JPH0750466Y2 - 下水管清掃器具用ロッドカップリング - Google Patents

下水管清掃器具用ロッドカップリング

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Publication number
JPH0750466Y2
JPH0750466Y2 JP4883993U JP4883993U JPH0750466Y2 JP H0750466 Y2 JPH0750466 Y2 JP H0750466Y2 JP 4883993 U JP4883993 U JP 4883993U JP 4883993 U JP4883993 U JP 4883993U JP H0750466 Y2 JPH0750466 Y2 JP H0750466Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
coupling
pipe
sewer
sewer cleaning
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Application number
JP4883993U
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JPH0717896U (ja
Inventor
皓二 高橋
教之 鈴木
Original Assignee
株式会社カンツール
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は下水管等の管内の堆積
物や障害物を除去するためのロッド(鋼製棒)を接続す
る下水管清掃器具用ロッドカップリングに関するもであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、屋外排水管等となる下水管路内
の簡易清掃器具としては、複数本の所定長さのロッドを
ロッドカップリングをもって順次継ぎ足し、その先端に
スクリューヘッド等の適宜形状のヘッドを取付けた構成
を採り、このロッドを手動の操作にて回転しながら管内
に挿入し、管内に詰まった堆積物,障害物をヘッドにて
引っ掛けるとか、穴開けをして連通状態とするものであ
る。この場合、従来のロッドカップリングaは、図5に
示すようにカップリング本体a′の両端側からロッドb
を挿入すると共に、該ロッドbを端部分に予め螺合した
単なる締付ナットcにて締付ける構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のように
カップリング本体a′の端位置に装着の締付ナットcは
普通のナット形状を呈し、ネジ(ナット)頭dが角張っ
た状態となっている。このため、下水桝とかマンホール
等の縦溝(穴)eから横向き配管の下水管路fへロッド
bを挿入又は引き出す時に、該ロッドbは屈曲状態とな
って案内されるので(図6参照)、角張ったネジ頭dが
どうしても下水管路fの管口(入口出隅)gに接触し、
出し入れの障害になり面倒で、無理に行なうと管口gを
削り取られる損傷を招くことが多い。特に、縦溝が深い
マンホール態様では管口の損傷が大である。
【0004】本考案は上記実情に鑑み、ロッド用締付ナ
ットの頭を鋭角テーパー形状とすることで、上記課題を
解決する下水管清掃器具用ロッドカップリングを提供す
ることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、複数本のロッ
ドをカップリングをもって接続し、最先のロッド端に清
掃ヘッドを取付けるロッド型下水管清掃器具において、
中央にハンドル操作孔を設け両端側に鉤折係止部をもつ
ロッド挿通孔を配設したカップリング本体と、この両ロ
ッド挿通孔端にそれぞれ逆ネジ螺合のロッド用締付ナッ
トとより構成すると共に、この各ロッド用締付ナットの
末端形状を鋭角テーパー部としてなるものである。
【0006】
【作用】上記のように、ロッド連結金具となるロッドカ
ップリング中、両側端に位置するロッド用締付ナットの
形状を、端末に向け鋭角のテーパー形状としてなるた
め、縦穴のマンホール等から横孔となる下水管路への挿
通(又は引き出し)に際し、ロッドを屈曲状としながら
出隅となる管口に臨んでも、ロッドカップリングの両端
部(締付ナット部)がテーパー状となっているので、該
ロッドカップリングは管口に引っ掛かることなく通過す
るものとなる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
【0008】1は中央に操作ハンドル孔2を直交貫通
し、両側端から中央近傍に向けロッド挿通孔3を横挿通
すると共に、該各ロッド挿通孔3の先端を外周に向け曲
がったた鉤折係止部4を形成してなる金属製カップリン
グ本体で、該カップリング本体1の両端部には、ロッド
孔5に予めロッド6を挿通する末端(ナット頭)に鋭角
のテーパー部7を形成したロッド挿通用締付ナット8を
それぞれ螺合し、これら全体構成で下水管清掃器具用ロ
ッドカップリング9となる。この場合、ロッド6の装着
に当たり先端に折曲した係止部10を前記鉤折係止部4
に臨ませ、また左右に螺合する締付ナット8,8の螺合
部11a,11bは逆ネジ構造とし、ロッドの捩じり
(回動)操作にても左右が緩まないようにしている。
【0009】いまこの作用を説明すると、先ず下水管路
12内の詰まり(図示せず)を清掃すロッド型下水管清
掃具13の組み立てに際し、適宜長さの鋼製棒状となる
ロッド6を複数本、公知のように先端折曲の係止部10
をロッド挿通孔3の先端(奥端)の鉤折係止部4に臨ま
せ引っ掛け状とし、この状態にてロッド6側に予め挿通
している締付ナット8をカップリング本体1のロッド挿
通孔3に螺合し、該ロッド挿通孔3の螺挿度でロッド6
の端を締付けて固定する。
【0010】ここにおいて、所定長さにロッド6を接続
し、且つ先端に所定のヘッド14を取付けた下水管清掃
具13を、この先端に装着したヘッド14から下水管路
12に挿入し、このロッド6を基端に取付けた操作ハン
ドル15を適宜回動させながら繰り込み、ヘッド14に
て下水管路12に詰まった堆積物等(図示せず)を取り
除くものである。
【0011】この場合、縦溝となるマンホール16から
横孔となる下水管路12への挿入においては、鋼製棒状
となるロッド6は直角に曲がるわけではなく弯曲しなが
ら挿入されるため、どうしても下水管路12の管口12
aにロッド6とロッド6を接続する太径となるロッドカ
ップリング9が接衝するようになるが、該ロッドカップ
リング9の両側端は締付ナット8の末端が鋭角のテーパ
ー部7(例えば15°の傾斜)となっているので、管口
12aに達してもテーパー部7の傾斜にて引っ掛かりが
少なく円滑に通過するものとなる。このことは、特にロ
ッド6の引き抜き動作時にあって管口12aに対する引
っ掛かりがなくなり、殆ど傷を付けることがなくなる。
【0012】なお、各ロッドカップリング9の中央に有
する操作ハンドル孔2に対しては、所定長さの挿入又は
引き出し時に必要に応じて別途ハンドル15′を挿通
し、手元位置で操作をしやすくし、回転又は挿入,引き
出しの力を有効に伝達させる。また、このカップリング
本体1の両側端に螺合する一対の締付ナット8中、一方
の螺合ネジ山(螺合部11b)は図示のように細かく刻
設し、実質的に固定側としておく。
【0013】
【考案の効果】上述の様に、本考案の下水管清掃器具用
ロッドカップリングは、カップリング本体の両側端に位
置する締付ナットの末端を鋭角のテーパー形状としたこ
とにより、下水桝,マンホール等から適宜本数を継ぎ足
したロッドを下水管路への挿入(又は引き出し)に際し
て、ロッドより太径となるロッドカップリングが管口に
引っ掛かり、該管口を傷付けることがなくなる。特に、
このことは深い穴となるマンホール態様にあって、堆積
物,障害物等を引っ掛けて戻る引き出し時に大きな引っ
張り力を与えても、管口位置ではテーパーで滑り易くな
っているため、従来、多々起こったロッドカップリング
の角のあるナット頭の接衝に起因する削り取り損傷が一
掃される。しかも、本考案は簡略構造のため、製作も簡
単で、且つ旧来タイプにあってもこの特殊締付ナット部
の装着だけで改良することができる等の実用的効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示すロッドカップリングの
要部断面図である。
【図2】同締付ナットの一部切り欠き側面図である。
【図3】ロッド型下水管清掃器具使用の説明図である。
【図4】マンホールから下水管路にロッド型下水管清掃
器具を挿入した説明図である。
【図5】従来のロッドカップリングの要部断面図であ
る。
【図6】従来のロッド型下水管清掃器具使用で下水管口
にロッドカップリングの締付ナットが支えた説明図であ
る。
【符号の説明】
1 カップリング本体 2 操作ハンドル孔 3 ロッド挿通孔 4 鉤折係止部 6 ロッド 7 テーパー部 8 ロッド挿通用締付ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のロッドをカップリングをもって
    接続し、最先のロッド端に清掃ヘッドを取付けるロッド
    型下水管清掃器具において、中央にハンドル操作孔を設
    け両端側に鉤折係止部をもつロッド挿通孔を配設したカ
    ップリング本体と、この両ロッド挿通孔端にそれぞれ逆
    ネジ螺合のロッド用締付ナットとより構成すると共に、
    この各ロッド用締付ナットの末端形状を鋭角テーパー部
    としてなる下水管清掃器具用ロッドカップリング。
JP4883993U 1993-09-08 1993-09-08 下水管清掃器具用ロッドカップリング Expired - Lifetime JPH0750466Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0717896U JPH0717896U (ja) 1995-03-31
JPH0750466Y2 true JPH0750466Y2 (ja) 1995-11-15

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ID=12814423

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CH571085A5 (ja) * 1974-04-09 1975-12-31 Staeubli Ag
CH624159A5 (ja) * 1977-10-20 1981-07-15 Staeubli Ag
JPS5831904Y2 (ja) * 1978-07-13 1983-07-14 ワイケイケイ株式会社 ハ−ネス

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JPH0717896U (ja) 1995-03-31

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