JPH07503726A - 湿式かみそり用ひげそり補助剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 湿式かみそり用ひげそり補助剤 本発明は、湿式かみそりと共に使用するひげそり補助剤に関し、特にシェルフ部 材の寿命が増大し、かみそりヘッドにさらによく接着するひげそり補助剤に関す る。

かみそり産業において種々のタイプのひげそり補助剤が知られている。ひげそり 補助剤で一般的なタイプの１つは、少なくとも１つの非水溶性のポリマー基板と 、ひげそり中に水に接触したときに、非水溶性基板からしみ出す水溶性材料とを 有する。このようなひげそり補助剤は、例えば、スナップイン結合によって、ま たはかみそりヘッドにアンカーを含む溝にひげそり補助剤を成形することによっ て、かみそりヘッドに機械的に取り付けられる。補助剤は、熱可塑性材料が硬化 するとき、これらの溝に固定され、それによってかみそりヘッドに固定される。

本発明は、かみそりヘッドに化学的にうまく結合し、これによってそれを機械的 に結合する必要性がなくなるかみそり補助剤に関する。

ひげそり補助剤を商業的に受け入れることができるようにするために、２つの特 徴的な特性が非常に重要であることが分かった。まず、ひげそり補助剤は、かみ そりヘッドによく接着しなければならない。第２に、ひげそり補助剤は、製造時 点と最終的な使用の時点との間に存在する極限の環境に耐えることができなけれ ばならない。例えば、このような苛酷な状態は、９０°Ｆ以上の温度及び６０％ 以上の相対湿度を含む。

特に、ひげそり補助剤をポリプロピレンで形成されたかみそりヘッドに接着する とき、これらの基準に合わせることができるひげそり補助剤を提供することが望 ましい。最近ポリプロピレンは、可撓性のかみそりヘッドの進歩と共にかみそり ヘッドの製造に使用されるようになってきた。ポリプロピレンは、比較的に廉価 であり、良好な耐性を有し、特に弾性を有するように製造されたポリプロピレン が、可撓性のかみそりヘッドに使用する場合に適している。

従って、可撓性のポリプロピレンかみそりヘッドに対して優れた接着性を有し、 ひげそりの前に存在する不良環境状態に耐える性能を有するひげそり補助剤を提 供することが望ましい。ここで使用される用語の「かみそりヘッド」は、使い捨 てｏＴ能なかみそりの作動部分と、それとは別の、かみそりに取り付けられるよ うになっている使い捨てカートリッジとの双方を含むことを意味する。ここに使 用する、用語の「ひげそり補助剤」は、水に溶けない微小多孔性基板構造と組み 合わされた活性成分か、または活性成分それ自身を意味する。

発明の要約 本発明の１つの実施例は、少なくとも２つの異なるポリマーを有する非水溶性ポ リマー材料と、ポリエチレンオキシドのような水溶性ポリマー材料とを有する湿 式かみそりと共に使用するひげそり補助剤を有する。本発明の他の実施例は、直 接接着されたひげそり補助剤を有する可撓性ポリプロピレンかみそりヘッドのよ うなかみそりヘッドを有する。ひげそり補助剤は、水溶性のポリマー材料と、ポ リスチレン及びポリプロピレンを有する非水溶性ポリマー基板とを有する。顔料 及びスキントリートメント成分のような他の添加物をひげそり補助剤に添加して もよい。

詳細な説明 本発明は、かみそりヘッド、特に、はぼポリプロピレンから形成されたかみそり ヘッドに接着されたとき、極限的な環境においてさえも、改良された接着特性並 びにシェルフ部の安定性を示すひげそり補助剤を提供する。本発明の１つのかみ そりヘッドを有するポリエチレンオキシドのような少なくとも１つの水溶性ポリ マー成分と、ポリスチレン及びポリプロピレンを有する非水溶性マトリックスと を有する。

本発明の１つの実施例は、約１５％乃至４０％の非水溶性ポリマー基板材料を有 し、その内約３０％乃至７０％は、ポリスチレンであり、約３０％乃至７０％は 、ポリプロピレンである。本発明の好ましい実施例は、約１８％乃至２５％の非 水溶性のポリマーを有し、さらに好ましくは、ポリマーは、約２０％乃至２５％ であり、その内約４０乃至約６５％の量のポリスチレンを有し、さらに好ましく は、ポリスチレンは、約５０％乃至６０％であり、ポリプロピレンは約３５％乃 至６０％さらに好ましくはポリプロピレンは、約４０％乃至５０％である。

ひげそり補助剤の他の材料は、大部分のポリエチレンオキシドから成ることが好 ましい、。

しかしながら、本発明のポリスチレンは、中間の衝撃ポリスチレンが好ましく、 通常の目的のポリスチレンのような他の形状のポリスチレンも使用することがで きる。本発明のポリスチレンは、アクリルニトリルブタジェンスチレン（ＡＢＳ ）によって全体または部分を置換することができる。

当業者は、ポリエチレンオキシド活性成分が、高分子重量のポリエチレンオキシ ドと低分子重量のポリエチレンオキシドとの混合体を有することを理解できよう 。例えば、約５００万の分子重量を有するＰＯＬＹＯＸＣＯＡＧＵＬＡＮＴポリ エチレンオキシドと、約３００，０００の分子重量を有すルＰＯＬＹＯＸ　ＷＳ Ｒ−Ｎ−７５０ホ’Ｊ　ｘｆ　Ｌ／　ジオキシドとの混合体が適当であることが 分かった。

ひげそり補助剤に組み入れられる他の適当な置換可能な成分は、（Ａ）かみそり と皮膚の間の摩擦を低減するための潤滑油、例えばマイクロエンカプセル・シリ コンオイル。

（Ｂ）かみそり部分とひげそり面との間の抵抗を低減する添加材、例えばグアー ゴムのような植物材料から引き出された天然の多糖類。

（Ｃ）かみそり刃を容易にひげに通すことができるように、毛の化学的な構造を 変化させる材料、例えば、脱毛剤。

（Ｄ）ひげそり中にかみそり部分からひげと皮ＩＭのくずを容易に洗浄すること ができる洗浄剤、例えば、シリコンオキシドブロックコポリマー及びソジウムロ ーレルスル７エートのような洗浄剤。

（Ｅ）微生物または皮膚の損傷及び擦りむげを直すための医薬剤。

（Ｆ）皮膚を柔らか（し、円滑にし、調整し、または改善する化粧剤。

（に）切り傷または切断部から生じる出血を抑制する凝結剤。

（Ｈ）血管を収縮させ、ひげそり中に刺激された皮膚から放出されるリンパ液の ような体液の流れを止めるアストリンゼン。

ひげそり補助剤の形状、かみそりカートリッジに取り付ける場所、取り付は方法 及び／または組み立てる他の手段及び方法は、特定の設計の要求に適合するため に非常に広範に変化する。

本発明のひげそり補助剤は、極端な大気の状態にさらされるとき、許容できる外 観と、ポリプロピレン製可撓性かみそりヘッドへの強力な接着性を維持する。

実施例 本発明の他の利点を説明するために、所定数のひげそり補助剤が準備され、７２ 時間にわたって、１０８°Ｆで９５％の相対湿度（ＲＨ）に露出される。表１は 、例１乃至６で準備され使用される材料の百分率を提供する。

嚢」− 例　ポリプロピレン成分　ポリエチレン成分　全体のポリエチレンオキシド１　 ０％　２０％　８０％ 実施例１のひげそり補助剤は、可撓性ポリプロピレンかみそりヘッドへの適当な 接着性を欠いている。他方、実施例８は、接着性はよいが、上述した温度及び湿 度にさらされたとき、非常にざらざらして引っかかりゃすい。実施例２乃至７は 、上述した極端な温度及び湿度にさらされたときにおいても、ポリプロピレン製 のかみそりヘッドへの接着性及び良好な外観の双方を提供する本発明の種々の゛ 実施例が示されている。

１−分なそり心地を得るために、活性成分の百分率は、少なくとも約５０％の水 準で維持されるのが有利であるが、少なくとも７５％が最も好ましい。活性成分 は、Ｊ−述したようにポリエチレンオキシドが好ましいが、他の活性成分も組み 込むことができる。

ト、述した例に使用されるポリスチレン成分は、中間の衝撃ポリスチレンであり 、白色顔料として１０％のチタニウムジオキシド（ＴｉＯＪを有する。またポリ プロピレン成分は、１０％のＴｉＱ□を有する。当業者は、少量の処理補助剤及 び安定剤を付加することができる。

特定の理論によって制限するつもりはないが、高温及び相対湿度は、湿気の吸収 中にポリスチレンオキシドを膨張させる。膨張したポリエチレンオキシドは、ポ リエチレンオキシドが湿気がないとき収縮する場合であっても、ポリプロピレン は、その最初の大きさまで戻らないように、弾性制限を越えて膨張させる。

本発明の好ましい実施例は、例えば、少なくとも７５％、または好ましくは、少 な（とも９０％のポリプロピレンを有するポリプロピレンから製造された可撓性 かみそりヘッドを有し、このかみそりヘッドは、それに接着され、上述したひげ そり補助剤を有する。

本発明の他の実施例は、１）成形空洞で少な（とも１つの刃をしっかり位置決め する段階と、２）少なくとも１つのポリマー、好ましくは、ポリプロピレンを成 形空洞に噴出することによって可撓性かみそりヘッドを成形する段階と、３）可 撓性かみそりヘッドにひげそり補助剤を受ける前記成形空洞を変形する段階及び ４）ポリマーブレンドを変形された成形型の空洞に噴射する段階とを有し、前記 ポリマーブレンドは、ポリプロピレンと、ＡＢＳ及びポリスチレンからなるグル ープの少なくとも１つのポリマーと、好ましくは、ポリエチレンオキシドを有す る少なくとも１つの非水溶性活性成分とを有する、可撓性かみそりヘッドを挿入 成形する方法を有する。

国際調査報告 ＰＣＴＡＪＳ　９２／１０９１９ フロントページの続き （５１）　Ｉｎｔ、　Ｃ１，’　識別記号　庁内整理番号Ｃ０８Ｌ　２５１００ 　ＬＤＳ　９１６６−４ＪＩ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．湿式かみそりと共に使用するひげそり補助剤は、約１５％乃至４０％の非水 溶性ポリマーのブレンドを有し、前記非水溶性ポリマーは、約３０％乃至７０％ のポリスチレン成分と、約３０％乃至約７０％のポリプロピレン成分と、少なく とも５０％の水溶性活性成分とを有する湿式かみそりと共に使用するひげそり補 助剤。 ２．前記非水溶性ポリマーは、約４０％乃至６５％のポリスチレン成分と、約３ ５％乃至６０％のポリプロピレン成分とを有する、約１８％乃至３５％の前記非 水溶性ポリマーを有する請求項１に記載のひげそり補助剤。 ３．前記非水溶性ポリマーは、約５０％乃至６０％のポリスチレン成分と、約４ ０％乃至５０％のポリプロピレン成分とを有する、約２０％乃至２５％の前記非 水溶性ポリマーを有する請求項１に記載のひげそり補助剤。 ４．前記活性成分は、ポリエチレンオキシドを有する前記活性成分請求項１に記 載のひげそり補助剤。 ５．前記活性成分は、少なくとも９０％のポリエチレンオキシドを有する請求項 １に記載のひげそり補助剤。 ６．約１０％のポリプリピレン成分と、約１０％のポリスチレン成分と、 約５００万の平均の分子量を有する高分子重量ポリエチレンオキシド及び約３０ ０．０００の平均分子重量を有する低分子重量のポリエチレンオキシドを有する 少なくとも７５％のブレンドとを有する請求項１に記載のひげそり補助剤。 ７．ほぼ等しい量の前記高分子重量のポリエチレンオキシド及び前記低分子重量 ポリエチレンオキシドを有する請求項６に記載のひげそり補助剤。 ８．約１０％のポリプリピレン成分と、約１０％のポリスチレン成分と、 約５００万の平均の分子量を有する約２０％の高分子重量ポリエチレンオキシド と、 約３００，０００の平均分子重量を有する約６０％の低分子重量のポリエチレン オキシドとを有する請求項１に記載のひげそり補助剤。 ９．前記ポリスチレン成分は、媒体衝撃ポリスチレン及び約１０％のチタニウム ジオキシド顔料を含み、前記ポリプロピレン成分は、約１０％のチタニウムジオ キシド顔料を有する請求項６に記載のひげそり補助剤。 １０．約０．０５乃至１％のアロエベラ（ａｌｏｅｖｅｒａ）を有する請求項１ に記載のひげそり補助剤。 １１．少なくとも１つの顔料を有する請求項１に記載のひげそり補助剤。 １２．約１５％乃至４０％の非水溶性ポリマーのブレンドを有し、前記非水溶性 ポリマーは、約３０％乃至７０％のＡＢＳ成分及び約３０乃至７０％のポリプロ ピレン成分と、少なくとも１つの５０％の水溶性活性成分とを有する湿式かみそ りと共に使用するひげそり補助剤。 １３．約１８乃至３５％の前記非水溶性ポリマーを有し、前記非水溶性ポリマー は、約４０％乃至６５％のＡＢＳ成分及び約３５％乃至６５％のポリプロピレン 成分を有する請求項１２に記載のひげそり補助剤。 １４．約２０乃至２５％の前記非水溶性ポリマーを有し、前記非水溶性ポリマー は約４０％乃至６０％のＡＢＳ成分及び約４０％乃至５０％のポリプロピレン成 分を有する請求項１２に記載のひげそり補助剤。 １５．前記活性成分は、ポリエチレンオキシドを有する請求項４に記載のひげそ り補助剤。 １６．前記活性成分は、少なくとも９０％のポリエチレンオキシドを有する請求 項５に記載のひげそり補助剤。 １７．実質的にポリプロピレンから形成された可撓性刃支持体と、前記可撓性か みそりに取り付けられたひげそり補助剤とを有し、前記ひげそり補助剤は、約１ ５％乃至４０％の非水溶性ポリマーのブレンドを有し、前記非水溶性ポリマーは 、約３０乃至７０％のポロスチレン成分と約３０乃至７０％のポリプロピレン成 分と、 少なくとも５０％の水溶性活性成分とを有する可撓性かみそりヘッド。 １８．前記ひげそり補助剤は、約１８％乃至３５％の前記非水溶性ポリプロピレ ンを有し、前記非水溶性ポリマーは、約４０％乃至６５％のポリスチレン成分と 、約３５％乃至６０％のポリプロピレン成分を有する請求項１７に記載の可撓性 かみそりヘッド。 １９．前記ひげそり補助剤は、約１８％乃至３５％の前記非水溶性ポリプロピレ ンを有し、前記非水溶性ポリマーは、約４０％乃至６５％のポリスチレン成分と 、約３５％乃至６０％のポリプロピレン成分を有する請求項１８に記載の可撓性 かみそりヘッド。 ２０．前記活性成分は、ポリエチレンオキシドを有する請求項１７に記載のひげ そり補助剤。 ２１．前記活性成分は、少なくとも９０％のポリエチレンオキシドを有する請求 項１７に記載のひげそり補助剤。 ２２．前記刃支持体は、少なくとも７５％のポリプロピレンを有する請求項１７ に記載の可撓性かみそりヘッド。 ２３．前記刃支持体は、少なくとも９０％のポリプロピレンを有する請求項１７ に記載の可撓性かみそりヘッド。 ２４．成形空洞に少なくとも１つの刃をしっかりと位置決めする段階と、少なく とも１つの第１のポリマーを前記成形型に噴射することによって可撓性かみそり ヘッドを成形する段階と、 前記かみそりヘッドにひげそり補助剤を受ける前記成形空洞を変形する段階と、 前記変形された成形空洞にポリマーのブレンドを連続的に噴射する段階とを有し 、 前記ポリマーのブレンドは、 ポリプロピレン成分と、ＡＢＳ成分及びポリスチレン成分から成るグループの少 なくとも１つのポリマーと、 少なくとも１つの水溶性活性成分とを有する可撓性かみそりヘッドを挿入成形す る方法。 ２５．前記第１のポリマーはポリプロピレンを有する請求項２４に記載の方法。 ２６．前記水溶性活性成分は、ポリエチレンオキシドを有する請求項２５に記載 の方法。