JPH07504334A - A33抗原に対するヒト化抗体 - Google Patents

A33抗原に対するヒト化抗体

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JPH07504334A JP6513946A JP51394694A JPH07504334A JP H07504334 A JPH07504334 A JP H07504334A JP 6513946 A JP6513946 A JP 6513946A JP 51394694 A JP51394694 A JP 51394694A JP H07504334 A JPH07504334 A JP H07504334A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A33抗原に対するヒト化抗体 発11分l一 本発明は、ネズミモノクローナル抗体A33によって認識されるエピトープに対 して特異性を有する抗体分子、それらの製造方法、それらを含む医薬組成物およ び医療におけるそれらの使用に関する。
見匪五1匙 ネズミモノクローナル抗体(MAb)A33は、耐熱性、プロテアーゼ耐性、ニ ューラミニダーゼ耐性エピトープ(これは、実質的にほとんど全ての原発性、転 移性大腸癌に均質に発現する)を認識するI g 02 a / kである。こ の抗原の発現は、正常な結腸粘膜上皮および結腸癌に限られ、循環系には放出さ れなイ(Weltら、 1990)、該抗原はASPC−1およびCo1o20 5を含む多数のヒト腫瘍細胞系で発現される。
A33抗体は抗原と結合した後内在化する。それは、結腸直腸癌の肝転移を有す る患者の腫瘍にインビボで局在することが示された(weltら、 1990) 、 ”11標識抗体(0,2mg。
n=3 ; 2mg、n==8 ; 10mg、n=3 ; 25mg、n=3  ; 50mg+ n=3 ; 2−5rnCiで標ff1)を、手術の7−8 日前に患者20人に静注で投与した。腫瘍組織に対する選択的mAb33の局在 化が20人の患者のうち19人で認められた。投与後1週間の腫瘍/肝比は6. 9から100の範囲で、一方、腫瘍/血清比は4.1から25.2の範囲であっ た。コントロール”’IMAbTa99 (2mgのA33を投与した3人の患 者に2mgの投与量で同時投与)を用いた実験で、A33の腫瘍取り込みは特異 的で、A33取り込みは2.3から45倍であることが示された。
しかしながら、ヒト抗マウス抗体(HAMA)反応は、8人の患者で7日目から 検出され、全ての患者では300日目でにHAMA反応を生じた。最初の優勢な HAMAはIgMであったが、300日目でにIgG反応もまた検出された。
HAMAの反応性は、しかしながらIgG2aアイソタイプに限られる。ネズミ IgG1およびIgG3も患者の血清を用いて検出することができた。したがっ て、被検者はMAbに対する免疫反応を生じ、それを完全に排除するか、または 少なくともその効果を減少させるであろうという事実によって、ヒトの治療薬と してのネズミMAbA33の有用性は制限されるであろうと考えられる。
ヒトでの抗原性が少ない非ヒトMAbを作成するための提案がこれまでに行われ た。そのような技術は、一般に[ヒト化(hu腫anisation) J術と 呼ばれる。これらの技術は、一般に、抗体分子のポリペプチド鎖をコードするD NA配列を操作する組換え体DNA技術の使用を含む、ヒト化の簡単な形態は、 ネズミの抗体の定常領域をヒトの抗体の定常領域と交換することを含む(Mor risonら、 1984; Whittleら、 1987)、多数のこれら マウス可変領域−ヒト定常領域のキメラ抗体が患者に投与された(Bakerら 、1991; Begentら、1990; Ghrayebら、1991;  Khazaeliら、 1992; Knoxら、 1990; LoBugl ioら、 1989;Meredithら、 1991.1992; 5ale hら、 1992; Trangら、 1990)。
一般に、免疫反応は、これらキメラ抗体に対してもなお生じるが、その反応の程 度は、ネズミの抗体に対して認められるものより通常低く、さらにその開始も遅 れる。ある例、キメラ17−IA(γ1)では、認められた反応は極めて低く。
処置された患者16人のうち1人だけが、低いレベルの反応を示し、たたけであ る(LoBuglioら、 1989; Meredithら、 1991;T rangら、 1990)、他の例では、処置された患者の約50%が、専らネ ズミの結合部位を含む可変領域に対する反応を生じた。
キメラ抗体に対するHAMAの反応性の程度の減少は、抗原結合部位外の可変領 域のさらにすすんだヒト化によって、これら領域に対する反応が消失し、さらに 結合部位に対する反応も減少することを期待させる。
抗体のヒト化のもっと複雑な形態は、ネズミの抗体結合部位を構成するアミノ酸 がヒト抗体の可変領域の読み枠中に統合されるように、可変領域ドメインを再構 成することを含む(Jonesら、 1986)、このようなことを行いえるの は、異なる種の免疫グロブリン間における密接な構造と配列関係の結果である。
可変領域配列内で、多数の非連続性配列(ドメイン当り3個)が、特に変異性に 富む(超可変と呼ばれる)ことが認められた。抗体間で認められたこの配列の変 動は、抗体が広範囲の抗原形を認識し結合することを可能にする変異性を提供す ると説明され、各ドメインのこの3つの超可変領域は相補性決定領域(Comp le@entarity Determining Regions (CDR ’s))と名付けられた(!11u & Kabat、 1970; Kaba tら、 1987)、この説は構造研究によって確認されたが、この研究では、 はとんどの部分について、超可変配列は、表面の大きなパッチを形成する一組の ループとして表面に付随しており、さらに、これらの配列は、抗原−抗体複合物 が調べられた例では、抗原と接触することが認められた(Amitら、 198 6; Bhatら、1990; Boulotら、 1987.1.990;  Col+sanら、 1987; Daviesら、1989; Padlan ら、 1989; Po1jak、 1991; 5heriffら、 198 7)、全ての場合ではないが、はとんどの例で、CDR5は、これらの構造ルー プ領域に、これをねずかに越えながらも一致する。
これらの超可変領域単独のヒト抗体への置換は、一般にネズミ抗体の結合親和性 の再構成にはつながらない(Verhosyenら、 1988; Riech mannら、 1988)。
したがって、ループまたは超可変領域内の確認されていない残余部が、抗原結合 部位の形態に影響を与え、個々の可変ドメインを安定に束ねることによって、ま たは可変ドメイン間の相互作用を安定化させることによって、直接または間接的 に抗原結合に貢献しているにちがいない、これら手がかりとなる読み枠の位置確 認の方法は利用可能である(例えば、Adairら、 1991; Kurrl eら+ 19907Lawら、 1991; Padlan、 1991; Q ueenら+ 1990; Vxntsr、 1987)−ヒト化工程のための ヒト読み枠の選択には、読み枠のアミノ酸についていくつかの位置情報が利用で きるように、X線結晶学で決定された既知構造が存在する抗体ドメインを用いる か、または、適合する軽鎖と重鎮対を用いるか、または種々のヒトサブグループ 由来の代表的な例を用いるか、あるいは単純に利用可能なヒト配列を検索し1問 題のマウス抗体の種々のドメインと高い相同性を有するヒト抗体ドメインを同定 することが必要である。
ヒト化は、多数の例で完全な抗原結合活性の再形成をもたらした(Coら、 1 990,1992; Carterら、 1992; Routledgeら。
1991 ;国際特許公開第1091109967号、1091109968号 、 1092/11383号明細書)。
ヒト化工程で期待される免疫原性の低下は、抗−Tac抗体のヒト化形、抗−T  a c −H(Queenら、 1989)を用いてHaki@iら(199 1)によって調べられた。ヒト化抗体は、ネズミのミエローマ系5p210で発 現された。この抗体は、10工ンドトキシン単位/mg蛋白未満を含む、抗体は 8群のジノモルガスモンキー(cynomolgus monkey) (各群 4匹)に投与された。この群に、抗−Tac−Hまたはネズミ抗体(抗−Tac −M)のいずれかを1日当りOlo、05.0.5または5 m g / k  gの投与量で14日間静注し、42日目に同じ抗体でチャレンジした。薬物動態 および免疫原性をこの実験中にモニターした。42日目に再チャレンジした抗− Tac−Hに対する副作用(アナフィラキシ−)が、抗−T a c−Mの5  m g / k gを投与した1匹に、さらに0.05mg/kgを投与した4 匹すべてに認められた。したがって、抗−Tac−Mの0.5または5 m g  / k gを投与された動物のいずれも42日目の再チャレンジを受けなかっ た。
ヒト化抗体に対する反応は、ネズミ抗体に対する反応と比べて、絶対量が低く、 さらに開始も遅くなることが認められた。抗−Tac−M群で、12匹のうち9 匹において処置工程中に反応が認められたが、一方、ヒト化抗体を投与された動 物では1反応は一般に最後の注射後5から10日後に認められた1両方の抗体に ついて1反応の程度は一般に投与量に逆比例しているようであった。ネズミ抗体 に対する最も早期の最も劇的な反応は、0.05mg/kg群で認められ、この 場合、1匹の例では200 m g / m Lを越える抗−抗体反応が認めら れた6反対に、最も高い投与量のネズミ抗体を与えられた群は、5 m g /  k g群は反応開始遅延を示し、同じような、絶対レベルが低い抗−抗−Ta c−Mパターンを示した。この投与量では2匹の動物で反応を認めなかったが、 一方0.5mg/kg群では、1匹が反応を示さなかった。
ヒト化抗体を投与された動物については、同じ傾向が認められたが、反応の程度 はずっと低かった。最も強い反応は、0゜5 m g / k gを投与された 1匹に認められ、この例では、42日目に60 m g / m Lの抗−抗体 が認められた。ネズミ抗体を投与された12匹のうち9匹がこの反応レベルを越 えた。
繰り返すが、0.05mg/kg群の全ての動物がある程度の反応を示したが( 5から25 m g / m Lの抗−抗体の範囲)、この反応は投与量に反比 例していた。42日目に第二の投与を行うことができた全ての例で、特異的力価 の大きな増加(〉10倍)が認められた。
反応のタイプは、競合ELISAで測定したが、ここでは、ネズミおよびヒト化 抗体の各々は固相に結合され、抗体自体、可溶性IL−2Rまたは非特異的ネズ ミまたはヒトIgGを含む種々の潜在的競合物質の存在下で血清とともに保温さ れた。ネズミおよびヒト化抗体の両方に対する反応は抗−イディオタイプおよび 抗−アイソタイプの両方であることが示された。しかしながら、ヒト化抗体に対 する抗−アイソタイプ反応は最低限界に近かった。ヒト化抗体に対する反応の大 半はヒト化またはネズミ抗−Tacまたは可溶性IL−2Hの存在によって抑制 することができたが、これはこの反応は専ら抗−結合部位であることを示してい る。
ヒト化抗−CAMPATH−1抗体、CAMPATH−LHの使用に関する3つ の研究が記載された(Crave、 1992; Haleら; 1989;M athiesonら、 1990)、最初の研究では、非−ホジキンリンパ腫の 2人の患者が、1から20mg/日の範囲で投与量を増しながら43日間CAM PATH−IHを静脈内に輸液された(Haleら;19gg)。抗−抗体反応 は処置の間中検出されなかった。反応の欠如は、抗体自体が免疫抑制性であり、 患者はすでにかれらの疾病の結果として免疫が抑制されていたという事実による かもしれない()taleら; 1988)。
さらにすすんだ症例研究が報告された(Mathiesonら;1990)、C AMPATH−IH抗体は、慢性で、以前難治性であった全身性脈管炎の患者に 緩解を惹起させるために、ラット抗−ヒトCD4と共同で用いられた。リンパ球 集団はCAMPATH−LHの3日間の処置(静注、2mg/日)で激減し、続 いてラットの抗−ヒトCD4を12日間、20mg/日で静注して、残余のTH 細胞を除去した。処置後、病気の緩解が生じ、12か月持続した。抗−抗体反応 は検出されなかった。
もっと最近では、さらに、類リューマチ性関節炎の8人の患者をCAMPATH −IHで処置したことが開示された。
患者は、5日間4 m g 7日を投与され、その後さらに5日間8mg7日を 投与された。8例中の7例で、痛みと関節疾患についての評価基準において統計 的に顕著な減少があった(Crowe、 1992)、抗−抗体反応は処置後数 か月間明らかにならなかった。
Hirdら(1991)は、ネズミ抗体H17E 2 (Travars &  Bod−sier、 1984)由来のヒト化抗PLAP抗体、Hu2PLAP (Verhoeyenら; 1991)を、卵巣、胃および乳房を含む1種々の 腫瘍をもつ患者に投与した。2人の患者で治療前にヒト抗−マウス抗体の血清レ ベルが上昇した。1症例では、この患者は以前に、大環式DTPAと結合させる ことによって”Yで標識したネズミ抗体HMFGIで処置されたことがあった。
2番目の患者は、大環式D OT A (Moiら、 198g)と結合させる ことによって111 Inで標識したネズミのHl 7E2で以前に処置を受け たことがあった67人の患者は、放射性イメージング用量として220から83 3mgのHu2PLAP−1111n−DOTAを静注で投与された。患者を2 4時間と96時間にモニターした。以前にHAMA反応がなかった患者では、j  lyz bは、ネズミ抗体を投与された患者の27時間と比べて73.1時間 であった。以前にHAMA反応が認められた例では、患者は47時間および39 時間のt17!5を示した。しかしながら、7人の患者のいずれも96時間の実 験中には、Hu2PLAPに対する特異的抗体は生じなかった。ただし、3人の 患者は抗−DOTA抗体を生じ、そのうちの1人は以前にネズミH17E2−1 1”I n−DOTAで処置されており、既に抗−DOTA反応を示していた。
l肌叫11 したがって、A33のヒト化はヒトで免疫原性を減少させ。
ヒトで以前にネズミ抗体を使用したことに伴うHAMA反応の問題を克服できる かもしれない。
本発明者らは、ネズミモノクローナル抗体A33によって!!諏されるエピトー プに対して特異性を有するヒト化抗体分子を製造した。化合物は、一般にインビ ボで良好な腫瘍局在化と高い腫瘍負荷を示した。特定の化合物は標的細胞に対す る嗜好性を驚異的に増し、他の体組織、特に腎から迅速に排除され、その結果、 腫瘍対血液比が改良され、望ましくない副作用が殆どまたは全く出現しなくなる 。
したがって、本発明の第一の特徴によれば、ネズミモノクローナル抗体A33に よって認識されるエピトープに対する特異性を有し、さらに、可変ドメインの相 補性決定領域(CDRs)の少なくとも1つがマウスモノクローナル抗体A33  (MAbA33)に由来し、このヒト化抗体分子(RAM)の残余の免疫グロ ブリン由来部分がヒト免疫グロブリンもしくはその類似体に由来する抗原結合部 位を有し、当該HAMが場合によってエフェクターもしくはレポーター分子と結 合されている、ヒト化抗体分子が提供される。
見匪立■1裟n班 本発明のRAMはキメラヒト化抗体またはCDR移植ヒト化抗体を含むことがで きる。HAMがCDR移植ヒト化抗体を含むときは、重鎮または軽鎖の可変ドメ インの各々は1つまたは2つのA33由来CDR5のみを含むことができる。
しかしながら、好ましくは、3つの重鎖および軽鎖CDRsの全てはA33に由 来する。一般に、本発明のRAMは、少なくともネズミA33抗体に匹敵するか 、またはそれより強い結合能力を有するであろう。
上記に述べたように、MAbA33は、veltら(1990)が以前に報告し たIgG2a/にモノクローナルである。この抗体の軽鎖および重鎮の可変領域 のアミノ酸配列は、以下の図3に示す。
本発明のRAMは以下のものを含むことができる:完全な長さの重鎖および軽鎖 を有する完全な抗体分子;そのフラグメント、例えばFab、Fab’ 、(F ab’ )、またはF。
フラグメント;単一鎖抗体フラグメント、例えば単一鎖Fv;軽鎖または重鎖単 量体または二量体;互いに結合構造によって連結された2つ、3つ、4つもしく はそれ以上の抗体またはそのフラグメントを含む単一特異性を有する多価抗原結 合蛋白;または、これらのいずれかのフラグメントもしくは類子。
HA、 Mの残余の非−A、 33免疫グロブリン由来部分は、適切なヒト免疫 グロブリンに由来することができる0例えば、HAMがCDRI植HAMの場合 は、その抗原結合領域が由来するA33ドナ一抗体の種類または型と関係がある 、適切な可変領域読み枠配列を用いることができる。好ましくは、用いられるヒ ト読み枠の型はドナー抗体と同一または類似の種類または型(A33は1gG2 −カッパ)のものである。
有利には、該読み枠は、ドナー抗体配列、特にCDR5に空間的に近接もしくは 隣接した部位における相同性を最大または至適にするように選択される。CDR 移植RAMを構築するために用いることができるヒト読み枠の例は、LAY、P OM、TUR,TEI、KOL、NEWM、REIおよびEUである(Kaba tら、 1.987) 、 KOLおよびNEWMは重鎖構築に適切である。R EIは軽鎖構築に適切で、EUは軽鎖および重鎖の両方の構築に適切である。好 ましくは、しかしながら+ LAY読み枠が、MAbA33との高度な相同性と いう点から、重鎖および軽鎖の両方の可変ドメインのためのヒト読み枠として用 いられる。
HAMの軽鎖または重鎖可変領域は、ヒト軽鎖または重鎖定常ドメインに適切に 融合させることができる(本明細書で用いら九るように、1重鎖定常ドメイン」 は別に特定されない限り、ヒンジ領域を含むと解される)、HAMのヒト定常ド メインは、それが存在する場合は、該抗体の所望の機能、特に必要となる可能性 があるエフェクター機能と関連を有するものが選択される0例えば、重鎮可変領 域に融合される重鎖定常ドメインは、ヒトIgA、工gGまたはIgMドメイン である。好ましくは、ヒトIgGドメインが用いられる。
RAMを治療目的に使用することを望み、さらに抗体のエフェクター機能を必要 とする場合は、IgG1およびI gG3アイソタイプドメインを用いることが できる。また別に、HAMを抗体エフェクター機能を必要としない目的、例えば 、画像化、診断または細胞毒集中化の目的に使用する場合、工gG2および1g G4アイソタイプドメインを用いることができる。軽鎖可変領域に融合させるこ とができるヒト軽鎖定常ドメインは、ヒトラムダまたは特にヒトカッパ鎖を含む 。
ヒト定常ドメインの類似体もまた別に有利に用いることができる。これらは、対 応するヒトドメインより1つまたはそれ以上の付加的アミノ酸を含む定常ドメイ ン、または対応するヒトドメインに存在する1つまたはそれ以上が欠失または変 更されている定常ドメインを含む、そのようなドメインは。
例えばオリゴヌクレオチド特異的変異によって得ることができる。
HAMの残余物は、ヒト免疫グロブリン由来の蛋白配列のみを含むという必要は ない。例えば、ヒト免疫グロブリン鎖部分をコードするDNA配列が、ポリペプ チドエフェクターまたはレポーター分子のアミノ酸配列をコードするDNA配列 に融合されている遺伝子を構築してもよい。
本発明の第二の特徴にしたがえば1本発明の第一の特徴を有するH A Mの製 造方法が提供される。該方法は以下の工程を含む: (a)可変ドメインを含む抗体重鎖または軽鎖をコードするDNA配列で、該可 変ドメインのCDR5の少なくとも1つがA33マウスに由来し、該抗体鎖の残 余の免疫グロブリン由来部分がヒト免疫グロブリンに由来するDNA配列を有す るオペロンを発現ベクター内につくり;(b)可変ドメインを含む相補的な抗体 の軽鎖または重鎮をコードするDNA配列で、該可変ドメインのCDR5の少な くとも1つがMAbA33に由来し、該抗体鎖の残余の免疫グロブリン由来部分 がヒト免疫グロブリンに由来するDNA配列を有するオペロンを発現ベクター内 にツ<す;(c)宿主細胞に両オペロンを形質感染し;(d)該形質感染された 細胞系を培養し、RAMを製造する。
細胞系に2種のベクター(第一のベクターは軽鎖由来ポリペプチドをコードする オペロンを含み、第二のベクターは重鎮由来ポリペプチドをコードするオペロン を含む)を形質感染することができる。好ましくは、該ベクターはコード配列を 除いて同一で、さらに、選択マーカーは、各ポリペプチド鎖が等しく発現されて いることを可能な限り確認するために関与する。
また別に、単一のベクターも用いることができるが、このベクターは軽鎖および 重鎮の両方に由来するポリペプチドをコードするオペロンを含む。
さらに別の特徴において、本発明は、本発明のHAMの重鎖および軽鎖をコード するDNA配列、これらDNA配列を含むクローニングおよび発現ベクター、こ れらDNA配列で形質転換された宿主細胞および、形質転換宿主細胞でこれらD NA配列を発現させることを含む重鎖または軽鎖および抗体分子の製造方法もま た含む。
ベクターを構築する一般的方法、形質感染の方法および培養方法それ自体は既知 である(例えば、 Maniatisら(1982)、PrimroseとOl d (1980)および以下の実施例を参照)。
A33重鎖および軽鎖の可変ドメインのアミノ酸配列をコードするDNA配列( および対応する推定アミノ酸配列)は。
以下の図3に示す。
ヒト免疫グロブリン配列をコードするDNAは、いずれの適切な方法でも得るこ とができる1例えば、好ましいヒトアクセプター読み枠のアミノ酸配列、例えば LAY、POM、KOL、RE 1.EU、TUR,TEIおよびNEWMは。
当業者にとって広く利用可能である。これらアミノ酸配列をコードする対応する DNA配列は、遺伝暗号を逆に利用することによって与えられるか、または推定 できる。同様に、ヒト定常領域ドメインのアミノ酸配列も周知で、それらをコー ドするDNA配列は容易に推定できる。
分子生物学の標準的技術を、CDR移植生成物をコードするDNA配列を製造す るために用いることができる。所望のDNA配列は、オリゴヌクレオチド合成技 術を用いて、完全にまたは部分的に合成することができる1位置特異的変異(s ite−directed mutagenesis)およびポリメラーゼチェ ーン反応(PCR)技術を適切に用いることができる0例えば、オリゴヌクレオ チド特異的合成(Jonsgら−1986)を用いてもよい、また、予め存在す る可変ドメイン領域のオリゴヌクレオチド特異的変異(Vsrhoeyenらt  19g8; Riechmannら; 19gg)もまた用いることができる 。T4DNAポリメラーゼを用いて1間隙のあるオリゴヌクレオチドの酵素によ る充填を行うことができる(Queenら、 1989;国際特許公開筒%r0 901078861号明細書)。
キメラ型またはCDR移植重鎖および軽鎖をコードするD−系も用いることがで きる。有利には、細菌、例えば大腸菌(E、 coli)および他の微生物系を 、特に抗体フラグメント(例えばF9、FabおよびFab’ フラグメントン および単一鎖抗体フラグメント(例えば単一鎖F、)の発現のために用いること ができる。pACtac(国際特許公開第一092101059号明細書)由来 の発現ベクターで形質転換した大腸菌を用いて本発明に従ってFabフラグメン トを製造する特に有用な方法を以下の実施例で開示し1本発明の特徴をさらに示 す、真核細胞、例えば哺乳類宿主細胞発現系もまた、本発明の抗体を得るために 、特により大きなキメラ型またはCDR移植抗体生成物(完全な抗体分子を含む )の製造のために用いることができる。適切な哺乳類宿主細胞はCHO細胞およ びミエローマ細胞またはハイブリドーマ細胞系1例えばNSO細胞を含む。
本発明のHAMでは、重鎖および軽鎖可変ドメインは1MAbA33の完全な可 変ドメインを含むか、またはMAbA33のCDR5の1つ、いくつかもしくは すべてをその上に移植されたヒト可変ドメインの読み枠領域を含むことができる 。したがって、RAMは、キメラ型ヒト化抗体またはCDR移植ヒト化抗体を含 むことができる。
RAMがCDR移植ヒト化抗体の場合は、CDR5に加えて、特異的可変領域読 み枠の残基に、非ヒトすなわちA33マウスの残基に一致するように変更を加え ることができる。
好ましくは、本発明のCDR移植ヒト化抗体は、本発明者らの国際特許公開第1 O−A−91109967号明細書で明らかにしたようなCDR移植ヒト化抗体 を含む、 1O−A−91109967号の開示内容は参照により本明細書に含 まれる。
好ましくは、軽鎖のCDR5は、CDR1(残基24から34)およびCDR2 (残基50から56)のカバット(Ka−bat)MAbA33CDRsに対応 し、さらに、構造ループ残基(残基91から96)またはCDR3のカバットM AbA33CDR残基(残基89から97)に対応する。(上記および本出願の 他の場所で示した残基の名称は、カバットの番号付はシステム(Kabatら、  1987)にしたがって番号付けされている)。さらに、軽鎖は、残基46お よび87の一方または両方にマウスA33残基をもつことができる。好ましい実 施態様では、用いられる読み枠がLAYの場合は、軽鎖は、CDRI、CDR2 およびCDR3のすべてにカバットMAbA33CDRsを含み、さらに好まし くは、46位および87位に付加的なA33を含む。
好ましくは、重鎖のCDR5は、CDRI (31から35)、CDR2(50 から65)およびCDR3(95から102)のすべてでカバットM A b  A 33 CD Rsに対応する。
さらに、重鎖は、残基1.27.28.29.30.72.73.82b、86 および94の1つまたはそれ以上でマウスA33残基を有することができる。
本発明のHAMは、完全な抗体または、上記に述べたように、そのフラグメント ;単量体もしくは二量体;または特に単一特異性多価結合蛋白であってよい、こ の後者の群のある特定の化合物は、高度な親和性を有し、腫瘍対血液比の改良を 達成するために用いることができるという点で特に有利である。この化合物は、 他の体組織から迅速に排除され、さらに、非腫瘍組織に抗体産物が蓄積するとき 生じる望ましくない副作用を、全体的に殆どまたは全くもたない。
したがって、さらに本発明の特定の特徴にしたがえば、互いに連結構造によって 結合した2つ、3つ、4つまたはそれ以上の抗体またはそのフラグメントを含む 単一特異性多価抗原結合蛋白が提供されるが、この蛋白は天然の免疫グロブリン ではなく、当該抗体またはフラグメントの各々は、ネズミのモノクローナル抗体 A33によって認識されるエピトープに対して特異性を有し、当該抗原結合蛋白 は場合によってエフェクターまたはレポーター分子と結合している。
本発明のこの特徴では、各抗体またはフラグメントは、本発明の第一の特徴のヒ ト化抗体分子(RAM)に関連して上記に定義したように、好ましくはヒト化抗 体またはそのフラグメントで、したがって、単一特異性多価抗原結合蛋白はヒト 化単一特異性多価抗原結合蛋白である。しかしながら、非ヒト化(例えばネズミ )単一特異性多価抗原結合蛋白も含まれ、本発明はこれらにもまた及ぶことは理 解されるべきである。
好ましくは、多価抗原結合蛋白は、互いに連結構造によって結合した、2つ、3 つまたは4つの抗体、また好ましくはそのフラグメントを含む。
本発明のこの特徴で使用される抗体フラグメントは、本発明のRAMとの関係で 上記で考察したものでもよい、特に有用なフラグメントはFabフラグメントで ある。
したがって、本発明の好ましい特徴にしたがえば、互いに連結構造によって結合 した2つ、3つ、4つのFabフラグメントを含む単一特異性多価抗原結合蛋白 が提供されるが、この蛋白は天然の免疫グロブリンではなく、当該Fabフラグ メントの各々は、ネズミのモノクローナル抗体A33によって認識されるエピト ープに対して特異性を有し、当該抗原結合蛋白は場合によってエフェクターまた はレポーター分子と結合している。
このタイプの化合物は、インビボで用いるとき、きわめて良好な腫瘍対血液比を 提供する。特に有利な化合物は、互いに連結構造で結合した4つまたは特に3つ のFabフラグメントを含むもので、これは、インビボでの良好な腫瘍対血液比 を提供することに加え、他の組織(例えば腎)から迅速に排除され、そのような 組織における該フラグメントの蓄積に伴う望ましくない副作用をもたない。
rFabJという用語は、天然の抗体または、化学的もしくは組換え体DNA技 術で合成されたものに由来する、場合によって修飾されたFabおよびFab’ 抗体フラグメントを指すために、本明細書で用いられる。「場合によって修飾さ れた」とは、該フラグメントの結合能力が悪影響を受けない限り、Fabまたは Fab″フラグメントが、そのアミノ酸配列において、もしくはアミノ酸配列に 対して多数の挿入物、欠失または変更を含みうろことを意味する。
各Fabフラグメントは、好ましくはヒト化フラグメントである。特に有利なF abフラグメントは、遺伝子的に修飾されたフラグメントで、これは、そのヒン ジ領域にただ1個の遊離チオール基をもつ。そのようなフラグメントの構築は、 本発明者らの欧州特許公開第347433号明細書および以下の実施例で開示さ れる。
本発明の多価抗原結合蛋白では、抗体またはそのフラグメントは、好ましくは架 橋結合剤を用いて共有結合で互いに結合している。一般に、架橋結合剤は、架橋 結合分子(例えば蛋白)のために慣用的に用いられる、多数の既知化学的架橋結 合剤のうちのいずれでもよい。しかしながら、好ましくは、架橋結合剤は、該抗 体もしくはフラグメント中の適切なアミノ酸(例えば側鎖チオール、アミノもし くはカルボキシル基を含むアミノ酸)またはC−末端のカルボキシル基とその各 々が反応することができる、2つ、3つ、4つまたはそれ以上の官能基を含む、 特にデザインされた単一リンカ−分子である。
そのようなリンカ−の例は、国際特許公開第110−A−90109195号お よびVO−A−90109196号明細書並びに欧州特許公開第384624号 、 385601号、446071号および453082号明細書中に見い出す ことができる。特に有用な3−および4−官能基性架橋結合試薬は、本発明者ら の同時係属中の国際特許公開第WO92/22583号明細書に記載され、その 開示内容は、本明細書に参照により含まれる。
したがって、例えば、適切な架橋結合剤の特に有用な群は以下の式(1)を含む ; R’CH(R”)NHCOR” 式中、R1はカルボキシル(−co、x−i)またはエステル他力ルボイ)Ii C−CO”R)基、カルボキスアミド(−CONH,)または基−COA (こ こでAは、直接または炭素−炭素もしくは炭素−異種原子結合を形成するための スペーサー基を介して一〇〇基に結合させたエフェクターまたはレポーター分子 である)で;R2およびR3(これらは同一でも異なっていてもよい)は、それ ぞれ場合によって置換された直鎖もしくは分枝アルキレン、アルケニレン、もし くはアルキニレン鎖[場合によって1つまたはそれ以上の一〇−もしくは−S− 原子、またはN(R’)(ここでR4は水素原子またはcl−6アルキル基)  、 N (R’) co−1−CON (R’) +。
C8,シクロアルキレン、C@−+Zアリーレンまたはc、−1゜ヘテロアリー レン基が介在する]で、1つ、2つ、3つまたはそれ以上の反応性官能基を含む が、その場合R2およびR1を合わせた反応性官能基の総数は2つ、3つまたは それ以上である。
このタイプの架橋結合剤では1反応性官能基は、抗体またはフラグメント中の適 切なアミノ酸と反応し、その結果生じた結合構造が架橋剤の残基となることは理 解されるところである。
より好ましくは、本発明の多価抗原結合蛋白の抗体またはそのフラグメントは、 各抗体またはフラグメントのチオール基に連結された結合構造によって互いに結 合している。
一般に1本発明の多価結合蛋白を製造するための架橋結合反応は、慣用的な方法 を用いて、例えば、抗体またはフラグメントおよび適切なリンカ−を水性溶媒中 に含む出発材料を。
適切な温度(例えば周囲温度から40℃、例えば約37℃)で混合することによ って達成できる。用いられる出発材料の相対的濃度は、用いられる架橋結合剤、 それが含む反応性官能基の数、さらに所望される生成物の性状に大きく依存する が、一般には、抗体またはフラグメントは過剰濃度で存在するであろう。
所望の場合は、抗体またはフラグメント出発材料は、使用前に架橋結合剤との反 応を促進するために修飾することができる。したがって、例えば、以下の実施例 で述べるように。
例えば2−イミノチオレンとの反応による慣用的なチオール化反応を用いて、チ オール基をその後の架橋結合剤との反応のために導入することができる。抗体フ ラグメントが遮断チオール基5例えば遮断ヒンジチオール基を有するまた別の実 施例では、遊離チオール基は、適切ないずれかの反応、例えば以下の実施例で述 べるように、β−メルカプトエチルアミンを用いることにより還元によって得る ことができる。
多価抗原結合蛋白を含む、本発明のヒト化抗体分子は、インビボ診断または治療 に、特に結腸直腸腫瘍およびその転移の診断と治療に用いることができる。
診断および治療に使用するために1本発明のHAMは、好ましくはエフェクター またはレポーター分子に結合される。
したがって、例えば、本発明のRAMは、細胞毒性薬剤もしくは細胞増殖抑制剤 のようなエフェクター分子に、またはレポーター基、例えば放射性核種(例えば 放射性ヨウ化物)もしくは人体内で検出可能な放射性核種複合体のような原子も しくは分子に結合させることができる。
エフェクターまたはレポーター分子は、本発明のRAMに直接、場合によって連 結基を介して、またはRAMが結合構造を含む場合は該結合構造を介して結合さ せることができる。
例えば、RAMは、共有架橋構造によって結合した。金属原子と結合可能な有機 基(例えば大環基)、または毒素(例えばリシン)、または抗腫瘍剤を有する。
また、組換え体DNA技術の方法を用いて、完全な分子のFcフラグメント、C H2またはCH3ドメインが1機能を有する非免疫グロブリン性蛋白(例えば酵 素もしくは毒素分子)によって置換されているか、またはペプチド結合によって そこに結合したHAMを製造することができる。
特に有用なレポーターまたはエフェクター基は1本発明者らの同時係属中の国際 特許公開第1092/22583号明細書に記載されており、その開示内容は本 明細書に参照により含まれる。
したがって1例えば、典型的なエフェクターまたはレポーター基は、放射性核種 (特に放射性ヨウ化物)、キレート化金属、NMRまたはESR分光計で検出で きる化合物の蛍光化合物を含む。
キレート化金属は、配位数が2から8までの2または3陽電荷金属のキレート物 を含む、そのような金属の典型例は。
テクネチウム(Tc)、レニウム(Re)、コバルト(CO)、銅(Cu)、金 (Au)、銀(Ag)、鉛(pb) 、ビスマス(Bi)、インジウム(In) 、ガリウム(Ga)、イツトリウム(Y)、テルビウム(Tb)、ガドリニウム (Gd)およびスカンジウム(Sc)を含む、一般に、金属は好ましくは放射性 核種である。典型的な放射性核種は、””T c、”” Re、””Re、”C oo @・Co、”Cu。
1”Au、”’Au、”’Ag、””Pb* ”@Bi、”’Bi+”11 n 、”Ga、”Ga、−−Y、うIIY、1@1lTb、1*3’aaおよび”S cを含む。
キレート化金属は、例えば、適切なポリデンテート(polydentate) キレート剤のいずれか、例えば環状ポリアミン、ポリエーテル、(例えばクラウ ンエーテルおよびその誘導体);ポリアミド、ポリフィン;及び環状炭素誘導体 でキレート化された上記タイプの金属の1つであろう。
一般に、キレート剤のタイプは、使用する金属に依存する。
しかしながら、本発明の結合物において特に有用なキレート剤群は、非環式およ び環式ポリアミン、特にポリアミノカルボン酸、例えばジエチレントリアミンペ ンタ酢酸およびその誘導体、並びに大環式アミン、例えば環状3−アザおよび4 −アザ誘導体、例えば1,4.7トリアザシクロノナンーN。
N’ 、N”−トリス酢酸、及び1,4,7.10テトラアザシクロドデカン− N、N’ 、N” 、N”−テトラ酢酸およびその誘導体;並びにポリアミド、 特にデスフェリオキサミン(desferrioxamine)およびその誘導 体である。
特に有用なキレート化金属はキレート化″11工nおよび1Yである。
本発明の多価抗原結合蛋白では1例えば、国際特許公開第1109272258 3号明細書および上記の式(1)に記載されたように、レポーターまたはエフェ クター基は、抗体またはフラグメントを一緒に結合させる連結基部分を構成する ことができる。この点に関して、本発明の特に有用な多価抗原結合蛋白は、C: T557、CT558またはCT998から選ばれる架橋結合剤および金属例え ばイツトリウムまたはそのインジウム複合体によって、互いに結合されているも のである。CT557.CT558およびCT998は、以下の式(2)、(3 )および(4)の化合物で、その製造は、国際特許公開第1092/22583 号明細書に記載されている:Zはベンジルオキシカルボニルで; ここで、MALおよびZは、式(2)で定義した通りで;ここでMALは式(2 )で定義した通りで、MACは:ここで xl、R2、R1およびR4はそれぞ れ一〇 H,CO□H基で、−R’−は−(CH,)、NHCO(C:H,)、 GO−基である。C:T998は実施例2の化合物及び1092/225113 号に記載される中間体8から製造できる。
CT551.CT558またはCT998と金属(例えばイツトリウムまたはそ のインジウム複合体)とによって−緒に結合させた、4つまたは特に3つのFa bフラグメントは特に有用である。このタイプの化合物では、フラグメントは好 ましくは、各フラグメントに存在するチオール基を介して互いに結合している。
有利には、各フラグメントは、ヒンジ領域に1つのチオール基(架橋結合剤との 反応のため)を含む遺伝子操作によるフラグメントである。
本発明はまた、本発明のRAM、特にエフェクターもしくはレポーター分子と結 合したRAMを含む共役分子を含む治療用および診断用組成物、およびそのよう な物質の治療および診断、特に結腸直腸腫瘍とそれによる転移の治療および診断 における使用を含む、そのような治療用および診断用組成物は、代表的には本発 明のRAMを1例えばインビボの使用のために医薬的に許容できる賦形剤、希釈 剤または担体とともに含んでいる。
代表的には、治療および診断における使用は、医薬的に有効量の本発明のRAM を患者に投与することを含む、投与されるべき正確な用量は、RAMの使用目的 並びに患者の年齢および条件にしたがい変動するが1代表的には、約0.1mg からlooomg、例えば約1 m gから500mgまで変動するであろう、 RAMは、単回投与または一定期間連続的態様で投与することができる。服薬は 適切に繰り返すことができる。RAMは、どのような適切な投与ルート用にも慣 用的な方法で製剤化することができるが、一般には、例えば静脈内、腹腔内また は筋肉内ルートによる投与のための液体形(例えばRAMの生理的に許容できる 滅菌緩衝液の溶液)である。
の 日 本発明を添付の図面を参考にして実施例によって詳述する。
図1は、ネズミA33の可変領域配列のPCRクローニングのためのオリゴヌク レオチドブライマーを示す。
図2は、キメラA33発現ベクターの概略図である:A、キメラ軽鎖発現ベクタ ー、pR0108B、キメラ重鎖発現ベクター、pR0107相対的な制限部位 のみを示している。
図3は、A33軽鎖(A)および重鎮(B)の可変領域のアミノ酸配列を示す。
シグナル配列(下線部)および成熟可変領域(上)の配列が示される。PCRプ ライマーで規定されるDNA配列は、イタリック体で示される。CDR領域は二 重下線で示す。
図4は、A33の組立てに用いたオリゴヌクレオチドを示す。ヒト化軽鎖可変領 域のヌクレオチドは下線で示す。シグナル配列(イタリック体)の予想されるコ ード配列、成熟可変領域(上)およびヒトカッパ定常領域(下)のN末端配列が 、オリゴヌクレオチド配列の下に示される。ネズミの配列に由来するCDR領域 および非−CDR残基は二重線で示す。
図5は、A33の組立てに用いたオリゴヌクレオチドを示す、ヒト化重鎖可変領 域のヌクレオチドは下線で示す。シグナル配列(イタリック体)の予想されるコ ード配列、成熟可変領域(上)およびヒトCHIドメイン領域(下)のN末端配 列が、オリゴヌクレオチド配列の下に示される。ネズミの配列に由来するCDR 領域および非−CDR残基は二重線で示す。
図6は、競合アッセーの結果を示す。このアソセーでは、ネズミA33()と、 CH○−に1一時発現実験()で調製シたヒト化A33とを、Co l o 2 05細胞とFITC−標識ネズミA33との結合競合に用いた。細胞に結合した 残留FITCニーmA33をFACスキャン分析器で測定し、蛍光(Y軸)と投 入非標識抗体(X軸)との関係を調べた。
図7は、キメラおよびヒト化A33GS発現ベクターの概略図である。
A、キメラA33(γ1)発現ベクター、pGR50B、ヒト化A33(γ1) 発現ベクター、pAL71C,ヒト化A33FAB’ (y4Δays)発現ベ クター、AL72 相対的な制限部位のみを示す。
図8は、LSl 74T腫瘍保持ヌードマウスにおける11”In−cA33  (yl)−9N3結合物の注射後24.48.120および192時間の生体分 布を示す。
図9は、Co1o205腫瘍保持ヌードマウスにおける”Y−bA33 (yl )−12N4結合物ノ注射後24.48.144時間の生体分布を示す。
図10は、hA33 (γ1)と ネズミA33は同様にヒト結腸大腸癌細胞系 SWI 222の細胞と結合する能力をもつことを示すスキャチャードプロット である。
図11は、5W1222の皮下異種移植された雌のヌードマウスにおける、注射 後24.72および120時間の”Y−hA33 (11)−12N4.”Y− cA33 (y 1)−12N4および″′Y−ネズネズ33−12N4結金物 の生体分布の比較である。
図12は、5W1222皮下異種移植された雌のヌードマウスにおける。注射後 3.24.48および168時間の”J−hA33 (yl) の生体分布を示 t。
図13は、aY−A33 (yl)−12N4M合物による処置後の雌ヌードマ ウスにおけるSWI 222腫瘍の完全退縮を示すグラフである。
図14は、DFMを形成するためのCT52によるhA33Fab’ (y4Δ cys)架橋結合のHPLC像を示す。
A0反応混合物 B、精製DFM 図15は、TFMを形成するためのCT557を用いたhA33Fab″ (γ 4Δays)架橋結合のHPLC像を示す。
A6反応混合物 B、精製TFM 図16は、TFMを形成するためのCT998を用いたhA33Fab’ (y 4Δays)架橋結合のHPLC像を示す。
図17は、hA33A33架橋質の非還元5DS−PAGEを示す。
シー211分子量マーカー;レーン2、hA33Fab’(γ4Δays);レ ーン3、A33DFM反応混合物;レーン4、A33DFM反応混合物;レーン 5.A33TFM(CT557)反応混合物;レーン6、A33TFM (CT 557)反応混合物;L/−ン7、A33TFM (CT998)反応混合物; レーン 8、精製A33TFM (CT557)。
図18は、競合アッセーの結果を示す、ここでは、hA33TFM (+)、h A33DFM ()、hA33 (γ1)()、またはhA33Fab’ (y 4Δcys)()が、Co1o205細胞とFITC標識ネズミネズ3との結合 に対する競合に用いられた。細胞に結合した残留FITC−mA33をFACス キャン分析器で測定し、蛍光(Y軸)と投入非標識抗体(X軸)との関係を調べ た。
図19は、”Y標識hA33TFM (CT557)−12N4、hA33DF M、およびhA33 (γ1)−12N4のLS174T腫瘍保持ヌードマウス における注射後48時間の生体分布を示す。
図20は、′6Y標識hA33TFM (CT557)−12N4、hA33D FMおよびhA33 (γ1)−12N4のLS174T腫瘍保持ヌードマウス における注射後24.48および144時間の腫瘍:血液比を示す。
図21は、”YmA33TFM (998)−12N4結金物の5W1222T 腫瘍保持ヌードマウスにおける注射後3.24.48.72および144時間の 生体分布を示す。
図22は、”YmA33TFM (998)−12N4結合物対IgGの5WI 222T腫瘍保持ヌードマウスにおける注射後3.24.48.72および14 4時間の改良された腫瘍:血液比を示す。
図23は、”YmA33TFMで処置されたSWI 222腫瘍保持ヌードマウ スにおける70日間の腫瘍容積の減少を示す。
図24は、”YmA33TFM (998) −12N4結合物の雄ダンキンハ ートレーモルモットにおける生体分布を示す。
図25は、大腸菌発現ベクターpMRR60の模式図である。相対的制限部位の みを示す。
図26は、一定の範囲の温度で一晩保温した後の大腸菌細胞抽出物のウェスタン 免疫プロットを示す(詳細は明細書中、実施例3を参照)。
図27は、誘発から採集までの間を30℃と46℃で実施した、大腸菌細胞抽出 物の非還元ウェスタンプロットを示す。
図28は、トリス−EDTA緩衝液(レーン1と2)中での保温または、リゾチ ームによる処理(レーン3−7)によって得られた大腸菌細胞抽出物のウェスタ ン免疫プロットを示す。
図29は、競合アッセーの結果を示す、ここでは、N50および大腸菌細胞から 調製したhA33DFMを、col。
2050細胞とFITC−標識ネズミA33との結合に対する競合のために用い た。細胞に結合した残留FITC−mA33をFACスキャン分析器で測定し、 蛍光(Y軸)と投入非標識抗体(X軸)との関係を調べた。
図30は、L5174T腫瘍保持ヌードマウスにおけるN50および大腸菌から 調製した”’IhA33DFMの注射後24時間の生体分布を示す。
本実施例では、以下の略語が用いられる:L−軽鎖 H−重鎖 γ4Δays−ヒンジ領域に1つの遊離チオール基を含む1gG4定常領域(欧 州特許公開第347433号明細書参照) DFM−互いに結合した2つのFabフラグメントを含む単一特異性二価結合蛋 白 TFM−互いに結合した3つのFabフラグメントを含む単一特異性三価結合蛋 白 HPLC−高速液体クロマトグラフィーCT557およびCT998は、先に上 記で述べた通りである。
去1漬す。
−Zス]≧」」楚 培養上清中または精製調製物中の組立て抗体をELISA式アッセー(1+1h ittleら、 1987)で測定した。ここでは、キメラ抗体およびセイヨウ ワサビのペルオキシダーゼ()IRP)に連結したヒトカッパ鎖に対するマウス モノクローナル抗体を捕捉するために固相抗−Fcg鎖を用いて結合蛋白を明ら かにした。
抗原結合を明らかにするために、直接および競合式結合アッセーを用いた。直接 結合アッセーでは、ASPC−1またはCo l o205細胞を、種々の量の ネズミA33、キメラA33もしくはヒト化A33.または非特異的抗体コント ロールの存在下で4℃で1時間保温した。未結合抗体を除去するために細胞を洗 浄した後、結合抗体の存在を、FITC標識抗ネズミネズは抗ヒトFcでさらに 保温し、FACスキャン分析器(Becton Dickinson製)で検出 するっことによって明らかにした。
競合式では、被検抗体の量を増加させながら、飽和量のFITCIJ!!ネズミ 抗体とAネズGニー1またはCo l o205細胞とともに上記のように保温 した。未結合抗体を除去するために細胞を洗浄した後、FrrclLl!ネズミ 抗体の細ネズの結合をFACスキャン分析器で検出した。
A33可 のクローニン、グー ネズミA33 (IgG2a/k)CWaitら、 1990)は、1゜5Lの ハイブリドーマ(ATcc、 HB8779)上清から得た。32゜5mgを蛋 白Aセファロースによって精製した。この物質をアッセー標準物質として用い、 さらに分離重鎖および軽鎖のN末端配列決定を実施した。
可変領域配列は、特定のオリゴヌクレオチドブライマー(Jones & Be ndig+ 1990)を使用して得、セルチックの発現ベクター(図1参照) でクローニングができるように修飾し、A33ハイブリドーマのmRNA+ポリ A由来cDNAで配列を増幅させた。配列増幅は、変性、アニーリングおよび増 幅条件を92℃、1分;55℃、1分;72℃、1分とし。
30増幅サイクルでTaqポリメラーゼ(Pekin Elmer−cetus 製)とともにボυメラーゼチェーン反応CPCR1Saikiら、1985)を 用いて実施した。アマ−ジャムインターナショナル(^mersha+m In ternational)のc D N A合成キットを用いて合成したloo ngの第一の鎖のcDNAと10ピコモルのオリゴヌクレオチドブライマーを1 00m1の反応容積中で使用した。
P CR11@生成物は、軽鎖ニツイテはBstBIおよび5pIIを用い1重 鎮のためにはHindIエエおよびA p a Iを用いて切断した。これらの フラグメントは、ヒトカッパ軽鎖アクセプターベクター、pMRR15,1、ヒ ト重鎖(IgGl)アクセプターベクター、pMRROllでそれぞれクローニ ングし、軽鎖のためにはキメラ発現ベクターpR0108(図2)を、重鎖のた めにはpRO107をそれぞれ生じる。
各プラスミドについて4つの別々に得られたクローンの可変領域の配列を決定し た。両方の可変領域について、先頭領域(priming regions)間 のDNA配列は4つのクローンの各々において同一であった。先頭領域配列内で 変動性が認められ、これは用いたプライマーの配列内の反復性に由来する。
重鎖と軽鎖の両方について、成熟可変ドメインの最初の11残基について得られ た推定アミノ酸配列は、ネズミ抗体のN末端ペプチド配列決定の結果と一致した 。
DNA配列は、読み枠1でアニールする前進プライマー(Orlandiら、  1989)を用いた第二のPCR実験によってさらに確認された。得られた配列 は、最初の実験で認められたものと一致した。A33軽鎖および重鎖可変領域の アミノ酸配列は図3に示す。
lらかに るーめのキメラA33 1 得られた配列が一体化されA33抗原に結合することができるということを確認 するために、キメラ発現プラスミドpR0107およびpR0108を200m L(7)規模でcHo−L761h細胞で一時的に同時発現させた(Cocke ttら。
1990)、生じた培養上清は、組み立てられた抗体を含むことがELISAア ッセーで示された。この抗体は蛋白Aセファロースクロマトグラフィーで精製さ れ、A、 S P C−1細胞に濃度依存態様で結合することが示された。該細 胞への抗体の結合は、FITC,標識抗ヒトIgGを用いて測定し、結合した蛍 光をFACスキャン分析器で検出した。
ヒト A33のf含 A33のネズミ可変領域をAdairら(1,991)に記載の方法および抗体 のヒト化に関して最近報告された他の文献(Coら。
1.991)にしたがってヒト化した。A33のVHは、ヒトサブグループV、 IHのコンセンサス配列と極めて密接な相同性(70%)を示し、一方、vLは 、VHおよびVLIVのコンセンサス配列と極めて高い相同性(62%)を示す 。これらの群から、、VJII重鎖とv、、工軽鎖を有するLAYをヒト読み枠 として選択した。軽鎖のためには、残基1−23.35−45.4.7−49. 57−86.88および98−108までがLAY配列に由来しくKabatら 、1987)の通りに番号付けした)、残基24−34.46.50−56.8 7および89〜97までがネズミ配列に由来した。残基24−34.50−56 および89−R97は相補性決定領域に一致する(Kabatら、 +987)  (図4参照)。残基46および87は軽鎖および重鎖可変領域の接触領域にあ ると予想される。残基46は通常ロイシンである。残基87はフェニルアラニン またはチロシンのどちらかである。
重鎮のためには、残基2−26.36−49.66−71.74−82a、82 cm85.87−93および103から113まではLAY配列に由来し、一方 、残基1.27−35.50−65.72.73.82b、86および94−1 02まではネズミ配列に由来する(図5参照)0重鎖の残基31−35.50− 65および95−102は、相補性決定領域に一致する(Kabatら、 1. 987)、この読み枠領域中のネズミ由来アミノ酸は、以下の理由のために含ま れる。残基1は溶媒の影響を受けやす<、CDR領域の近傍に存在する。LAY は残基アラニンを有するが、ヒトおよびネズミv8配列のこの部位には通常発見 されず、したがって、ネズミの残基が用いられた6部位72および73で、ネズ ミ残基が、CDR2との予想される近さのゆえに用いられ、さらにまた、残基7 2の場合に、可変ドメインにLAY読み枠の使用によってN−結合筒付加部位を 導入する可能性を除去するために用いられたCCoら、 1.991i Law ら、1991参照)、ネズミ配列はまた。
ドメイン間残基94で用いられたが、ここではA33はプロリンを有し、これは この部位には通常認められない、ネズミ残基は、部位82bおよび86で用いら れた。なぜならば。
LAY読み枠を有するヒト化抗体中のこれらの部位のヒトアミノ酸の使用は、重 鎖の発現に有害であることが以前に見い出されたからである(国際特許公開第W 0921010509号明細書)。
ヒ・ A33 とCHOにお番るー゛ ヒト化可変領域は、PCRアッセンブリ一方法(国際特許公開筒[192101 0509号、wO921011383号明細書、並びにDaugh−ertyら 、1991; Lawら、 1991)を用いて一部重複オリゴヌクレオチドか ら組み立てた。このオリゴヌクレオチドは、その軽鎖については図4に、重鎮に ついては図5に示されている。
このオリゴヌクレオチドは1重鎖可変領域については1ピコモルの長い内部オリ ゴヌクレオチドを、軽鎖については0゜01ピコモルを、両方の場合において1 0ピコモルの短い末端オリゴヌクレオチドとともに用いて組み立てた0反応条件 は、92℃、1分;55℃、1分;72℃、1分の30サイクルで、Taqポリ メラーゼを使用した。PCR生成物は。
キメラ抗体構築で述べたように適切な制限酵素で消化し、軽鎖についてはpMR RO15,1で、重鎖についてはp M RROIIでクローニングし、それぞ れpcG16およびPR0109を得た。
pRO108(cL発発現ダクターおよびpcG16 (hL発発現ダクターを 、CHOL761h細胞に、各々PRO107(cH発現ぺ’)!I−)または pRO109(hH発現ベクター)とともに同時に形質感染し、培養上清の抗体 を較正し、これらが、Co1o205細胞上の抗原に関して、F工TCIII識 ネズミA33との結合について競合することをFACスキャン分析によって示し た(図6)、完全にヒト化された抗体の相対能力は、競合IC5o値を基にして ネズミ抗体のそれの75%であると計算された。
cA33 yl 、hA33 yl 、hFAb’ y4Δc s :メノNS O”(1) GS増幅システム(Bebbingtonら、 1992;欧州特許公開第25 6055号明細書)を基に発現ベクターをキメラA33およびヒト化A33のた めに、さらにまたヒト化FAb’ (γ4Δcys)フラグメントを産生するこ とができるベクターのために構築した。
cLおよびcH鎖の両方を同時発現することができるキメラ発現ベクターpGR 50(図7)を1発現ベクターpEE13由来のBamHl−Kpnlフラグメ ントを、pRO108由来のKpnl−NotlフラグメントおよびPROIO 7由来のN o t 1− B a m H1フラグメントと連結することによ って構築した。
pEE13はp E E 12 (Rolfe & Bebbington、  1992)と同様な発現ベクターであるが、このPEE12で、免疫グロブリン ターミネータ−フラグメントを含む1.7KbpのBcll−BamHIDNA 配列(Lawら、 1987)がpEE12のBamH1部位においてクローニ ングされ、そのターミネータ−フラグメントの3′側にBam81部位をもつ生 成りローンを選択した。PRO108がらのKpnl−Notlフラグメントは 、キメラ軽鎖に対して5′側にhCMV−MIEプロモーター/エンハンサ−の 1コピー(この後に5v40ポリA付加配列が続く)およびIgターミネータ− 配列を含む(Lawら、 1987)、 P RO107がらのNotl−Ba mHlフラグメントは、キメラA33(γ1)重鎖をhcMV−MIEプロモー ター/エンハンサ−とSV40ポリA付加配列との間に含む。
hLとhH鎖の両方を同時発現することができるヒト化A33発現ベクターpA L71 (図7)を、pc:G16からのNotl−BamH1ベクターフラグ メント(これはシャトルベクター配列を含む)、GScDNA選択可能マーカー 、ヒト化軽鎖に対して5′側にhCMV−MIEプロモーター/エンハンサ−の 1コピー(この後にSV40ポリA付加配列が続く)およびIgターミネータ− 配列を得ることによって構築した。このベクターフラグメントを、pR○109 からのNo t 1−BamH1フラグメント(これは、h CMV−MIEプ ロモーター/エンハンサ−とSV40ポリA付加配列との間にヒト化A33 ( yl)重鎮を含む)を連結した。
軽鎖と結合して抗体Fab’ フラグメントを生じる重鎖フラグメントは、重鎖 可変ドメイン、CH1ドメインおよびヒンジ配列(または誘導ヒンジ配列)から 成り、またFd’ としても知られている。修飾Fd’配列(ここでヒンジ配列 はシスティンの1つをアラニンに置換して変更され、ヒンジのシスティンの数を 1つに減らされている)はBodmerら(1989)の文献に記載され、Fd ’(γ4ΔCys)として知られている。
A33hLおよびA33hH−Fd’ (y4ΔCys)を産生ずることができ る発現ベクター、pAL72 (図7)を。
pC,G16からのNotl−BamH1ベクターフラグメントとPRO109 からのNotl−APalフラグメント(これはヒト化A33重鎖可変領域の5 ′側のhCMV−MIEプロモーター/エンハンサ−をコードする)、IgG4 CHI、ヒンジ(Dcys)配列および発現ベクターpAL49由来Apal− BamH1フラグメントのSV40ポリA付加配列をともに結合して構築した( 国際特許公開節w092101509号明細書)。
プラスミドpGR50,pAL71およびpAL72を、pGR50のためにP vul、またpAL71およびpAL72のためにはFsplを用いて直線化し 、さらに50mgのDNAを、1500V、3mFで2×1秒パルスでエレクト ロポレーションにより107のNSO細胞に形質感染した。
この細胞を96穴(ウェル)の培養皿に10%透析加熱不活CB2培地中の5  x 10’細胞750 m l /ウェルで分けた。
37℃、5%CO□で24時間後、さらに、10mMメチオニンスルフォキシミ ン(MSX)を補充した、10%dFC8含有CB2培養液100m1を各ウェ ルに加えた。この細胞を2−3週間培養した。明瞭なコロニーを培養後19日で 認めた。単一コロニーを含むウェルから培養上清を採集し。
抗体産生コロニーを、培養24時間につき細胞当りの産生抗体のピコグラム(p g)として特異的産生率(SPR)の概算のために増殖させた。最も高いSPR を有する細胞系をさらに分析するために選択した。、m胞ストックを凍結し、細 胞系を〈1%透析仔牛脂児血清を含むMMI培溶液溶液して増殖させ、抗体精製 のために培養上清を製造した。clgGlおよびhIgG1細胞系である程度の 産生度の損失が最初認められたが、MMIで培養後、この細胞系の産生度は安定 した。
最も高い産生細胞系は8D3 (cA33 (yl)、SPRは33 p g/ II胞/24h、小規模培養の蓄積収量は35mg/L)、HC86,7(hA 33 (γ1)、SPRは3Pg/細胞/24h、小規模培養の蓄積収量は36 mg/L)およびHC87、21(h A 33 F a b ’ (Y 4Δ ays)、SPRは50pg/細胞/24h、小規模培養の蓄積収量は112m g/L、15L規模の培養で170mg/L)である。
ンビボの 1、キメラA33 γ1 eA33 (yl)をNSO細胞系8D3からキメラB72゜3に関して記載さ れた方法(Kj、ngら、 1992)を用いて精製した。cA33 (yl) の純度は、S D S −P A、 G Eで調べ、Co1o205細胞上の抗 原と結合するその活性は、FACスキャンによる分析でFiTC@識mA33を 用いた競合実験でmA33と匹敵することが示された。
皮下にL S 174. T異種移植腫瘍を有するヌードマウスのcA33 ( γ1)の生体分布を、]、]11−インジウで標識したときに調べた。111− インジウムでの標識のための9N3マクロサイクルを精製cA33(yl)に、 9N3−マレイミド誘導体(CrB2、国際特許公開公報v089101475 号の実施例2bの化合物とN−(2−カルボキシエチル)マレイミドのN−ヒド ロキシスクシンイミドエステルから調製)を用いて結合させた。精製cA、33 .(γ1)のサンプルの緩衝液を2 m M E D T A含有0.1M重炭 酸ナトリウム(pH8)に交換した。チオール基を続いてcA33 (γ1)に 、cA33(γ1)に対して10倍モル過剰の2−イミノチオレーンとの室温3 0分での反応によって導入した。続いてセファデックスG−25(ファルマシア PD−10)カラムを用いて、チオール化cA33 (yl)を、2 m M  E D T A含有0.1M重炭酸ナトリウム緩衝液(pH8)で脱塩し、未反 応2−イミノチオレンを除去した。存在するチオール基の数は、ジチオジピリジ ンで滴定してめた。存在するチオール基の数に対して10倍モル過剰のCrB2 を添加し、その後37℃で2時間保温することによって、9N3マクロサイクル を続いてチオール化cA33(γ1)に結合させた。続いてこの結合物をセファ デックスG−25カラム(ファルマシア、PD−10)で0.1M酢酸ナトリウ ム(pH5)によって脱塩して精製した。放射能標識は、この結合物に111− インジウムを添加することによって実施したが、このとき、結合溶液の緩衝液が 酸性111− I n、 Cl 3を緩衝するに十分であることを確認する。3 7℃で20分保温した後。
放射能標識を1.0 m M D T P Aを添加することによって停止した 。この標識cA33 (γ1)を0.2M燐酸塩溶液(PH7)中でデュポンゾ ルパックス(Zorbax)GF−250カラムでゲル濾過HP LC:によっ て精製した。
111−インジウム標識cA33(’)’1)を5DS−PAGE/オートラジ オグラフィーで調べた。標識操作によってcA33 (γ1)の明瞭な分解はな かった。脇腹の皮下に2−3週経過LS 174Tヒト腫瘍の異種移植をもつ4 匹の雌ヌードマウス群に、約2 m g / 6 m CiのcA、33(γ1 )を尾静脈から静注した。動物群を24.48、および120時間で殺処分し、 組織を採集し、重量を測定し、7Mの水酸化カリウムに溶解し、LKBモデル1 270ガンマ計測器で計測した。結果は、組織1グラム当りの注射量の平均%+ /−標準偏差(n=4)として表した。
111−インジウム標Wt c A 33による生体分布実験の結果は良好な腫 瘍局在を示した(図8)。
2、ヒトヒA33 γ1 hA33 (γ1)は、cA33 (yl)と同じ方法を用いてNSO細胞系H C86,7から精製した。精製抗体は、上記に述べた同じ競合アッセーを用いて 活性を有することが示された。
皮下にCo l o 205異種移植された腫瘍をもつヌードマウスのhA33  (γ1)の生体分布もまた。90−イツトリウムで標識したときに調べた。9 0−イツトリウムで標識するために12N4マクロサイクルを、12N4−マレ イミド誘導体(CT77、国際特許公開筒w089101476号明細書の実施 例1bの化合物とN−(2−カルボキシエチル)マレイミドのN−ヒドロキシス クシンイミドエステルとから調製)を用いて精製hA33 (γ1)に結合させ た。精製hA33(γ1)のサンプルの緩衝液を、2 m M E D T A 含有Q、1M重炭酸ナトリウム緩衝液(pH8)に交換した。続いて室温で30 分、hA33 (γ1)に対して10倍モル過剰の2−イミノチオレーンで反応 させて、チオール基をhA33(γ1)に導入した。チオール化hA33 (γ 1)をその後、セファデックスG−25カラム(ファルマシアPD−10)を用 いて2 m M E D T A含有0.1M重炭酸ナトリウム緩衝液(pH8 )で脱塩し、未反応2−イミノチオレーンを除去した。存在するチオール基の数 はジチオジピリジンにより滴定した。存在するチオール基の数に対して10倍過 剰モルのCT77を添加し、その後37℃で2時間保温して、12N4マクロサ イクルをチオール化hA33 (γコ、)に結合させた。続いて結合物をセファ デックスG−25カラム(ファルマシア、PD−10)を用いて0.1M酢酸カ リウム(pH6)で脱塩して精製した。放射能標識は、結合溶液の緩衝液が酸性 90−TC1□を緩衝するために十分であることを確認しながら、結合物に90 −MCl□を添加して実施した。
37℃で15分保温後、放射能mmは10mMDTPA(7)添加によって停止 させ、標@hA3a (γ1)はデュポンゾルパックスGF−250カラムで0 .2M燐酸液(pH7)中でゲル濾過HPLCによって精製した。
90−イ:7h’Jウム1’l1mしたhA33 (yl) を5DS−PAG E/オートラジオグラフィーによって調べた。4111!操作によってhcA3 3 (γ1)の明瞭な分解はなかった。
脇腹の皮下に2−3週経過Co1o205ヒト腫瘍の異種移植をもつ4匹の雌ヌ ードマウス群に、約4mg/l、8mC1のhA33を尾静脈から静注した。動 物群を24.48、および120時間で殺処分し、組織を採集し、重量を測定し 。
7Mの水酸化カリウムに溶解し、LKBモデル127oガンマ計測器で計測した 。結果は1組織1グラム当りの注射量の平均%+/−標準偏差(n=4)として 表した。
この生体分布実験は、高い腫瘍負荷を有するhA33 (yl)の良好な腫瘍局 在を示した(図9)。
ズミA33 しニヒト A33 γ1 の 力hA33 (γ1)の能力を、ヒ ト結腸大腸癌細胞系5W1222の細胞との結合についてネズミA33のそれと 比較した。精製ヒト化およびネズミA33の蛍光標識結合物を調製し、抗体分子 に付き約1.5分子の蛍光色素を得た。5WI222細胞(2,5xlo’/試 験管)を3.57μg / mlから12ng/mlの範囲の蛍光抗体とともに 5%仔牛脂児血清および0.2%ナトリウムアジド添加PBS中で1゜5時間氷 上で培養した。洗浄後、細胞表面に結合した抗体を、蛍光マイクロビーズ標準物 で較正することによって細胞当りの結合抗体分子の数に変換される蛍光シグナル としてFACs c a n (Becton Dickinson)によって 検出した。このデータは、スキャチャードプロットを作成するために用いたが、 これはヒト化およびネズミA33は等しく能力を有することを示した(図10) 。
cA33 1 と゛スミA33と し二90− − 1ウム hA33 腫瘍負荷は、ヒト結腸大腸癌細胞系5W1222を用いてさらに異種移植系で示 された。hA33 (γ1)、cA33(γ1)およびネズミA33の12N4 マクロサイクル結合物を製造し、上記と同じ方法を用いて90−イツトリウムで 標識した。2−3週経過SWI 222皮下具種移植をもつの雌のヌードマウス に尾静脈から約8μgのそれぞれの結合物を静注した8組織の採集のために4匹 の動物の群を24.72および120時間で殺処分し、該組織の重さを測定し、 7Mの水酸化カリウムに溶解し、パッカードコブラ(Packardcobra )自動ガンマ計測器で計測した。結果は、組織のダラム当りの注射量の平均%+ /−標準偏差として表した。
この生体分布実験は、3つの全ての結合物について良好な腫瘍負荷を示し、この 系におけるネズミ、キメラ型およびヒト化抗体が同等であることを明瞭にした( 図11)。
125−ヨウ hA33の hA33 (γ1)をヨードケン法を用いて125−ヨウ素で比活性0.8μC 1/μgで標識し、セファデックスG−25(ファルマシア、PDIO)でのゲ ル濾過によって精製した。
125−ヨウ素標識hA33の約10μg/8μCiを5W1222異種移植ヌ ードマウス群に注射し、上記のように3.24.48.120および168時間 にめた。
この実験の結果(図12)は、125−ヨウ素標識hA33による良好な腫瘍局 在を示した。
血盪失腹 腫瘍治療におけるA33の有効性を、SWI 222腫瘍具種移植モデルを用い て調べた。A33の12N4マクロサイクル結合物を上記のように調製し、さら に上記の方法を用いて比活性3.2μCi/μgとなるよう90−イツトリウム で標識したが、標識蛋白はHPLC方法ではなく充填セファデックスG−25カ ラム(PDIOファルマシア)を用いてゲル濾過クロマトグラフィーで精製した 。非特異的抗体MOPC21の12N4結合物も同様な態様で調製しsraした 。
2−3週経過の皮下SWI 222異種移植をもつ6匹の雌ヌードマウスに約7 8μg / 250μCiの標識結合物の各々を尾静脈から静注した。各動物の 腫瘍サイズを実験の開始とその後一定間隔で測定した。
この実験の結果(図13)はA33結合物の明瞭な抗腫瘍効果を示したが、それ は腫瘍の完全な退縮をもたらした。非特異的なコントロール抗体による処置は、 効果が顕著に低く。
A33による腫瘍への集中効果を明らかにした。
失1涯I h A 33 F a b ’ y 4 Δc s の hA33ジーFab’  DFM と I−Fab’ TFM ” −亘匹策五紅會 hA33Fab’ (y4Δcys)(実施例1)を蛋白Aセファロースでクロ マトグラフィーによってNSO細胞の組織培養上清から精製した。蛋白Aセファ ロースのカラムを150mMの塩化ナトリウム含有100mMの硼酸緩衝液(p H8,0)で平衡化した。h A 33 F a b ’ (y 4Δays) を発現しているNSO細胞の組織培養上清に1Mトリスを添加してPHを8.0 に調整し、カラムに加えた。平衡緩衝液で洗浄後、Fab’ を0.1Mクエン 酸で溶出し1分画を直接十分量の1Mトリスに採集し、分画のpHを6と7の間 に調整した。
精製Fab’ (y4Δays)の緩衝液を2 m M E D T A含有0 .1M酢酸ナトリウム/クエン酸緩衝液(PH6,0)に交換し、限外濾過によ って約8 m g / m lまで濃縮した。
続いて1部分還元を、b−メルカプトエチルアミンを10mMに加え、さらに3 7℃1時間保温することによって実施した。その後2 m M E D T A 含有0.1M酢酸カリウム緩衝液(pH6,0)中でセファデックスG−25( PD−10)のカラムに通し、脱塩することによって、還元剤を除去した。
架橋結合剤CT52 (中間体6、欧州特許公開第384624号明細書)を用 いて、還元し脱塩したばかりのFab’ (γ4Δcys)を架橋結合しジーF ab’ を生成した。架橋結合剤は、Fab’(γ4ΔCys)が、架橋剤に対 して2.2倍モル過剰となるように加え、反応混合物は37℃で一晩保温した。
架橋の程度は、0.2M燐酸緩衝液(pH7,0)中で、デュポンゾルパックス GF−250カラムでHPLCゲル濾過を用い、さらに5DS−PAGEによっ て調べた(図14.17)、典型的には50−60%のFab’ (g4Dcy  s)がジーFab’ (DFM)に架橋結合していた。
続いてDFMを、0.2M燐酸塩(pH7,0)中でデュポンゾルパックスGF −250XLカラムを通し、HPLCで精製した。精製度は5DS−PAGEで 調べた。
架橋結合剤CT557 (国際特許公開第11092/22583号明細書)を 用いて、還元し脱塩したばかりのFab’ (γ4ΔCys)もまた架橋結合し TFMを生成した。CT557はジメチルホルムアミドに1mMで溶解した。C T557溶液は、新しく還元、脱塩したFab’(y4Δays)に、CT55 7濃度に対して5倍モル過剰のFab’ (γ4Δcys)が維持されるように 加えた。37℃で一晩保温後、架橋の程度は、HPLCゲル濾過と5DS−PA GEによって調べた(図15.17)、典型的には30−45%のFab’ ( y4Δcys)がTFMに架橋結合していた。TFMは、DFMについて上記で 述べたようにゲル濾過クロマトグララフイーで精製し、その後TFMI製物の純 度は、5DS−PAGEを用いて調べた。hA33 (Fab’ (y4Δay s)TFMはまたCT998(国際特許出願第PCT/GB92101047号 )テtA11ntLり(図16.17) 。
架橋ヒト化Fab’ (y4Δcys)の活性は、FITC−標識ネズミA33 によるCo l o 205細胞への結合に対する競合をFACscan分析に よって調べた。結果は(図18)、DFMは期待したようにヒト化1gGにほぼ 匹敵する活性を有し、一方、TFMは、嗜好性が増すので3価の種類の良好な結 合能の増加を示すことを明らかにした。
A33DFM TFMの と にお(る1星り化 hA33DFMを、90−イツトリウムによる放射能標識用に12N4マクロサ イクルを含む架橋結合剤CT52 (上記参照)で調製した。CT557で作成 したhA33TFMを、実施例1でhA33 (γ1)について述べたように1 2N4−マレイミド(CT77)に結合させた。続いて、DFMおよびTFM− 12N4の両方を、上記hA33 (γ1)について述べたように90−イツト リウムで放射能標識した。
90−イツトリウムで標識したhA33DFMおよびTFMは、5DS−PAG E/オートラジオグラフィーで調べた。
標識操作ではDFMまたはTFMのいずれも明瞭な分解はなかった。続いて標識 DFMおよびTFMを、腫瘍局在化について上記のように調製、標識したhA3 3IgG1と比較した。脇腹の皮下に異種移植した2−3週経過のLS 174 Tヒト腫瘍をもつ4匹の雌ヌードマウスの群に、TFMを約4゜5mg/mCi 、DFMを5mg/12mC1,IgG1を5mg/2.3mC1、尾静脈から 静注した。動物群を24゜48、及び144時間で組織採集のために殺処分し、 その重量を測定し、7Mの水酸化カリウムに溶解し、さらに、LKBモデル12 70ガンマ計測器で計測した。結果は組織1グこの生体分布実験の結果はhA3 3 (yl) 、DFMおよびTFMの良好な腫瘍局在化を示した(図19)0 期待したように、DFMおよびTFMはIgG1よりも速く排除されたが、なお 良好な腫瘍への取り込みを示し、これは架橋結合されたフラグメントの腫瘍:血 液比の改良に通じる(図20)mA33 + −Fab’ TFM ’精製ネズ ミA33の緩衝液を0.5Mの硫酸アンモニウム含有0.2M酢酸緩衝液(pH 4,2)に交換し、ペプシンを1:50(ペプシン:抗体)の比で加えてF ( ab’ )。
に消化した。約4時間保温した後、2Mトリスで混合物のpHを8に調整して消 化を停止した。生成されたF(ab’)、をまず、予め50mMグリシン−グリ シネート緩衝液で(pH8,8)平衡化した蛋白Aセファロースのカラムを通し 。
その次に0.2M塩化カリウムおよび2mMDTPA含有0゜1M酢酸カリウム (pH6,0)をセファクリルS−200HRのカラムに流してゲル濾過クロマ トグラフィーで精製した。先ずFab’ を製造するためにヒンジを選択的に還 元することによってCT998でmA33TFMを製造するために、精製F(a b’)zを用いた。これは、まず、F(ab’)2の緩衝液を2 m M D  T P A含有0.1M燐酸ナトリウム緩衝液(pH7,95)に交換し、その 後10 m M b−メルカプトエチルアミンで30分37℃で保温することに よって達成された。生成されたFab’ を2 m M D T P A含有0 ゜1M燐酸ナトリウム緩衝液(pH6,9)に脱塩し、還元剤を除去し、さらに CT998架橋結合剤を新しく脱塩したFab’ に37℃で18時間にわたっ て多数回に分けて加え最終比を1.1 : 1 (Fab’ :CT998)と した、架橋結合の程度はHPLCニゲル濾過分析でめたが、ネズミA33TFM の典型的な収量は全蛋白の8−20%であった6続いてネズミA33TFMを、 2 m M D T P A含有0.2M燐酸ナトリウム(pH7,0)をデュ ポンGF−250XLカラムを用いてHPLCニゲル濾過を行って精製した。
生体分布実験は90−イツトリウムIRWtmA33TFMで実施し、腫瘍の集 中度を調べた。まずセファデックスG−25カラム(ファルマシアPDIO)で 0.1M酢酸カリウム(pH6,0)中に流して脱塩し、続いて、TFM調製物 中の緩衝液が酸性9O−YCIIを緩衝するために十分であることを確認しなか ら90−YClmで保温して、m A 33 TFMを90−イツトリウムで標 識した。室温で15分保温した後、放射能IIII:lを10mMDTPAの添 加によって停止させ、@@T F Mを、デュポンゾルパックスGF−250カ ラムで0.2M燐酸塩(PH7,0)中でHPLCゲル濾過によって精製した。
続いて生体分布実験は、上記のように5W1222異種移植された雌のヌードマ ウスを用いて実施した。
この実験では、90−イツトリウム標識mA33TFMを、上記のように調製、 標識した90−イツトリウム標識mA33IgGと比較した。約7μg/21μ CiのIgGおよび8μg/12μCiのTFMを注射した。この実験の結果は 工gGより優れた腫瘍:血液比を有する、ネズミTFMの良好な腫瘍局在化を示 している(図21および22)。
ネズミA33TFMでの腫瘍治療効果を、IgGで実施(実施例1)したように 、5W1222腫瘍異種移植の治療実験で調べた。上記の方法を用いてTFMを 90−イツトリウムで比活性3μCi/μgに標識したが、ただし標識蛋白は、 HPLC方法ではなく、予め充填したセファデックスG−25(PDIO、ファ ルマシア)カラムを用いてゲル濾過クロマトグラフィーによって精製した。標識 蛋白の純度は、その後HPLCと805−PAGE/オートラジオグラフィ−で 調べたが、純度は高いことが認められた。皮下に異種移植した2−3週経過の5 W1222をもつ6匹の雌のヌードマウス群に約100μg / 300μCi の標識TFMを尾静脈から静注した。各動物の腫瘍サイズは実験の開始とその後 一定間隔で測定した。
この実験の結果(図23)は、A33TFMは腫瘍治療に有効であることを明ら かにした。
hA33TFMの hA33TFMの生体分布もまたモルモットで調べた。上記のように、hA33 TFMを調製し、90−イツトリウムで放射能標識した。90−イツトリウム標 識hA33TFMの約10μg720μCiを雄のダンキンハートレーモルモッ ト群に耳静脈から注射した。4匹の群を3.24.48および144時間で組織 採取のために殺処分し、該組織の重量を測定し、7Mの水酸化カリウム溶解し、 バッカードコブラ自動ガンマ計測器で計測した。結果は組織1グラム当りの注射 量の平均%+/−標準偏差として表した。
この生体分布の結果(図24)は、hA33TFMは血液から迅速に排除され、 いずれの非特異的な組織にも蓄積しないことが示される。これは、hA33TM Fはインビボの利用において好ましい生体分布特性を有することを示唆する。
実施例3 a) ベクター Fab’ (γ4Δays)としてヒト化A33を大腸菌で発現、分泌させるた めに、ベクターを多段工程で構築した。
第一の工程でhL遺伝子およびhH−Fd (γ4Δcys)遺伝子を再構成し て、Igシグナル配列をompA蛋白(Skarra & Pluckthun 、 1989)のそれと置き換えた。
ベクターpsKompAをシグナル配列コード領域内でNrulで消化し、Ec oRlを用いて、hL遺伝子およびhH=Fd’ (74Δcys)遺伝子の両 方をクローニングした。ヒトカッパ定常領域をSpH−EcoR1フラグメント としてpMRROIO(国際特許1092101059号)から分離し、ヒト化 v6領域をPCR反応を用いてプライマー5’AAA’、AAG、ACA、GC T、ATC,GCG、ATT。
OCA、GTG、OCA、CTG、GCT、GGT、TTC。
GCT、ACC,GTA、GCG、CAA、G(1:T、GAT。
ATC,CAG、ATG、ACT、CAG3’により、さらに、Nru1部位か らのompAシグナルのC末端配列を成熟V、配列に同時に結合させ、pc01 6からのv4配列をプライマー5’ CCG、GCC,CGT、ACG、TTT 、TAC,TTC3’ を用いて増幅させて得た。PCRフラグメントをNru lおよび5pitで切断し、このクローニング部位を露出させ、フラグメントを SpH−EcoR1ヒトCにフラグメントとともにNrul−EcoR1切断p SKompAベクターでクローニングし、pMRRO55を得た。
ヒトCHIおよびヒンジ(Δays)ドメインをコードするDNA配列、読み枠 内停止終了シグナルをpMRRO22(国際特許1093106231号)から A p a 1− E c o R1フラグメントとして分離した。PCR反応 により、ヒト化’Vtlフラグメントをプライマー、5’ AAA、AAG、A CA、GCT、ATC,GCG、ATT、OCA、GTG、GCA、CTG、G CT、GGT、TTC,GCT、ACC,GTA。
GCG、CAA、OCT、GAG、GTG、CAG、CTG。
CTG、GAG3’ を用いて得、さらに、プライマー、5′GCG、CGC, GGG、CCC,TTC,GTT、GAG3′を用い、同時にNru1部位から のompAシグナルのC末端配列を成熟V)配列に繋ぎながらp RO109か らのv1配列を増幅させた。このPCRフラグメントをNrulおよびApal で切断し、クローニング部位を露出させ、さらにこのフラグメントをApa−E coR1ヒトCH1およびヒンジ(Δcys)コードDNAフラグメントととも にNru−EcoR1切断p S K o m p Aベクターにクローニング し、pMRR54を生じた。
中等度のコピー数のプラスミドpActac(国際特許vO92101059号 )を基に発現プラスミドを以下のように構築した。
ompA−hH−Fd’ (Δays)遺伝子をXbal−8malフラグメン トとしてpMRR54から分離し、pSP73のXbal Pvu2切断ベクタ ーフラグメント(プロメガ社)内でクローニングして、pMRR56を作製し、 EcoR1フラグメントとしてompA−hH−Fd’ (ΔCys)のその後 の操作を可能にした。
ompA−hL遺伝子をpMRR55からのXhol−EcoR1フラグメント として分離し、pACtacの5a11−EcoR,1(部分的)ベクターフラ グメント(部分的Ec oR1消化が、クロラムフェニコールアセチルトランス フェラーゼ遺伝子内の第二のEcoR1部位のために必要である)内へクローニ ングし、pMRR58を作製した。pMRR58をE c o R1で部分的に 消化し、CIP処理しく仔牛腸アルカリフォスファターゼで処理して5′燐酸基 を除去)、pMRR56から分離したEcoR1フラグメントとしてOmpA− hH−Fd’ (Δcys)遺伝子の挿入用ベクターとして用いた。形質転換後 、コンピテント大腸菌クローンを制限地図で確認した。ompA−hH−Fd’  (ΔCys)遺伝子を正確な位置に正確な方向で有するプラスミドをpMRR 60と名付けた。pMRR60の最終的発現ベクターの構成は図25に示す。
pMRR60で大腸菌株W3110を形質転換した(ATCC株2735)。
b) でのA33 Fabの 大腸菌株W3110 (PMRR60)を下記に述べたように種々の容積の発酵 槽で増殖させた。全ての培養の接種物は。
グロラムフェニコール含有LB培地(下記参照)中の凍結グリセロールストック から調製した。接種濃度は通常LB1リットルにつきグリセロールストック30 0m1であった。250RPMの回転シェーカー中で30℃でエーレンマイヤー フラスコで培養増殖させた種培養を、OD600nmが3になったとき(通常1 2−16時間)に使用した0発酵槽と振盪フラスコは5−10%容積の接種物を 接種した。 種培養およびその後の発酵に用いた培地および培地成分は下記のよ うに調製し、使用した。
LB;ルリア(Luria)培地 LBCm : LB+クロラムフェニコール25 m g / ml(NH4) 、S04 5.0 NaH,PO46,24 KC13,87 Mg5O4LH,00,56 クエン酸塩 4.0 5M64微量元素溶液 10 m l / 1泡立ち防止剤(Mazu DF8 4310%水溶液)1.0rnl/1脱イオン水で0.2リツトルにする(5  :Jll液)3M6B−’ 成分 g/l、100Xストツク溶液 クエン酸塩 100.0 CaCL ・6H,05,0 ZnSO,・4H,02,O M n S O4・4 Ht O2−OCu So4’ 5H,00,5 CoSO,・6H,00,4 FeC1,・6H,09,67 Hs B Os 0.03 NaMoO40,02 脱イオン水で1リツトルにする。成分は示したとおりの順序で加え、次の塩を加 える前に完全に溶解させた。
培地5M6Bは5x溶液として保存し、濃縮塩類溶液は誘発の時点まで培養容積 に対して発酵槽に正確な濃度となるように加えた(すなわち、滅菌容積十接種物 +グルコース供給液)、乳糖溶液供給によってもたらされる容積増加で生じるそ の後の塩類要求は、乳糖供給時に補給された1発酵槽は滅菌前に脱イオン水で正 確な容積に合わされた。
規定の培地は121℃で20分間その場でオートクレーブした後、3 、6 M  N H40Hを用いてpH6,95とした。
塩溶液の殺菌後グルコースを50%溶液(w/v)として最終濃度20g/lと なるように発酵槽へ加えた。
グルコースおよび乳糖は50%水溶液として(w/v)別々にオートクレーブさ れ、培養方法の章で述べるように培養物に加えた。オートクレーブ前に濃硫酸( 100m l / l )をグルコース溶液に加えた。
オートクレーブで滅菌したカザミノ酸(ディフコ、200g/l)水溶液は、乳 糖供給開始時に発酵槽に加え、最終的な総供給量は20g/l (最終発酵槽容 積)とした。
大腸菌W3110 (pMRR60) (i’)培養(2リツトル、15リツト ルおよび150リツトル)を培地5M6Bで実施した。グルコースは、すべての 培養について最初の炭素およびエネルギー源として用い、培地滅菌後に20 g  / 1の濃度で加えた。培養PHは、3.6MNH,○Hまたは2MH,S○ 、の添加によって、6.95に維持された。
溶解rII素圧(DOT)は、撹拌形速度を制御することによって10%空気飽 和以上に維持した(2リツトルおよび15リツトルには250から11000R Pの間、150 ’J ットルには150から65ORPMの間)、培養温度は 、培養を通じて30℃に維持された。培養物は0.75−1.5v/V/分で通 気された。150リツトル培養の後期には容器に0.4バールまで加圧して、溶 解酸素圧を10%以上に維持した。酸素利用率(OUR)および二酸化炭素発生 率(CER)は、質量分析で実施した排出ガス分析値からめた。OURは、記載 した培養においては約150mmol/l/時の最大値に達した。
生成物発現の誘発は、炭素源をグルコースから乳糖へ切り替えることによって開 始された。グルコースはODが約40まで培養を維持するために供給された(総 添加40g/l)。
乳糖供給はODが約35で開始され、60g/l培養の濃度まで、必要な時に、 または予め指数関数供給プログラムとして60%乳糖を個々の添加として供給し た。カザミノ酸を加えた場合、これらの添加は、乳糖供給の開始時に行われまた は開始された。
発酵槽は乳糖利用に切り替えた後24時間で採集した。2リツトル培養は420 ORPM、rma x250mmで遠心して清澄にした。15および150リツ トル培養は、デュラボアー0.65mmの膜で約10リツトル/分/チャンネル の保持(retentate)流速でミリポアープロスタツク系を用いて、タン ジェンシャルフロー濾過(TFF)によって清澄にした。
生成物は、遠心またはTFFによってそれぞれ採取した培養ペレットまたは濃縮 細胞浮遊液を保温することによって、細胞周囲間隙から選択的に遊離された。採 取細胞はトリス塩酸緩衝液(100mM、pH7,4)で洗浄し、続いて、10  m M E D T A含有100mMトリス緩衝液(pH7,4)で保温し た。保温は40℃で4時間実施した。細胞の保温を繰り返せばさらに物質が産生 された。また別に、酵素的(たとえばリゾチーム)または機械的な手段による細 胞溶解は、EDTAを用いる生成物の選択的遊離よりより活性なhA33生成物 を遊離することが分かった。
46℃までの温度範囲で保温した細胞抽出物のウェスタン免疫プロットを図26 に示す。サンプルを還元または非還元状態で流し、一連の集合および部分的分解 h A 33 F a bの範囲を明らかにした。この抽出物セットは、10m MEDTA含有100mMトリス塩酸緩衝液(pH7,4)中で無傷の細胞を一 晩保温してvR製した。
図の中で: レーン1−5のサンプルは2−メルカプトエタノールで還元された。
Iノーン6−10は、非還元状態で流した。
レーン1と6は4℃で、2と7は30℃で、3と8は43℃で、4と9は44℃ で、さらにレーン5と10は46℃で実施した抽出物を添加した。
非還元側の標識バンドは: 1は組み立てられた無傷のFabで、2と3は部分的に分解されたFabで、4 は無傷の重鎮と軽鎖である。
5つの抽出物の得られた蛋白の力価は色素結合アツセーキット(ピアース)でめ たが、4.30,43.44および46℃で作製された抽出物についてそれぞれ 1.06.0゜7.0.66.0.28および0.26g/lであることが分か った。蛋白の活性は、実施例1で述べた競合アッセーを用いてm A 33 F  a bに匹敵することが示された。
図27は、トリス塩酸/EDTA緩衝液中で30℃(レーン1−8)および46 ℃(レーン1O−17)で保温して得られた細胞抽出物のウェスタン免疫プロッ トを示す、添加されたサンプルは大腸菌W3110 (pMRR60)の培養の 時間経過を表している。
有利には、専ら単一バンド物質が46℃で抽出されたサンプルで得られ、一方4 つの主たるバンドが30℃で抽出されたサンプルで得られたが、これは簡単な熱 処理を、部分的に分解したFabを含まない実質的に純粋なh A 33 F  a bを得るために、さらに軽鎖と重鎮物質を分離するために用いることができ ることを示している。
望ましくないフラグメントを含まず、正確な集合分子量をもつ大腸菌W3110  (pMRRR60)由来のhA33Fabおよび単一鎖を得るために、上昇抽 出温度の使用を図28にさらに示すが、これはトリス/EDTA緩衝液中での保 温(レーン1と2)によって、またはリゾチームでの処理(レーン3−7)によ って得られた細胞抽出物のウェスタン免疫プロットを示す。
レーン1:抽出は30℃で実施 レーン2:抽出は46℃で実施 レーン3−7 : 46℃で保温機細胞塊をリゾチーム処理かゝ hA33DF Mの と 上記のように熱処理した後、大腸菌細胞溶解物からhA33Fab’ を精製し た。細胞溶解物を遠心して、残滓を除去し上清を46℃24時間熱処理した。1 10000rpで30分遠心した後、上清をO,1M硼酸とし、pHを5Mの水 酸化ナトリウムで8に調整した。続いて予め0.1M硼酸塩(pH8)で平衡化 した蛋白Aセファロースのカラムに上清を添加し、カラムを同じ緩衝液で洗浄し てFab’ を精製した。その後、Fab’ をO,1Mクエン酸でカラムから 溶出させた。Fab’ を含有する溶出液は2MトリスでpH6に調整した。
統いて精製h A 33 F a b ’ をジーFab (DFM)に化学的 に架橋結合させた。精製Fab’ を超濾過で濃縮し、0゜1M酢酸カリウム( pH6)に緩衝液を交換した。その後β−メルカプトエチルアミンを11mMの 濃度に加え、37℃で30分保温してFab’ を還元した。セファデックスG −25カラム(ファルマシア、PDIO)でO,1M酢酸カリウム(pH6)に 脱塩して還元剤を除去し、CT52 (上記参照)に対して2.2倍モル過剰の Fab’ にCT52を加えて架橋結合を開始した。実施例2のNSO由来Fa b’からのDFMについて述べたように、生成されたDFMを続いて精製した。
NSO細胞からのhA33DFMは、実施例2で述べたように調製し、相対的能 力について大腸菌由来物質と比較した。NSO由来または大腸菌由来Fab’か ら調製したhA33DFM力価の測定は、colo205細胞の存在下で飽和濃 度のFITC−結合ネズミA33IgGを用いて保温して実施した。抗体の内包 化による影響を防止するために、保温液は0.2%ナトリウムアジドを含ませた 。細胞を洗浄し、結合FITC標識抗体をFACscan(ベクトンディッキン ソン)で測定した。−価Fab’調製物中の夾雑するF(ab’)xの割合が異 なることによって生じる嗜好性効果に影響を与えうる、結合の差異を避けるため にこの比較ではDFM分子を用いた。この実験の結果は図29に示すが、これは 、NSOおよび大腸菌由来の結合部位は等しく能力を有することを明瞭にした。
この実験の結果は、大腸菌で産生されたhA33Fab’から調製されたDFM は哺乳類細胞で産生された物質に匹敵するということを明らかにした。大腸菌か らのDFMおよびNS○由来hA33Fab’ がインビボで同等であるか否か を調べるために、生体分布実験をLS174T異種移植をもつ雌のヌードマウス を用いて実施した。DFM調製物を、ポルトン−ハンター試薬(アマ−ジャム) を用いて125−ヨウ素で約0.15μCi/μgの比活性に標識した。
約3μg10.4μCiの大腸菌またはNSO細胞からの125−ヨウ素標識D FMを、2−3週経過のLS 174T皮下異種移植をもつ4匹の雌のヌードマ ウス群に注射し、その生体分布を上記のように24時間で調べた。
この実験の結果は、大腸菌からのhA33Fab’で調製したDFMは、NSO 細胞で産生された物質に匹敵する生体分布を有することが示された(図30)。
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RF97:LS174T腫瘍保持マウスの111−In図8 RF99:Co1o205腫瘍保持マウスの90−Y hA33IgG−12N 4の生体分布 血液 肝 腎 肺 牌 結腸 筋 大腿骨 腫瘍図9 ← 区 一 一 %注射量/グラム組織 %注射量/グラム組織 の 腫瘍容積(c m”) HPLCゲル濾過分析 a)反応混合物 b)精11DFM 図15 hA33Fab’のCT557によるTFMへの架橋結合b)精製TFM 図16 hA33 Fab’のCT99BによるTFMの架橋結合HPLCゲル濾過分析 hA33Fab’ の架橋結合の5DS−PAGEl、分子量マーカー 2、hA33 Fab’ 3、hA33 DFM反応混合物 4、hA33 DFM反応混合物 5、h、A33 TFM (CT557)反応混合物6、hA33 TFM ( CT557)反応混合物7、h、A33 TFM (CT998)反応混合物8 、精製hA33 TFM (CT557)腫瘍容積(a m’) ■ 一団口 %注射量/g組織 一団口 %注射量/g/腫瘍:%注射量/g血液%注射量/g組織 へ 区 ロ の o h o 梢 0 比 %注射量/glLjl 03 区 ptac OmpAgLC FIG、 25 +09876 54321 FIG、 28 培養細胞の30℃と46℃抽出物の非還元ウェスタンプロット分子量(kDa) ○ の %注射量/g フロントページの続き (51) Int、 C1,6識別記号 庁内整理番号 IGOIN 3315 3 D 8310−2J331574 Z 9015−2J 331577 B 9015−2J //A61K 39/395 B 9284−4CD 9284−4C CO7D 207/452 8217−4C(C12P 2VO8 C12R1:91) (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE、 IDK、ES、FR,GB 、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE)、0A(BF、BJ、C F、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、 MR,NE、SN。
TD、TG)、AT、AU、BB、BG、BR,BY。
CA、CH,CZ、DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR, KZ、LK、LU、LV、MG、MN、MW、NL、NO,NZ、PL、PT、 R○。
RU、SD、SE、SK、UA、US、UZ、VNF■ ニア2)発明者 オーエンズ、レイモンド、ジョンイギリス国オックスフォード シャー・アールジー5・1エスエイチ、ヘンリー−オンーテムズ、ハミルトン・ アベニュー・23

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ネズミモノクローナル抗体A33によって認識されるエピトープに対する特 異性を有するヒト化抗体分子(HAM)(MAbA33)であって、さらに、そ の可変ドメインの相補性決定領域(CDRs)のうち少なくとも1つがマウスモ ノクローナル抗体(A33)に由来し、さらに該HAMの残余の免疫グロブリン 由来部分がヒト免疫グロブリンまたはその類似体に由来する抗原結合部位を有し 、当該HAMが場合によってエフェクターまたはレポーター分子に結合されてい る、ヒト化抗体分子。
  2. 2.連結構造によって互いに結合した2つ、3つ、4つまたはそれ以上の抗体ま たはそのフラグメントを含む単一特異性を有する多価抗原結合蛋白であり、該蛋 白は、天然の免疫グロブリンではなく、当該抗体またはフラグメントの各々がネ ズミモノクローナル抗体A33によって認識されるエピトープに対する特異性を 有し、当該抗原結合蛋白が場合によってエフェクターまたはレポーター分子と結 合させられている、請求の範囲第1項に記載のHAM。
  3. 3.該単一特異性多価抗原結合蛋白が連結構造によって互いに結合した2つ、3 つまたは4つのFabフラグメントを含む、請求の範囲第2項に記載のHAM。
  4. 4.該単一特異性多価抗原結合蛋白が連結構造によって互いに結合した3つのF abフラグメントを含む、請求の範囲第3項に記載のHAM。
  5. 5.該連結構造が下記式(1)の架橋結合剤の残基である、請求の範囲第3項ま たは4項に記載のHAM:R1CH(R2)NHCOR2 式中、R1はカルボキシル(−CO2H)またはエステル化カルボキシル(−C O2R)またはカルボキスアミド(−CONH2)基または−COA基で、ここ でAは、−CO基に直接または炭素−炭素を形成するためのスペーサ基を介して または炭素−異種原子結合を介して結合させたエフェクターまたはレポーター分 子で;R2およびR3は、同一でも異なっていてもよいが、それぞれ任意に置換 された直鎖または分枝アルキレン、アルケニレンまたはアルキニレン鎖[場合に よって1つまたはそれ以上の−O−または−S−原子、または−N(R4)(こ こでR4は水素原子またはC1−6アルキル基)、−N(R4)CO−、−CO N(R4)−、C5−8シクロアルキレン、C6−12アリーレンまたはC6− 10ヘテロアリーレン基が介在]で、1つ、2つ、3つまたはそれ以上の反応性 官能基を含み、それによってR2およびR2の反応性官能基の総数が合わせて2 つ、3つまたはそれ以上である請求の範囲第3項又は第4項に記載のHAM。
  6. 6.該エフェクターまたはレポーター基が放射性核種またはキレート化放射性核 種である、請求の範囲第1項から5項のいずれか1つに記載のHAM。
  7. 7.該放射性核種が放射性ヨウ化物である、請求の範囲第6項に記載のHAM。
  8. 8.該キレート化放射性核種が、ポリチンテートキレート剤でキレート化された 99mTc、106Re、100Re、50Co、60Co、67Cu、195 Au、199Au、110Ag、203Pb、206Bi、307Bi、111 In、67Ga、60Ga、88Y、90Y、160Tb、153Gdおよび4 7Scから選択された放射性核種を含む、キレート化放射性核種である、請求の 範囲第6項に記載のHAM。
  9. 9.該放射性核種が111Inまたは90Yである、請求の範囲第8項に記載の HAM。
  10. 10.軽鎖可変領域の残基24から34、50から56および91から96また は89から97のMAbA33CDRsを含む、請求の範囲第1項から9項のい ずれか1項に記載のHAM。
  11. 11.重鎖可変領域の残基31から35、50から65および95から102の MAbA33CDRsを含む、請求の範囲第1項から10項のいずれか1項に記 載のHAM。
  12. 12.重鎖および軽鎖の両方のために、【配列があります】またはNEWMヒト 可 変領域読み枠配列を含む、先行する請求の範囲のいずれかに記載のHAM。
  13. 13.該読み枠配列がLAYである、請求の範囲第12項に記載のHAM。
  14. 14.軽鎖可変領域の残基46および87の一方または両方にMAbA33残基 をさらに含む、請求の範囲第13項に記載のHAM。
  15. 15.重鎖可変領域の残基1、27、28、29、30、72、73、82b、 86および94の1つまたはそれ以上にMAbA33残基をさらに含む、請求の 範囲第14項に記載のHAM。
  16. 16.先行する請求の範囲のいずれかに記載のHAMを製造する方法であって、 該方法が、 (a)可変ドメインのCDRsの少なくとも1つがMAbA33に由来し、さら に、その抗体鎖の残余の免疫グロブリン由来部分がヒト免疫グロブリンに由来す る可変ドメインを含む、抗体の重鎖または軽鎖をコードするDNA配列を有する オペロンを発現ベクターで製造し;(b)その可変ドメインのCDRsの少なく とも1つがMAbA33に由来し、さらに、その抗体鎖の残余の免疫グロブリン 由来部分がヒト免疫グロブリンに由来する可変ドメインを含む、相補的な抗体の 軽鎖または重鎖をコードするDNA配列を有するオペロンを発現ベクターで製造 し;(c)両方のオペロンで宿主細胞を形質感染し;(d)該形質感染細胞系を 培養してHAMを製造する工程を含むHAMの製造方法。
  17. 17.該HAMが抗体フラグメントで、該宿主が細菌細胞である、請求の範囲第 16項に記載の方法。
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