JPH07504031A - 探針を較正するための方法 - Google Patents

探針を較正するための方法

Info

Publication number
JPH07504031A
JPH07504031A JP4507003A JP50700392A JPH07504031A JP H07504031 A JPH07504031 A JP H07504031A JP 4507003 A JP4507003 A JP 4507003A JP 50700392 A JP50700392 A JP 50700392A JP H07504031 A JPH07504031 A JP H07504031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
concentration
response
tip
substance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4507003A
Other languages
English (en)
Inventor
スパンイエルス,ヘンリクス・ランベルトウス・フランシスクス・マリア
Original Assignee
エコテクニーク・ベー・ブイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エコテクニーク・ベー・ブイ filed Critical エコテクニーク・ベー・ブイ
Publication of JPH07504031A publication Critical patent/JPH07504031A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/18Water
    • G01N33/1806Biological oxygen demand [BOD] or chemical oxygen demand [COD]
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
    • G01N27/4163Systems checking the operation of, or calibrating, the measuring apparatus

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Activated Sludge Processes (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 探針を較正するための方法 本発明は、測定される物質の濃度の変化による電気信号を送り出す探針を較正す る必要性を検出するための方法に関する。
発明の背景 上記の探針、例えば、溶存酸素測定用探針(Do探針)に関する一般問題は、例 えば、膜の汚れによって生ずる探針故障が、測定される物質の濃度の変化として 解釈されることである。
通常、この問題は、規則的な時間ベースで探針を較正することにより解決される 。しかし、この解決策は、問題がないわけではない。というのは、探針を周期的 に較正することにより、較正は遅刻又は早期に行われる。較正が早期に行われる 時、多(の作業時間を費やし、そして較正が遅刻に行われるならば、探針は、未 知の期間中、誤った値を生成した。
発明 上記の問題は、下記の発明により解決された。探針応答時定数が周期的に算出さ れ、このパラメータは、探針診断のために使用できることが判明した。
方法は、濃度の瞬時変化後の探針の応答が、−次モデルとしてモデル化されると いう事実に基づく。このモデルからの探針応答時定数は、探針診断のために使用 される。発明による方法において、測定される物質の濃度は、周期的に変化され 、そしてそのような変化後に毎回、探針応答時定数が算出される。探針応答時定 数が変化しない限り、問題はない。
しかし、探針応答時定数が変化するとすぐに、探針の故障が生じ、探針は清浄か つ較正されなければならない。記載された発明による方法を使用することにより 、新しい較正は、常に正しい時間に行われる。
方法を立証するために、出願者は、連続流通呼吸計(EP−B−257057) による研究を実施した。連続流通計は、スラッジが連続的にポンピングされる閉 呼吸室の入口と出口における溶存酸素(Do)濃度を測定する。[5panje rs H,and KlapwijkA、、(1990)、0n−1ine m eter for respiration rate and sbort− term biochemical oxygen demand in th e control of the activated sludge pr 。
cess、Advances in Water Po1luti。
n Control、Proceedings of the 5th IAW PRCWorkshop held in Yokohama and Kyo to、Japan、 26 July−3Augus t 1990] 、呼吸 率は、2つのDo測定値の差から算出される。
連続流通呼吸計において使用される電気化学酸素センサーは、電流計セルにおけ る酸素の電気化学的還元に基づく。電極は、半浸透膜によりバルク溶液から分離 された電解液に浸される。電極信号は、膜を通ったバルクからの溶存酸素(Do )の拡散によって決定される。探針と計器の組合せは「DO探針」と呼ばれる。
 SpanjersSKlapwijk(1987):”Measuremen t of the t。
xicity of KCN and some organic compo unds for the activated sludge using  the Wazu−respiration meter”;In:Kolac zkowski S、T、 and Cr1ttenden B、D、(eds 、) Management ofhazaradous and toxic  wastes 1nthe process 1ndustries;Els evier。
and 5panjers and Klapwijk(1990)。
1oc、cit、において記載された呼吸計は、その有用性と信頼性を立証した 。この計の特性は、入口と出口におけるDo濃度が、室の流れ方向を交互にする ことにより、室の一開口に固定された単一探針で測定されることである(第1図 )。
Do探針が、硝酸塩又は塩素探針の如く別の探針又はセンサーによって置き換え られる時、発明による方法はまた、この種類の探針又はセンサーに適用可能であ る。
この原理の見地は、例えば、定常状態Do読取りが、流れ方向を変化させた後の DO探針信号が、その最終値に達した時のみ利用できることである。このため、 DO濃度の最大測定頻度は、DO探針の応答時間によって制限される。今まで、 実際には、Doの測定は、信号がその最大値の約95%に達した時に行われる。
この95%応答(応答測定期間)に到達するために必要な時間は、経験に基づく 。入口及び出口濃度が実値から垂離する時、約10%のシステム誤差が、算出さ れた呼吸率において発生する。さらに、不潔な又は汚れた膜と、結果的に、遅い Do応答は、ずっと高い誤差寄与を生ずる。
以下に解明される如(、完全応答が達せられなかったとしても、探針応答曲線か ら定常状態DOa度を推定する方法が提案される。
さらに、−次探針応答時定数は、探針性能診断のために使用される各応答後に推 定される。発明による方法は、−次探針応答モデルへの最小自乗近似に基づく。
シミュレーションとパッチ実験が、方法の有効性を示すために使用される。
DO探針応答のモデル 上記の如く、Do探針信号が一次動的システムによってモデル化されることが仮 定される。付加的に、応答測定期間中の実Do濃度の変化は、直線勾配に沿って 変化することが仮定される。流れ方向の変化後のり。
探針の応答は、−次システムの組合せステップ及びランプ応答としてみなされる (第2図)。
発明により、探針信号、例えば、Do探針信号yは、−次動的システムによって モデル化される。
tedy/d t=−yic (1) 入力Cが、オフセットα。、勾配α、のランプ関数であると仮定される実Do濃 度である場合に、 C=α。+α、 t (2) (1)と(2)を組み合わせると、応答関数tcdy/d t=−y+α。+α 己 (3)を与える。
(3)の解析解は、次の形式で書かれる。
ここで、y (0) =時間1=0における探針信号の初期条件u=(α。+α +1)/1t Uの値を挿入すると、時間の関数としてDo応答を与える。
y (t) = [(y (0)−α0+α t、) e−1/It] + [ α0+α1τ]−[α+t−] (5) (5)の第1項は、探針応答時間によつて決定されたある時間の後、0に収束す ることが認識される。(5)の最後の項は、実り○濃度と過渡後の探針応答の間 の遅れを示すことが見られる。第3図は、パラメータの種々の現実値に対して( 5)を使用するシミュレーションの結果を示す。シミュレーションは、実Do濃 度が直線勾配に沿って変化する時、DO倍信号y)の極限値は、実Do濃度(C )からαILだけ常にずれることを示す。
DO濃度と探針応答時間の推定 方程式(3)における3つのパラメータt e%α。とα、はすべて、未知であ り、Do探針ステップ応答から推定されなければならない。D。
測定値は時間離散形式で獲得されるために、(3)の時間微分を有限差分で近似 することは当然である。ここで、出願者は、次の積分に対して台形法則を選んだ 。
tc(3’i++−ハ)/h=1/2 (−Yh++ Yh+α。十αlkh+ α。+α+ (k+h)h) (6) ここで、k=1.2.、、、に;には、一般に10又は15゜h=DOii11 度サンプリング間隔、一般に1又は2秒。
パラメータα、は、別個に推定される。ここで、出願者は、yi(m−1)とy h(m)と呼ばれる、2つの連続ステップ応答の最後のDO測定値を考察した。
Do濃度勾配は、 a、= (y、(m)−yh (m−1))/2Kh (7)から推定される。
今、推定される2つのパラメータtt&aoがある。方程式(1)が1ステツプ 応答における(第1を除<)K個の測定値のすべてに適用されるならば、次の方 程式が獲得される。
tc (yz yi)−hαo = 1 / 2 h (12’Y + + 3  hα、)t、Cys yz)−hα。=1/2h (Ya Yz+5hα1) t−(yh yb−+)hα。=1/2h(Yh yk−++(2に−1)α、 )これは、ベクトル形式で書かれる。
又はよりコンパクトな形式で書かれる。
φθ=y (10) 未知パラメータベクトルθは、最小自乗法(As t rt3m K、J。
and Wittenmark B、、(1984) Computer Co ntrolled Systems、Theory and Design、P rencetise−Hall、Inc、、NewYork)によって推定され る。θ=(φ7φ)−1φ”y (11)推定値θは、サンプリング間隔の終端 においてDo濃度を算出することを可能にする。
C(m)=a6+α+Kh (12) これは、α1の新推定値に対して使用される。
a+= (C(m) C(m 1))/2Kh (13)C(m−1)は、前応 答からの算出実Doである。それから、新ベクトルθが、観察結果yから算出さ れる。この手順は、プリセット誤差基準が満たされるまで反復される。
この方法は、2つのシミュレーションと実験を用いて試験された。方法の適用は 、探針膜が意図的に汚された別の実験において示された。
資料と方法 SIMNON [Elmqvist H,et al、、(1986)Simn on、User’ s guide for MS−DO3computers 、5SPA Systems、Sweden]により実行されたシミュレーショ ンにおいて、測定データが、−次モデル(5)とCとteの選定値を使用して発 生された。それから、提案された方法が、Cとt、を再算出するために使用され た。最初のCとtcからの結果の偏差は、(3)の時間微分が台形積分法によっ て近似されるという仮定から発する。
実験室の実験において、WTW溶存酸素計(センサーモデルEO90を有する修 正モデル0XY−219/R)を装備した呼吸計RA100O,Mano th e rmが、エアレータ−に連結され、全システムは、1.5リツトルの活性ス テップの含有量があった。スラッジは、活性スラソン硝化工場から挿木された。
5panjersとKlapwijk(1990上記引用文中)によって記載さ れた原理により作用する呼吸計は、交番DO倍信号サンプリングされるような方 式で動作された。温度とpHは、それぞれ、20°Cと7.5において一定に保 たれた。
実施例1において、−次モデルの仮定が試験された。このため、既知量のアンモ ニウムが、スラッジに添加され、そしてDO倍信号記録された。入口と出口にお けるDO濃度は、応答測定期間の終端における2〜4値から算出される(平均法 )か、又は発明の方法により算出される(推定法)。Do濃度から、呼吸率と1 質量単位の窒素の酸化のために硝化装置によって使用された酸素の質量(0/N 比)が、それぞれ、算出された。0/N比は、種々の状況に対して比較された。
実施例2において、を護増大から探針故障を検出する手順が試験された。探針汚 れは、玉軸受はグリースで探針膜の一部を覆うことにより模倣された。アンモニ ウムは、膜の汚染の前後にスラッジに添加された。
tcとO/N比における効果が研究された。
図面の説明 第1図は、1探針連続呼吸計の図式である。
第2図は、スラッジ流の方向を変化させた後のDo探針の組合せステップ及びラ ンプ応答である。−法線形システムが仮定される。
第3図は、スラッジ流方向を逆転させた後、すなわち、Cの時間線形変化によっ て従われたDo (c)におけるステップ変化後の方程式(5)を使用する測定 Do (y)のシミュレーションである。探針時間応答定数t、=0.10m1 n 第4図は、入口及び出口Do(実線)に比較した、呼吸計の動作中の測定Do濃 度(点線)の(5)を使用するシミュレーションである。h=2s、tc=0. 08m1nS t、=0.5m1n、a6=入口と出口に対してそれぞれ4gm −”と2g m −3、α1−人口と出口に対してそれぞれ鉤 4gm−3m1 n−’と0. 5 gm−”m i n−’。標準偏差雑音=0.008gm− 3゜ 第5図は、模擬DO探針値(第4図)に適用された推定法の結果である。算出値 (点線)が原模擬値(実線)と比較される。
a、探針応答時定数(1,) b、実Do濃度(c) 第6図は、バッチ実験のシミュレーションである。1.5す・ノトルスラッジへ 0.010gのアンモニウム窒素を添加。モノ一定数:に=1゜5gアンモニウ ム窒素/ m !、最大呼吸率=65gm−3h−’、探針応答時定数(t、) :0.1m1n;標準偏差雑音: 0.01go2m−3;応答測定期間(t、 )・−30s 第7図は、模擬Do探針値(第6図)に適用されたCとt、に対する推定法の結 果である。推定値(点線)が原模擬値(実線)と比較される。
a、探針応答時定数(1t) b、実DO濃度(c) 第8図は、バッチ実験におけるDo探針信号である。活性スラ・ソジヘの5mg Nアンモニウムの添加。
a、全実験 す、実験の最初の15分 第9図は、Do探針測定から算出されたt9である。
a、不感時間の補正なし b 不感時間の補正あり 第10図は、第8図におけるDo探針信号から算出された呼吸率である。平均法 と発明による推定法の比較。
第11図は、探針膜の汚染の効果である。
a、探針応答時定数(t、) b 呼吸率。平均法と発明による推定法の比較。
C:推定Doと比較した、汚染前後(それぞれ左と右)のDO探針信号(点線) の一部 第12図は、探針膜の汚染前後の1.5リツトルの活性スラッジへの0.005 gN(アンモニウム)の添加。
a:Do濃度から算出された呼吸率。平均法と発明による方法の比較。
b二探針応答時定数(t3) 発明は、実施例1と2により例示される。
実施例1 方法の検証 試験1 実Do濃度の線形変化(シミュレーション)α3、hとtcの所与の定 数値とα。の初期値に対して、方程式(5)が、短期間の呼吸測定中、測定DO の推移を模擬するために使用された(第4図)。このシミュレーションにおいて 、呼吸率は直線的に減少していることが仮定された。通常、分散雑音が、Doの 算出値に付加された。
模擬されたDo値は、方程式(7)〜(13)を使用して、t、とCを推定する ために使用された。第5図は結果を示す。
最適推定手順の場合に、生ずるtcとCは、原始点であった。図は、1、(平均 値0.079士領 002m1n)とCが良好に推定されることを示す。
試験2 実Do濃度の非線形変化(シミュレーション)連続流通呼吸計によるバ ッチ実験が、応答測定期間内で、実Do濃度の変化が線形関係によって正確に表 現されるという仮定を試験するために模擬された。この実験において、多量のア ンモニウムが、呼吸計に連結したエアレータに添加された。シミュレーションモ デルは、モノ−動力学と、Doにおける動的物質収支のセ・ソトとエアレータと 呼吸室のための基板とを含んだ。パラメータは、5panjersとKlapw ijk (1990上記引用文中)の実験結果におけるシミュレーションモデル の当てほめから選定された。この試験において、試験1とは異なり、模擬Doの 変化は、もはや直線ではない。そうだとしても、tc、:cの算出においては、 応答測定間隔内で線形であることが仮定される。
第6図は、Do探針の模擬応答とともに呼吸室の入口と出口における模擬DO濃 度を示す。
模擬Do探針測定値は、方程式(9)〜(13)により、t c (!: cを 推定するために使用された。第7図は結果を示す。
試験1において、t2とCは良好に推定される(第7図)ために、teは応答の 大きさに依存しない。推定Doは、原模擬Doに非常に接近する。
試験1と2の結果から、提案方法は、−次応答時定数と実Do濃度の推定を許容 することが結論される。
試験3−次モデルの実験検証 一部モデルの仮定を試験するために、試験2において記載され模擬された実験が 、実験室において実施された。3つの実験ランにおいて、応答測定期間(15秒 を2回、20秒を1回)は短過ぎ、定常状態応答に達することができなかった。
このため、この実験は、呼吸室の入口と出口における実DOfi度を推定するた めに、方法の能力を示すためにうまく適した。第8図はDO探針信号を示す。
第9a図は、上方及び下方応答に対する推定tcを示す。上方応答からのt、は 下方応答からのtはりも速い。明らかに、適用モデルは、上方又は下方応答、又 は両方に対して完全に妥当であるわけではない。呼吸計の幾何形状に関する応答 曲線(第8b図)の形状の鋭意検討の後(一つの流れ方向において不感空間があ った)、不感時間(t6)がモデル(3)において組み込まれなければならない ことが結論された。
t、dy/dt=−y+α。+α+(y t、) (14)t4は、流れ方向に よる。ここで報告された実験において、値は、試行錯誤により、入口Do濃度と 出口DO濃度の測定に対して、それぞれ2秒と1秒であることが見いだされた。
第9b図は、不感時間が説明される時、両応答が、はとんど同様のt、を生成し 変動を示さないことを示す。試験2における如く、tcは、応答振幅に独立であ る。
呼吸室の入口と出口におけるDO濃度は、各応答の終端において3つの測定値を 平均化する(平均法)ことにより、及び発明による方法により算出された。次に 、呼吸率が、5panjersとKlapwijk(1990上記引用文中)に よって記載された如く算出された。結果は第10図に示される。
発明による方法は、特に、入口及び出口Do濃度の間の差が大きい時の高率にお いて、高呼吸率値を生じる。呼吸率の絶対値の正当性を検証することは困難であ る。このため、呼吸率から、短期BOD (BODs、)として規定された内因 性酸素消費に付加的に使用された酸素の総量が、両結果に対して評価された。B OT、、は、呼吸曲線の下の面積から算出された。この値を窒素の添加量によっ て割算した値は、1質量単位C窒素の酸化に対して硝化装置によって使用された 酸素の質量(0/N比)を表現する。表1は、種々の応答測定期間で繰り返され た同一実験に対する結果を要約する。
表に種々の応答測定期間(t、)に対する平均法(応答測定期間の終端における 3つの測定値の平均)と発明による方法の比較。理論値O/N:4.57、期待 値、4.4 0/N 1 15 3.91 4.26 本調査1 15 3.74 4.01 本調査 220 4.29 4.39 本調査 230 4.02 4.04 本調査 230 4.33 4.38 本調査 −304,365panjersとKlapwijk、 1990上記引用文中 −4,33SharmaとAhlert、1977**Sharma B、an d Ahlert R,C,(1977)、N1trification an d nitrogenremova 1.Wa t、Res、11、pp、89 7−925表1から、2つの結論が引き出される。
まず、短い応答測定期間に対して、平均法は、O/N比の低値を生じるが、発明 による推定法は、大応答測定期間に比較して等しL4を生ずる。これは、推定法 が実DOa度のより良い推定を生ずることを意味する。2つの実験は、文献にお ける値と比較して、推定法から低LXOZN値を生ずる。
第2に、30秒の応答測定期間における2つの方法の間の無視できる差は、探針 応答における変化する実Do濃度の効果が限界であることを示す。というのは、 O/N比の決定において、2つの異なる機会のみにおいてDoの鋭い変化がある からである。小さな差に対する別の理由は、内因性並びに最大呼吸率におけるシ フトが、曲線の下の面積から算出された酸素の総量における衝撃を縮小すること である。それにも拘わらず、動力学実験において、呼吸率とこうしてDo濃度に おける過渡現象が重要になる時[Ossenbruggen P、 et、 a l、。
(1991) Designing experiments formode l 1dentification of the n1trificatio n process;Watermatex 1991]、変化する実DOの効 果が、探針応答において強力になる。
試験3から、不完全な応答に対して、発明による方法は、実DO濃度のより良い 推定と、結果的に、算出呼吸率に対するより良い結果を生ずることが結論される 。呼吸計の実際の幾何形状のために、不感時間に対する応答モデルにおける補正 が必要とされる。
実施例2 探針時定数を使用する探針汚れの検出 バッチ実験が、推定t、から探針故障を検出するために試行された。
このため、探針膜が、薄層のグリースで膜の一部を覆う(表面の約10〜25% )ことにより、意図的に汚染された。
まず、エアレータにおけるスラッジとほぼ同量のグリースの接触は、DOfQ度 又は呼吸率のいずれにも衝撃を及ぼさないことが確定された。
これは、物質が短期間で生体分解性又は有毒ではなく、膜表面に塗布された時、 呼吸率における変化を呼び起こさないことを意味する。
2つの実験が実施された。第1実験において、多量のグリースが、膜に2度塗布 されたが、呼吸計は、内因性呼吸率を測定していた。第11a図において、推定 tcが示され、そしてグリースの塗布が示される。
図は、多量のグリースがtoの増大を生じ、探針が低速になることを示す。結果 的に、応答測定期間の終端値から算出されたDo濃度(平均法)は、誤差を含み 、算出された呼吸率である(第11b図)。発明による方法からのDoと算出さ れた呼吸率が、探針の劣化によりわずかな程度にしか影響されない。第1処置の 後、呼吸率は、20から15 gm−3h−1に減少する。第2処置の後、雑音 は増大したが、呼吸率はこのレベルにとどまる。この減少は、一部は、別の付随 条件によって生じる。例えば、実内因性呼吸率は、膜が汚染される時間中減少し ている。これは、膜が新しいものと置き換えられた実験の最後におけるチェック によって支持され、そして呼吸率は18mgヒ1h−1であることが判明した。
第11c図は、個別応答曲線における汚染の効果を示す。この図において、発明 による推定Doがまた示される。
第2実験において、アンモニウムが、呼吸の内因性フェーズにおいて活性スラッ ジに2回添加された。第1添加は、前節(第10図と表1)においてずでに報告 されている。第2添加は、膜の汚染後に行われた。
第12a図は、Do濃度から算出された呼吸率を示し、この場合、t。
は、第12b図においてプロットされる。O/N比は、呼吸率から算出された( 表2)。
表2:算出されたO/N値における探針膜の汚染の効果。平均法(応答測定期間 の終端における3つの測定値の平均化)と発明による方法の比較。h=1秒、t 、=15秒、理論的0/N比 4570/N 平均法 発明による方法 汚染前 3. 91 4. 26 汚染後 3. 04 4. 28 表2から、発明による方法から評価されたO/N比は、探針劣化によって影響さ れないが、平均法からのO/N比(短応答測定期間のためにすでに低い、表1参 照)は減少されることが結論される。
まとめ 上記の如く、出願者の調査の目的は、探針を較正する必要性を検出し、DO探針 の如く電気信号を送り出す探針により物質の測定を改良する方法を開発すること であった。調査において、呼吸計は、呼吸室の入口と出口において一つの同−D o探針で使用された。呼吸計の原理において固有なことは、Do探針がDO濃度 におけるステップ変化を繰り返して受けることである。この事実は、実Do濃度 と一次探針応答時定数の推定を設ける各測定応答に対して一次応答モデルを当て はめることにより、Do測測定改良のために使用される。応答測定中の実Do濃 度の変化は、モデルにおいて説明される。
シミュレーションは、方法がCとt8の算出を許容することを示す。
探針信号が一次動的システムによってモデル化される条件において、Cとtcの 正しい推定が実験データから獲得される。応答形式は、生に、Do計の製造によ って決定される。しかし、応答はまた、部分的に、探針を取り付けた呼吸計の条 件によって決定される。実験は、この場合、不感時間が説明されるならば、−次 応答の仮定が合理的であることを示す。この不感時間は、呼吸計によって固定さ れ、そして不感空間を測定ずろことにより正確に決定される。実験はまた、一応 答測定期間内の実DOIIi度の変化が、線形関係によって近似されることを仮 定することが合理的であることを示す。これは、第8a図の拡大部分を見ること により明確に示される。
DOa度Cは、信号がその定常状態にまだ達していない場合に、探針応答の一部 のみから推定される。呼吸測定における利点は、入口と出口におけるDoの測定 頻度と呼吸率の測定頻度が、増大されることである。
t3は、探針が非常に低速になり、Cの推定が非信頼的になりやすくなる時、厳 しい劣化(第11a図)の場合にさえ探針の誤動作を示す。
しとCの推定に対して、発明による方法がまた、活性スラッジ反応器におけるD o濃度の測定において、測定技術と組み合わせて使用される。呼吸計が反応器に 接近して設置される条件において、呼吸計の流入におけるDo濃度は、サンプリ ング点における反応器の濃度に等しい[Kim C,W、 et al、、(1 991)、Continu。
us determination of oxygen transfer  coefficient with an on−1inerespirati on meter、 Proceedings:3rd IAWPRCregi onal conference ondevelopment and wa ter pollutioncontrol、November 20−24. Shanghai]。
DOa度の測定と呼吸率の随意的な測定のほかに、この技術は、推定t3を通し て、探針条件の連続診断を提供する。
上記で報告された実施例から明らかになる如く、発明による方法は、探針が、呼 吸測定において、DOa度の反復ステップ変化を受ける時、探針応答信号からの 実Do濃度の信頼性ある推定を提供する。結果として、算出呼吸率の信頼性が改 良される。
探針信号から評価された一次探針応答時数teは、探針膜の汚れを検出するため の有益な指標である。
時間 0 0.5 10 0.5 1 時間(分) 時間(分) 時間(分) 時間(分) 時間(分) (、、+ 5u−+) 西■○q 時間(分) 時間(分) 時間(分) 時間(分) 時間(分) 時間(分) 国際調査報告 1Mmmm−mApm1cmmN□PCT/ML 92100047国際調査報 告 PCT/IL 92100047 S^ 57B74

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.測定される物質の濃度の変化により電気信号を送り出す探針を較正するため の必要性を検出するための方法において、(a)測定される物質の濃度のステッ プ変化に探針をさらすことと、(b)次の主方程式 ▲数式、化学式、表等があります▼(15)ここで、 t=時間(時間) tc=探針応答時定数(時間) y=物質探針信号(質量/容積) a0=応答開始での物質濃度(質量/容積)a1=物質濃度の変化率(質量/容 積/時間)を用いて得た測定曲線の探針応答時定数tcの値を算出することと、 (c)少なくとも2つの異なる測定値の算出されたtc=値を相互に比較し、算 出tc値がマッチしない場合に、探針を較正することとを特徴とする方法。
  2. 2.溶存酸素(DO)探針が適用されることを特徴とする請求の範囲1に記載の 方法。
  3. 3.DO濃度のステップ変化が、異なるDO濃度を有する少なくとも2つの流れ を交互にDO探針に設けることにより実施されることを特徴とする請求の範囲2 に記載の方法。
  4. 4.DO濃度のステップ変化が、単一探針を設けた閉室における唯一の開口を通 って流れる、反応性DO含有媒体の流れ方向を交互に逆転させることにより実施 されることを特徴とする請求の範囲2に記載の方法。
  5. 5.DO含有媒体が活性スラッジであることを特徴とする請求の範囲4に記載の 方法。
  6. 6.測定される物質の濃度の変化により電気信号を送り出す探針の実値を算出す るための方法において、 (a)測定される物質の濃度のステップ変化に探針をさらすことと、(b)次の 主方程式 ▲数式、化学式、表等があります▼(16)ここで、 t=時間(時間) tc=探針応答時定数(時間) y=物質探針信号(質量/容積) a0=応答開始での物質濃度(質量/容積)a1=物質濃度の変化率(質量/容 積/時間)を用いて得た測定曲線の探針c(=a0+a1t)の実値を算出する こととを特徴する方法。
JP4507003A 1992-03-11 1992-03-11 探針を較正するための方法 Pending JPH07504031A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/NL1992/000047 WO1993018394A1 (en) 1992-03-11 1992-03-11 Method for calibrating probes

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07504031A true JPH07504031A (ja) 1995-04-27

Family

ID=19860285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4507003A Pending JPH07504031A (ja) 1992-03-11 1992-03-11 探針を較正するための方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5514968A (ja)
EP (1) EP0630470A1 (ja)
JP (1) JPH07504031A (ja)
AU (1) AU671798B2 (ja)
CA (1) CA2131318A1 (ja)
NO (1) NO943324L (ja)
TW (1) TW203119B (ja)
WO (1) WO1993018394A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960706113A (ko) * 1993-11-19 1996-11-08 스테펀 에스. 그레이스 트랜스미터 정지/고장 검출(transmitter freeze/fault detection)
DE19755477A1 (de) * 1997-12-13 1999-06-17 Mann & Hummel Filter Einrichtung zur Überwachung einer Bearbeitungsflüssigkeit
US7134323B1 (en) 1998-04-02 2006-11-14 Rockwell Automation Technologies, Inc. System and method for dynamic lubrication adjustment for a lubrication analysis system
US6023961A (en) 1998-04-02 2000-02-15 Reliance Electric Industrial Company Micro-viscosity sensor and lubrication analysis system employing the same
US6546785B1 (en) * 1998-04-02 2003-04-15 Rockwell Automation Technologies, Inc. System and method for dynamic lubrication adjustment for a lubrication analysis system
US6360582B1 (en) * 2000-01-18 2002-03-26 Texas Instruments Incorporated Method for calibration of chemical sensor in measuring changes in chemical concentration
US6957562B2 (en) * 2003-07-22 2005-10-25 General Motors Corporation Passive oxygen sensor diagnostic
CN113845170B (zh) * 2021-09-27 2022-07-12 中国科学院生态环境研究中心 一种实际水体紫外高级氧化工艺中有机污染物降解速率的预测方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4223549A (en) * 1979-02-16 1980-09-23 Noranda Mines Limited Oxygen monitoring circuit with built in testing means
FR2498761A1 (fr) * 1981-01-23 1982-07-30 Inst Cercetari Chim Procede d'identification, de comparaison et d'estimation de la compatibilite ou de la stabilite, de l'ouvrabilite ou de l'exploitation des systemes composites
US4457808A (en) * 1983-05-16 1984-07-03 General Signal Corporation Method and means for recalibrating electrochemical cells in situ
US4921582A (en) * 1987-09-04 1990-05-01 Wang Henry Y Dissolved oxygen measuring method
US4900422A (en) * 1988-07-05 1990-02-13 Bryan Avron I System for monitoring and reporting the operability and calibration status of a dissolved oxygen sensor
DE4014109A1 (de) * 1990-05-02 1991-11-07 Siemens Ag Elekrochemische bestimmung der sauerstoffkonzentration

Also Published As

Publication number Publication date
CA2131318A1 (en) 1993-09-16
AU1451492A (en) 1993-10-05
EP0630470A1 (en) 1994-12-28
NO943324D0 (no) 1994-09-08
WO1993018394A1 (en) 1993-09-16
TW203119B (en) 1993-04-01
AU671798B2 (en) 1996-09-12
US5514968A (en) 1996-05-07
NO943324L (no) 1994-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Caniani et al. CO2 and N2O from water resource recovery facilities: Evaluation of emissions from biological treatment, settling, disinfection, and receiving water body
US7654151B2 (en) Method and apparatus for measuring multi-streams and multi-phase flow
McCutchan Jr et al. Uncertainty in the estimation of stream metabolism from open-channel oxygen concentrations
Bertrand-Krajewski et al. Accounting for sensor calibration, data validation, measurement and sampling uncertainties in monitoring urban drainage systems
Wenzel et al. Online drift compensation for chemical sensors using estimation theory
IE68043B1 (en) Ultrasonic gas measuring device
Kracht et al. Quantification of infiltration into sewers based on time series of pollutant loads
Bernier Unsteady two-phase flow instrumentation and measurement
JPH07504031A (ja) 探針を較正するための方法
Sebacher et al. A system for measuring methane fluxes from inland and coastal wetland environments
Heal et al. Systematic biases in measurement of urban nitrogen dioxide using passive diffusion samplers
Wang et al. Mass flow measurement of two-phase carbon dioxide using coriolis flowmeters
Parkhill et al. Indirect measurement of oxygen solubility
R. Wyatt et al. Coulometric method for the quantification of low-level concentrations of hydrazine and monomethylhydrazine
Erlandsen et al. Modelling the community oxygen production in lowland streams dominated by submerged macrophytes
WO2021167921A1 (en) Coriolis meter apparatus and methods for the characterization of multiphase fluids
Berrebi Self-diagnosis techniques and their applications to error reduction for ultrasonic flow measurement
Kim et al. Validation of on-line respiration meter and its applications by computer simulation
Luetzelschwab et al. Adsorption of 222Rn by open-faced and diffusion-barrier canisters at different conditions of temperature and humidity
Murphy et al. On obtaining high-precision measurements of oceanic pCO2 using infrared analyzers
Symanski et al. Conductometric sensor for atmospheric carbon dioxide determination
Poeschel Internal and external comparison measurements for ensuring accuracy and traceability in flowmeter calibration
Jayanty et al. Evaluation of parts-per-billion organic cylinder gases for use as audits during hazardous waste trial burn tests
RU2117275C1 (ru) Анализатор паров и газов
Margeson et al. Evaluation of a continuous colorimetric method for measurement of nitrogen dioxide in ambient air