、X染色体およびY染色体を検出し 染色体の異数体を診断するのに用いることのできる本発明のプローブを包含する キットを製造することができる。該キットには、たとえば、必要な成分を保持す るための容器、核をスライドに固定するための溶液、プローブ、ハイブリダイズ したプローブを染色するための溶液、およびスライド(核を一層良(保持するた めにンラン処理してよい)が含まれる。好ましい態様において、本発明のプロー ブは、競合DNA (ハイブリダイゼーションを抑制するための)からなる混合 物を含む。
細胞遺伝学的分析(一般に中期染色体を細胞遺伝学的にバンド形成させる(ba nding)ことからなる)は、現在、染色体異常のある子供を生む危険性のあ る婦人(最も一般的な兆候は、母親の年齢がいっていること、異常な母親の血清 アルファフェトプロティン(MSAFP) 、MSAFPSbHCGおよびエス トリオールの異常な総レベル、または家族歴である)に日常的に提供されている 。現在使用されている細胞遺伝学的アッセイは、正確で、がっしばしば極めて微 妙な再配列を検出する。しかしながら、培養法および染色技術の進歩が分析を行 うのに要する時間を短縮したとはいえ、最適の環境下で試験を完了するのに約7 日間を要し、2週間以上の所要時間はご(一般的である。本明細書に開示するプ ローブは染色体をイン/トウで迅速に分析するのに用いることができ、トリソー ム染色体構成を有意に短い時間で同定することができる。
つぎに、本発明を以下の実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれら に限定されるものではない。
実施例1.第21染色体、第18染色体、第13染色体、X染色体およびY染色 体に対するプローブを用いた、非培養羊膜細胞から得た開期の核および短期の血 液培養液から調製した中期の広がりにおける異数体の迅速な検出核の調製 第21染色体、第18染色体、第13染色体、X染色体およびY染色体に対する プローブを、それぞれ、短期の血液培養液および非培養羊水を用いイ、中期の広 がりおよび開期の核に対しFISHにより評価した。中期の広がりを短期の血液 培養液から調製し、標準的細胞遺伝学的プロトコールを用いてスライドに固定し た。
羊水から単離した胎児細胞の試料を固定するには特別の技術が必要である。とい うのは、そのような試料は一般に、情報を与える細胞に加えて多くの死細胞また は死につつある細胞を含んでいるからである。
以下の溶液をX1ll製した。
B5 NaC1(32g) 、KCI (0,8g)およびN a H2P O47H 20(868g)。蒸留H20を用いて4リツトルとし、pHは75カーノイ固 定液(Carnoy’s Fixative) :メタノール(75ml) 氷酢酸(25ml) 0.075MKCl 蒸留H20(1リツトル)にKCI (5,59g)を溶解する。0.2ミクロ ンフィルターフラスコを用いて滅菌濾過する。
0.075MKCl中の30%固定液:カーノイ固定液(3ml) KCI (7ml) 3−アミノプロピルトリエトキン/ランの2%溶液。
3−アミノプロピルトリエトキン/ラン(5ml)アセトン(245m l ) 透明なガラス製の顕微鏡スライドをスライドラックに置き、上記2%溶液中に2 分間浸漬する。これらスライドを2分間の&漬の後に該溶液から取り、蒸留水を 2回変えて濯いだ。これらスライドの水を切り、空気乾燥させた。調製したスラ イドを塵のない箱の中で室温にて貯蔵した。
羊水試料を遠心管中、210ORPM (1029G)にて室温で7分間回転さ せた。上澄み液を吸引により取った。最初の羊水容量1ml当たり50μlのP BS中にベレットを再呼濁した。PBS中に再竪濁したベレットを(25μm) をンラン処理したガラス製の顕微鏡スライド上に置いた。羊水中に実質量の血液 が存在する場合は、70%0.075MKCl中の30%3.1メタノール。
氷酢酸固定液(カーノイ固定液)(1滴)を加えた。
スライドを湿潤チャンバ中に水平にして37℃の温度で15分間装いた。このイ ンキュベーション期間により、情報を与える細胞はンラン処理したスライド表面 に邪魔されることなく沈殿し、一方、死細胞や膜に障害を有する他の細胞は緩衝 液中に浮遊したままであった。15分後、0.075 KCI低張溶液(前以て 27℃に温めである)(50μl)を上記再懸濁した細胞ベレットを含有する緩 衝溶液に穏やかに加え、ついで加熱した湿潤チャンバ中でさらに15分間インキ ュベートした。この低張溶液は生きた細胞を膨潤させ、以下の工程で細胞質およ び細胞膜を除去するのを容易にする。
KCI中で37℃にて15分間インキュベートした後、流体を各スライドから穏 やかに傾けて除いた(縦方向ではな(横側に)。この段階ではスライドを乾燥さ せなかった。各スライドを傾けて流体を除いた後、紙タオルの上に平らに置き、 70%0.075MKCl中の30%カーノイ固定液(100μm)を穏やかに 加えた。これらスライドを5分間、この状態で放置した。この30%固定/KC 1は膨潤した細胞膜を破砕し、細胞を固定化した。
5分間インキュベートした後、各スライドを傾けて流体を除いた。スライドを乾 燥させなかった。胎児細胞を含有するスライドの領域に、5〜6滴の新たな非希 釈カーノイ固定液を直ちに滴下した。スライドを約5分間インキュベートし、つ いで60℃のスライド保温器に移し、乾燥させた。この固定液処理により残留す る膜はすべて破砕され、核をスライドに固定化する間に残留する破砕物は濯ぎ除 かれた。
この固定化工程の後、過剰の流体をスライドを傾けて除き、スライドをスライド 保温器に置いて乾燥させた。スライドを乾燥させたら、ハイブリダイゼーション する前に一連のエタノールで処理した。コブリン(coplin)広口瓶中、ス ライドを70%、80%、90%および100%エタノールとそれぞれ1分間、 順番に接触させた。ついで、スライドを室温にて乾燥させた。
プローブの標識 5つの染色体特異的プローブのセットを以下のようにしてニックトランスレーノ コンにより標識した:第21染色体プローブはDNP−dUTPを用い、第18 染色体プローブはビオチン−dUTPを用い、第13染色体プローブはジゴキン ゲニンーdUTPを用い、X染色体プローブはビオチン−dUTPおよびジゴキ ンゲニンーdUTPを用い、Y−プローブ(pDP97)はジゴキシゲニンーd UTPおよびDNP−dLlTPの両方を用いた。
ハイブリダイゼーション 基本的にリヒター(Lichter、 P、)らの記載に従い[フレマーら、H um、 Genet、80:235〜246 (1988):リヒターら、Hu t Genet、80 : 224〜234 (1988)] 、ハハイブリダ イゼーンヨを抑制条件下、スライド上で行った。使用したプローブの濃度は、各 常染包体隣接コスミド、X染色体特異的コスミドおよび)′染色体繰り返しにつ いて、それぞれ5.2.5および1μg/mlであった。ハイブリダイゼーショ ンは、6xSSC(1xSSC=0.15MNaC]および0.015Mクエン 酸ナトリウム、pH7)、10%(W/V)硫酸デキストラン、50%(V/V )ホルムアミド、超音波処理したヒトDNA(Y染色体繰り返しを除<)(10 0μg/ml)および超音波処理したサケDNA (900μg/ml)を含有 するハイブリダイゼーションカクテル(10μm)中で行った。少数の試料につ いては、全ヒトDNAの代わりにヒトC0Tl DNA (200μg/ml  ;ギブコBRL、ライ7−テクツロジーズ、ガイセルスバーグ、メリーランド州 )を用いた。プローブおよび標的DNAを、密封したカバーグラス下、80℃に て8分間、同時に変性させた。37℃で一夜ハイブリダイゼーションさせた後、 スライドを42℃にて50%ホルムアミド/2xSSC(1xSSC=0.15 M NaC!および0.015Mクエン酸ナトリウム、pH7)中で各5分間、 3回洗浄し、ついで60℃にて0.lX5SC中で各5分間、3回洗浄した。ス ライドを湿潤チャンバ中、37℃にて4XSSC/1%B5A10.1%ツイー ン20中のアビジン−FITC(5μg/ml)とともに30分間インキュベー トした。ついで、スライドを42℃にて4xSSC10,1%ツイーン20で5 分間、3回洗浄した。
暫 検出は、リヒターらの記載に従って行った【フレマーら、Hum、 Genet 、80:235〜246 (1988);リヒターら、Hum、 Genet、 80 : 224〜234 (1988)]。ビオチン化プローブは、アビジン −FITCかまたはアビジン−テキサスレッド(ベクター・ラボラトリーズ(V ector Laboratories)、バーリンゲーム、カリフォルニア州 )のいずれかで検出した。ジゴキシゲニンー標識プローブは抗ジゴキシゲニンー FITC(バーリンガー・マンハイム、インディアナポリス、IN)で検出した 。これら研究ではシグナル増幅は用いなかった。プローブの性能を比較するすべ ての研究を、アビジン−FITCで検出するビオチン化プローブを用いて単一の プローブハイブリダイゼーションとして行った。幾つかの実験においては、Xプ ローブ(ジゴキシゲニン/抗ジゴキンゲニンーFITC)およびY(ビオチン/ アビジンテキサスレッド)プローブの同時ハイブリダイゼーションおよび検出を 行った。
分析に先立ってスライドを100mMトリス(pH8,0) 、90%(V/V )グリセロリン中の2.33%DABCOアンチフェード(antifade)  (D 2522、シグマ・ケミカル、セントルイス、ミズーリ州)中に積載し 、場合により4゜6−ジアミツー2−フェニルインドール(DAPr)またはプ ロビンウムヨーダイドで対比染色した。別の場合に、一層厳格でない抑制条件を 用いて繰り返しDNAをハイブリダイズさせ、対比染色することなく核の可視化 ができるようにした。結果の視覚化はすべてツァイスアキシオブランエビフルオ レッセンス(Zeiss Axioplan epifluorescence )顕微鏡を用いて行った。FITCおよびテキサスレッドを同時に可視化するに は、デュアルバンドパスフィルター(オメガ・オプティカル(0+*ega 0 ptical I nc、)、ブラントルボロ、ヴアージン諸島)を用いた。3 5mmカメラおよびコグツクゴールド400フイルムを用い、結果を顕微鏡から 直接写真に撮った。
ブを用いて得られた結果と標準細胞遺伝学的分析によって得られた結果との比較 間期の細胞遺伝学を通常の細胞遺伝学と比較するため、共同研究している臨床研 究所から羊水試料(一般に15〜5m1)を得、患者の身元番号のみで同定した 。標準細胞遺伝学的分析は、共同研究している研究所によって各試料について行 った。試料の受領後、内部ID番号を付与することによりさらに符号化した。
内部ID番号は本研究者のみが利用できる同定であった。それゆえ、プローブの 評価は盲検により行った。インノトゥハイプリダイゼーンヨンの前に細胞培養は 行わなかった。プローブ当たり最小50のハイブリダイズした核(50〜129 6)が各試料についてカウントされ、1.2.3または4のハイブリダイゼーシ ョンシグナルを示す核の数を記録した。重複または凝集した細胞はカウントしな かった。可視化したシグナルは、たとえばそれらがG2核の特徴である空間的に 密接に位!したシグナルベアの部分である場合でも、統計的分析のため各シグナ ルを一つのシグナルとしてカウントした。ついで、試料を復号し、種型分析によ り決定されるように正常と異常とに分類した。
非培養羊水試料のハイブリダイゼーション分析が完了したら、データを以下のよ うにして分析した。まず、1.2.3または4のシグナルを示したカウントされ た余積のパーセントを計算した。核型に基づいて試料を正常または異常に分類し た。これらの結果を開期の細胞遺伝学によって得られた結果と比較したところ、 各京染包体プローブのセットはほぼ等価な性能特性を有し、効率的なハイブリダ イゼーション/検出を達成できることが明らかとなった。915の分析からの結 果をプールした場合、京染包体プローブセットの一つを用いて分析したときに所 定の二染包体性試料において平均して約90%のハイブリダイズした核が2つの シグナルを示した。11の試料のみが70%未満の2シグナル核を示し、すべて の二染包体性試料において少なくとも50%のハイブリダイズした核が2つのシ グナルを示した。間期の細胞遺伝学は、これら京染包体についてすべての試料を 二染色体性として正確に同定した。わずかな二染色体性の核は3つのハイブリダ イゼーションシグナルを示した(X21=4%、X 18=3%、×3%)。性 染色体についても同様の結果が得られ、XxおよびXYの遺伝子型が区別された 。
異常な核型の21の試料を研究の過程で分析した。21の試料のうち14で21 トリソミーが示された。18トリソミーおよび13トリソミーについてそれぞれ 2ケース、および3つの性染包体異数体(IXX/XXX、2XXY)が認めら れた。トリソミー試料は正常試料と明らかに識別された。3つのハイブリダイゼ ーションシグナルを示すトリソミー細胞の頻度は45〜88%の範囲であったが 、例外として一つの試料が母体血液の存在のために実質的な母体汚染を受けてい た。このデータセットにおいて、正常試料における3シグナル核のパーセントと トリソミー試料における3シグナル核のパーセントとの間には重複は認められな かった。すべての試料について正常または異常の核型を正確に割り当てることが できた。これには、21:210バートソン転座によって引き起こされた21ト リソミーの一つのケースが含まれていた(ハイブリダイズした核の88?6か3 つのシグナルを示した)。
この研究において、すべてのトリソミー試料のハイブリダイゼーションパターン は正常細胞でみられるハイブリダイゼーションパターンから明らかに区別され、 間期の細胞遺伝学の感度および特異性を示していた。しかしながら、細胞遺伝学 においてみられる染色体異常の発生率を反映して、これら系列に存在する異数体 試料の数は小さかった(n=21)。臨床系列において殆どの試料が正常である とすると、正常試料と異数体試料とを識別する上記データセットの検出力(po ser)は、これら結果からのプロトコールを一般化して遺伝子型の予期された 割り当てを行うために傾注される。統計的分析によれば、これらデータセットは 、23%未満の核が3つのハイブリダイゼーションシグナルを示す試料は所定の 染色体について二染色体性であると予測され、42%またはそれ以上の核が3つ のシグナルを示す試料はトリソミーであると予測され、23〜42%の3シグナ ル核を生成するハイブリダイゼーションパターンは決定できないとするようなカ ットオフ値の割り当てを支持していることを示した。これら基準を用い、95% かまたは99%レベルで正常または異常状態を予測できる信頼区間において重複 が存在しなかった。得られたシグナルが重複なく分布することは、この技術がト リソミー細胞の存在のインディケータ−として直接臨床に応用できることを示唆 している。
国際調査報告 、 、 +11+ PCT/US 93103350フロントページの続き (72)発明者 ダコウスキー、ウィリアム・アールアメリカ合衆国01748 マサチユーセツツ、ホブキントン、ヴアレンタイン・ロード4番 (72)発明者 ランデス、ブレツブ アメリカ合衆国01532マサチューセッツ、ノースボロー、インディアン・メ ドウ・ドライブ19番

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ヒト染色体遺伝子座13q13の65〜100kbの非重複DNAにハイブ リダイズすることができる核酸分子。
  2. 2.ATCC68936である請求項1に記載の核酸分子。
  3. 3.ヒト染色体遺伝子座18q22−qterの65〜110kbの非重複DN Aにハイブリダイズすることができる核酸分子。
  4. 4.ATCC68934である請求項3に記載の核酸分子。
  5. 5.ヒト染色体遺伝子座21q22.3の65〜100kbの非重複DNAにハ イブリダイズすることができる核酸分子。
  6. 6.ATCC68935である請求項5に記載の核酸分子。
  7. 7.X染色体の動原体の周辺にハイブリダイズすることができる核酸分子。
  8. 8.ATCC68932である請求項7に記載の核酸分子。
  9. 9.(a)細胞試料中に存在する核酸をハイブリダイゼーションに利用できるよ うにし、 (b)ヒト染色体遺伝子座13q13の65〜100kbの非重複DNAにハイ ブリダイズすることができハイブリダイゼーションによりシグナルを生成するこ とができる標識核酸分子からなるプローブに咳試料核酸を接触させ、(c)核プ ローブを該試料核酸とハイブリダイズさせてシグナルを生成させ、ついで (d)第13染色体の存在を指示するものとしてハイブリダイゼーションシグナ ルを検出する ことを特徴とする、細胞試料中の第13染色体の存在の検出方法。
  10. 10.(a)胎児細胞試料中に存在する核酸をハイブリダイゼーションに利用で きるようにし、 (b)ヒト染色体遺伝子座13q13の65〜100kbの非重複DNAにハイ ブリダイズすることができハイブリダイゼーションによりシグナルを生成するこ とができる標識核酸分子からなるプローブに該試料核酸を接触させ、(c)該プ ローブを該試料核酸とハイブリダイズさせてシグナルを生成させ、ついで (d)トリソミー13を指示するものとして3つのハイブリダイゼーションシグ ナルを検出する ことを特徴とする、胎児細胞を含有する試料におけるトリソミー13の診断方法 。
  11. 11.(a)細胞試料中に存在する核酸をハイブリダイゼーションに利用できる ようにし、 (b)ヒト染色体遺伝子座18q22−qterの65〜110kbの非重複D NAにハイブリダイズすることができハイブリダイゼーションによりシグナルを 生成することができる標識核酸分子からなるプローブに該試料核酸を接触させ、 (c)該プローブを該試料核酸とハイブリダイズさせてシグナルを生成させ、つ いで (d)第18染色体の存在を指示するものとしてハイブリダイゼーションシグナ ルを検出する ことを特徴とする、胎児細胞を含有する試料における第18染色体の存在の検出 方法。
  12. 12.(a)胎児細胞試料中に存在する核酸をハイブリダイゼーションに利用で きるようにし、 (b)ヒト染色体遺伝子座18q22−qterの65〜110kbの非重複D NAにハイブリダイズすることができハイブリダイゼーションによりシグナルを 生成することができる標識核酸分子からなるプローブに該試料核酸を接触させ、 (c)該プローブを該試料核酸とハイブリダイズさせてシグナルを生成させ、つ いで (d)トリソミー18を指示するものとして3つのハイブリダイゼーションシグ ナルを検出する ことを特徴とする、胎児細胞を含有する試料におけるトリソミー18の診断方法 。
  13. 13.(a)細胞試料中に存在する核酸をハイブリダイゼーションに利用できる ようにし、 (b)ヒト染色体遺伝子座21q22.3の65〜100kbの非重複DNAに ハイブリダイズすることができハイブリダイゼーションによりシグナルを生成す ることができる標識核酸分子からなるプローブに該試料核酸を接触させ、(c) 該プローブを該試料核酸とハイブリダイズさせてシグナルを生成させ、ついで (d)第21染色体の存在を指示するものとしてハイブリダイゼーションシグナ ルを検出する ことを特徴とする、胎児細胞を含有する試料における第21染色体の存在の検出 方法。
  14. 14.(a)胎児細胞試料中に存在する核酸をハイブリダイゼーションに利用で きるようにし、 (b)ヒト染色体遺伝子座21q22.3の65〜100kbの非重複DNAに ハイブリダイズすることができハイブリダイゼーションによりシグナルを生成す ることができる標識核酸分子からなるプローブに該試料核酸を接触させ、(c) 該プローブを咳試料核酸とハイブリダイズさせてシグナルを生成させ、ついで (d)トリソミー21を指示するものとして3つのハイブリダイゼーションシグ ナルを検出する ことを特徴とする、胎児細胞を含有する試料におけるトリソミー21の診断方法 。
  15. 15.(a)胎児細胞試料中に存在する核酸をハイブリダイゼーションに利用で きるようにし、 (b)ヒト染色体遺伝子座21q22.3の65〜100kbの非重複DNAに ハイブリダイズすることができハイブリダイゼーションによりシグナルを生成す ることができる標識核酸分子からなるプローブに該試料核酸を接触させ、(c) 該プローブを該試料核酸とハイブリダイズさせてシグナルを生成させ、ついで (d)ロバートソン転座を指示するものとして3つのハイブリダイゼーションシ グナルを検出する ことを特徴とする、胎児細胞を含有する試料におけるロバートソン転座の診断方 法。
  16. 16.(a)細胞試料中に存在する核酸をハイブリダイゼーションに利用できる ようにし、 (b)X染色体の動原体の周辺にハイブリダイズすることができハイブリダイゼ ーションによりシグナルを生成することができる標識核酸分子からなるプローブ に該試料核酸を接触させ、 (c)該プローブを該試料核酸とハイブリダイズさせてシグナルを生成させ、つ いで (d)第21染色体の存在を指示するものとしてハイブリダイゼーシヨンシグナ ルを検出する ことを特徴とする、胎児細胞を含有する試料におけるX染色体の存在の検出方法 。
  17. 17.(a)胎児細胞試料中に存在する核酸をハイブリダイゼーションに利用で きるようにし、 (b)X染色体の動原体の周辺にハイブリダイズすることができハイブリダイゼ ーションによりシグナルを生成することができる標識核酸分子からなるプローブ に該試料核酸を接触させ、 (c)該プローブを該試料核酸とハイブリダイズさせてシグナルを生成させ、つ いで (d)ターナー症候群を指示するものとして1つのハイブリダイゼーションシグ ナルを検出する ことを特徴とする、胎児細胞を含有する試料におけるターナー症候群の診断方法 。
  18. 18.(a)固定化溶液、 (b)ATCC68936、ATCC68934、ATCC68935およびA TCC68933でありハイブリダイゼーションによりシグナルを生成すること ができる標識核酸分子からなるプローブ、(c)染色溶液、および (d)スライド からなることを特徴とする、第21染色体、第18染色体、第13染色体、X染 色体およびY染色体の検出用キット。
  19. 19.(a)細胞試料中に存在する核酸をインジトウハイブリダイゼーシヨン用 に調製し、 (b)それぞれ識別し得る標識を含みヒト第13染色体、第18染色体、第21 染色体、X染色体またはY染色体の一つに特異的にハイブリダイズすることがで きる5つの染色体特異的プローブに該試料核酸を接触させ、(c)該プローブお よび核試料核酸をハイブリダイズさせ、ついで(d)単一細胞中のハイブリダイ ズしたプローブの数を定量し、その際、いずれか一つのプローブが奇数のコピー 数で存在することは該プローブにハイブリダイズした染色体が異数体であること を示すことを特徴とする、第13染色体、第18染色体、第21染色体、X染色 体またはY染色体における異数体の存在について細胞試料をスクリーニングする 方法。
  20. 20.該細胞試料が胎児細胞を含む請求項19に記載の方法。
  21. 21.5つの染色体特異的プローブが、(i)ヒト染色体遺伝子座13q13の 65〜100kbの非重複DNAにハイブリダイズすることができる核酸分子( ii)ヒト染色体連伝子座18q22−qterの65〜110kbの非重複D NAにハイブリダイズすることができる核酸分子;(iii)ヒト染色体遺伝子 座21q22.3の65〜100kbの非重複DNAにハイブリダイズすること ができる核酸分子;(iv)X染色体の動原体の周辺にハイブリダイズすること ができる核酸分子および(v)pDP97からなる、請求項19に記載の方法。
  22. 22.5つの染色体特異的プローブが、(i)ATCC68936;(ii)A TCC68934;(iii)ATCC68935;(iv)ATCC6893 2および(v)ATCC68933からなる、請求項21に記載の方法。
  23. 23.(a)細胞試料中に存在する核酸をインジトウハイブリダイゼーシヨン用 に調製し、 (b)それぞれ異なる蛍光団または蛍光団の組み合わせで区別して標識されヒト 第13染色体、第18染色体、第21染色体、X染色体またはY染色体の一つに 特異的にハイブリダイズすることができる5つの染色体特異的プローブに該試料 核酸を接触させ、 (c)咳プローブおよび該試料核酸をハイブリダイズさせ、ついで(d)単一細 胞中のハイブリダイズしたプローブの数を定量し、その際、いずれか一つのプロ ーブが奇数のコピー数で存在することは染色体が異数体であることを示す ことを特徴とする、第13染色体、第18染色体、第21染色体、X染色体また はY染色体における異数体の存在について細胞試料をスクリーニングする方法。
  24. 24.該細胞試料が胎児細胞を含む請求項23に記載の方法。
  25. 25.5つの染色体特異的プローブが、(i)ヒト染色体遺伝子座13q13の 65〜100kbの非重複DNAにハイブリダイズすることができる核酸分子( ii)ヒト染色体遺伝子座18q22−qterの65〜110kbの非重複D NAにハイブリダイズすることができる核酸分子;(iii)ヒト染色体遺伝子 座21q22.3の65〜100kbの非重複DNAにハイブリダイズすること ができる核酸分子;(iv)X染色体の動原体の周辺にハイブリダイズすること ができる核酸分子および(v)pDP97からなる、請求項23に記載の方法。
  26. 26.5つの染色体特異的プローブが、(i)ATCC68936;(ii)A TCC68934;(iii)ATCC68935;(iv)ATCC6893 2および(v)ATCC68933からなる、請求項25に記載の方法。
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